JP4971498B2 - 駆動装置、レンズ駆動装置および機械装置 - Google Patents

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Description

本発明は、駆動技術に関し、特に、携帯端末に搭載されたディジタルカメラのレンズを駆動する駆動装置および機械装置に関する。
ディジタル信号処理技術の発展により、アナログカメラに代わって、ディジタルカメラが台頭している。通常、ディジタルカメラには、撮影時においてレンズの焦点を合わせるために、レンズを駆動するための機構が必要となる。一般的に、レンズ駆動機構は、モータやプランジャなどによって実現されることがある。しかしながら、モータやプランジャのような電磁部品の小型化には限界があるため、携帯電話などの小型のディジタルカメラに、上述したような電磁部品を組み込むことが困難であった。従来、電磁部品を用いずに、形状記憶合金を駆動源としたレンズ駆動技術を開示するものがある(たとえば、特許文献1参照)。
国際公開第WO07/113478号パンフレット
意図しない大きな加速度が形状記憶合金に加わると、形状記憶合金の伸縮性能や使用可能期間に影響を及ぼす場合がある。そのため、形状記憶合金を加速度から保護するための機構が別途必要となり、このことが形状記憶合金が組み込まれた装置の小型化を困難なものとしていた。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その総括的な目的は、形状記憶合金を駆動源とするレンズ駆動機構を小型化する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の駆動装置は、被駆動部材を駆動する駆動装置であって、被駆動部材にそれぞれ接触して把持する2つのアーム部材と、2つのアーム部材の一方の第1アーム部材を介して、被駆動部材を第1の方向に付勢する第1付勢部材と、2つのアーム部材の他方の第2アーム部材を介して、第1の方向とは異なる第2の方向に被駆動部材を付勢する第2付勢部材と、駆動電流が供給されると収縮して、第1付勢部材に抗するように、第1アーム部材を揺動させる形状記憶合金と、を備える。被駆動部材は、第1アーム部材が揺動すると、2つのアーム部材との接触を維持しながら、第2付勢部材により第2の方向に移動させられる。
本発明の別の態様もまた、駆動装置である。この装置は、被駆動部材を駆動する駆動装置であって、被駆動部材に接触して支持するアーム部材と、被駆動部材をアーム部材を介して第1の方向に付勢する第1付勢部材と、第1の方向とは異なる第2の方向に被駆動部材を付勢する第2付勢部材と、駆動電流が供給されると収縮して、第1付勢部材に抗するように、アーム部材を揺動させる形状記憶合金と、を備える。被駆動部材は、アーム部材が揺動すると、アーム部材との接触を維持しながら、第2付勢部材により第2の方向に移動させられる。
本発明のさらに別の態様は、駆動装置である。この装置は、被駆動部材を駆動する駆動装置であって、被駆動部材に接触して支持し、被駆動部材を第1の方向に付勢する第1付勢部材と、第1の方向とは異なる第2の方向に被駆動部材を付勢する第2付勢部材と、駆動電流が供給されると収縮して、第1付勢部材の付勢力に抗するように、第1付勢部材を揺動させる形状記憶合金と、を備え、被駆動部材は、第1付勢部材が揺動すると、第1付勢部材との接触を維持しながら、第2付勢部材により第2の方向に移動させられる。
被駆動部材は、形状記憶合金への駆動電流の供給が停止されると、第2付勢部材に抗するように、第1付勢部材により第1の方向に移動させられてもよい。被駆動部材に対して、第2付勢部材に対抗する向きの加速度が加えられると、アーム部材もしくは第1付勢部材は、被駆動部材と離れていく。第1付勢部材のバネ定数は、第2付勢部材のバネ定数よりも大きく設定されていてもよい。
本発明のさらに別の態様は、レンズ駆動装置である。この装置は、レンズを内側に保持する筒状の保持部材と、保持部材にそれぞれ接触する1対の第1アーム部材と、1対の第1アーム部材を介して、保持部材を第1の方向に付勢する第1付勢部材と、保持部材にそれぞれ接触して、1対の第1アーム部材と共に、保持部材を把持する1対の第2アーム部材と、1対の第2アーム部材を介して、第1の方向とは異なる第2の方向に、保持部材を付勢する第2付勢部材と、駆動電流が供給されると収縮して、第1付勢部材に抗するように、1対の第1アーム部材を揺動させる形状記憶合金と、を備える。
保持部材は、1対の第1アーム部材が揺動すると、第1アーム部材と第2アーム部材とによる把持状態を維持しながら、第2付勢部材により、第2の方向に移動させられてもよい。保持部材は、形状記憶合金への駆動電流の供給が停止されると、第2付勢部材に抗するように、第1付勢部材により第1の方向に移動させられてもよい。保持部材に対して、第2付勢部材に対抗する向きの加速度が加えられると、第1アーム部材は、保持部材と離れていく。第1付勢部材のバネ定数は、第2付勢部材のバネ定数よりも大きく設定されていてもよい。保持部材は、第1アーム部材もしくは第2アーム部材と接すべき複数の第1突起部と、第1突起部とは異なる形状を有する複数の第2突起部とを外周面に有してもよい。第1アーム部材もしくは第2アーム部材は、第1突起部と第2突起部に対応する形状をそれぞれ有する第1係合部と第2係合部を有してもよい。第1突起部と第1係合部は、回転摺動可能に接し、第2突起部と第2係合部は、摺動可能に接してもよい。
本発明のさらに別の態様は、機械装置である。機械装置は、光学装置を含む。この装置は、上述した駆動装置、または、レンズ駆動装置を搭載する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、レンズ保護装置の駆動機構を小型化できる。
