JP4957255B2 - 断熱容器 - Google Patents

断熱容器 Download PDF

Info

Publication number
JP4957255B2
JP4957255B2 JP2007003358A JP2007003358A JP4957255B2 JP 4957255 B2 JP4957255 B2 JP 4957255B2 JP 2007003358 A JP2007003358 A JP 2007003358A JP 2007003358 A JP2007003358 A JP 2007003358A JP 4957255 B2 JP4957255 B2 JP 4957255B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
restrained
container
container body
restraining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007003358A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008168922A (ja
Inventor
卓 加戸
憲一 遠藤
宏樹 佐竹
典子 大井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2007003358A priority Critical patent/JP4957255B2/ja
Publication of JP2008168922A publication Critical patent/JP2008168922A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4957255B2 publication Critical patent/JP4957255B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Packages (AREA)

Description

本発明はプラスチックを素材としたカップ状の容器本体の外周面を紙製のスリーブで覆った断熱容器に関する。
熱湯等の高温液体の注入に適した断熱容器として、容器本体の胴部が覆われるようにその外周面に紙製のスリーブが被せられたものが広く知られている(例えば、特許文献1)。このような断熱容器は、スリーブと胴部との間に空隙が形成され、その空隙が断熱層として機能するため断熱容器を持つ使用者の手に内容物の熱が伝わり難くなっている。このような断熱容器において、容器本体をプラスチックの成形品とすることで、紙で容器本体を構成するものに比べて設計自由度を向上させるとともに、内容物の漏れ等の成形不良を防止したものが知られている(特許文献2)。
実開平4−45212号公報 特開2000−344281号公報
特許文献2のように、容器本体の素材をプラスチックとし、スリーブの素材を紙とした場合には断熱容器の使用後の分別廃棄が必要となる。そのため、使用後の分別廃棄を容易に実現するには、断熱容器の使用前及び使用中に支障が生じない範囲で可能な限り簡便に容器本体と被覆部材とを分離できることが望ましい。
特許文献2には、スリーブの下端に設けたカール部を容器本体の下端に設けた突起に接触させることにより、接着剤を使用せずにスリーブの落下を防止した断熱容器や、スリーブの上端に設けたカール部を容器本体の上端に設けたリブの端部に接触させることにより、接着剤を使用せずにスリーブの落下を防止した断熱容器が開示されている。しかしながら、特許文献2に開示されたこれらの断熱容器はスリーブのカール部を拘束する位置が容器本体の上端又は下端のいずれかであるため、容器本体に装着されたスリーブが不安定になるおそれがある。
そこで、本発明は、断熱容器の使用前及び使用中に支障が生じない範囲で可能な限り簡便に容器本体とスリーブとを分離でき、しかも容器本体に装着したスリーブの安定性が高い断熱容器を提供することを目的とする。
以下、本発明の断熱容器について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明の断熱容器は、プラスチックを素材としたカップ状の容器本体(2、32)と、前記容器本体の胴部(4)の外周面を覆う紙製のスリーブ(3、23、33)とを有した断熱容器(1A〜1C)において、前記スリーブの上部に設けられて前記スリーブの半径方向内側又は外側に突出する上部被拘束部(3a、23a、33a)と前記容器本体の上部に設けられて前記上部被拘束部の移動を阻止する上部拘束部(7、37)とを有し、前記上部被拘束部と前記上部拘束部とを互いに接触させて前記スリーブを前記容器本体に拘束する上部拘束手段と、前記スリーブの下部に設けられて前記スリーブの半径方向内側又は外側に突出する下部被拘束部(3b、23b、33b)と前記容器本体の下部に設けられて前記下部被拘束部の移動を阻止する下部拘束部(8、48)とを有し、前記下部被拘束部と前記下部拘束部とを互いに接触させて前記スリーブを前記容器本体に拘束する下部拘束手段と、を備え、前記下部拘束部として、前記胴部の上部に向かう方向に外径が徐々に縮小するテーパ部(8)が前記胴部の下部に設けられ、前記容器本体の前記胴部は、その外径が上部に向かう方向に前記テーパ部に続いて徐々に拡大するように構成されて、前記胴部の外周面が括れた状態になっていることにより、上述した課題を解決する。
