JP6317024B2 - 照明装置 - Google Patents

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本発明は、光源にLEDを用いた照明装置に関するものであり、特に器具本体とカバーユニットとで構成された天井面に設置される照明装置に関する。
LEDを光源とする、天井面に取り付けられた照明器具は、主にベースとなる器具本体と発光部となるカバーユニットとで構成され、カバーユニットにはLED実装基板が内蔵される。例えば、特許文献1及び特許文献2には、光源として用いる複数のLEDチップを実装したLED実装基板を内蔵したカバーユニットと、天井面への取り付け構造を有し、カバーユニットを保持する器具本体とによって構成される照明装置が開示されている。
このようないわゆるベースライトと呼ばれる照明装置は、通常ベースとなる器具本体(ベース部材)を天井面に設けられたアンカーボルト等に固定し、器具本体にカバーユニットを取り付けると、カバーユニットのフレーム部材の上端部が天井面に当接することで天井面に固定される。具体的には、カバーユニットのフレーム部材の内側に設けられた板ばね等のばね部材を、器具本体に設けた板ばね受け具等の取付部材に挿通し、ばね部材の付勢力・復元力によりフレーム部材が天井面方向に持ち上げられ、フレーム部材の上端部が天井面に当接する。これにより、天井面を利用して安定してカバーユニットを器具本体に取り付け固定された状態を維持することができるようになっている。
再表2015−115517号公報 特開2015−141769号公報
ところで、このような照明装置の設置場所は必ずしも天井面には限られず、工場や倉庫などではレースウェイと呼ばれる天井梁材に取り付ける場合もある。従来の照明装置であっても、天井面ではなくレースウェイに取り付けること自体は可能であるが、例えばレースウェイの照明装置取付面がフレーム部材の外形よりも小さいと、フレーム部材の上端部を従来の天井面に代えて照明装置取付面に当接させることで照明装置を安定して固定することはできない。その一方で、板ばねの付勢力によりフレーム部材が天井梁材方向に持ち上げられると、器具本体が特に場所が限定されることなくフレーム部材に当たってしまい、両者の取り付け状態が不安定になるおそれがある。また場合によっては、器具本体内に配置された電源ユニットがフレーム部材に接触してしまうおそれや、レースウェイ側から照明装置内に侵入した埃や塵などが器具本体内にまで侵入してしまうおそれもある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、天井面のみならず、天井梁材にも安定的に取り付けることができる照明装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、天井面または天井梁材に取り付けられる長尺状のベース部材と、前記ベース部材を覆うように前記ベース部材に着脱自在に装着され、光源部が設けられている長尺状のフレーム部材と、前記光源部を覆うように前記フレーム部材に取り付けられ、光拡散性を有するカバー部材と、を備え、前記ベース部材が当接部を有するとともに、前記フレーム部材が前記当接部に対応する位置に被当接部を有し、前記ベース部材が前記天井梁材に取り付けられる場合においては、前記フレーム部材を前記ベース部材に装着した際に、前記フレーム部材の前記被当接部に前記ベース部材の前記当接部が当接し、前記ベース部材が前記天井面に取り付けられる場合においては、前記フレーム部材を前記ベース部材に装着した際に、前記フレーム部材の前記被当接部と前記ベース部材の前記当接部とが当接するかしないかに影響を受けることなく、前記フレーム部材の上端部が前記天井面に当接するように前記当接部と前記被当接部とが構成されていることを特徴とする照明装置を提供する(発明1)。
上記発明(発明1)によれば、照明装置を天井梁材に取り付ける場合には、仮に天井張り材の照明装置取付面がフレーム部材の外形よりも小さく、フレーム部材の上端部を当該照明装置取付面に当接させることで照明装置を安定して固定することができなくとも、ベース部材の当接部とフレーム部材の被当接部とが当接することによりフレーム部材がベース部材に安定的に装着され、その結果照明装置を安定的に天井梁材に取り付けることができる。また、照明装置を天井面に取り付ける場合には、フレーム部材の被当接部とベース部材の当接部とが当接するかしないかに影響を受けることなく、フレーム部材の上端部が天井面に当接することにより、照明装置を安定的に天井面に取り付けることができる。したがって、上記発明(発明1)の照明装置は、天井面のみならず、天井梁材にも安定的に取り付けることができる。
上記発明(発明1)においては、前記当接部が前記ベース部材の側面に設けられていることが好ましい(発明2)。
上記発明(発明2)によれば、ベース部材内に収容される電源ユニット等に干渉することなく、当接部を適切な形状でベース部材に設けることが可能となる。
