JP4965073B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、始動口への遊技球の入賞を契機に、所定の確率で特別図柄抽選が実行され、当該特別図柄抽選の結果を図柄変動パターン演出によって報知すると共に、当該特別図柄抽選の結果が当たりの場合に、大役遊技仕様に基づいて大役遊技を実行する遊技機に関するものである。
従来より、遊技機、特にパチンコ機において、始動入賞口(特別図柄始動入賞口)に入賞したパチンコ球を検出することで特別図柄抽選がなされ、この特別図柄抽選の結果、当たりとなると、大入賞口が所定期間、所定回数開放され(1回の開閉を1ラウンドとし、一般に合計で10〜16ラウンド継続する。)、遊技球の入賞率を高める、遊技者に有利な状態とする機能(大役処理)を持つパチンコ機がある。
この種のパチンコ機では、特別図柄抽選の結果を遊技者に報知する演出として、演出図柄を用いてパチンコ機のゲージ盤の中央に設置した表示部(通常は液晶表示画面)に表示している。
この表示部は、複数の列(例えば3列)の図柄変動パターン画面が構成され(背景画面もある)、この変動する図柄変動パターン演出後に停止したときの演出図柄の並びで当/外を報知するようになっている。遊技者は、この図柄変動画面を見ることによって、当たりか外れかに一喜一憂するため、期待感を持たせることができる。
一般に上記演出図柄は2種類に分類されており、その一方が確率変動図柄(以下、確変図柄という)であり、他の一方が非確率変動図柄(以下、非確変図柄という)である。
いずれの演出図柄の並びで当たりが報知されても当たりは確定であるが、この当たりにより処理(大役処理)後の通常遊技の仕様が変わるようになっている(所謂、確変機能等)。すなわち、確変図柄で当たった場合には、前記大役処理後の特別図柄抽選の当選確率が通常の当選確率よりも高く(約数倍〜10倍程度)なり、比較的短時間で次の当たりをひく(当選する)ことができる。しかし、非確変図柄で当たった場合には、前記大役処理後の当選確率が通常の当選確率のままとなる(特許文献1参照)。
一方、上記確変図柄や非確変図柄による当選確率の抽選とは異なり、特別図柄抽選により当選した場合に、大役遊技終了後の通常の遊技状態において、かならず確変とすると共に、当該通用の遊技中に始動入賞がある毎に、確変状態を元に戻す(非確変状態に戻す)ための転落抽選を実行する仕様を持つ遊技機が考えられている。
例えば、同じ遊技機としてのパチスロ機において、AT(アシストタイム)モードに関して、転落抽選を行いその結果に応じてモード移行(確率状態移行)することが提案されている(特許文献2参照)。
なお、関連技術として、パチンコ機において、確率制御手段が遊技者に有利な状態の時に、その状態であることを遊技者に報知することが提案されている(特許文献3参照)。
特許第2613180号公報 特願2003−135676公報 特願2001−276348公報
しかしながら、特別図柄抽選の確率が高確率中に、転落抽選によって通常確率に戻る場合、いきなり遊技者にこれを報知すると、遊技者の遊技意欲が減退し、稼働率の低下を招く場合がある。
また、特別図柄抽選の結果は、図柄変動パターン演出で報知しておりこの図柄変動パターン演出は、遊技の進行上の重要な遊技形態の1つとして位置付けられている。一方、確変か否かについても、遊技者にとっては、特別図柄抽選と同等の重要性があるにも関わらず、転落抽選に関しては、その報知の形態が確立されていない。すなわち、周知の技術で考え得る報知の形態としては、例えば、メッセージを出したり、ランプを点灯する程度となり、場合によって、遊技進行中の遊技者の視線をそらさなければ、確認できないといった問題点がある。
本発明は上記事実を考慮し、転落抽選の報知の重要度を高め、かつ、遊技を進行している遊技者の視線をそらすことなく、かつ趣向性をもって結果を確実に認識させることができる遊技機を得ることが目的である。
本発明は、始動口への遊技球の入賞に基づいて当たりとなる確率が所定の確率である特別図柄抽選が実行され、当該特別図柄抽選の結果を表示部に表示する図柄変動パターン演出によって報知すると共に、当該特別図柄抽選の結果が当たりの場合に、通常は閉止されている大入賞口を所定期間、所定回数開放する大役遊技を実行し、かつこの大役遊技を実行中であることを表示部に表示する大役遊技実行中の演出によって報知する遊技機であって、前記大役遊技の終了後、前記特別図柄抽選の当選確率を通常確率から高確率に変更する高確率変更手段と、前記通常確率での前記特別図柄抽選の結果の当たりを報知した後の最初の始動口への入賞があったとき、または高確率状態で始動口への入賞があったときに前記特別図柄抽選の当選確率を高確率とした後、前記特別図柄抽選の当選確率を通常確率に転落させる確率が所定の確率である転落抽選が実行され、当該転落抽選により転落が確定すると、前記特別図柄抽選の当選確率を通常確率に転落させる転落抽選実行手段と、前記転落抽選実行手段による