JP4955608B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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本発明は、利用者の有無に応じて記録シートの排紙トレイを選択する制御部を有する画像処理装置に関する。
利用者や使用状況に応じて、記録シートの排紙トレイを変更する機能を備えた画像処理装置がある。例えば、特許文献1には、操作パネルの角度を検出し、角度に応じて排紙トレイを自動的に選択する画像処理装置が開示されている。
特開2006−256246号公報
ところで、利用者(以下、第1利用者という)が画像処理装置を操作しているときに、他の利用者(以下、第2利用者という)が同じ画像処理装置に対して画像データを送信し、メイン排紙トレイに排紙した場合、第1利用者が記録シートを取り出すための取り出し口を塞いでしまうため、第2利用者が記録シートを取り出しにくいという問題がある。
本発明は、上記に鑑み、第1利用者が使用している場合であっても、記録シートの取り出しに支障をきたすことなく、速やかに取り出すことのできる画像処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、メイン排紙トレイおよびサブ排紙トレイを有する画像処理装置であって、利用者の有無を検出する検出部と、利用者を検出したとき、いずれか一方の排出トレイを選択する制御部とを備えたことを特徴とする。
検出部は、画像処理装置を使用している第1利用者がいるか否かを検出する。例えば、検出部は、操作部が使用されているか否かを検出する。あるいは、検出部は焦電センサとされ、第1利用者からの赤外線の有無を検出する。この構成によると、操作部が使用されている、あるいは、赤外線を検出すると、第1利用者がいると判断できる。
制御部は、検出結果に基づいて処理をした記録シートの排紙先をいずれか一方の排紙トレイを排紙先にするかを選択する。例えば、あらかじめ設定された排紙先がメイン排紙トレイである場合、第1利用者を検出すると、制御部は、排紙先をメイン排紙トレイからサブ排紙トレイに切り替える。または、検出部が第1利用者の位置を検出できる場合、制御部は、検出した第1利用者の位置から近い位置の排紙トレイがどちらの排紙トレイかを判断し、判断結果から他方の排紙トレイ、すなわち、遠い位置の排紙トレイを選択する。
上記構成によると、第1利用者によってメイン排紙トレイあるいはサブ排紙トレイの取り出し口を塞いでいる場合であっても記録シートの取り出しに支障をきたすことがない。
制御部は、ジョブの入力があったときに排紙トレイを選択する。排紙トレイを変更した場合、制御部は、記録シートの排紙先を変更した旨を第2利用者に対して報知する。これにより、第2利用者は、処理した記録シートがどの排紙トレイに排紙されたかを認識することができ、取り出すときに探すことがない。
画像処理装置は、検出結果に応じて点灯するLEDや表示灯といった表示ランプを備える。制御部は、第1利用者がいると判断したときは、前記表示ランプを点灯させる。これにより、第2利用者に対して、画像処理装置を使用している第1利用者がいることを報知することができる。
本発明によると、画像処理装置を使用している第1利用者の有無に応じて、排紙トレイを選択するので、例えば、通常の排紙先であるメイン排紙トレイが第1利用者によって塞がれている場合、処理した記録シートはサブ排紙トレイに排紙される。そのため、第2用者は、記録シートを取り出すのに支障をきたすことなく取り出しが可能となる。
以下、本発明の画像処理装置を詳細に説明する。なお、説明の便宜上、画像処理装置1は、コピーモード、プリンタモード、スキャナモード、ファクシミリモード、および、ファイリングモードを有する複合機である。
画像処理装置100は、図1に示すように、上部に画像読取部110、中央部に画像形成部210、下部に用紙給紙部250を配置して構成されている。画像処理装置100の上面に配置された透明ガラス体の原稿台111上には、原稿セットトレイ上にセットされた複数枚の原稿を1枚ずつ自動的に原稿台111上へ給送する自動原稿搬送装置112が備えられている。用紙給紙部250の下方には、載置台を兼ねた多段給紙ユニット270が配置されている。
