JP4972057B2 - パネル外枠構造 - Google Patents

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Description

本発明は、パネル外枠構造に関するものである。
従来から建物の居室内面に照明装置を備えた装飾物を設けて室内外観を高めようとする試みがなされている(たとえば特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1のように板状装飾物自体を照らしたり光らせるものは平面的な電飾広告板を連想させて安っぽさを現出するから外観向上効果は期待できるものではなかった。
そこで本発明者は、鋭意研究の末、建物の室内面に添設したパネル材の周囲の室内面を照らし、間接照明でパネル材を浮き上がらせるといった従来に無い光の演出で、立体的な高級感のある室内外観を現出することを想起するに至った。しかしながら、このような室内装飾は、施工業者が望む良好な組立性を確保できる構造が確立されておらず、実現に至っていないのが現状であった。
特開2002−21315号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、良好な組立性を確保して、従来に無い光の演出で良好な室内外観を現出可能となる、パネル外枠構造を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1に係る発明にあっては、以下の構成を有したことを特徴とする。すなわち、建物の室内面2に添設するパネル材3の側縁部に設ける枠材4を、建物の室内面2に固定すると共にパネル材3の側縁部を取り付けるためのベース部材7と、枠材4の表面部を構成するカバー部材8とを有して構成する。側外方に発光する発光部材とこれを装着するケース部材9とを有して構成された照明装置5を上記枠材4に取り付けて成るパネル外枠構造である。ベース部材7の側外部に設けたケース用係合部11に対してケース部材9の側内部に設けたケース用被係合部25を係合させてベース部材7の側外方に照明装置5を配設する。ベース部材7の表面部に設けたカバー用係合部14に対してカバー部材8の裏面部に設けたカバー用被係合部30を係合させてベース部材7及び照明装置5の表面側をカバー部材8で覆う。
これによると、建物の室内面2に添設するパネル材3の側縁部に設ける枠材4の構成物であるベース部材7とケース部材9とカバー部材8とは、室内面2に固定するベース部材7に対してケース部材9及びカバー部材8をそれぞれ係合構造で取り付けて一体化できるから、良好な組立性を確保したパネル外枠(枠材4)の構造を得ることができ、枠材4に取り付けた照明装置5によって建物の室内面2に添設したパネル材3の周囲の室内面2を照らし、間接照明でパネル材3を浮き上がらせるといった従来に無い光の演出で、立体的な高級感のある良好な室内外観を現出可能となる。
また、請求項2に係る発明にあっては、請求項1に加えて、以下の構成を有したことを特徴とする。すなわち、ケース部材9に側外方に開口する外側凹条部18と側内方に開口する内側凹条部19とを設ける。照明装置5を構成する長手方向の端部に設けた光源21からの光を内部に導入して側外方に照射させる長尺の導光材22を上記外側凹条部18の内部に収めて配設する。内部を光源21への配線を収める配線収納スペースSとする内側凹条部19の内側開口19aの両縁に先端が自由端となる突起状のケース用被係合部25を形成する。
これによると、ケース部材9に設けた外側凹条部18に照明装置5を構成する導光材22を収めて表面側への光の漏れ防止効果を向上できる。また、配線収納スペースSとなる内側凹条部19の内側開口19aの両縁に形成した先端が自由端となる突起状のケース用被係合部25は、内側凹条部19の凹側面部位も利用して大きな弾性を備えることとなり、ケース用被係合部25とケース用係合部11とを作業性良く係合できて組立性を向上できる。
また、請求項3に係る発明にあっては、請求項1又は2に加えて、以下の構成を有したことを特徴とする。すなわち、パネル材3のコーナー部3bに枠材4のカバー部材8及びケース部材9の切れ目34を設ける。切れ目34に一端がカバー部材8の表側から当接されて他端が室内面2に固定されたストッパー37を設ける。ストッパー37及び切れ目34を覆うコーナーカバー部材6を切れ目34に臨む一対のカバー部材8に渡して配置する。コーナーカバー部材6の裏面部の両幅端部に弾性を有する係合フック36を幅内方向に突設する。切れ目34に臨む一対のカバー部材8の両幅端部を上記係合フック36で裏方から包持する。
