JP4999756B2 - 容器 - Google Patents

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Description

本発明は容器に関するものである。
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、内容物が収容される容器本体と、この容器本体の開口部に着脱可能に嵌合された蓋体と、を備える容器が知られている。
特開2003−252358号公報
しかしながら、前記従来の容器では、蓋体を容器本体の開口部から取り外す際に、例えば容器本体の開口部に突設された鍔部を下方に向けて折り曲げつつ、この鍔部と蓋体の周壁部における下端縁との間に指を入れて、蓋体を上方に向けてめくり上げる等しなければならず、開け難いという問題があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、開け易い容器を提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明の容器は、内容物が収容される容器本体と、この容器本体の開口部に着脱可能に嵌合された蓋体と、を備える容器であって、前記容器本体の周壁部には径方向外方に向けて受け板部が突設され、前記蓋体には、径方向外方に向けて延在しその先端が前記受け板部上に位置する連結片が設けられるとともに、この連結片の先端にヒンジ部を介して連結され径方向外方に向けて延びる操作片が前記ヒンジ部回りに上方に向けて回動可能に設けられ、前記操作片において前記ヒンジ部との連結部分よりも容器本体の周方向における外側に位置する外側部分には、径方向内方に向けて延在しその先端が前記受け板部上に位置する押下片が突設されていることを特徴とする。
この発明では、操作片をヒンジ部回りに上方に向けて回動させると、押下片の先端部が受け板部の上面を押下することにより、蓋体を容器本体に対して上方に向けて移動させる力、すなわち蓋体が容器本体の開口部から外されるような力を発生させることが可能になり、この容器を容易に開けることができる。
また、押下片の先端部がヒンジ部よりも径方向内側に位置するので、梃子の原理における支点と力点との間隔が大きく確保され、押下片の先端部が受け板部の上面を押下する力を増大させることが可能になり、容器をより一層容易に開けることができる。
ここで、前記操作片は、受け板部に着脱可能に係合してもよい。
この場合、操作片が受け板部に着脱可能に係合しているので、例えば容器を開封して内容物の一部を容器本体から取り出した後、容器本体の開口部に再び蓋体を嵌合して残りの内容物を保存していた場合において、この容器に不意の外力が加えられる等しても、蓋体が容器本体の開口部に対して位置ずれし難くなり、これらの間に隙間が生じ易くなるのを防ぐことができ、残りの内容物を長期にわたって保存することができる。
したがって、容器本体に収容される内容物が、容器を一旦開封したら一度に使い切られるものでなく、蓋体を容器本体の開口部に繰り返し着脱して少量ずつ使われるものである場合に好適な容器が得られる。
さらに、前記受け板部には、前記操作片上に位置するテンパーエビデンス部材が破断可能な弱化部を介して連結されてもよい。
この場合、受け板部に、操作片上に位置するテンパーエビデンス部材が破断可能な弱化部を介して連結されているので、この容器にいわゆるバージン機能を具備させることが可能になり、店頭で購入者が視認によりこの容器が未開封であるか否かを容易かつ確実に判断することが可能になる。
しかも、前述のように操作片をヒンジ部回りに上方に向けて回動させたときに、操作片からテンパーエビデンス部材にこの部材を上方に引き上げるような力が加えられて、弱化部が破断されることにより、テンパーエビデンス部材が受け板部から分離されることになり、前述のように蓋体を容器本体から取り外す操作と同じ操作で、テンパーエビデンス部材を受け板部から分離することが可能になり、この容器に前記バージン機能を具備させたことによって、開封し難くなるのを防ぐことができる。
さらにまた、前記押下片は上方に向けて凸となるように湾曲してもよい。
この場合、押下片が上方に向けて凸となるように湾曲しているので、前述の湾曲を平坦にする方向に沿った押下片の曲げ剛性を高めることが可能になり、この押下片の先端部で受け板部の上面を押下したときに、押下片が曲げ変形するのを抑制することが可能になる。
