JP4963416B2 - 通信端末装置、通信制御装置、通信処理システム、通信制御プログラム - Google Patents

通信端末装置、通信制御装置、通信処理システム、通信制御プログラム Download PDF

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本発明は、通信端末装置、通信制御装置、通信処理システム、通信制御プログラムにかかり、特に移動可能な携帯式の通信端末装置、携帯式の通信端末装置を制御する通信制御装置、携帯式の通信端末装置を含む通信処理システム、通信制御プログラムに関する。
携帯電話機等の携帯可能な通信端末装置では、一般的に通信端末装置が発信した位置を無線基地局単位で把握することが可能である。現在、この点を利用して通信端末装置の位置に基づいて通信を制御する技術が開発、実用化されている。
このような従来技術として、例えば、特許文献1が挙げられる。特許文献1に記載された発明では、代表番号となる電話番号に複数の営業所等の固定電話の電話番号が関連付けられているデータベースを予め記憶しておく。なお、データベースは、固定電話の契約時に電話事業者に届けられる住所と電話番号等を対応付けて作成されたものである。
そして、通信端末装置が代表番号に発信すると、営業所等の番号のうちの通信端末装置に最も近い位置にある営業所等を検出する。検出された営業所等の電話に発信された通信信号を着信させることにより、複数の営業所等のうち発信地に最も近い所にある営業所との通話が可能になる。
このような特許文献1によれば、ユーザが例えばタクシー会社に電話してタクシーを呼ぶ場合、営業所のうちユーザの現在地に最も近い営業所を自動的に選択して直接電話することが可能になる。このため、本社や他の営業所等においてユーザの現在地を確認し、現在地に最も近い営業所にユーザの依頼を伝えるといったオペレータの作業を省くことができる。
ただし、上記した引用文献1は、自動的にユーザの現在位置に最も近い営業所の電話に着信させるので、ユーザが現在地と異なる場所でタクシーに乗りたい場合には目的の場所に着いてからでないと発信することができなかった。
この点を解消できる従来技術として、例えば、特許文献2が挙げられる。特許文献2の発明では、予め定められた所定の位置と情報とを情報処理装置に登録しておく。そして、通信端末装置がネットワークを介して発信し、登録されている位置に通信端末装置が達したタイミングで情報処理装置が通信端末装置に情報を提供している。このようにすれば、ユーザに対し、情報を必要な場所で提供することができる。
特開2002−232567号公報 特開2001−119761号公報
しかしながら、特許文献1、特許文献2の従来技術は、いずれも、例えば、複数のユーザが待ち合わせた場合、待ち合わせ場所にいる不特定のユーザに連絡を取りたい場合等に適用することができない。したがって、このような場合、従来では、待ち合わせの場所に着いている可能性のあるユーザに電話をかけ、待ち合わせ場所に着いたか否かを聞かなければならなかった。
つまり、特許文献1、特許文献2のいずれの発明も、発信したユーザの位置に基づいて通信を制御している。したがって、着信先となる通信端末装置の位置に基づいて通信の発信、着信を制御することは考えられていない。
本発明は、上記した点に鑑みてなされたものであって、指定された任意の位置の近傍に位置するいずれかの通信端末装置に対し、発信された通信情報を自動的に着信させることができる通信端末装置、通信制御装置、通信処理システム、通信制御プログラムを提供することを目的とする。
基地局を制御する基地局制御局と通信する通信端末装置であって、自装置の現在位置を示す位置情報を取得する自装置位置情報取得手段と、発信通信端末装置において指定された所定の位置である指定位置の情報を取得する指定位置情報取得手段と、前記自装置位置情報取得手段によって取得された自装置の現在位置が、前記指定位置情報取得手段によって取得された指定位置を含む所定の範囲内にある場合、自装置が前記指定位置に近接していると判断する近接判断手段と、前記近接判断手段によって自装置が前記指定位置に近接していると判断された場合、前記発信通信端末装置から発信された発信信号の着信を許可する着信許可手段と、を備えることを特徴とする。このように構成することにより、着信通信端末装置の決定を、着信側の通信端末装置において実行することができる。このため、複数の着信通信端末装置候補の現在位置を管理する構成が必要なく、着信通信端末装置の決定にかかる処理が簡易になる。また、サーバ等の構成を変更する必要がない
た、本発明の一態様の通信端末装置は、前記着信許可手段によって着信が許可されたことを、外部に通知する通知手段をさらに備えることが望ましい。
本発明の一態様の通信制御プログラムは、基地局を制御する基地局制御局と通信する通信端末装置に適用される通信制御プログラムであって、コンピュータを、自装置の現在位置を示す位置情報を取得する自装置位置情報取得手段と、発信通信端末装置において指定された所定の位置である指定位置の情報を取得する指定位置情報取得手段と、前記自装置位置情報取得手段によって取得された自装置の現在位置が、前記指定位置情報取得手段によって取得された指定位置を含む所定の範囲内にある場合、自装置が前記指定位置に近接していると判断する近接判断手段と、前記近接判断手段によって自装置が前記指定位置に近接していると判断された場合、前記発信通信端末装置から発信された発信信号の着信を許可する着信許可手段と、として機能させることを特徴とする。このように構成することにより、着信通信端末装置になり得る通信端末装置に対し、指定された任意の位置の近傍にいるいずれかの通信端末装置に発信された通信情報を自動的に着信させる動作を実行するための機能を追加することができる。
また、本発明の一態様の通信制御プログラムは、さらに、前記着信許可手段によって着信が許可されたことを、外部に通知する通知手段として機能することが望ましい。
また、本発明は、通信処理システムの通信制御装置に対し、指定された任意の位置の近傍にいるいずれかの通信端末装置に発信された通信情報を自動的に着信させる動作を実行するための機能を追加することができる。
また、本発明は、発信端末の指定した位置にある端末にのみ発信信号を着信させることができる。また、着信通信端末装置の決定を、発信信号を発信した通信端末装置において実行することができる。このため、指定された任意の位置の近傍にいるいずれかの通信端末装置に対し、発信された通信情報を自動的に着信させる動作を、通信端末装置の機能を追加するだけで実現でき、サーバ等の構成を変更する必要がない。
また、本発明は、基地局が発進するエリアコードを位置情報に使用することができる。このため、GPS等の機能を用いることなく簡易な構成で本発明を実現することが可能になる。
