JP4973413B2 - 走行支援装置および走行支援方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施形態にかかる走行支援装置が適用された車両を模式的に示す説明図である。
TTCS<TTCSB<TTCB(不等号は回避限界時間TTCとの差が大きいことを示す(以下同様))
1:CA1={1/(TTC−TTCB)}×k1
2:CA2={1/(TTC−TTCSB)}×k2
3:CA3={1/(TTC−TTCS)}×k3
このパターン1では、支援制御として、第一次的に制動制御手段による回避操作、第二次的に複合制御手段(操舵制御手段および制動制御手段)による回避操作、第三次的に操舵制御手段による回避操作の順番で制御手段に対する順位付けが行われている。この支援量CAnは、各回避限界値TTCB,TTCS,TTCSBと、回避限界時間TTCとの差が小さくなる程、支援量CAnが増加するように設定されており、その差がゼロにおいて最大の支援量CAnが設定される。
TTCSB<TTCS<TTCB
1:CA1={1/(TTC−TTCB)}×k1
2:CA2={1/(TTC−TTCS)}×k2
3:CA3={1/(TTC−TTCSB)}×k3
このパターン2では、支援制御として、第一次的に制動制御手段による回避操作、第二次的に操舵制御手段による回避操作、第三次的に複合制御手段による回避操作の順番で制御手段に対する順位付けが行われる。この支援量CAnは、各回避限界値TTCB,TTCS,TTCSBと、回避限界時間TTCとの差が小さくなる程、支援量CAnが増加するように設定されており、その差がゼロにおいて最大の支援量CAnが設定される。
TTCSB<TTCB<TTCS
1:CA1={1/(TTC−TTCS)}×k1
2:CA2={1/(TTC−TTCB)}×k2
3:CA3={1/(TTC−TTCSB)}×k3
このパターン3では、支援制御として、第一次的に操舵制御手段による回避操作、第二次的に制動制御手段による回避操作、第三次的に複合制御手段による回避操作の順番で制御手段に対する順位付けが行われる。この支援量CAnは、各回避限界値TTCB,TTCS,TTCSBと、回避限界時間TTCとの差が小さくなる程、支援量CAnが増加するように設定されており、その差がゼロにおいて最大の支援量CAnが設定される。
(ケース1)
回避操作に対応するドライバー操作が操舵と制動とである場合
CA1={1/(TTC−TTCB)}×k1
CA2={1/(TTC−TTCSB)}×k2
CA3={1/(TTC−TTCS)}×k3
このケースでは、支援量CA1である制動制御手段、支援量CA2である複合制御手段、支援量CA3である操舵制御手段が順次選択されることとなる。
回避操作に対応するドライバー操作が制動のみの場合
CA1={1/(TTC−TTCB)}×k1
CA2={1/(TTC−TTCSB)}×k2
CA3={1/(TTC−TTCS)}×k3
このケースでは、支援量CA1である制動制御手段、支援量CA2である複合制御手段、支援量CA3である操舵制御手段が順次選択されることとなる。
回避操作に対応するドライバー操作が操舵のみの場合
CA2={1/(TTC−TTCSB)}×k2
CA3={1/(TTC−TTCS)}×k3
このケースでは、支援量CA2である複合制御手段、支援量CA3である操舵制御手段が順次選択されることとなる。
ドライバーが回避操作を行っていない場合
CA3={1/(TTC−TTCS)}×k3
このケースでは、支援量CA3である操舵制御手段のみが選択されることとなる。
(ケース1)
回避操作に対応するドライバー操作が操舵と制動とである場合
CA1={1/(TTC−TTCB)}×k1
CA2={1/(TTC−TTCS)}×k2
CA3={1/(TTC−TTCSB)}×k3
このケースでは、支援量CA1である制動制御手段、支援量CA2である操舵制御手段、支援量CA3である複合制御手段が順次選択されることとなる。
回避操作に対応するドライバー操作が制動のみの場合
CA1={1/(TTC−TTCB)}×k1
CA3={1/(TTC−TTCSB)}×k3
