JP2006038891A - 撮像装置 - Google Patents

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Akihiro Oki
昭広 沖
Junichi Tanii
純一 谷井
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Abstract

【課題】 形状記憶合金のワイヤで構成したアクチュエータでレンズ駆動を行なう携帯電話や携帯端末などに組み込まれた撮像装置で、レンズの光軸方向を形状記憶合金のワイヤの架設方向と交差させ、空間を有効に使用し小型に纏めた撮像装置を提供する。
【解決手段】 ベース11の開口部11a周辺の環状の凹部11bにはカム環12が回転自在に嵌合し、またレンズ玉枠14が光軸方向にのみ移動可能に保持される。形状記憶合金のワイヤ21が駆動レバー31の係止部31dとピン11f、11gの間に架設され、ワイヤ21の加熱による収縮で作動端部31aが反時計方向に回動すると作動端部31aがカム環12を時計方向に回動する。カム環とレンズ玉枠との間のカム機構によりレンズ玉枠は光軸方向(図1で手前方向)に繰出され近接撮影位置に設定される。ワイヤ21の加熱の停止でレンズ玉枠14は通常撮影位置(初期位置)に設定される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、形状記憶合金を使用したレンズ駆動装置を備えた撮像装置に関する。
近年、携帯電話や携帯端末装置にマイクロカメラを組み込んだ装置が開発され、使用されるに至った。携帯電話や携帯端末装置に組み込まれたマイクロカメラユニット(以下、MCUという場合がある)には、画像撮影という基本機能に加えて、最近は焦点調整や光学ズーミングなどの付加機能が求められてきている。
これらの付加機能を実現するためにはレンズ駆動機構が必要となるが、既にモータや圧電アクチュエータを使用したレンズ駆動機構を搭載したMCUが実用化されている。しかしながら、モータをレンズ駆動機構に使用したMCUは、モータ自身の大きさ(体積)が大きいためMCUが大型にならざるを得ず、また、圧電アクチュエータをレンズ駆動機構に使用したMCUは、圧電アクチュエータに利用可能な変位を発生させるには、ある程度の長さが必要であり、圧電アクチュエータに発生する変位方向にレンズの光軸方向を一致させる配置をとるため、これも携帯電話や携帯端末装置の薄型化には限界がある。
このような不都合を解決するものとして、形状記憶合金を使用したアクチュエータが知られており(特許文献1、特許文献2参照)、このような形状記憶合金を使用したアクチュエータをレンズ駆動機構に適用したMCUも提案されている(特許文献3参照)。
特開2001−3850号公報。 特開2002−329028号公報。 特開平6−230457号公報。
形状記憶合金は、それ自身の温度により材料自体の形状が変化する材料で、形状記憶合金で作成されたワイヤでは、最初に加熱状態で所定の初期形状(例えば湾曲形状)に形成してその形状を記憶させておくと、ワイヤを初期形状とは異なる他の形状(例えば直線形状)に加工した後、ワイヤを加熱して所定の温度に達すると、記憶された初期形状(例えば湾曲形状)に復元する。そして、ワイヤが冷却すると、前記した他の形状(例えば直線形状)に戻るという性質を有する。
形状記憶合金のワイヤを使用したアクチュエータをレンズ駆動機構に適用する場合、形状記憶合金のワイヤの長さ方向をレンズの移動方向、即ちレンズの光軸に添った方向に配置すると、所望のレンズ移動量に対して形状記憶合金のワイヤの長さが長過ぎて、携帯電話や携帯端末装置の小型、薄型化を十分に達成できないという不都合があった。この発明は、このような課題の解決を目的とするものである。
この発明は、上記課題を解決するもので、請求項1の発明は、撮像素子と、撮像素子に画像を投射するレンズを備えたレンズ玉枠と、レンズ玉枠をレンズの光軸方向に駆動する形状記憶合金の作動部材を使用したレンズ駆動装置とを備えた撮像装置であって、前記レンズ駆動装置は、前記レンズの光軸方向と交差する方向を作動方向とする形状記憶合金の作動部材を備えることを特徴とする撮像装置である。