また、本発明は、信号を発信する通信端末装置が、位置指定手段、現在位置情報取得手段、着信通信端末装置決定手段のうちのいずれか一部を備え、他の手段を他の通信端末装置等に分散することもできるので、通信処理システムの設計の自由度を高めることができる。
また、本発明は、着信通信端末装置の決定を、通信制御装置において実行することができる。このため、発信側、着信側のいずれの通信端末装置にも負荷をかけることなく指定位置に近い通信端末装置に発信信号を着信させることが可能となる。
また、本発明は、発信信号に含まれるグループの識別子から各通信端末装置を特定することが可能になる。このため、各通信端末装置のユーザID等の識別番号を、グループ番号を使って呼び出すことができるため、着信通信端末装置の指定にかかるユーザの負荷を軽減することが可能になる。
また、本発明は、発信通信端末装置がエリアコードを使って指定した指定位置と着信通信端末装置の位置との比較を簡易にすることができる。
また、本発明は、候補情報取得手段、指定位置情報取得手段、現在位置情報取得手段、着信通信端末装置決定手段のうちのいずれか一部を通信端末装置等が備え、他の手段を他の通信端末装置等に分散することもできるので、通信処理システムの設計の自由度を高めることができる。
また、本発明は、発信端末の指定した位置にある端末にのみ発信信号を着信させることができる。また、発信通信端末装置、着信通信端末装置、通信制御装置のいずれに指定位置情報取得手段、着信通信端末装置決定手段を備えてもよいので、通信処理システムの設計の自由度を高めることができる。
また、本発明は、発信信号を発信した通信端末装置に対し、指定された任意の位置の近傍にいるいずれかの通信端末装置に発信された通信情報を自動的に着信させる動作を実行するための機能を追加することができる。
また、本発明は、通信処理システムの通信制御装置に対し、指定された任意の位置の近傍にいるいずれかの通信端末装置に発信された通信情報を自動的に着信させる動作を実行するための機能を追加することができる。
以上述べた本発明の通信端末装置、通信制御装置、通信処理システム、通信制御プログラムは、指定された任意の位置の近傍にいるいずれかの通信端末装置を選択し、選択された通信端末装置に対してだけ通信情報を自動的に着信させることができる。
以下、図を参照し、本発明の通信端末装置、通信制御装置、通信処理システム、通信制御プログラムの実施形態1、実施形態2、実施形態3について説明する。
(実施形態1)
・システム構成
図1は、本発明の実施形態に共通の図であって、通信処理システムの概略構成を説明するための図である。通信処理システムは、移動可能な通信端末装置1a、1b、1c、通信端末装置1a〜1cの発信した信号(発信信号)を無線で受信する基地局2、複数の基地局2を制御する基地局制御部3、通信端末装置1a〜1cの位置情報の変更の受付等をする交換機4、通信端末装置1a〜1cの現在位置の情報を一定の範囲分保存する地域レジスタ5、通信端末装置1a〜1cのユーザIDや電話番号等を管理するデータベースであるホームレジスタ6を含んでいる。実施形態1では、通信端末装置1a〜1cをいずれも携帯電話機とする。
本発明の実施形態1では、いずれも通信端末装置1a〜1cと基地局2とは無線ネットワークで、基地局2と、より上位の構成は有線ネットワークによって接続されている。
また、図示した通信処理システムによって通信が制御される範囲において、一つの基地局2によって送信される信号が届く範囲がセルSであって、エリアaは、複数のセルSを含む範囲である。
以上の構成において、実施形態1では、通信端末装置1a〜1cが着信通信端末装置(以降着信端末装置と記す)、着信通信端末装置候補(着信端末装置候補)、発信通信端末装置(発信端末装置)のいずれにもなり得る。また、地域レジスタ5が通信制御装置として機能し、基地局2、基地局制御部3、交換機4が通信端末装置1a〜1c、地域レジスタ5の通信に使用される。
基地局2は、ビーコンを720mm秒という短い周期で発信している。ビーコンにはビーコンを発信した基地局2があるエリアaを示す信号が含まれている。通信端末装置1a〜1cは、電源がオンされるとビーコンを受信し、ビーコンを発信した基地局2にユーザIDを含む信号を送信して登録を要求する。ユーザIDとは、通信端末装置1a〜1cを特定するために通信端末装置1a〜1cの各々に付された識別子である。
登録の要求は、基地局2がユーザIDと基地局2が管理するエリアaを示す情報(エリアコード)を含む信号を、基地局制御部3、交換機4を介して地域レジスタ5に送信することによって行われる。エリアコードとは、通信領域内の所定の範囲(エリア)の各々に付された識別子である。エリアは、例えば、図1に示したセルS、あるいはエリアaを基準にして定められた範囲であってもよい。
信号に含まれるユーザIDとエリアコードは、地域レジスタ5に登録される。このため、地域レジスタ5には、どのエリアaに通信端末装置1a〜1cのいずれが存在しているのかを示すデータが蓄積される。登録されたデータは、実施形態1の現在地情報となる。
また、地域レジスタ5は、ユーザIDと自装置を特定するための情報(番号等)を含む信号をホームレジスタ6に送信する。ホームレジスタ6には、予め全ての通信端末装置1a〜1cのユーザIDが電話番号と対応付けてられて保存されている。ホームレジスタ6は、地域レジスタ5から送信された信号に含まれる地域レジスタ5に関する情報を、ユーザIDに対応付けて保存する。
また、通信端末装置1a〜1cは、GPS(Global Positioning System)を利用して自装置の現在位置の情報を取得することができる。GPSは、衛星7が発信する電波を利用した現在位置の測定システムであって、カーナビゲーションシステム等において周知の構成である。実施形態1では、通信端末装置1a〜1cがGPSによって取得されたデータも現在位置情報(GPS情報とも記す)を基地局2に送信するものとする。送信されたGPS情報は、地域レジスタ5やホームレジスタ6においてユーザIDと共に通信端末装置1a〜1cの現在位置を示す情報として登録される。
また、以上のように構成された通信処理システムにおいて、各実施形態では、主に地域レジスタ5が信端末装置によって送信された送信信号の着信先を決定する通信処理装置として機能する。
図2は、図1に示したシステムのうち、通信端末装置1a〜1cと地域レジスタ5の実施形態1にかかる構成を説明するための図である。図示した構成では、通信端末装置1aが発信端末装置として信号を発信し、発信された信号(発信信号)は通信端末装置1b、1cのいずれかに着信する。実施形態1では、通信端末装置1b、1cが着信端末装置になり得るため、通信端末装置1b、1cを着信端末装置候補とも記す。着信端末装置1b、1cのうち発信信号が実際に着信したものが着信端末装置である。
