JP4971619B2 - レンズ鏡筒、及び撮像装置 - Google Patents

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本発明は、撮影レンズを保護するためにレンズ鏡筒前面側に配設されるバリア部材を開閉するバリア装置を備えるレンズ鏡筒、及び撮像装置に関する。
従来、カメラのレンズ鏡筒に組み込まれる装置として、撮影位置と収納位置との間を光軸方向に伸縮されるレンズ鏡筒の動きに連動するバリア部材をレンズ鏡筒前面側に配設し、上記収納位置で最前面側のレンズを保護するバリア装置が知られている。
まず、第1の従来例に係るバリア装置(例えば、特許文献1参照)について説明する。尚、下記の説明で用いる符号は特許文献1に記載されている符号である。
バリア装置において、バリア6、7は、レンズ群15の外周側に配置されたバリアリング5にバリアスプリング8により、機構的に無理が生じることを回避できるように連結されている。バリアリング5は、レンズ群15を覆う鏡筒カバー4の中央開口部4cを中心に回転可能に配置されている。また、バリアリング5は、バリアスプリング9によりバリア開方向へ付勢されている。バリアリング5は、バリアギア12を介して開閉レバー11と連結され、開閉レバー11は、連結軸10に圧入され固定されている。
上記構成を有するバリア装置では、使用者がカメラのメインスイッチをON/OFFすること(撮影位置と収納位置との間におけるレンズ鏡筒の駆動)により、連結レバー10の作動部10bが、カム筒1、三角リング2により押される。これに伴い、連結軸10が正逆回転され、開閉レバー11、バリアギア12、バリアリング5に伝達される結果、バリア6、7の開閉が行われる。
次に、第2の従来例に係るバリア装置(例えば、特許文献2参照)について説明する。尚、下記の説明で用いる符号は特許文献2に記載されている符号である。
バリア装置は、バリア部材1、2(主バリア1と副バリア2)、駆動部材(開閉レバー4)、弾性部材(吸収バネ6)から構成される。開閉レバー4は、主バリア1と副バリア2を開状態及び閉状態に駆動する。吸収バネ6は、主バリア1と副バリア2に対する開閉レバー4の逃げ移動を吸収する(機構的に無理が生じることを回避する)ものであり、主バリア1の裏面に形成された座グリ部1dに収容されている。
特開平7−159856号公報 特開平9−211536号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のバリア装置では、レンズ群15の外周側の領域にバリアスプリング8、9、バリアギア12、開閉レバー11をバリア開閉作動面とほぼ同一平面状に配置し、バリアリング5を駆動することでバリア開閉を行っている。そのため、例えばレンズ群15の駆動機構を設置する際には、バリアリング5と光軸方向に並列な関係の位置(バリアリング5のレンズ群16側)に設置することになり、レンズ鏡筒の収納状態の長さ(沈胴長)が大きくなってしまうという問題がある。
また、該バリア装置では、開閉レバー11を回動させる連結軸10が、レンズ鏡筒を光軸方向に貫通した状態に配置されている。そのため、レンズ鏡筒前面の開口部からゴミや砂等がレンズ鏡筒内部に侵入した場合、カメラのピント面付近へ直接入り込むことが懸念されるという問題がある。
また、上記特許文献2記載のバリア装置では、主バリア1の裏面に形成された座グリ部1dに吸収バネ6を収容する構成となっている。そのため、バリア部材(主バリア1)を吸収バネ6の収容が可能な厚みに構成することが必要となり、撮影レンズ前面からレンズ鏡筒先端までの光軸方向の厚みが増大する結果、やはり沈胴長が長くなってしまうという問題がある。
本発明の目的は、レンズ鏡筒の収納位置での長さを短縮可能とし、侵入したゴミや砂等が撮像手段付近へ直接入り込み難い構成としたレンズ鏡筒、及び撮像装置を提供することにある。