請求項2の発明は、撮像素子と、撮像素子に画像を投射するレンズを備えたレンズ玉枠と、レンズ玉枠を駆動する形状記憶合金の作動部材を使用したレンズ駆動装置とを備えた撮像装置であって、前記レンズ駆動装置は、レンズの光軸に対して同軸に配置された光軸方向にのみ移動可能なレンズ玉枠と、レンズの光軸に対して同軸に配置された光軸回りにのみ回動可能なカム環と、レンズの光軸に平行に配置された支軸に支承された前記カム環に係合してカム環を回動させる駆動レバーと、駆動レバーを前記支軸の回りに回動させる形状記憶合金の作動部材と、前記カム環の回動を前記レンズ玉枠の光軸方向の移動に変換するカム環とレンズ玉枠との間に配置された運動変換機構とから構成され、前記レンズ駆動装置は、前記形状記憶合金の作動部材の加熱により発生した記憶形状への変位を駆動レバーを経てカム環に伝達し、さらに運動変換機構を介してレンズ玉枠に伝達してレンズ玉枠を光軸方向に移動させることを特徴とする撮像装置である。
そして、前記レンズ駆動装置は、形状記憶合金の作動部材による駆動レバー作動方向とは反対方向に駆動レバーを付勢する弾性部材を備える。
また、前記撮像素子はその外郭形状が略方形であり、前記レンズ駆動装置は、駆動レバーの支軸が撮像素子の外郭形状の隅部で前記カム環の環外に位置しており、形状記憶合金の作動部材は撮像素子の外郭形状の一辺に略平行に架設されている。
また、前記レンズ駆動装置は、駆動レバーの支軸と該駆動レバーとカム環との係合部とを結ぶ直線と駆動レバーの支軸とカム環の回転中心とを結ぶ直線との交差角度が30°以下に設定するとよい。
また、前記レンズ駆動装置は、駆動レバーの支軸とカム環の回転中心とを結ぶ直線と撮像素子の外郭形状の一辺との交差角度が45°以下設定するとよい。
そして、前記レンズ駆動装置は、形状記憶合金の作動部材の変位が駆動レバーを介してカム環の回動に伝達される過程で前記作動部材の変位量が拡大してカム環に伝達されるように、駆動レバーの支軸と形状記憶合金の作動部材係止部との距離と駆動レバーの支軸とカム環に係合する作用端部との距離とが設定されるものとする。
また、前記レンズ駆動装置は、駆動レバーと形状記憶合金の作動部材とが重なることなく略同一平面に配置される。
また、前記レンズ駆動装置は、形状記憶合金の作動部材、駆動レバー及び弾性部材が略同一平面に配置される。
また、前記運動変換機構は、カム環の光軸方向に直交する側面に形成された複数の斜面カムと、レンズ玉枠の光軸方向に直交する側面に形成された前記複数の斜面カムに接触する複数の突起部とで形成されたカム機構であってよい。
また、前記運動変換機構は、カム環の光軸方向に直交する側面に形成された駆動レバーとの係合部より半径方向外側に張り出した複数の斜面カムと、レンズ玉枠の光軸方向に直交する側面に形成された前記複数の斜面カムに接触する複数の突起部とで形成されたカム機構で、前記カム環の斜面カムの少なくとも1つの張り出し方向は駆動レバーの回転軸と該駆動レバーとカム環との係合部とを結ぶ直線と略同一方向又はこれと直交する方向であってもよい。
また、前記運動変換機構は、カム環の光軸方向に添った面に形成された螺旋溝とレンズ玉枠の光軸方向に添った面に形成された前記カム環の螺旋溝に螺合する螺旋突条、或いは前記螺旋溝と螺旋突条とが逆に配置されて構成された送りネジ機構であってもよい。
また、前記レンズ駆動装置は、駆動レバーを前記支軸の回りに第1の方向に回動させる第1の形状記憶合金の作動部材と、駆動レバーを前記支軸の回りに第2の方向に回動させる第2の形状記憶合金の作動部材とを備えてもよい。
そして、前記形状記憶合金の作動部材は、形状記憶合金のワイヤである。
以上説明したとおり、この発明は、撮像素子と、撮像素子に画像を投射するレンズを備えたレンズ玉枠と、レンズ玉枠を駆動する形状記憶合金の作動部材を使用したレンズ駆動装置とを備えた撮像装置である。
撮像装置に使用されるレンズ駆動装置は、光軸に平行に配置された支軸に駆動レバーを支承し、レンズの光軸に交差する方向に架設した形状記憶合金の作動部材に発生する変位により駆動レバーを支軸の回りに回動させてカム環を動かしており、カム環の回動をレンズ玉枠の光軸方向の移動に変換する運動変換機構を採用した。
この構成により、変位が発生する形状記憶合金の作動部材の長さ方向は、レンズの光軸に交差する方向、即ちレンズの移動方向に交差する方向となるから、レンズ移動量に対して形状記憶合金の作動部材が長くても、撮像装置の光軸方向の寸法を短縮することができ、携帯電話や携帯端末装置の小型、薄型化を容易に達成することができる。
以下、この発明の実施の形態について説明する。
[第1の実施の形態]