以上述べた実施形態1のシステムでは、地域レジスタ5が、通信端末装置1a〜1cの各々の位置を示す位置情報を保存、更新する。地域レジスタ5は、各通信端末装置のユーザID、このユーザIDを持つ通信端末装置の現在位置のエリアコード、GPS情報を位置情報として保存するDB(Data Base)22と、DB22に保存されている位置情報を最新の情報に更新する、あるいは必要に応じて着信端末装置候補の位置情報を抽出する位置情報管理部21を備えている。DB22、位置情報管理部21は、実施形態1の位置情報管理手段に相当する。
位置情報管理部21がDB22に保存されている位置情報を管理するための管理テーブルを図3に例示する。図示した例では、複数の通信端末装置のユーザIDに対応付けられて各通信端末装置の位置情報がエリアコードに変換されて保存されている。
なお、エリアの範囲を小さい範囲に設定するほど通信端末装置の位置情報を高い精度で特定することが可能である。
また、実施形態1では、通信端末装置1a〜1cによって送信されたGPS情報をも地域レジスタ5のDB22に保存しておくものとする。GPS情報を位置情報として使用すれば、エリアコードによって通信端末装置1a〜1cの位置を特定するよりも一般的に高い精度で通信端末装置1a〜1cの位置を特定することができる。
さらに、実施形態1では、各ユーザIDを有する通信端末装置1a〜1cの電話番号等の情報を通信端末装置情報として保存してもよい。電話番号は、ホームレジスタ6から取得することが可能である。
また、地域レジスタ5は、基地局2、基地局制御部3、交換機4(以降総称して基地局2等と記す)を介して通信端末装置1a〜1cと通信していて、この通信を制御するための通信制御部29を備えている。
また、発信端末装置である通信端末装置1aは、発信信号の着信先となる着信端末装置を決定する。このため、通信端末装置1aは、信号を発信する信号送受信部26、発信信号を着信し得る通信端末装置1b、1cを着信端末装置候補として指定する着信端末装置候補指定部27、指定された複数の着信端末装置候補が移動し得る所定の位置を指定位置として指定する位置指定部24、着信端末装置候補に指定された通信端末装置1b、1cの現在位置を示す現在位置情報を取得する位置情報取得部23、取得された現在位置情報に基づいて、通信端末装置1b、1cのうち指定位置を含む所定の範囲内に位置するものを着信端末装置として決定する着信端末装置決定部25を備えている。
実施形態1では、位置指定部24による位置の指定が、先に述べたエリアコードを使って行われるものとする。
以上の構成において、信号送受信部26は信号発信手段、着信端末装置候補指定部27が着信通信端末装置候補指定手段、位置指定部24が位置指定手段、位置情報取得部23が現在位置情報取得手段、着信端末装置決定部25が着信通信端末装置決定手段に相当する。
(1)着信端末装置の決定
実施形態1において、着信端末装置の決定は、以下のように行われる。
・着信端末装置候補の指定
着信端末装置候補の指定は、例えば、ユーザが通信端末装置1aの図示しない操作部を使って入力することができる。実施形態1では、着信端末装置候補指定部27が、発信端末装置1aにおいて複数の通信端末装置の識別子をグループ化して保存しておく。そして、ユーザがグループに付された番号を呼び出した場合にグループに含まれる複数の通信端末装置に発信することができる。このような発信は、グループ発信として周知の技術であるから、これ以上の説明を省くものとする。
・指定位置の指定
指定位置の指定は、位置指定部24が、通信端末装置1aが信号の発呼に先立って、端末アプリケーションを使ってエリアコードを指定する信号を発信させることによって可能である。より詳細には、例えば、以下のようにして実現できる。
すなわち、ホームレジスタ6は、図示しない関門交換機やゲートウェイ装置を介してインターネットと接続することが可能である。位置指定部24は、インターネット上の図示しないサーバから地図を表示するための地図情報を取得し、表示された地図上の任意の位置を指定位置に指定する操作を促す操作画面を携帯電話機のディスプレイに表示する。
ユーザが任意の位置を図3に示したエリアコードを入力する等の方法によって指定位置に指定すると、指定位置の情報が着信端末装置決定部25に送られる。着信端末装置決定部25は、指定位置に関する情報を通信端末装置1b、1cの位置と比較するために保存する。
なお、指定位置の指定は、地図上で指定する構成に限定されるものでなく、例えば住所等を指定することも可能である。このような場合、位置指定部24は、住所と、この住所を含むエリアのエリアコードを特定して保存してもよい。また、住所を緯度、経度に変換して保存してもよい。
・着信端末装置の決定
着信端末装置の決定は、着信端末装置決定部25によって行われる。位置情報取得部23は、一定の周期で着信端末装置候補の位置情報を受信する。受信された位置情報は、着信端末装置決定部25に送られ、着信端末装置決定部25は、着信端末装置候補の現在位置を把握している。
また、着信端末装置決定部25には、位置指定部24から指定位置の情報が送られてきている。着信端末装置決定部25は、着信端末装置候補の現在位置と指定位置とを周期的に比較する。そして、着信端末装置候補のうちのいずれかが、指定位置に所定の距離以上近づいた、つまり指定位置を含む所定の範囲内に位置する場合、指定位置に近づいた着信端末装置候補を着信端末装置に決定する。そして、ユーザの操作により、あるいは自動的に、信号送受信部26が、決定した着信端末装置の電話番号に発呼して電話をかける。
なお、指定位置に所定の距離以上近づいた着信端末装置候補が同時に複数検出された場合、実施形態1では、複数の着信端末装置候補から1つの着信端末装置候補をランダムに選択する。あるいは、発信端末のポリシーに従って1つの着信端末装置候補を着信端末装置に選択して発信する。または、選択されている全ての着信端末候補に対して発信することも考えられる。
全ての着信端末候補に対して発信した場合、いずれかの着信端末装置候補と通信が開始されると、他の着信端末装置候補との通信はなされない。したがって、全ての着信端末装置候補に発信した場合には、最初に通話が開始された着信端末装置候補が着信端末装置に決定することになる。
・動作
次に、実施形態1の通信処理システムの動作を説明する。
図4は、実施形態1の通信処理システムの動作を説明するためのシーケンス図である。
図示したように、着信端末装置候補となる通信端末装置1b、通信端末装置1cは、予め自装置の位置情報を位置情報管理部21にエリアコード、あるいはGPS情報として送信している(S31、S32)。この送信は、周期的に行われる。位置情報管理部21は、送信された位置情報をDB22に登録し、先に登録された位置情報を最新の位置情報に更新している。
通信端末装置1aでは、位置情報取得部23が、基地局2等及び通信制御部29を介して位置情報管理部21に通信端末装置1b、1cの位置情報を要求する(S33)。位置情報管理部21は、要求された通信端末装置1b、通信端末装置1cの位置情報をDB22から抽出し、通信制御部29を介して通信端末装置1aに送信する(S34)。通信端末装置1aによる通信端末装置1b、1cの位置情報の要求も周期的に行われるものとする。