上述の目的を達成するために、本発明のレンズ鏡筒は、第1レンズと、前記第1レンズを光軸方向に移動させるレンズ駆動部と、前記第1レンズの前面を開閉可能に覆うバリア部材と、前記バリア部材を光軸と直交する方向に開閉動作させるバリア駆動部と、を備えたレンズ鏡筒であって、前記レンズ鏡筒が収納状態にある沈胴位置と撮影位置との間を光軸方向に伸縮可能に構成された進退筒を備え、前記第1レンズ、前記レンズ駆動部、前記バリア部材、及び前記バリア駆動部は、前記進退筒に取り付けられており、前記レンズ駆動部は、前記第1レンズに駆動力を伝達するギア部材に連結され前記第1レンズの外周側に且つ光軸と平行に配置される回動軸を有するモータを備え、前記バリア駆動部は、前記バリア部材に連結され前第1レンズの外周側に且つ光軸と平行に配置される回動軸を有する第1のバリア駆動部材と、前記第1のバリア駆動部材と同軸上に配置される第2のバリア駆動部材と、前記第1のバリア駆動部材及び前記第2のバリア駆動部材と同軸上に配置され前記第1のバリア駆動部材及び前記第2のバリア駆動部材を連結するバネ部材とを備え、前記第1のバリア駆動部材及び前記第2のバリア駆動部材は、互いに前記回動軸を中心として回動可能であり、前記バリア駆動部の光軸方向の位置と前記レンズ駆動部の光軸方向の位置とは、光軸と直交する方向において重なっていることを特徴とする。
本発明によれば、第1のバリア駆動部材、第2のバリア駆動部材、両部材を連結するバネ部材を光軸と平行な同軸上に配置する。これにより、レンズ鏡筒の収納位置での長さを短縮することが可能となる。また、バリア部材と第1のバリア駆動部材の連結部、バネ部材と第2のバリア駆動部材の取り付け部、カム手段と第2のバリア駆動部材の当接部を、第1のバリア駆動部材の回動軸を中心として異なる位置とする。これにより、レンズ鏡筒内に侵入したゴミや砂等が撮像手段付近へ直接入り込み難い構成とすることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るレンズ鏡筒の収納位置(沈胴位置)を示す断面図である。図2は、図1と異なる断面におけるレンズ鏡筒の収納位置を示す断面図である。図3は、レンズ鏡筒の全体の構成を示す分解斜視図である。
図1乃至図3において、レンズ鏡筒は、第1レンズ群1、1群レンズ駆動部2、進退筒3、第1地板部材5、バリア部材6、7、バリア駆動部8、第2レンズ群11、第2レンズ保持部材12、直進筒16、カム筒17、固定筒19、固定地板部材20等を備えている。
レンズ鏡筒は、収納位置(沈胴位置)と撮影位置との間を光軸方向に伸縮可能に構成されている。1群レンズ駆動部(フォーカス駆動部)2は、第1レンズ群1を保持する第1レンズ保持部材201を備えており、第1レンズ群1の光軸方向の位置を移動させるフォーカス動作を行う。進退筒3は、進退筒自身の回転規制のための凸部3aを外周部に備えている。進退筒3の内周部には、1群レンズ駆動部2が取り付けられ、進退筒3の外周部には、カムフォロア4が圧入され固定されている。第1地板部材5は、ガイド軸部5aを備えており、進退筒3の内周部に取り付けられる。
バリア部材6、7は、第1レンズ群1を保護する部材であり、第1地板部材5に対し光軸方向と交差する方向に回動可能に取り付けられる。バリア駆動部8は、バリア部材6、7の開閉動作を行うものであり、進退筒3及び第1地板部材5に取り付けられ固定される。カバー部材9は、バリア部材6、7の前面側を覆う部材であり、レンズ鏡筒の前面側に配置される開口部9aを備えている。キャップ部材10は、カバー部材9の前面側を覆う部材である。