この発明に係る容器によれば、開け易くすることができる。
以下、図面を参照し、この発明の第1実施形態について説明する。この実施形態に係る容器1は、図1から図3に示されるように、内容物が収容される容器本体10と、この容器本体10の開口部11に着脱可能に嵌合された蓋体20と、を備えている。
容器本体10は、上面視矩形状のカップ状に形成されるとともに、その周壁部12の上端部に全周にわたって径方向外方に向けて突設されたフランジ部13と、フランジ部13の上面にその全周にわたって立設された嵌合筒部14と、を備え、これら12〜14が合成樹脂で一体に形成されている。
ここで、フランジ部13は、この容器本体10の上面視で矩形の環状を呈し、このフランジ部13において矩形を画成する四辺のうちの一辺をなす部分は、他の三辺をなす部分よりも径方向外方に向けた突出量が大きい受け板部15となっている。また、本実施形態では、前記他の三辺のうち、この容器本体10の中心軸線Oを径方向で挟んだ受け板部15の反対に位置する部分は、径方向外方に向けた突出量が、残りの二辺をなす部分よりも大きくかつ受け板部15よりも小さい支持板部16となっている。
さらに、フランジ部13の先端部13aは、その全周にわたって下方に向けて屈曲している。また、嵌合筒部14の外周面のうち少なくとも受け板部15に連なる部分には、第1突起14aが突設されている。
蓋体20は、上面視矩形状に形成された天壁部21と、天壁部21の外周縁に下方に向けて延設された周壁部22と、を備えている。
周壁部22は、天壁部21の外周縁に連なる上側周壁部22aと、上側周壁部22aよりも大径に形成されるとともに上側周壁部22aの下端部に下方に向けて延設された下側周壁部22bと、これらの両周壁部22a、22bを連結するフランジ状の連結部22cと、を備えている。
上側周壁部22aの下端22dは、連結部22cよりも下方に位置している。
下側周壁部22bの下端部における内周面には、前記嵌合筒部14の第1突起14aにアンダーカット嵌合する第2突起22eが突設されている。
以上の構成において、蓋体20は、下側周壁部22b内に嵌合筒部14が嵌合され、かつ嵌合筒部14内に上側周壁部22aの下端22dが嵌合され、さらに第1突起14aに第2突起22eがアンダーカット嵌合することにより、容器本体10の開口部11に着脱可能に嵌合されている。またこのように、容器本体10の開口部11に蓋体20が嵌合された状態で、蓋体20の下側周壁部22bの下端縁は、フランジ部13の上面に当接している。
また、本実施形態では、蓋体20の下側周壁部22bのうち、支持板部16上に位置する部分の周方向における中央部に、径方向外方に向けて連結ヒンジ部27が突設されている。なお、この連結ヒンジ部27の下面には突起が形成されており、この突起が、容器本体10の支持板部16に形成された孔に離脱不能に嵌合されている。
さらに、図示の例では、下側周壁部22bにおいて受け板部15上に位置する部分の下端部における外周面には面取り部22fが形成されている。
そして、本実施形態では、蓋体20には、径方向外方に向けて延在しその先端が受け板部15上に位置する連結片23が設けられるとともに、この連結片23の先端にヒンジ部24を介して連結され径方向外方に向けて延びる操作片25がヒンジ部24回りに上方に向けて回動可能に設けられている。
連結片23は、蓋体20の下側周壁部22bのうち、受け板部15上に位置する部分の外周面に突設され、径方向外方に向かうに従い漸次受け板部15側の下側に向けて延在している。また、この連結片23は、容器1の上面視において、下側周壁部22bのうち受け板部15上に位置する部分の中央部に配設されるとともに、周方向に長い長方形状の板状に形成されている。連結片23およびヒンジ部24それぞれの周方向に沿った長さは互いに同等になっている。
操作片25は、ヒンジ部24に連結され、径方向外方に向かうに従い漸次上方に向けて延びる基端側部分(ヒンジ部24との連結部分)25aと、この基端側部分25aの先端に連結され、径方向外方に向かうに従い漸次下方に向けて延びる先端側部分25bと、を備えている。先端側部分25bの縦断面視形状は、図3(a)に示されるように、径方向外方に向けて凸の曲面状となっている。また、基端側部分25aの周方向に沿った長さは、連結片23およびヒンジ部24それぞれの周方向に沿った長さと同等になっている。一方、先端側部分25bは、基端側部分25aよりも周方向に沿った長さが長くなっており、その両周端部は、基端側部分25aよりも周方向の外側に位置している。
