JP4955927B2 - 車両用整流装置 - Google Patents

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本発明は、自動車等の車両のルーフ部に備えられる整流装置に関するものである。
例えばセダン型等のノッチバック型の自動車は、主に高速度域における性能を向上するため、リアウィンドウガラスの後方側に設けられるトランクリッドの上面部に、リアスポイラ等の空力追加物を装着する場合がある。
このようなリアスポイラは、車両に装着することによって、高速走行時に車体に作用する揚力(リフト)を低減したり、さらに、車体を路面側に押圧する力(ダウンフォース)を得て、走行安定性を向上することができる。
リアスポイラは、その効果を確保するため、車体の表面に沿った気流が効率よく導入されることが必要である。
しかし、ノッチバック型の乗用車は、ルーフの後端部からリアウィンドウガラスの前端部付近において、その曲率に起因して、表面の圧力が流れの方向に沿った位置に応じて変化し、ルーフの表面部に沿って流れる気流が、増大圧力に抗しきれなくなると、その一部が逆流を開始して境界層の剥離(セパレーション)が生じ、リアウィンドウガラス及びトランクリッドに沿ってリアスポイラ部に流入する気流の形成が妨げられる場合がある。この場合、リアスポイラは、その性能が低下し、上述した効果が得られなくなってしまう。
これに対し、従来、自動車のルーフ後端部に、車幅方向に沿って複数の突起を配列したボルテックスジェネレータを形成し、層流よりも境界層の剥離が生じにくい乱流を形成するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2004−345562号公報
しかし、ボルテックスジェネレータをルーフの後端部に形成した場合、境界層の剥離を防止することはできるが、乱流が形成され、リアスポイラの流入する気流も乱流となってしまう。また、ボルテックスジェネレータは、境界層の剥離を防止することによって空気抵抗の低減効果は得られるが、乱流の存在に起因する空気抵抗が新たに発生してしまう。
上述した問題に鑑み、本発明の課題は、リアスポイラに流入する気流を効果的に整流する車両用整流装置を提供することである。
本発明は、以下のような解決手段により、上述した課題を解決する。
請求項1の発明は、ルーフ部と、その前端部が前記ルーフ部の後端部と隣接しかつ後端部側が低くなるように傾斜して配置されたリアウィンドウガラスと、前記リアウィンドウガラスの後方側でトランクリッドの上部に配置され、前記トランクリッドの上方側を通過する気流を整流するリアスポイラとを有する車両に備えられる車両用整流装置において、前記ルーフ部の後端部、前記リアウィンドウガラスの前端部の少なくとも一方と間隔を隔てて対向し、その翼弦線を後方側が低くなるように傾斜して配置され、前縁の曲率半径が後縁の曲率半径よりも大きく形成された翼部を有することを特徴とする車両用整流装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の車両用整流装置において、前記翼部は、その上面及び下面の中間を通る中心線が上方側に凸となる翼形に形成されたことを特徴とする車両用整流装置である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の車両用整流装置において、前記翼部の車幅方向に沿った両端部にそれぞれ設けられ、その一端部を前記翼部の端部に固定され、他端部を前記車両の前記リアウィンドウガラスの側部に沿ったピラー部に固定される支柱部と、前記支柱部と前記ピラー部とを締結する締結部と、前記締結部に対して前記車両の前方側に設けられ、前記支柱部と前記ピラー部とを係止する係止部とを備えることを特徴とする車両用整流装置である。
本発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)ルーフ部に沿った気流が、翼部によって下向きに向きを変え、層流を維持しつつリアウィンドウガラスに沿って流れるから、リアスポイラ部に整流された気流を導入することができ、その効果を向上することができる。