第2レンズ保持部材12は、第2レンズ群11を保持する部材であり、複数の凸部12a及びカムフォロア部12bを外周部に備えている。シャッタ駆動機構部13は、第2レンズ保持部材12に取り付けられるものであり、絞り・シャッタ部材14を開閉する。絞り・シャッタ部材14は、第2レンズ保持部材12に取り付けられ、シャッタ駆動機構部13により開閉動作が行われる。カバー部材15は、絞り・シャッタ部材14を覆う部材である。
直進筒16は、進退筒3及び第2レンズ保持部材12の外側に配置される概略円筒状の部材であり、直進ガイド溝部16a、直進ガイド溝部16b、凸部16c、凸部16dを備えている。直進ガイド溝部16a及び16bは、直進筒16の外周部から内周部にかけて光軸方向に沿う状態に配設されており、進退筒3の凸部3a、第2レンズ保持部材12の凸部12aとそれぞれ係合される。凸部16c及び16dは、進退筒3の外周部に配設されている。
カム筒17は、直進筒16の外側に配置される概略円筒状の部材であり、ギア部17a、溝部17b、カム部17c、カム部17dを備えている。ギア部17aは、カム筒17の外周部に配設されており、ギア部材21と噛み合う。溝部17bは、カム筒17の外周面に対して同心状に内周側に配設されており、直進筒16の凸部16cと係合される。これにより、カム筒17と直進筒16とは互いに回動可能となる。カム部17c、17dは、それぞれ、進退筒3のカムフォロア4、第2レンズ保持部材12のカムフォロア部12bとカム結合される。カム筒17の外周部には、カムフォロア18が圧入され固定されている。
固定筒19は、カム筒17の外側に配置される概略円筒状の部材であり、カム部19a、直進ガイド溝部19bを備えている。カム部19aは、固定筒19の内周部に配設されており、カム筒17のカムフォロア18とカム結合される。直進ガイド溝部19bは、固定筒19の内周部に配設されており、直進筒16の凸部16dと係合される。固定地板部材20は、固定筒19の端面に対しネジにより固定される部材であり、バリア部材6、7を開閉動作させるためのバリアカム部20aを備えている。固定地板部材20は、不図示のカメラ本体に固定される。
ギア部材21は、カム筒17のギア部17aと噛み合う部材であり、回転軸部材22が圧入され固定される軸穴部を備えており、不図示の駆動源により回転駆動される。回転軸部材22は、ギア部材21の上記軸穴部に固定されることでギア部材21を支持する部材であり、固定筒19に固定される。光学部材23は、固定地板部材20に取り付けられる。CCD24は、固定地板部材20に所定の固定方法により固定され且つ結線される撮像素子であり、光学部材23を介して被写体の光学像が結像されるピント面(受光面)を有する。
図4は、1群レンズ駆動部2が進退筒3に取り付けられた状態を示す斜視図である。図5は、1群レンズ駆動部2を別方向から見た状態を示す斜視図である。
図4及び図5において、進退筒3は一部を切断した状態を図示しており、また、地板部材5は一部(ガイド軸部5a)のみ図示している。1群レンズ駆動部2は、上記第1レンズ保持部材201の他に、ガイド部材202、ネジ部材203、ナット部材204、バネ部材205、ギア部材206、段ギア部材207、ステッピングモータ208、ギア部材209を備えている。
第1レンズ保持部材201は、主ガイド部201a、副ガイド部201b、受け部201c、回り止め部201dを備えている。第1地板部材5には、第1レンズ保持部材201の副ガイド部201bと係合するガイド軸部5aが設けられている。
ガイド部材202は、第1レンズ保持部材201の主ガイド部201aに係合し、第1レンズ保持部材201を光軸方向にガイドする部材であり、進退筒3と第1地板部材5に挟まれて固定されている。ネジ部材203は、ギア部203aとネジ部203bを備えている。ナット部材204は、ネジ部材203のネジ部203bとネジ結合されると共に、第1レンズ保持部材201の受け部201cに取り付けられており、第1レンズ保持部材201の回り止め部201dにより回転規制されている。