これによると、コーナーカバー部材6を切れ目34に臨む一対のカバー部材8に向けて表側から近接させ、係合フック36を弾性変形させてカバー部材8の両幅端部に裏方から包持させることができるから、パネル材3のコーナー部3bへのコーナーカバー部材6の収まりよい被着を作業性良く行うことができ、照明装置5を備えたパネル外枠(枠材4)に良好な組立性を確保できる。また、コーナーカバー部材6はカバー部材8の表側を被覆するからカバー部材8及びケース部材9の切れ目34は空所となっており、この空所となった切れ目34を利用して配置したストッパー37によってカバー部材8の室内面2への取付強度を補強できる。
また、請求項4に係る発明にあっては、請求項1又は2に加えて、以下の構成を有したことを特徴とする。すなわち、パネル材3のコーナー部3bに枠材4のカバー部材8及びケース部材9の切れ目34を設ける。切れ目34を覆うコーナーカバー部材6を切れ目34に臨む一対のカバー部材8に渡して配置する。隣接するベース部材7の切れ目34に臨む各部位にその長手方向に長い突条39または凹条溝をそれぞれ設ける。コーナーカバー部材6に、突条39に対してその長手方向でのスライド係合及びその突出方向での圧入係合を可能にする凹部41または、凹状溝に対してその長手方向でのスライド係合及びその凹没方向での圧入係合を可能にする凸部を設ける。
これによると、コーナーカバー部材6は、切れ目34に臨む一対のベース部材7の各延長線方向のいずれの方向からも、突条39と凹部41とを係合(または凹条溝と凸部とを係合)させることができ、作業性良くパネル材3のコーナー部3bに被着できる。これは、パネル材3のコーナー部3bの一側に遮蔽物などで取付作業スペースが採れない場合に特に有効である。
本発明にあっては、パネル外枠に良好な組立性を確保して、従来に無い光の演出で良好な室内外観を現出可能となる、という利点を有する。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本例の室内装飾物1は、図1(a)のように、建物の天井面や壁面等の室内面2にパネル材3を添わせて配設し、このパネル材3の周縁に設けたパネル外枠(以下、枠材4という)に照明装置5を備え、この照明装置5でパネル材3の周囲の室内面2を照らすことで、間接照明にてパネル材3の室内面2からの浮き上がりを強調するといった従来に無い光の演出で、立体的で高級感のある良好な室内外観を現出可能にしたものである。なお、図中点を付した領域が光の照射された領域である。
パネル材3は木製や金属製等、適宜材質の板材を用いることができ、本例では複数枚の小パネル材3´を並設して互いに嵌合等で連結させて一枚の矩形状のパネル材3を形成させている。
枠材4は、樹脂製または金属製であり、パネル材3の各辺部3aでは長尺の辺枠部4aをそれぞれ設けると共に、辺枠部4aの切れ目34となるパネル材3のコーナー部3bではコーナーカバー部材6を被設することで、パネル材3の周囲を連続して囲うように設けられる。枠材4の辺枠部4aは、図1(b)のように、建物の室内面2に固定すると共にパネル材3の側縁部を取り付けるためのベース部材7と、辺枠部4aの表面部を構成するカバー部材8とで構成されている。そして、この枠材4には、側外方に発光する発光部材とこれを装着するケース部材9とを有して構成された照明装置5が取り付けられる。
なお、図1(b)は枠材4の辺枠部4aをその長手方向で分断するように断面を設定した縦断面図であり、便宜上、矢印イを側内方向(パネル材3の中央に向く方向)、矢印ロを側外方向(パネル材3から離れる方向)、矢印ハを表方向(室内空間に向く方向)、矢印ニを裏方向(室内面2に向く方向)として説明をしていく。
ベース部材7は、裏面が室内面当接面となる裏フランジ片7aから表側にウェブ片7bを突設し、ウェブ片7bの突出先端部に表フランジ片7cを形成して成る略I字状の縦断面を有し、パネル材3の辺部3aに亙る長さを有する長尺型枠材である。このベース部材7は釘やビス等の固着具を裏フランジ片7aに通して室内面2に打入することで室内面2に固定されるのであり、両フランジ片7a,7cとウェブ片7bとで囲まれて内側に開口するパネル取付用凹所10にパネル材3の側端部を係合してパネル材3を支持する。
また、ベース部材7の側外部にはケース部材9を着脱させるケース用係合部11が設けられている。ケース用係合部11はウェブ片7bの外側面から突設した一対の係合用突部12から成り、この一対の係合用突部12の突出根元部にはそれぞれ対向方向へ凹む係合凹部13が形成されている。また、ベース部材7の表面部にはカバー部材8を着脱させるカバー用係合部14が設けられている。カバー用係合部14は表側に開口して裏側に凹む係合用凹部15から成り、この係合用凹部15の表側開口の両縁には開口中央側に突出した係合突起16が形成されている。
