JP4961590B2 - イメージセンサー及びその製作方法 - Google Patents

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Description

この発明はイメージセンサーに関し、特にキャリアクロストークを解消するためのシールド素子を備えるイメージセンサーに関する。
CMOS(相補型金属酸化膜半導体)やCCD(電荷結合素子)などのイメージセンサーは、光子を取り込んで電子に変換し、更に電子を測定可能な電圧に変換し、デジタルデータとして出力するシリコン半導体装置である。従来のイメージセンサーの機能を向上させるため、CCDやCMOS素子に積層された水素化アモルファスシリコン(α-Si:H)を用いるPOAP(能動画素上の光電変換体)型イメージセンサーが開発されている。POAP型のイメージセンサーは、フィルファクターを向上させ、画素領域の全体を感光可能にする積層構造を有し、その中のα-Si:Hはエネルギーを有効に変換し、量子効率を向上させる効果がある。しかし、従来の研究で指摘されているとおり、この種のイメージセンサーはクロストーク、残像及びリーク電流信号などの問題を抱えている。特に隣接画素間のキャリアクロストークは、解像度及び均一性を低下させ、色の再現性に大きく影響する。
図1と図2を参照する。図1は従来のPOAP型イメージセンサー10の断面図であり、図2は図1に示す画素電極間の電位を示す模擬図である。従来のイメージセンサー10は、基板12上に設けられる複数の画素14a、14b及び誘電層16と、画素14a、14b内に設けられる複数の画素回路(非表示)と、画素回路と誘電膜16の上に設けられる複数の画素電極18a、18bと、画素電極18a、18bの上に設けられる光伝導層20と、光伝導層20の上に設けられる透明導電層28とを含む。そのうち光伝導層20は下から上まで順番にn型レイヤー22と、真性層(iレイヤー)24と、p型レイヤー26を含む。これらの層はp−i−n積層構造を形成し、受光の強度に対応する電荷に変換する。
しかし、光を当てると、従来のイメージセンサー10は画素電極18a、18bの電圧が互いに異なるため、隣接した画素14a、14bの間では電位差による電界が発生する。例えば、光を当てるとき、画素電極18bが高電位VHとなり、画素電極18aが低電位VLとなり、透明導電層28が接地するとすれば、図2に示すように、隣接画素14a、14bの間ではリーク電流が発生し、高電位VHの画素電極18bから低電位VLの画素電極18aへ電流が流れる。これにより発生するクロストークは、画像検知の忠実度を大きく低下させるおそれがある。
したがって、POAP型イメージセンサーの構造を改善し、隣接画素間のクロストークを抑え、画像検知の忠実度を向上させることは、解決すべき課題である。
この発明は従来のクロストーク問題を解決するため、シールド素子を備えるイメージセンサー及びその製作方法を提供することを課題とする。
この発明はイメージセンサーを提供する。該イメージセンサーは、半導体基板と、半導体基板の上に定められ、各々1個の画素電極を有する複数の画素と、画素電極の上に順次設置される光伝導層及び透明導電層と、それぞれの画素電極の間に設けられるシールド素子とを含む。そのうちシールド素子は、シールド電極と、シールド電極を被覆し、これを画素電極と光伝導層から分離する絶縁構造とを含む。
この発明は更にイメージセンサーの製作方法を提供する。該方法は、基板を提供し、基板の表面に第一導電層を形成し、第一導電層を一部除去して複数の画素電極を形成し、基板の表面に第一絶縁層と第二導電層を順次形成し、画素電極の表面に設けられる第二導電層と第一絶縁層を一部除去して残余の第一絶縁層とシールド電極を形成し、基板の表面に第二絶縁層を形成し、画素電極の表面に設けられる第二絶縁層を一部除去して残余の第二絶縁層を形成し、基板の上に光伝導層と透明導電層を順次形成するステップを含む。そのうちシールド電極はそれぞれの画素電極間の電極ギャップ領域に埋められ、残余の第一絶縁層と残余の第二絶縁層はシールド電極を被覆する絶縁構造を形成し、シールド電極と絶縁構造はシールド素子を形成する。