バネ部材205は、第1レンズ保持部材201の主ガイド部201aの外周側に配置されており、第1レンズ保持部材201とナット部材204をネジ部材203のネジ部203bへ付勢している。ギア部材206は、ネジ部材203のギア部203aとギア結合されている。段ギア部材207は、ギア部材206とギア結合されている。ステッピングモータ208は、取り付け部208aにより進退筒3に取り付けられ、第1レンズ保持部材201を光軸方向へ進退動作させる駆動力を発生する。ギア部材209は、ステッピングモータ208に圧入され固定されており、ギア部材207と噛み合う。
図6は、バリア駆動部8の詳細構成を示す分解斜視図である。図7は、第1バリア駆動部材801と第2バリア駆動部材802の構成を示す分解斜視図である。
図6及び図7において、進退筒3は形状の一部を削除し切断した状態を図示している。進退筒3は、凸部3a、軸部3b、凸部3c、穴部3dを備えている。第1地板部材5は、上記ガイド軸部5a(図1参照)の他に、軸部5b、穴部5c、穴部5d、長穴部5e、凸部5fを備えている。バリア部材6は、穴部6a、ギア部6b、長穴部6cを備えている。バリア部材7は、軸部7a、ギア部7bを備えている。
バリア部材6は、穴部6aに第1地板部材5の軸部5bが挿入されることで第1地板部材5に対してその面内で回動可能に取り付けられると共に、ギア部6bがバリア部材7のギア部7bとギア結合される。バリア部材7は、軸部7aが第1地板部材5の穴部5cに挿入されることで第1地板部材5に対してその面内で回動可能に取り付けられると共に、ギア部7bがバリア部材6のギア部6bとギア結合される。
第1バリア駆動部材801は、凸部801a、軸部801b、バネ掛け部801c、段軸部801d、凸部801eを備えている。凸部801aは、第1地板部材5の長穴部5eを貫通してバリア部材6の長穴部6cに連結される。軸部801bは、第1地板部材5の穴部5dに係合され且つ回動可能に構成されると共に、第1レンズ群1の外周側で且つ光軸と平行に配置される。
第2バリア駆動部材802は、内径部802a、内径部802b、バネ掛け部802c、バネ掛け部802d、レバー腕部802e、切り欠き部802fを備えている。第2バリア駆動部材802は、第1バリア駆動部材801と同軸上に配置される。内径部802aは、進退筒3の軸部3bを回動可能に軸支する。内径部802bは、第1バリア駆動部材801の段軸部801dを回動可能に軸支する。レバー腕部802eは、進退筒3の穴部3dを貫通する状態に配置され、バリア開閉動作に応じて、固定地板部材20のバリアカム部20aとの当接が外れた状態(バリア開状態)、バリアカム部20aと当接する状態(バリア閉状態)となる。
第2地板部材803は、穴部803a、穴部803bを備えている。穴部803aは、第2バリア駆動部材802の円筒形状部分と係合することで第2バリア駆動部材802を回動可能に軸支する。穴部803bには、第2バリア駆動部材802のバネ掛け部802cが貫通される。
第1バネ部材804は、第1バリア駆動部材801及び第2バリア駆動部材802と同軸上で且つ第2バリア駆動部材802の外径側に配置され、第1バリア駆動部材801のバネ掛け部801cと第2バリア駆動部材802のバネ掛け部802cに取り付けられる。第1バネ部材804により、第1バリア駆動部材801と第2バリア駆動部材802が連結される。
第2バネ部材805は、第2バリア駆動部材802のバネ掛け部802dと進退筒3の凸部3cに取り付けられる。第2バネ部材805は、第1バネ部材804により連結されている第1バリア駆動部材801及び第2バリア駆動部材802を時計回り方向(バリア開方向)へ付勢する。
ここで、第1バリア駆動部材801と第2バリア駆動部材802と第1バネ部材804の関係について説明する。