転落抽選の結果を、前記表示部に表示する特別演出を含む前記図柄変動パターン演出に絡めて報知する転落抽選結果報知制御手段と、を有し、前記図柄変動パターン演出には、最終停止図柄以外の全てが停止したときに特別図柄抽選の当選の可能性がある状態のときに、当選の可能性が高いことを演出する特別演出が含まれており、前記特別演出の種類として、少なくとも、通常確率中は当選のみに出現し確変中は当選又は不当選に出現する特別演出A、通常確率中は当選又は不当選に出現し確変中は当選又は不当選に出現する特別演出B、通常確率中は当選又は不当選に出現し確変中は当選のみに出現する特別演出Cを備え、特別図柄抽選に不当選の場合に、前記転落抽選結果報知制御手段が、前記表示部に前記特別演出Aを表示することにより転落していないことを報知することを特徴としている。
本発明によれば、特別図柄抽選に当選すると、当該特別図柄抽選の当選確率が通常確率から高確率に変更されるが、一方、転落抽選実行手段では、特別図柄抽選の当選確率が高確率中に、前記始動口への遊技球の入賞があったときに転落抽選を実行する。この転落抽選によって転落が確定すると、特別図柄抽選の当選確率が通常確率に戻される。
これにより、高確率状態が次の当選まで持続することはないが、当選すると高確率となりやすくしておけば、従来のように特別図柄抽選と確率を決定するための確率変動抽選を同時期に行っていたものに比べ、分散してそれぞれの結果によって一喜一憂することができるため、遊技趣向性の幅を拡大することができる。
ここで、転落抽選結果報知制御手段では、転落抽選実行手段による転落抽選の結果を前記表示部に表示する図柄変動パターン或いは大役遊技実行中演出に絡めて報知する。すなわち、表示部の表示画面は、遊技進行中においてほとんど遊技者の視野の範囲に存在するため、転落抽選の結果を見逃すことがない。
例えば、3列の図柄変動があり、その内の2列が停止(仮停止)したとき、特別図柄抽選の当選の可能性がある場合をリーチと称する。
このリーチ状態になると、通常の図柄変動パターン演出とは異なる特別演出(リーチ演出)を行う場合がある。当選の可能性がある分、遊技者はこのリーチ演出を注目する。従って、この特別演出(リーチ演出)の種類より、転落抽選結果を報知することで、報知による遊技者の認識率を高めることができる。
以上説明した如く本発明では、転落抽選の報知の重要度を高め、かつ、遊技を進行している遊技者の視線をそらすことなく、かつ趣向性をもって結果を確実に認識させることができるという優れた効果を有する。
(全体構成)
図1には、本実施の形態に係るパチンコ機10が示されている。パチンコ機10は額縁状の枠体12に収容されている。パチンコ機10の前面には、ガラス枠14が設けられている。
ガラス枠14には、複数の表示灯16やスピーカ18が設けられている。また、ガラス枠14の中央は窓部となっており、この窓部には紙面奥行き方向に所定の間隔で互いに平行とされた一対のガラス20(二重構造)が装着されている。さらに、図1のガラス枠14の右辺部には施錠装置(シリンダ)22が設けられている。
ガラス枠20の下方位置には、球皿部24を備えた一体皿26が配設されている。この一体皿の球皿部24には、貯球タンク(図示省略)と連通し、この貯球タンク内のパチンコ球を球皿部24へ流出させる連通口23が設けられている。
この貯球タンクには、パチンコ機10の上端に設けられた貯留部(図示省略)に貯留されたパチンコ球が払い出されるようになっている。この払い出しには、遊技者にパチンコ球を貸し出すとき(球貸)と、遊技の進行に応じて遊技者に付与するとき(賞球)と、の2種類がある。
一体皿26は、その一側部(図1の左辺部)が枠体12に対して開閉可能に取付けられている。一体皿26の前面には、左側下部に灰皿28が配置され、右側下部には発射装置166(図3参照)から発射する打球の飛距離を調整するための発射ハンドル30が設けられている。
また内枠14の窓部には、遊技盤載置台に載せて交換可能とされた遊技盤32が窓部に対応して設置されている。
図2に示される如く、遊技盤32は、外バンド36及び内バンド38によって囲まれた略円形状の遊技領域が形成されている。
遊技領域には、図示しない釘や風車の他、センター役物42、当該センター役物42に設けられた表示部43、並びに大入賞口(変動入賞装置)44等の役物、特別図柄抽選の契機となる始動口として適用された始動入賞装置46や通過装置48、一般入賞装置49等の遊技部品が取り付けられており、最下位置にアウト口54が配置されている。なお、センター役物42の上端部には、普通図柄表示装置42Aが設けられている。
通過装置48(図2の向かって左側の通過装置48のみの場合もある)は、前記普通図柄表示装置42Aの始動トリガとなっており(普通図柄始動口)、通過装置48をパチンコ球が通過すると普通図柄抽選(普図抽選)が実行され、当たりの場合、普通図柄表示装置42Aの表示が当りを表示し、電動チューリップ47が開放し、始動入賞装置46への入賞の確率が物理的に高まるようになっている。