上記発明(1,2)においては、前記被当接部が前記フレーム部材の内側面に設けられていることが好ましい(発明3)。
上記発明(発明3)によれば、ベース部材や光源部等に干渉することなく、被当接部を適切な形状でフレーム部材に設けることが可能となる。
上記発明(発明1〜3)においては、前記当接部が前記ベース部材の長手方向全長に亘って設けられているとともに、前記被当接部が前記フレーム部材の長手方向全長に亘って設けられていることが好ましい(発明4)。
上記発明(発明4)によれば、ベース部材の当接部がフレーム部材の被当接部に当接することによって照明装置内部に仕切りが形成されるため、照明装置内に侵入した埃や塵などが電源ユニットや光源部にまで侵入してしまうことを防ぐことができる。
上記発明(発明4)においては、前記当接部が前記ベース部材の側面の端部であり、前記被当接部が前記フレーム部材の内側面と該内側面に前記ベース部材方向に突出するように形成された第一突出部との間に形成される第一溝部であってもよいし(発明5)、前記当接部が前記ベース部材の側面と該側面に前記フレーム部材方向に突出するように形成された第二突出部との間に形成される第二溝部であり、前記被当接部が前記フレーム部材の内側面に前記ベース部材方向に突出するように形成された第三突出部であってもよい(発明6)。
本発明の照明装置によれば、天井面のみならず、天井梁材にも安定的に取り付けることができる。
本発明の一実施形態に係る照明装置の構成を示す斜視図である。 同実施形態に係る照明装置の構成を示す断面図である。 同実施形態に係る照明装置のフレーム部材をベース部材から取り外した状態を示す説明図である。 (a)は同実施形態に係る照明装置をレースウェイに取り付けた状態を示す断面模式図であり、(b)は同照明装置を天井面に取り付けた状態を示す断面模式図である。 同実施形態に係る照明装置の変形例を示す断面模式図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態に係る照明装置1の構成を示す斜視図であり、図2は同構成を示す断面図であり、図3は照明装置1のフレーム部材20をベース部材10から取り外した状態を示す説明図である。なお、図2では、照明装置1をレースウェイRに取り付けた状態が示されている。また、図4及び図5では、内部構造等を省略した模式図として照明装置1を示している。
照明装置1は、レースウェイR(又は天井面C)に取り付けられる長尺状のベース部材10と、ベース部材10に着脱自在に装着される長尺状のフレーム部材20と、フレーム部材に取り付けられる光拡散性を有するカバー部材30とを備える。フレーム部材20の底面21には、光源として用いる複数のLED41を実装した長尺状の実装基板40が光源部としてフレーム部材20の長手方向に沿って取り付けられており、実装基板40には複数のLED41が長さ方向に等間隔に実装されている。
ベース部材10は、幅方向に見て左右が垂直部(側面)11a、11b、レースウェイR側が水平部12となった断面が略コ字状に長さ方向に伸延する長尺状の部材であり、例えば一枚の金属板により作製される。ベース部材10は、ボルト等を用いてレースウェイRに取り付けて固定させることができる。また、ベース部材10は、その水平部12に開けられた穴から木ねじで固定したり、または天井面Cからのアンカーボルト(不図示)にナット(不図示)を螺合したりすることによって天井面Cに取り付けて固定させることもできる。
ベース部材10の垂直部11a、11b及び水平部12で形成される空間には、発光部(LED41を実装した実装基板40)に電力を供給する電源ユニット50や、フレーム部材20をベース部材10に着脱自在に取り付けるための取付構造(後述)が収納される。ベース部材10の両端部にはそれぞれ側板13がビス止め、差込(スナップフィット)固定等の取付手段により取り付けられている。
ベース部材10の垂直部11a、11bの端部111a、111bは、それぞれ水平部12方向に折り返されて強度が高められており、端部111a、111bは当接部の一例である。当接部となる端部111a、111bは、ベース部材10の長手方向全長に亘って設けられている。
フレーム部材20は、幅方向に見て左右が傾斜側面22a、22b、床側が天井面Cに平行な底面21となった断面が略C字状に長さ方向に伸延する長尺状の部材であり、例えば一枚の金属板により作製される。傾斜側面22a、22bは底面21に連続しており、それぞれ天井面Cに当接する端部近傍のみが天井面Cに対して垂直になるよう角度を変えて形成されている(図2では天井面CではなくレースウェイRに照明装置1を取り付けているため、天井面Cが表れていない)。フレーム部材20は、ベース部材10とほぼ同じに長さ方向に伸延しており、取付構造(後述)を介してベース部材10に着脱自在に取り付けられる。
