JP4964030B2 - 遊技機の可動装飾装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に設けられ遊技の状態に応じた演出を行うための、遊技機の可動装飾装置に関するものである。
パチンコ機やスロットマシン等の遊技機には、遊技領域の略中央に変動図柄表示装置が設けられており、興趣を高めるために前記図柄表示装置の表示画面に表示される図柄によってリーチ等の遊技の状態に応じた演出を行っている。また、装飾部材を可動することによって遊技の状態に応じた演出を行う可動装飾装置を備えることで、さらに興趣を高めようとしたものも、例えば特許文献1として知られている。
上記開示に係るものにおいては、アームの一端に装飾部材が支軸を介して軸着されており、アーム部材の他端はソレノイドのプランジャに軸着されている。そして、プランジャが後退することによって支軸を中心として装飾部材が回動する構成となっている。
この構成において装飾部材の回動する角度を大きく変化させようとした場合、プランジャが進退移動する距離(ストローク)を長くする方法が考えられる。しかし、この方法ではプランジャの長さをその分増大させなければならず、またソレノイド自体も大型化する必要が生じて好ましくない。また、アームを短くしてプランジャ先端の支軸と装飾部材の支軸とを接近させる方法も考えられる。しかし、支軸には各部材が移動する力が作用するので、支軸をボス構造とした場合には所要の太さのものとして強度を確保する必要がある。このため、二つの支軸の中心を接近させることには、限界があるものであった。
特開2002−058798号公報
本発明は、上記した従来の問題点に鑑み、直線運動する動力伝達部材の小さい変位で装飾部材を大きく回動させることができる遊技機の可動装飾装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するためになされた本発明に係る遊技機の可動装飾装置は、回転ボス部から延伸する装飾部を備えた装飾部材と、装飾部材と係合して運動部材の直線運動により前記装飾部を回動させる駆動装置と、からなる遊技機の可動装飾装置であって、
前記運動部材には、嵌合穴を有する板状の動力伝達部材を連設し、
回転ボス部には、嵌合穴に差し込まれ、動力伝達部材を回転ボス部に摺接可能とする円弧状の湾曲部を有する、鈎型の突出片を設けて、
突出片を嵌合穴に差し込むことにより、
動力伝達部材を回転ボス部に摺動可能に係合させたことを特徴とするものである。
上記した可動装飾装置において、突出片の先端に、動力伝達部材が突出片からの抜け出すのを防止する規制部を設けるのが望ましく、また、駆動装置をソレノイドとし、運動部材をプランジャとして、ソレノイドが励磁された時に装飾部材が装飾状態に回動されるものとしたうえに、ソレノイドが非励磁の時に装飾部材を非装飾状態に回動させるためのバネを、突出片の先端に掛着することができる。
請求項1に係る発明は、突出片に回動力が掛かる作用点を、回転ボス部の外周から動力伝達部材の厚みの半分だけ離れた点、つまり湾曲部の円弧の中心点である仮想の点とすることができるので、支軸中心と作用点との距離を最小限にすることができる。よって、駆動装置の運動部材のストロークを大きくしたりすることなく、可動範囲を広げることができるという利点がある。また、作用点を仮想の点とすることで作用軸及び作用軸用のボス部等を別途設ける必要が無いため、部品点数が少なく構造が簡単になるという利点がある。
請求項2に係る発明は、湾曲部の先に設けた規制部で動力伝達部材と突出片との係合が外れるのを防止し、さらに規制部と回転ボス部の外周とで動力伝達部材を挟み込むことで、支軸中心と作用点との距離を一定に保ちなめらかに上下回動させることができる。
請求項3に係る発明は、プランジャを戻すためのバネを従来のようにプランジャに取り付けるのではなく、突出片の先端に設けたので、可動装飾装置全体のがたつきを抑えて装飾部材をなめらかに上下回動させることができる。
以下に、本発明の実施形態を図面に基づき詳細に説明する。
図1、2において、1は表示画面、2は装飾部材、3は装飾部材を駆動させる駆動装置、すなわちソレノイドである。図1、2の状態において、ソレノイド3は非励磁状態であって、装飾部材2は、表示画面1の前面から退却した状態にある。
装飾部材2は、回転軸22に軸支される回転ボス部21と、回転ボス部21から放射方向に延伸するロッド状の装飾部23と、回転ボス部21から鈎型に湾曲して延出した突出片24と、回動停止片25とを備える。突出片24には、突出片24を下方に付勢するバネ4が取り付けられている。
ソレノイド3は、直線運動する運動部材すなわちプランジャ31を備えており、この先に板状の動力伝達部材32がピン36とEリング37を使って連設されている。動力伝達部材32は、その下端近傍に、図3、4に示すような角形の嵌合穴33を有し、この嵌合穴33に突出片24が差し込まれることによって、突出片24と動力伝達部材32とは係合している。動力伝達部材32は可撓性を有する。また、嵌合穴33の下部には、蒲鉾型の半円柱部34が横設されている。その詳細は後述する。