この断熱容器によれば、上部拘束手段と下部拘束手段とによってスリーブが容器本体に拘束されるので、容器本体に装着したスリーブの安定性が高まる。しかも接着剤等を使用せずにこれらの拘束手段によってスリーブと容器本体とを組み合わせることができるので、使用前及び使用中にスリーブが容器本体から安易に外れることがなく、かつ使用後にある程度の力でスリーブを引き下げることでスリーブと容器本体とを簡便に分離することができる。また、この断熱容器のスリーブが所定の輪郭を持つブランクの両端部を互いに貼り合わせて筒状に形成されている場合にあっては、スリーブの貼り合わせ部を使用後において剥がすことによりスリーブと容器本体とを簡便に分離することもできる。また、テーパ部が外径を徐々に変化させるものであるので、容器本体からスリーブを引き下げる際にスリーブの上下方向に作用する力が過大なることを防止できる。そのため、スリーブの座屈や破れ等の破壊が抑制されるので、容器本体からのスリーブの取り外しが比較的容易になる。容器本体の胴部の外周面が括れた状態になるため、スリーブと胴部との間に空隙を確保し易くなり、断熱性が向上する。
スリーブに設けられる上部被拘束部はスリーブの半径方向外側又は内側に突出するものであれば如何なる態様でよく、また、容器本体の胴部に設けられる上部拘束部はスリーブに設けられる上部被拘束部を阻止できるものであれば如何なる態様でもよい。下部被拘束部及び下部拘束部についても同様である。
例えば、本発明の一態様において、前記上部拘束手段は、前記上部被拘束部として前記スリーブの上端部が前記半径方向内側に丸められた上側カール部(3a)が設けられ、前記上側カール部と前記上部拘束部とを互いに接触させて前記スリーブを前記容器本体に拘束してもよいし、前記上部拘束手段は、前記上部被拘束部として前記スリーブの上端部が前記半径方向内側に折曲げられた上側折曲げ部(23a)が設けられ、前記上側折曲げ部と前記上部拘束部とを互いに接触させて前記スリーブを前記容器本体に拘束してもよい。これらの態様によれば、上側カール部又は上側折曲げ部には素材の特性に由来する弾力性が存在するので、上側カール部又は上側折曲げ部とこれらの移動を阻止する上部拘束部との間の寸法誤差に対する許容範囲が拡大する。これにより、これらの寸法精度への要求が緩和されるため、断熱容器の生産性が高まる利点がある。
また、下部拘束手段に関しても、これを上部拘束手段と同様の態様にして、断熱容器の生産性を向上させてもよい。即ち、前記下部拘束手段は、前記下部被拘束部として前記スリーブの下端部が前記半径方向内側に丸められた下側カール部(3b、33b)が設けられ、前記下側カール部と前記下部拘束部とを互いに接触させて前記スリーブを前記容器本体に拘束してもよいし、前記下部拘束手段は、前記下部被拘束部として前記スリーブの下端部が前記半径方向内側に折曲げられた下側折曲げ部(23b)が設けられ、前記下側折曲げ部と前記下部拘束部とを互いに接触させて前記スリーブを前記容器本体に拘束してもよい。
以上説明したように、本発明の断熱容器によれば、上部拘束手段と下部拘束手段とによってスリーブが容器本体に拘束されるので、容器本体に装着したスリーブの安定性が高まる。しかも接着剤等を使用せずにこれらの拘束手段によってスリーブと容器本体とを組み合わせることができるので、使用前及び使用中にスリーブが容器本体から安易に外れることがなく、かつ使用後にある程度の力でスリーブを引き下げることでスリーブと容器本体とを簡便に分離することができる。また、この断熱容器のスリーブが所定の輪郭を持つブランクの両端部を互いに貼り合わせて筒状に形成されている場合にあっては、スリーブの貼り合わせ部を使用後において剥がすことによりスリーブと容器本体とを簡便に分離することもできる。
(第1の形態)
図1は本発明の一形態に係る断熱容器を示している。断熱容器1Aは容器本体としてのカップ状のカップ本体2とその外周面を覆う紙製の筒状のスリーブ3とを組み合わせて構成され、カップ本体2の胴部4とスリーブ3との間には空隙Gが形成される。カップ本体2は胴部4と底部5とを有する略円錐台形に形成される。カップ本体2は胴部4の上端部が半径方向の外側に突出するフランジ部6を備え、そのフランジ部6の直下には半径方向内側に窪みかつ周方向に延びる周溝部7が設けられる。胴部4の下部にはその上部に向かう方向に外径が徐々に縮小するテーパ部8が設けられており、胴部4の外周面はテーパ部8に続いて外径が上部に向かう方向に徐々に拡大するように構成されている。