この発明は、隣接した画素または画素電極の間にシールド素子を設け、電極ギャップ領域に高い電位障壁を形成することで、クロストークを解消してイメージセンサーの画像検知機能を大幅に向上させる。シールド素子の製作に用いられる第二・第三PEP工程はいずれも、画素電極パターンを定めるのと同じフォトマスクを利用するため、製作コストを増やすことはない。したがって、本発明を利用すれば、コストを追加せずにシールド素子を形成し、画像検知機能の優れたイメージセンサーを製作することができる。
かかる装置及び方法の特徴を詳述するために、具体的な実施例を挙げ、図を参照して以下に説明する。
図3から図9を参照する。図3から図9はこの発明によるイメージセンサー100の構造及び製作プロセスを表す説明図である。当該イメージセンサー100はPOAP型イメージセンサーである。図3に示すように、まずは半導体基板104(例えばシリコン基板)を含む半導体チップ102を設ける。半導体基板104の表面には、画素マトリックスを形成する複数の画素108が定められている。次に誘電層106の中に設けられる画素回路110として、半導体基板104の上に複数の電気素子をつくり、更に誘電層106の上(画素回路110の上)に第一導電層112を設ける。第一導電層112は金属材料、望ましくは窒化チタン(TiN)からなる。その後、図4に示すように第一フォトリソグラフィー工程を行う。詳しく言えば、半導体基板104の表面にフォトレジスト層(非表示)を形成し、画素電極パターンのあるフォトマスクでフォトレジスト層に画素電極パターンを定め、更に第一導電層112の一部をエッチングして除去し、最後にフォトレジスト層を除去し、コンタクトホール124を介して対応する画素回路110にそれぞれ電気的に接続されて、ギャップGをはさんでいるような画素電極114を各画素108に形成する。
図5を参照する。半導体基板104の上に第一絶縁層116と第二導電層118を順次形成し、画素電極114及び露出した誘電層106を覆わせる。第一絶縁層116は酸化シリコンなどの酸化材料を堆積してつくったものであり、第二導電層118はポリシリコンや金属材料からなる。堆積法でつくられた第二導電層118は、隣接した画素電極114間の隙間(電極ギャップG)を埋めている。続いて図6に示すように、第二フォトリソグラフィー工程とエッチング工程を含むPEP工程(フォトリソグラフィー・エッチングプロセス)を行う。詳しく言えば、第二導電層118の表面にフォトレジスト層(非表示)を形成し、上記第一フォトリソグラフィー工程で使われたものと同じフォトマスクをフォトレジスト層にあて、画素電極パターンの反対である相補パターン120をフォトレジスト層に形成する。更にパターン化されたフォトレジスト層をエッチングマスクとして第二導電層118と第一絶縁層116の一部を除去し、大部分の画素電極114を露出させる。そうすると、残余の第二導電層は、隣接した画素電極114間に設けられるT字型のシールド電極122を形成する。一方、シールド電極122の下に残る第一絶縁層116’は、シールド電極122、画素電極114、及び誘電層106を分離する効果がある。本発明の好ましい実施例として、フォトリソグラフィーの露光率を調整し、相補パターン120の幅を電極ギャップGより大きく定めることが可能である。この場合、画素電極114の縁部は残余の第一絶縁層116’とシールド電極122に覆われている。
図7を参照する。続いて半導体基板104の全体に、酸化シリコンまたは窒化シリコンからなる第二絶縁層126を形成する。更に図8に示すように第三フォトリソグラフィー工程を行う。詳しく言えば、第二絶縁層126の表面にフォトレジスト層(非表示)を形成し、上記第一フォトリソグラフィー工程で使われたものと同じフォトマスクで、画素電極パターンの反対である相補パターンをフォトレジスト層に形成する。更にパターン化されたフォトレジスト層をエッチングマスクとして第二絶縁層126を一部除去する。本発明の好ましい実施例として、フォトリソグラフィーの露光率を調整し、残る第二絶縁層126’の幅をシールド電極122の幅と電極ギャップGより大きく定め、画素電極114の縁部を残余の第二絶縁層126’で覆わせ、シールド電極122とその他の素子を分離させることが可能である。