JP4969993B2 - 多層フレキシブルプリント配線板およびその製造法 - Google Patents

多層フレキシブルプリント配線板およびその製造法 Download PDF

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Description

本発明は、多層フレキシブルプリント配線板およびその製造法に係わり、とくに電気、電子機器の小型化、高性能化への要求に対応した高速信号を伝送するための多層プリント配線板およびその製造法に関する。
電子機器における信号の処理速度は、近年益々向上している。このため、プリント配線板を通る信号の伝送速度も速くなっている。高速信号の伝送においては、信号線の特性インピーダンスの整合が必要で、不整合が生じると信号の反射が起こり、伝送損失を生じる。
所望のインピーダンスを得るために、高速信号を扱うプリント配線板では図7および図8に示すように、信号線およびプレーン層を配置したマイクロストリップラインやストリップラインなどを用いている。多層プリント配線板における信号線とプレーン層との間は、一般にガラスエポキシなどが絶縁樹脂として充填されている。
しかしながら、信号線とプレーン層との間には絶縁樹脂を介して静電容量が発生し、特にガラスエポキシなどの場合、比誘電率が4.2〜5.0と高く、高速信号の遅延などの問題が生じる。
そこで、絶縁樹脂を低誘電率化する手法が提供されており(特許文献1および4参照)、また、低誘電率の絶縁樹脂である液晶ポリマーを適用する手法が提供されている(特許文献2参照)。
他方、電子機器の軽薄短小化に対応するために、プリント配線板も小型化、薄型化が求められている。この結果、信号線とプレーン層との間の絶縁樹脂層も薄くなり、信号線とプレーン層との間に発生する静電容量が増大するという問題がある。
そこで、信号線とプレーン層との間の絶縁樹脂層のみを厚くするという手法が提供されている(特許文献3参照)。あるいは、絶縁樹脂層中に気泡を混入させて比誘電率を下げる手法も提供されている(特許文献4参照)。
特開平6−252523号公報 特開2000−138422号公報 特開2002−57467号公報 特開2006−80162号公報
しかしながら、特許文献4に示される手法では、局所的に見れば気泡のある箇所と気泡のない箇所とが混在している状態であり、信号線とプレーン層とに発生する静電容量は不連続となる。したがって、インピーダンスの制御が難しくなる。
そして、この特許文献4に示される、配線上の絶縁樹脂の一部に空気層を形成する手法では、絶縁樹脂を透過した水分が該空気層に滞留し、結露するなどの虞がある。また、空気層を形成した絶縁樹脂を信号線上に積層する際に空気層が変形し、狙いとする静電容量の低減が不可能となる。
加えて、これらの手法では、信号線と対向する一面の絶縁樹脂のみの静電容量の低減は可能となるが、信号線とプレーン層との間に発生する静電容量はそれら対向する面のみならず反対側の面にも発生し、この低減はできない。この結果、とくに信号線の両面でプレーン層と対向するストリップラインでは、その影響は顕著となる。
また、特許文献2のように、全層を液晶ポリマーとして信号線とプレーン層との間の静電容量を低減する手法では、内層の基板に外層を積層する際、内層の液晶ポリマーが配線パターンにより押されて局所的に変形する。このため、信号線とプレーン層との距離が制御不能となり、安定したインピーダンスを得ることが困難となる。
さらに、特許文献3に示す絶縁樹脂の厚膜化は、電子機器の軽薄短小化に伴うプリント配線板の薄型化の要求を満たすことができない。
本発明は上述の点を考慮してなされたもので、信号線を配置した絶縁樹脂の一部を除去し、低誘電率の樹脂を積層することにより信号線を取り囲む低誘電率の絶縁樹脂層のボリュームを増した多層フレキシブルプリント基板およびその製造法を提供することを目的とする。
上記目的達成のため、本願では、次の発明を提供する。
第1の発明は、