ケース部材9は、図1(b)、図2のように、対向する裏フランジ片17aと表フランジ片17cとの間にウェブ片17bを架設して成る略工字状の縦断面を有する長尺型枠材であり、このケース部材9に側外方に発光する発光部材が装着されて照明装置5が構成される。詳しくは、ケース部材9は、それぞれ裏フランジ片17aと表フランジ片17cとウェブ片17bとで囲繞されて側外方に開口する外側凹条部18と側内方に開口する内側凹条部19とがウェブ片17bを介して背中合わせに設けられている。
ここで、発光部材は、長手方向の端部に設けた光源21からの光を内部に導入して側外方に照射させる長尺板状の導光材22で構成される。なお、光源21は後述のようにケー
ス部材9の長手方向の端部に装着したキャップ部材20に設けられる。導光材22の内方端面における表側域には凹凸を刻設する等して成る導光パターン24が形成され、この導光パターン24で導光材22の内部の光を側外方で且つ室内面2に向けて反射させて照射させている。この導光パターン24は導光材22の長手方向に亙って設けられ、導光材22から線状光を照射可能にしている。
この導光材22は外側凹条部18の外側開口18aの両縁に形成された抜止め凸部23によって抜け止めがされた状態で外側凹条部18の内部に収めて配設される。また、内側凹条部19の内部は配線収納スペースSとして利用されて光源21への給電線が収めて配線される。なお、光源21としてはLEDなどの発光機器が好適に用いられ、また図中21aは光源21に付属する給電線接続コネクタである。
また、ケース部材9の内側凹条部19の内側開口19aの両縁には、先端が自由端となる突起状のケース用被係合部25が設けられている。ケース用被係合部25は裏フランジ片17a及び表フランジ片17cの各内側端部で構成され、該内側端部には対向方向に突出する係合突起26が形成されている。なお、本例では裏フランジ片17aの内側端部近傍が表側に屈曲されて内側凹条部19の内側開口19aが幅狭になるように形成されており、内側凹条部19の内部の配線収納スペースSに配線した給電線が内側開口19aから飛び出る恐れを低減させている。また、ケース部材9に剛性を付与するウェブ片17bの近傍には、キャップ部材20を固定するビス等の固定具27(図2(c))を挿着させる挿着孔28が形成されている。
ここで、キャップ部材20はケース部材9の長手方向の両端を塞ぐように装着されるのであるが、本例のように少なくとも一方のキャップ部材20を光源21の備わるキャップ部材20aで構成すればよく、このとき他方のキャップ部材20は光源21が備わらないが導光材22の内部を経て至った光を再び導光材22の内部に反射させるキャップ部材20bで構成することができる。なお、少なくとも一方のキャップ部材20には、導光材22の内部を経て至った光の一部を透過させる、貫通孔や透明部材等で成る透光部29が形成されている。
そして、この照明装置5は、ケース部材9のケース用被係合部25をベース部材7のケース用係合部11に係合させることで、ベース部材7の側外方に添うように配設される。詳しくは、このケース用被係合部25とケース用係合部11との係合は、内側凹条部19の内側開口19a内に一対の係合用突部12を挿入させて各係合突起26を各係合凹部13にそれぞれ係止することで行われる。なお、突起状のケース用被係合部25は、内側端部が自由端となる裏フランジ片17aや表フランジ片17c(内側凹条部19の凹側面部位)も利用して大きな弾性を備えることとなっており、ケース部材9をベース部材7に側外方から近づけた際には内側凹条部19の内側開口19aを拡げるように変形させつつ係合用突部12を内側開口19a内に挿入することができ、ベース部材7のケース用係合部11と作業性良く係合できて組立性の向上が図られている。
なお、本例では、パネル材3の辺部3aに対して2つの照明装置5を列設配置し、各照明装置5にて側外方に光を照射させているが、隙間が形成される照明装置5の連結部位でもキャップ部材20に設けた透光部29からの光を側外方に照射させて、パネル材3の辺部3aの周囲の室内面2をムラなく照らし得るようにしている。
カバー部材8は、面一状の表面を有する長尺の板状部材であり、その裏面部にはカバー用被係合部30が設けられている。カバー用被係合部30は裏方に突設した一対の係合用突部31から成り、この一対の係合用突部31の突出根元部にはそれぞれ対向方向へ凹む係合凹部32が形成されている。なお、カバー部材8の両幅端部には室内面2側に折り曲げた折曲縁33が形成され、リブ効果により剛性強度が高められている。
そして、このカバー部材8は、カバー用被係合部30をベース部材7のカバー用係合部14に係合させることで、ベース部材7及び照明装置5の表面側を覆うように配設される。詳しくは、このケース用被係合部25とケース用係合部11との係合は、カバー部材8をベース部材7に表側から近接させ、係合用凹部15内に一対の係合用突部31を挿入させて各係合突起16を各係合凹部32にそれぞれ係止することで行われる。