図1(a)〜(c)は、本発明の実施形態にかかるレンズ駆動装置の動作原理を説明するための図である。 図2(a)は、本発明の実施形態に係るレンズ駆動装置の外観を示す斜視図である。図2(b)は、図2(a)の枠体の構成例を示す。図2(c)は、図2(a)の駆動システムの構成例を示す図である。 図3(a)は、図2(a)のレンズ駆動装置の上面図である。図3(b)は、図2(a)のレンズ駆動装置の底面図である。図3(c)は、図2(a)のレンズ駆動装置の第1の側面図である。図3(d)は、図2(a)のレンズ駆動装置の第2の側面図である。 図4(a)は、図2(c)の第1駆動ブロックの構成例を示す第1の斜視図である。図4(b)は、図2(c)の第1駆動ブロックの構成例を示す第2の斜視図である。 図5(a)は、図2(c)の第2駆動ブロックの構成例を示す第1の斜視図である。図5(b)は、図2(c)の第2駆動ブロックの構成例を示す第2の斜視図である。 図6(a)は、図2(c)のレンズ支持部材を示す上面図である。図6(b)は、図2(c)のレンズ支持部材を示す斜視図である。図6(c)は、図2(c)のレンズ支持部材を示す第1の側面図である。図6(d)は、図2(c)のレンズ支持部材を示す第2の側面図である。 図7(a)は、図2(c)に示す構成から、第2駆動ブロックを除いた構成を示す斜視図である。図7(b)は、図7(a)の第1駆動ブロックとレンズ支持部材とを示す斜視図である。図7(c)は、図7(b)を別の角度から示した斜視図である。 図8(a)は、図2(c)の第2駆動ブロックとレンズ支持部材とを示す第1の斜視図である。図8(b)は、図2(c)の第2駆動ブロックとレンズ支持部材とを示す第2の斜視図である。 図9(a)は、図7(b)の側面図である。図9(b)は、図8(a)の側面図である。図9(c)は、図9(b)の押接部分の拡大図を示す。 図10(a)〜(c)は、本発明の実施形態の変形例にかかるレンズ駆動装置の動作原理を説明するための図である。
符号の説明
10 枠体、 10a 第1枠、 10b 第2枠、 14 止具、 20 形状記憶合金、 22 支柱、 30 レンズ支持部材、 32 突起部、 40a 第1バネ、 40b 第2バネ、 50a 第1アーム部、 50b 第2アーム部、 52a 第1軸、 52b 第2軸、 54a 第1フック、 54b 第2フック、 60a 第3アーム部、 60b 第4アーム部、 62a 第3軸、 62b 第4軸、 70 係合部、 72 筒支持部、 80 形状記憶合金、 82 第1バネ、 84 第2バネ、 86 アーム、 88 レンズ支持部、 90 平行リンク、 90a 第1平行リンク、 90b 第2平行リンク、 92 第1突起部、 94 第2突起部、 98 枠、 100 レンズ駆動装置、 200 駆動システム、 320 形状記憶合金、 330 レンズ支持部材、 340a 第1バネ、 340b 第2バネ、 350a 第1アーム部、 350b 第2アーム部、 600 押接部分、 700 レンズ駆動装置。
本発明の実施形態を具体的に説明する前に、まず、概要について述べる。本実施形態は、形状記憶合金を駆動源としたレンズ駆動装置に関する。形状記憶合金は、駆動電流が供給されることによって、その形状が変化する線状の素材である。形状記憶合金は、加工が容易であり、また、空間的にスペースをとることもないため、光学装置、たとえば携帯電話などの小型機器に搭載されるディジタルカメラのレンズ駆動装置への応用が可能となる。なお、本実施形態にかかる駆動装置は、光学装置以外の機械装置の駆動機構としても適用可能である。
携帯電話は、片手で操作されることが多く、使用環境によっては、あやまって落下させてしまうことがある。このような落下の際には、レンズを搭載した鏡筒部に大きな力が加わる。そのため、鏡筒部に形状記憶合金が直接連結されていると、意図しない加速度が加わることで、鏡筒部に接続されている形状記憶合金が無理矢理引っ張られ、形状記憶合金の伸縮性能や寿命などが劣化する。特に、形状記憶合金が収縮しているときに意図しない加速度が加えられると、その影響はさらに大きくなる。そのため、落下時に生じる加速度から形状記憶合金を保護するための機構を設けて、レンズ駆動装置を小型化することが望ましい。
そこで、本実施形態のレンズ駆動装置においては、形状記憶合金と、レンズを支持するための構造とを直接連結させない構成とすることによって、意図しない加速度が形状記憶合金に伝搬することを防止できる構成とした。このような態様により、簡易な構成により、小型のレンズ駆動装置を実現できる。
まず、動作原理について説明する。図1(a)〜(c)は、本発明の実施形態にかかるレンズ駆動装置100の動作原理を説明するための図である。図1(a)は、レンズ駆動装置100の一態様を示す。本図においては、形状記憶合金320に駆動電流が供給されておらず、また、形状記憶合金320は、たるまない状態となっている。この状態において、図示する位置で、形状記憶合金320の引っ張り張力と、第1バネ340aと第2バネ340bの合力とが釣り合っている状態(以下、定常状態という。)となる。なお、定常状態において、第1バネ340aと第2バネ340bのそれぞれのバネ定数は、レンズ支持部材330と第1アーム部350aとが離間しないように、調整される。この場合、形状記憶合金320がたるまない状態となっていることが前提となる。形状記憶合金320がたるまないことによって張力が発生し、その上で、上述の調整がなされる。
レンズ駆動装置100は、形状記憶合金320と、レンズ支持部材330と、第1バネ340aと、第2バネ340bと、第1アーム部350aと、第2アーム部350bとを含む。形状記憶合金320と第1バネ340aは、それぞれ、一端が第1アーム部350aに接続され、他端が固定されている。第2バネ340bは、一端が第2アーム部350bに接続され、他端が固定されている。
レンズ支持部材330は、第1アーム部350aと第2アーム部350bのいずれにも機械的に固定されることなく、第1アーム部350aと第2アーム部350bに接触して挟まれるように把持されることにより、支持される。具体的には、第1バネ340aは、第1アーム部350aを介して、第1矢印410の向きにレンズ支持部材330を付勢する。この第1バネ340aの付勢に対抗して、第2バネ340bは、第2アーム部350bを介して、第2矢印420の向きにレンズ支持部材330を付勢する。ここで、レンズ支持部材330は、形状記憶合金320と、第1バネ340aと第2バネ340bの互いのバネ力の合力とが均衡する位置で静止し、第1アーム部350aと第2アーム部350bにより支持される。
