JP5228178B2 - 遊技機の可動装飾装置 - Google Patents

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本発明は、遊技機の役物に用いられる可動装飾装置に関するものである。
遊技領域の中央部に設けられた図柄表示装置の周辺で装飾的な演出を行うものとして、出願人の出願に係る特許文献1に開示されたものがある。このものは、図柄表示装置の上部に設けられた装飾体が、図柄表示装置の表示状態に合わせて表示画面の一部を覆うように上下動することにより、演出効果を高めるようにしたものである。しかしながら、このものにおいては、装飾体を直線的に上下動させるために、一対の縦型レールを上下方向に設置して装飾体の中程に設けた摺動部を挟むことにより装飾体の動きをガイドする必要があった。そのため、装飾体の外側に設けた摺動部が美観を損ね、装飾的演出効果を減退させてしまうという問題があった。
特開2007−330355号公報 (図11)
本発明は、上記した従来の問題点に鑑み、装飾体の移動をガイドする摺動部を省略できる遊技機の可動装飾装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するためになされた本発明に係る遊技機の可動装飾装置は、取付枠に固定された支軸から放射方向に延出された駆動用レバーと、一端が装飾体に軸着され駆動用レバーにより回動される移動用レバーとからなる移動機構により、装飾体を移動させる遊技機の可動装飾装置であって、
該移動機構は、移動用レバーの他端に支点を設けて、この支点を取付枠に設けた水平溝にスライド可能に挿着したうえに、移動用レバーを駆動用レバーの2倍の長さとして、駆動用レバーの先端を移動用レバーの中央に軸着したスコットラッセル機構であり、
このスコットラッセル機構を左右対称に形成し、左右の駆動用レバーの支軸部分から互いに噛合する部分ギアを延出させた構成とし、
一方の駆動用レバーを支軸を中心として駆動させることにより、装飾体左右の均衡を維持しつつ厳正直線運動させることを特徴とするものである。
また、駆動用レバーの支軸部分から動力伝達用レバーを延出し、この動力伝達用レバーをモータにより回動させることで駆動用レバーを回動させて移動機構を作動させることができる。
請求項1に係る発明は、スコットラッセル機構により装飾体を厳正直線運動させることができるので、従来のような移動用のガイドレールを必要としない。しかも、左右対称に配した二つのスコットラッセル機構により装飾体の二点を支えて厳正直線運動させることができるので、装飾体をふらつかせたり、傾かせたりすることがない。
請求項2に係る発明は、駆動用レバーをモータによって駆動させることによって、装飾体を移動させることができる。
以下に、本発明の実施形態に付いて説明する。
図1〜3において、1は装飾用の装飾体、2は移動機構、3は取付枠である。この移動機構2は、駆動用部材4と移動用レバー5とを備えるスコットラッセル機構である。
始めに、図4を用いてスコットラッセル機構について説明する。図示のスコットラッセル機構は、4つの点A、B、C、Pとからなる。AB=BC=BPである。ここで、点Aは固定され、点Cは水平方向に滑り運動する。点PはAPの軸線上を直線運動するが、AB=BC=BPであるので、A、C、Pは点Bを中心として直径CPの円周上にあるので、角PACは常に直角である。よって、点Pは点Cが水平移動することにより常に垂直方向に移動することとなる。以上がスコットラッセル機構の基本態様である。
図1において、装飾体1は左右対称の二つのスコットラッセル機構2A、2Bにより移動される。図中左側のスコットラッセル機構2Aにおいて、駆動用部材4は、取付枠3から突設された支軸Aを中心に回動する駆動用レバー41と、支軸Aから駆動用レバー41とは異なる2方向に延出する動力伝達用レバー42と部分ギア43とを有する。動力伝達用レバー42の先端には、この動力伝達用レバー42の先端を右方向に付勢するバネ44が取り付けられている。動力伝達用レバー42には長孔状の係合孔部45が設けられている。モータMの回転軸46にはクランク部材47が装着され、このクランク部材47に設けたピン48が係合孔部45に挿入されることにより、モータMの回転軸46の回転を動力伝達用レバー42に伝達することができる。
駆動用レバー41は、移動用レバー5の中央に設けた支点Bに接続されている。移動用レバー5の一端には支点Pを介して装飾体1が回動自在に取り付けられている。移動用レバー5の他端には支点Cが設けられており、この支点Cは、取付枠3の上部左方に設けた水平のガイド溝31に挿入されている。