図1及び図2はこの発明の第1の実施の形態の撮像装置のレンズ駆動装置の要部の構成を説明する図である。図1はレンズ駆動装置の要部を光軸方向から見た正面図で、後述するレンズ玉枠及びレンズは図示を省略してある。また、図2は、図1の線A−S−Aに添った断面図で、ここでは後述するレンズ玉枠及びレンズを含めて図示してある。なお、Sは後述するレンズ玉枠14の中心、即ちレンズ15の光軸中心で、カム環12の回転中心でもある。
図1及び図2において、11はベース、12はカム環、14はレンズ玉枠、15はレンズでレンズ玉枠14に取り付けられている。また、41はCCD等からなる撮像素子で、被写体像はレンズ15により撮像素子41の上に結像するように配置されている。
ベース11は略直方体の枠で、図2を参照すると明らかであるが、中央部分に円形の開口部11aが形成されている。開口部11aの周辺部には環状の凹部11bが形成され、カム環12、及びレンズ玉枠14の支承部14aが嵌合している。さらにベース11の裏側には、外郭形状が略方形(略四角形)に形成された撮像素子41が配置されている。
カム環12は、ベース11の環状の凹部11bに光軸方向には移動することなく、光軸回りにのみ回転自在に嵌合している。カム環12には後述する駆動レバー31の一方の作用端部31aが係合する係合部12bと、これも後述するカム機構Cのカム部12cが設けられている。
レンズ玉枠14は、全体が環状に形成されており、その中央部分にはレンズ15が装着されるほか、環状の周辺部にはベース11の環状の凹部11bに嵌合する支承部14aが形成されている。レンズ玉枠14の支承部14aとベース11に付設した受部11dとの間には押えばね42が配置され、レンズ玉枠14はベース11の環状の凹部11bの内面11cに支承された状態で光軸方向に付勢され、レンズ玉枠14はベース11に対して、公知の手段、例えば光軸方向に延びた凸条とこれに嵌合する摺動溝から構成される摺動機構等により、回転することなく光軸方向にのみ移動可能に保持されている。
図3は、カム環12の回転をレンズ玉枠14の光軸方向の直線移動に変換する運動変換機構であるカム機構Cを説明する図で、カム機構Cは、カム部12cと突起14sから構成される。
図1を参照すると明らかであるが、カム環12の側面12pには3箇所に斜面を備えたカム部12cが形成されている。一方、図3を参照すると明らかであるが、レンズ玉枠14の支承部14aの側面14pには、前記カム部12cに接触する突起14sが3箇所に形成されており、カム部12cと突起14sで、カム環12の回転をレンズ玉枠14の光軸方向の直線移動に変換するカム機構Cを構成している。
その動作を簡単に説明する。図3において、カム環12が矢印a方向に回転(移動)すると、カム部12cの斜面がレンズ玉枠14の支承部14aの側面の突起14sを矢印a方向に押し出すが、レンズ玉枠14は回転せず、光軸方向にのみ移動可能に保持されているので、カム環12の矢印a方向の回転(移動)により、レンズ玉枠14は光軸方向(矢印b方向)に繰出される。
次に、作動部材である形状記憶合金のワイヤを使用したカム環12を回転させるための作動機構について説明する。カム環12を回転自在に保持しているベース11の環状の凹部11bには半径方向に延長された延長部11eが形成され(図2参照)、延長部11eには駆動レバー31が支軸31cの回りに回動自在に支承されている。
駆動レバー31の一方の作用端部31aはカム環12の係合部12bに係合し、駆動レバー31の他方の端部には係止部31dが形成されている。形状記憶合金のワイヤ21は、ベース11に植設されたピン11fに一端が固定され、他端がベース11に植設されたピン11gに固定され、ワイヤ21の中間部分は駆動レバー31の係止部31dに係合して折り返されている。
即ち、形状記憶合金のワイヤ21は、ピン11f、係止部31d、ピン11gの間に架設されている。ピン11f及びピン11gは形状記憶合金のワイヤ21の給電端子を兼ねている。
さらに、駆動レバー31の支軸31cと作用端部31aとの中間にはピン31fが植設されており、ピン31fとベース11に植設されたピン11hとの間に弾性部材であるコイルスプリング32が架設されている。駆動レバー31とコイルスプリング32とは重なることなく、略同一平面に配置されているものとする。