フレーム部材20の底面21には、床側に向けて複数のLED41が実装された実装基板40が光源部として取り付けられている。実装基板40のフレーム部材20への取付方法は特に限定されるものではなく、例えば底面21に公知の固定手段(ビス止め、接着剤、等)を用いて直接取り付けられていてもよいし、実装基板40を横方向からスライド挿入可能なスロットを底面21に形成して取り付けてもよいし、基板ホルダのような別部材を介して取り付けられていてもよい。
また、フレーム部材20の底面21には、実装基板40を覆うようにカバー部材30が取り付けられている。カバー部材30のフレーム部材20への取付方法は特に限定されるものではなく、例えば図2に示すように、底面21において実装基板40の左右両側に形成された取付溝部211a、211bに、カバー部材30の上端部に形成された取付爪部31a、31bを嵌合させることで、カバー部材30をフレーム部材20へと取り付けてもよいし、取付溝部211a、211bに取付爪部31a、31bを横方向からスライド挿入させることで、カバー部材30をフレーム部材20へと取り付けてもよい。カバー部材30をフレーム部材20に取り付けた状態でカバー部材30の両端部にそれぞれ側板23がビス止め、差込(スナップフィット)固定等の取付手段で取り付けられ、フレーム部材20とカバー部材30とが一体化される。
フレーム部材20の内側面、すなわち傾斜側面22a、22bの内側にはベース部材10方向に突出するように突出部221a、221bが形成されている。突出部221a、221bが形成されていることにより、傾斜側面22aと突出部221aとの間には溝部222aが、傾斜側面22bと突出部221bとの間には溝部222bがそれぞれ形成され、溝部222a、222bは被当接部の一例である。突出部221a、221bはフレーム部材20の長手方向全長に亘って設けられているため、被当接部となる溝部222a、222bもフレーム部材20の長手方向全長に亘って設けられていることとなる。
ここで、本実施形態に係る照明装置1では、フレーム部材20の傾斜側面22a、22bの上端部から突出部221a、221bまでの垂直方向距離L1が、ベース部材10の垂直部11a、11bの垂直方向長さL2よりも大きくなるように設計されている。
カバー部材30は、拡散透過・拡散反射性を有するプラスチック、例えばポリカーボネート(あるいはアクリル)により成形された長尺状の部材であり、ベース部材10及びフレーム部材20とほぼ同じに長さ方向に伸延している。カバー部材30はLED41からの照明光を拡散透過・拡散反射させる。本実施形態に係るカバー部材30の形状は幅方向断面視で略六角形状となっているが、これに限られるものではなく、照明装置全体の外形や照明装置の用途、光学的な拡散性や発光効率等を考慮して、適宜最適な形に成形されてよい。
フレーム部材20をベース部材10に着脱自在に取り付けるための取付構造としては、例えば板ばねやV字ばね、コイルばね等のばね部材をフレーム部材20側に取り付け、ばね部材の一部を掛止するための取付部材をベース部材10側に取り付けて、ばね部材の復元力、付勢力を用いてフレーム部材20を上方に引き上げてベース部材10に固定する構造が知られている。本実施形態における取付構造は、フレーム部材20の底面21内側に取り付けられた取付ばね24と、ベース部材10の水平部12に取り付けられた取付金具14との組み合わせを採用する。
取付金具14は、中央部に開口141が設けられた金属製のプレート状部材であり、ベース部材10の水平部12に立設され、ねじ等で固定される。また、取付ばね24は、一本の金属線から形成されるものであり、金属線が複数回コイル巻きされた巻き部241と、巻き部241から伸びる金属線を折り曲げてレバー状に形成されたアーム部242とからなり、巻き部241がフレーム部材20の底面21内側に係止部材25を介して取り付けられる。
取付ばね24のアーム部242をばねの付勢力に逆らう方向に持ち上げ、この状態でアーム部242をベース部材10に固定された取付金具14の開口141に挿し込んでからアーム部242を解放すると、ばねの復元力により取付ばね24が自然状態に戻ろうとし、この復元力によりフレーム部材20がベース部材10方向に引き上げられる。この取付ばね24と取付金具14とからなる取付構造を少なくとも照明装置1の長手方向両端部近傍の二箇所に設けることにより、フレーム部材20をベース部材10に着脱自在にかつ安定的に取り付けることができる。
このような構造を有する照明装置1をレースウェイRに取り付ける場合、まずベース部材10がレースウェイRに固定され、続いて実装基板40やカバー部材30等が取り付けられたフレーム部材20が、取付ばね24及び取付金具14からなる取付構造を介してベース部材10に取り付けられる。このとき、図4(a)に示すように、レースウェイRにフレーム部材20の傾斜側面22a、22bの上端部が当接するほどレースウェイRの照明装置取付面は大きくないため、フレーム部材20は取付ばねの復元力によりベース部材10方向に引き上げられ続ける。