図1(b)は、形状記憶合金320に駆動電流が供給された場合におけるレンズ駆動装置100の動作状態を示す図である。形状記憶合金320に駆動電流が供給されると、形状記憶合金320は、第3矢印430の向きに縮む。このとき、形状記憶合金320に接続されている第1アーム部350aは、第3矢印430の向きに引っ張られる。この第3矢印430の向きに引っ張られる力は、第2バネ340bによる第2矢印420の向きの力を補助するように作用する。
そのため、定常状態から、第1バネ340aと第2バネ340bの互いのバネ力の均衡状態が崩れる。そうすると、レンズ支持部材330は、形状記憶合金320の収縮力と第2バネ340bのバネ力により、第1バネ340aのバネ力に抗しながら、第3矢印430の向きに移動させられる。形状記憶合金320への駆動電流の供給が停止されると、レンズ支持部材330は、図1(a)に示したように、形状記憶合金320と、第1バネ340aと第2バネ340bの互いのバネ力の合力とが釣り合う位置に移動する。
図1(c)は、たとえば、レンズ駆動装置100が落下するなどして、第4矢印440の向きに、意図しない加速度が加わった場合におけるレンズ駆動装置100の動作状態を示す図である。ここで、レンズが装着されたレンズ支持部材330の質量Mは、第1アーム部350a、第2アーム部350bの質量m1、m2と比べて、極めて重いものとする。また、第1バネ340aのバネ定数k1は、第2バネ340bのバネ定数k2よりも大きく設定する。式で表現すると以下のようになる。
m1<<M ・・式(1)
m2<<M ・・式(2)
k1>k2 ・・式(3)
ここで、第4矢印440の向きに加速度が加わると、レンズ支持部材330は、第2アーム部350bと共に、第2矢印420の向きに作用する第2バネ340bのバネ力に抗しながら、第4矢印440の向きに移動する。同様に、第1アーム部350aも、第4矢印440の向きの加速度を受けて第4矢印440の向きに移動する。
しかしながら、第1アーム部350aの質量m1は、レンズとレンズ支持部材330と第2アーム部350bとの合計の質量(M+m2)よりも軽い。また、レンズ支持部材330に固定されていない。そのため、第1アーム部350aの移動量は、レンズ支持部材330および第2アーム部350bよりも小さくてすむ。
したがって、第1アーム部350aは、レンズ支持部材330の移動に追従しない。なお、形状記憶合金320は、第1アーム部350aの移動により伸びるものの、第1アーム部350aの移動量は大きくないため、形状記憶合金320が過度に伸びることはない。一方、第1アーム部350aとレンズ支持部材330とが固定されていると、第1アーム部350aはレンズ支持部材330の移動に追従するため、形状記憶合金320が過度に伸ばされることとなる。以上より、m1、m2、M、k1、k2を適切に調節し、かつ第1アーム部350aとレンズ支持部材330とを固定しない構成をとることによって、レンズ支持部材330にかかる力を形状記憶合金320に伝達することを回避できる。なお、第4矢印440とは反対の方向に加速度がかかっても、形状記憶合金320が縮む方向であるため、形状記憶合金320に対する影響はない。
つぎに、具体的なレンズ駆動装置100の構成、動作について図面を用いて説明する。以下、(1)全体の外観、(2)内部の詳細な構成、(3)レンズ駆動装置100の動作態様について順に説明する。
(1)全体の外観について
図2(a)は、本発明の実施形態に係るレンズ駆動装置100の外観を示す斜視図である。レンズ駆動装置100は、枠体10で代表される第1枠10a、第2枠10bと、支柱22で代表される第1支柱22a〜第5支柱22eと、駆動システム200とを含む。図2(b)は、図2(a)の枠体10の構成例を示す。
枠体10は、駆動システム200を内側に収容する。第1枠10aと第2枠10bとは、支柱22によって固定される。支柱22は、枠体10のそれぞれの角に設置される。第1支柱22aと第2支柱22bについては同一の角に設置され、他の支柱22は、それぞれ異なる角に設置される。
図2(c)は、図2(a)の駆動システム200の構成例を示す図である。各ブロックの位置関係を明瞭とするために、支柱22も図示している。駆動システム200は、止具14と、形状記憶合金20で代表される第1形状記憶合金20a、第2形状記憶合金20bと、レンズ支持部材30と、第1バネ40aと、一対の第1アーム部50a、第2アーム部50bと、第2バネ40bと、一対の第3アーム部60a、第4アーム部60bとを含む。以下、一対の第1アーム部50a、第2アーム部50bを下アームという。また、一対の第3アーム部60a、第4アーム部60bを上アームという。
図2(c)に示した形状記憶合金20、レンズ支持部材30、第1バネ40a、第2バネ40b、下アーム、上アームは、図1(a)〜(c)に示した形状記憶合金320、レンズ支持部材330、第1バネ340a、第2バネ340b、第1アーム部350a、および、第2アーム部350bのそれぞれに対応している。
下アームにおいて、第1アーム部50aは、第1軸52aと第1フック54aを含む。第2アーム部50bは、第1アーム部50aと同様の構成をとる。また、上アームにおいて、第3アーム部60aは、第3軸62aを含む。第4アーム部60bは、第3アーム部60aと同様の構成をとる。それぞれのアーム部は、それぞれの軸を中心として揺動可能となるように、枠体10に設置される。
