JP4969739B2 - 電子機器 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、機能に関する制御機能を有する携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の電子機器は、ソフトウェアによって制御されており、多数の機能を有している。これらの機能の操作が複雑化しており、使用者が適切な操作をしなかった場合に、正常に動作をしなかったり、記憶されたデータの消失や、機器の損傷が生じる場合がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
使用者に適切な操作をしてもらうための有効な方策が求められていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、公衆電話網との間で音声信号を送受信する音声通信手段と、インターネット網との間でデータを送受信するデータ通信手段と、を有する携帯電話機において、制限が付されている、通信手段以外の所定の機能を含む複数の機能に関する制御プログラムを記憶する記憶手段と、前記制御プログラムに基づいて前記複数の機能を実行する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記所定の機能の実行を制限している場合において、当該所定の機能の制限解除をサーバに要求する際には当該制限の解除に伴う注意喚起のための警告表示を行い、当該警告表示に対して承諾として確認の操作が行われたとき、当該確認を示す信号を前記データ通信手段により送信し、当該送信に対する応答として、前記サーバに接続することによって当該サーバから制限解除キー情報を受信すると、前記データ通信手段より制限解除キー情報を受信した場合には当該受信した制限解除キー情報によって前記所定の機能の制限を解除して、当該所定の機能を実行可能にすることを特徴とする。
【0007】
第2の発明は、前記制御手段は、前記制限解除キー情報によって前記所定の機能の制限を解除して当該所定の機能を実行した後、前記所定の機能の実行を再び行う場合、制限が解除された前記所定の機能を実行することを特徴とする。
【0008】
第3の発明は、操作手段を備え、前記制御手段は、前記所定の機能の制限解除を指示する操作が前記操作手段に対してされたとき、前記データ通信手段より前記制限解除キー情報を受信することを特徴とする。
【0009】
第4の発明は、表示手段を備え、前記制御手段は、前記所定の機能の制限解除に関する情報を前記表示手段に表示させ、当該表示手段に前記制限解除に関する情報を表示させた後に前記操作手段により前記所定の機能の制限解除を指示する操作を受け付けることを特徴とする。
【0010】
第5の発明は、前記制御手段は、前記所定の機能の制限解除に関する情報として、前記データ通信手段により受信されたオンラインマニュアルを前記表示手段に表示させることを特徴とする。
【0011】
第6の発明は、前記制御手段は、前記オンラインマニュアルとして、前記制限解除をするか否かを問い合わせる内容を前記表示手段に表示させ、前記表示手段に前記オンラインマニュアルを表示させた後に前記操作手段より前記所定の機能の制限解除を指示する操作を受け付けることを特徴とする。
【0013】
【発明の作用および効果】
本発明によれば、使用者に適切な操作をしてもらうための有効な方策を有する携帯電話機を提供することが可能となる。
【0021】
図1は、本実施の形態の携帯電話機(電子機器)の主要な構成を示すブロック図である。
【0022】
アンテナ1は無線部2に接続されており、無線基地局からの電波を受信し、無線基地局に対し電波を送信する。無線部2は送信部3及び受信部4により構成され、送信部3はアンテナ1から送信する高周波信号を生成する。受信部4はアンテナ1で受信した高周波信号を増幅、周波数変換等をして、ベースバンド信号として音声処理部5に出力する。このベースバンド信号は音声処理部5内の変復調部(コーデック部)にて音声信号に復調される。また、変復調部では音声信号を変調し、ベースバンド信号を生成する。
【0023】
制御部6は、無線部2、表示部9、操作部10等の携帯電話機の各部を制御する。無線部2に対しては、送受信周波数、送信電波の出力を制御する。また、制御部6は、表示部(液晶表示器)9に対して、文字情報、携帯電話機の動作状態を表示する表示データを送る。また、制御部6は、操作部(キーボード)10からの、文字、数字の入力、携帯電話機への動作の指示を受け付ける。
【0024】
記憶部11は、携帯電話機の識別番号、制御部6にて実行されるプログラム、使用者により設定されるメモリダイヤル等の情報が保存されている。この記憶部11は、携帯電話機の電源が遮断されても記憶内容を保持する必要があるので、不揮発性メモリ(例えば、フラッシュメモリ)で構成するとよい。また、携帯電話機に着脱可能に構成される外部記憶部12を設けてもよい。