カップ本体2の素材には、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)等のプラスチックが使用され、このようなプラスチックのシートを真空成形法や圧空成形法等の成形法を利用して図示の形態に成形される。カップ本体2は、プラスチックの素材を射出成形法にて図示の形態に成形することもできる。また、成形後のカップ本体にプレス加工等の後加工で段差等を形成することもできる。また、多層シート等のプラスチックを素材とするいわゆるバリア容器としてカップ本体2を形成してもよい。
スリーブ3は不図示の扇形のブランクの両端部を貼り合わせることにより形成され、その上部にはスリーブ3の上端部が半径方向内側に丸められた上側カール部3aが、その下部にはスリーブ3の下端部が半径方向内側に丸められた下側カール部3bがそれぞれ設けられる。これらのカール部3a、3bはそれぞれスリーブ3の半径方向内側に突出するように構成される。断熱容器1Aは、スリーブ3の上側カール部3aがカップ本体2の周溝部7に嵌め込まれ、かつスリーブ3の下側カール部3bがカップ本体2のテーパ部8の最大外径となる位置を乗り越えるようにして、カップ本体2とスリーブ3とが互いに組み合わされることにより構成される。
これにより、スリーブ3の上側カール部3aとカップ本体2の周溝部7とが接触して上側カール部3aの移動が阻止されてスリーブ3がカップ本体2に拘束される。また、スリーブ3の下側カール部3bとカップ本体2のテーパ部8とが接触して下側カール部3bの移動が阻止されてスリーブ3がカップ本体2に拘束される。そのため、カップ本体2とスリーブ3との間に接着剤等の異種の接合手段を介在させることなく、カップ本体2とスリーブ3とを固定することができる。そして、断熱容器1Aの使用後には、ある程度の力でスリーブ3を引き下げることにより、スリーブ3とカップ本体2とを簡便に分離することができる。スリーブ3はブランクの両端部を貼り合わせることにより形成されているので、スリーブ3の貼り合わせ部を使用後において剥がすことによりスリーブ3とカップ本体2とを簡便に分離することも可能となる。よって断熱容器1Aの使用後の分別廃棄が容易になる。しかも、スリーブ3はカップ本体2の上部と下部とでそれぞれ拘束されるので、断熱容器1Aの使用前又は使用中のスリーブ3の安定性が高い。また、カップ本体2の下端に設けられたテーパ部はその外径を徐々に変化させるものであるので、カップ本体2からスリーブ3を引き下げる際にスリーブ3の上下方向に作用する力が過大なることを防止できる。これにより、スリーブ3の座屈や破れ等の破壊が抑制される。
また、カップ本体2の胴部4の外周面は、図1に示すように、テーパー部8で外径が縮小し、テーパ部8に続いて外径が拡大に転じているため括れた状態になる。そのため、カップ本体2とスリーブ3との間に形成される空隙Gを確保することが容易となり、断熱性が向上する。
図1の形態において、上側カール部3aが本発明に係る上部被拘束部に、周溝部7が本発明に係る上部拘束部にそれぞれ相当し、上側カール部3a及び周溝部7の組み合わせが本発明に係る上部拘束手段として機能する。また、下側カール部3bが本発明に係る下部被拘束部に、テーパ部8が本発明に係る下部拘束部にそれぞれ相当し、下側カール部3b及びテーパ部8の組み合わせが本発明に係る下部拘束手段として機能する。
(第2の形態)
次に、図2を参照して本発明に係る第2の形態を説明する。図2は第2の形態に係る断熱容器を示している。図2において第1の形態と同一構成に同一符号を付すことにより、重複する説明を省略する。図2に示す断熱容器1Bにおいては、スリーブ23の上部にその上端部が半径方向内側に折曲げられた上側折曲げ部23aが設けられるとともに、スリーブ23の下部にその下端部が半径方向内側に折曲げられた下側折曲げ部23bが設けられる。これらの折曲げ部23a、23bはスリーブ23の半径方向内側にそれぞれ突出する。図2から明らかなように、断熱容器1Bは、スリーブ23の上側折曲げ部23aがカップ本体2の周溝部7に嵌め込まれ、かつスリーブ23の下側折曲げ部23bがカップ本体2のテーパ部8の最大外径となる位置を乗り越えるようにして、カップ本体2とスリーブ23とが互いに組み合わされることにより構成される。これにより、スリーブ23の上側折曲げ部23aとカップ本体2の周溝部7とが接触して上側折曲げ部23aの移動が阻止されてスリーブ3がカップ本体2に拘束される。また、スリーブ23の下側折曲げ部23bとカップ本体2のテーパ部8とが接触して下側折曲げ部23bの移動が阻止されてスリーブ3がカップ本体2に拘束される。