ここで、第1バネ40aと下アームの組を第1駆動ブロックという。また、第2バネ40bと上アームの組を第2駆動ブロックという。第1駆動ブロックは、第2駆動ブロックと同一の態様を有する。レンズ支持部材30と組み合わせる際には、図示するごとく、第2駆動ブロックを第1駆動ブロックに対して上下逆にし、さらに、90度回転させて、互いに組み合うような態様で、レンズ支持部材30を支持する。互いに組み合わせることにより、レンズ支持部材30が光軸方向に移動するようにガイドして、一定の方向に安定して導くことができる。
レンズ支持部材30は、レンズを内部に保持するための円筒状の枠である。レンズ支持部材30は、レンズがはめ込まれやすいように、また、はめ込んだ後は固定されるように、その円筒の内部に、溝が形成される。また、レンズ支持部材30は、下アーム、上アームのいずれにも連結されておらず、双方のアームに把持されながら、光軸方向に移動可能に支持される。
第1支柱22aは、第1形状記憶合金20aの一端が接続される。また、第1形状記憶合金20aは、第1フック54aにフックされ、他端が止具14と接続される。止具14は、第1枠10aと接続されている。また、第1形状記憶合金20aは、第1支柱22aから駆動電流が供給される。同様に、第2形状記憶合金20bは、第2フック54bにフックされながら、第2支柱22bと止具14にその両端が接続される。また、第2形状記憶合金20bは、第2支柱22bから駆動電流が供給される。
なお、以下においては、第1形状記憶合金20a、第2形状記憶合金20bに対して駆動電流が供給されている状態を駆動状態という。駆動状態における第1形状記憶合金20aや第2形状記憶合金20bは、通電したときの電気エネルギーによって発熱し、その熱エネルギーをもとに力学的エネルギーとしての形状回復力を発生する。
図3(a)は、図2(a)のレンズ駆動装置100の上面図である。図3(b)は、図2(a)のレンズ駆動装置100の底面図である。図3(c)は、図2(a)のレンズ駆動装置100の第1の側面図である。図3(d)は、図2(a)のレンズ駆動装置100の第2の側面図である。図2(a)や図2(c)と同一の構成については、同一の符号を付している。下アームの第1軸52a、第2軸52b、上アームの第3軸62a、軸62は、枠体10に回転可能にそれぞれ支持される。
(2)レンズ駆動装置100の内部の詳細な構成について
ここでは、レンズ駆動装置100の内部の詳細な構成について、第1駆動ブロック、第2駆動ブロック、および、レンズ支持部材30の3つの態様に分けて説明する。
(2−1)第1駆動ブロックの詳細な構成について
図4(a)は、図2(c)の第1駆動ブロックの構成例を示す第1の斜視図である。図4(b)は、図2(c)の第1駆動ブロックの構成例を示す第2の斜視図である。第1アーム部50aは、半弧状の第1筒支持部72aと、第1フック54aとを含む構成である。第1筒支持部72aの両端付近には、第1係合部70aと第2係合部70bとが形成される。第2アーム部50bは、第1アーム部50aと同様の形状を有し、第2フック54bと、第3係合部70cと第4係合部70dとが形成された第2筒支持部72bとを含む。
第1係合部70aと第3係合部70cは、図示するような形状を有し、第2係合部70bと第4係合部70dは、半円状の凹部を有する。第1係合部70a〜第4係合部70dは、レンズ支持部材30と接する部分である。
第1バネ40aの形状は、図示するような略L字状となる。また、第1バネ40aは、その両端が第1フック54aと第2フック54bとにフックされて、第1アーム部50aと第2アーム部50bとに接する弾性体である。第1バネ40aは、第1アーム部50aと第2アーム部50bを第5矢印450、第6矢印460の向きに付勢する。この付勢により、第1フック54aと第2フック54bは、第1軸52a、第2軸52bを中心として、第7矢印470、第8矢印480の向きにそれぞれ回転する方向の力を与えられる。なお、第1バネ40aは、第1フック54a、第2フック54bと機械的に固定されていてもよい。
(2−2)第2駆動ブロックの詳細な構成について
図5(a)は、図2(c)の第2駆動ブロックの構成例を示す第1の斜視図である。図5(b)は、図2(c)の第2駆動ブロックの構成例を示す第2の斜視図である。第3アーム部60a、第4アーム部60bのそれぞれは、半弧状の第3筒支持部72c、第4筒支持部72dと第3軸62a、第4軸62bとを有する。
第3筒支持部72c、第4筒支持部72dのそれぞれの両端には、第5係合部70eと第6係合部70f、第7係合部70gと第8係合部70hがそれぞれ形成される。なお、第3アーム部60aと第4アーム部60bは、第1フック54aや第2フック54bの構成などを除き、第1アーム部50a、第2アーム部50bとほぼ同様の形状である。また、第2駆動ブロックは、レンズ支持部材30に設置される向きを除き、前述した第1駆動ブロックと同様の態様となる。
(2−3)レンズ支持部材30の詳細な構成について
図6(a)は、図2(c)のレンズ支持部材30を示す上面図である。図6(b)は、図2(c)のレンズ支持部材30を示す斜視図である。図6(c)は、図2(c)のレンズ支持部材30を示す第1の側面図である。図6(d)は、図2(c)のレンズ支持部材30を示す第2の側面図である。図6(c)と図6(d)においては、それぞれの突起部32の位置関係を明瞭にするために、レンズ支持部材30だけでなく、第1バネ40aと第2バネ40bも図示している。
レンズ支持部材30は、第1突起部32a〜第8突起部32hの8つの突起部32を有する。8つの突起部32は、2種類の形状のうち、いずれかの形状で構成される。8つの突起部32は、隣り合った突起部32の形状がそれぞれ異なるように、レンズ支持部材30の外周面に配置される。突起部32は、下アームもしくは上アームのいすれかの係合部と摺動可能に接する。詳細は後述するが、隣り合った突起部32の形状をそれぞれ異ならせることによって、係合部との摺動により、レンズ支持部材30が光軸方向に移動できることとなる。