なお、図4のシーケンス図では、位置情報の要求に先立って着信端末装置候補指定部27が通信端末装置1b、1cを着信端末装置候補に指定する。そして、通信端末装置1b、1cが着信端末装置候補に指定されたことを示す情報が、通信端末装置1aから位置情報管理部21に送信されているものとする。
着信端末装置候補の指定後、ユーザは、通信端末装置1aを操作して指定位置に近い着信端末装置候補に発信しようとする。以下の動作は、ユーザの発信の動作をトリガーとして開始されるものとする。
位置情報取得部23によって取得された位置情報は、着信端末装置決定部25に送られる(S35)。着信端末装置決定部25は、位置指定部24によって指定された指定位置と通信端末装置1b、1cの位置情報とを比較する。比較の結果、通信端末装置1b、1cのいずれか、あるいは両方が指定位置に所定の距離(しきい値)以上近づいたと判断された場合(S36:Yes)、信号送受信部26が指定位置にしきい値以上近づいた通信端末装置(通信端末装置1bとする)に信号を発信する(S39)。
また、通信端末装置1b、1cのいずれもが指定位置にしきい値以上近づいていない場合(S36:No)、着信端末装置決定部25はユーザに発信すべき通信端末装置がないことを示すメッセージ等を、信号送受信部26を介して流し、処理を終了する(S38)。
次に、以上述べた動作において、実施形態1の通信制御プログラムによって実行される処理を説明する。図5は、実施形態1の通信制御プログラムにより、発信端末装置となる通信端末装置1aにおいて実行される処理を説明するためのフローチャートである。
発信端末装置で着信端末装置を決定する場合、ユーザは、通信端末装置1aを操作して着信端末装置候補となる通信端末装置を複数入力する。着信端末装置候補指定部27は、入力された通信端末装置のIDや電話番号等を記憶し、着信端末装置候補の指定が完了する(S501)。
次に、通信端末装置1aでは、位置情報取得部23が、位置情報管理部21に通信端末装置1b、通信端末装置1cの位置情報を要求する(S502)。そして、位置情報が取得されたか否か判断し(S503)、位置情報が取得された場合には(S503:Yes)、ユーザが通信端末装置1aを操作して指定位置の指定をしたか否か、さらに発信信号の発信するための操作をしたか否か判断する(S504、S505)。
なお、位置情報が取得できなかった場合(S503:No)、位置情報の取得処理から所定の時間が経過したか否かを判断する(S509)。所定時間が経過している場合には(S509:Yes)再度位置情報の取得を要求する。また、所定時間が経過していない場合には(S509:No)、待機する。このような処理により、位置情報の周期的な取得が可能になる。なお、ステップS503、ステップS509の判断は、複数の通信端末装置の各々について実行されるものとする。
ユーザが指定位置の指定及び信号の発信のための操作をした場合(S504、S505:Yes)、取得されている位置情報に基づいて指定位置を含む所定の範囲内に位置する通信端末装置、つまり指定位置にしきい値以上近づいた通信端末装置があるか否かを判断する(S506)。
ステップS506の判断の結果、指定位置にしきい値以上近づいた通信端末装置がある場合(S506:Yes)、着信端末装置決定部25は、この通信端末装置を着信端末装置に決定する(S506)。そして、決定した着信端末装置に発信信号を発信する(S507)。
一方、ステップS506において、指定位置にしきい値以上近づいた通信端末装置がないと判断された場合(S506:No)、所定時間の経過を待って通信端末装置1b、1cの最新の位置情報を取得する。
なお、以上述べたプログラムにより、通信端末装置1aのコンピュータにおいて、着信通信端末装置候補指定部27が着信通信端末装置候補指定手段として機能する。また、位置指定部24が位置指定手段として機能し、位置情報取得部23が現在位置情報取得手段として機能し、着信端末装置決定部25が着信通信端末装置決定手段として機能する。
以上述べた実施形態1によれば、着信端末装置の決定を発信端末装置で実行することができる。このため、地域レジスタ5等のサーバの構成を変更することなく本発明を実現することができる。
また、着信端末装置の構成を変更する必要もないため、実施形態1の構成を想定していない通信端末装置をも着信端末装置に指定することができる。
また、以上述べた実施形態1は、通信端末装置1aが信号発信手段、着信通信端末装置候補指定手段、位置指定手段、現在位置情報取得手段、着信通信端末装置決定手段に相当する構成を全て備えるように構成しているが、本実施形態はこのような構成に限定されるものでなく、通信端末装置1aが信号発信手段、着信通信端末装置候補指定手段、現在位置情報取得手段としての構成を備え、他の構成を他の通信端末装置あるいは通信制御装置に相当する構成が備えるものであってもよい。
また、通信端末装置1aが信号発信手段、着信通信端末装置候補指定手段、現在位置情報取得手段としての構成を備え、他の構成を他の通信端末装置あるいは通信制御装置に相当する構成が備えるものであってもよい。また、通信端末装置1aが信号発信手段、着信通信端末装置候補指定手段、前記着信通信端末装置決定手段としての構成を備え、他の構成を他の通信端末装置あるいは通信制御装置に相当する構成が備えるものであってもよい。
さらに、通信端末装置1aが信号発信手段、着信通信端末装置候補指定手段、現在位置情報取得手段、着信通信端末装置決定手段としての構成を備え、他の構成を他の通信端末装置あるいは通信制御装置に相当する構成が備えるものであってもよい。
なお、実施形態1の通信端末装置1aは、地域レジスタ5の位置情報管理部21から着信端末装置候補の位置情報を取得して着信端末装置を決定するものに限定されるものではない。すなわち、本発明の通信端末装置1aは、取得した位置情報を発信信号と共に発信することもできる。このような構成は、着信端末装置の決定を発信端末装置以外の構成で実行する場合、着信端末装置を決定する構成の負荷を軽減することができるので、以上のように実施形態1の各機能を分散して配置する構成を考えた場合に有利である。
また、位置情報の発信の方法としては、例えば、着信端末装置候補が位置するエリアのエリアコードを発信信号に付して前記発信信号を発信することが考えられる。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2の通信処理システム、通信端末装置について説明する。なお、通信処理システムの構成は、実施形態2も実施形態1と同様であるから図示及び説明を省くものとする。ただし、実施形態2は、着信端末装置となる通信端末装置自身が着信端末装置を決定する点で実施形態1と相違する。
実施形態1では、通信処理システムのエリアに通信端末装置1a〜1cがあるものとしたが、実施形態2では、通信処理システムのエリア内に通信端末装置51a、51b、51cがあるものとする。