(2)翼部はその中心線が上方側に凸となる翼形に形成されているから、上述した気流の方向を効果的に変えることができる。
なお、本明細書において、翼形(エアフォイル)とは、その翼弦線に沿った位置に応じて、前縁から最大翼厚部にかけて翼厚が徐々に増加し、最大翼厚部から後縁にかけて翼厚が徐々に減少する流線型のことを指すものとする。
(3)支柱部をピラー部に締結する締結部よりも前方側に、支柱部とピラー部とを係止する係止部を備えているから、車両への整流装置の装着に際し、締結部の締結前に支柱部を仮止めすることができ、締結部が未締結の状態であっても、 整流装置が後方側に転落することを防止することができる。
本発明は、リアスポイラに流入する気流を効果的に整流するという目的を、リアウィンドウガラスの前端部と間隔を隔てて対向し、その翼弦線を後方側が低くなるように傾けて配置されたウイングを有するルーフターニングベーンを設けることによって実現した。
以下、本発明を適用した車両用整流装置の実施例について、図面等を参照して説明する。
図1は、本発明を適用した車両用整流装置の実施例であるルーフターニングベーンを備えた自動車の外観斜視図である。図2は、図1の自動車の側面視図である。
この自動車1は、例えば、ノッチバック型の4ドアセダン車であって、キャビン10と、トランクルーム20と、ルーフパネル30と、リアウィンドウガラス40と、Cピラー50と、トランクリッド60と、リアスポイラ70と、ルーフターニングベーン80とを備えている。
キャビン10は、車両の前後方向における中央部に設けられ、乗員を収容する居室である。
トランクルーム20は、キャビン10の後方に設けられた空間部であって、その上端部の高さは、キャビン10よりも低くなっている。
ルーフパネル30は、キャビン10の天井部に配置された車体の外板部であって、その表面部は、略水平方向に沿って配置されている。
リアウィンドウガラス40は、その前端部をルーフパネル30の後端部と隣接して設けられ、その後方側が低くなるように傾斜して配置されている。
Cピラー50は、車体の外板部の一部であって、リアウィンドウガラス40を車幅方向に挟んだ両側に配置され、その側辺部に沿って延在している。このCピラー50は、その前端部(上端部)においてルーフパネル30と接合されている。
トランクリッド60は、トランクルーム20に設けられた開閉可能な蓋部であって、略水平方向に沿って延在する上面部を備えている。
リアスポイラ70は、トランクリッド60の上面部に固定され、トランクリッド60の上方側を通過する気流を整流し、車両のリフトを低減し、又は車両にダウンフォースを与える翼部を備えている。
ルーフターニングベーン80は、ルーフパネル30とリアウィンドウガラス40との接合部近傍に設けられた整流装置であって、その詳細について以下説明する。
ルーフターニングベーン80は、ウイング81と、レッグブラケット82とを備えている。
ウイング81は、リアウィンドウガラス40の前端部に沿って、これと所定の間隔を隔てて対向して設けられ、車幅方向に沿って延在する翼部である。
レッグブラケット82は、ウイング81の両端部にそれぞれ設けられ、左右のCピラー50に固定され、ウイング81を支持する支柱部である。
図3は、図1のIII−III部矢視断面図であって、ウイング81の翼断面を示す図である。
ウイング81は、前縁81aの曲率半径が後縁81bの曲率半径よりも大きく形成された翼形を有し、その前縁81aと後縁81bとを結んだ直線である翼弦線CLは、 車両の後方側が低くなるように傾斜して配置されている。
ウイング81の上面及び下面は、それぞれ車両の上方側に凸となる曲面に形成され、その結果、ウイング81は、その上面及び下面の中間点を結んだ中心線MLは、上方側に凸となる曲線となる。
また、ウイング81は、例えば樹脂等の材料によって中空に形成され、その翼弦線CLに沿った中間部分に、上面と下面との間にわたして形成されたリブが設けられている。
ウイング81は、リアウィンドウガラス40の表面に沿った方向におけるその前縁81aの位置が、リアウィンドウガラス40の前端部40aよりも後方側かつ上方側に配置され、また、リアウィンドウガラス40に対して、その翼弦長よりも小さく設定された隙間を隔てて、その翼弦線をリアウィンドウガラス40に対して略並行に配置されている。
図4は、図2のIV−IV部矢視断面図であって、Cピラー50と、ルーフターニングベーン80との接合部の構造を示す図である。
Cピラー50は、アウターパネル51と、インナーパネル52と、ブラケット53とを備えている。
アウターパネル51は、車両の外表面の一部を構成する外板であって、鋼板をプレス加工して形成されている。
インナーパネル52は、アウターパネル51に対して車体の内部側に設けられ、アウターパネル51よりも肉厚の鋼板をプレス加工して形成されている。
アウターパネル51と、インナーパネル52とは、その両端部を接合して閉じ合わせ、閉断面を形成している。
ブラケット53は、上述したルーフターニングベーン80のレッグブラケット82が固定されるものであって、鋼板をプレス加工して形成されている。ブラケット53は、その大部分をアウターパネル51とインナーパネル52との間の閉断面内に収容され、一端部をインナーパネル52のアウターパネル51側に対向した面部に溶接して固定されている。また、他端部は、アウターパネル51に形成された開口51aを介して車体の外部側に露出して配置され、後述するルーフターニングベーン80の固定用のボルトがネジ結合されるナット部53aが設けられている。
図5は、ブラケット53の外観斜視図である。なお、図5において、図に向かって左側が車両の前方側を示している。
ナット部53aは、車両の前後方向に離間して、例えば1対が設けられている。そして、車両前方のナット部53aのさらに前方側に、このナット部53aと隣接して形成された矩形の開口53bが設けられている。この開口53bは、後述するルーフターニングベーン80のレッグブラケット82の爪部が係止されるものである。
図6は、ルーフターニングベーン80のレッグブラケット82部における分解図である。
レッグブラケット82は、ベース部83と、カバー部84とを備えている。
ベース部83は、上述したウイング81を支持するとともに、Cピラー50のブラケット53に固定されるものである。
カバー部84は、ベース部83に対してその上側から被せられるものである。
これらのベース部83、カバー部84は、例えば、樹脂を用いたインジェクション成形等によって形成されている。
また、ベース部83とカバー部84とを結合した状態においては、レッグブラケット82は、翼形状の横断面形状を有し、そのCピラー50から離れた側の端部が、車幅方向における中心側に傾斜して配置され、レッグブラケット82の外形によっても整流効果を発揮するようになっている。
ベース部83は、Cピラー50の表面と対向して設けられた下面部85と、車両の車幅方向における中心側に対向した側面部86とを備えている。
下面部85は、ブラケット53のナット部53aに対応する位置にそれぞれ形成されたボルト孔85aを備え、このボルト孔85aにボルト85bをそれぞれ挿入し、ナット部53aと締結することによって、ベース部83はCピラー50に対して固定される。なお、このとき、ベース部83の下面部85とCピラー50のアウターパネル51との間には、開口51aから水や異物等が入ることを防止するため、弾性を有する材料によって形成されたシート状のシール部材87が備えられる。
なお、ボルト孔85aは、車両の前後方向に沿った辺部を有する長円状の長孔に形成され、ルーフターニングベーン80の取り付けに際し、車両の前後方向における寸法誤差を吸収するようになっている。
また、ベース部83の側面部86は、ウイングが挿入される開口86aと、ウイング固定用のナット部86bとを備えている。
開口86aは、ウイング81の翼形と略一致した形状を有し、ウイング81の先端部が挿入されるものである。
ナット部86bは、開口86aの下端部と隣接して、レッグブラケット82の内部側に設けられ、ウイング81の翼弦方向に沿って、例えば1対が配列されている。
また、ウイング81の両端部には、ナット部86bの位置にそれぞれ対応して形成されたボルト孔81cが形成されている。
図7は、図4のVII−VII部矢視断面図である。また、図8は、図7のVIII部拡大図である。
下面部85は、そのブラケット53側の面部から突き出して形成された鉤状の爪部85cを備えている。この爪部85cは、その先端部が、車両の後方側に向けて屈曲して形成され、この屈曲部によって、上述したブラケット53の開口53bに係止される。
図9は、ウイング81とレッグブラケット82との結合部を、車両の後方側から見た状態を示す断面図である。
ウイング81のレッグブラケット82のベース部83への固定は、その先端部を、開口86aに挿入した状態で、ウイング81の各ボルト孔81cにそれぞれウイング固定用のボルト86cを挿入し、このボルト86cを、対応するナット部86bにそれぞれ締結することによって行われる。
なお、ウイング81のボルト孔81cは、車幅方向に沿った略直線状の辺部を有する長円状の長孔に形成され、ウイング81の車幅方向に沿った寸法誤差を吸収するようになっている。
図10は、レッグブラケット82のベース部83とカバー部84との結合部を、車両の後方側から見た状態を示す断面図である。
カバー部84は、その内面から突き出した略円筒状の突起部84aを備えている。突起部84aは、車両の前後方向に沿って、例えば1対が設けられている。
突起部84aは、その先端部に、弾性を有する材料によって可撓性を有して形成され、その外周面から突き出した爪部84bを備えている。
一方、ベース部83は、内面部86から突き出して形成されたタブ部86dと、このタブ部に形成された開口86eとを備えている。
カバー部84は、その突起84aの先端部を、ベース部83の開口86eに挿入し、この開口86eの縁部に爪部84bを係止することによって固定される。
次に、車両の製造時等におけるルーフターニングベーン80の装着方法について説明する。
(1)Cピラー50に装着前のレッグブラケット82のベース部83に、ウイング81を装着する。ウイング81の両端部をそれぞれ車両左右側のベース部83の開口86aに挿入し、そのボルト孔81cにそれぞれボルト86cを挿入し、ベース部83のナット部86bに緩く締めこむことによって仮止めする。
(2)Cピラー50のアウターパネル51と、ベース部83の下面部85との間にシール部材87を配置し、ベース部83の下面部86から突き出した爪部85cを、Cピラー50側のブラケット53に形成された開口53bに係止する。
(3)ベース部83のボルト孔85aにボルト85bを挿入し、ブラケット53のネット部53aに対して緩く締め込んで仮止めする。
(4)ウイング81、ベース部83の車体に対する位置を、それぞれ長孔状に形成されたボルト孔をずらすことによって調節し、上述したボルト85b及びボルト86cを規定のトルクによって本締めする。
(5)カバー部84をベース部83に被せ、上側から押圧し、爪部84bを開口86eに係止させて、カバー部84をベース部83に固定する。
以下、上述したルーフターニングベーン80の効果について説明する。
仮にターニングベーン80を設けない場合には、自動車1の走行時において、ルーフパネル30の上面に沿って流れる気流は、ルーフパネル30の後端部からリアウィンドウガラス40の前端部にかけての領域では、これらによって形成される車体の外表面が、上側に凸となる曲面となることに起因して、境界層の剥離が生じる。境界層の剥離が生じると、空気抵抗が急激に増大し、さらに、リアウィンドウガラス40に沿った逆流が形成されて、リアスポイラ70への気流の流量が減少し、その効果が損なわれてしまう。
これに対し、ルーフターニングベーン80を設けると、ウイング81によって気流が下向きに向きを変えられ、層流を維持しつつリアウィンドウガラス40に沿って下降し、リアスポイラ70に流入する。これによって、リアスポイラ70の効果を確保することができ、かつ、境界層の剥離に伴う空気抵抗の増大を防止することができる。
以上のように、本実施例によれば、以下のような効果を奏することができる。
(1)ルーフパネル30に沿った気流が、ルーフターニングベーン80のウイング81によって下向きに向きを変え、層流を維持した状態でリアウィンドウガラス40に沿って流れるから、リアスポイラ70に整流された気流を導入することができ、その効果を向上することができる。
(2)ウイング81は、その翼弦線CLを、後方側が下がるように傾斜して配置され、かつ、その中心線MLが上側に凸となる翼形に形成されているから、上述した気流の方向転換を効果的に変えることができる。
(3)レッグブラケット82のベース部83は、そのCピラー50側のブラケット53に形成された開口53bに係止される爪部85cを備えているから、ボルト85bによる固定前であっても、レッグブラケット82等が脱落することがなく、取り付け作業を容易に行うことができる。
(4)レッグブラケット82は、その横断面が翼形に形成され、車幅方向における中心側に傾斜しているから、この部分においても上述した整流効果を発揮でき、ルーフターニングベーン80の効果をより向上することができる。
(変形例)
本発明は、以上説明した実施例に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
(1)上述した実施例では、車両はセダン型の自動車であったが、ルーフ及びリアウィンドウガラスに対してその後方側であってかつルーフよりも低い位置に配置されるリアスポイラを有する車両であれば、本発明の車両用整流装置を適用することができる。
(2)上述した実施例のルーフターニングベーンは、1枚の翼部を有するものであるが、複数の翼部を備える構成としてもよい。また、その支持方法も実施例のように両端部とCピラーとを結合するものに限らず、翼部の中間部に支柱を設け、この支柱をルーフパネル等に固定するようにしてもよい。さらに、支柱部をCピラーと一体化して形成したり、又は、翼部と一体に形成してもよい。
本発明を適用した車両用整流装置の実施例であるルーフターニングベーンを備えた自動車の外観斜視図である。 図1の自動車の側面視図である。 図1のIII−III部矢視断面図であって、ウイングの翼断面を示す図である。 図2のIV−IV部矢視断面図であって、Cピラーとルーフターニングベーンとの接合部の構造を示す図である。 Cピラーに備えられるブラケットの外観斜視図である。 ルーフターニングベーンのレッグブラケット部における分解図である。 図4のVII−VII部矢視断面図である。 図7のVIII部拡大図である。 ルーフターニングベーンのウイングとレッグブラケットとの結合部の断面図である。 レッグブラケットのベース部とカバー部との結合部の断面図である。
符号の説明
30 ルーフパネル
40 リアウィンドウガラス
50 Cピラー
51 アウターパネル
52 インナーパネル
53 ブラケット
70 リアスポイラ
80 ルーフターニングベーン
81 ウイング
82 レッグブラケット
83 ベース部
84 カバー部
85c 爪部

Claims (3)

  1. ルーフ部と、その前端部が前記ルーフ部の後端部と隣接しかつ後端部側が低くなるように傾斜して配置されたリアウィンドウガラスと、前記リアウィンドウガラスの後方側でトランクリッドの上部に配置され、前記トランクリッドの上方側を通過する気流を整流するリアスポイラとを有する車両に備えられる車両用整流装置において、
    前記ルーフ部の後端部、前記リアウィンドウガラスの前端部の少なくとも一方と間隔を隔てて対向し、その翼弦線を後方側が低くなるように傾斜して配置され、
    前縁の曲率半径が後縁の曲率半径よりも大きく形成された翼部を有すること
    を特徴とする車両用整流装置。
  2. 請求項1に記載の車両用整流装置において、
    前記翼部は、その上面及び下面の中間を通る中心線が上方側に凸となる翼形に形成されたこと
    を特徴とする車両用整流装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用整流装置において、
    前記翼部の車幅方向に沿った両端部にそれぞれ設けられ、その一端部を前記翼部の端部に固定され、他端部を前記車両の前記リアウィンドウガラスの側部に沿ったピラー部に固定される支柱部と、
    前記支柱部と前記ピラー部とを締結する締結部と、
    前記締結部に対して前記車両の前方側に設けられ、前記支柱部と前記ピラー部とを係止する係止部と
    を備えること
    を特徴とする車両用整流装置。
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