また、表示部43の上部には、保留ランプ100が設けられており、本実施の形態では、最大4個の保留が可能であるため、この数に対応した4個の保留ランプ100が設けられている。
保留とは、前記表示部43において、図柄変動パターン演出を実行中に新たに始動入賞装置46に入賞した場合に、この入賞により実行された特別図柄抽選の結果の報知を待機することを言う。なお、大役処理中に始動入賞装置46に入賞した場合も、表示部43が大役処理演出の動画パターンを再生しているため、保留の対象となる。但し、保留する数には限度があり(本実施の形態では4個)、これ以上の始動入賞装置46への入賞は保留の対象とはならない。
(制御系の構成)
図3は、パチンコ機10を制御するための制御系の概略が示されている。制御系は、主制御部150を中心として構成されている。主制御部150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御部150からの命令信号に基づいて、各部の動作が制御されるようになっている。
この主制御部150には、始動入賞装置46に設けられた始動入賞センサ168、普通図柄始動口である通過装置48や、入賞装置49に設けられた通過/入賞センサ172並びに大入賞口44に入賞したパチンコ球を検出する大入賞口センサ173が接続されている。なお、大入賞口44には、大入賞口の開閉動作を継続するためのVゾーンが設けられており、このVゾーンにもVゾーンセンサ177が設けられており、主制御部150に接続されている。このVゾーンセンサ177は、省略して大入賞口センサ173のみにするものでもよい。
さらに、主制御部150には、始動入賞装置46に設けられた電動チューリップ47(図2参照)を開閉させるためのソレノイド174、大入賞口44を開閉させるためのソレノイド175が接続されている。
また、主制御部150からは盤用外部端子190を介してホールコンピュータへ遊技の進行状態を示す情報が出力されるようになっている。
ここで、パチンコ球が始動入賞装置46に入賞すると、これを始動入賞センサ106で検出することで特別図柄抽選が実行されるようになっており、当選した場合は、通常遊技状態から特別遊技状態へ遊技状態が移行されるようになっている。
一方、この主制御部150には、演出制御部152と、払出制御部154とが接続されている。
演出制御部152には、図柄・音声制御部156を介してスピーカ18、センター役物42の表示部(LCD)43、普通図柄表示装置42A、並びに保留ランプ100が接続されている。また、演出制御部152は、パチンコ機10のガラス枠14に取り付けられた複数の表示灯16の点灯・消灯を制御する。なお、表示部43では、前記特別図柄抽選の結果を報知するための図柄変動パターン演出画像を表示すると共に、スピーカ18からは当該図柄変動パターン演出時のBGMが出力されるようになっている。すなわち、遊技者は、視覚及び聴覚を通じて、特別図柄抽選の結果を含む演出を楽しむことができる。なお、普通図柄表示装置42A、保留ランプ100は表示部43にて表示するものでもよい。なお、図柄変動パターンには、特別図柄変動パターン及び演出図柄変動パターンがあり、双方共に特別図柄抽選の結果を報知するものであるが、特別図柄変動パターンは予め定められた変動及び停止を行い特別図柄抽選の結果を所定時間経過後に正式に報知する性質のものであるのに対し、演出図柄変動パターンは当該特別図柄抽選の結果を報知するまでの過程に演出を加味し、当選/落選かに一喜一憂させながら報知する性質のものである。
従って、実際には、演出図柄変動パターンを主として表示部43のほぼ全域に表示し、特別図柄変動パターンは、その表示部43の一部(例えば、左下隅)に形式的に表示するようにしている。
また、前述したように、前記表示部43において、図柄変動パターン演出を実行中に新たに始動入賞装置46に入賞した場合、並びに大役処理中に始動入賞装置46に入賞した場合、保留ランプ100の表示がその分、点灯数が増えていく(最大4個)。
一方、前回の演出図柄変動パターン演出が終了する、或いは大役処理が終了すると、表示部43では、保留分の特別図柄抽選結果の報知を行うべく、新たな図柄変動パターン演出が開始される。これに伴い、保留ランプ100が1個消灯し、保留分の消化を遊技者に報知する。
また、払出制御部154には、払出装置160、貸出装置162、発射制御部164が接続されており、発射制御部164は、発射装置166を制御して、遊技者によるハンドル30の操作に応じてパチンコ球を打ち出す。
さらに、払出制御部154では、枠用外部端子191を介して払出情報をホールに設置されたホールコンピュータへ送出するようになっている。
前記表示部43では、見掛け上帯状に複数の演出図柄(ここでは、説明を簡略化するために0〜9までの10種類の数字を演出図柄とする)が設けられた演出図柄群を3列同時に表示し、それぞれ独立して演出図柄の変動演出を行う。