このケースでは、支援量CA1である制動制御手段、支援量CA3である複合制御手段が順次選択されることとなる。
回避操作に対応するドライバー操作が操舵のみの場合
CA2={1/(TTC−TTCS)}×k2
CA3={1/(TTC−TTCSB)}×k3
このケースでは、支援量CA2である操舵制御手段、支援量CA3である複合制御手段が順次選択されることとなる。
ドライバーが回避操作を行っていない場合
CA3={1/(TTC−TTCSB)}×k3
このケースでは、支援量CA3である複合制御手段のみが選択されることとなる。
(ケース1)
回避操作に対応するドライバー操作が操舵と制動とである場合
CA1={1/(TTC−TTCS)}×k1
CA2={1/(TTC−TTCB)}×k2
CA3={1/(TTC−TTCSB)}×k3
このケースでは、支援量CA1である操舵制御手段、支援量CA2である制動制御手段、支援量CA3である複合制御手段が順次選択されることとなる。
回避操作に対応するドライバー操作が制動のみの場合
CA2={1/(TTC−TTCB)}×k2
CA3={1/(TTC−TTCSB)}×k3
このケースでは、支援量CA2である制動制御手段、支援量CA3である複合制御手段が順次選択されることとなる。
回避操作に対応するドライバー操作が操舵のみの場合
CA1={1/(TTC−TTCS)}×k1
CA3={1/(TTC−TTCSB)}×k3
このケースでは、支援量CA1である操舵制御手段、支援量CA3である複合制御手段が順次選択されることとなる。
ドライバーが回避操作を行っていない場合
CA3={1/(TTC−TTCSB)}×k
このケースでは、支援量CA3である複合制御手段のみが選択されることとなる。
2:CA2={1/(TTC−TTCSB)}×k2
3:CA3={1/(TTC−TTCS)}×k3
つぎに、回避操作特定部34において特定される回避操作が制動であった場合、制御選択部38は、パターン1のケース2で示すように、制御手段を以下に示す通りに選択する。
CA2={1/(TTC−TTCSB)}×k2
CA3={1/(TTC−TTCS)}×k3
このケースでは、支援量CA1による制動制御手段、支援量CA2による複合制御手段、支援量CA3による操舵制御手段が順次選択されることとなる。具体的には、一次的に選択される制動制御手段は、支援量CA1にて制動操作を付加してドライバーの回避操作を支援する。支援量CA1による回避が不可能な場合(TTCSB<TTC<TTCB)には、二次的に複合制御手段が選択され、この複合制御手段は、支援量CA2にて操舵操作を付加して回避操作を行いつつ制動操作を付加してドライバーの回避操作も支援する。支援量CA2による回避が不可能な状態な場合(TTCS<TTC<TTCSB)には、三次的に操舵制御手段が選択され、この操舵制御手段は、支援量CA3にて操舵操作のみを付加して回避操作を支援する。ここで、ドライバーは制動操作をしており、三次的に選択される操舵制御手段とは制動操作とは対応していないが、ドライバーによる回避操作では避けられないと判断される場合には、ドライバー操作とを異なる制御手段を選択できるようになっている。
CA3={1/(TTC−TTCS)}×k3
このケースでは、支援量CA2による複合制御手段、支援量CA3による操舵制御手段が順次選択され、支援量CA1による制動制御手段は選択されない。よって、一次的に複合制御手段が選択され、この複合制御手段は、支援量CA2にて制動操作を付加して回避操作を行いつつ操舵操作を付加してドライバーの回避操作も支援する。この支援量CA2では、制動操作と操舵操作との支援量の割合は可変に設定することができる。支援量CA2による回避が不可能な状態な場合(TTCS<TTC<TTCSB)には、二次的に操舵制御手段が選択され、この操舵制御手段は、支援量CA3にて操舵操作のみを付加して回避操作を支援する。
このケースでは、支援量CA3による操舵制御手段のみが選択される。よって、一次的に操舵制御手段が選択され、この操舵制御手段は、支援量CA3にて操舵操作のみを付加して回避操作を支援する。
目標減速度:CVG=CAn×GA×Kd