具体的には、第1突起部32aと第3突起部32cと第6突起部32fと第8突起部32hは、直方体状で構成される。第2突起部32bと第4突起部32dと第5突起部32eと第7突起部32gは、直方体と半円柱とを組み合わせた形状で構成される。半円の向きは、第2突起部32bと第4突起部32dが同じ向きとなる。また、第5突起部32eと第7突起部32gも同じ向きとなる。ただし、第5突起部32eと第7突起部32gは、第2突起部32bと第4突起部32dにおける向きとは反対の向きに設置される。
下アームの引掛部と接する突起部は、第1突起部32a〜第4突起部32dとなる。具体的には、第1突起部32aと第2突起部32bは、第1アーム部50aの第1係合部70a、第2係合部70bのそれぞれと接する。また、第3突起部32cと第4突起部32dは、第2アーム部50bの第3係合部70c、第4係合部70dのそれぞれと接する。
同様に、上アームの引掛部と接する突起部は、第5突起部32e〜第8突起部32hとなる。具体的には、第5突起部32eと第6突起部32fは、第3アーム部60aの第5係合部70e、第6係合部70fのそれぞれと接する。また、第7突起部32gと第8突起部32hは、第4アーム部60bの第7係合部70g、第8係合部70hのそれぞれと接する。
(3)レンズ駆動装置100の動作態様について
ここでは、レンズ駆動装置100の動作態様について、定常状態、駆動状態、および、定常状態において加速度が加わった状態の3つのケースに分けて、説明する。特に、レンズ支持部材30と各駆動ブロックとの連動態様について詳細に説明する。
(3−1)定常状態における動作態様について
図7(a)は、図2(c)に示す構成から、第2駆動ブロックを除いた構成を示す斜視図である。図7(b)は、図7(a)の第1駆動ブロックとレンズ支持部材30とを示す斜視図である。図7(c)は、図7(b)を別の角度から示した斜視図である。
前述したように、第1バネ40aが下アームを付勢することにより、第1軸52aと第2軸52bを中心とした第7矢印470、第8矢印480の向きの回転力が生じる。これらの回転力により、下アームは、レンズ支持部材30を図中上方に移動させる向きに、第1突起部32a〜第4突起部32dを押接する。
図8(a)は、図2(c)の第2駆動ブロックとレンズ支持部材30とを示す第1の斜視図である。図8(b)は、図2(c)の第2駆動ブロックとレンズ支持部材30とを示す第2の斜視図である。第1アーム部50a、第2アーム部50bの場合と同様に、第3アーム部60aは、第4アーム部60bと対になって、レンズ支持部材30を光軸方向に移動可能に支持する。第3アーム部60aと第4アーム部60bの対は、第1アーム部50aと第2アーム部50bの対と共に、互いに把持することによって、レンズ支持部材30を支持する。第2バネ40bは、第3アーム部60aと第4アーム部60bとを介して、レンズ支持部材30を付勢する。
この付勢により、第3軸62a、第4軸62bを中心とした第11矢印510、第12矢印520の向きに回転する力が生じる。これらの回転力により、第2駆動ブロックは、レンズ支持部材30を図中下方に移動させる向きに、第5突起部32e〜第8突起部32hを押接する。
ここで、第1駆動ブロックと第2駆動ブロックとは、互いに相反する方向にレンズ支持部材30を移動させるように押接し合い、形状記憶合金20と、第1バネ40aと第2バネ40bの合力とが均衡した状態となる。これにより、定常状態において、レンズ支持部材30は、図2(c)に示す位置で静止することとなる。

(3−2)駆動状態における動作態様について
図9(a)は、図7(b)の側面図である。図9(b)は、図8(a)の側面図である。駆動状態において第1形状記憶合金20aと第2形状記憶合金20bとに駆動電流が供給されると、第1形状記憶合金20aと第2形状記憶合金20bは収縮して、第1バネ40aに抗するように、第1フック54aと第2フック54bを第9矢印490、第10矢印500の向きに付勢する。この付勢により、下アームは、第1軸52a、第2軸52bを軸として、第13矢印530、第14矢印540の向きに回転する力が生じる。この回転力の方向は、前述の図7(a)〜(c)の第7矢印470、第8矢印480の回転力の方向と逆になる。
第2駆動ブロックにおいては、第2バネ40bが上アームを付勢して、第11矢印510、第12矢印520の向きの回転力が生じる。これらの回転力により、上アームの第5係合部70e、第7係合部70gが、レンズ支持部材30の第5突起部32e、第7突起部32gを回転摺動させながら押接する。また、上アームの第6係合部70f、第8係合部70hは、レンズ支持部材30の第6突起部32f、第8突起部32hとの間で摺動しながら押接する。これらの押接により、上アームは、レンズ支持部材30を第15矢印550の向きに移動させる。
まとめると、駆動状態においては、形状記憶合金20により、第1バネ40aによる付勢が弱められて、下アームにおける回転方向が変位する。そのため、第1バネ40aと第2バネ40bの均衡状態が崩れ、第2バネ40bの付勢による第11矢印510、第12矢印520の向きの回転力が支配的になり、レンズ支持部材30が第15矢印550の向きに移動する。
ここで、上アームの係合部70と、レンズ支持部材30の突起部32との連動態様について説明する。図9(c)は、図9(b)の押接部分600の拡大図を示す。第8係合部70hは、図9(b)における状態と比べ、図中左方向に第8突起部32h上を摺動している。一方、第5突起部32eは、第5突起部32e自身の形状と第5係合部70eとが滑らかに噛み合う態様であるため、回転摺動することとなる。
なお、第8突起部32hは、第6突起部32fと同一の形状であり、また、第4アーム部60bの第8係合部70hは、第3アーム部60aの他端の図示しない第6係合部70fと同一の形状である。そのため、第3アーム部60aは、アームの一端の第5係合部70eで第5突起部32eと回転摺動し、他端の第6係合部70fで第6突起部32fと摺動することとなる。