なお、形状記憶合金のワイヤ21はベース11の外周辺に略平行に配置されており、初期状態において、駆動レバー31の作用端部31aと支軸31cの中心を結ぶ線と形状記憶合金のワイヤ21との角度αは、略45°になるように配置されているものとする(図1参照)。
以上の構成の動作を説明する。形状記憶合金のワイヤ21に図示しない電源から給電して加熱すると、ワイヤ21は記憶形状に復元しようとして収縮し、その引張力により駆動レバー31は、図1において支軸31cの回りに反時計方向に回動する。駆動レバー31の作動端部31aはカム環12の係合部12bに係合しているので、駆動レバー31の反時計方向の回動は、カム環12を時計方向に回動する。この結果、カム環12のカム部12cがレンズ玉枠14の支承部の側面の突起14sを、押えばね42の押圧力に抗して図3で矢印a方向に押し出し、レンズ玉枠14は光軸方向(矢印b方向)に繰出される。
形状記憶合金のワイヤ21への通電を停止すると、ワイヤ21は冷却して当初の形状に復元して引張力が減少するので、コイルスプリング32の牽引力が前記ワイヤ21の引張力に打ち勝ち、駆動レバー31は支軸31cの回りに時計方向に回動する。駆動レバー31の作用端部31aの時計方向の回動は、カム環12を反時計方向に回動する。この結果、カム環12のカム部12cがレンズ玉枠14の支承部の側面の突起14sから離脱し、レンズ玉枠14は、押えばね42の作用により光軸方向に繰込まれる。
駆動レバー31は、その係止部31dと支軸31cとの距離に比較して、作動端部31aと支軸31cとの距離が大きいので、形状記憶合金のワイヤ21の収縮ストロークが拡大されてカム環12を大きく回動させることができる。
図4の(a)(b)(c)は撮像装置のレンズ玉枠14が光軸方向に繰り出された状態、即ち近接撮影に設定された状態を示す図で、図5の(a)(b)(c)は撮像装置のレンズ玉枠14が光軸方向に繰り込まれた状態、即ち通常撮影に設定された状態を示す図である。図4及び図5のそれぞれは、図1乃至図3に示す撮像装置の正面図、断面図、及びカム機構の説明図に対応するものである。
図4の(c)では、カム環12のカム部12cが矢印a方向に移動してレンズ玉枠14の支承部の側面の突起14sを押し出し、レンズ玉枠14が光軸方向(矢印b方向)に繰出されて近接撮影位置にあることが示されている。図5の(c)では、カム環12のカム部12cがレンズ玉枠14の突起14sから離脱し、レンズ玉枠14が繰込まれて通常撮影位置にあることが示されている。
ここで、駆動レバー31の配置位置と伝達効率について検討する。図1において、直線Lは駆動レバー31の支軸31cと作動端部31aの中心とを結ぶ直線であり、直線Cは駆動レバー31の支軸31cとカム環12の回転中心Cとを結ぶ直線である。直線Lと直線Cとが交差する角度は0°のとき、最も伝達効率が高くなるが、図4及び図5に示すように、直線Lと直線Cとが交差する角度は駆動レバー31の回動に伴い0°から最大15°(図4及び図5では、正方向12°負方向15°が図示されている)まで変化するが、30°以下であれば十分な伝達効率を得ることができる。
次に、撮像装置を内蔵したカメラのレンズを駆動する制御回路について説明する。図6は、前記した制御回路のブロック図である。制御回路50はCPU51を中心に構成され、CPU51の入出力ポートには、記憶装置52、カム環12の回動角を検出するカム環位置センサ53、レンズの繰出し/繰込みを指令するボタンなどで構成される入力装置54、形状記憶合金のワイヤ21に通電加熱する駆動回路55から構成される。
次にその動作を簡単に説明する。制御回路50の制御動作は記憶装置52に格納されている制御ソフトウエアにより動作するCPU51で実行される。電源が投入されると、記憶装置52に格納されている制御ソフトウエアがCPU51に移され、制御動作の実行が開始される。
まず、入力装置54から入力されたレンズの繰出し/繰込み指令を確認し、ついでカム環位置センサ53の検出結果を調べる。検出されたカム環位置が、レンズの繰出し/繰込み指令と一致しているときは、カム環を回動させる必要がないから駆動回路55を不作動とする。
また、検出されたカム環位置が、レンズの繰出し/繰込み指令と一致していないときは、駆動回路55を作動させて形状記憶合金のワイヤ21に通電し、ワイヤ21の加熱収縮によりレンズの繰出し/繰込みを実行させる。そして、カム環位置センサ53でカム環位置を常時監視し、検出されたカム環位置がレンズの繰出し/繰込み指令に一致したときは、その時のカム環の回動位置を保持するようにワイヤ21への通電を制御する。