なお、ベース部材7に取り付けたカバー部材8の外側端部は照明装置5の外側端部よりも外方位置に位置されることとなり、照明装置5から照射した光を室内側に至らせないように遮る庇部43を構成している。すなわち、側外端部が照明装置5より側外方に位置した庇部43によって照明装置5から照射した光を室内側に至らせないように遮るようにでき、パネル材3の周囲の室内面2を照らして得る間接照明を確実且つ綺麗に現出でき、室内外観の向上が図られている。
更に言うと、照明装置5における導光材22はその導光パターン24が光を側外方に向けて照射する実質的な発光部位となっているのであり、この導光パターン24は、導光材22の内方端面における表側域にのみ設けられており、つまり外側凹条部18の室内側構成部位(ケース部材9の表フランジ片17c)の直ぐ裏手に位置している。したがって、導光パターン24から照射された光は外側凹条部18の室内側構成部位で遮って室内側に照射されることが防止されるから、この点でも、パネル材3の周囲の室内面2を照らすことで得る間接照明を確実且つ綺麗に現出でき、室内外観の向上が図られている。
なお、導光パターン24から照射された光のうち庇部43を含めた外側凹条部18の室内側構成部位で遮られた光は、パネル材3の側外方の室内面2に向けて反射されるので、光を集めて間接照明の照度を向上させることができる利点も有している。
このように建物の室内面2に添設するパネル材3の側縁部に設ける枠材4の構成物であるベース部材7とケース部材9とカバー部材8とは、室内面2に固定するベース部材7に対してケース部材9及びカバー部材8をそれぞれ係合構造で取り付けて一体化できるから、良好な組立性を確保したパネル外枠構造を得ることができたのであり、つまり、図1(a)のように、枠材4に取り付けた照明装置5によってパネル材3の周囲の室内面2を照らし、間接照明にてパネル材3を浮き上がらせるといった従来に無い光の演出で、立体的で高級感のある良好な室内外観を現出可能となる。
以下、パネル材3のコーナー部3bに沿って被着するコーナーカバー部材6の取付構造を説明する。ここで、図3(a)のように、パネル材3の側縁部におけるコーナー部3bでは、枠材4のカバー部材8や照明装置5が設けられず、いわゆる辺枠部4a間の切れ目34となっている。つまり、切れ目34にはコーナー部3bを介して隣接するパネル材3の辺部3aにそれぞれ設けた枠材4の辺枠部4aの長手端部がそれぞれ臨んでいる。コーナーカバー部材6は、図3(c)のように、切れ目34に臨む一対のカバー部材8に渡すように配置されて切れ目34を覆うように設けられる。なお、本例ではパネル材3のコーナー部3bは直角コーナー形状であり、この外側方を縁取るコーナーカバー部材6は平面視L字形状に形成されている。
詳しくは、コーナーカバー部材6は面一形状の表面を有した板材で構成され、その長さ方向(L字を描く方向)の両端部にはそれぞれカバー部材8に重ねられる重合部35が設けられている。そして、本例のコーナーカバー部材6の各重合部35の裏面部では、図3(b)のように、コーナーカバー部材6の両幅端部にそれぞれ幅内方向に突出する係合フック36が形成されている。図3(a)の矢印aのようにコーナーカバー部材6を表側か
らカバー部材8に近接させた際には、一対の係合フック36が、カバー部材8の両幅端部を乗り越えるべく幅を拡げるように弾性変形すると共に、カバー部材8の両幅端部を乗り越えた後には弾性復帰し、カバー部材8の両幅端部を裏方から包持する。これによりコーナーカバー部材6が切れ目34に臨む一対のカバー部材8に取り付けられて、パネル材3を囲繞する枠材4が形成される。このように本例ではパネル材3のコーナー部3bへのコーナーカバー部材6の収まりよい被着を作業性良く行うことができたのであり、パネル外枠(外枠4)に良好な組立性を確保できたものである。
なお、本例ではコーナーカバー部材6はカバー部材8の表側を被覆するからカバー部材8及びケース部材9の切れ目34は空所となっており、この空所となった切れ目34を利用して配置したストッパー37によってカバー部材8の室内面2への取付強度を補強している。詳しくは、ストッパー37は、図3(a)のように、一端をカバー部材8の表側から当接させて他端を室内面2に釘やネジ等の固着具を用いて固定する略Z字状の金属片であり、このストッパー37は、図3(c)のように、表側からコーナーカバー部材6によって覆われて室内外観には露出しないようにされ、良好な外観を崩さないようにされている。
また、コーナーカバー部材6の重合部35以外の裏面部には、図3(b)のように、ケース部材9のウェブ片17bに連続するような配線隠しリブ38が平面視L字状に突設されている。配線隠しリブ38はその側内方に、切れ目34に臨む一対のケース部材9の配線収納スペースS同士を連続させるようなコーナー配線収納スペースS´を切れ目34に形成するためのものであって、コーナー配線収納スペースS´に配線した給電線を枠材4の側外方に飛び出さないようにしている。