上述したように、係数Kdを付加することにより、回避限界時間TTCの値が大きい場合にも、ドライバーの操作速度より緊急度を判断して支援量を大きく設定することができる。
図7は、ある走行状況における回避限界時間TTCと、車両の速度Vtrとの対応関係の推移を例示する説明図である。第2の実施形態では、同図に示すようなケースを想定して、衝突回避における支援方法である順位算出、制御手段の選択、支援量の算出について具体的に説明する。なお、走行支援装置のシステム構成および処理手順については第1の実施形態のそれと同じであるため、ここでの説明は省略する。
2:CA2={1/(TTC−TTCSB)}×k2
3:CA3={1/(TTC−TTCS)}×k3
つぎに、回避操作特定部34において特定される回避操作が操舵であった場合、制御選択部38は、パターン1のケース3で示すように、制御手段を以下に示す通りに選択する。
CA3={1/(TTC−TTCS)}×k3
このケースでは、支援量CA2による複合制御手段、支援量CA3による操舵制御手段が順次選択されることとなる。具体的には、一次的に選択される複合制御手段は、支援量CA2にて制動操作を付加して回避操作を行いつつ操舵操作を付加してドライバーの回避操作も支援する。支援量CA2による回避が不可能な状態な場合(TTCS<TTC<TTCSB)には、二次的に操舵制御手段が選択され、この操舵制御手段は、支援量CA3にて操舵操作のみを付加して回避操作を支援する。ただし、複合制御手段では、制動制御手段と操舵制御手段との支援量の割合は可変に設定することができる。よって、制動操作の支援量をゼロにすることにより、実質的に支援量CA3による操舵制御手段のみで障害物回避を選択することもできる。
このケースでは、支援量CA3による操舵制御手段のみが選択される。よって、一次的に操舵制御手段が選択され、この操舵制御手段は、支援量CA3にて操舵操作のみを付加して回避操作を支援する。
図9は、ある走行状況における回避限界時間TTCと、車両の速度Vtrとの対応関係の推移を例示する説明図である。第3の実施形態では、同図に示すようなケースを想定して、衝突回避における支援方法である順位算出、制御手段の選択、支援量の算出について具体的に説明する。なお、走行支援装置のシステム構成および処理手順については第1の実施形態のそれと同じであるため、ここでの説明は省略する。
2:CA2={1/(TTC−TTCSB)}×k2
3:CA3={1/(TTC−TTCS)}×k3
つぎに、回避操作特定部34において特定される回避操作が制動であった場合、制御選択部38は、パターン1のケース2で示すように、制御手段を以下に示す通りに選択する。
CA2={1/(TTC−TTCSB)}×k2
CA3={1/(TTC−TTCS)}×k3
このケースでは、第1の実施形態と同様に、支援量CA1による制動制御手段、支援量CA2による複合制御手段、支援量CA3による操舵制御手段が順次選択されることとなる。そして、支援量算出部39は、第1の実施形態と同様に、制御選択部38で選択された支援量に基づいて、目標ヨー角CVyawおよび目標減速度CVGを算出する。
2:CA2={1/(TTC−TTCS)}×k2
3:CA3={1/(TTC−TTCSB)}×k3
つぎに、回避操作特定部34において特定される回避操作が制動であった場合、制御選択部38は、パターン2のケース2で示すように、制御手段を以下に示す通りに選択する。
CA3={1/(TTC−TTCSB)}×k3
このケースでは、支援量CA1による制動制御手段、支援量CA3による複合制御手段が順次選択されることとなる。具体的には、一次的に選択される制動制御手段は、支援量CA1にて制動操作を付加してドライバーの回避操作を支援する。支援量CA1の制動制御手段による回避が不可能な場合(TTCS<TTC<TTCB)には、二次的に複合制御手段が選択され、この複合制御手段は、支援量CA3にて操舵操作を付加して回避操作を行いつつ制動操作を付加してドライバーの回避操作も支援する。
2:CA2={1/(TTC−TTCB)}×k2
3:CA3={1/(TTC−TTCSB)}×k3
つぎに、回避操作特定部34において特定される回避操作が制動であった場合、制御選択部38は、パターン3のケース2で示すように、制御手段を以下に示す通りに選択する。