・着信端末装置の決定
図6は、通信端末装置51a、51b、51c、地域レジスタ55の実施形態2にかかる構成について説明するための図である。実施形態2の通信処理システムでは、通信端末装置51aが発信端末装置となり、通信端末装置51bが着信端末装置となる。通信端末装置51cは、通信端末装置51bと共に着信端末装置候補となっている。
通信端末装置51bは、自装置の現在位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部53、通信端末装置51aにおいて指定された指定位置の情報を取得する指定位置取得部57、取得された自装置の現在位置が指定位置を含む所定の範囲内にある場合、自装置が指定位置に近接していると判断すると共に、自装置が指定位置に近接していると判断された場合に信号送受信部26への発信信号の着信を許可する着信判定部56を備えている。
以上の構成において、位置情報取得部53が自装置位置情報取得手段、指定位置取得部57が指定位置情報取得手段、着信判定部56が近接判断手段及び着信許可手段に相当している。なお、実施形態2では、通信端末装置51cも図示した通信端末装置51bと同様の構成を備えているものとする。
また、実施形態2では、地域レジスタ55がDB22、位置情報管理部21、通信制御部29の他、端末番号管理部50を備えているものとする。端末番号管理部50は、グループ化された通信端末装置のユーザIDや電話番号の情報を記憶している記憶装置である。さらに、地域レジスタ55は、基地局2等との通信を制御する通信制御部29を備えている。
端末番号管理部50に記憶されている情報としては、例えば、複数の通信端末装置で構成されたグループの代表番号とグループに含まれる他の通信端末装置のユーザIDや電話番号が挙げられる。端末番号管理部50に記憶されている情報を、図7に例示する。図7に示した例では、グループ番号A、B、C、Dと、各グループに含まれる通信端末装置m1〜m4のユーザIDや電話番号(図中単に番号と記す)とを対応付けたデータが記憶されている。
通信制御部29は、通信端末装置51aによって発信された信号及び基地局2によって送信されたエリアコードを受信する。地域レジスタ55では、通信制御部29によって受信された信号を解析することにより、着信端末装置候補を含む通信端末装置のグループ番号と、発信者の指定した指定位置を表すエリアコードが特定できる。
通信端末装置51aは、指定位置を示す情報を予め基地局2等を介して着信端末装置となる通信端末装置51b、51cに送信している。指定位置を示す情報は、エリアコードとして表されるものとする。また、通信端末装置51b、51cは、GPS情報や基地局2によって送信されるエリアコードを取得でき、自装置の現在位置を検出することができる。
通信端末装置51b、51cの着信判定部56は、エリアコード等に基づいて指定位置と現在位置とを比較する。そして、自装置の現在位置が指定位置を含む所定の範囲内にあるか否か判断する。自装置が所定の範囲内にある場合、自装置は指定位置に近接していると判断する。そして、自装置が指定位置に近接していることを信号送受信部26が基地局2等を介して地域レジスタ55に通知する。
一方、地域レジスタ55には、通信端末装置51aから着信端末装置候補として通信端末装置51b、51cを指定する情報が通信制御部29に送信されている。実施形態2では、地域レジスタ55が発信信号に含まれるグループ番号を各通信端末装置の端末番号に変換する端末番号管理部50を備えている。このため、通信端末装置51aでは、グループ番号を指定することによってグループに含まれる全ての通信端末装置を着信端末装置候補に指定することができる。
また、地域レジスタ55では、通信制御部29が基地局2等を介し、通信端末装置51aが発信した発信信号を受信している。地域レジスタ55の端末番号管理部50は、発信信号に含まれるグループ番号を図7に示したデータと対照し、グループに含まれる通信端末装置の各々を特定する。
地域レジスタ55は、変換によって得られた複数の電話番号に対応する通信端末装置に対し、各々自装置が指定位置に近接しているか否かを判断するよう要求する。
・動作
次に、実施形態2の通信処理システムの動作を説明する。
図8は、実施形態2の通信処理システムの動作を説明するためのシーケンス図である。
図示したように、発信端末装置である発信端末装置51aは、着信端末装置候補となる通信端末装置51b、51cを含むグループのグループ番号と、指定位置を示すエリアコードを選定する。そして、選定されたグループ番号とエリアコードとに地域レジスタ55を示す宛先情報を付し、指定位置を示すエリアコードと共に発信する(S71)。なお、通信端末装置51aにおけるグループの選定及びエリアコードの選定方法は、端末アプリケーションによって事前に設定されているものとする。
地域レジスタ55の通信制御部29は、ステップS71において発信された信号を受信する。そして、受信した信号に含まれるグループ番号とエリアコードを検出するグループ番号に含まれる通信端末装置の各々を特定するため、交換機4は、地域レジスタ55に対して番号変換要求をする(S72)。端末番号管理部50は、グループ番号を通信端末装置51b、51cのユーザIDあるいは電話番号に変換する。なお、実施形態2では、端末番号管理部50がグループ番号を通信端末装置51b、51cのユーザIDに変換したものとして以降の説明をする。
端末番号管理部50は、通信端末装置51b、51cのユーザIDを含む信号を通信制御部29に送る(S73)。通信制御部29は、信号に含まれる情報に基づいて、基地局2等を介して通信端末装置51b、51cの信号送受信部26に着信要求を送信する(S74)。信号送受信部26は、着信要求を位置情報取得部53に送る(S75)。位置情報取得部53は、要求によって基地局2から自装置の位置情報を取得して信号送受信部26に送る(S76)。
信号送受信部26は、自装置の位置情報を着信判定部56に送り、着信判定要求を送信する(S77)。着信判定部56は、先に取得されている指定位置と自装置の位置が所定の範囲内にあるか否かを判断する。そして、判断の結果を信号送受信部26に送信する(S78)。この際、着信判定部56は、自装置が指定位置を含む所定の範囲内にある場合には発信信号の着信を許可すると判断する。また、所定の範囲内にない場合には自装置への着信を許可しないと判断する。
信号送受信部26は、判断の結果を通信制御部29に送信する(S79)。通信制御部29からは、通信端末装置51aに対し、判断結果に基づくRBT信号、またはメッセージなどが送信される(S80)。RBT信号やメッセージは、無線ネットワークを介して送信されるものであってもよい。