以上説明した第1の実施の形態では、撮像素子41は、略四角形の外形を有しており、その外形線の一辺と形状記憶合金のワイヤ21とは略平行な配置となっている。この構成により、撮像装置の外形を撮像素子41の略方形(略四角形)の外形線のXY方向を基準にした外形として全体をコンパクトに纏めることができる。
さらに、この撮像装置を携帯電話や携帯端末に搭載する場合を考えると、撮像装置周辺の部品配置は、撮像素子41の略方形(略四角形)に形成された外形線のXY方向を基準にした形であるほうが搭載効率がよく、高密度なレイアウトができる。
例えば図17に示すように、撮像素子41の外形線の一辺41aと形状記憶合金のワイヤ21とが略平行でなく、45°で交差する位置関係にある構成としたときは、ワイヤ21の端部と駆動レバー31の一部が撮像素子41の略四角形の外形線から突出することになり、撮像装置の外形はコンパクトにならず、また、前記した撮像素子41の略四角形の外形線のXY方向を基準にした外形にならないので、撮像装置周辺の部品配置の搭載効率が低下し、高密度なレイアウトができなくなる。
[第1の実施の形態の変形例]
次に、前記第1の実施の形態において、形状記憶合金のワイヤ21の架設位置などが異なる複数の変形例、第1の実施の形態のコイルスプリングを他の形状の弾性部材に置き換えた変形例、カム機構を送りネジ機構に置き換えた変形例などについて説明する。なお、前記第1の実施の形態と同一部材には同一符号を付して説明を省略し、相違点のみを説明する。
図7は、形状記憶合金のワイヤ21の架設位置が異なる第1の変形例を示す正面図で、プーリ25を使用して形状記憶合金のワイヤ21を撮像素子41の外形線の2辺に添って配置したもので、ワイヤ21の一端はベース11に植設されたピン11kに固定され、他端が駆動レバー31に植設されたピン31kに固定され、ワイヤ21の中間部分はベース11に回転自在に支持されたプーリ25に巻掛けられている。この構成ではワイヤ21の長さが約2倍になり、駆動ストロークも約2倍になるという利点がある。
図8は、形状記憶合金のワイヤ21の架設位置が異なる第2の変形例を示す正面図で、やはりプーリ25を使用して形状記憶合金のワイヤ21を撮像素子41の外形線の2辺に添って配置したもので、ワイヤ21の一端はベース11に植設されたピン11mに固定され、他端はベース11に植設されたピン11nに固定され、ワイヤ21の中間部分は駆動レバー31に取付けられたプーリ25に巻掛けられている。ワイヤ21の中間部分がプーリ25に巻掛けられて折り返し角度を大きく開くことができるので、駆動レバー31の回動角をさらに大きくすることができる。
図9は、形状記憶合金のワイヤ21の架設位置が異なる第3の変形例を示す正面図で、駆動レバー31の作動端部31aを、駆動レバー31の支軸31cからみてカム環12の回転中心Sの外側に配置したもので、駆動レバー31の係止部31dと支軸31cとの距離に比較して、作動端部31aと支軸31cとの距離を大きくとることができ、カム環12の回転角を一層大きくすることができる。
図10は、コイルスプリング32を圧縮コイルバネ34に置き換えた変形例を示す正面図で、駆動レバー31の側面とベース11に設けたバネ受け11pの間に圧縮コイルバネ34を配置したものである。
図11は、コイルスプリング32を板バネ36に置き換えた変形例を示す正面図で、ベース11に取付部材11rを設けて取付部材11rに板バネ36を固定し、一方、駆動レバー31の側面には突起31pを設け、板バネ36の先端部を駆動レバー31の側面の突起31pに当接させたものである。
図10及び図11に示す構成においても、コイルスプリング32と同様に、形状記憶合金のワイヤ21への通電が停止された後の当初形状への復元時に、圧縮コイルバネ34、板バネ36により駆動レバー31の復帰動作を促進することができる。
図12は、第1の実施の形態のものにおいて、カム部12cと突起14sから構成される運動変換機構であるカム機構Cを、運動変換機構である送りネジ機構Mに置き換えた変形例を説明する撮像装置の要部の断面図である。
この変形例では、ベース11の環状の凹部11bの内面11cに支承されたカム環12の延長部に螺旋溝を形成し、これも環状の凹部11bの内面11cに支承されたレンズ玉枠14の支承部14aの延長部に前記カム環12の螺旋溝に螺合する螺旋突条を形成し、両者を螺合させた送りネジ機構Mを設けたものである。なお、カム環12の延長部に螺旋突条を形成し、レンズ玉枠14の支承部14aの延長部に螺旋溝を形成して送りネジ機構Mとしてもよいことは言うまでもない。