また、パネル材3のコーナー部3bに沿って被着するコーナーカバー部材6の取付構造としては、図4乃至図6のような構造も採用できる。なお、本例を説明するに当たり、先例と同様部位には同符号を付して説明を省き、異なる部位につき説明する。
切れ目34にはパネル材3のコーナー部3bを介して隣接するベース部材7の長手端部が臨んでいるが、この各ベース部材7の切れ目34に臨む部位にはその長手方向に長い突条39が形成されている。なお、上記突条39は本例ではケース用係合部11がこれを構成している。また、コーナーカバー部材6には、図4(b)のように、配線隠しリブ38のL字を形作る各片からそれぞれ側内方に向けて一対の嵌合用リブ40が突設されており、各一対の嵌合用リブ40の間がそれぞれ側内方に開口する凹部41となっている。なお、この凹部41の内側開口41aの両縁(すなわち嵌合用リブ40の突出先端部)には、対向方向に突出する係合突起42がそれぞれ形成されている。
ここで、この凹部41は、突条39に対してその長手方向でのスライド係合を可能にすると共に、突条39に対してその突出方向での圧入係合を可能にしている。具体的に言うと、突条39と凹部41との係合状態は、図5のように、突条39を構成するケース用係合部11の係合用突部12が凹部41の内側開口41aに挿入されると共に凹部41の内側開口41aの両縁の一対の係合突起42が一対のケース用係合部11の係合凹部13にそれぞれ係止した状態である。そして、上記突条39と凹部41との係合状態にするには、図5の矢印bのように凹部41のあるコーナーカバー部材6を突条39のあるベース部材7に側外方から近接させて凹部に突条39を圧入する第1の方法と、図6の矢印cのように凹部41のあるコーナーカバー部材6を突条39のあるベース部材7に対して側内外方向及び表裏方向に対して垂直な方向から近接させて凹部41に突条39をスライド挿入する第2の方法とが可能にしてある。
なお、第1の方法にて凹部41と突条39とを係合させる場合、本例では凹部41を形
作る一対の嵌合用リブ40はケース部材9の裏フランジ片17a及び表フランジ片17cと同様に先端が自由端に形成されると共に、嵌合用リブ40の配線隠しリブ38からの突出寸法がケース部材9の裏フランジ片17a及び表フランジ片17cのウェブ片17bからの突出寸法と同様であるから、各嵌合用リブ40に充分な弾性を持たせることができ、凹部41に突条39を圧入にかかる力を低減させる配慮もなされている。
つまり、コーナーカバー部材6は、図6(a)(b)のように、切れ目34に臨む一対のベース部材7の各延長線方向のいずれの方向からも、突条39と凹部41とを係合させることができる。したがって、作業性良くパネル材3のコーナー部3bに被着できる。これは特に、パネル材3のコーナー部3bの一側に建物の壁や天井の遮蔽物があって取付作業スペースが採れない場合に、この遮蔽物を避けるべく、遮蔽物のないパネル材3のコーナー部3bの他側からコーナーカバー部材6をパネル材3のコーナー部3bに設けることができて有効である。
なお、突条39と凹部41とはいわゆる凹凸嵌合であるから、凹凸の関係を逆にすることもできる。すなわち図示はしないが、コーナーカバー部材6に凹条溝を形成すると共にベース部材7に凸部を形成し、凹条溝を、凸部に対してその長手方向でのスライド係合を可能にすると共に、突部に対してその突出方向での圧入係合を可能にすることでも、先例同様の作用効果を備えるようにできる。
また、上記実施形態では照明装置5における光を側外方に向けて照射する実質的な発光部位としては導光材22の内方端面に刻設した導光パターン24がこれを構成しているが、たとえば導光材22の内方端面に貼着等して添設した反射部材などの他の手段で構成することもできる。
次に、他の実施形態について図7に基づいて説明する。なお、本実施形態は図1に示す実施形態と大部分において同じであるため、同じ部分においては同符号を付して説明を省略し、主に異なる部分について説明する。
本実施形態の室内装飾物1は、固定されたベース部材7にカバー部材8を配して形成された枠材4に、発光部材としての導光材22をケース部材9の内部に収容した照明装置5を取り付けて、パネル材3の表方向(矢印ハ側)の面(以下、単に、パネル材の表面という)に照明装置5を位置させた状態で、且つ該パネル材3の側縁部にこれらを配して成るものである。