通信端末装置51aのユーザは、RBT信号やメッセージを見て例えば通信端末装置51bが指定位置に近接していると判断し、通信端末装置51bに電話をかけることができる。また、実施形態2は、このような構成に限定されるものでなく、ステップS78においてされた判断の結果に基づいて通信端末装置51aが通信端末装置51bに自動的に発呼するよう構成してもよい。
以上述べた実施形態2によれば、着信端末装置が個々に着信の可否を判断するため、多数の通信端末装置の現在位置を取得し、多数の通信端末装置について着信の可否を判断するという処理を分散することができる。このため、着信端末装置の各々にかかる負荷を軽減することができる。
次に、以上述べた動作において、実施形態2の通信制御プログラムによって実行される処理を説明する。図9は、実施形態2の通信制御プログラムにより、着信端末装置となる通信端末装置51bにおいて実行される処理を説明したフローチャートである。
信号送受信部26及び指定位置取得部57は、地域レジスタ55からの着信要求が受信されたか否か判断する(S901)。判断の結果、着信要求がなされない場合(S901:No)、着信要求があるまで待機する。また、着信要求が受信された場合(S901:Yes)、位置情報取得部23が、位置情報管理部21に対して自装置の位置情報の取得を要求する(S902)。位置情報取得部23は、位置情報が取得できたか否か判断する(S903)。位置情報の取得ができなかった場合(S903:No)、所定時間の経過を待って(S907)、位置情報の取得要求を周期的に繰り返す。
実施形態2では、着信要求と共に指定位置が指定されているから、位置情報が取得された場合(S903:Yes)、着信判定部56が、自装置の位置情報に基づいて指定位置を含む所定の範囲内に自装置が位置するか、つまり自装置が指定位置にしきい値以上近づいた(近接している)か否かを判断する(S904)。
ステップS904の判断の結果、自装置が指定位置にしきい値以上近づいている場合(S904:Yes)、着信判定部56は、自装置が着信端末装置になり得ると判断する(S905)。そして、信号送受信部26を介して地域レジスタ55に着信を許可することを通知する許可信号を発信する(S906)。許可信号の発信により、通信端末装置51aから発信信号が通信端末装置51bに送信され、信号送受信部26によって着信される。
なお、着信を許可した通信端末装置が複数ある場合、実施形態2では、地域レジスタ55が複数の着信端末装置から1つの着信端末装置候補をランダムに選択する。あるいは、発信端末のポリシーに従って1つの着信端末装置を着信端末装置に選択する。または、選択されている全ての着信端末候補に対して発信することも考えられる。
一方、ステップS904において、自装置が指定位置にしきい値以上近づいていないと判断された場合(S904:No)、所定時間の経過を待って再度自装置の最新の位置情報を取得する。
なお、以上述べたプログラムにより、通信端末装置51bのコンピュータにおいて、位置情報取得部23が自装置位置情報取得手段として機能する。また、指定位置取得部57が、指定位置情報取得手段として機能し、着信判定部56が近接判断手段、着信許可手段として機能する。
また、実施形態2では、通信端末装置1bが、自装置位置情報取得手段、指定位置情報取得手段、近接判断手段、着信許可手段の全てを備えるように構成されている。しかし、実施形態2は、このような構成に限定されるものでなく、通信端末装置1bは自装置位置情報取得手段、近接判断手段としての構成を備え、他の構成を他の通信端末装置あるいは通信制御装置に相当する構成が備えるものであってもよい。
また、通信端末装置1bが、自装置位置情報取得手段、着信許可手段として構成を備え、他の構成を他の通信端末装置あるいは通信制御装置に相当する構成が備えるものであってもよい。また、通信端末装置1bが、自装置位置情報取得手段、指定位置情報取得手段、着信許可手段としての構成を備え、他の構成を他の通信端末装置あるいは通信制御装置に相当する構成が備えるものであってもよい。
さらに、通信端末装置1bが、自装置位置情報取得手段、近接判断手段と、着信許可手段としての構成を備え、他の構成を他の通信端末装置あるいは通信制御装置に相当する構成が備えるものであってもよい。
(実施形態3)
次に、本発明の実施形態3の通信処理システム、通信端末装置、通信制御プログラムについて説明する。なお、通信処理システムの構成は、実施形態3も実施形態1、実施形態2と同様であるから図示及び説明を省くものとする。ただし、実施形態3は、地域レジスタ85を含む通信制御装置が、着信端末装置を決定する点で実施形態1、実施形態2と相違する。
実施形態3では、通信処理システムのエリア内に通信端末装置81a、81b、81cがあるものとする。実施形態3では、通信端末装置81aが発信端末装置、通信端末装置81bが着信端末装置、通信端末装置81cは通信端末装置81bと共に着信端末装置候補となる。
・着信端末装置の決定
図10は、通信端末装置81a、81b、81c、地域レジスタ85の実施形態3にかかる構成について説明するための図である。なお、図10に示した構成のうち、実施形態1、実施形態2で説明した構成と同様の構成については同様の符号を付して示し、説明を一部略すものとする。
地域レジスタ85は、実施形態1で説明した位置情報管理部21、DB23を備えている。端末位置情報取得部82は、通信端末装置81a〜81cや基地局2が発進するエリアコードを周期的(例えば1分毎)に取得し、位置情報管理部21に送っている。位置情報管理部21は、端末位置情報取得部82によって取得された位置情報を、DB23に送る。DB23は、複数の通信端末装置の位置を示す位置情報を記憶する構成であって、DB23に記憶されている情報は位置情報管理部21によって管理され、最新の情報に更新されている。
地域レジスタ85の通信制御部29は、発信元となる通信端末装置81aからの発信信号を着信し得る複数の通信端末装置である通信端末装置81b、81cにかかる候補情報を取得する。実施形態3の候補情報は、グループを識別するための識別子を示す信号である。また、通信制御部29は、通信端末装置81aによって指定された指定位置の情報を取得する。通信制御部29は、実施形態3の候補情報取得手段及び指定位置情報取得手段に相当する。
また、実施形態3においても、通信端末装置81aが、通信端末装置81b、81cを含むグループにかかる情報として候補情報を送信する。
地域レジスタ85は、グループの識別子であるグループ番号からグループに含まれる複数の通信端末装置の各々を特定する端末番号管理部50を備えている。端末番号管理部50は、図7に示したように、グループ番号とグループに含まれる複数の着信端末装置候補とを対応付ける情報を保存している。
このため、実施形態3では、通信制御部29によって受信された信号を解析することにより、発信者の指定したグループ番号に基づいて、グループに含まれる各着信端末装置候補を特定することができる。このような端末番号管理部50は、実施形態3のグループデータ保存手段に相当する。