信号線、プレーン層、ならびに複数の層からなり前記信号線の周囲および前記信号線と前記プレーン層との間に配される絶縁層を有し、マイクロストリップライン構造またはストリップライン構造を持った多層フレキシブルプリント配線板において、
前記絶縁層の一層を構成する第1層であって、何れか一方の面に前記信号線が設けられ、かつ前記信号線の周囲の部分が除去された前記第1層と、
前記第1層よりも熱変形温度の低い、低誘電率材料で形成される前記絶縁層の第2層であって、前記第1層の除去された厚さに前記信号線の厚さを足した厚さよりも厚く前記第1層とともに前記信号線を露出させた前記第2層と、
前記第2層よりも熱変形温度が低い、あるいは前記第2層より熱変形温度が高く、前記第1層よりも熱変形温度の低い、低誘電率材料で形成される前記絶縁層の第3層であって、前記第2層と対向し前記信号線を包み込むように積層される前記第3層と、
前記第3層の上に形成される前記プレーン層と、
をそなえたことを特徴とする多層フレキシブルプリント配線板、
である。
第2の発明は、
信号線、プレーン層、ならびに複数の層からなり前記信号線の周囲および前記信号線と前記プレーン層との間に配される絶縁層を有し、マイクロストリップライン構造またはストリップライン構造を持った多層フレキシブルプリント配線板の製造法において、
前記絶縁層の一層を構成する層であって、何れか一方の面に前記信号線を有する第1層を形成する工程、
前記第1層における前記信号線の周囲の部分を除去する工程、
前記第1層よりも熱変形温度の低い、低誘電率材料で形成される前記絶縁層の第2層を、前記第1層の除去された厚さに前記信号線の厚さを足した厚さよりも厚く前記第1層とともに前記信号線を包み込むように積層する工程、
前記第2層を研磨して前記信号線を露出させる工程、
前記第2層よりも熱変形温度の低い、低誘電率材料で形成される前記絶縁層の第3層を、前記第2層および前記第3層の各熱変形温度の間の温度で、前記第2層と対向し前記信号線を包み込むように積層する工程、および
前記第3層の上に前記プレーン層を形成する工程、
をそなえたことを特徴とする多層フレキシブルプリント配線板の製造法、
である。
上記目的達成のため、本発明では、
信号線、プレーン層、ならびに複数の層からなり前記信号線の周囲および前記信号線と前記プレーン層との間に配される絶縁層を有し、マイクロストリップライン構造またはストリップライン構造を持った多層フレキシブルプリント配線板において、
前記絶縁層の一層を構成する第1層であって、何れか一方の面に前記信号線が設けられ、かつ前記信号線の周囲の部分が除去された前記第1層と、
前記第1層よりも熱変形温度の低い、低誘電率材料で形成される前記絶縁層の第2層であって、前記第1層の除去された部分に積層された前記第2層と、
前記第2層より熱変形温度が低い、あるいは前記第2層よりも熱変形温度が高く、前記第1層よりも熱変形温度の低い、低誘電率材料で形成される前記絶縁層の第3層であって、前記第2層および前記信号線に積層された前記第3層と、
前記第3層の上に形成される前記プレーン層と、
をそなえたことを特徴とする多層フレキシブルプリント配線板、
および
信号線、プレーン層、ならびに複数の層からなり前記信号線の周囲および前記信号線と前記プレーン層との間に配される絶縁層を有し、マイクロストリップライン構造またはストリップライン構造を持った多層フレキシブルプリント配線板の製造法において、
前記絶縁層の一層を構成する層であって、一面に前記信号線が設けられた第1層を形成する工程、
前記第1層における前記信号線の周囲の部分を除去する工程、
前記第1層よりも熱変形温度の低い、低誘電率材料で形成される前記絶縁層の第2層を、前記第1層の除去された厚さに前記信号線の厚さを足した厚さよりも厚く前記第1層とともに前記信号線を包み込むように積層する工程、
前記第2層を研磨して前記信号線を露出させる工程、
前記第2層より熱変形温度の低い、低誘電率材料で形成される前記絶縁層の第3層を、前記第2層および前記第3層の各熱変形温度の間の温度で、前記第2層と対向し前記信号線を包み込むように積層する工程、および