原稿台111の下方に位置する画像読取部110は、第1走査ユニット113、第2走査ユニット114、光学レンズ115、光電変換素子であるCCDラインセンサ116を有する。画像読取部110は、自動原稿搬送装置112との関連した動作により、原稿台111上に載置された原稿の画像を所定の露光位置において相対的に走査して読み取る。
第1走査ユニット113は、原稿面上を露光する光源ランプユニット1、および、原稿からの反射光像を所定の方向に反射させる第1ミラー2aを搭載している。光源ランプユニット1の照射光量は、光量センサ3によって検出される。
第2走査ユニット114は、第1ミラー2aで反射された原稿からの反射光を光電変換素子であるCCDラインセンサ116に導く第2ミラー2、および、第3ミラー2cを搭載している。光学レンズ115は、原稿からの反射光をCCDラインセンサ116の受光面に結像させる。
画像形成部210には、感光体ドラム222を所定の電位に帯電させる帯電器223、原稿読取部110、または、外部装置から転送された画像データに応じてレーザ光を出射して感光体ドラム222上に静電潜像を形成するレーザスキャンユニット(以下、LSUという)227、感光体ドラム222上に形成された静電潜像に現像ローラ228を介してトナーを供給してトナー像に顕像化する現像器224、感光体ドラム222上に形成されたトナー像を記録シートに転写する転写器(転写ローラ)225、転写工程後の感光体ドラム222上に残留したトナー等を回収するクリーナ226が設けられている。
LSU227は、内部に画像データによって変調されたレーザ光を照射する半導体レーザ11、および、回転によってレーザ光を主走査方向に偏光するポリゴンミラー12をレンズ群(図示せず)等とともに備えている。ポリゴンミラー12は、モータ13によって駆動される。
画像形成部210には、トナー像が転写された記録シートを加熱および加圧して、記録シート上にトナー像を定着させる定着ユニット217が設けられている。定着ユニット217は、上側の加熱ローラ21と下側の加圧ローラ22との一対のローラを備えている。加熱ローラ21はヒータを備え、加熱ローラ21の温度は、温度センサ23によって検出される。
定着ユニット217の排出側には、記録シートの両面に画像を形成する両面画像形成モード時に記録シートの前後を反転させるスイッチバック路221が形成されている。スイッチバック路221は記録済みの記録シートの排出搬送路と兼用される。
用紙給紙部250は、本体側面に装着された手差トレイ254、両面ユニット255、給紙トレイ251と、多段給紙ユニット270に備えられた給紙トレイ252,253とで構成されている。これらの給紙トレイ251〜254は、複数枚の記録シートを積層して収納する。
用紙給紙部250は、給紙トレイ251〜254から給紙した記録シートを画像形成部210における感光体ドラム222と転写器225との間の転写位置へと搬送する給紙ローラ256、レジストローラ257等の搬送手段を備えている。給紙ローラ256は、給紙トレイ251から記録シートを給紙する。レジストローラ257は、給紙ローラ256により給紙された記録シートを突き当て一時停止させ、斜め送りを整合する。
両面ユニット255は、記録シートを反転させるスイッチバック路221に通じており、両面画像形成モード時に表裏面が反転された記録シートを再給紙する。排紙ローラ219は、両面印刷時(記録シート反転搬送時)では記録シートを挟持した状態で回転方向が逆転し記録シートを両面ユニット255の方向へ搬送する。
第2ゲート263は、記録済みの記録シートを本体内のメイン排紙トレイ264方向に搬送するか、スイッチバック路から反転搬送される記録済みの記録シートを両面ユニット255に搬送するかを切換える。
両面ユニット255の上部には、切り換えゲート265を有する。切り換えゲート265が実線位置では、記録シートは再給紙され、点線位置に切り替わったときは、排紙ローラ219から両面ユニット255に向かって搬送された記録シートを本体右外側のサブ排紙トレイ266に排紙することができる。したがって、印字面を下にしてサブ排紙トレイ266に排紙できる。