実施形態3の地域レジスタ85は、取得された候補情報が示す着信端末装置候補となる通信端末装置81b、81cの現在位置を示す現在位置情報を、DB23から取得する端末位置情報取得部82を備えている。端末位置情報取得部82は、位置情報管理部21を介し、通信端末装置81b、81cの位置情報を、通信領域内の各エリアに付された識別子であるエリアコードとしてDB23から取得する。
このような実施形態3は、通信端末装置81aが指定位置をエリアコードによって指定しているため、取得された位置情報を変換することなくエリアコードとして指定位置と比較することができ、比較の処理を簡易にすることができる。
通信制御部29は、受信されたグループ番号を端末番号管理部50に対照してグループに含まれる着信端末装置候補を特定し、各着信端末装置の現在位置情報を端末位置情報取得部82によって取得させている。このような通信制御部29は、実施形態3の着信端末装置候補特定手段に相当する。
また、実施形態3の地域レジスタ85は、端末位置情報取得部82によって取得された現在位置情報に基づいて、通信端末装置81b、81cのうちの指定位置を含む所定の範囲内に位置するものを着信端末装置として決定する着信端末装置決定部80を備えている。
着信端末装置決定部80は、端末位置情報取得部82によって取得された通信端末装置81b、81cのエリアコードと、通信制御部29によって取得された指定位置のエリアコードとを比較する。そして、指定位置を含む所定の範囲内に位置する通信端末装置があった場合、この通信端末装置を着信端末装置として決定する。このような着信端末装置決定部80は、実施形態3の着信通信端末装置決定手段に相当する。
なお、所定の範囲内に着信端末装置候補の通信端末装置が複数ある場合、各通信端末装置についてエリアコードを指定位置と比較して着信端末装置を決定する。所定の範囲内に着信端末装置となり得る通信端末装置が存在しない、または、着信端末装置になり得る通信端末装置が複数存在することもある。
・動作
次に、実施形態3の通信処理システムの動作を説明する。
図11は、実施形態3の通信処理システムの動作を説明するためのシーケンス図である。
図示したように、実施形態3では、発信端末装置である通信端末装置81aが、着信端末装置候補のグループと指定位置を示すエリアコードとを選定し、地域レジスタ85を宛先として信号を発信する(S93)。グループの選定、指定位置のエリアコードによる選定は、通信端末装置のアプリケーションによって事前に設定されているものとする。
地域レジスタ85の通信制御部29は、ステップS93において発信された信号を受信する。そして、指定されたグループの番号と指定位置のエリアコードとを検出する。
グループ番号から各通信端末装置を識別する番号を検出するために、通信制御部29は、端末番号管理部50に対して番号変換要求をする(S94)。端末番号管理部50は、グループ番号を通信端末装置81b、81cの番号に変換し、通信制御部29に返信する(S95)。
また、通信制御部29は、端末位置情報取得部82に対し、通信端末装置81b、81cのエリアコード取得要求をする(S96)。端末位置情報取得部82は、位置情報管理部21に通信端末装置81b、81cのエリアコードを要求する(S97)。
位置情報管理部21には、通信端末装置81b、81cから定期的に位置情報の登録要求がなされている(S91、S92)。位置情報管理部21は、登録要求のあった位置情報をDB22に保存、更新している。位置情報管理部21は、要求に応じて通信端末装置81b、81cのエリアコードをDB22から読み出し、端末位置情報取得部82に提供する(S98)。
端末位置情報取得部82は、位置情報管理部21から取得したエリアコード等を着信端末決定部80に提供する(S99)。着信端末決定部80は、通信端末装置81b、81cのエリアコードと通信端末装置81aが指定した指定位置のエリアコードとを比較する(S100)。エリアコードが一致する等、通信端末装置81b、81cが指定位置を含む所定の範囲内に位置すると判断できた場合(S100:Yes)、着信端末決定部80は、通信制御部29に着信処理要求をする。
通信制御部29は、通信端末装置81b、81cのうちの指定位置を含む所定の範囲内に位置するもの(通信端末装置81bとする)に対して通常の着信処理を行う(S101)。
一方、エリアコードが一致しなかった場合(S100:No)、着信端末決定部80は、通信端末装置81aにRBT信号、または通信端末装置81a、81bのいずれにも発信信号を着信できない旨のメッセージを送出する(S102、S103)。
次に、以上述べた動作において、実施形態3の通信制御プログラムによって実行される処理を説明する。図12は、実施形態3の通信制御プログラムにより、通信制御装置となる地域レジスタ85において実行されるフローチャートを説明するための図である。
通信制御装置で着信端末装置を決定する場合、通信制御部29は、発信端末装置81aから発信信号と共にグループ番号、指定位置のエリアコード等を含む信号を受信したか否か判断する(S1201)。
信号の受信がされた場合(S1201:Yes)、通信制御部29は、端末番号管理部50に対して番号変換要求をする。端末番号管理部50は、グループ番号を通信端末装置81b、81cの番号に変換する(S1202)。
また、地域レジスタ85では、端末位置情報取得部82が、位置情報管理部21に通信端末装置81b、通信端末装置81cの位置情報を要求する(S1203)。そして、位置情報が取得されたか否か判断し(S1204)、位置情報が取得された場合には(S1204:Yes)、位置情報に基づいて指定位置を含む所定の範囲内に位置する通信端末装置、つまり指定位置にしきい値以上近づいた通信端末装置があるか否かを判断する(S1205)。
位置情報が取得できなかった場合(S1204:No)、位置情報の取得処理から所定の時間が経過したか否かを判断する(S1208)。所定時間が経過している場合には(S1208:Yes)再度位置情報の取得を要求する。また、所定時間が経過していない場合には(S1208:No)、待機する。
また、ステップS1205の判断の結果、指定位置にしきい値以上近づいた通信端末装置がある場合(S1205:Yes)、着信端末装置決定部80は、この通信端末装置を着信端末装置に決定する(S1206)。そして、通信制御部29を介し、決定した着信端末装置に対する着信のための処理を実行する(S1207)。
一方、ステップS1205において、指定位置にしきい値以上近づいた通信端末装置がないと判断された場合(S1205:No)、所定時間の経過を待って通信端末装置81b、81cの最新の位置情報を取得する。
なお、以上述べたプログラムにより、地域レジスタ85のコンピュータのうち、通信制御部29が候補情報取得手段、指定位置情報取得手段として機能する。また、端末位置情報取得部82が現在位置情報取得手段として、着信端末装置決定部80が着信通信端末装置決定手段として機能する。