第1バリア駆動部材801には、上述したように凸部801e(図7)が設けられている。通常は、第1バリア駆動部材801と第2バリア駆動部材802は、バネ掛け部801c、802cに取り付けられる第1バネ部材804によって一体で回動するが、第1バネ部材804をチャージする方向の力が加わった場合にのみ、以下のようになる。即ち、第1バリア駆動部材801の凸部801eと第2バリア駆動部材802の切り欠き部802fの関係により、第1バリア駆動部材801と第2バリア駆動部材802は、切り欠き部802fの角度分、互いに回動可能となっている。
次に、上記のごとく構成された本実施の形態のレンズ鏡筒の各種動作について図8乃至図18を参照しながら詳細に説明する。
まず、レンズ鏡筒全体(レンズ鏡筒を構成する各部材)の光軸方向における進退動作について説明する。
図8は、レンズ鏡筒の撮影位置(WIDE位置)を示す断面図である。図9は、図8と異なる断面におけるレンズ鏡筒の撮影位置(WIDE位置)を示す断面図である。図10は、レンズ鏡筒の撮影位置(TELE位置)を示す断面図である。図11は、図10と異なる断面におけるレンズ鏡筒の撮影位置(TELE位置)を示す断面図である。
図8乃至図11において、不図示の駆動源によりギア部材21が回転させられると、ギア部材21とカム筒17のギア部17aとが噛み合っているので、カム筒17は、回動すると共に光軸方向へ進退動作する。即ち、カム筒17のカムフォロア18と固定筒19のカム部19aとがカム結合されているので、カム筒17は、不図示のカム軌跡に沿って光軸方向へ進退動作する。このとき、直進筒16は、凸部16dと固定筒19の直進ガイド溝部19bとの係合により光軸回りの回転を阻止された状態で、凸部16cとカム筒17の溝部17bとの係合により一体となって光軸方向へ進退動作する。
カム筒17が回動すると、進退筒3は、凸部3aと直進筒16の直進ガイド溝部16aとの係合により光軸回りの回転を阻止された状態で、カムフォロア4と直進筒16の凸部16cとの係合により不図示のカム軌跡に沿って光軸方向へ進退動作する。同様に、第2レンズ保持部材12は、凸部12aと直進筒16の直進ガイド溝部16bとの係合により光軸回りの回転を阻止された状態で、カムフォロア部12bとカム筒17のカム部17dとの係合により不図示のカム軌跡に沿って光軸方向へ進退動作する。
これにより、レンズ鏡筒は、収納位置(図1、図2)から撮影位置(図8、図9)であるWIDE(Wide Angle:広角側)位置状態となる。また、レンズ鏡筒は、WIDE位置状態から撮影位置(図10、図11)であるTELE(Telescope:望遠側)位置状態へズーム動作を行う。
次に、レンズ鏡筒のフォーカス動作について説明する。
1群レンズ駆動部2のモータ208に不図示の配線を介して所定の通電パターンで電力が供給されると、ギア部材209が所定の方向に回転し、その回転力がギア部材207、ギア部材206、ギア部203aに伝達され、ネジ部材203が回転する。ネジ部材203が回転すると、その回転力がナット部材204に伝達される。ナット部材204と第1レンズ保持部材201は、バネ部材205によりネジ部材203のネジ部203bに付勢されているので、一体となって光軸方向へ進退動作する。
このように、1群レンズ駆動部2により第1レンズ群1の光軸方向の位置を移動させることでフォーカス動作が行われる。この場合、レンズ鏡筒が上記撮影位置の時のみフォーカス動作が行われる。
次に、レンズ鏡筒のバリア開閉動作について説明する。