図2の形態においては、上側折曲げ部23aが本発明に係る上部被拘束部に、カップ本体2の周溝部7が本発明に係る上部拘束部にそれぞれ相当し、上側折曲げ部23a及び周溝部7の組み合わせが本発明に係る上部拘束手段として機能する。また、下側折曲げ部23bが本発明に係る下部被拘束部に、テーパ部8が本発明に係る下部拘束部にそれぞれ相当し、下側折曲げ部23b及びテーパ部8の組み合わせが本発明に係る下部拘束手段として機能する。こうして、断熱容器1Bは第1の形態と同等の効果を発揮することができる。
図1及び図2に示した形態では、上側カール部3a又は上側折曲げ部23aには素材の特性に由来する弾力性が存在するので、上側カール部3a又は上側折曲げ部23aとこれらの移動を阻止する周溝部7との間の寸法誤差に対する許容範囲が拡大する。また、下側カール部3b又は下側折曲げ部23bとテーパ部8との間の寸法誤差に対しても同様である。これにより、これらの寸法精度への要求が緩和されるため、断熱容器1A、1Bの生産性が高まる。
(第3の形態)
次に、図3を参照して本発明に係る第3の形態を説明する。図3は第3の形態に係る断熱容器を示している。図3において第1の形態と同一構成に同一符号を付すことにより、重複する説明を省略する。図3に示す断熱容器1Cは、カップ本体32とスリーブ33とが組み合わされることにより構成されている。カップ本体32は、胴部4の半径方向外側に突出しかつ周方向に延びる突条部37がフランジ部6の下方に設けられている。スリーブ33の上部にはカップ本体32の突条部37と組み合わされる突条部33aが設けられ、スリーブ33の下部にはその下端部が半径方向内側に丸められた下側カール部33bが設けられる。突条部33aはスリーブ3の半径方向外側に突出しかつ周方向に延びるように構成されている。図3から明らかなように、断熱容器1Cは、スリーブ33の突条部33aがカップ本体2の突条部37に嵌り合い、かつスリーブ33の下側カール部33bがカップ本体32のテーパ部8の最大外径となる位置を乗り越えるようにして、カップ本体32とスリーブ33とが互いに組み合わされる。これにより、スリーブ33の突条部33aとカップ本体2の突条部37とが接触して、スリーブ33の突条部33aの移動が阻止されてスリーブ33がカップ本体32に拘束される。また、スリーブ33の下側カール部33bとカップ本体32のテーパ部8とが接触して下側カール部33bの移動が阻止されてスリーブ33がカップ本体32に拘束される。
図3の形態においては、突条部33aが本発明に係る上部被拘束部に、カップ本体32の突条部37が本発明に係る上部拘束部にそれぞれ相当し、突条部33a及び突条部37の組み合わせが本発明に係る上部拘束手段として機能する。また、下側カール部33bが本発明に係る下部被拘束部に、テーパ部8が本発明に係る下部拘束部にそれぞれ相当し、下側カール部33b及びテーパ部8の組み合わせが本発明に係る下部拘束手段として機能する。こうして、断熱容器1Cは第1の形態と同等の効果を発揮することができる。
本発明は以上の形態に限定されず、本発明の要旨の範囲内で種々の形態にて実施できる。例えば、図1の上側カール部3a又は下側カール部3bのいずれか一方を図2に示す折曲げ部23a、23bのいずれか一方と置き換えてもよい。また、図3の下側カール部33bを図2に示す下側折曲げ部23bと置き換えてもよい。このような置き換えを行った場合でも上記各形態と同等の効果を発揮することができる。
上記各形態のテーパ部8の代りに図4に示すような下部拘束部としての突起部48を設けることにより、下側カール部3bと突起部48との組み合わせを本発明に係る下部拘束手段として機能させることもできる。この突起部48は周方向に繋がっていてもよいし、複数部分に分断されていてもよい。図4に示す突起部48はスリーブ3をカップ本体2に装着する際の抵抗を緩和するため、その外径がカップ本体2の上部に向かう方向に滑らかに拡大するように形成されている。なお、図4では、下側カール部3bと突起部48との組み合わせを代表して例示したにすぎず、下側折曲げ部23b(図2)又は下側カール部33b(図3)と突起部48との組み合わせを本発明に係る下部拘束手段として機能させることを排除するものではない。
また、上記各形態のスリーブ3の貼り合わせ部に、使用者が摘むことができるタブ等の摘み部(不図示)を設けることにより、スリーブ3とカップ本体2との分離に際してスリーブ3の貼り合わせ部を剥がし易くすることができる。
本発明の一形態に係る断熱容器を示した図。 第2の形態に係る断熱容器を示した図。 第3の形態に係る断熱容器を示した図。 各形態の変形例を説明する説明図。
符号の説明
1A〜1C 断熱容器
2 カップ本体(容器本体)
3 スリーブ
3a 上側カール部(上部被拘束部)
3b 下側カール部(下部被拘束部)
4 胴部
7 周溝部(上部拘束部)
8 テーパ部(下部拘束部)
23 スリーブ
23a 上側折曲げ部(上部被拘束部)
23b 下側折曲げ部(下部被拘束部)
32 カップ本体(容器本体)
33 スリーブ
33a 突条部(上部被拘束部)
33b 下側カール部(下部被拘束部)
37 突条部(上部拘束部)
48 突起部(下部拘束部)