前記第3層の上に前記プレーン層を形成する工程、
をそなえたことを特徴とする多層フレキシブルプリント配線板の製造法、
を提供するものである。
本発明は上述のように、マイクロストリップラインまたはストリップライン構造を持った多層フレキシブルプリント配線板における、信号線の周囲に低誘電率の絶縁層を配置したため、信号線とプレーン層との間に発生する静電容量を低減し、高速信号の伝送における遅延などの問題を軽減し、高速信号の伝送に適したプリント配線板を提供することができる。
また、信号線とプレーン層の間、および信号線と絶縁層の周囲に低誘電率の絶縁層を配置したため、絶縁層の薄膜化、すなわちプリント配線板の薄型化が可能となり、延いては電気、電子機器の小型化に貢献することができる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
本発明において用いられる第2および第3の絶縁層は、例えばガラスエポキシ基板に比べて低誘電率である液晶ポリマーが考えられる。液晶ポリマーとしては、例えば液晶ポリマー単体では、BIAC(ジャパンゴアテックス株式会社製)、Xydar(BP Amoco Chemicals社製)、ベクトラ(Ticona社製)、ベクスター(株式会社クラレ製)などが挙げられ、銅箔付きの液晶ポリマーではR/Flex3000(Rogers Corp.社製)、RF−Clad(ジャパンゴアテックス株式会社製)、エスパネックスL(新日鐵化学株式会社製)などが挙げられる。この中で、本発明は、2つの絶縁層の熱変形温度の差を利用していることから、第2の絶縁層と第3の絶縁層との熱変形温度が異なることが望ましい。
また、銅箔付きの液晶ポリマーを適用することで、プレーン層と絶縁層との積層が一括して行われるので効率がよい。また、比誘電率が2.95の液晶ポリマーを選択した場合、例えば当該液晶ポリマーの厚さを66μmとすることで、比誘電率4.5のガラスエポキシ100μmと同等の静電容量となることから、特許文献3にあるように絶縁層を厚くする必要がなく、プリント配線板の薄型化に対して有利である。
また、本発明において用いられる第1の絶縁層の除去手法は、ブラスト、レーザ、プラズマなどが考えられる。ここで、ブラストに用いる研磨剤が配線に食い込むなどして、除去が困難になるという問題があること、レーザは大面積の加工に時間がかかり、また、プラズマはそのエッチング時間が長いことを考慮する必要がある。
そこで、第1の絶縁層をポリイミドとし、例えばヒドラジンなどのような化学エッチングに比べて安全かつ環境への負荷が少ない、無機アルカリ成分および水を主成分とするエッチング剤TPE−3000(東レエンジニアリング株式会社製)などによる化学エッチングを行うことが、配線へのダメージ、加工時間すなわち加工コスト、延いては製品のコストの面で有利であるといえる。
また、このエッチング液が、ポリイミド種によりエッチング時間が変化することから、ポリイミドは単一のものが望ましく、例えばメタロイヤル(東洋メタライジング株式会社製)などが挙げられる。あるいは、ポリイミドをその厚さの半分までエッチングする場合は、膜厚方向の中央に異種ポリイミド層を有するネオフレックスNEX−23FE(25T)(三井化学株式会社製)などを用いることで、中央の異種ポリイミド層のエッチング速度が遅いことを利用して、エッチングの制御を容易化することができる。
また、第1の絶縁層上に設けられた信号線周囲の第1の絶縁層を除去し、第1の絶縁層よりも低誘電率である第2の絶縁層を信号線と第2の絶縁層が対向するように積層し、第2の絶縁層を研磨して信号線を露出させ、第2の絶縁層より熱変形温度が低く、第1の絶縁層より低誘電率である第3の絶縁層を、第2の絶縁層と第3の絶縁層とが対向するように、第2の絶縁層と第3の絶縁層の各熱変形温度の間の温度で積層し、第3の絶縁層の上にプレーン層を形成する工程により本発明を実現する場合、第2の絶縁層の厚さは第1の絶縁層の除去された厚さに信号線の厚さを足した厚さよりも厚くすることで、第2の絶縁層を積層した際に第1の絶縁層および信号線を確実に埋め込むことが可能となる。例えば信号線の厚さが12μm、第1の絶縁層の除去する厚さを13μmとすると、第2の絶縁層の厚さは25μm以上必要である。
さらに、第1の絶縁層の上に設けられた信号線周囲の第1の絶縁層を除去し、第1の絶縁層よりも低誘電率である第2の絶縁層と、第1の絶縁層より低誘電率であり、第2の絶縁層よりも熱変形温度が高い第3の絶縁層とプレーン層がこの順番で積層された基材の第2の絶縁層と信号線が対向するように、第2と第3の絶縁層の各熱変形温度の間の温度で積層する工程により本発明を実現する場合、第2の絶縁層は第1の絶縁層の除去された厚さよりも厚く、第1の絶縁層の除去された厚さに信号線の厚さを足した厚さよりも薄くすることで、第1の絶縁層が除去された箇所を確実に第2の絶縁層で充填することが可能となる。例えば、信号線の厚さを12μm、第1の絶縁層の除去する厚さを13μmとすると、第2の絶縁層の厚さは13μm以上、25μm以下であることが必要である。
更に言えば、第1の絶縁層をポリイミド、第2および第3の絶縁層を液晶ポリマーとすることで、可撓性を有するマイクロストリップラインが可能となる。
(実施形態1)
図1A、図1Bは、本発明の第1の実施形態の工程を示す図である。まず、図1A(1)に示すように、厚さが12μmの銅箔をエッチングすることにより信号線8となる配線を厚さが25μmの第1の絶縁層9の上に形成する。
この構造を形成するために、出発材料は、第1の絶縁層9および信号線8をなす銅箔が一体化されており、膜厚方向の中央に異種ポリイミド層を有するネオフレックスNEX−23FE(25T)(三井化学株式会社製)を適用した。
次いで図1A(2)に示すように、第1の絶縁層9を化学エッチングの手法により信号線8をマスクとし、エッチング剤TPE−3000(東レエンジニアリング株式会社製)を用いて厚み12.5μmだけ除去した。
続いて図1A(3)に示すように、低誘電率の第2の絶縁層10として、ここでは液晶ポリマーである厚さが50μmのベクスター(株式会社クラレ製、熱変形温度275℃、誘電率2.95)を液晶ポリマーの熱変形温度よりも高温で、真空平板プレスにより加圧、成形する。
この後、図1B(4)に示すように、信号線8の絶縁層9とは反対側の表面が露出するまで研磨する。研磨の方式には、ロール研磨、バイブレーション研磨、ベルト研磨などの機械研磨の他、プラズマやレーザなどのドライエッチングやアルカリ性水溶液による化学研磨、あるいはこれらの組み合わせが挙げられる。
さらに図1B(5)に示すように、低誘電率の第3の絶縁層11、およびプレーン層となる銅箔12を積層する。ここでは、低誘電率の第3の絶縁層11とプレーン層となる銅箔12とを一括して積層するために、液晶ポリマー片面銅張り積層板エスパネックスLC−12−50−00NEP(新日鐵化学株式会社製、熱変形温度240℃、誘電率2.95)を、240℃−275℃の温度下で真空平板プレスにより積層、一体化する。
これにより、図1B(6)に示すように、信号線8とプレーン層との間、および信号線8と第1の絶縁層9の周囲に、第1の絶縁層8よりも低誘電率の第2および第3の絶縁層10,11を配置したマイクロストリップラインを形成できる。
(実施形態2)
図2は、本発明の第2の実施形態の工程を示す図である。まず、図2(1)に示すように、厚さが12μmの銅箔をエッチングすることにより、信号線13となる配線を厚さが25μmの第1の絶縁層14の上に形成する。
この構造を形成するために、出発材料は、第1の絶縁層14および信号線13をなす銅箔が一体化されており、膜厚方向の中央に異種ポリイミド層を有するネオフレックスNEX−23FE(25T)(三井化学株式会社製)を適用した。
次いで図2(2)に示すように、第1の絶縁層14を化学エッチングの手法により、信号線13をマスクとし、エッチング剤TPE−3000(東レエンジニアリング株式会社製)を用いて厚み13μmだけ除去した。
引き続いて図2(3)に示すように、低誘電率の第2の絶縁層15としての液晶ポリマーである厚さが25μmのベクスター(株式会社クラレ製、熱変形温度240℃、誘電率2.95)、ならびに低誘電率の第3の絶縁層16およびプレーン層となる銅箔17が一体化されてなる液晶ポリマー片面銅張り積層板エスパネックスLC−12−50−00NE(新日鐵化学株式会社製、熱変形温度275℃、液晶ポリマー厚さ50μm、誘電率2.95)を、240℃−275℃の温度で真空平板プレスを用いて一体成形する。これにより、低誘電率の第2および第3の絶縁層15,16を有する片面銅張り積層板18を得る。
次いで図2(4)に示すように、低誘電率の第2および第3の絶縁層15,16を有する片面銅張り積層板18を、第2の絶縁層15と信号線13の第1の絶縁層14とは反対側の面とを対向させて、240℃−275℃の温度下で真空平板プレスを用いて積層、一体化する。
これにより、図2(5)に示す信号線13とプレーン層の間、および信号線13と第1の絶縁層14の周囲に、第1の絶縁層14よりも低誘電率の第2および第3の絶縁層15,16を配置したマイクロストリップラインを形成できる。
(実施形態3)
図3A、図3Bは、本発明の第3の実施形態の工程を示す図である。まず、図3A(1)に示すように、厚さが12μmの銅箔をエッチングすることにより、信号線19となる配線を、第1のプレーン層21となる12μmの銅箔を有し厚さが25μmの第1の絶縁層20の上に形成する。
この第3の実施形態の構造を形成するために、出発材料は、第1の絶縁層20と信号線18および第1のプレーン層21をなす銅箔とが一体化されており、均質な化学エッチングが可能な単一のポリイミド層カプトンENからなるメタロイヤル(東洋メタライジング株式会社製)PI−25D−CCW−12D0(#25)を適用した。
次いで、図3A(2)に示すように、第1の絶縁層20を化学エッチングの手法により、信号線19をマスクとしエッチング剤TPE−3000(東レエンジニアリング株式会社製)を用いて第1のプレーン層21の面まで除去した。
続いて図3A(3)に示すように、低誘電率の第2の絶縁層22としての液晶ポリマーである厚さが50μmのベクスター(株式会社クラレ製、熱変形温度275℃、誘電率2.95)を、液晶ポリマーの熱変形温度よりも高温で、真空平板プレスにより加圧、成形する。
次に図3B(4)に示すように、信号線19の第1のプレーン層21とは反対側の面の表面が露出するまで研磨する。研磨の方式には、ロール研磨、バイブレーション研磨、ベルト研磨などの機械研磨の他、プラズマやレーザなどのドライエッチングやアルカリ性水溶液による化学研磨、またはこれらの組み合わせが挙げられる
さらに図3B(5)に示すように、低誘電率の第3の絶縁層23、および第2のプレーン層となる銅箔24を積層する。ここでは、低誘電率の第3の絶縁層23と第2のプレーン層となる銅箔24とを一括して積層するために、液晶ポリマー片面銅張り積層板エスパネックスLC−12−50−00NEP(新日鐵化学株式会社製、熱変形温度240℃、誘電率2.95)を、240℃−275℃の温度で真空平板プレスすることにより積層、一体化する。
これにより、図3B(6)に示すように、信号線19と第2のプレーン層24との間、および信号線19と第1の絶縁層20の周囲に、第1の絶縁層20よりも低誘電率の第2および第3の絶縁層22,23を配置したストリップラインを形成できる。
(実施形態4)
図4は、本発明の第4の実施形態の工程を示す図である。まず、図4(1)に示すように、厚さが12μmの銅箔をエッチングすることにより信号線25となる配線を厚さが25μmの第1の絶縁層26の上に形成する。
この第4の実施形態の構造を形成するために、出発材料は、第1の絶縁層26と信号線25および第1のプレーン層27をなす銅箔とが一体化されており、均質な化学エッチングが可能な単一のポリイミド層カプトンENからなるメタロイヤル(東洋メタライジング株式会社製)PI−25D−CCW−12D0(#25)を適用した。
次いで図4(2)に示すように、第1の絶縁層26を化学エッチングの手法により、信号線25をマスクとしエッチング剤TPE−3000(東レエンジニアリング株式会社製)を用いて第1のプレーン層27の面まで除去した。
引き続いて、図4(3)に示すように、低誘電率の第2の絶縁層28としての液晶ポリマーである厚さが35μmのベクスター(株式会社クラレ製、熱変形温度240℃、誘電率2.95)、および低誘電率の第3の絶縁層29と第2のプレーン層となる銅箔30とが一体化されてなる液晶ポリマー片面銅張り積層板エスパネックスLC−12−50−00NE(新日鐵化学株式会社製、熱変形温度275℃、液晶ポリマー厚さ50μm、誘電率2.95)を、240℃−275℃の温度で真空平板プレスを用いて一体成形することにより、低誘電率の第2および第3の絶縁層28,29を有する片面銅張り積層板31を得る。
この後、図4(4)に示すように、低誘電率の第2および第3の絶縁層28,29を有する片面銅張り積層板31を、第2の絶縁層28と信号線25の第1のプレーン層27とは反対側の面とを対向させて240℃−275℃の温度で真空平板プレスを用いて積層、一体化する。
これにより、図4(5)に示すように、信号線25と第2のプレーン層との間、および信号線25と第1の絶縁層26の周囲に、第1の絶縁層26よりも低誘電率の第2および第3の絶縁層28および29を配置したストリップラインを形成できる。
(実施形態5)
図5A、図5Bは、本発明の第5の実施形態の工程を示す図である。まず、図5A(1)に示すように、厚さが12μmの銅箔をエッチングすることにより信号線32となる配線を厚さが25μmの第1の絶縁層33の上に形成する。
この第5の実施形態の構造を形成するために、出発材料は、第1の絶縁層33と信号線32および実装部配線層34をなす銅箔とが一体化されており、均質な化学エッチングが可能な単一のポリイミド層カプトンENからなるメタロイヤル(東洋メタライジング株式会社製)PI−25D−CCW−12D0(#25)を適用した。
次に図5A(2)に示すように、第1の絶縁層33を化学エッチングの手法により信号線32をマスクとし、エッチング剤TPE−3000(東レエンジニアリング株式会社製)を用いて厚み12.5μm分だけ除去した。
引き続いて図5A(3)に示すように、低誘電率の第2の絶縁層35としての液晶ポリマーである厚さが50μmのベクスター(株式会社クラレ製、熱変形温度275℃、誘電率2.95)を、液晶ポリマーの熱変形温度よりも高温で、真空平板プレスにより加圧、成形する。
次いで図5A(4)に示すように、信号線32の実装部配線層34とは反対側の面の表面が露出するまで研磨する。研磨の方式は、ロール研磨、バイブレーション研磨、ベルト研磨などの機械研磨の他、プラズマやレーザなどのドライエッチングやアルカリ性水溶液による化学研磨、またはこれらの組み合わせが挙げられる。
さらに図5A(5)に示すように、低誘電率の第3の絶縁層36、およびプレーン層となる銅箔37を積層する。ここでは、低誘電率の第3の絶縁層36とプレーン層となる銅箔37とを一括して積層するために、液晶ポリマー片面銅張り積層板エスパネックスLC−12−50−00NEP(新日鐵化学株式会社製、熱変形温度240℃、誘電率2.95)を、240℃−275℃の温度で真空平板プレスにより積層、一体化する。
これにより、図5B(6)に示すように、信号線32とプレーン層37との間、および信号線32と第1の絶縁層33の周囲に、第1の絶縁層33よりも低誘電率の第2の絶縁層35を配置したマイクロストリップライン38を形成できる。
次に図5B(7)に示すように、信号線32と実装部配線層34、およびプレーン層37と実装部配線層34を、それぞれ電気的に接続するためのビアホール39またはスルーホール40を形成する。
これにより図5B(8)に示すように、実装部配線層34とプレーン層37の導体パターンを形成することで、断面図が図5B(8)、また実装部配線層から見た上面図が図5B(9)のように可撓部41を有し、実装部は耐熱性に優れたポリイミド33で、マイクロストリップラインの信号線32の周囲が低誘電率である液晶ポリマー、という構成を有する高速伝送の可能な可撓性多層回路基板を製造することが可能になる。
熱可塑性樹脂である液晶ポリマーを実装部に適用する場合、実装温度には制約を生じるが、実装部に耐熱性に優れたポリイミドを適用することで、例えば鉛フリー半田のような高温が必要な実装にも適用可能となる。
(実施形態6)
図6A、図6Bは、本発明の第6の実施形態の工程を示す図である。まず、図6A(1)に示すように、厚さが12μmの銅箔をエッチングすることにより信号線42となる配線を厚さが25μmの第1の絶縁層43の上に形成する。
この第6の実施形態の構造を形成するために、出発材料は、第1の絶縁層43と信号線42および実装部配線層44をなす銅箔とが一体化されており、膜厚方向の中央に異種ポリイミド層を有するネオフレックスNEX−23FE(25T)(三井化学株式会社製)を適用した。
次に図6A(2)に示すように、第1の絶縁層43を化学エッチングの手法により信号線42をマスクとし、エッチング剤TPE−3000(東レエンジニアリング株式会社製)を用いて厚み13μm分だけ除去した。
引き続いて図6A(3)に示すように、低誘電率の第2の絶縁層45としての液晶ポリマーである厚さが25μmのベクスター(株式会社クラレ製、熱変形温度240℃、誘電率2.95)、および低誘電率の第3の絶縁層46とプレーン層となる銅箔47が一体化されてなる液晶ポリマー片面銅張り積層板エスパネックスLC−12−50−00NE(新日鐵化学社製、熱変形温度275℃、液晶ポリマー厚さ50μm、誘電率2.95)を、240℃−275℃の温度で真空平板プレスを用いて一体成型する。これにより、低誘電率の第2および第3の絶縁層45,46を有する片面銅張り積層板48を得る。
次いで図6A(4)に示すように、低誘電率の第2および第3の絶縁層45,46を有する片面銅張り積層板48を、第2の絶縁層45と信号線42の実装配線層44とは反対側の面を対向させて、240℃−275℃の温度で真空平板プレスにより積層、一体化する。
これにより、図6B(5)に示すように、信号線42とプレーン層47との間、および信号線42と第1の絶縁層43の周囲に、第1の絶縁層43よりも低誘電率の第2の絶縁層45を配置したマイクロストリップライン49を形成できる。
次に図6B(6)に示すように、信号線42と実装部配線層44、およびプレーン層47と実装部配線層44を、それぞれ電気的に接続するためのビアホール50またはスルーホール51を形成する。
そして、図6B(7)に示すように、実装部配線層44とプレーン層47の導体パターンを形成することで、断面図が図6B(8)、また実装部配線層から見た上面図が図6B(9)に示すように、可撓部52を有し、実装部は耐熱性に優れたポリイミド43で、マイクロストリップラインの信号線42の周囲が低誘電率である液晶ポリマー、という構成を有する高速伝送の可能な可撓性多層回路基板を製造することが可能になる。
熱可塑性樹脂である液晶ポリマーを実装部に適用する場合、実装温度には制約を生じるが、実装部に耐熱性に優れたポリイミドを適用することで、例えば鉛フリー半田のような高温が必要な実装にも適用可能となる。
本発明の一実施形態による回路基板の形成法を示す断面工程図。 本発明の一実施形態による回路基板の形成法を示す断面工程図。 本発明の他の実施形態による回路基板の形成法を示す断面工程図。 本発明の他の実施形態による回路基板の形成法を示す断面工程図。 本発明の他の実施形態による回路基板の形成法を示す断面工程図。 本発明の他の実施形態による回路基板の形成法を示す断面工程図。 本発明の他の実施形態による回路基板の形成法を示す工程の断面図。 本発明の他の実施形態による回路基板の形成法を示す断面工程図、およびこの他の実施形態により作製される可撓性多層回路基板の実装部配線層から見た上面図。 本発明の他の実施形態による回路基板の形成法を示す断面工程図。 本発明の他の実施形態による回路基板の形成法を示す断面工程図、およびこの他の実施形態により作製される可撓性多層回路基板の実装部配線層から見た上面図。 従来のマイクロストリップラインの構造を示す横断面図。 従来のストリップラインの構造を示す横断面図。
符号の説明
1 絶縁層
2 信号線
3 プレーン層
4 絶縁層
5 信号線
6 プレーン層
7 プレーン層
8 信号線
9 第1の絶縁層
10 第2の絶縁層
11 第3の絶縁層
12 プレーン層となる銅箔
13 信号線
14 第1の絶縁層
15 第2の絶縁層
16 第3の絶縁層
17 プレーン層となる銅箔
18 第2、第3の絶縁層を有する片面銅張り積層板
19 信号線
20 第1の絶縁層
21 第1のプレーン層
22 第2の絶縁層
23 第3の絶縁層
24 第2のプレーン層
25 信号線
26 第1の絶縁層
27 第1のプレーン層
28 第2の絶縁層
29 第3の絶縁層
30 第2のプレーン層
31 第2、第3の絶縁層を有する片面銅張り積層板
32 信号線
33 第1の絶縁層
34 実装部配線層
35 第2の絶縁層
36 第3の絶縁層
37 プレーン層となる銅箔
38 実施形態5により形成されるマイクロストリップライン
39 ビアホール
40 スルーホール
41 可撓部
42 信号線
43 第1の絶縁層
44 実装部配線層
45 第2の絶縁層
46 第3の絶縁層
47 プレーン層となる銅箔
48 第2、第3の絶縁層を有する片面銅張り積層板
49 実施形態6により形成されるマイクロストリップライン
50 ビアホール
51 スルーホール
52 可撓

Claims (3)

  1. 信号線、プレーン層、ならびに複数の層からなり前記信号線の周囲および前記信号線と前記プレーン層との間に配される絶縁層を有し、マイクロストリップライン構造またはストリップライン構造を持った多層フレキシブルプリント配線板において、
    前記絶縁層の一層を構成する第1層であって、何れか一方の面に前記信号線が設けられ、かつ前記信号線の周囲の部分が除去された前記第1層と、
    前記第1層よりも熱変形温度の低い、低誘電率材料で形成される前記絶縁層の第2層であって、前記信号線の前記第1層と反対側の面が露出し、他の部分は露出しない厚みに形成され前記第1層の除去された部分に積層された前記第2層と、
    前記第2層より熱変形温度が低い、あるいは前記第2層よりも熱変形温度が高く、前記第1層よりも熱変形温度の低い、低誘電率材料で形成される前記絶縁層の第3層であって、前記第2層および前記信号線に積層された前記第3層と、
    前記第3層の上に形成される前記プレーン層と、
    をそなえたことを特徴とする多層フレキシブルプリント配線板。
  2. 信号線、プレーン層、ならびに複数の層からなり前記信号線の周囲および前記信号線と前記プレーン層との間に配される絶縁層を有し、マイクロストリップライン構造またはストリップライン構造を持った多層フレキシブルプリント配線板の製造法において、
    前記絶縁層の一層を構成する層であって、一面に前記信号線が設けられた第1層を形成する工程、
    前記第1層における前記信号線の周囲の部分を除去する工程、
    前記第1層よりも熱変形温度の低い、低誘電率材料で形成される前記絶縁層の第2層を、前記第1層の除去された厚さに前記信号線の厚さを足した厚さよりも厚く前記第1層とともに前記信号線を包み込むように積層する工程、
    前記第2層を研磨して前記信号線を露出させる工程、
    前記第2層より熱変形温度の低い、低誘電率材料で形成される前記絶縁層の第3層を、前記第2層および前記第3層の各熱変形温度の間の温度で、前記第2層と対向し前記信号線を包み込むように積層する工程、および
    前記第3層の上に前記プレーン層を形成する工程、
    をそなえたことを特徴とする多層フレキシブルプリント配線板の製造法。
  3. 請求項2記載の多層フレキシブルプリント配線板の製造法において、
    前記第1層がポリイミドで、前記信号線の周囲の前記第1層を除去する方法が無機アルカリ成分および水を主成分とするエッチング剤を用いた化学エッチングであることを特徴とする多層フレキシブルプリント配線板の製造法。
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