第4アーム部60bについても同様で、第8係合部70hと、図示しない第7係合部70gとは異なる形状をしており、また、第8突起部32hと、図示しない第7突起部32gとも異なる形状をしている。なお、第7係合部70gは第5係合部70eと同一の形状となり、また、第7突起部32gは第5突起部32eと同一の形状となる。また、第6突起部32fは、第8突起部32hと同一の形状を有する。よって、第8突起部32hと第8係合部70hは、第6突起部32fと第6係合部70fの関係に相当する。同様に、第7突起部32gと第7係合部70gは、第5突起部32eと第5係合部70eの関係に相当する。そのため、第4アーム部60bは、第3アーム部60aと同様に、アームの一端の第8係合部70hで第8突起部32hと摺動し、図示しない他端の第7係合部70gで第7突起部32gと回転摺動することとなる。
ここで、第1係合部70a〜第8係合部70hのすべてが第5係合部70eのような半円状の形状であり、かつ、第1突起部32a〜第8突起部32hが第5突起部32eのような形状である場合を考える。この場合においては、係合部70と突起部32のすべての組が、図9(c)の第5係合部70eと第5突起部32eのような組となり、第8係合部70hと第8突起部32hのような組が存在しない。このような場合、たとえば、上アームが第15矢印550の向きに押接し、かつ、下アームが第15矢印550の向きに揺動したとしても、係合部70と突起部32のすべての組が互いにロックしあう状態となり、レンズ支持部材30が動くことはない。この状態においては、図9(c)の第8係合部70hと第8突起部32hのような摺動が発生せず、それぞれのアームが揺動不可能となる。このようなロック状態を回避するために、1つのアーム60に対して接触すべきレンズ支持部材30の突起部32の形状を異ならせることとしている。また、スムーズにレンズ支持部材30を移動させるために、第5突起部32eと第5係合部70eとを互いに回転摺動するような形状としている。
なお、駆動状態において、第1駆動ブロックは、形状記憶合金20の収縮により第13矢印530、第14矢印540の向きの回転力が生じる。そのため、第2駆動ブロックのようにレンズ支持部材30の突起部32を押接することはないが、第1突起部32a〜第4突起部32dと、第1係合部70a〜第4係合部70dとが互いに接しながら、摺動もしくは回転摺動する。以上、これらの連動により、レンズ支持部材30は、下アームと上アームとに把持されながら、もっぱら第2バネ40bによる付勢によって、第15矢印550の向きに移動することとなる。
一方、第1形状記憶合金20aと第2形状記憶合金20bへの駆動電流の供給が停止されると、形状記憶合金20と、第1バネ40aと第2バネ40bの合力とが互いに均衡する状態に戻り始め、レンズ支持部材30が第16矢印560の向きに移動し、定常状態に移行する。第16矢印560の向きに移動する際には、第1係合部70a〜第4係合部70dと第1突起部32a〜第4突起部32dとが互いに連動する。これらの連動態様は、前述した第5突起部32e〜第4突起部32dおよび第5係合部70e〜第8係合部70hの連動態様と同様であるため、説明を省略する。
(3−3)定常状態において加速度が加わった場合
定常状態において加速度が加わった場合、前述の図1(c)と同様の動作態様となる。具体的に、図9(a)〜(c)を用いて説明する。レンズ駆動装置100に対して、第16矢印560の向きに加速度が加わった場合、レンズ支持部材30は、第16矢印560の向きに移動する。この移動により、第5突起部32e〜第8突起部32hが第5係合部70e〜第8係合部70hを押接して、上アームが第16矢印560の向きに移動させられる。
下アームも、加速度により第16矢印560の向きに移動させられる。下アームが第16矢印560の向きに移動すると、第13矢印530、第14矢印540の回転が反転して、第1フック54aは第9矢印490と反対の向きに移動し、また、第2フック54bは第10矢印500と反対の向きに移動する。第1フック54a、第2フック54bには、第1形状記憶合金20a、第2形状記憶合金20bがそれぞれフックされているため、これらの移動により、第1形状記憶合金20a、第2形状記憶合金20bが引っ張られることになる。
ここで、下アームにおいては、レンズを装着したレンズ支持部材30よりも軽く、また、レンズ支持部材30と連結しておらず、さらに、第1バネ40aは第2バネ40bよりもバネ定数が大きい。そのため、下アームの移動量は、レンズ支持部材30や上アームの移動量よりも小さくなる。これにより、下アームとレンズ支持部材30とが離れていく状態になることもある。いずれにせよ、下アームの移動量は小さいため、加速度が第1形状記憶合金20aや第2形状記憶合金20bに過剰に伝わることを防ぐことができ、形状記憶合金20が過剰に引っ張られることはなく、その性能が劣化することもない。
まとめると、下アームの質量と、レンズを装着したレンズ支持部材30と上アームの質量との関係、および、第1バネ40aと第2バネ40bのバネ定数の関係を適切に調整し、さらに、レンズ支持部材30と下アームとを直接連結させない構成をとることによって、意図しない加速度から形状記憶合金20を適切に保護することができる。
このため、簡易な構成により、小型のレンズ保護装置を実現できる。第1駆動ブロックと第2駆動ブロックとを互いにかぶせ合わせることによってレンズ支持部材30を把持することによって、レンズ駆動装置100を小型化できる。駆動状態において、1つのアーム60に対して接触すべき2つの突起部32の形状を異ならせることによって、アーム60の係合部70と、レンズ支持部材30の突起部32とがロックすることを回避できる。
次に、変形例について説明する。図10(a)〜(c)は、本発明の実施形態の変形例にかかるレンズ駆動装置700の動作原理を説明するための図である。図10(a)〜(c)は、図1(a)〜(c)に対応している。前述した実施形態との相違点は、平行リンクを用いている点、アームが1つのみである点、形状記憶合金と第1バネとが互いに異なる方向に引っ張りあう点、第1バネと第2バネとが共に引っ張りバネである点などである。