そして、先端側部分25bにおいて、基端側部分25aよりも周方向の外側に位置する外側部分25cには、径方向内方に向けて延在しその先端が受け板部15上に位置する押下片26が突設されている。押下片26は、図3(a)に示されるように、径方向内方に向かうに従い漸次上方に向けて延在している。また、この押下片26の長さは、先端側部分25bの長さよりも短くなっている。さらに、この押下片26の全体が、受け板部15の上面に間隔をあけて上方から対向している。
また、押下片26は上方に向けて凸となるように湾曲している。そして、この押下片26および操作片25の先端側部分25bは、容器1の縦断面視で、同一の凸曲面をなすように段差無く滑らかに連なっている。さらに、押下片26の先端26aは、ヒンジ部24よりも径方向内側に位置している。また、押下片26の先端26aにおける上端部は上方に向けて突出する突起26bとなっている。
ここで、先端側部分25bの先端部25dは、他よりも厚さが厚く形成されて径方向内方に向けて膨出し、前記フランジ部13の先端部13aのうち受け板部15が位置する部分(以下、受け板部15の先端部15aという)に下側から着脱可能に係合している。また、操作片25、連結片23および押下片26の全体は一体に形成され、操作片25の前記先端部25dを除く全域にわたって同等の厚さで形成されている。
次に、以上のように構成された容器1を開封する方法について説明する。
まず、操作片25をヒンジ部24回りに上方に向けて回動させて、操作片25の先端部25dと受け板部15の先端部15aとの係合を解除させるとともに、押下片26の先端26aをヒンジ部24回りに下方に向けて回動させて、この先端26aにより受け板部15の上面を押下させる。以上の過程において、押下片26の突起26bは、蓋体20の下側周壁部22bにおける外周面上を上方から下方に向けて摺動してこの外周面により上側に向けて捲り上げられながら、下側周壁部22bを通過して受け板部15の上面に到達する。
この際、押下片26の先端26aは、突起26bの弾性復元力により付勢された状態で受け板部15の上面を押下し始める。その後さらに、押下片26の先端26aにより受け板部15の上面を押下させると、受け板部15の上面から押下片26の先端26aを介して蓋体20全体に容器本体10に対して上方に向けて移動する力が加えられることで、蓋体20の第2突起22eが容器本体10の第1突起14aを上方に乗り越え、蓋体20の下側周壁部22bおよび上側周壁部22aの下端22dと、容器本体10の嵌合筒部14との嵌合が解除される。その後、蓋体20の全体を、連結ヒンジ部27回りに上方に向けて回動させることで、容器本体10の開口部11が完全に開口する。
以上説明したように本実施形態に係る容器1によれば、操作片25をヒンジ部24回りに上方に向けて回動させると、押下片26の先端26aが受け板部15の上面を押下することにより、蓋体20を容器本体10に対して上方に向けて移動させる力、すなわち蓋体20が容器本体10の開口部11から外されるような力を発生させることが可能になり、この容器1を容易に開けることができる。
また、押下片26の先端26aがヒンジ部24よりも径方向内側に位置しているので、梃子の原理における支点と力点との間隔が大きく確保され、押下片26の先端26aが受け板部15の上面を押下する力を増大させることが可能になり、容器1をより一層容易に開けることができる。
さらに、操作片25が受け板部15に着脱可能に係合しているので、例えば容器1を開封して内容物の一部を容器本体10から取り出した後、容器本体10の開口部11に再び蓋体20を嵌合して残りの内容物を保存していた場合において、この容器1に不意の外力が加えられる等しても、蓋体20が容器本体10の開口部11に対して位置ずれし難くなり、これらの間に隙間が生じ易くなるのを防ぐことができ、残りの内容物を長期にわたって保存することができる。
したがって、容器本体10に収容される内容物が、容器1を一旦開封したら一度に使い切られるものでなく、蓋体20を容器本体10の開口部11に繰り返し着脱して少量ずつ使われるものである場合に好適な容器が得られる。
さらにまた、押下片26が上方に向けて凸となるように湾曲しているので、前述の湾曲を平坦にする方向に沿った押下片26の曲げ剛性を高めることが可能になり、この押下片26の先端26aで受け板部15の上面を押下したときに、押下片26が曲げ変形するのを抑制することが可能になる。