図1、2の状態においては、ソレノイド3は非励磁であって、突出片24がバネ4により下方に引かれて、装飾部23は上方に回動し、表示画面1の前面から退却している。装飾部23は、上側ストッパー51に回動を規制されている。
ソレノイド3が励磁されたときには、図5、6に示すように、バネ4の付勢に抗してプランジャ31の吸引とともに動力伝達部材32が上昇される。これによって、突出片24が上方に回動されるので回転ボス部22が回動されることによって装飾部23は下向きに回動され、表示画面1の前面に進出することになる。なお、装飾部材2の回動は、回動停止片25が下側ストッパー52に当接することによって停止される。
装飾部材2は、遊技の状態に対応してソレノイド3が励磁、非励磁となることにより、上下回動を繰り返して表示画面1を装飾する。装飾部材2を表示画面1の上方に設けて、装飾部23が下を向いて揺動するようにしてもよい。
以下に、突出片24と動力伝達部材32の係合状態について詳細に説明する。
図7〜9には、装飾部材2の回転ボス部21近傍の詳細構造を示す。回転ボス部21は、回転軸22が装着される軸穴61を有する円筒状のものであって、その側面から装飾部23が放射方向に延出している。突出片24は、回転ボス部24に隣接する取り付け基部62と、下向きの湾曲部63と、その先の規制部64とからなる。湾曲部63の内側と外側には、内側湾曲側面65と外側湾曲側面66が円弧状に形成されている。二つの円弧は中心点をP点として同心である。突出片24の左右には、補強リブ67が湾曲して設けられており、半円柱部34との接触面積を増やしている。なお、半円柱部34の半径は、内側湾曲側面65の半径とほぼ同じである。
規制部64は、湾曲部63よりさらに先に延出しており、突出片24に挿着された動力伝達部材32が抜け出すのを規制する。
突出片24を動力伝達部材32の嵌合穴33に差し込むことによって、両者は係合するが、このとき、嵌合穴33の半円柱部34が湾曲部63の内側側面65と嵌合すると共に、嵌合穴33の上部側面35が湾曲部63の外側側面66に摺接する。そして、動力伝達部材32は可撓性を有し、プランジャ31と動力伝達部材32とがわずかな遊びをもって連設されているので、ソレノイド3の励磁、非励磁により図10に示すように、P点は仮想の作用点として円弧P−Qを描きながら上下動する。
動力伝達部材32は回転ボス部21の外周と規制部64とに挟まれることで左右への動きを規制されながら摺接するように設けてあるので、支軸22の中心点Oと仮想の作用点であるP点との距離を一定に保ちながら上下動する。なお、P点、Q点において回転ボス部21と動力伝達部材32が摺接されるようにしてあるので、P点からQ点への上昇の途中においては、円弧PQが直線PQより図中右に移動する分、回転ボス部21の外周と動力伝達部材32との間に隙間Sが生ずることとなる(図11)。すなわち、このとき動力伝達部材32はS分右に撓んでいる。
以上のように、突出片24に回動力が掛かる作用点を、湾曲部の円弧の中心点Pである仮想の点とすることができるので、支軸22の中心と作用点との距離を最小限にすることができる。よって、プランジャ31のストロークを大きくすることなく装飾部材23の回動を大きくすることができるという利点がある。
装飾部が退却状態にある可動装飾装置の正面図である。 装飾部が退却状態にある可動装飾装置の斜視図である。 動力伝達部材の正面図である。 図3のA−A先断面図である。 装飾部が進出状態にある可動装飾装置の正面図である。 装飾部が進出状態にある可動装飾装置の斜視図である。 装飾部材の斜視図である。 装飾部材の側面図である。 装飾部材の正面図である。 装飾部材の回動状態を説明する正面図である。 隙間Sの説明図である。
符号の説明
2 装飾部材、3 ソレノイド、21 回転ボス部、23 装飾部、24 突出片、32 動力伝達部材、

Claims (3)

  1. 回転ボス部から延伸する装飾部を備えた装飾部材と、装飾部材と係合して運動部材の直線運動により前記装飾部を回動させる駆動装置と、からなる遊技機の可動装飾装置であって、
    前記運動部材には、嵌合穴を有する板状の動力伝達部材を連設し、
    回転ボス部には、嵌合穴に差し込まれ、動力伝達部材を回転ボス部に摺接可能とする円弧状の湾曲部を有する、鈎型の突出片を設けて、
    突出片を嵌合穴に差し込むことにより、
    動力伝達部材を回転ボス部に摺動可能に係合させたことを特徴とする遊技機の可動装飾装置。
  2. 突出片の先端に、動力伝達部材が突出片から抜け出すのを防止する規制部を設け、規制部と回動ボス部の外周との間に動力伝達部材を挟み込んだ請求項1に記載の遊技機の可動装飾装置。
  3. 駆動装置をソレノイドとし、運動部材をプランジャとして、ソレノイドが励磁された時に装飾部材が装飾状態に回動されるものとしたうえに、
    ソレノイドが非励磁の時に装飾部材を非装飾状態に回動させるためのバネを、突出片の先端に掛着した請求項2に記載の遊技機の可動装飾装置。
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