この構成によっても、カム環12の回動によりレンズ玉枠14を光軸方向に直線移動させることができる。
[第2の実施の形態]
次に、この発明の第2の実施の形態について説明する。図13及び図14はこの発明の第2の実施の形態の撮像装置のレンズ駆動装置の要部の構成を説明する図で、図13はレンズ駆動装置を光軸方向から見た正面図で、レンズ玉枠、レンズは図示を省略してある。図14は図13の線A−S−Aに添った断面図で、ここではレンズ玉枠、レンズを含めて図示してある。また、図15は、カム環12の回転をレンズ玉枠14の光軸方向の直線移動に変換するカム部12cと突起14sから構成されるカム機構を説明する図である。
第2の実施の形態の撮像装置は、第1の実施の形態のものと類似した構成と動作をするものであるから、第1の実施の形態のものと同一部材には同一符合を付して詳細な説明は省略し、相違点についてのみ説明する。
前記した第1の実施の形態では、カム環12の上のカム部12cの位置は、カム環12と駆動レバー31が係合する作用端部31aとほぼ同一半径上にあったが、第2の実施の形態では、3箇所のカム部12cがカム環12の外側に突出して設けられ、カム部12cの位置は駆動レバー31とが係合する作用端部31aよりも半径方向で外側に位置している。
カム環12の中心に対するカム部12cの半径方向の位置が、駆動レバー31の作用端部31aの半径方向の位置よりも大きいので、カム環12の回動角が同じであっても、カム部12cの回動軌跡は駆動レバー31の回動軌跡に対して、その半径比だけ拡大したものとなる。カム部12cの回動軌跡が拡大できるので、レンズ玉枠の繰出し/繰込みストロークも拡大することができるという利点がある。
撮像装置の外形は、撮像素子41の外形線のXY方向に平行な2辺を持つ四角形状に構成され、また、カム環12の外側に設けられたカム部12cの突出位置は、前記直線Lの方向とほぼ一致するか、または直線Lとほぼ直角に交差する方向である。この構成により、カム環12と撮像装置の外形との間にできるデッドスペースにカム部12cを配置することができ、撮像装置の外形をコンパクトにまとめることができる。
[第3の実施の形態]
次に、この発明の第3の実施の形態について説明する。図16はこの発明の第3の実施の形態の撮像装置のレンズ駆動装置の要部の構成を説明する図で、レンズ駆動装置を光軸方向から見た正面図である。レンズ玉枠、レンズは図示を省略してある。
第3の実施の形態の撮像装置は、第1の実施の形態の作動部材であるコイルスプリングを形状記憶合金のワイヤに置き換えたもので、その他は第1の実施の形態のものと類似した構成と動作をするものであるから、第1の実施の形態のものと同一部材には同一符合を付して詳細な説明は省略し、相違点について説明する。
第3の実施の形態の駆動レバー31は、カム環12と駆動レバー31が係合する作用端部31aと、駆動レバー31の他方の端部に形状記憶合金のワイヤ21が係合する係止部31dが形成されている点では第1の実施の形態のものと同じであるが、第3の実施の形態の駆動レバー31には、さらに係止部31gが形成されている。
そして、第1の形状記憶合金のワイヤ21の一端が、ベース11に植設されたピン11fに固定され、他端がベース11に植設されたピン11gに固定され、ワイヤ21の中間部分が駆動レバー31の係止部31dに係合して折り返されており、ピン11f、係止部31d、ピン11gの間に架設されている。
更に第2の形状記憶合金のワイヤ26の一端が、ベース11に植設されたピン11gに固定され、他端がベース11に植設されたピン11hに固定され、ワイヤ26の中間部分は駆動レバー31の係止部31gに係合して折り返されており、ピン11g、係止部31g、ピン11hの間に架設されている。
次に、第1及び第2の形状記憶合金のワイヤによるカム環12の回動動作を説明する。まず、駆動レバー31を反時計方向に回動してカム環12を時計方向に回動させるときは、ピン11fと11gを電源に接続し、ピン11fと11gに固定された第1の形状記憶合金のワイヤ21に通電する。ワイヤ21は記憶形状に復元しようとして収縮し、その引張力により駆動レバー31は、図16において支軸31cの回りに反時計方向に回動し、駆動レバー31の反時計方向の回動によりカム環12は時計方向に回動する。