CA3={1/(TTC−TTCSB)}×k3
このケースでは、支援量CA2による制動制御手段、支援量CA3による複合制御手段が順次選択されることとなる。具体的には、一次的に選択さえる制動制御手段は、支援量CA2にて制動操作を付加してドライバーの回避操作を支援する。支援量CA2の制動制御手段による回避が不可能な場合(TTCB<TTC<TTCS)に、支援量CA3にて操舵操作を付加して回避操作を行いつつ制動操作を付加してドライバーの回避操作も支援する支援量である。
図11は、第4の実施形態にかかる走行支援装置のメインコントロールユニット30の構成を機能的に示すブロック図である。この第4の実施形態にかかる走行支援装置が、上述した第1から第3の実施形態と相違する点は、タイヤのスリップ角に基づいて、過大な操舵状態を抑制することにある。なお、上述した実施形態と共通する構成・制御手順については、符号を引用して重複する説明は省略することとし、以下相違点を中心に説明を行う。
αs=f(β,Vs,L,γs,δs)
ここで、スリップ角演算関数であり、演算パラメータβ,Vs,L,γs,δsに応じて推定されるスリップ角(以下「推定スリップ角」という)αsを算出する。βは、車両の前後方向と車両の進行方向とのなす角である車両すべり角であり、Vsは車速である。Lは、タイヤ(車輪)と重心との間の距離(重心間距離)であり、γsはヨーレートであり、δsは操舵角である。これのパラメータにおいて、車速Vsおよびヨーレートγは、車両状態検出手段である車速センサ25およびヨーレートセンサ26より得ることができる。重心間距離Lは、車両諸元として予め設定されている。車両すべり角βは、車両状態検出手段としてセンサなどを別途追加して構成してもよいし、車両状態検出手段によって得られる情報に基づいて、例えば、車速センサ25の情報に基づいて、車両の横方向速度および縦方向速度の比として算出してもよい。
TTCB 制動回避限界値
TTCS 操舵回避限界値
TTCSB 操舵制動回避限界値
1 ブレーキペダル
2 電動ブースタ
3 マスターシリンダ
4 ホイールシリンダ
5 ブレーキコントロールユニット
6 ハンドル
7 ステアコントロールユニット
20 レーザレーダ
21 カメラ
22 アクセルペダルセンサ
23 ブレーキペダルセンサ
24 操舵角センサ
25 車速センサ
26 ヨーレートセンサ
27 加速度センサ
30 メインコントロールユニット
31 限界時間算出部
32 実施判定部
33 経路算出部
34 回避操作特定部
35 限界値算出部
36 回避限界マップ
37 順位算出部
38 制御選択部
39 支援量算出部
40 終了判定部
Claims (11)
- 自車両の前方に存在する障害物を検出する障害物検出手段と、
自車両の運動状態を検出する車両状態検出手段と、
ドライバーの操作状態を検出する操作状態検出手段と、
車輪の舵角を制御する操舵制御手段と、
車輪に付与する制動力を制御する制動制御手段と、
前記障害物検出手段によって検出される障害物と、前記車両状態検出手段によって検出される車両状態とに基づいて、障害物に自車両が到達するまでの時間を回避限界時間として算出する限界時間算出手段と、
制動制御手段、操舵制御手段、および、制動制御手段と操舵制御手段とを含む複合制御手段のそれぞれを算出対象として、当該制御を実施した場合の回避限界時間を回避限界値として算出する限界値算出手段と、
前記限界値算出手段によって算出される制御手段毎の回避限界値と、前記操作状態検出手段によって検出されるドライバーの操作状態とに基づいて、障害物を回避するための制御手段を選択する制御選択手段と、
前記制御選択手段によって選択される制御手段に関して算出される回避限界値に基づいて、制御手段によるドライバー操作に対する支援制御量を算出する支援量算出手段とを有し、
前記制御選択手段は、ドライバー操作と対応する制御手段を優先的に選択することを特徴とする走行支援装置。 - 前記限界値算出手段によって算出される各制御手段毎の回避限界値とを比較することにより、回避限界値が大きい順に各制御手段に順位付けを行う順位算出手段をさらに有し、
