JPH03214993A - 接続制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野」 この発明は、ユーザがネットワークのサービスエリア内
を移動する場合に対して、通信の利便性を向上させる接
続制御方式に関するものである。

「従来の技術」 従来の方式では、例えば、移動通信システムでは、移動
通信加入者が綱運用業者の提供するサービスエリア内に
いればどこでも発着信接続が可能で接続処理が行われて
しまうが、ユーザによってはサービスエリア内の特定エ
リア以外では着信してほしくない場合が想定される．ま
た、サービスエリアが離散的でユーザがサービスエリア
を出たり入ったりする機会が多い時、サービスエリア外
で着信があると現状システムでは圏外アナウンス等の処
理を行うのみであるが、着信加入者が着信呼出直後にサ
ービスエリアに移動する可能性もあり、サービスエリア
に入ったら発信加入者に折り返し接続をしてほしい等の
要望がある．この発明の目的は、発信者、着信者、又は
第三者が移動する加入者の発着信接続を可能とするエリ
アを指定できるようにすることにより、サービスの利便
性を向上させることを可能とする接続制御方式を提供す
ることにある。

「課題を解決するための手段」 この発明によれば発信者、着信者、又は第三者が、移動
する加入者の発着信接続を可能とするエリアを指定し、
その指定されたエリア情報、移動する加入者情報などの
指定接続要求情報を網内に登録する機能を配置し、その
指定されたエリアに移動する加入者が在圏する場合や移
動してきた時に発着信接続を可能とする。

ｒ実施例」 次に図面を参照してこの発明の実施例を説明する。例え
ば第１図に示すように一般電話Ｉｌｌと移動通信網２と
があり、一般電話網１には固定電話機１０、１１、ｌ２
が接続され、固定電話機ｌ１、１２をそれぞれＩＣカー
ド又はダイヤラ−２０、２１で操作して自分の電話接続
番号を綱に登録することができる。移動通信ｗ４２内を
移動通信端末３０、３ｌが移動する．固定電話機１０及
びｌ１、１２はそれぞれ一般電話ｍｌ内の加入者線交換
機１００及び１０１に収容されている．加入者線交換機
１００、１０１はそれぞれ中継交換機１１０、１１１を
通してサービス制御局２００と接続されている。移動通
信網２内は無線ゾーン３００、３０１、３０２に分割さ
れ、無線ゾーン３００、３０１、３０２にそれぞれ無線
基地局１３０、１３１、１３２が設けられ、無線基地局
１３０及び１３１１３２はそれぞれ移動通信交換機１２
０及び１２１に接続されている．移動通信交換機１２０
、１２１はホームメモリ局２１０に接続され、また移動
通信交換機１２０は一般電話網１の中継交換機１１０に
接続されている．この例では無線ゾーン３００は発着信
可能指定サービスエリア４００とされ、無線ゾーン３０
１及び３０２は発着信可能指定サービスエリア４０１と
されている。

サービス制御局２００及びホームメモリ局２ｌＯは同一
機能構成であって、第２図に示すように回線対応部１０
００，受付処理部１１００、メモリ部１２００、制御部
１３００よりなる． 一般電話綱１においてはユーザは移動先の固定電話機、
例えば１１を通じてＩＣカード又はダイヤラ−２０、も
しくはＰＢ電話機への押し釦操作などにより、固定電話
機ｌ１に自分の電話接続番号を登録する．つまりこの登
録操作が行われるとサービスＭｊＢ局２００が回線対応
部１０００を使って受付けて制御部１３００が処理し、
受付処理部１１００でガイダンスを行い、得られた情報
をメモリ部１２００に登録する．移動通信ｇ４２におい
ては移動通信端末は他の無線ゾーンや指定サービスエリ
アなどへ移動した時はホームメモリ局２１０に移動先の
位置情報を登録する．これ１よ従来の移動通信方式で行
われている方式により行われる．移動通信端末がサービ
ス圏外へ出た場合は圏外の登録をホームメモリ局２１０
に行う。この登録は例えば圏外へ出る直前に登録信号を
送信することによって実行される。具体的には移動通信
端末は無線基地局からの制御信号を常に受信しており、
その受信レベルが一定値以下になった時に、登録信号を
送信すればよい。

以下この発明の具体的接続制御例として固定電話機発信
で移動通信端末着信の場合を説明する．固定電話機１０
が移動通信端末３０に対しエリア４０１を指定して発信
を行う場合、固定電話機ｌ０より、エリア指定着信サー
ビス用の特番をダイヤルし、引続き、移動通信端末３０
の電話番号と、指定するサービスエリア４０１の番号と
、固定電話機１０の加入者番号とをダイヤルする。この
ダイヤル情報を受信した加入者線交換機１００又は中継
交換機１１０は移動通信端末３ｏの電話番号から移動通
信網２への呼と判断し、加入者線交換機１００一中継交
換機１１０一移動通信交換機ｌ２０へのルーチングを行
う。移動通信交換機１２０では受信したダイヤル情報中
の移動通信端末３０の電話番号よりホームメモリ局２１
１アクセスし、ホームメモリ局２１０はそのメモリ部に
登録されている移動通信端末３０の在圏位置情報を読み
出し、この在圏位置情報がゾーン３０１又は３０２であ
って指定されたエリア４０１と一致すれば、発呼一般電
話機１０が指定するエリア４ｏ１に、着信側の移動通信
端末３０が在圏しているから、在圏位置情報に示される
ゾーンの移動通信交換機１２１ヘルーチングを行い、移
動通信交換機１２１では通常の着信接続処理を行って、
固定電話機１０と移動通信端末３０との接続を行う。

ホームメモリ局２１０が移動通信端末３０の在圏位置情
報を読み出した時、その在圏位置情報が例えばゾーン３
００であって指定されたサービスエリア４０１と一致し
ない場合はホームメモリ局２１０は移動通信端末３０が
指定したエリア４０１に到着したら、固定電話機１０に
接続する旨の接続要求情報をメモリ部に自動的に（プロ
グラムにより）登録する。従ってその後、移動通信端末
３０がエリア４０１に到着し、位置登録動作が行われ、
ホームメモリ局２１０へホームメモリアクセスが行われ
、この時、ホームメモリ局２１０では移動通信端末３０
に対し登録されていた接続要求情報により、移動通信端
末３０が在圏する移動通信交換１２１へ固定電話機１０
と移動通信端末３０との接続要求を依鎖する。移動通信
交換機１２１では固定電話機１０と移動通信端末３０と
の接続を実施する。このようにして固定電話機１０は指
定したエリアにいる移動通信端末３０と通話を行うこと
ができる。

なお固定電話機１０が接続要求をした時から相当の時間
が経過しても移動通信端末３０が指定エリア４０１に到
着せず、そのうちに自動接続を希望しなくなった場合は
、固定電話機１０より、エリア指定接続要求の登録と同
様の手順でホームメモリ局２１０内のその登録を取消す
手続きをすればよい。

固定電話機ｌＯから移動通信端末３０ヘエリア指定の着
信サービスのためのダイヤルを行う替わりに、前もって
固定電話機１０又は移動通信端末３０、又は第三者から
ホームメモリ局２１０へエリア指定を何らかの手段で行
っておく場合に対しては、移動通信端末３０ヘエリア指
定の着信サービスを行いたい場合、移動通信端末３０の
電話番号をダイヤルするだけで、移動通信端末３０への
エリア指定の着信接続を、上記と同様に行う。また移動
通信端末３０から、エリアを指定するとともに、接続先
電話番号を登録しておけば、移動通信端末３０が指定エ
リアに到着した場合に、登録先の電話番号の加入者に自
動的に接続処理を行う。

「発明の効果」 以上述べたようにこの発明によれば指定したエリアのみ
の接続処理が可能となるから、場所を意識した通信サー
ビスが可能となるばかりか、通信エリアが離散的に配分
された通信サービスの通信完了率を改善させるなど通信
の利便性が向上される。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例を示すプロ・ノク図、第２図
はサービス制御局又はホームメモリ局の構成を示すブロ
ック図である．

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）自動車電話等の移動通信網や、着信転送サービス
   等を提供する一般電話網等の網内のサービスエリアをユ
   ーザが移動し移動先で発着信接続を可能とする機能を有
   する網において、発信者、着信者、又は第三者が移動す
   る加入者の発着信接続を可能とするエリアを指定し、そ
   の指定されたエリア情報、移動する加入者情報等の指定
   接続要求情報を網内に登録する機能を配置し、その指定
   したエリアに移動する加入者が在圏する場合や移動して
   きた時に発着信接続を可能とすることを特徴とする接続
   制御方式。