図10(a)は、定常状態におけるレンズ駆動装置700の動作状態を示す図である。レンズ駆動装置700は、形状記憶合金80と、第1バネ82と、第2バネ84と、アーム86と、レンズ支持部88と、平行リンク90で代表される第1平行リンク90a、第2平行リンク90bと、枠98とを含む。
形状記憶合金80は、一端が枠98に接続され、他端がアーム86に接続される。第1バネ82は、一端が枠98に接続され、他端がアーム86に接続される。第1平行リンク90aは、2つのアームにより構成される。2つのアームは、双方の両端が枠98とアーム86とに軸しされ、アーム86を揺動可能に支持する。アーム86は、その両端が形状記憶合金80と第1バネ82にそれぞれ接続される。アーム86は、第1平行リンク90aにより、その揺動方向がガイドされる。また、アーム86は、第1突起部92を有し、レンズ支持部88と接触して支持する。
第2バネ84は、一端が枠98に接続され、他端がレンズ支持部88に接続される。第2平行リンク90bは、2つのアームにより構成される。2つのアームは、双方の両端が枠98とレンズ支持部88とに軸しされ、レンズ支持部88を揺動可能に支持する。レンズ支持部88は、第2バネ84に接続される。また、レンズ支持部88は、第2平行リンク90bにより、その揺動方向がガイドされる。また、レンズ支持部88は、第2突起部94を有し、アーム86の第1突起部92と係合しながら接触する。
以上の構成のもと、第1バネ82は、アーム86を介して、第17矢印870の向きにレンズ支持部88を引っ張る。この第1バネ340aの引っ張りに対抗して、第2バネ84は、第18矢印880の向きにレンズ支持部88を引っ張る。そのため、レンズ支持部88は、その第2突起部94と第1突起部92とが係合しながら、形状記憶合金80と、第1バネ82と第2バネ84の互いのバネ力の合力とが均衡する位置で静止することとなる。
図10(b)は、駆動状態におけるレンズ駆動装置100の動作状態を示す図である。形状記憶合金80に駆動電流が供給されると、形状記憶合金80は、第19矢印890の向きに縮む。このとき、形状記憶合金80に接続されているアーム86は、第19矢印890の向きに引っ張られ、第1バネ82による第17矢印870の向きの付勢に抗することになる。
そのため、定常状態から、形状記憶合金80と、第1バネ82と第2バネ84の互いのバネ力の合力による均衡状態が崩れる。そうすると、レンズ支持部88は、第2バネ84のバネ力により、第1バネ82のバネ力に抗しながら、かつ、アーム86との接触を維持しながら、第18矢印880の向きに移動させられる。形状記憶合金80への駆動電流の供給が停止されると、レンズ支持部88は、図10(a)に示したように、第1バネ82と第2バネ84の互いのバネ力が釣り合う位置に移動する。
図10(c)は、定常状態において、レンズ支持部88に対して、第20矢印900の向きに意図しない加速度が加わった場合におけるレンズ駆動装置700の動作状態を示す図である。レンズ駆動装置700に対して、第20矢印900の向きに加速度が加わると、レンズ支持部88は、第18矢印880の向きに作用する第2バネ84のバネ力に抗しながら、第20矢印900の向きに移動する。一方、アーム86も第20矢印900の向きの加速度を受けて第20矢印900の向きに移動する。
しかし、アーム86は、レンズ支持部88よりも軽く、また、レンズ支持部88に連結されておらず、さらに、第1バネ82は第2バネ84よりもバネ定数が大きい。そのため、アーム86の移動量は、レンズ支持部88の移動量よりも小さくてすむ。これにより、アーム86は、レンズ支持部88に追従して移動せず、形状記憶合金80が過剰に引っ張られることはない。
このように、アーム86をレンズ支持部88よりも軽くし、また、第1バネ82と第2バネ84のバネ定数を調節し、さらに、アーム86とレンズ支持部88とを直接連結しない構成をとることによって、意図しない加速度が形状記憶合金80に伝達することを回避できる。なお、図10(c)と比べて反対の向きに加速度が加わった場合、形状記憶合金80は、弛むこととなる。この弛みは、引っ張られ過ぎることと比べて、形状記憶合金80の収縮性能や寿命に影響を与えることはほとんどない。
以上、本発明を実施形態、変形例をもとに説明した。この実施形態、変形例は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにかかる更なる変形が可能なこと、またそうした変形も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本発明の実施形態において、第1形状記憶合金20aと第2形状記憶合金20bは別個の形状記憶合金として説明したがこれにかぎらず、たとえば、第1形状記憶合金20aは、第2形状記憶合金20bと一体となって、1つの形状記憶合金として構成されていてもよい。この場合、その形状記憶合金の両端は第1支柱22aと第2支柱22bとに接続され、第1フック54aと止具14と第2フック54bとにフックされればよい。この場合、部品点数を減少させることができる。このような態様であっても、前述した効果と同等の効果を奏することができることは言うまでもない。
また、形状記憶合金20は、二方向性の形状記憶効果をもつものであってもよい。二方向性とは、通電時に縮み、通電停止時に元に戻る特性をいう。この二方向性を利用すれば、駆動電流の供給を制御することによって、レンズを連続的に前後の光軸方向に移動させることができる。このように駆動電流の供給を制御する制御装置を備えてもよい。このような態様により、スムーズな焦点調節が可能となる。
また、変形例において、アーム86は、第1平行リンク90aと第1バネ82に支持されるとして説明したが、これにかぎらず、第1平行リンク90aや第1バネ82の代わりに、板バネなどの弾性体により支持されてもよい。このような構成であっても、前述した効果と同等の効果を奏することができる。また、板バネを用いることによって、より省スペースな設計が可能となり、レンズ駆動装置をより小型化できる。また、部品点数を減少でき、設計、製造が容易となる。
本発明によれば、カメラのレンズ駆動機構を小型化できる。