画像処理装置100は、図2に示すように、制御部としてROM42およびRAM43を備えたメインCPU41を備える。メインCPU41には、画像メモリ44、画像処理回路48、HDD54、NIC53、操作部である操作パネル70、サブCPU−A60、サブCPU−B61が接続されている。
メインCPU41は、ROM42に予め書き込まれたプログラムにしたがって各入出機器を統括して制御し、この間に入出力されるデータをRAM43の所定のメモリエリアに一時記憶する。画像メモリ44は、画像処理回路48から出力された画像データを記憶する。クライアントPC55から送信された画像データやパスワード等のジョブ情報は、HDDに記憶される。
操作パネル70は、図3に示すように、入力キーを有するキーボード70a、液晶表示パネル70eを備える。操作パネル70は、装置の状態や利用可能な記録シートサイズ、複写倍率等の表示を行なうと共に、キーボード70aの入力キーにより利用者の操作を受け付けることができる。
キーボード70aは、画像処理装置100に対して収納自在に備えられる。キーボード70aには、図4に示すように、対に備えられた2つのキーボード支持レール70l、70rによって移動自在に支えられる。キーボード70aは、2つのロックレバー70dによって、収納姿勢を維持される。具体的には、キーボード70aが収納されたとき、ロックレバー70dが引っ掛かり、収納状態が維持される。ロックレバー70dが解除されると、キーボート70aは引き出すことができる。なお、キーボード70aを押すことで、ロックレバー70dは解除される。
液晶表示パネル70eは、液晶画面に触れることで入力が可能な液晶タッチパネルとしても良い。そして、利用者は、入力キーを用いてパスワードの入力を実行する。
操作パネル70は、キーボード70aが収納されているか否かを検出する検出部70bが設けられる。検出部70bは、リミットスイッチとされる。検出部70bは、キーボード70aが収納された時、そのキーボード70aによって押され、スイッチがON状態となる。キーボート70aが引き出されると、スイッチは解放されOFF状態となる。検出部70aは、検出結果をメインCPU41に出力する。メインCPU41は、検出結果に基づいて収納されているか否かを判断する。例えば、メインCPU41は、検出部70bがONのときは収納されていると判断し、検出部70bがOFFのときは引き出されていると判断する。
NIC53は、「Network Interface Card」の略称であり、クライアントPC55と通信回線を介して通信を行なうための通信手段である。画像処理装置100は、クライアントPC55から転送されるジョブ情報に基づいて処理を行なう、もしくは、原稿読取部110により得た画像データをNIC53を介してクライアントPC55に転送する。
画像形成部210は、サブCPU−A60により制御され、ヒータ21a、温度センサ23、ドライバ47、A/D変換器62を含む。温度センサ23は、定着ユニット217において加熱ローラ21の温度を検出して温度データをサブCPU−A60に出力する。
メインCPU41は、第1復帰処理として、サブCPU−A60に所定のウオームアップコマンドを送信する。サブCPU−A60は、メインCPU41より所定のウオームアップコマンドを受けると、ヒータ21aに通電し、温度センサ23から得られる温度情報を基に、ヒータ21aにより加熱される加熱ローラ21の表面温度を所定の温度に一定化するようヒータ21aの通電を制御する。サブCPU−A60は、加熱ローラ21の表面が所定温度に到達したならば、処理可能状態(レディ状態)に達したと判断して、メインCPU41に通知する。
原稿読取部110は、サブCPU−B61により制御され、光源ランプ1a、光量センサ3、ドライバ45、A/D変換器63を含む。光量センサ3は、光源ランプユニット1の光源ランプ1aが照射した光の光量を検出して光量データをサブCPU−B61に入力する。
メインCPU41は、第2復帰処理として、サブCPU−B61に所定のウオームアップコマンドを送信する。サブCPU−B61は、メインCPU41より所定のウオームアップコマンドを受けると、光源ランプ1aに通電し、光量センサ3から得られる光量情報を基に、光源ランプ1aの光量が所定の光量に一定化するよう光源ランプ1aの通電を制御する。サブCPU−B61は、光源ランプ1aの光量が所定の光量に到達したら、処理可能状態に達したと判断して、メインCPU41に通知する。