前記制御選択部は、前記順位算出手段による順位付けの結果に従って、ドライバー操作を含む制御手段を順次選択することを特徴とする請求項1に記載された走行支援装置。 - 各制御手段に関する回避限界値は、車速に応じて動的に変化するパラメータであり、
前記順位算出手段は、車速に応じて各制御手段の順位付けを変更することを特徴とする請求項2に記載された走行支援装置。 - 前記制御選択部は、順位の高い制御手段を優先的に選択して、当該制御手段に関する回避限界値よりも前記回避限界時間が低くなった場合に、次に順位が高い制御手段を選択することを特徴とする請求項2または3に記載された走行支援装置。
- 前記制御選択部は、ドライバーによる回避操作では衝突を回避できない判断した場合には、ドライバー操作とは異なる制御手段を選択することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載された走行支援装置。
- 前記限界値算出手段は、車速と、予め設定される各制御手段毎の回避限界時間との対応関係を保持するマップに基づいて、前記回避限界値を算出しており、
前記マップは、路面摩擦状態、ヨーレート、スリップ角、加速度によって補正可能であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載された走行支援装置。 - 前記支援量算出手段は、前記操作状態検出手段によって検出されるドライバーの操作状態から判定される危急度合に応じて、前記支援制御量を算出することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載された走行支援装置。
- 前記支援量算出手段は、前記制御選択手段によって選択される制御手段に関して算出される回避限界値と、前記限界時間算出手段によって算出される回避限界時間との差が小さくなる程、支援制御量が増加するように設定しており、当該差がゼロにおいて最大の支援制御量を設定することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載された走行支援装置。
- 前記操作状態検出手段によって検出されるドライバーの操作状態である操舵状態と、前記車両状態検出手段によって検出される車両状態とに基づいて、タイヤのスリップ角を算出するスリップ角算出手段と、
前記スリップ角算出手段によって算出されたスリップ角に基づいて、過大な操舵状態を判断するスリップ角判断手段とを有し、
前記支援量算出手段は、前記スリップ角判断手段によって過大な操舵状態が判断された場合には、ドライバーによる操舵操作が抑制されるように、操舵制御手段による支援制御量を算出することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載された走行支援装置。 - 前記スリップ角判断手段は、ドライバーによる回避操作に係わらず、ドライバーの通常操作においても前記過大な操舵状態の判断を行うことを特徴とする請求項9に記載された走行支援装置。
- 自車両の前方に存在する障害物を検出する第1のステップと、
自車両の運動状態を検出する第2のステップと、
ドライバーの操作状態を検出する第3のステップと、
検出される障害物と、検出される車両状態とに基づいて、障害物に自車両が到達するまでの時間を回避限界時間として算出する第4のステップと、
車輪に付与する制動力を制御する制動制御手段、車輪の舵角を制御する操舵制御手段、および、制動制御手段と操舵制御手段とを含む複合制御手段のそれぞれを算出対象として、当該制御を実施した場合の回避限界時間を回避限界値として算出する第5のステップと、
算出される制御手段毎の回避限界値と、検出されるドライバーの操作状態とに基づいて、障害物を回避するための制御手段を選択する第6のステップと、
選択される制御手段に関して算出される回避限界値に基づいて、制御手段によるドライバー操作に対する支援制御量を算出する第7のステップとを有し、
前記第6のステップは、ドライバー操作と対応する制御手段を優先的に選択することを特徴とする走行支援方法。
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