Claims (15)

  1. 被駆動部材を駆動する駆動装置であって、
    前記被駆動部材にそれぞれ接触して把持する2つのアーム部材と、
    前記2つのアーム部材の一方の第1アーム部材に接続され、前記第1アーム部材を付勢することで、前記第1アーム部材に接触する前記被駆動部材を第1の方向に付勢する第1付勢部材と、
    前記2つのアーム部材の他方の第2アーム部材を介して、前記第1の方向とは異なる第2の方向に前記被駆動部材を付勢する第2付勢部材と、
    駆動電流が供給されると収縮して、前記第1付勢部材に抗するように、前記第1アーム部材を揺動させる形状記憶合金と、
    を備え、
    前記被駆動部材は、前記第1アーム部材が揺動すると、前記2つのアーム部材との接触を維持しながら、前記第2付勢部材により第2の方向に移動させられることを特徴とする駆動装置。
  2. 前記被駆動部材に対して、前記第2付勢部材に対抗する向きの加速度が加えられると、前記第1アーム部材は、前記被駆動部材と離れていくことを特徴とする請求項1に記載の駆動装置。
  3. 被駆動部材を駆動する駆動装置であって、
    前記被駆動部材に接触して支持するアーム部材と、
    前記アーム部材に接続され、前記アーム部材を付勢することで、前記アーム部材に接触する前記被駆動部材を第1の方向に付勢する第1付勢部材と、
    前記第1の方向とは異なる第2の方向に前記被駆動部材を付勢する第2付勢部材と、
    駆動電流が供給されると収縮して、前記第1付勢部材に抗するように、前記アーム部材を揺動させる形状記憶合金と、
    を備え、
    前記被駆動部材は、前記アーム部材が揺動すると、前記アーム部材との接触を維持しながら、前記第2付勢部材により第2の方向に移動させられることを特徴とする駆動装置。
  4. 被駆動部材を駆動する駆動装置であって、
    前記被駆動部材に接触して支持し、前記被駆動部材を第1の方向に付勢する第1付勢部材と、
    前記第1の方向とは異なる第2の方向に前記被駆動部材を付勢する第2付勢部材と、
    駆動電流が供給されると収縮して、前記第1付勢部材の付勢力に抗するように、前記第1付勢部材を揺動させる形状記憶合金と、
    を備え、
    前記被駆動部材は、前記第1付勢部材が揺動すると、前記第1付勢部材との接触を維持しながら、前記第2付勢部材により第2の方向に移動させられ
    前記被駆動部材に対して、前記第2付勢部材に対抗する向きの加速度が加えられると、前記第1付勢部材は、前記被駆動部材と離れていくことを特徴とする駆動装置。
  5. 前記被駆動部材に対して、前記第2付勢部材に対抗する向きの加速度が加えられると、前記第1付勢部材は、前記被駆動部材と離れていくことを特徴とする請求項3に記載の駆動装置。
  6. 前記被駆動部材は、前記形状記憶合金への駆動電流の供給が停止されると、前記第2付勢部材に抗するように、前記第1付勢部材により第1の方向に移動させられることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の駆動装置。
  7. 前記第1付勢部材のバネ定数は、前記第2付勢部材のバネ定数よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の駆動装置。
  8. レンズを内側に保持する筒状の保持部材と、
    前記保持部材にそれぞれ接触する1対の第1アーム部材と、
    前記1対の第1アーム部材に接続され、前記第1アーム部材を付勢することで、前記アーム部材に接触する前記保持部材を第1の方向に付勢する第1付勢部材と、
    前記保持部材にそれぞれ接触して、前記1対の第1アーム部材と共に、前記保持部材を把持する1対の第2アーム部材と、
    前記1対の第2アーム部材を介して、前記第1の方向とは異なる第2の方向に、前記保持部材を付勢する第2付勢部材と、
    駆動電流が供給されると収縮して、前記第1付勢部材に抗するように、前記1対の第1アーム部材を揺動させる形状記憶合金と、
    を備えることを特徴とするレンズ駆動装置。
  9. 前記保持部材は、前記1対の第1アーム部材が揺動すると、前記第1アーム部材と前記第2アーム部材とによる把持状態を維持しながら、前記第2付勢部材により、前記第2の方向に移動させられることを特徴とする請求項8に記載のレンズ駆動装置。
  10. 前記保持部材は、前記形状記憶合金への駆動電流の供給が停止されると、前記第2付勢部材に抗するように、前記第1付勢部材により第1の方向に移動させられることを特徴とする請求項8または9に記載のレンズ駆動装置
  11. 前記保持部材に対して、前記第2付勢部材に対抗する向きの加速度が加えられると、前記第1アーム部材は、前記保持部材と離れていくことを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  12. 前記第1付勢部材のバネ定数は、前記第2付勢部材のバネ定数よりも大きく設定されていることを特徴とする請求項8から11のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  13. 前記保持部材は、前記第1アーム部材もしくは前記第2アーム部材と接すべき複数の第1突起部と、前記第1突起部とは異なる形状を有する複数の第2突起部とを外周面に有し、
    前記第1アーム部材もしくは前記第2アーム部材は、前記第1突起部と前記第2突起部に対応する形状をそれぞれ有する第1係合部と第2係合部を有することを特徴とする請求項8から12のいずれかに記載のレンズ駆動装置。
  14. 第1突起部と第1係合部は、回転摺動可能に接し、第2突起部と第2係合部は、摺動可能に接することを特徴とする請求項13に記載のレンズ駆動装置。
  15. 請求項1から7のいずれかに記載の駆動装置を搭載したことを特徴とする機械装置。
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