ドライバ45は、サブCPU−B61から出力された制御データに基づいて光源ランプユニット1の光源ランプ1aを駆動する。ドライバ47は、サブCPU−A60から出力された制御データに基づいて定着ユニット217の加熱ローラ21に内蔵されたヒータ21aを駆動する。
サブCPU−A60とサブCPU−B61には、上記以外にも画像形成部210および原稿読取部110内のモータ、クラッチ、ソレノイド、センサ等の原稿読取処理時および画像形成処理時に動作する多数の入出力機器が接続されている。サブCPU−A60とサブCPU−B61には、原稿読取処理時および画像形成処理時に所定のタイミングでセンサの検出データを読み取り、検出データに応じてモータ等を駆動する。
ところで、メイン排紙トレイ264は、画像処理装置100の本体中央部にある。サブ排紙トレイ266は、画像処理装置100の本体右外側にある。
そのため、画像処理装置100の操作パネル70を利用者(以下、第1利用者という)Aが操作しているときに、同じ画像処理装置100に対して、他の利用者(以下、第2利用者という)BがクライアントPC55から画像データを送信した場合、図5に示すように、利用者Aが取り出し口を塞いでしまう。したがって、第2利用者(図示せず)は排紙トレイから記録シートが取り出しにくいという問題がある。
そこで、本画像処理装置100は、操作パネル70等を使用している利用者の有無に応じて、記録済みの記録シートの排紙先の排紙トレイを選択する機能を備える。具体的には、メインCPU41が、キーボード70aが収納されているか否かから利用者の有無を判断し、利用者がいないと判断したときは記録済みの記録シートの排紙先を基本の排紙先であるメイン排紙トレイ264のまま維持する。利用者がいると判断したときは、記録済みの記録シートの排紙先をメイン排紙トレイ264からサブ排紙トレイ266に切り替える。
画像処理装置100は、メインCPU41の指示に応じて点灯するLEDや表示灯といった表示ランプ70cを備える。具体的には、メインCPU41は、検出部70bの検出結果から利用者の有無を判断し、その判断結果に応じて表示ランプ70cを点灯させる。例えば、メインCPU41は、検出部70aがONのとき、すなわち、キーボード70aが収納されているとき、利用者がいないと判断し消灯する。検出部70aがOFFのとき、すなわち、キーボード70aが引き出されているときは点灯する。検出部70aがONのとき、すなわち、キーボード70aが収納されているときは消灯し、OFFのとき、すなわち、キーボード70aが引き出されているときは点灯する。
次に、表示ランプ70cの点灯動作について、図6を用いて説明する。なお、この点灯動作は、画像処理装置100が動作中は常時実行さる。
検出部70aは、ONかOFFかを検出し、その検出結果をメインCPU41に出力する。メインCPU41は、受信した検出結果から画像処理装置100を使用する利用者がいるか否かを判断する(S100)。
検出部70aがOFFの時、メインCPU41は、利用者がいると判断し、利用者の有無を示す変数Fuに「1」をセットし、表示ランプ70cを点灯させる(S120)。検出部70aがONの時、メインCPU41は、利用者がいないと判断し、利用者の有無を示す変数Fuに「0」をセットし、表示ランプ70cを消灯させる(S140)。
次に、排紙トレイを選択する機能の動作について、図7を用いて説明する。なお、説明の便宜上、第1利用者Aが画像処理装置100を使用する利用者で、第2利用者がクライアントPC55からジョブ情報を出力する利用者とする。
第2利用者がクライアントPC55でプリンタドライバを起動させると、クライアントPC55の制御部(図示せず)は、画像処理装置100にアクセスする。画像処理装置100のメインCPU41は、クライアントPC55の制御部からアクセスがあると、変数Fuの値を取得する(S200)。メインCPU41は、取得した変数FuをクライアントPC55に出力する。