次に、この発明の第2実施形態について図4から図6を参照しながら説明するが、第1実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
まず、蓋体20の下側周壁部22bにおける外周面に突設された連結片31は、下側周壁部22bの外周面に連結され、径方向外方に向かうに従い漸次下方に向けて延びる基端側部分31aと、この基端側部分31aの先端から下方に向けて延設されてその先端にヒンジ部24が連結された先端側部分31bと、を備えている。
次に、操作片25の先端側部分25bにおける先端部32は、受け板部15の先端部15aよりも上方に位置し、径方向に延在している。
さらに、先端側部分25bに設けられた押下片26の先端部33は、径方向内方に向かうに従い漸次上方に向けて延在するように屈曲している。
さらにまた、下側周壁部22bの下端部において、押下片26の先端部33が配設されている周方向位置と対応する部分に、この周壁部22bの径方向および下方の双方に開口する収納孔22gが形成されている。なお、本実施形態では、下側周壁部22bに面取り部22fは形成されていない。
また、本実施形態では、受け板部15の先端部15aに、操作片25上に位置するテンパーエビデンス部材34が破断可能なブリッジ(弱化部)35を介して連結されている。テンパーエビデンス部材34は、径方向および下方の双方に向けて開口する門型に形成され、周方向に互いに間隔をあけて配設された一対の柱部34aと、これらの柱部34aの各上端部同士を連結する架橋部34bと、を備えている。そして、一対の柱部34aの各下端が、薄肉に破断可能に形成されたブリッヂ35を介して受け板部15の先端部15aに連結されている。そして、一対の柱部34aおよび架橋部34bにより画成された正面視四角形状の開口部内に、操作片25の先端部32が挿入され、この先端部32の上面と架橋部34bの下面とが互いに近接している。
次に、以上のように構成された容器2を開封する方法について説明する。
まず、操作片25をヒンジ部24回りに上方に向けて回動させて、操作片25の先端部32を架橋部34bの下面に押し当ててテンパーエビデンス部材34にこの部材34を上方に引き上げる力を加えることで、ブリッヂ35を破断してこのテンパーエビデンス部材34を受け板部15から分離させる。そしてさらに継続して操作片25を回動させることにより、押下片26の先端部33をヒンジ部24回りに下方に向けて回動させ、この先端部33により受け板部15の上面を押下させる。以上の過程において、押下片26の先端部33は、蓋体20の下側周壁部22bにおける外周面上を上方から下方に向けて摺動してこの外周面により上側に向けて捲り上げられながら、下側周壁部22bの収納孔22gに到達したときに、自らの弾性復元力により収納孔22g内に進入し、かつ受け板部15の上面に到達する。
この際、押下片26の先端部33は、自らの弾性復元力により付勢された状態で受け板部15の上面を押下し始める。その後さらに、押下片26の先端部33により受け板部15の上面を押下させると、受け板部15の上面から押下片26の先端部33を介して蓋体20全体に容器本体10に対して上方に向けて移動する力が加えられることで、前記実施形態と同様にして蓋体20の容器本体10に対する嵌合が解除される。その後、蓋体20の全体を、連結ヒンジ部27回りに上方に向けて回動させることで、容器本体10の開口部11が完全に開口する。
ここで、以上のようにして一旦開封された容器2では、押下片26の先端部33を上方に向けてヒンジ部24回りに回動させても、この先端部33が収納孔22gを画成する上面壁に引っ掛かることで、それ以上の回動が規制される。つまり、容器2を一旦開封した後は、この押下片26は容器2の開封前の姿勢には戻れず、これにより、次に蓋体20を容器本体10から取り外すときの、押下片26の回動ストロークが抑えられるようになっている。
以上説明したように本実施形態に係る容器2によれば、受け板部15に、操作片25上に位置するテンパーエビデンス部材34が破断可能なブリッヂ35を介して連結されているので、この容器2にいわゆるバージン機能を具備させることが可能になり、店頭で購入者が視認によりこの容器2が未開封であるか否かを容易かつ確実に判断することが可能になる。