このとき第2の形状記憶合金のワイヤ26により駆動レバー31の反時計方向の回動が多少制動を受けるが、第1の形状記憶合金のワイヤ21の収縮力が大きいので、駆動レバー31の回動が妨げられることはない。
駆動レバー31を時計方向の回動してカム環12を反時計方向に回動させるときは、ピン11gと11hを電源に接続し、ピン11gと11hに固定された第2の形状記憶合金のワイヤ26に通電する。ワイヤ26は記憶形状に復元しようとして収縮し、その引張力により駆動レバー31は、図16において支軸31cの回りに時計方向に回動し、駆動レバー31の時計方向の回動によりカム環12は反時計方向に回動する。
このとき第1の形状記憶合金のワイヤ21により駆動レバー31の時計方向の回動が多少制動を受けるが、第2の形状記憶合金のワイヤ21の収縮力が大きいので、駆動レバー31の回動が妨げられることはない。
携帯電話や携帯端末に組み込まれた撮像装置であって、形状記憶合金の作動部材を使用したレンズ駆動装置を使用してレンズの駆動を行なうものである。形状記憶合金の作動部材の配設方向を撮像素子のレンズの光軸方向と交差する方向とすることで、撮像装置を小型に纏めることができた。
第1の実施の形態の撮像装置のレンズ駆動装置の要部を光軸方向から見た正面図。 図1の線A−S−Aに添った断面図。 第1の実施の形態のカム機構を説明する図。 第1の実施の形態の撮像装置のレンズ玉枠が光軸方向に繰り出された状態、即ち近接撮影に設定された状態を示す図。 第1の実施の形態の撮像装置のレンズ玉枠が光軸方向に繰り込まれた状態、即ち通常撮影に設定された状態を示す図。 撮像装置を内蔵したカメラのレンズを駆動する制御回路のブロック図。 形状記憶合金のワイヤの架設位置が異なる第1の変形例を示す正面図。 形状記憶合金のワイヤの架設位置が異なる第2の変形例を示す正面図。 形状記憶合金のワイヤの架設位置が異なる第3の変形例を示す正面図。 コイルスプリングを圧縮コイルバネに置き換えた変形例を示す正面図。 コイルスプリングを板バネに置き換えた変形例を示す正面図。 レンズ玉枠の光軸方向移動を行なうカム機構を送りネジ機構に置き換えた変形例を示す正面図。 第2の実施の形態の撮像装置のレンズ駆動装置の要部を光軸方向から見た正面図。 図10の線A−S−Aに添った断面図。 第2の実施の形態のカム機構を説明する図。 第3の実施の形態の撮像装置のレンズ駆動装置の要部を光軸方向から見た正面図。 撮像素子の外形線と形状記憶合金のワイヤとが略平行でなく45°で交差する位置関係にある場合の不都合を説明する正面図。
符号の説明
11 ベース
11a 開口部
11b 環状の凹部
11c 内面(環状の凹部の内面)
11d 受部
11e 延長部
11f、11g、11h、11k、11m、11n ピン
12 カム環
12b 係合部
12c カム部
12p 側面(カム環の側面)
14 レンズ玉枠
14a 支承部
14s 突起
15 レンズ
21 ワイヤ(形状記憶合金のワイヤ)
25 プーリ
26 ワイヤ(形状記憶合金のワイヤ)
31 駆動レバー
31a 作用端部
31c 支軸
31d 係止部
31f ピン
32 弾性部材(コイルスプリング)
34 弾性部材(圧縮コイルバネ)
36 板バネ
41 撮像素子(CCD)
50 制御回路
51 CPU
52 記憶装置
53 カム環位置センサ
54 入力装置
55 駆動回路
C カム機構
M 送りネジ機構

Claims (14)

  1. 撮像素子と、撮像素子に画像を投射するレンズを備えたレンズ玉枠と、レンズ玉枠をレンズの光軸方向に駆動する形状記憶合金の作動部材を使用したレンズ駆動装置とを備えた撮像装置であって、
    前記レンズ駆動装置は、前記レンズの光軸方向と交差する方向を作動方向とする形状記憶合金の作動部材を備えること
    を特徴とする撮像装置。
  2. 撮像素子と、撮像素子に画像を投射するレンズを備えたレンズ玉枠と、レンズ玉枠を駆動する形状記憶合金の作動部材を使用したレンズ駆動装置とを備えた撮像装置であって、
    前記レンズ駆動装置は、レンズの光軸に対して同軸に配置された光軸方向にのみ移動可能なレンズ玉枠と、レンズの光軸に対して同軸に配置された光軸回りにのみ回動可能なカム環と、レンズの光軸に平行に配置された支軸に支承された前記カム環に係合してカム環を回動させる駆動レバーと、駆動レバーを前記支軸の回りに回動させる形状記憶合金の作動部材と、前記カム環の回動を前記レンズ玉枠の光軸方向の移動に変換するカム環とレンズ玉枠との間に配置された運動変換機構とから構成され、