フレーム部材20がベース部材10方向に引き上げられると、最終的にベース部材10の垂直部11a、11bの端部111a、111bがフレーム部材20の溝部222a、222bに当接し、取付ばね24の付勢力によりフレーム部材20がベース部材10へと強く押し付けられて固定される。
ここで、ベース部材10の垂直部11a、11bの端部111a、111bは、ベース部材10の長手方向全長に亘って設けられており、フレーム部材20の溝部111a、111bもフレーム部材20の長手方向全長に亘って設けられている。そのため両者が当接することによって照明装置1の内部に仕切りが形成されるため、照明装置1内に侵入した埃や塵などが電源ユニット50や光源部(実装基板40やLED41、それらの配線等も含む)にまで侵入してしまうことを防ぐことができる。なお、当接部や被当接部は必ずしもベース部材10やフレーム部材20の長手方向全長に亘って設けられていなくてもよく、断続的に設けられていてもよいし、ベース部材10及びフレーム部材20の四隅近傍で少なくとも三点において当接状態を作り出すことができれば、フレーム部材20をベース部材10に着脱自在にかつ安定的に取り付けることができる。
一方、このような構造を有する照明装置1を天井面Cに取り付ける場合は、まずベース部材10が天井面Cに固定され、続いて実装基板40やカバー部材30等が取り付けられたフレーム部材20が、取付ばね24及び取付金具14からなる取付構造を介してベース部材10に取り付けられる。フレーム部材20は取付ばねの復元力によりベース部材10方向に引き上げられると、図4(b)に示すように、最終的にフレーム部材20の傾斜側面22a、22bの上端部が天井面Cに当接し、取付ばね24の付勢力によりフレーム部材20が天井面Cへと強く押し付けられて固定される。
フレーム部材20の傾斜側面22a、22bの上端部が天井面Cに当接した状態においては、図4(b)に示すように、ベース部材10の垂直部11a、11bの端部111a、111bがフレーム部材20の溝部222a、222bには当接しない。これは、フレーム部材20の傾斜側面22a、22bの上端部から突出部221a、221bまでの垂直方向距離L1が、ベース部材10の垂直部11a、11bの垂直方向長さL2よりも大きくなるように設計されているためである。
ここで、本実施形態では、フレーム部材20の傾斜側面22a、22bの上端部から突出部221a、221bまでの垂直方向距離L1が、ベース部材10の垂直部11a、11bの垂直方向長さL2よりも大きくなるように設計されているが、垂直方向距離L1と垂直方向長さL2とを略等しくするように設計し、フレーム部材20の傾斜側面22a、22bの上端部が天井面Cに当接した状態において、ベース部材10の垂直部11a、11bの端部111a、111bもフレーム部材20の溝部222a、222bにちょうど当接するような構成としてもよい。すなわち、フレーム部材20の傾斜側面22a、22bの上端部から突出部221a、221bまでの垂直方向距離L1が、ベース部材10の垂直部11a、11bの垂直方向長さL2以上であれば、照明装置1を天井面Cに取り付けた場合に、フレーム部材20の被当接部(溝部222a、222b)とベース部材10の当接部(垂直部11a、11bの端部111a、111b)とが当接するかしないかに影響を受けることなく、フレーム部材20の上端部が天井面Cに当接することとなる。
なお、照明装置1を天井面Cに取り付ける場合には、ベース部材10の垂直部11a、11bの端部111a、111bがフレーム部材20の溝部222a、222bには当接しないことがあるものの、ベース部材10の垂直部11a、11bの端部111a、111bがベース部材10の長手方向全長に亘って設けられており、フレーム部材20の溝部222a、222bがフレーム部材20の長手方向全長に亘って設けられていることにより、照明装置1内に侵入した埃や塵などが電源ユニット50や光源部(実装基板40やLED41、それらの配線等も含む)にまで侵入してしまうことをある程度防ぐことができる。
このように、本実施形態の照明装置1をレースウェイRに取り付ける場合には、ベース部材10の当接部(垂直部11a、11bの端部111a、111b)とフレーム部材20の被当接部(溝部222a、222b)とが当接することによりフレーム部材20がベース部材10に安定的に装着され、その結果照明装置1を安定的にレースウェイRに取り付けることができる。また、照明装置1を天井面Cに取り付ける場合には、フレーム部材20の被当接部(溝部222a、222b)とベース部材10の当接部(垂直部11a、11bの端部111a、111b)とが当接するかしないかに影響を受けることなく、フレーム部材20の傾斜側面22a、22bの上端部が天井面Cに当接することにより、照明装置1を安定的に天井面Cに取り付けることができる。したがって、照明装置1は、天井面Cのみならず、レースウェイRのような天井梁材にも安定的に取り付けることができる。