また別の実施例として、エッチバック法で第二絶縁層126を一部除去し、図8に示すような残余の第二絶縁層126’を形成することも可能である。注意すべきは、第二・第三フォトグラフィー工程は第一フォトリソグラフィー工程と同じフォトマスクを利用するため、第一フォトリソグラフィー工程と違うタイプのフォトレジスト(ポジティブまたはネガティブ)を使用しなければならない。例えば、第一フォトリソグラフィー工程ではポジティブフォトレジストで画素電極114のパターンを定めるとすれば、第二・第三フォトリソグラフィー工程ではネガティブフォトレジストで相補パターンを定めるべきであり、逆も同然である。
図8に示すように、残余の第一絶縁層116’、残余の第二絶縁層126’及びシールド電極112は、隣接した画素電極114間または隣接画素108間に設けられて、画素電極114の縁部を一部覆って残りの大部分を露出させるシールド素子130を形成する。そのうち残余の第一絶縁層116’と残余の第二絶縁層126’はシールド素子130の絶縁構造128を形成し、シールド電極122の下方及び表面を被覆し、シールド電極122を画素電極や後に形成されるその他の素子を分離する効果がある。また、図8に示すように、絶縁構造128の底面は画素電極114の底面とほぼ同じ平面で設けられ、言い換えれば誘電層106の表面に設けられている。
図9を参照する。続いて画素電極114とシールド素子130の上に、下から上まで順番にn型レイヤー134、iレイヤー136、p型レイヤー138からなる光伝導層132を形成する。n型レイヤー134とp型レイヤー138は水素化アモルファス炭化シリコン(α-SiC:H)からなり、iレイヤー136はα-Si:Hからなる。n型レイヤー134は、シールド素子130に覆われていない画素電極114に電気的に接続されている。また別の実施例として、下から上まで順番にp型レイヤー、iレイヤー、n型レイヤーからなる光伝導層132を用いることも可能である。その後、光伝導層132の上にITO(酸化インジウムすず)からなる透明導電層140を形成し、イメージセンサー100の製作を完成させる。
図10を参照する。図10はこの発明によるイメージセンサー100の平面図である。イメージセンサーは、半導体基板104の上に定められた複数の画素からなる画素マトリックス142を含み、画素108ごとに画素電極114が含まれている。注意すべきは、各画素電極114の縁部を覆うシールド素子130は平面図では、各画素電極114を囲む網状のものに見られる。シールド素子130のパターンは画素電極114を形成するのと同じフォトマスクで定められるため、シールド素子130と画素電極114が重なる部分はいずれも面積が同じである。
この発明によるシールド素子130の中のシールド電極122は接地しているため(図9参照)、その0V電圧は画素マトリックス142外の電圧供給回路から供給してよく、画素マトリックス142内のシールド電極122では電流が流れない。したがって、シールド電極122は電極ギャップGの表面電位を低くすることで、隣接した画素108を電気的に分離することができる。
図11を参照する。図11は図1に示す従来のイメージセンサー10と、図9に示すこの発明によるイメージセンサー100の電位を表す説明図である。隣接した画素電極の電位をそれぞれ低電位VL(例えば1.2V)及び高電位VH(例えば2.6V)にすれば、従来のイメージセンサー10では、画素電極間18a、18bのギャップ領域には電位障壁が形成されない(もしくは低い障壁しか形成されない)。したがって、iレイヤー24からの電子は高電位の画素電極18bから低電位の画素電極18aへ移動し、それによりクロストークが発生する(図2参照)。それに反して、図9に示す本発明によるイメージセンサー100では、図11に示すように、隣接した画素電極114がそれぞれ高電位VHと低電位VLになっても、電極ギャップGには大きな電位障壁が形成されるため、クロストークは発生しない。