クライアントPC55の制御部は、変数Fuが「1」であるか否かを確認する。変数Fuが「1」のとき、クライアントPC55の制御部は、メインCPU41に対して設定されている排紙先がメイン排紙トレイ264か否かを確認する(S230)。排紙先がメイン排紙トレイ264の場合、制御部は、排紙先をサブ排紙トレイ266に変更するか否かを確認するために、[OK]「キャンセル」ボタンをクライアントPC55の表示部(図示せず)に表示させ、排紙トレイの変更を許可するか否かを確認する(S240)。
制御部は、利用者が[OK]ボタンあるいは「キャンセル」ボタンのいずれかを選択するかを確認する(S260)。利用者が[OK]ボタンを選択すると、制御部は、排紙先をサブ排紙トレイ266に設定する(S280)。
ジョブ情報の入力が終了すると、制御部は、設定したジョブ情報をメインCPU41に出力する。メインCPU41は、受信したジョブ情報に基づいて排紙先をメイン排紙トレイ264からサブ排紙トレイ266に切り替える。そして、メインCPU41は、ジョブ情報の処理内容を開始し、記録済みの記録シートをサブ排紙トレイ266に出力する。
S220で変数Fuが「0」のときは、画像処理装置100を使用する利用者がいないので、制御部は、あらかじめ設定されている排紙トレイ264,266を排紙先として維持する。例えば、メイン排紙トレイ264は、あらかじめ設定された排紙先の場合、制御部は、排紙先をメイン排紙トレイ264のまま維持する設定をする。
ジョブ情報の入力が終了すると、制御部は、設定したジョブ情報をメインCPU41に出力する。メインCPU41は、受信したジョブ情報に基づいて排紙先をメイン排紙トレイ264のまま維持する。そして、メインCPU41は、ジョブ情報の処理内容を開始し、記録済みの記録シートをメイン排紙トレイ264に出力する。
S230で設定されている排紙先がメイン排紙トレイ264でないとき、すなわち、あらかじめ設定されている排紙先がサブ排紙トレイ266の場合は、制御部は、あらかじめ設定されているサブ排紙トレイ266を排紙先として維持する設定をする。
ジョブ情報の入力が終了すると、制御部は、設定したジョブ情報をメインCPU41に出力する。メインCPU41は、受信したジョブ情報に基づいて排紙先をサブ排紙トレイ266のまま維持する。そして、メインCPU41は、ジョブ情報の処理内容を開始し、記録済みの記録シートをサブ排紙トレイ266に出力する。
S260で利用者が「キャンセル」ボタンを選択したとき、制御部は、メイン排紙トレイ264を排紙先として維持する設定をする。ジョブ情報の入力が終了すると、制御部は、設定したジョブ情報をメインCPU41に出力する。メインCPU41は、受信したジョブ情報に基づいて排紙先をメイン排紙トレイ264のまま維持する。そして、メインCPU41は、ジョブ情報の処理内容を開始し、記録済みの記録シートをメイン排紙トレイ264に出力する。
これにより、第1利用者Aが画像処理装置100の操作パネル70を操作しているときに、第2利用者がクライアントPC55から同じ画像処理装置100に対して画像データを送信した場合であっても、排紙先があらかじめ設定されたメイン排紙トレイ264からサブ排紙トレイ266に変更されるので、第2利用者は、容易に排紙した記録シートを取り出すことができる。
仮に、第1利用者Aがサブ排紙トレイ266を使用している場合であっても、第1利用者Aは、画像処理装置100を操作している限り、メイン排紙トレイ264の前にいることになる。すなわち、第1利用者Aは、メイン排紙トレイ264塞いでいるので、第2利用者にとっては記録シートが取りにくい。そこで、 第1利用者Aがサブ排紙トレイ266を使用している場合であっても、メインCPU41は、排紙先をメイン排紙トレイ264からサブ排紙トレイ266に切り替える。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正および変更を加え得ることは勿論である。本実施形態では、利用者の有無をキーボートの収納状態から判断しているが、特にこの限りではない。例えば、検出部が利用者から赤外線を検出する焦電センサとされ、前記焦電センサが画像処理装置の正面に備えられる。焦電センサが利用者を検出すると、メインCPUは、利用者がいると判断する。
その他としては、操作パネルからの入力の有無によって利用者の有無を判断してもよい。例えば、操作パネルからジョブ情報が入力されたとき、メインCPUは利用者がいると判断する。入力がないときは利用者がいないと判断する。