室内面2に固定されるベース部材7は、裏面(矢印ニ側)を室内当接面とする裏フランジ片7aの端部から表側にウェブ片7bを垂設し、このウェブ片7bの突出先端部に表フランジ片7cをパネル材3の表面に沿うようにして設けている。更に、表フランジ片7cのウェブ片7bが設けられた辺の反対側の端辺から取付用垂片7dが突設してある。このベース部材7は、パネル材3の辺部3a(図1(a)参照)の略全長に亙る長さを有する長尺型枠材であり、釘やビス等の固着具を裏フランジ片7aに通して室内面2に打入することで室内面2に固定されている。この裏フランジ片7aとウェブ片7bと表フランジ片7cとで形成する断面コ字形状の空間にパネル材3の側端部が嵌入してあり、パネル材3を室内面2に支持し固定している。
また、ベース部材7の取付用垂片7dの突出先端部には、カバー部材8を着脱させるカバー用係合部14が設けられており、このカバー用係合部14は表側(矢印ハ側)に開口して且つ裏面に凹む係合用凹部15から成っている。この係合用凹部15の開口両縁には開口中央側に臨んで突出した係合突起16が形成されている。更に、このベース部材7の取付用垂片7dにはケース部材9を着脱させるケース用係合部11が設けられている。このケース用係合部11は、取付用垂片7dの突出先端の側外方(矢印ロ側)の面から側外方向に臨んで突設した一対の両掛嵌合部110と、取付用垂片7dの突出基部の近傍に設けられた片掛係止部111と、から構成されている。一対の両掛嵌合部110の開口両縁には、先端程細くなり且つ先端程互いに離間するようにして形成される一対の係止導入部110aが形成してあり、この一対の係止導入部110aの先端と反対側に位置する部位には開口中央に臨んで対向して突出する導入突部110bが設けられている。また、片掛係止部111は、ケース用被係合部25が係合する片掛係止突起111aが形成されており、この片掛係止部111は、両掛嵌合部110よりも側内方向(矢印イ側)にずれて設けられている。
このように形成されたベース部材7のケース用係合部11には、導光材22を取付けるケース部材9が取り付けられる。
このケース部材9は、ベース部材7に沿うようにして設けられる長尺型枠材であり、このケース部材9には、側外方向に向けて発光する導光材22が装着される。詳しくは、ケース部材9は、裏フランジ片17aと表フランジ片17cとウェブ片17bとで囲まれて側外方に開口する外側凹条部18と、側内方に開口し光源への配線を収める配線収納スペースとなる内側凹条部19とが、ウェブ片17bを介して背中合わせに設けられており、この外側凹条部18に導光材22が嵌め込まれて装着されている。
ケース部材9の側内方向の端部には、ベース部材7に形成されたケース用係合部11に係止されるケース用被係合部25が設けられている。ケース用被係合部25は、ケース部材9の表フランジ片17cの端部に設けられてケース用係合部11の両掛嵌合部110に嵌入する両掛被嵌合部250と、ケース部材9の裏フランジ片17aの端部に設けられて片掛係止部111の片掛係止突起111aと係合する片掛被係止部251とで構成され、該片掛被係止部251の先端には誘い部251aが先端程細くなるようにして形成されている。上述したように、ベース部材7に設けられた片掛係止部111と両掛嵌合部110とは、内外方向(矢印イロの方向)にずれて設置されているため、この両掛被嵌合部250と片掛被係止部251の両先端部は互いに内外方向にずれて位置しており、つまり、片掛被係止部251を備える裏フランジ片17aのほうが表フランジ片17cよりも、側内方向に長く形成されている。両掛被嵌合部250は、図7に示すように、先端程細い断面略三角形状を成しており、両掛嵌合部110に設けられた互いに対向する導入突部110bと係合する両掛被嵌合部突起250aを備えている。更に、両掛被嵌合部250の表側の面で、且つ、両掛被嵌合部突起250aよりも側外方に位置する部位に、表側に向けて取付用支点部250bが突設されている。
ケース部材9の側外方向の端部には、上述したように導光材22が嵌め込まれて装着されているが、その導光材22を収容している外側凹条部18の外側開口18aを閉塞するようにして、断面コ字形状を成し透光性を有する化粧カバーDを被嵌している。詳しくは、裏フランジ片17aの側外端部の裏側の面と表フランジ片17cの側外方端部の表側の面とに化粧カバーDの縁辺と係合する化粧カバー係止部D´がそれぞれ形成されており、これにより、化粧カバーDがケース部材9に対して係合して設置される。
ベース部材7の取付用垂片7dの先端に設けられたカバー用係合部14にはカバー部材8が配設されている。