しかも、前述のように操作片25をヒンジ部24回りに上方に向けて回動させたときに、操作片25からテンパーエビデンス部材34にこの部材34を上方に引き上げるような力が加えられて、ブリッヂ35が破断されることにより、テンパーエビデンス部材34が受け板部15から分離されることになり、前述のように蓋体20を容器本体10から取り外す操作と同じ操作で、テンパーエビデンス部材34を受け板部15から分離することが可能になり、この容器2に前記バージン機能を具備させたことによって、開封し難くなるのを防ぐことができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記第1実施形態では、操作片25の前記先端部25dが受け板部15の先端部15aに着脱可能に係合する構成を示したが、係合させなくてもよい。
また、前記第1実施形態および第2実施形態では、押下片26として、上方に向けて凸となるように湾曲した構成を示したが、これに限らず例えば平板状等に形成してもよい。さらにこのように、押下片26を湾曲させるのに代えて、例えばこの押下片26の厚さを操作片25の厚さよりも厚くする等してもよい。
また、前記第2実施形態ではテンパーエビデンス部材34を有する構成を示し、第1実施形態ではテンパーエビデンス部材34を有しない構成を示したが、これに代えて第2実施形態でテンパーエビデンス部材34を設けずに、前記第1実施形態でテンパーエビデンス部材34を設けてもよい。
さらに、前記第1実施形態および第2実施形態では、容器本体10に嵌合筒部14を設け、この嵌合筒部14に蓋体20の周壁部22を嵌合した構成を示したが、嵌合筒部14を設けずに、容器本体10の周壁部12における開口部に直接、蓋体20の周壁部22を嵌合させてもよい。
また、前記第1実施形態および第2実施形態では、フランジ部13を容器本体10の全周にわたって設けたが、少なくとも受け板部15のみを設ければよい。
さらに、前記第1実施形態および第2実施形態では、容器本体10と蓋体20とが連結ヒンジ部27を介して連結された構成を示したが、この連結ヒンジ部27を有しない容器においても適用可能である。
開け易い容器を提供することができる。
本発明に係る第1実施形態として示した容器の上面図である。 図1に示す容器の正面図である。 図1および図2に示す容器において、(a)蓋を閉じた状態を示すA−A線矢視断面図、(b)蓋を開けた初期の状態を示すA−A線矢視断面図である。 本発明に係る第2実施形態として示した容器の上面図である。 図4に示す容器の正面図である。 図4および図5に示す容器において、(a)蓋を閉じた状態を示すA−A線矢視断面図、(b)蓋を開けた初期の状態を示すA−A線矢視断面図である。
符号の説明
1、2 容器
10 容器本体
11 開口部
12 周壁部
15 受け板部
15a 受け板部の先端部
20 蓋体
23、31 連結片
24 ヒンジ部
25 操作片
25c 操作片の外側部分
25d、32 操作片の先端部
26 押下片
34 テンパーエビデンス部材

Claims (4)

  1. 内容物が収容される容器本体と、この容器本体の開口部に着脱可能に嵌合された蓋体と、を備える容器であって、
    前記容器本体の周壁部には径方向外方に向けて受け板部が突設され、
    前記蓋体には、径方向外方に向けて延在しその先端が前記受け板部上に位置する連結片が設けられるとともに、この連結片の先端にヒンジ部を介して連結され径方向外方に向けて延びる操作片が前記ヒンジ部回りに上方に向けて回動可能に設けられ、
    前記操作片において前記ヒンジ部との連結部分よりも容器本体の周方向における外側に位置する外側部分には、径方向内方に向けて延在しその先端が前記受け板部上に位置する押下片が突設されていることを特徴とする容器。
  2. 請求項1記載の容器であって、
    前記操作片は、受け板部に着脱可能に係合していることを特徴とする容器。
  3. 請求項1または2に記載の容器であって、
    前記受け板部には、前記操作片上に位置するテンパーエビデンス部材が破断可能な弱化部を介して連結されていることを特徴とする容器。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の容器であって、
    前記押下片は上方に向けて凸となるように湾曲していることを特徴とする容器。
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