図12は、バリア閉状態におけるバリア駆動部8を示す斜視図、図13は、バリア開状態におけるバリア駆動部8を示す斜視図、図14は、バリア部材6、7を開く方向へ外力が加わった状態におけるバリア駆動部8を示す斜視図である。図15は、バリア閉状態を示す正面図、図16は、バリア開状態を示す正面図である。図17は、第1バリア駆動部材801と第2バリア駆動部材802の関係を示す正面図であり、(a)は、バリア閉状態を示す正面図、(b)は、不測の外力が加わった状態を示す正面図、(c)は、バリア開状態を示す正面図である。
図12乃至図17において、進退筒3と固定地板部材20は一部のみ図示している。まず、レンズ鏡筒の収納位置(図1、図2)では、バリア6、7は閉状態(図12、図15)である。このときは、第2バリア駆動部材802は、レバー腕部802eが固定地板部材20のバリアカム部20aと当接し、第2バネ部材805をチャージして反時計回り方向へ回転している。また、第1バネ部材804により第2バリア駆動部材802と連結されている第1バリア駆動部材801も、反時計回り方向へ回転した状態となっている。
バリア部材6は、長穴部6cが第1バリア駆動部材801の凸部801aに連結されているので、穴部6aを中心に時計回り方向へ回転する。また、バリア部材7は、ギア部7bがバリア部材6のギア部6bとギア結合されているので、軸部7aを中心に反時計回り方向へ回転する。これにより、バリア部材6、7は閉状態(図12、図15)となっている。
このようなバリア閉状態において、バリア部材6、7を開く方向への不測の外力が加わったときは、第1バリア駆動部材801が時計回り方向へ回転させられることになる。上述したように、第1バネ部材804により連結されている第1バリア駆動部材801と第2バリア駆動部材802は、第1バネ部材804をチャージする方向に切り欠き部802fの角度分、互いに回動可能となっている。第1バネ部材804がチャージされることで、機構的に無理が生じることを吸収し回避している。
次に、レンズ鏡筒が撮影位置(図8、図9)になると、バリア開状態(図13、図16)となる。このときは、上述したレンズ鏡筒全体の進退動作により、収納位置から撮影位置への進退筒3の光軸方向の移動に伴い、第2バリア駆動部材802のレバー腕部802eが固定地板部材20のバリアカム部20aとの当接から外れていく。これに伴い、第2バネ部材805の付勢方向(時計回り方向)へ第2バリア駆動部材802が回転し、第1バネ部材804により第2バリア駆動部材802と連結されている第1バリア駆動部材801も、時計回り方向へ回転する。
バリア部材6は、長穴部6cが第1バリア駆動部材801の凸部801aに連結されているので、穴部6aを中心に反時計回り方向へ回転する。また、バリア部材7は、ギア部7bがバリア部材6のギア部6bとギア結合されているので、軸部7aを中心に時計回り方向へ回転する。これに伴い、第1地板部材5の凸部5fとバリア部材7の側面とが当接する。これにより、バリア部材6、7は開状態(図13、図16)となる。
図18は、バリア装置としてのバリア駆動機構の貫通部を示す正面図である。
図18において、第1地板部材5の長穴部5eは、バリア部材6の長穴部6cと第1バリア駆動部材801の凸部801aとの連結部の貫通部である。第2地板部材803の穴部803bは、第2バリア駆動部材802のバネ掛け部802cと第1バネ部材804との取り付け部の貫通部である。進退筒3の穴部3dは、第2バリア駆動部材802のレバー腕部802eと固定地板部材20のバリアカム部20aとの当接部の貫通部である。
これらの貫通部である、第1地板部材5の長穴部5e、第2地板部材803の穴部803b、進退筒3の穴部3dは、第1バリア駆動部材801の回動中心を中心として異なった位置関係となっている。
以上説明したように、本実施の形態によれば、バリア駆動機構、即ち、第1バリア駆動部材801と、第2バリア駆動部材802と、第1及び第2バリア駆動部材を連結する第1バネ部材804とを光軸と平行な同軸上に配置する構成とする。更に、バリア駆動機構を、前記各部材が1群レンズ駆動部(フォーカス駆動部)2と光軸方向に重ならない構成とする。これにより、レンズ鏡筒の収納位置での長さ(沈胴長)を短縮することが可能となる。また、スペース効率を高めることが可能となる。