    前記レンズ駆動装置は、前記形状記憶合金の作動部材の加熱により発生した記憶形状への変位を駆動レバーを経てカム環に伝達し、さらに運動変換機構を介してレンズ玉枠に伝達してレンズ玉枠を光軸方向に移動させること
    を特徴とする撮像装置。
  3. 前記レンズ駆動装置は、形状記憶合金の作動部材による駆動レバー作動方向とは反対方向に駆動レバーを付勢する弾性部材を備えること
    を特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 前記撮像素子はその外郭形状が略方形であり、前記レンズ駆動装置は、駆動レバーの支軸が撮像素子の外郭形状の隅部で前記カム環の環外に位置しており、形状記憶合金の作動部材は撮像素子の外郭形状の一辺に略平行に架設されていること
    を特徴とする請求項2又は3に記載の撮像装置。
  5. 前記レンズ駆動装置は、駆動レバーの支軸と該駆動レバーとカム環との係合部とを結ぶ直線と駆動レバーの支軸とカム環の回転中心とを結ぶ直線との交差角度が30°以下に設定されていること
    を特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 前記レンズ駆動装置は、駆動レバーの支軸とカム環の回転中心とを結ぶ直線と撮像素子の外郭形状の一辺との交差角度が45°以下に設定されていること
    を特徴とする請求項2乃至5のいずれかに記載の撮像装置。
  7. 前記レンズ駆動装置は、形状記憶合金の作動部材の変位が駆動レバーを介してカム環の回動に伝達される過程で前記作動部材の変位量が拡大してカム環に伝達されるように、駆動レバーの支軸と形状記憶合金の作動部材係止部との距離と駆動レバーの支軸とカム環に係合する作用端部との距離とが設定されること
    を特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 前記レンズ駆動装置は、駆動レバーと形状記憶合金の作動部材とが重なることなく略同一平面に配置されること
    を特徴とする請求項2乃至7のいずれかに記載の撮像装置。
  9. 前記レンズ駆動装置は、形状記憶合金の作動部材、駆動レバー及び弾性部材が略同一平面に配置されること
    を特徴とする請求項2乃至8のいずれかに記載の撮像装置。
  10. 前記運動変換機構は、カム環の光軸方向に直交する側面に形成された複数の斜面カムと、レンズ玉枠の光軸方向に直交する側面に形成された前記複数の斜面カムに接触する複数の突起部とで形成されたカム機構であること
    を特徴とする請求項2乃至9のいずれかに記載の撮像装置。
  11. 前記運動変換機構は、カム環の光軸方向に直交する側面に形成された駆動レバーとの係合部より半径方向外側に張り出した複数の斜面カムと、レンズ玉枠の光軸方向に直交する側面に形成された前記複数の斜面カムに接触する複数の突起部とで形成されたカム機構で、前記カム環の斜面カムの少なくとも1つの張り出し方向は駆動レバーの回転軸と該駆動レバーとカム環との係合部とを結ぶ直線と略同一方向又はこれと直交する方向であること
    を特徴とする請求項2乃至9のいずれかに記載の撮像装置。
  12. 前記運動変換機構は、カム環の光軸方向に添った面に形成された螺旋溝とレンズ玉枠の光軸方向に添った面に形成された前記カム環の螺旋溝に螺合する螺旋突条、或いは前記螺旋溝と螺旋突条とが逆に配置されて構成された送りネジ機構であること
    を特徴とする請求項2乃至請求項9のいずれかに記載の撮像装置。
  13. 前記レンズ駆動装置は、駆動レバーを前記支軸の回りに第1の方向に回動させる第1の形状記憶合金の作動部材と、駆動レバーを前記支軸の回りに第2の方向に回動させる第2の形状記憶合金の作動部材とを備えること
    を特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  14. 前記形状記憶合金の作動部材は、形状記憶合金のワイヤであることを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の撮像装置。
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