以上述べた実施形態3によれば、通信端末装置よりも一般的に処理能力が高い通信制御装置において着信端末装置を決定することができる。また、通信端末装置の構成や仕様の変更を抑えることができる。
また、以上述べた実施形態3は、通信制御装置に相当する地域レジスタ85が候補情報取得手段、指定位置情報取得手段、現在位置情報取得手段、着信通信端末装置決定手段としての構成を全て備えるものとしている。しかし、実施形態3は、このような構成に限定されるものでなく、地域レジスタ85が位置情報管理手段、候補情報取得手段としての構成を備え、通信端末装置が他の構成を備えるものであってもよい。また、実施形態3は、地域レジスタ85が、位置情報管理手段、指定位置情報取得手段としての構成を備え、通信端末装置が他の構成を備えるものであってもよい。
また、地域レジスタ85が、位置情報管理手段、着信通信端末装置決定手段としての構成を備え、通信端末装置が他の構成を備えるものであってもよい。また、地域レジスタ85が、位置情報管理手段、候補情報取得手段、指定位置情報取得手段としての構成を備え、通信端末装置が他の構成を備えるものであってもよい。また、地域レジスタ85が、位置情報管理手段、候補情報取得手段、着信通信端末装置決定手段を備としての構成を備え、通信端末装置が他の構成を備えるものであってもよい。
また、地域レジスタ85が、位置情報管理手段、指定位置情報取得手段、着信通信端末装置決定手段としての構成を備え、通信端末装置が他の構成を備えるものであってもよい。また、地域レジスタ85が、位置情報管理手段、候補情報取得手段、指定位置情報取得手段、着信通信端末装置決定手段としての構成を備え、通信端末装置が他の構成を備えるものであってもよい。さらに、地域レジスタ85が、位置情報管理手段、候補情報取得手段、現在位置情報取得手段、着信通信端末装置決定手段としての構成を備え、通信端末装置が他の構成を備えるものであってもよい。
(変形例)
また、以上述べた実施形態1、実施形態2、実施形態3の変形例として、例えば、以下のような構成が考えられる。すなわち、実施形態1ないし実施形態3では、いずれも着信端末候補の位置を指定位置と比較し、両者が所定の範囲内にある場合に発信信号を着信端末装置候補に着信させている。これに対し、変形例は、指定位置を含む所定の範囲外にある着信端末装置候補を選択する。そして、選択された着信端末装置候補を着信端末装置にして発信信号を着信させる。
このような変形例は、発信端末装置が指定した指定位置を含む地域以外に位置する通信端末装置にだけ着信をさせることができる。例えば、海外にいる人には着信させたくない場合や、待ち合わせ場所にいない人と連絡を取りたい場合にこの変形例は効果を奏する。
以上述べた本発明は、移動可能な通信端末装置、通信端末装置を制御する通信制御装置、移送可能な通信端末装置を含む通信処理システムに適用できる。特に、ユーザが日常携帯し、待ち合わせ時の連絡等に使用される通信端末装置、通信端末装置を制御する通信制御装置、移送可能な通信端末装置を含む通信処理システムに適用した場合に効果的である。
本発明の実施形態1ないし実施形態3に共通の、通信処理システムの概略構成を説明するための図である。 図1に示したシステムのうち、通信端末装置と地域レジスタの実施形態1にかかる構成を説明するための図である。 図1に示したDBに保存されている位置情報を管理するための管理テーブルを例示した図である。 実施形態1の通信処理システムの動作を説明するためのシーケンス図である。 実施形態1の通信制御プログラムにより、発信端末装置となる通信端末装置において実行される処理を説明するためのフローチャートである。 実施形態2の通信端末装置と地域レジスタの構成を説明するための図である。 図6に示した端末番号管理部に記憶されている情報を例示した図である。 実施形態2の通信処理システムの動作を説明するためのシーケンス図である。 実施形態2の通信制御プログラムにより、着信端末装置となる通信端末装置において実行される処理を説明したフローチャートである。 実施形態3の通信端末装置と地域レジスタの構成を説明するための図である。 実施形態3の通信処理システムの動作を説明するためのシーケンス図である。 実施形態3の通信制御プログラムにより、通信制御装置となる地域レジスタにおいて実行されるフローチャートを説明するための図である。
符号の説明
1a,1b,1c,51a,51b,51c,81a,81b,81c 通信端末装置
2 基地局
3 基地局制御部
4 交換機
5,55,85 地域レジスタ
6 ホームレジスタ
21 位置情報管理部
23 位置情報取得部
24 位置指定部
25 着信端末装置決定部
26 信号送受信部
27 着信端末装置候補指定部
29 通信制御部
50 端末番号管理部
82 端末位置情報取得部
85 地域レジスタ

Claims (4)

  1. 基地局を制御する基地局制御局と通信する通信端末装置であって、
    自装置の現在位置を示す位置情報を取得する自装置位置情報取得手段と、
    発信通信端末装置において指定された所定の位置である指定位置の情報を取得する指定位置情報取得手段と、
    前記自装置位置情報取得手段によって取得された自装置の現在位置が、前記指定位置情報取得手段によって取得された指定位置を含む所定の範囲内にある場合、自装置が前記指定位置に近接していると判断する近接判断手段と、
    前記近接判断手段によって自装置が前記指定位置に近接していると判断された場合、前記発信通信端末装置から発信された発信信号の着信を許可する着信許可手段と、
    を備えることを特徴とする通信端末装置。
  2. 前記着信許可手段によって着信が許可されたことを、外部に通知する通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 基地局を制御する基地局制御局と通信する通信端末装置に適用される通信制御プログラムであって、
    コンピュータを、
    自装置の現在位置を示す位置情報を取得する自装置位置情報取得手段と、
    発信通信端末装置において指定された所定の位置である指定位置の情報を取得する指定位置情報取得手段と、
    前記自装置位置情報取得手段によって取得された自装置の現在位置が、前記指定位置情報取得手段によって取得された指定位置を含む所定の範囲内にある場合、自装置が前記指定位置に近接していると判断する近接判断手段と、
    前記近接判断手段によって自装置が前記指定位置に近接していると判断された場合、前記発信通信端末装置から発信された発信信号の着信を許可する着信許可手段と、
    として機能させることを特徴とする通信制御プログラム。
  4. さらに、前記着信許可手段によって着信が許可されたことを、外部に通知する通知手段として機能することを特徴とする請求項に記載の通信制御プログラム。
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