図12を参照する。図12は図9に示すイメージセンサー100の隣接画素108間の電位を示す模擬図である。図12に示すように、隣接した画素電極114がそれぞれ高電位VHと低電位VLになった場合でも、電流は高電位の画素電極114から低電位の画素電極114へ流れないため、クロストークは生じない。
以上はこの発明に好ましい実施例であって、この発明の実施の範囲を限定するものではない。よって、当業者のなし得る修正、もしくは変更であって、この発明の意図の下においてなされ、この発明に対して均等の効果を有するものは、いずれもこの発明の特許請求の範囲に属するものとする。
この発明は従来のイメージセンサーにシールド素子を付加することを内容とする。かかる構造は実施可能である。
従来のPOAP型イメージセンサーの断面図である。 図1に示す画素電極間の電位を示す模擬図である。 この発明によるイメージセンサーの構造及び製作プロセスを表す第一説明図である。 この発明によるイメージセンサーの構造及び製作プロセスを表す第二説明図である。 この発明によるイメージセンサーの構造及び製作プロセスを表す第三説明図である。 この発明によるイメージセンサーの構造及び製作プロセスを表す第四説明図である。 この発明によるイメージセンサーの構造及び製作プロセスを表す第五説明図である。 この発明によるイメージセンサーの構造及び製作プロセスを表す第六説明図である。 この発明によるイメージセンサーの構造及び製作プロセスを表す第七説明図である。 この発明によるイメージセンサーの平面図である。 図1に示す従来のイメージセンサーと、図9に示すこの発明によるイメージセンサーの電位を表す説明図である。 図9に示すイメージセンサーの隣接画素間の電位を示す模擬図である。
符号の説明
10 イメージセンサー
100 イメージセンサー
12 基板
14a 画素
14b 画素
108 画素
16 誘電層
106 誘電層
18a 画素電極
18b 画素電極
114 画素電極
20 光伝導層
132 光伝導層
22 n型レイヤー
134 n型レイヤー
24 iレイヤー
136 iレイヤー
26 p型レイヤー
138 p型レイヤー
28 透明導電層
140 透明導電層
102 半導体チップ
104 半導体基板
110 画素回路
112 第一誘電層
116 第一絶縁層
116’ エッチング後の第一絶縁層
118 第二導電層
120 相補パターン
122 シールド電極
124 コンタクトホール
126 第二絶縁層
126’ エッチング後の第二絶縁層
128 絶縁構造
130 シールド素子
G 電極ギャップ

Claims (22)

  1. イメージセンサーであって、半導体基板と、半導体基板の上に定められ、各々1個の画素電極を有する複数の画素と、前記画素電極の上に順次設置される光伝導層及び透明導電層と、それぞれの画素電極の間で、画素電極より光伝導層側に設けられるシールド素子とを含み、そのうちシールド素子は、シールド電極と、シールド電極を被覆して該シールド電極を前記画素電極と前記光伝導層から分離する絶縁構造とを含み、前記シールド電極はT字型の断面を有し、前記画素電極の縁部に前記絶縁構造を介して重なり合わせ、該シールド電極の電位を低くすることにより、隣接した画素間に電位障壁を形成して、該隣接した画素間を電気的に分離することを特徴とするイメージセンサー。
  2. 前記シールド電極はポリシリコン材料または金属材料からなることを特徴とする請求項1記載のイメージセンサー。
  3. 前記隣接した画素間において、前記絶縁構造の底面と前記画素電極の底面が同じ平面にあることを特徴とする請求項1記載のイメージセンサー。
  4. 前記シールド素子は画素電極の縁部と重なり合い、前記画素電極のシールド素子と重ならない部分は光伝導層と直接に接触することを特徴とする請求項1記載のイメージセンサー。
  5. 前記シールド素子は画素電極を囲む網状のものであることを特徴とする請求項1記載のイメージセンサー。
  6. 前記絶縁構造はシリコン酸化物(SiO2)または窒化シリコン(SiN)からなることを特徴とする請求項1記載のイメージセンサー。