本実施形態のカバー部材8は横片8aと縦片8bとから成り、全体として断面略L字形状を成して形成されている。そして、先に述べた実施例と同様に、カバー部材8の横片8aの外方縁辺には折曲縁33が設けられており、リブ効果により強度が高められている。このカバー部材8の横片8aの裏面には、カバー用被係合部30が突設してあり、このカバー用被係合部30をベース部材7のカバー用係合部14としての係合用凹部15に挿入して、カバー部材8をベース部材7に設置する。カバー用被係合部30には被係合突起30aが突設されており、この被係合突起30aが係合用凹部15に設けられた係合突起16に係合することで、カバー部材8の抜け止めがなされている。このようにして、ベース部材7及び照明装置5の表面側をカバー部材8により覆い、良好な外観を維持するようになっている。
叙述のごとく構成された本実施形態の室内装飾物1を取り付けるに当たっては、あらかじめ建物の室内面2に釘やビス等の固着具で取り付けておいたベース部材7に、パネル材3の側縁部を支持・固定しておき、その取り付けられたベース部材7の取付用垂片7dにケース部材9を取り付ける。
ケース部材9をベース部材7に取り付けるに当たっては、図8に示すように、まず、ケース部材9を固定されたベース部材7に対して傾けた状態で、ケース部材9の表フランジ片17cにある両掛嵌合部110の取付用支点部250bを、固定されたベース部材7の取付用垂片7dにある一対の両掛嵌合部110のうちの表側(矢印ハ側)の両掛嵌合部110に備える係止導入部110aに押し当てる。このように押し当てた状態を維持したまま、取付用支点部250bを支点として、傾けた状態のケース部材9をベース部材7側に向けて水平な状態になるまで回動させて、ケース部材9を取り付ける。詳しくは、取付用支点部250bを支点として傾いた状態のケース部材9を回動していく際、まずケース部材9の片掛被係止部251の誘い部251aが、ベース部材7の片掛係止部111の片掛係止突起111aに当接する。そのまま、回動を続けると、ケース部材9の片掛被係止部251が表側方向に弾性的に変形移動し、そのまま片掛係止突起111aを乗り越えて、片掛被係止部251が裏側方向に復元することで、この片掛被係止部251が片掛係止部111の片掛係止突起111aに係合する。なお、両掛被嵌合部250において、取付用支点部250bよりも側内方向に両掛被嵌合部突起250aが位置しているので、取付用支点部250bを支点として上記のように回動をしていくと、一対の両掛嵌合部110の導入突部110bに両掛被嵌合部突起250aが嵌まり込むようになっている。このように、両掛嵌合部110と片掛係止部111において係止が完了すれば、ケース部材9はベース部材7に対して移動不能となり、ケース部材9(照明装置5)の設置が完了する。
本実施形態のケース部材9は、このように取付用支点部250bを利用して回動して取り付けるようにしているため、取り付け前のケース部材9を水平状態に保持したまま、ベース部材7に取り付けるものよりも簡単に設置することが可能となる。更に、片掛被係止部251を備える裏フランジ片17aを側内方向に長く形成しているから、容易に片掛被係止部251が弾性的に移動できるのであり、このように片掛被係止部251を備える裏フランジ片17aを側内方向に長く形成してバネ性を向上させ撓み易くさせた結果、ケース部材9をベース部材7に簡単且つ確実に設置することができるようになっている。
また、両掛被嵌合部250と片掛被係止部251の両先端部は互いに表裏方向(矢印ハ二の方向)にずれて位置させており、その上、内外方向(矢印イロの方向)にもずれて位置しているから、ケース部材9の自重により発生する回転力(図中矢印ホ)を効果的に支持することができるのであり、つまり、ケース部材9や導光材22の自重が重くなったり、ケース部材9が内外方向に長くなったりしても、本実施形態の構成によればケース部材9の傾きを確実に防止することができる。なお、図中の矢印方向におけるケース部材9の回転力(自重による回転力)のみならず、この矢印とは逆方向の回転力に対しても、本実施形態の構造によれば、該回転力を効率良く受けることができるので、ケース部材9のガタツキをも防ぐことが可能となっている。これにより、ケース部材9のガタツキや傾きを確実に防止することができるので、照明装置5から発せられる光のばらつきや光ムラが抑制でき、室内の演出性を向上させることができる。
更に、ケース部材9に取り付けてある導光材22の側外方向には、化粧カバーDが設置してあるから、室内装飾物1としての意匠性を高め、高級感を損なわないようになっている。