この場合、上記の第1バリア駆動部材801と第2バリア駆動部材802を同軸上に配置する構成を、第2バリア駆動部材802に内径部802bを設けて第1バリア駆動部材801を軸支することで実現している。そのため、第1バリア駆動部材801を別途軸支する構成部品やスペースを光軸方向において省略できるので、レンズ鏡筒の上記沈胴長の短縮が可能となる。
また、第1バネ部材804により連結されている第1バリア駆動部材801と第2バリア駆動部材802を、第1バネ部材804がチャージされる方向に所定角度互いに回動可能とし、機構的に無理が生じたときに吸収するようにしている。これにより、バリア部材6に吸収バネ収容部を設けることが不要となり、バリア部材6の厚みを大きくする必要がなくなるため、第1レンズ群(撮影レンズ)前面からレンズ鏡筒先端までの光軸方向の厚みを抑制することが可能となる。
更に、バリア駆動機構における以下に示す連結部と取り付け部と当接部とを、第1バリア駆動部材801の回動軸(軸部801b、段軸部801d)を中心として異なる位置とする。連結部は、バリア部材6の長穴部6cと第1バリア駆動部材801の凸部801aとの連結部である。取り付け部は、第2バリア駆動部材802のバネ掛け部802cと第1バネ部材804との取り付け部である。当接部は、第2バリア駆動部材802のレバー腕部802eと固定地板部材20のバリアカム部20aとの当接部である。
上記の位置関係により、貫通部である第1地板部材5の長穴部5eと第2地板部材803の穴部803bと進退筒3の穴部3dも、第1バリア駆動部材801の回動軸を中心として互いに異なる位置となる。これにより、レンズ鏡筒前面側に配置されるカバー部材9の開口部9aから侵入したゴミや砂等が、光学部材23やCCD24付近へ直接入り込み難い構成とすることが可能となる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、バリア駆動機構を備えたレンズ鏡筒について説明したが、本発明は、レンズ鏡筒が装着される撮像装置にも適用することが可能である。
本発明の実施の形態に係るレンズ鏡筒の収納位置(沈胴位置)を示す断面図である。 図1と異なる断面におけるレンズ鏡筒の収納位置を示す断面図である。 レンズ鏡筒の全体の構成を示す分解斜視図である。 1群レンズ駆動部が進退筒に取り付けられた状態を示す斜視図である。 1群レンズ駆動部を別方向から見た状態を示す斜視図である。 バリア駆動部の詳細構成を示す分解斜視図である。 第1バリア駆動部材と第2バリア駆動部材の構成を示す分解斜視図である。 レンズ鏡筒の撮影位置(WIDE位置)を示す断面図である。 図8と異なる断面におけるレンズ鏡筒の撮影位置(WIDE位置)を示す断面図である。 レンズ鏡筒の撮影位置(TELE位置)を示す断面図である。 図10と異なる断面におけるレンズ鏡筒の撮影位置(TELE位置)を示す断面図である。 バリア閉状態におけるバリア駆動部を示す斜視図である。 バリア開状態におけるバリア駆動部を示す斜視図である。 バリア部材を開く方向へ外力が加わった状態におけるバリア駆動部を示す斜視図である。 バリア閉状態を示す正面図である。 バリア開状態を示す正面図である。 第1バリア駆動部材と第2バリア駆動部材の関係を示す正面図であり、(a)は、バリア閉状態を示す正面図、(b)は、不測の外力が加わった状態を示す正面図、(c)は、バリア開状態を示す正面図である。 バリア装置としてのバリア駆動機構の貫通部を示す正面図である。
符号の説明
1 第1レンズ群(第1レンズ)
6 バリア部材(第1のバリア部材)