  7. 前記シールド電極は接地していることを特徴とする請求項1記載のイメージセンサー。
  8. 前記光伝導層はn型レイヤー、真性層(iレイヤー)、及びp型レイヤーを順次堆積してなるものであることを特徴とする請求項1記載のイメージセンサー。
  9. 前記n型レイヤーとp型レイヤーは水素化アモルファス炭化シリコン(α-SiC:H)からなることを特徴とする請求項8記載のイメージセンサー。
  10. 前記iレイヤーは水素化アモルファスシリコン(α-Si:H)からなることを特徴とする請求項8記載のイメージセンサー。
  11. イメージセンサーの製作方法であって、複数の電気素子と、表面の誘電層に形成された画素回路とを有する基板を提供し、基板の表面に第一導電層を形成し、第一導電層の一部を除去して複数の画素電極を形成し、その上に第一絶縁層と第二導電層を順次形成し、前記画素電極の表面に形成された第二導電層と第一絶縁層の一部を除去して残余の第一絶縁層および残余の第二導電層でシールド電極を形成し、さらにその表面に第二絶縁層を形成し、画素電極の表面に形成された第二絶縁層の一部を除去した残余の第二絶縁層と前記残余の第一絶縁層とでシールド電極を被覆する絶縁構造を形成し、さらにその上に光伝導層と透明導電層を順次形成するステップを含み、そのうちシールド電極は、断面がT字型で、それぞれの画素電極間の電極ギャップ領域に埋められ、前記シールド電極と前記絶縁構造はシールド素子を形成することを特徴とするイメージセンサーの製作方法。
  12. 前記第二導電層と前記第一絶縁層の一部を除去するステップはPEP(フォトリソグラフィー・エッチングプロセス)工程で行われることを特徴とする請求項11記載のイメージセンサーの製作方法。
  13. 前記残余の第一絶縁層はシールド電極と画素電極を分離することを特徴とする請求項11記載のイメージセンサーの製作方法。
  14. 前記イメージセンサーの製作方法において、画素電極パターンをフォトマスクで定め、前記画素電極を形成する第一フォトリソグラフィー工程と、第一フォトリソグラフィー工程と同じフォトマスクで当該画素電極パターンの反対である相補パターンを定め、前記シールド素子を形成するための第二フォトリソグラフィー工程と第三フォトリソグラフィー工程を含むことを特徴とする請求項11記載のイメージセンサーの製作方法。
  15. 前記第一フォトリソグラフィー工程はポジティブフォトレジストでパターン転写を行い、前記第二フォトリソグラフィー工程と第三フォトリソグラフィー工程はネガティブフォトレジストでパターン転写を行うことを特徴とする請求項14記載のイメージセンサーの製作方法。
  16. 前記第一フォトリソグラフィー工程はネガティブフォトレジストでパターン転写を行い、前記第二フォトリソグラフィー工程と第三フォトリソグラフィー工程はポジティブフォトレジストでパターン転写を行うことを特徴とする請求項14記載のイメージセンサーの製作方法。
  17. 前記シールド電極はポリシリコン材料または金属材料で形成することを特徴とする請求項11記載のイメージセンサーの製作方法。
  18. 前記シールド素子は画素電極の縁部と重なり合い、前記画素電極のシールド素子と重ならない部分は光伝導層の下方光伝導層と接触するように設けられることを特徴とする請求項11記載のイメージセンサーの製作方法。
  19. 前記シールド素子は画素電極を囲む網状に形成することを特徴とする請求項11記載のイメージセンサーの製作方法。
  20. 前記シールド電極は接地するように形成することを特徴とする請求項11記載のイメージセンサーの製作方法。
  21. 前記光伝導層はn型レイヤー、iレイヤー、及びp型レイヤーを順次堆積して形成されることを特徴とする請求項11記載のイメージセンサーの製作方法。
  22. 前記n型レイヤーと前記p型レイヤーは水素化アモルファス炭化シリコン(α-SiC:H)、前記iレイヤーは水素化アモルファスシリコン(α-Si:H)を堆積して形成されることを特徴とする請求項21記載のイメージセンサーの製作方法。

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