Claims (5)

  1. プラスチックを素材としたカップ状の容器本体と、前記容器本体の胴部の外周面を覆う紙製のスリーブとを有した断熱容器において、
    前記スリーブの上部に設けられて前記スリーブの半径方向内側又は外側に突出する上部被拘束部と前記容器本体の前記胴部の上部に設けられて前記上部被拘束部の移動を阻止する上部拘束部とを有し、前記上部被拘束部と前記上部拘束部とを互いに接触させて前記スリーブを前記容器本体に拘束する上部拘束手段と、前記スリーブの下部に設けられて前記スリーブの半径方向内側又は外側に突出する下部被拘束部と前記容器本体の前記胴部の下部に設けられて前記下部被拘束部の移動を阻止する下部拘束部とを有し、前記下部被拘束部と前記下部拘束部とを互いに接触させて前記スリーブを前記容器本体に拘束する下部拘束手段と、を備え
    前記下部拘束部として、前記胴部の上部に向かう方向に外径が徐々に縮小するテーパ部が前記胴部の下部に設けられ、
    前記容器本体の前記胴部は、その外径が上部に向かう方向に前記テーパ部に続いて徐々に拡大するように構成されて、前記胴部の外周面が括れた状態になっていることを特徴とする断熱容器。
  2. 前記上部拘束手段は、前記上部被拘束部として前記スリーブの上端部が前記半径方向内側に丸められた上側カール部が設けられ、前記上側カール部と前記上部拘束部とを互いに接触させて前記スリーブを前記容器本体に拘束することを特徴とする請求項1に記載の断熱容器。
  3. 前記上部拘束手段は、前記上部被拘束部として前記スリーブの上端部が前記半径方向内側に折曲げられた上側折曲げ部が設けられ、前記上側折曲げ部と前記上部拘束部とを互いに接触させて前記スリーブを前記容器本体に拘束することを特徴とする請求項1に記載の断熱容器。
  4. 前記下部拘束手段は、前記下部被拘束部として前記スリーブの下端部が前記半径方向内側に丸められた下側カール部が設けられ、前記下側カール部と前記下部拘束部とを互いに接触させて前記スリーブを前記容器本体に拘束することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の断熱容器。
  5. 前記下部拘束手段は、前記下部被拘束部として前記スリーブの下端部が前記半径方向内側に折曲げられた下側折曲げ部が設けられ、前記下側折曲げ部と前記下部拘束部とを互いに接触させて前記スリーブを前記容器本体に拘束することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の断熱容器。
JP2007003358A 2007-01-11 2007-01-11 断熱容器 Expired - Fee Related JP4957255B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007003358A JP4957255B2 (ja) 2007-01-11 2007-01-11 断熱容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007003358A JP4957255B2 (ja) 2007-01-11 2007-01-11 断熱容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008168922A JP2008168922A (ja) 2008-07-24
JP4957255B2 true JP4957255B2 (ja) 2012-06-20