この変動終了時に、全ての図柄列が同一、すなわち000、111、222、333、444、555、666、777、888、999のような「ゾロ目」となった場合を当たり図柄とし、遊技者に報知する。
上記図柄変動パターンによる報知後、当たりとなると、大入賞口44が所定時間(予め設定された制限範囲(例えば、29秒))開放し、所定回数開閉動作して(1回の開閉を1ラウンドとし、予め設定された制限範囲(例えば、15回)ラウンド継続)、遊技球の入賞率を高める、遊技者に有利な状態とする(大役処理)。
また、上記大役処理の終了後、特別図柄抽選の当選確率を通常確率(約1/300)から高確率(約1/50)へ確率を高める特典を付与している。この特典は必須であり、言い換えれば、特別図柄抽選に当選すれば、必ず、大役遊技終了後は、高確率状態となる。なお、「通常確率」は、高確率との相対関係で、「低確率」という場合もある。
ここで、本実施の形態では、高確率での遊技の進行中、始動入賞装置46に入賞する毎に、前記高確率を通常確率に転落させる転落抽選を行っている。この転落抽選は、1/50の確率で通常確率への転落が確定するようになっている。なお、一度転落すると、特別図柄抽選の当選がない限り、高確率に戻ることはない。
また、上記転落抽選の結果は、その都度実行される図柄変動パターン演出後の停止図柄配列によって報知するようにしている。すなわち、当選した場合には、前記停止図柄配列は、所謂ゾロ目となるが、このときは、大役遊技処理が終了した後、必ず高確率となるため、報知の必要はない。
一方、特別図柄抽選に落選した場合、通常は、停止図柄配列が前記ゾロ目以外の配列となるが、これはどのような配列であっても、落選という以外、何の意味を持っていない。
そこで、本実施の形態では、従来、落選を報知する以外、何も意味を持たない図柄配列の中から、何らかの関係(図柄間の関係)を見出し、これを転落抽選の結果の報知として適用した。
具体的には、リーチ図柄、すなわち、3列の内の2列(ここでは、左図柄と右図柄とする)が同一の図柄配列となって、リーチ変動した後、落選するとき、当選図柄(既に、左図柄と右図柄が仮停止している図柄)を基準として、中図柄が変動方向に1つ上流側図柄が停止したときの図柄配列(以下、「ゾロ目−1」という)で転落抽選によって転落が確定したことを報知し、変動方向に1つ下流側の図柄が停止したときの図柄配列(以下、「ゾロ目+1」という)で、高確率状態が継続していることを報知するようにした。
例えば、左図柄と右図柄が「3」て仮停止しているときに「323」の配列で特別図柄抽選に落選した場合には、転落抽選によって転落が確定(通常確率状態への転落確定)する。また、「343」の配列で特別図柄に落選した場合には、高確率状態で次の遊技へ移行する。
図4は、本実施の形態における主制御基板150での大役遊技処理の仕様設定のための機能を示すブロック図である。
始動入賞装置46に設けられた入賞センサ168は、入賞確認部250に接続されており、始動入賞装置46への入賞の有無を確認する。
始動入賞装置46に入賞があったことを確認すると、入賞確認部250から乱数取得部252に確認信号が送出される。
乱数取得部252では、確認信号を受信することで、乱数カウンタ254から乱数値を取得し、この取得した乱数値を保留更新処理部256へ送出する。
保留更新処理部256には、保留メモリ258及び保留ランプ100が接続されており、必要に応じて最新に取得した乱数値を保留メモリ258に記憶したり、保留メモリ258から最先に記憶した乱数値を読み出したり、或いは保留メモリ258内の最先に記憶した乱数値と入れ替えたり、等の更新処理を実行する。
また、保留更新処理部256は、保留メモリ258内の保留数に応じて保留ランプ100を制御し、保留数を保留ランプ100の点灯数で遊技者に報知する。
なお、保留更新処理部256による乱数値の更新は、前記入賞確認時の他、後述する命令信号生成部262で設定される図柄変動パターン演出時間(変動パターン終了時に保留の更新処理)に基づいて実行される。すなわち、保留更新処理部256では、命令信号生成部262からの信号に基づき、取得した最先の乱数値を特図抽選部264に送出する。
特図抽選部264には、当たり値メモリ266が接続されている。特図抽選部264は、取得した乱数値と、当たり値とが比較され、当/外の判定を実行する。判定結果は、命令信号生成部262並びに大役遊技仕様設定部268へ送出されるようになっている。
本実施の形態では、通常確率で(1/300)の通常の抽選確率で抽選が実行され、高確率では、1/50という通常遊技状態と比較して甘めの抽選確率で抽選が実行される。
命令信号生成部262では、演出制御部152へ送出するためのコマンド(命令信号)を生成すると共に、計時によって図柄変動パターン終了時に前記保留更新処理部356へ図柄変動パターン終了を示す信号を送出する。
また、命令信号生成部262では、特別図柄抽選結果並びにこの特別図柄抽選結果に続いて実行される変動パターン種抽選の結果に基づいて、命令信号出力部270を介して演出制御部152へ命令信号を送出する。
一方、大役遊技仕様設定部268には、大役遊技仕様データメモリ272が接続されており、特別図柄抽選の(当選)結果、大役遊技仕様が選択され、読み出されるようになっている。
大役遊技仕様設定部268で読み出された大役遊技仕様データは、大役遊技実行制御部274へ送出され、当該大役遊技仕様データに基づいて大役遊技が実行される。
また、大役遊技実行制御部274では、特典、すなわち、高確率への移行を示す高確率移行信号を確率設定部276へ送出するようになっており、この確変設定部276では、高確率移行信号に基づいて特図抽選部264での乱数値の比較対照である当たり値を選択し、当選確率を高確率に変更する。
一方、この確変設定部276には、転落抽選結果判定部280が接続されている。転落抽選結果判定部280は、転落抽選部282と接続されており、転落抽選部282において実行される転落抽選の結果の判別を行う。これにより、確変設定部276には、転落抽選の結果、通常確率への転落が確定した場合には、通常確率移行信号が入力されるようになっている。
従って、確変設定部276では、通常確率移行信号に基づいて特図抽選部264での乱数値の比較対照である当たり値を選択し、当選確率を通常確率に変更する。
前記転落抽選部282は、前記入賞確認部250に接続されており、この入賞確認部250において、始動入賞装置46への入賞を確認する毎に、転落抽選部282へ実行信号が実行されるようになっている。
また、転落抽選部282は、前記特図抽選部264に接続されており、設定されている確率(通常確率か高確率か)を示す信号が入力されるようになっている。
この転落抽選部282において、前記特図抽選部264からの設定確率信号が高確率を示す信号であることを条件に、前記入賞確認部250からの実行信号に基づいて転落抽選が実行され、前記転落抽選結果判定部280によって判定される。
また、転落抽選判定部280は、命令信号生成部262に接続されており、転落抽選の結果を命令信号として生成し、前述の特別図柄抽選結果並びにこの特別図柄抽選結果に続いて実行される変動パターン種抽選の結果と共に、命令信号出力部270を介して演出制御部152へ命令信号を送出する。
演出制御部152では、上記命令信号を受けて、予め記憶されている図柄変動パターンデータを読み出し、所定のタイミングで表示部43への表示を開始する。なお、主制御部150における抽選タイミングと、演出制御部152における図柄変動パターン演出タイミング等は、互いに監視しあうものではなく、それぞれに設けられた制御タイマによって同期がとられるようになっている。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
まず、遊技の流れを説明する。
遊技者がハンドル30を把持し、発射のための操作を行なうと、このハンドル操作量(回転量)に応じた強度で、パチンコ球が打ち出される。
パチンコ球が打ち出されると、外バンド36及び内バンド38に案内されて盤面32の釘や風車等に当接しながら、予測し得ない移動をしながら落下していく。ここで、始動入賞装置46にパチンコ球が入賞すると、それが有効か否かを判断し、有効でありかつ保留の必要がない場合、所定の確率下で特別図柄抽選が開始される。例えば、乱数カウンタ254から乱数を取得する。なお、大役判定は、前記取得した乱数値と予め設定した当たり値との照合をすることで、当たり/外れを判定するものである。
なお、始動入賞がなくても、保留がある場合にも特別図柄抽選は実行される。また、保留が必要の場合には、保留が満タンでないことを条件に、保留数が加算される。
一方、普通図柄始動口としての通過装置48にパチンコ球が入賞すると、所定の確率下で普図抽選が開始される。
普図抽選の結果が当たりの場合は、電動チューリップ47を所定回数、所定期間開放し、始動入賞装置46への入賞の確率を高めることができる。なお、通常遊技中の電動チューリップ47の動作は、開閉回数が1回、開放時間が0.5秒程度である。また、大役遊技処理中の電動チューリップ47の動作は、開閉回数が2回、開放時間が2秒程度である。
前記特別図柄抽選後、判定結果に基づいて、特別図柄変動パターンの抽選が実行され、次いで特別図柄変動パターンの変動時間に準じた演出図柄変動パターンが選定されて、演出制御部152へ命令信号(コマンド)が送出される。
主制御部150では、特別図柄変動パターンの変動時間を計時しており、この変動時間が終了すると、当該特別図柄変動パターンに対応する抽選結果が当たりの場合に、大役処理の実行が開始される。
上記のような遊技の流れにおいて、特別図柄抽選の当選確率が、所定の条件で通常確率又は高確率に変更される。本実施の形態では、転落抽選という新たな遊技性を付加している。
すなわち、特別図柄抽選に当選すると、その当選に相当する大役遊技処理後の通常の遊技において、特別図柄抽選の当選確率を必ず高確率とする。一方、この高確率設定の下での特別図柄抽選(始動入賞口46への入賞)の度に、転落抽選が実行され、この転落抽選によって、特別図柄抽選の当選確率を高確率状態から通常確率状態へ移行するか否かが決定する。
また、この転落抽選の結果は、表示部43に表示される図柄変動パターン演出における最終停止図柄の図柄配列状態によって遊技者に報知している。
以下、図5のフローチャートに従い、主制御部150及び副制御部152における、特別図柄抽選の確率の変更と、報知の流れを説明する。
電源がオンされると、ステップ300では、特別図柄抽選(以下、図5の中では、「特別図柄」を『特図』と省略する)の確率を通常確率である1/300に設定し、ステップ302へ移行する。
ステップ302では、始動入賞装置46への入賞があったか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ304へ移行する。
ステップ304では、特別図柄抽選が、通常確率(1/300)の下で実行され、次いでステップ306へ移行してこの特別図柄抽選に結果を判別する。
ステップ306の判別の結果、当選の場合には、ステップ306からステップ308へ移行して、図柄変動パターン演出を開始し、次いでステップ310でリーチ演出を実行した後、ステップ312で表示部43にゾロ目(例えば、「333」)の図柄配列を表示し、ステップ314へ移行する。
一方、ステップ306で落選と判定された場合には、ステップ316で図柄変動パターン演出を開始し、次いでステップ318でリーチ演出があるか否かを判別する。
ステップ318で肯定判定された場合には、ステップ320でリーチ演出を実行した後、ステップ322で表示部43にゾロ目−1(例えば、「323」)の図柄配列を表示し、ステップ302へ戻る。このゾロ目−1の図柄配列は、特別図柄抽選の確率が通常確率であることを示すものであり、遊技者はこの停止図柄配列を見ることで、現在の特別図柄抽選の確率の設定状態を認識することができる。
また、前記ステップ318で否定判定されると、ステップ324へ移行して基本的には、ランダムな停止図柄で停止し(但し、ゾロ目+1(例えば、「343」は除く)、落選を報知して、ステップ302へ戻る。なお、ステップ324では、適宜、「ゾロ目−1」の図柄配列としてもよい。
前記ステップ312で、ゾロ目の図柄配列で停止した後、ステップ314では、特別図柄抽選確率を高確率である1/50に設定し、ステップ326へ移行する。
ステップ326では、始動入賞装置46への入賞があったか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ328へ移行する。
ステップ328では、転落抽選が転落確率1/50の下で実行され、次いでステップ330で転落抽選結果の判別する。
このステップ330の判別の結果、通常確率への転落が確定すると、ステップ304へ戻り、特別図柄抽選が通常確率1/300の下で実行される。
また、ステップ330の判別の結果、高確率維持が確定すると、ステップ332へ移行して、特別図柄抽選が高確率(1/50)の下で実行され、次いでステップ334へ移行してこの特別図柄抽選に結果を判別する。
ステップ334の判別の結果、当選の場合には、ステップ334からステップ336へ移行して、図柄変動パターン演出を開始し、次いでステップ338でリーチ演出を実行した後、ステップ340で表示部43にゾロ目(例えば、「333」)の図柄配列を表示し、ステップ326へ戻る。
一方、ステップ334で落選と判定された場合には、ステップ342で図柄変動パターン演出を開始し、次いでステップ344でリーチ演出があるか否かを判別する。
ステップ344で肯定判定された場合には、ステップ346でリーチ演出を実行した後、ステップ348で表示部43にゾロ目+1(例えば、「343」)の図柄配列を表示し、ステップ326へ戻る。このゾロ目+1の図柄配列は、特別図柄抽選の確率が高確率であることを示すものであり、遊技者はこの停止図柄配列を見ることで、現在の特別図柄抽選の確率の設定状態を認識することができる。
また、前記ステップ344で否定判定されると、ステップ350へ移行して基本的には、ランダムな停止図柄で停止し(但し、ゾロ目−1(例えば、「323」は除く)、落選を報知して、ステップ326へ戻る。なお、ステップ350では、適宜、「ゾロ目+1」の図柄配列としてもよい。
このように、本実施の形態では、高確率中の始動入賞装置46への(抽選の権利のある)入賞毎に実行される、転落抽選の結果によって変化する特別図柄抽選の当選確率を遊技者に報知することを、当該始動入賞装置46への入賞による特別図柄抽選の当選/落選を報知する図柄変動パターン演出の最終停止図柄の配列状態により行った。遊技者は、図柄変動パターン演出によって特別図柄抽選の結果を知るために注目しているため、その流れで転落抽選の結果も確実に認識することができる。
なお、本実施の形態では、ゾロ目−1(例えば、「323」)で図柄配列が停止した場合は必ず通常確率、ゾロ目+1(「343」)で図柄配列が停止した場合は必ず高確率としたが(図6(A)参照)、高確率を報知する際に、所定の割合(例えば、2割程度)で、所謂ガセ情報として、ゾロ目−1で図柄配列を停止させるようにしてもよい(図6(B)参照)。
(変形例1)
上記実施の形態では、転落抽選の結果を図柄変動パターン演出後の最終停止図柄の配列によって報知するようにしたが、リーチパターン(スーパーリーチパターン)の種類によって、報知するようにしてもよい。
すなわち、図7に示される如く、図柄変動パターン演出が開始されると、3列の図柄を全て高速変動し(図7(A)参照)、最初の左図柄列が停止し(図7(B)参照)、次に右図柄列が停止したとき(図7(C)参照)、同一の図柄であると、リーチ状態となる。
その後、リーチ演出としてスーパーリーチA(図7(D)参照)、スーパーリーチB(図7(E)参照)、スーパーリーチC(図7(F)参照)の何れかが選択されて実行される。
図8には、変形例1に係るスーパーリーチパターンによる転落抽選の報知の流れが示されている。
電源オンで起動して、ステップ400で特別図柄抽選の当選確率を通常確率(1/300)とし、次いで、ステップ402で始動入賞装置46の入賞があると(肯定判定)、ステップ404へ移行して、特別図柄抽選の判定結果が当選か否かが判断される。
このステップ404で否定判定(落選)の場合には、ステップ406へ移行して、図柄変動パターン演出にリーチ演出があるか否か判断される。
ステップ406でリーチ演出あり(肯定判定)と判定されると、ステップ408A又はステップ408Bへ移行して、スーパーリーチ演出B又はスーパーリーチCの何れかが選択されて実行され、その結果(落選)を報知し(ステップ410)、ステップ402へ戻る。
一方、ステップ406でリーチ演出なし(否定判定)と判定されると、ステップ410へ移行し落選を報知して、ステップ402へ戻る。
また、ステップ404で肯定判定されると、ステップ412A、ステップ412B、ステップ412Cの何れかへ移行して、スーパーリーチA、スーパーリーチB、スーパーリーチCの何れかが選択されて実行され、その結果(当選)を報知し(ステップ414)、ステップ416へ移行する。
なお、この当選によって大役遊技処理が実行される。
ステップ416では、大役遊技処理の終了後、次の始動入賞装置46への入賞があったか否かが判断され、肯定判定されると、ステップ418へ移行して特別図柄抽選の当選確率を高確率状態とし、ステップ420へ移行する。
ステップ420では、転落抽選の結果が判別され、転落が確定すると、ステップ421移行して、特別図柄抽選の当選確率を通常確率に戻し、ステップ404へ移行する
また、ステップ420で高確率維持が確定すると、ステップ422へ移行して特別図柄抽選の判定結果が当選か否かが判断される。
このステップ422で否定判定(落選)の場合には、ステップ424へ移行して、図柄変動パターン演出にリーチ演出があるか否か判断される。
ステップ424でリーチ演出あり(肯定判定)と判定されると、ステップ426A又はステップ426Bへ移行して、スーパーリーチ演出A又はスーパーリーチBの何れかが選択されて実行され、その結果(落選)を報知し(ステップ428)、ステップ416へ戻る。
一方、ステップ424でリーチ演出なし(否定判定)と判定されると、ステップ428へ移行し落選を報知して、ステップ416へ戻る。
また、ステップ422で肯定判定されると、ステップ430A、ステップ430B、ステップ430Cの何れかへ移行して、スーパーリーチA、スーパーリーチB、スーパーリーチCの何れかが選択されて実行され、その結果(当選)を報知し(ステップ432)、ステップ416へ移行する。なお、この当選によって大役遊技処理が実行される。
この結果、スーパーリーチAは、特別図柄抽選の当選と、高確率状態であることを報知する。
また、スーパーリーチBは、特別図柄抽選の当選と、確率状態があいまいな状態で報知する。
さらに、スーパーリーチCは、特別図柄抽選の当選と、通常確率状態であることを報知する。
すなわち、特別図柄抽選の当選の後、スーパーリーチCで外れると、転落抽選によって通常確率に戻ったことが確定する。
従って、遊技者は、大役遊技処理後に、スーパーリーチCで特別図柄抽選に落選するまでは、高確率状態である可能性があるとして、期待感をもって遊技を進めることができる。また、前記スーパーリーチCで落選するまでは、高確率状態であるため、遊技を継続する意欲が維持され、稼動率を上げることができる。
(変形例2)
上記実施の形態、並びに変形例1では、転落抽選の結果を図柄変動パターン演出後の最終停止図柄の配列、或いはスーパーリーチの種類によって報知するようにしたが、リーチパターン(スーパーリーチパターン)の種類によって報知するようにしたが、大役遊技があるまで、途中で転落抽選によって通常確率に戻ったことを報知しないようにしてもよい。
すなわち、図9(A)に示される如く、特別図柄抽選に当選したとき、そのときの特別図柄抽選の当選確率が、通常確率であれば、大役遊技演出Aを実行し、高確率であれば、大役演出Bを実行する。
これにより、大役遊技演出Aの場合、通常確率で当選したと認識し、大役遊技演出Bの場合、高確率で当選したと認識する。
すなわち、大役遊技演出によって、過去に転落抽選があったか否かがわかり、次の当選までの転落の有無目安とすることができる。
なお、特別図柄抽選の当選確率が高確率である場合、図9(B)に示される如く、所定の割合(2割程度)で、大役演出Bを実行するようにしてもよい。
また、本実施の形態では、特別図柄抽選に当選すると、大役遊技が終了した後の通常遊技において、必ず特別図柄抽選の当選確率を高確率としたが、100%の確率で高確率にする必要はない。さらに、必要に応じて(出球率や、店側のイベント等に応じて)、そのパーセンテージを調整できるようにしてもよい。
本実施の形態に係るパチンコ機の正面図である。 本実施の形態に係る遊技機の正面図である。 本実施の形態に係るパチンコ機における制御系のブロック図である。 主制御基板における転落抽選による確率の変更を含めた遊技制御機能を示すブロック図である。 本実施の形態に係る、特別図柄抽選の確率の変更と、報知の流れを示す制御フローチャートである。 (A)は本実施の形態に係る表示部による図柄変動パターン最終停止図柄配列のバリエーションを示す正面図、(B)本実施の形態にガセ報知を追加した場合の表示部による図柄変動パターン最終停止図柄配列のバリエーションを示す正面図である。 変形例1に係る、表示部によるスーパーリーチでの転落抽選状態の報知形態を示す表示部の正面図である。 変形例1に係る、特別図柄抽選の確率の変更と、報知の流れを示す制御フローチャートである。 (A)は変形例2に係る、表示部による大役遊技演出での転落抽選状態の報知形態を示すバリエーションを示す正面図、(B)は変形例2にガセ報知を追加した場合の表示部による大役遊技演出での転落抽選状態の報知形態を示すバリエーションを示す正面図である。
符号の説明
10 パチンコ機(遊技機)
32 遊技盤
42 センター役物
43 表示部(転落抽選結果報知制御手段)
44 大入賞口
46 始動入賞装置
47 電動チューリップ
150 主制御部
152 演出制御部(転落抽選結果報知制御手段)
168 始動入賞センサ
173 大入賞口センサ
175 ソレノイド
250 入賞確認部
252 乱数取得部
254 乱数カウンタ
256 保留更新処理部
258 保留メモリ
262 命令信号生成部
264 特図抽選部
266 当たり値メモリ
268 大役遊技仕様設定部
270 命令信号出力部
272 大役遊技仕様データメモリ
274 大役遊技実行制御部
276 確率設定部(高確率変更手段)
280 転落抽選結果判定部
282 転落抽選部(転落抽選実行手段)

Claims (1)

  1. 始動口への遊技球の入賞に基づいて当たりとなる確率が所定の確率である特別図柄抽選が実行され、当該特別図柄抽選の結果を表示部に表示する図柄変動パターン演出によって報知すると共に、当該特別図柄抽選の結果が当たりの場合に、通常は閉止されている大入賞口を所定期間、所定回数開放する大役遊技を実行し、かつこの大役遊技を実行中であることを表示部に表示する大役遊技実行中の演出によって報知する遊技機であって、
    前記大役遊技の終了後、前記特別図柄抽選の当選確率を通常確率から高確率に変更する高確率変更手段と、
    前記通常確率での前記特別図柄抽選の結果の当たりを報知した後の最初の始動口への入賞があったとき、または高確率状態で始動口への入賞があったときに前記特別図柄抽選の当選確率を高確率とした後、前記特別図柄抽選の当選確率を通常確率に転落させる確率が所定の確率である転落抽選が実行され、当該転落抽選により転落が確定すると、前記特別図柄抽選の当選確率を通常確率に転落させる転落抽選実行手段と、
    前記転落抽選実行手段による転落抽選の結果を、前記表示部に表示する特別演出を含む前記図柄変動パターン演出に絡めて報知する転落抽選結果報知制御手段と、を有し、
    前記図柄変動パターン演出には、最終停止図柄以外の全てが停止したときに特別図柄抽選の当選の可能性がある状態のときに、当選の可能性が高いことを演出する特別演出が含まれており、
    前記特別演出の種類として、少なくとも、通常確率中は当選のみに出現し確変中は当選又は不当選に出現する特別演出A、通常確率中は当選又は不当選に出現し確変中は当選又は不当選に出現する特別演出B、通常確率中は当選又は不当選に出現し確変中は当選のみに出現する特別演出Cを備え、
    特別図柄抽選に不当選の場合に、前記転落抽選結果報知制御手段が、前記表示部に前記特別演出Aを表示することにより転落していないことを報知することを特徴とする遊技機。
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