本実施形態は、利用者の有無を検出していたが、利用者の位置を検出してもよい。例えば、画像処理装置の前面に重量センサのマットを配置する。メインCPUは、重量センサの検出結果から利用者の立ち位置を判断する。そして、メインCPUは、判断した利用者の位置から近い排紙トレイを判断する。そして、メインCPUは、遠い排紙トレイを排紙先の排紙トレイに選択する。これにより、排紙トレイが利用者によって塞がれることを確実に防止することができる。なお、利用者の位置を検出するのはカメラであってもよい。
本実施形態では、第2利用者がクライアントPCからジョブ情報を入力しているが、特にこの限りではない。例えば、画像処理装置にUSB等の接続端子が備えられており、第2利用者が接続端子にUSBメモリ等を接続してジョブ情報を入力したときであってもよい。
本実施形態では、第1利用者が画像処理装置を使用中に、第2利用者が前記画像処理装置に対してクライアントPCからジョブ情報を出力する場合について説明しているが、特にこの限りではない。例えば、第1利用者が画像処理装置を利用中に、第2利用者が割込でコピーする場合に適用してもよい。これにより、第1利用者と第2利用者で異なる排紙トレイに排紙することができ、選別が容易になる。
本実施形態に係る画像処理装置の全体断面図 画像処理装置のブロック図 画像処理装置の三面図 操作パネルの構造図 利用者によってメイン排紙トレイが塞がれた状態を示す図 表示ランプの点灯動作を示すフローチャート 排紙トレイの選択動作を示すフローチャート
符号の説明
41 メインCPU
42 ROM
43 RAM
44 画像メモリ
48 画像処理回路
54 HDD
70 操作パネル
70a キーボード
70b 検出部
70c 表示ランプ
70d ロックレバー
70l キーボード支持レール
70r キーボード支持レール

Claims (8)

  1. メイン排紙トレイおよびサブ排紙トレイを有する画像処理装置であって、
    利用者の有無を検出する検出部と、排紙先としていずれか一方の排出トレイを選択する制御部とを備え、制御部は、利用者が検出されたとき、予め排紙先に設定された排紙トレイを確認して、排紙トレイを変更するか否かを選択することを特徴とする画像処理装置。
  2. 予め設定された排紙先がメイン排紙トレイの場合、制御部は、利用者が検出されたとき、排紙先を前記メイン排紙トレイからサブ排紙トレイに変更し、予め設定された排紙先がサブ排紙トレイの場合、制御部は、利用者が検出されたとき、排紙先を前記サブ排紙トレイのままにすることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 制御部は、排紙先を変更する際に、排紙先を変更するか否かを確認し、OKの場合に変更することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. ジョブ情報を入力する操作部を備え、検出部は、前記操作部が使用されているか否かを検出し、制御部は、前記操作部が使用されているとき、利用者がいると判断することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の画像処理装置。
  5. メイン排紙トレイは操作部の近くに位置し、サブ排紙トレイは操作部から離れた位置にあることを特徴とする請求項4記載の画像処理装置。
  6. 検出部は、利用者からの赤外線を検出する焦電センサとされ、制御部は、赤外線を検出したとき、利用者がいると判断することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 検出部は、利用者の位置を検出し、制御部は、検出した利用者の位置から遠い位置の排紙トレイを排紙先として選択することを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 制御部は、利用者がいることを報知することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の画像処理装置。
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