JP4965403B2 - グレーチング用標識 - Google Patents

グレーチング用標識 Download PDF

Info

Publication number
JP4965403B2
JP4965403B2 JP2007252835A JP2007252835A JP4965403B2 JP 4965403 B2 JP4965403 B2 JP 4965403B2 JP 2007252835 A JP2007252835 A JP 2007252835A JP 2007252835 A JP2007252835 A JP 2007252835A JP 4965403 B2 JP4965403 B2 JP 4965403B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
marking
grating
caulking member
bearing bars
male screw
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007252835A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009084806A (ja
Inventor
正信 伊藤
康人 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tyubu Corp
Original Assignee
Tyubu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tyubu Corp filed Critical Tyubu Corp
Priority to JP2007252835A priority Critical patent/JP4965403B2/ja
Publication of JP2009084806A publication Critical patent/JP2009084806A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4965403B2 publication Critical patent/JP4965403B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sewage (AREA)

Description

本発明は、グレーチングに図案、文字等の標識機能を持たせるためのグレーチング用標識に係るものである。
従来、グレーチングに図案、文字等の標識機能を持たせるためのグレーチング用標識が知られている。例えば、特許文献1には、金属等の材料からなる標識本体に係止め脚を有する構造で、該係止め脚をグレーチングの隙間に嵌挿し、固定するものが記載されている(例えば、特許文献1)。
登録実用新案公報第3028581号
しかし、上記従来のグレーチング用標識では、標識本体に係止め脚を形成させなければならず、構造が複雑となり、ひいては製造コストの高いものとなっていた。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたもので、構造が簡単で、製造コストの低廉なグレーチング用標識を提供することを目的とする。
本発明のグレーチング用標識は、互いに対面して長さ方向に平行に延在する複数のベアリングバーを備えたグレーチングの隣接する該ベアリングバー間に嵌装されるグレーチング用標識であって、
標識が描かれた標識面を有し、該標識面と反対側に雌ネジ又は雄ネジが形成された標識部材と、該雌ネジ又は該雄ネジに螺合するボルト又はナットと、該ボルト又は該雄ネジを挿通する孔を有する屈曲した金属板からなるかしめ部材とを備え、
該かしめ部材を該ボルト又は該雄ネジに挿通した状態で該雌ネジ又は該ナットに螺合させることにより、該かしめ部材が応圧を受けて変形し、該ベアリングバー間にかしめられることを特徴とする。
このグレーチング用標識は、次のようにしてグレーチングのベアリングバー間に嵌装される。すなわち、まず標識部材の標識面を上にして、隣接するベアリングバー間に挿入する。そして、標識面がグレーチングの表側面と面一になるように位置を合わせ、かしめ部材をボルト又は雄ネジに挿通した状態で雌ネジ又はナットにレンチなどによって螺合させる。これにより、屈曲した金属板からなるかしめ部材は、標識部材とボルト又はナットとの間で応圧を受けて屈曲が平面となるよう方向へ変形し、ベアリングバーの幅方向へ広がり、ベアリングバー間にかしめられる。こうして、グレーチング用標識は標識面をグレーチングの表側に現れた状態でベアリングバー間に嵌装される。
以上のように、このグレーチング用標識は、標識部材をベアリングバー間に挿入して裏側からレンチなどによってネジ止めするだけで標識部材を嵌装することができる。このため、取付作業が簡単で短時間で済む。また、雌ネジ又は雄ネジが形成された標識部材と、ボルト又はナットと、屈曲した有孔の金属板からなるかしめ部材という、簡単な部材から構成されているため、製造コストも安価となる。
かしめ部材は、断面がへの字状や弧状となるように金属板を折り曲げた形状としたり、ジグザク状や波状に折り曲げた形状としたりすることができる。かしめ部材が2つに折り曲げられた金属板とすれば、プレス加工が極めて簡単となり、製造コストも安価となる。このような、かしめ部材として、例えば、矩形金属板が略中央で鈍角に折り曲げられた切妻屋根形状とすること等が挙げられる。
また、本発明の好ましい形態として、前記標識部材が前記ベアリングバー間に嵌装された状態における前記ベアリングバーの幅方向での標識面の幅は、該ベアリングバー間の隙間よりも僅かに広くされており、該標識面側から反対側方向に向かって該幅が徐々に狭くされていることとすることができる。このような標識部材であれば、グレーチングの表側からベアリングバー間に標識部材を挿入して手を放せば、自動的にベアリングバーの上面と標識面とが面一となる位置へ案内される。このため、標識部材の位置合わせがきわめて容易となり、嵌装作業を短時間とすることができる。