Family

ID=39697403

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007003358A Expired - Fee Related JP4957255B2 (ja) 2007-01-11 2007-01-11 断熱容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4957255B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010146878A1 (ja) * 2009-06-19 2010-12-23 日清食品ホールディングス株式会社 二重容器
JPWO2015145600A1 (ja) * 2014-03-26 2017-04-13 東罐興業株式会社 複合容器
CN104986411B (zh) * 2015-07-09 2018-12-14 中山市伟佳塑胶制品有限公司 一种容器
JP2017145046A (ja) * 2016-02-17 2017-08-24 吉村化成株式会社 断熱容器、断熱容器の製造方法、断熱容器の内容器

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5068359A (ja) * 1973-10-19 1975-06-07
DE3305152A1 (de) * 1983-02-15 1984-08-16 Rofin-Sinar Laser GmbH, 2000 Hamburg Gasdurchfluss-laser
JPS6193041A (ja) * 1984-10-01 1986-05-12 吉村化成株式会社 脚付き容器及びその製造方法
US5071060A (en) * 1991-03-29 1991-12-10 Defelice Amedio Plastic tumbler
US5460323A (en) * 1995-01-10 1995-10-24 California Environmental Cup, Inc. Disposable insulated container
JP2001031152A (ja) * 1999-07-19 2001-02-06 Dainippon Printing Co Ltd 断熱容器
JP2004284683A (ja) * 2003-03-05 2004-10-14 Asahi Kasei Pax Corp プラスチック容器及び複合容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008168922A (ja) 2008-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI66807C (fi) Kapselformad behaollarlock och foerfarande foer tillverkning av detsamma
JP4957255B2 (ja) 断熱容器
CN103619720A (zh) 密封待被塞或帽闭合的容器的新片密封件及其制造方法
JP2022110041A (ja) 断熱容器、断熱容器の製造方法、断熱容器の内容器
US20200231363A1 (en) Double-Layer Container
WO2015145601A1 (ja) 複合容器および複合容器の積み重ね構造
US20190283938A1 (en) Lid for sealing on containers of variable inner wall angle
JP4999756B2 (ja) 容器
JP2013233949A (ja) 複合容器
JP2019202808A (ja) 二重容器
US5403106A (en) Liquid applicator with axially spaced joints
JP4957262B2 (ja) 断熱容器
JP5217605B2 (ja) 紙製断熱カップ
JP6535534B2 (ja) 胴部に波形周溝が形成されたボトル
JP5090064B2 (ja) コーン用容器
JP2017210280A (ja) 反転変形可能なボトル
JP7421910B2 (ja) 打栓式合成樹脂キャップ
WO2016017082A1 (ja) 複合容器
JPWO2018020532A1 (ja) 容器
JP2021160774A (ja) 容器
JP2010126233A (ja) ボトル
JP6703898B2 (ja) ウエスト部を有するボトル
JP6315728B2 (ja) 容器及び容器製造方法
JP2009286402A (ja) 断熱カップ
JP6335736B2 (ja) ボトル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091019

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120305

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150330

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4957255

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees