JP6103929B2 - ヒンジキャップ - Google Patents
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Description
キャップ本体Aは、打栓時に、内筒4外周と外筒10内周により、口筒部を挟持することによって、容器本体の口筒部に装着される。
開蓋凹部14には、上端から下方に延びる外面14aと、外面14a下端から外側下方に延びる傾斜面14bが形成されている。
係合部18の内周上部は、蓋係合筒部5の係合突部9の外周に係合し、内周下部には、上部が係合突部9の下部に係合する係合突部19が設けられている。
押ボタン部21は、下端部21aが内方に向くように形成され、押ボタン部21操作時に、キャップ本体Aの外周筒部6の連結部11の開蓋凹部14の傾斜面14bの外縁に当接するようになっている。
外筒壁16の外周凹部20がある部分は、周壁の厚さが、他の部分の周壁の厚さに比べ薄肉となる薄肉壁部16cとなっており、さらに、外筒壁16の変形用凹部22がある部分は、周壁の厚さが、薄肉壁部16cの周壁の厚さに比べさらに薄肉となる変形薄肉部16dとなっている。
上蓋Bの外筒壁16の係合部18とキャップ本体Aの蓋係合筒部5とを嵌合させ、上蓋Bをキャップ本体Aに閉蓋する。
押ボタン部21を押し込むと、下端部21aが、キャップ本体Aの外周筒部6の開蓋凹部14の傾斜面14bの外縁に当接する。
そして、下端部21aが傾斜面14bを内方に摺動し、傾斜面14bの傾斜によって押ボタン部21が上昇していく。
また、片手で開蓋する際に、親指で押ボタン部21を押し込む動作を、キャップ本体Aまたは容器本体を手で握る動作の方向に加えることができ、手で握り、親指で持ち上げる動作に比べ応力を軽減することができ、より弱い力で上蓋Bとキャップ本体Aとの嵌合を外すことができる。
最後は、押ボタン部21をそのまま押上げ、上蓋Bを簡単に開蓋することができる。
さらに外周壁12を引っ張ると、ヒンジCの反対側の連結部11を引っ張り、連結部11を介して外筒10を引っ張り、連結部11付近の外筒10を変形し、キャップ本体Aの外筒10と容器本体の口筒部との嵌合が外され、キャップと容器本体とを分別廃棄することができる。
さらに、外筒壁16の肉厚は自由に設定することができ、ヒンジCの反対側の係合部18上方の近傍を薄肉形状とすることが望ましい。
本実施例は、第1実施例と同一の構成部分には同一の符号を付して図示して詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明する。
変形押ボタン28は、下端部28aが内方に向くように形成され、押ボタン部25操作時に、キャップ本体Aの外周筒部6の連結部11の開蓋凹部14の傾斜面14bの外縁に当接するようなっている。
開蓋の際には、上蓋Bの押ボタン部25の変形押ボタン28を内方へ押し込む。
変形押ボタン28を押し込むと、下端部28aがキャップ本体Aの外周筒部6の開蓋凹部14の傾斜面14bの外縁に当接する。
そして、下端部28aが傾斜面14bを内方に摺動し、傾斜面14bの傾斜によって変形押ボタン28が上昇していく。
この復元力により、連結部26および付近の下端部16bが元の形状に戻され、係合部18の係合突部19の下面部が蓋係合筒部5の係合突部9の上面部を滑らせ、さらに上蓋Bを上昇させる力が付加される。
その他の作用効果は、実施例1と同じである。
最後は、押ボタン部25をそのまま押上げ、上蓋Bを簡単に開蓋することができる。
本実施例は、第1および第2実施例と同一の構成部分には同一の符号を付して図示して詳しい説明を省略し、相違点を中心に説明する。
変形押ボタン38の下部中央は、封緘受部30の幅で切欠かれた下凹部39が形成されている。
閉蓋の際には、上蓋Bの封緘片36の下部41が、キャップ本体Aの連結部11の封緘受部30の連結周壁31の内面と段外面30bとの間に挿入され、封緘片36が封緘受部30に嵌合される。
内方に摺動するとともに上昇する変形押ボタン38と、封緘受部30に嵌合して動かない封緘片36との間に差異ができることで、互いを連結する弱化連結部37が切断され、変形押ボタン38と封緘片36が離されていく。
その他の作用効果は、実施例2と同じである。
キャップ本体の外周筒部の構成は、上記各実施例の形態に限定されない。
B 上蓋
C ヒンジ
1 底壁
2 注出筒
3 リング状底壁
4 内筒
5 蓋係合筒部
6 外周筒部
7 弱化部
8 プルリング
9、19 係合突部
10 外筒
11 連結部
12 外周壁
13 弱化片
14 開蓋凹部
14a 外面
14b 傾斜面
15 頂壁
16 外筒壁
16a 突出部
16b 下端部
16c 薄肉壁部
16d 変形薄肉部
17 内筒部
18 係合部
20 外周凹部
21、25、35 押ボタン部
21a、28a、38a 下端部
22 変形用凹部
26 連結部
27 弱化部
28、38 変形押ボタン
30 封緘受部
30a 外面
30b 段外面
30c 側面
31 連結周壁
36 封緘片
37 弱化連結部
39 下凹部
40 上部
41 下部
Claims (6)
- 容器の口筒部に取着され、キャップ本体と上蓋からなるヒンジキャップにおいて、
キャップ本体は、注出筒と、蓋係合筒部と、外周上端にヒンジを連設する外周筒部とを具え、
外周筒部のヒンジの反対側の外周には、上端から所定の高さまで開蓋凹部が凹設され、
開蓋凹部は、上端から下方に延びる外面と、外面下端部から外側下方に延びる傾斜面が形成され、
上蓋は、頂壁と、外筒壁とを具え、
外筒壁の内周下部には、蓋係合筒部と係合する係合部が設けられ、
外筒壁のヒンジの反対側の外周には、係合部より上の位置に、中央から両側へ延びる変形用凹部が凹設され、該部分が外筒壁の他の部分の周壁の厚さに比べ薄肉となり、その下方に、下方に延びる押ボタン部が連設され、
押ボタン部の下端部は、押ボタン部操作時にキャップ本体の開蓋凹部の傾斜面に当接することを特徴とするヒンジキャップ。 - 押ボタン部は、外筒壁より外方に突出して下方に延び、下端部が内方に向くように形成されていることを特徴とする請求項1記載のヒンジキャップ。
- 押ボタン部は、外筒壁の下端部に突設される連結部と、連結部の下面外縁に変形可能な弱化部を介して垂設された変形押ボタンとからなり、
変形押ボタンの下端部が、キャップ本体の開蓋凹部の傾斜面に当接することを特徴とする請求項1または2記載のヒンジキャップ。 - 外周筒部は、蓋係合筒部の外縁に上端が連設される外筒と、外筒のヒンジの反対側に突設される連結部と、外筒から一定の間隔を隔てて連結部の両方の外方側面から連設される円弧状の外周壁とを具え、
外周壁の外周上端にヒンジが連設され、
連結部の外周に、開蓋凹部が凹設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のヒンジキャップ。 - 外周筒部のヒンジの反対側の外周に、開蓋凹部の傾斜面から下端まで封緘受部が設けられ、
押ボタン部の下端に、破断可能な薄肉の弱化連結部を介して封緘受部に嵌入される封緘片が連設されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のヒンジキャップ。 - 押ボタン部の下部中央に下凹部が形成され、
下凹部の下面内縁に、破断可能な薄肉の弱化連結部を介して封緘片が連設されていることを特徴とする請求項5記載のヒンジキャップ。
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