以下、本発明を具体化した実施例のグレーチング用標識について図面を参照しつつ詳述する。
(実施例1)
図1に示すように、実施例1のグレーチング用標識10は、互いに対面して長さ方向に平行に延在する複数のベアリングバー2を備えたグレーチング1において、隣接するベアリングバー2間に嵌装されるものである。
このグレーチング用標識10は鋳鉄からなり、図2に示すように、文字や図形等の標識が描かれた標識面11aを有する標識ブロック11と、標識ブロック11をベアリングバー2間に固定するためのかしめ部材12と、かしめ部材12を標識ブロック11に取付け、応圧・変形させるための六角ボルト13(径8mm)及び平ワッシャー14とから構成されている。
標識ブロック11の標識面11aは略長方形とされており、短辺の長さは隣接するベアリングバー1間の隙間よりもごく僅かに長くされている。また、標識ブロック11は略直方体形状とされており、ベアリングバー2間に挿入されたときのベアリングバー2の幅方向の断面は、図3aに示すように、標識面11a側が長辺となる台形形状とされている。標識ブロック11の標識面11aと反対側の面の中央の位置には、8mm径の雌ネジ11bが形成されている。
かしめ部材12は、図2に示すように、中央に径10mmの孔12aが空けられた正方形のステンレス板材(厚さ1.2mm)が、辺と平行方向に中央で120°の角度で折り曲げられた形状とされており、折り曲げられた先端間の距離Wは、標識ブロック11の標識面11aと反対側の面の短辺Lよりも僅かに長くされている。
以上のように構成された実施例1のグレーチング用標識10は、以下に示す手順に従って、グレーチング1のベアリングバー2間に嵌挿される。
まず、標識ブロック11を手に持ち、図3aに示すように、標識面11aを上にしてグレーチング1の表側からベアリングバー2の隙間に挿入する。標識ブロック11はベアリングバー2への挿入方向に向かって幅が徐々に狭くされているため、標識ブロック11をベアリングバー2間に挿入して手を放せば、自動的にベアリングバーの上面と面一となる位置でベアリングバー2に挟持される。このため、上下方向の位置合わせを自動的に、容易かつ短時間で行うことができる。
そして、図3bに示すように、六角ボルト13を平ワッシャー14に挿通させ、さらにかしめ部材12の孔12a(図2参照)に挿通させた状態とし、図3cに示すように、ベアリングバー11間に挟持されている標識ブロック11の裏側からあてがう。ここで、かしめ部材12の折り曲げられた先端間の距離W(図2参照)は、標識ブロック11の標識面11aと反対側の面の短辺L(図2参照)よりも僅かに長くされているため、かしめ部材12の折り曲げられた先端は、標識ブロック11を挟んだ状態へ案内される。その状態で六角ボルト13を雌ネジ11bに手で螺合させて仮止めを行う。
さらに、仮止めした六角ボルト13をレンチ等によって締め付けることにより、六角ボルト13は雌ネジ11b内にさらに深く螺合され、かしめ部材12は平ワッシャー14と標識ブロック11との間で応圧される。これにより、かしめ部材12は幅方向に広げられ、両端がベアリングバー2に強く押し当てられて、かしめられる。こうして、標識ブロック11はかしめ部材12とともにベアリングバー2間でしっかりとかしめられる。
(実施例2)
実施例2のグレーチング用標識は、図4fに示すように、標識面21aの反対面の中央部に雄ネジ21bが突設された標識ブロック21と、かしめ部材22と、かしめ部材22を標識ブロック21に取付け、応圧・変形させるためのナット23(径8mm)及び平ワッシャー24とから構成されている。
標識ブロック21の形状は雄ネジ21bが突設されている以外は、実施例1の標識ブロック11と同様とされている。また、かしめ部材22も実施例1のかしめ部材12と同じ形状とされている。
次に、このグレーチング用標識のグレーチングへの取り付け方法について説明する。
まず、標識ブロック21を手に持ち、図4eに示すように、標識面21aを上にしてベアリングバー11の隙間に挿入する。これにより、標識ブロック21は自動的にグレーチングの上面と標識面21aとが面一となる位置でベアリングバー2に挟持される。
そして、図4fに示すように、かしめ部材22を雄ネジ21bに挿通、さらに平ワッシャー24を挿通から、ナット23を手によって螺合させる。さらに、手で仮止めしたナット23をレンチ等によって締め付けることにより、かしめ部材22は平ワッシャー24と標識ブロック21との間で応圧される。これにより、図4gに示すように、かしめ部材22は幅方向に広げられ、両端がベアリングバー11に強く押し当てられて、かしめられる。こうして、標識ブロック21はかしめ部22とともにベアリングバー11間でしっかりと嵌挿される。
上記実施例1及び実施例2では、かしめ部材を2つに折り曲げられた矩形の金属板としたが、それの替わりに、断面形状を円弧状(図5参照)としてもよい。また、ジグザグ状(図6参照)としたり、波状(図7参照)としたりすれば、折れ曲がりの回数が多くなり、かしめ部材の機械的強度を高めることができ、かしめ力をさらに高いものとすることができる。
この発明は、上記発明の実施形態の説明に何ら限定されるものではない。特許請求の範囲の記載を逸脱せず、当業者が容易に想到できる範囲で種々の変形態様もこの発明に含まれる。
実施例のグレーチング用標識をグレーチングに嵌挿した状態の斜視図である。 実施例1のグレーチング用標識のグレーチングへの取り付け方法を示す一部断面図ある。 実施例1のグレーチング用標識のグレーチングへの取り付け方法を示す一部断面図ある。 実施例2のグレーチング用標識のグレーチングへの取り付け方法を示す一部断面図ある。 断面が円弧状のかしめ部材の断面図である。 断面がジグザグ状のかしめ部材の断面図である。 断面が波状のかしめ部材の断面図である。
符号の説明
10…グレーチング用標識
1…グレーチング
2…ベアリングバー
11b…雌ネジ
21b…雄ネジ
11、21…標識部材
13…ボルト
23…ナット
12a…孔