【0025】
表示部9は液晶表示パネル及びLCDドライバで構成されており、制御部6からの表示指令信号によって、携帯電話機の動作状態や、操作部10に入力された情報、携帯電話機の操作に関する情報(例えば、操作説明、注意書き)等を表示する。
【0026】
操作部10はキースイッチで構成されており、ダイヤルキーと複数のファンクションキーとを有している。このファンクションキーには携帯電話機の機能が割り当てられており、ファンクションキーの操作によってその機能の動作をさせることができる。
【0027】
さらに、携帯電話機には、音響信号を電気信号に変換する送話部7、電気信号を音響信号に変換する受話部8を有している。
【0028】
図2は、本発明の実施の形態の携帯電話機が接続される通信網(ネットワーク)の構成図である。
【0029】
携帯電話機21と無線基地局22とは無線回線により接続されている。無線基地局22は公衆電話回線網(PSTN)23に接続されるとともに、webサーバ24に接続されている。すなわち、無線基地局22は、無線基地局22と携帯電話機21とで送受信される音声信号を、公衆電話回線網23との間で送受信し、データ信号をwebサーバ24との間で送受信するように制御する。webサーバ24はインターネット25に接続されており、情報提供サーバ26との間で情報のやりとりができるようになっている。webサーバ24はCPU、記憶部(RAM、ROM、HDD)、インターフェース部等を備えており、webサーバ24の記憶部に記憶された情報を携帯電話機21に提供する他、インターネット25を経由して情報提供サーバ26から取得した情報を無線回線で携帯電話機21に送出するのに適する形式に変更して、無線基地局22に送出する。
【0030】
携帯電話機21が、所定の情報を取得したい旨の信号を無線基地局22に送信すると、この信号を受信した無線基地局22は、webサーバ24に携帯電話機21からの信号を伝え、自装置に記憶されている情報でなければ、インターネット25を経由して、他のサーバ(情報提供サーバ26)に携帯電話機21からの情報を送出する。情報の要求を受けた情報提供サーバ26は、要求された情報をインターネット25を経由してwebサーバ24に送出する。webサーバ24は、インターネット25を経由して取得した情報を無線回線により携帯電話機21に送出するのに適する形式の信号に変換して、無線基地局22から携帯電話機21に送信し、携帯電話機21の表示部9には情報提供サーバ26から取得した情報が表示される。
【0031】
本発明の実施の形態では、携帯電話機21は所定のサイト(情報提供サーバ26)に対して、携帯電話機21の操作に関する情報(操作説明、注意書き(警告文))を要求し、このサイトから携帯電話機21の操作に関する情報を取得する。具体的には、このサイトに接続して、操作に関するキーワードを入力する。又は、操作に関するツリー状のメニューを準備しておき、このメニューから希望する機能を選択するようにしてもよい。
【0032】
このようにして、操作に関する情報を取得した携帯電話機21は、その内容(注意書き等)を表示部9に表示する。そして、この表示内容を使用者が確認して操作部10に所定の操作をすると、その内容(注意書き内容を確認した旨)が無線基地局22に送信され、使用者による確認操作の内容が情報提供サーバ26に転送され、情報提供サーバ26に記憶される。具体的には、使用者による確認操作の内容として、どの注意書きに対して確認操作をしたか、確認操作をした日時、確認操作者を識別する番号(例えば、暗証番号)等の情報が情報提供サーバ26に記憶される。
【0033】
なお、本実施の形態では、携帯電話機21に操作情報を提供する情報提供サーバ26をwebサーバ24と別に設けたが、webサーバ24上に設けることもできる。また、操作情報を提供するサイトは通信会社(携帯電話通信事業者)が設置してもよいし、携帯電話メーカが設置してもよい。
【0034】
図3は、本発明の実施の形態の携帯電話機の動作を示すフローチャートである。
【0035】
図3には、携帯電話機21の機能のうち、特に操作が複雑だったり、操作ミスによって使用者に損失(例えば、データの消失、機器の損傷)が生じるような場合には、その機能を初めて使用する前に、携帯電話機21の表示部9に注意書きを表示して、使用者にその内容の確認を求めた後に、当該機能を使用可能とする制御の動作について説明する。
【0036】
本実施の形態の携帯電話機21は、販売時には一部の機能に制限が付されており、全ての機能が使用できるわけではない。具体的には、このように制限を付してある機能には機能制限フラグが設けられており、初期状態では制限を付してある機能の機能制限フラグは「禁止」となっており、このフラグが「許可」にならないと、その機能が使用できない。
【0037】
そして、使用者が、初めてこの制限付きの機能を起動しようと、操作部10を操作すると(S101)、制御部6は記憶部11に記憶されている、この機能の機能制限フラグを読み出す。そして、機能制限フラグが「許可」の場合には、ステップS108に移行して、その機能を実行する。
【0038】
一方、機能制限フラグが「禁止」の場合には、禁止状態を解除する条件である、注意書きの確認動作を開始する。この注意書きの確認動作において、制御部6は記憶部11から注意書き(警告文)を読み出して(S103)、その注意書きの内容を表示部9に表示する(S104)。
【0039】
携帯電話機21の使用者は、表示部9に表示された注意書きの内容を読み取って、操作部10の操作によって、注意書きの内容を理解したか否かを選択して、入力する(S105)。
【0040】
使用者が、注意書きの内容を確認した旨の操作をしたら(S106で”Yes”)、その機能に関する機能制限フラグを「禁止」から「許可」に更新して、機能制限を解除する(S107)。そして、制御部6は記憶部11から、その機能に関する制御プログラムを読み出して、その機能を実行する(S108)。
【0041】
一方、使用者によって注意書きの内容を確認した旨の操作がされなかったら(S106で”No”)、その機能の使用の制限はそのまま継続して、携帯電話機21ではその機能を実行することができない。
【0042】
図3で説明したフローチャートでは、注意書きの確認操作の後、機能制限フラグを更新しているが、このフラグの更新と共に、いつ注意書きの確認操作がされたかを記憶しておくこともできる。さらに、注意書きの確認に関する操作履歴を無線基地局22側(webサーバ24、情報提供サーバ26等)に送信するように構成してもよい。
【0043】
図4は、本発明の別の実施の形態の携帯電話機の動作を示すフローチャートである。
【0044】
図4に示すフローチャートでは、携帯電話機21の機能のうち、操作に制限が付されている機能を使用する場合には、サーバに接続して、その機能に関する制限解除キーを入手して、機能制限を解除してから、その機能を使用するように構成している。
【0045】
図4に示す実施の形態では、図3に示す場合と同様に、携帯電話機21は、販売時には一部の機能に制限が付されており、制限を付してある機能には機能制限フラグが設けられている。すなわち、初期状態では、制限を付してある機能の機能制限フラグは「禁止」となっている。このフラグが「許可」にならないと、その機能が使用できない。
【0046】
使用者は、この制限付きの機能を使用する前に、操作部10を操作して、携帯電話機21を文字通信モード(例えば、ezweb、i−mode等)に設定し、webサーバ24に接続して、情報提供サーバ26の操作情報を提供しているサイト(本実施の形態ではEZインターネットサイト上のサイト)に接続する(S111)。
【0047】
そして、メインメニューから「EZマニュアル」を選択して、オンラインマニュアルを呼び出して、オンラインマニュアルのTOPメニューから、所望のマニュアルを検索する(S112)。このマニュアルの検索方法には、キーワードから検索する、取扱説明書のページから検索する、取扱説明書の目次から検索する等の方法を準備しておくとよい。
【0048】
そして、所望の機能に関する操作説明や、注意書き(警告文)の内容を表示部9に表示する(S113)。
【0049】
携帯電話機21の使用者は、表示部9に表示された注意書きの内容を読み取って、操作部10の操作によって、注意書きの内容を理解したか否かを選択して、入力する(S114)。
【0050】
使用者が、注意書きの内容を確認した旨の操作をしたら(S115で”Yes”)、その注意書きの内容の確認結果(注意書きの確認に関する操作履歴)を無線基地局22に送信する(S116)。すなわち、どの注意書きに対して確認操作をしたか、確認操作をした日時等の情報が無線基地局22側に送信され、無線基地局22側のサーバ(webサーバ24、情報提供サーバ26)に記憶される。
【0051】
さらに、この確認動作において、確認操作者を識別する番号(例えば、暗証番号)等の入力を求め、この情報を無線基地局22側に送信し、無線基地局22側のサーバ24、26に記憶するように構成してもよい。このように確認操作者を識別するように構成すると、誰が確認操作をしたかを明らかにすることができる。
【0052】
そして、携帯電話機21は確認操作結果の送信に対応して、無線基地局22から送信されてくる制限解除キーを受信する(S117)。携帯電話機21は受信した制限解除キーに基づいて、対応する機能に関する機能制限フラグを「禁止」から「許可」に更新して、機能制限を解除する(S118)。
【0053】
一方、使用者によって注意書きの内容を確認した旨の操作がされなかったら(S115で”No”)、その機能の使用の制限はそのまま継続して、携帯電話機21ではその機能を実行することができない。
【0054】
図3、図4で説明したフローチャートでは、携帯電話機21でその機能を最初に使用するときに、1回に限って注意書き(警告文)の確認を求めるようにし、たが、使用者に注意を促す意味から、所定の期間(例えば、30日)毎に注意書きを表示して、その内容を確認しないと、その機能が使用できなくなるようにしてもよい。すなわち、注意書きの確認後所定の期間経過後に、機能制限フラグを「禁止」の状態に戻して、改めて注意書きを確認しないと当該機能制限フラグが「許可」にならず、その機能が使用できないように構成する。
【0055】
図5は、図4に示す実施の形態におけるデータの転送を示す図である。
【0056】
オンラインマニュアルデータベース26Aは、情報提供サーバ26に設けられており、携帯電話機21の操作に関する情報が記憶保持されている。携帯電話機21は、機能の制限を解除しようとするときには、オンラインマニュアルデータベース26Aに対して、その機能に関する操作説明(注意書き)の閲覧を要求し、注意書きを確認した操作が入力されたら、注意書きの内容を確認した旨を情報提供サーバ26に対して送信する。そして、確認がされた注意書きに対応する機能制限解除キーを、オンラインマニュアルデータベース26Aから読み出して、携帯電話機21に送信する。
【0057】
図6は、本発明の実施の形態の携帯電話機の表示部に表示される注意書きの一例を示す説明図である。
【0058】
本図に示す注意書きは、携帯電話機にデータを保存するデータフォルダに関するものである。このデータフォルダには無線基地局22を経由してダウンロードされた各種データ(壁紙、音楽、オンラインマニュアル等)が保存される。
【0059】
図3、図4で説明した実施の形態では、データフォルダを初めて使用するときに、この注意書きを携帯電話機21の表示部9に表示する。そして、携帯電話機21の使用者は、操作部10を操作して、画面下部の「はい」又は「いいえ」を選択し、確定(入力)の操作をする。ここで、「はい」が選択された場合、使用者がこの注意書きを理解したものと判断して、データフォルダの機能の制限を解除して、データフォルダの機能が使用できるように設定する。
【0060】
このように、本発明の実施の形態では、携帯電話機21の動作に必要な情報を記憶する記憶部11と、携帯電話機21の機能を、記憶部11に記憶された制御プログラムに基づいて実行する制御部6と、携帯電話機21の機能に関する情報を表示する表示部9とを設け、表示部9に表示されたその機能に関する注意書き(警告文)等の操作説明の内容について、携帯電話機21の使用者が、操作部10によってその内容を理解した旨の確認操作をすると、該機能を有効とするように機能制限フラグを更新するように制御するので、使用者がその機能に関する注意書き(警告文)等の重要な情報を十分に理解してから、使用者がその機能を使用することから、操作ミスの減少が期待できる。
【0061】
また、本発明の別の実施の形態では、携帯電話機21の動作に必要な情報を記憶する記憶部11と、携帯電話機21の機能を、記憶部11に記憶された制御プログラムに基づいて実行する制御部6と、携帯電話機21の機能に関する情報を表示する表示部9とを設け、携帯電話機の機能に関する注意書き(警告文)等の操作説明を無線基地局22からダウンロードして、ダウンロードした操作説明を表示部9に表示して、表示部9に表示されたその操作説明の内容について、携帯電話機21の使用者が、操作部によってその内容を理解した旨の確認操作をすると、該機能を有効とするように機能制限フラグを更新するように制御するとともに、無線基地局22側に確認手段の操作の結果を通知するので、使用者に的確なその機能に関する注意書き、警告文等の重要な情報を提供して、この重要な情報を十分に理解してから、使用者がその機能を使用することから、操作ミスの減少が期待できる。
また、本発明の実施形態によれば、使用者が表示部32に表示されたオンラインマニュアルより操作説明や注意書きを確認した後に、携帯電話機21は制限解除キーを取得する。従って、使用者がその機能に関する重要な情報を理解した後にその機能を使用することから、操作ミスの減少が期待できる。
また、本発明の実施形態によれば、使用者が表示部32にて確認するものは、たとえば注意書き(警告文)等の操作情報である。従って、使用者に対して、その機能の操作前にその機能に関する情報を提供することができる。
また、本発明の実施形態によれば、制限解除キーによって機能の制限が解除される所定の機能は、記憶部11に制御プログラムとして予め記憶されている。従って、当該制御プログラムの実行の許否を電子機器毎に制御することができる。
また、本発明の実施形態によれば、携帯電話機21は、受信した制限解除キーに基づいて対応する機能に関する機能制限フラグを「禁止」から「許可」に更新して、機能制限を解除する。従って、このフラグによって複数の機能の許否を簡単に制御することができる。
また、本発明の実施形態によれば、表示部9は前述した操作説明や、注意書き等をオンラインマニュアルとして表示する。従って、使用者に適切な情報を提供することができる。
また、本発明の実施形態によれば、使用者は、確認結果を無線基地局22に送信することが出来る。従って、使用者がその機能に関する重要な情報を閲覧したことに関する情報を記憶保持しておくことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の携帯電話機の構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態の携帯電話機が接続されるネットワークの構成図である。
【図3】 本発明の実施の形態の携帯電話機の動作を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の別の実施の形態の携帯電話機の動作を示すフローチャートである。
【図5】 図4に示す実施の形態におけるデータの転送を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態の携帯電話機の注意書きの一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 無線部
3 送信部
4 受信部
5 音声処理部
6 制御部
7 送話部
8 受話部
9 表示部(液晶表示器)
10 操作部(キーボード)
11 記憶部(RAM、ROM)
12 外部記憶部(SIM)
21 携帯電話機
22 無線基地局
23 公衆電話回線網(PSTN)
24 webサーバ
25 インターネット
26 情報提供サーバ
Claims (6)
- 公衆電話網との間で音声信号を送受信する音声通信手段と、インターネット網との間でデータを送受信するデータ通信手段と、を有する携帯電話機において、
制限が付されている、通信手段以外の所定の機能を含む複数の機能に関する制御プログラムを記憶する記憶手段と、
前記制御プログラムに基づいて前記複数の機能を実行する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記所定の機能の実行を制限している場合において、当該所定の機能の制限解除をサーバに要求する際には当該制限の解除に伴う注意喚起のための警告表示を行い、当該警告表示に対して承諾として確認の操作が行われたとき、当該確認を示す信号を前記データ通信手段により送信し、当該送信に対する応答として、前記サーバに接続することによって当該サーバから制限解除キー情報を受信すると、前記データ通信手段より制限解除キー情報を受信した場合には当該受信した制限解除キー情報によって前記所定の機能の制限を解除して、当該所定の機能を実行可能にすることを特徴とする携帯電話機。 - 請求項1に記載の携帯電話機であって、
前記制御手段は、前記制限解除キー情報によって前記所定の機能の制限を解除して当該所定の機能を実行した後、前記所定の機能の実行を再び行う場合、制限が解除された前記所定の機能を実行することを特徴とする携帯電話機。 - 請求項1または請求項2に記載の携帯電話機であって、
操作手段を備え、
前記制御手段は、前記所定の機能の制限解除を指示する操作が前記操作手段に対してされたとき、前記データ通信手段より前記制限解除キー情報を受信することを特徴とする携帯電話機。 - 請求項3に記載の携帯電話機であって、
表示手段を備え、
前記制御手段は、前記所定の機能の制限解除に関する情報を前記表示手段に表示させ、当該表示手段に前記制限解除に関する情報を表示させた後に前記操作手段により前記所定の機能の制限解除を指示する操作を受け付けることを特徴とする携帯電話機。 - 請求項4に記載の携帯電話機であって、
前記制御手段は、前記所定の機能の制限解除に関する情報として、前記データ通信手段により受信されたオンラインマニュアルを前記表示手段に表示させることを特徴とする携帯電話機。 - 請求項5に記載の携帯電話機であって、
前記制御手段は、前記オンラインマニュアルとして、前記制限解除をするか否かを問い合わせる内容を前記表示手段に表示させ、前記表示手段に前記オンラインマニュアルを表示させた後に前記操作手段より前記所定の機能の制限解除を指示する操作を受け付けることを特徴とする携帯電話機。
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