以上、本発明に係る照明装置について図面に基づいて説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、種々の変更実施が可能である。照明装置の形状、ベース部材の形状、フレーム部材の形状、カバー部材の形状には様々なバリエーションが考えられる。
<変形例>
照明装置1Aは、前述の照明装置1と比較すると、ベース部材10Aの形状とフレーム部材20Aの形状とが異なっている。具体的には、ベース部材10Aの垂直部11Aa、11Abに、フレーム部材20A方向に突出するように第二突出部112Aa、112Abが形成されている。この第二突出部112Aa、112Abと垂直部11Aa、11Abとの間に形成される第二溝部113Aa、113Abは当接部の一例である。当接部となる第二溝部113Aa、113Abは、ベース部材10Aの長手方向全長に亘って設けられている。
また、フレーム部材20Aの内側面、すなわち傾斜側面22Aa、22Abの内側にはベース部材10方向に突出するように垂直に第三突出部221Aa、221Abが形成されている。第三突出部221Aa、221Abの先端部は被当接部の一例である。第三突出部221Aa、221Abはフレーム部材20Aの長手方向全長に亘って設けられている。
このような形状で当接部をベース部材10Aに、被当接部をフレーム部材20Aに設けても、前述の照明装置1と同様の効果を奏することができる。加えて、フレーム部材20Aに第三突出部221Aa、221Abを垂直に立設することにより、ベース部材10Aの垂直部11Aa、11Abの下端部がフレーム部材20Aの二つの第三突出部221Aa、221Ab間に嵌合するような構造となるため、ベース部材10Aにフレーム部材20Aを取り付ける際のガイドとして第三突出部221Aa、221Abを利用することができる。
1 照明装置
10 ベース部材
11a、11b 垂直部
111a、111b 端部(当接部)
20 フレーム部材
22a、22b 傾斜側面
221a、221b 突出部
222a、222b 溝部(被当接部)
30 カバー部材
40 実装基板(光源部)
41 LED
C 天井面
R レースウェイ(天井梁材)

Claims (6)

  1. 天井面または天井梁材に取り付けられる長尺状のベース部材と、
    前記ベース部材を覆うように前記ベース部材に着脱自在に装着され、光源部が設けられている長尺状のフレーム部材と、
    前記光源部を覆うように前記フレーム部材に取り付けられ、光拡散性を有するカバー部材と、を備え、
    前記ベース部材が当接部を有するとともに、前記フレーム部材が前記当接部に対応する位置に被当接部を有し、
    前記ベース部材が前記天井梁材に取り付けられる場合においては、前記フレーム部材を前記ベース部材に装着した際に、前記フレーム部材の前記被当接部に前記ベース部材の前記当接部が当接し、
    前記ベース部材が前記天井面に取り付けられる場合においては、前記フレーム部材を前記ベース部材に装着した際に、前記フレーム部材の前記被当接部と前記ベース部材の前記当接部とが当接するかしないかに影響を受けることなく、前記フレーム部材の上端部が前記天井面に当接するように前記当接部と前記被当接部とが構成されていることを特徴とする照明装置。
  2. 前記当接部が前記ベース部材の側面に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記被当接部が前記フレーム部材の内側面に設けられていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記当接部が前記ベース部材の長手方向全長に亘って設けられているとともに、前記被当接部が前記フレーム部材の長手方向全長に亘って設けられていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記当接部が前記ベース部材の側面の端部であり、
    前記被当接部が前記フレーム部材の内側面と該内側面に前記ベース部材方向に突出するように形成された第一突出部との間に形成される第一溝部であることを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記当接部が前記ベース部材の側面と該側面に前記フレーム部材方向に突出するように形成された第二突出部との間に形成される第二溝部であり、
    前記被当接部が前記フレーム部材の内側面に前記ベース部材方向に突出するように形成された第三突出部であることを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
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