Claims (4)

  1. 互いに対面して長さ方向に平行に延在する複数のベアリングバーを備えたグレーチングの隣接する該ベアリングバー間に嵌装されるグレーチング用標識であって、
    標識が描かれた標識面を有し、該標識面と反対側に雌ネジ又は雄ネジが形成された標識部材と、該雌ネジ又は該雄ネジに螺合するボルト又はナットと、該ボルト又は該雄ネジを挿通する孔を有する屈曲した金属板からなるかしめ部材とを備え、
    該かしめ部材を該ボルト又は該雄ネジに挿通した状態で該雌ネジ又は該ナットに螺合させることにより、該かしめ部材が応圧を受けて変形し、該ベアリングバー間にかしめられることを特徴とするグレーチング用標識。
  2. 前記かしめ部材は、2つに折り曲げられた金属板からなることを特徴とする請求項1記載のグレーチング用標識。
  3. 前記かしめ部材は、矩形金属板が略中央で鈍角に折り曲げられた切妻屋根形状とされていることを特徴とする請求項2記載のグレーチング用標識。
  4. 前記標識部材が前記ベアリングバー間に嵌装された状態における前記ベアリングバーの幅方向での標識面の幅は、該ベアリングバー間の隙間よりも僅かに広くされており、該標識面側から反対側方向に向かって該幅が徐々に狭くされていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載のグレーチング用標識。
JP2007252835A 2007-09-28 2007-09-28 グレーチング用標識 Active JP4965403B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007252835A JP4965403B2 (ja) 2007-09-28 2007-09-28 グレーチング用標識

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007252835A JP4965403B2 (ja) 2007-09-28 2007-09-28 グレーチング用標識

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009084806A JP2009084806A (ja) 2009-04-23
JP4965403B2 true JP4965403B2 (ja) 2012-07-04

Family

ID=40658580

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007252835A Active JP4965403B2 (ja) 2007-09-28 2007-09-28 グレーチング用標識

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4965403B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7145038B2 (ja) 2018-10-31 2022-09-30 株式会社テイエルブイ 温度ムラ解消機能を有するタンク及びタンク内の温度ムラ解消方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57193742U (ja) * 1981-05-28 1982-12-08
JPH0328581U (ja) * 1989-07-21 1991-03-22
JP2004238953A (ja) * 2003-02-07 2004-08-26 Sekisui Jushi Co Ltd 溝蓋の固定方法
JP4219334B2 (ja) * 2005-03-18 2009-02-04 猛 池田 側溝蓋孔塞ぎ具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7145038B2 (ja) 2018-10-31 2022-09-30 株式会社テイエルブイ 温度ムラ解消機能を有するタンク及びタンク内の温度ムラ解消方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009084806A (ja) 2009-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8020814B2 (en) Clamp for securing a tubular or hose-shaped object
JP4790851B2 (ja) アルミニウム体の接続構造およびコネクタ
EP1749702A3 (en) Vehicle bumper beam and process of manufacturing the bumper beam
JP2009519413A (ja) 金属シートナット
JP4965403B2 (ja) グレーチング用標識
JP3198716U (ja) クリップナット
JP4977908B2 (ja) アンカー型のクリップ
EP3088324B1 (en) Accordion strap with formed waves
US20090311069A1 (en) Insert nut and insert t-nut
US10374339B2 (en) Battery terminal
JP4590242B2 (ja) 金属板に設けた穴に部品を締結する方法
US20100011693A1 (en) Shear plate
JP2014025273A (ja) 鉄筋など棒状部材の連結具
US20040099772A1 (en) Holding element for tubular objects
JP4279076B2 (ja) 取付クリップ
JP4340244B2 (ja) 鋼管柱の下部構造
JP2007333063A (ja) 波型保持器
JP4092727B2 (ja) 透孔カバー
JP6527606B2 (ja) クリップナット
CN213740662U (zh) 一种声屏障的固定结构
JP2736766B2 (ja) 固着具
CN219575048U (zh) 卡扣一体式铭牌
JP2005226258A (ja) アンカー筋付き定着金物
JPH0215066Y2 (ja)
JP2005076645A (ja) 折り曲座金

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100630

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120308

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120327

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150406

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250