7 バリア部材(第2のバリア部材)
8 バリア駆動部
11 第2レンズ群
20 固定地板部
20a バリアカム部(カム手段)
24 CC
201 第1レンズ保持部
801 第1バリア駆動部材(第1のバリア駆動部材)
801a 凸部
801b 軸部
801d 段軸部(回動軸)
801e 凸部(第1の係合部)
802 第2バリア駆動部材(第2のバリア駆動部材)
802b 内径部(軸支部)
802c バネ掛け部
802e レバー腕部
802f 切り欠き部(第2の係合部)
804 第1バネ部材(バネ部材)

Claims (6)

  1. 第1レンズと、前記第1レンズを光軸方向に移動させるレンズ駆動部と、前記第1レンズの前面を開閉可能に覆うバリア部材と、前記バリア部材を光軸と直交する方向に開閉動作させるバリア駆動部と、を備えたレンズ鏡筒であって、
    前記レンズ鏡筒が収納状態にある沈胴位置と撮影位置との間を光軸方向に伸縮可能に構成された進退筒を備え、
    前記第1レンズ、前記レンズ駆動部、前記バリア部材、及び前記バリア駆動部は、前記進退筒に取り付けられており、
    前記レンズ駆動部は、前記第1レンズに駆動力を伝達するギア部材に連結され前記第1レンズの外周側に且つ光軸と平行に配置される回動軸を有するモータを備え、
    前記バリア駆動部は、前記バリア部材に連結され前第1レンズの外周側に且つ光軸と平行に配置される回動軸を有する第1のバリア駆動部材と、前記第1のバリア駆動部材と同軸上に配置される第2のバリア駆動部材と、前記第1のバリア駆動部材及び前記第2のバリア駆動部材と同軸上に配置され前記第1のバリア駆動部材及び前記第2のバリア駆動部材を連結するバネ部材とを備え、
    前記第1のバリア駆動部材及び前記第2のバリア駆動部材は、互いに前記回動軸を中心として回動可能であり、
    前記バリア駆動部の光軸方向の位置と前記レンズ駆動部の光軸方向の位置とは、光軸と直交する方向において重なっていることを特徴とするレンズ鏡筒
  2. 前記第1のバリア駆動部材は、第1の係合部を備え、
    前記第2のバリア駆動部材は、前記第1のバリア駆動部材の前記回動軸を軸支する軸支部と、前記第1のバリア駆動部材の前記第1の係合部に係合する第2の係合部と、を備え、
    前記第1のバリア駆動部材及び前記第2のバリア駆動部材は、前記バネ部材をチャージする方向に、前記第1の係合部と前記第2の係合部の係合構造に対応した角度だけ互いに回動可能であることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒
  3. 前記バリア部材と前記第1のバリア駆動部材との連結部と、前記バネ部材と前記第2のバリア駆動部材との取り付け部と、前記第2のバリア駆動部材に対する当接の有無に応じて前記バリア部材を開閉動作させるカム手段と前記第2のバリア駆動部材との当接部とが、前記第1のバリア駆動部材の前記回動軸を中心として互いに異なる位置に設定されていることを特徴とする請求項1記載のレンズ鏡筒
  4. 前記第2のバリア駆動部材前記カム手段と当接している状態では前記バリア部材が閉じ、前記第2のバリア駆動部材前記カム手段との当接外れた状態では前記バリア部材が開くことを特徴とする請求項3記載のレンズ鏡筒
  5. 前記バリア部材は、前記第1のバリア駆動部材に連結され第1のバリア部材と、前記第1のバリア部材の開閉動作に連動して開閉動作を行う第2のバリア部材とから構成されることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のレンズ鏡筒
  6. 前記請求項1乃至5のいずれか1項に記載のレンズ鏡筒を備えることを特徴とする撮像装置。
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