なお、片掛係止部111に設けられている片掛係止突起111aを大きくしたり、片掛被係止部251の隆起を大きく設けたりすることで、より一層、ベース部材7とケース部材9(照明装置5)との設置強度(連結強度)を高めることができる。また、片掛被係止部251に備える誘い部111bを大きく(斜辺を長く)形成することにより、ケース部材9(照明装置5)をベース部材7に設置するに当たり、ベース部材7の片掛係止部111の片掛係止突起111aをこの片掛被係止部251の誘い部251aに確実に当接させることができ、その結果、容易にケース部材9(照明装置5)をベース部材7に設置することができるので、より一層作業性を向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明してきたが、これらの例に限らず、本発明は他の応用展開も可能である。照明装置5は、そのケース部材9に設けたケース用被係合部25に係合可能な係合部を有する固定部材に対しては、ベース部材7に対してと同様に、取り付けることができるので、そのような固定部材がパネル材3外枠以外の天井や壁などの内装面に設置可能とすれば、照明装置5を天井や壁などの内装面にも取付可能なものとなる。
本発明の実施の形態の例の室内装飾であり、(a)は全体斜視図であり、(b)は(a)のA−A線の縦断面図である。 同上の照明装置であり、(a)は全体斜視図であり、(b)は分解斜視図であり、(c)は(a)のB部分の斜視図であり、(d)は(a)のB部分を別の方向から見た一部を透視した斜視図である。 同上のコーナーカバー部材の取り付けを説明する説明図であり、(a)は室内装飾の要部の分解斜視図であり、(b)はコーナーカバー部材を裏面側から見た斜視図であり、(c)はコーナーカバー部材を装着した状態の要部の斜視図であり、(d)は(c)のC−C線断面図である。 本発明の実施の形態の他例のコーナーカバー部材であり、(a)は表側から見た斜視図であり、(b)は裏面側から見た斜視図である。 同上のコーナーカバー部材を装着した状態の断面図(図1(a)のD−D線断面に相当)である。 同上のコーナーカバー部材の取り付けを説明する説明図であり、(a)(b)はパネル材のコーナー部に異なる方向からコーナーカバー部材を取り付けている状態の斜視図である。 本発明の実施の形態の他例の室内装飾の縦断面図である。 同上の照明装置をベース部材に取り付ける際の説明図である。
符号の説明
1 室内装飾物
2 室内面
3 パネル材
4 枠材
5 照明装置
6 コーナーカバー部材
7 ベース部材
8 カバー部材
9 ケース部材
11 ケース用係合部
14 カバー用係合部
18 外側凹条部
19 内側凹条部
21 光源
22 導光材
25 ケース用被係合部
30 カバー用被係合部
34 切れ目
36 係合フック
37 ストッパー
39 突条
41 凹部

Claims (4)

  1. 建物の室内面に添設するパネル材の側縁部に設ける枠材を、建物の室内面に固定すると共にパネル材の側縁部を取り付けるためのベース部材と、枠材の表面部を構成するカバー部材とを有して構成し、側外方に発光する発光部材とこれを装着するケース部材とを有して構成された照明装置を上記枠材に取り付けて成るパネル外枠構造であって、ベース部材の側外部に設けたケース用係合部に対してケース部材の側内部に設けたケース用被係合部を係合させてベース部材の側外方に照明装置を配設し、ベース部材の表面部に設けたカバー用係合部に対してカバー部材の裏面部に設けたカバー用被係合部を係合させてベース部材及び照明装置の表面側をカバー部材で覆ったことを特徴とするパネル外枠構造。
  2. ケース部材に側外方に開口する外側凹条部と側内方に開口する内側凹条部とを設け、照明装置を構成する長手方向の端部に設けた光源からの光を内部に導入して側外方に照射させる長尺の導光材を上記外側凹条部の内部に収めて配設可能にし、内部を光源への配線を収める配線収納スペースとする内側凹条部の内側開口の両縁に先端が自由端となる突起状のケース用被係合部を形成したことを特徴とする請求項1記載のパネル外枠構造。
  3. パネル材のコーナー部に枠材のカバー部材及びケース部材の切れ目を設けると共に、この切れ目に一端がカバー部材に表側から当接されて他端が室内面に固定されたストッパーを設け、ストッパー及び切れ目を覆うコーナーカバー部材を切れ目に臨む一対のカバー部材に渡して配置し、コーナーカバー部材の裏面部の両幅端部に弾性を有する係合フックを幅内方向に突設し、切れ目に臨む一対のカバー部材の両幅端部を上記係合フックで裏方から包持したことを特徴とする請求項1又は2記載のパネル外枠構造。
  4. パネル材のコーナー部に枠材のカバー部材及びケース部材の切れ目を設け、切れ目を覆うコーナーカバー部材を切れ目に臨む一対のカバー部材に渡して配置し、隣接するベース部材の切れ目に臨む各部位にその長手方向に長い突条または凹条溝をそれぞれ設け、コーナーカバー部材に、突条に対してその長手方向でのスライド係合及びその突出方向での圧入係合を可能にする凹部または、凹状溝に対してその長手方向でのスライド係合及びその凹没方向での圧入係合を可能にする凸部を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載のパネル外枠構造。
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