以上の支軸A及び支点B、C、Pは図4における点A、B、C、Pに相当する。即ち、長さはAB=BC=BPである。
装飾体1の右側には、左側のスコットラッセル機構2Aと左右対称にしたスコットラッセル機構2Bが配設されている。即ち、左側の部分ギア43と噛合する部分ギア43と、支軸Aを中心に回動する駆動用レバー41と、駆動用レバー41の一端が接続される支点Bを有する移動用レバー5と、移動用レバー5の一端が取り付けられる支点Pと、水平溝31に挿入された他端の支点Cとを備えている。ただし、左側のスコットラッセル機構2Aと異なり、動力伝達用レバー42は備わっていない。
以下の装飾体の移動状態について、図1、5、6により説明する。
図1においてはバネ44が最も伸長されていて、装飾体1は最も降下された状態である。この状態からモータMの回転軸46が右回りに回転されると、クランク部材47もともに回転される。これによって係合孔部45に挿入されているピン48が動力伝達用レバー42を、図5に示すように、右方向に回動させる。すると、支軸Aを中心に図中左側の駆動用レバー41が右回りに回動されて支点Bは上昇される。支点Cは水平溝31内を左方にスライドする結果、支点Pは上方に持ち上げられるので、装飾体1は垂直上方に持ち上げられることになる。このときバネ44は、動力伝達用レバー42を右方向に付勢しているため、装飾体1を重力に逆らって持ち上げるための手助けとなっている。
スコットラッセル機構が1つしかないと、装飾体1と移動用レバー5とが支点Pで回動自在に取り付けられている場合は、左右の均衡を保つことができずに装飾体1が支点Pを中心にふらついてしまう。また、装飾体1と移動用レバー5とが支点Pで固定されている場合は、装飾体1は支点Cを中心とした円弧を描いた軌跡で移動を行うため水平状態を保つことができない。装飾体1が円形状等で傾きが意匠として関係ない場合は問題がないが、本願発明のように意匠上、装飾体1の傾きが一定に維持されなければならない場合においてスコットラッセル機構が1つしかないことは問題がある。そこで、左右2つのスコットラッセル機構2A,2Bを設けることで、動力伝達用レバー42の回動は、二つの部分ギア43を介して右側のスコットラッセル機構2Bに伝達される。右側の移動機構は左側のものと同じであるので、装飾体1の左右の均衡を保って装飾体1を上方に上昇させることができる。図6は装飾体1が最上方に持ち上げられた状態を示す図であって、遊技の通常の状態においては装飾体1はこの待機位置にある。そして、大当たり等の特別遊技状態となったときに、装飾体1は上下動されて遊技の興趣を盛り上げることができる。
なお、以上は装飾体が上下に昇降される場合について説明したが、本発明においては上記した機構を横向きとして移動体を左右の方向に移動させることができる。
装飾体が降下状態にある第1の実施形態の可動装飾装置を示す正面図である。 図1の可動装飾装置の平面図である。 図1の可動装飾装置の側面図である。 スコットラッセル機構の説明図である。 装飾体が上昇中である第1の実施形態の可動装飾装置の正面図である。 装飾体が上昇した第1の実施形態の可動装飾装置の正面図である。
1 装飾体、2 移動機構、3 取付枠、5 移動用レバー、31 水平溝、41 駆動用レバー、A 支軸、B 支点、C 支点、P 支点

Claims (2)

  1. 取付枠に固定された支軸から放射方向に延出された駆動用レバーと、一端が装飾体に軸着され駆動用レバーにより回動される移動用レバーとからなる移動機構により、装飾体を移動させる遊技機の可動装飾装置であって、
    該移動機構は、移動用レバーの他端に支点を設けて、この支点を取付枠に設けた水平溝にスライド可能に挿着したうえに、移動用レバーを駆動用レバーの2倍の長さとして、駆動用レバーの先端を移動用レバーの中央に軸着したスコットラッセル機構であり、
    このスコットラッセル機構を左右対称に形成し、左右の駆動用レバーの支軸部分から互いに噛合する部分ギアを延出させた構成とし、
    一方の駆動用レバーを支軸を中心として駆動させることにより、装飾体左右の均衡を維持しつつ厳正直線運動させることを特徴とする遊技機の可動装飾装置。
  2. 駆動用レバーの支軸部分から動力伝達用レバーを延出し、この動力伝達用レバーをモータにより回動させることで駆動用レバーを回動させて移動機構を作動させるようにした請求項1に記載の遊技機の可動装飾装置。
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