JP4954728B2 - ゲートバルブの洗浄方法及び基板処理システム - Google Patents

ゲートバルブの洗浄方法及び基板処理システム Download PDF

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Description

本発明は、ゲートバルブの洗浄方法及び基板処理システムに関し、特に、大気系搬送室及び内圧可変搬送室の間を連通し、若しくは遮断するゲートバルブの洗浄方法に関する。
基板としてのウエハにプラズマ処理を施す基板処理システムは、ウエハを収容してプラズマ処理を施すプロセスモジュールと、該プロセスモジュールへウエハを搬入するロードロックモジュールと、複数枚のウエハを収容する容器からウエハを取り出してロードロックモジュールに受け渡すローダーモジュールとを備える。
通常、基板処理システムのロードロックモジュールは、ウエハを収容するチャンバを有し、ローダーモジュール側のゲートバルブを開いて、ローダーモジュールの搬送室内から大気圧下でウエハをチャンバ内で受け取り、ローダーモジュール側のゲートバルブを閉じて、チャンバ内を所定の圧力まで真空排気した後、プロセスモジュール側のゲートバルブを開いて、プロセスモジュールにウエハを搬入し、プロセスが終了すると、プロセスモジュールからウエハを搬出し、プロセスモジュール側のゲートバルブを閉じて、チャンバ内を大気圧に戻し、ローダーモジュール側のゲートバルブを開いて、ウエハをローダーモジュールに引き渡す、という機能を有する(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−128578号公報
しかしながら、ロードロックモジュールでは、基板処理システムのスループットを向上させるために、または圧力計の精度の問題からチャンバ内を十分に大気圧に戻すことなく、すなわち、ローダーモジュールの搬送室内の圧力(大気圧)よりも陰圧であるときに、ローダーモジュール側のゲートバルブを開いて、ウエハの受け渡しを行う場合があった。この場合、ローダーモジュールの搬送室内の大気はロードロックモジュールのチャンバ内へ流入する。
ところで、図8(A)に示すように、ローダーモジュール及びロードロックモジュールの間に配置され、該ローダーモジュール及びロードロックモジュールの間を連通し、若しくは遮断する従来のゲートバルブ70は、ウエハ受け渡し口71と、ローダーモジュール側に配置され、弁体駆動機構(図示しない)によって図中上下方向に駆動されることによりウエハ受け渡し口71の開閉を行う弁体72とから構成される。
このゲートバルブ70では、弁体72によるウエハ受け渡し口71の開閉の際に、弁体72とウエハ受け渡し口71を画成する部材73との擦れ等に起因するパーティクル74が特に弁体72に付着する(図8(B))。その結果、上述したように、ロードロックモジュールのチャンバ内の圧力がローダーモジュールの搬送室内の圧力(大気圧)よりも陰圧であるときに、弁体72によりウエハ受け渡し口71を開くと、ローダーモジュールの搬送室内の大気がロードロックモジュールのチャンバ内へ流入し(図8(C))、弁体72に付着したパーティクル74は該流入した大気の粘性力による巻き上げ等によって飛散し、該飛散したパーティクル74はロードロックモジュールのチャンバ内に侵入する(図8(D))。該侵入したパーティクル74は搬送されるウエハの表面に付着及び堆積し、該付着及び堆積したパーティクル74はウエハ上に形成されるパターンの欠陥となる。したがって、ロードロックモジュールのチャンバ内にパーティクル74が侵入すると、最終的にウエハから製造されるデバイスの歩留まりや、信頼性が低下する。
従来、ロードロックモジュールのチャンバ内にパーティクル74が侵入することを防止するために、操作者による拭き取り等の洗浄によってゲートバルブ70、特に弁体72に付着したパーティクル74を予め除去していた。しかし、操作者による拭き取り等の洗浄を行うためには、基板処理システムの稼働を停止する必要があり、基板処理システムのスループットを著しく低下させていた。
本発明の目的は、基板処理システムのスループットを低下させることなく、大気系搬送室及び内圧可変搬送室の間を連通し、若しくは遮断するゲートバルブを洗浄することができるゲートバルブの洗浄方法及び基板処理システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の洗浄方法は、基板を搬送する大気系搬送室及び内圧可変搬送室の間を連通する連通口と、前記連通口の開閉を行う弁体とを有するゲートバルブを備える基板処理システムにおける前記ゲートバルブの洗浄方法であって、前記弁体に向けて前記内圧可変搬送室側から前記ゲートバルブに付着した異物の剥離を促進する剥離促進物質を噴出する噴出ステップと、前記噴出ステップにおいて剥離した異物を、前記大気系搬送室に飛散させる飛散ステップと、を有し、前記弁体は上下方向に動くことにより前記連通口の開閉を行い、前記噴出ステップはノズルによって行われ、該ノズルは、前記剥離促進物質を噴出し、前記連通口を画成する壁状の部材を貫通するように設けられ、該部材の端部から先端部のみが露出して前記連通口に突出するとともに前記先端部が前記弁体に向けて湾曲しており、前記弁体の上方のエッジに付着した異物と対向するときに先端部から前記剥離促進物質を噴出することを特徴とする。
請求項記載の洗浄方法は、請求項記載の洗浄方法において、前記剥離促進物質は高温ガスであることを特徴とする。
請求項記載の洗浄方法は、請求項記載の洗浄方法において、前記剥離促進物質は加振ガスであることを特徴とする。
請求項記載の洗浄方法は、請求項記載の洗浄方法において、前記剥離促進物質は、気体状態の第1の物質と、液体及び固体のいずれか一方の状態の第2の物質とが混在する混合体であることを特徴とする。
請求項記載の洗浄方法は、請求項記載の洗浄方法において、前記基板処理システムは前記弁体よりも前記大気系搬送室側に配置された単極電極板を備え、前記剥離促進物質はガスに前記単極電極板の極とは逆の極の単極イオンを添加した単極イオン添加ガスであることを特徴とする。
請求項記載の洗浄方法は、請求項記載の洗浄方法において、前記弁体は帯電されており、前記剥離促進物質は前記弁体の極とは逆の極の単極イオンであることを特徴とする。
請求項記載の洗浄方法は、請求項記載の洗浄方法において、前記剥離促進物質はラジカル又は高反応性ガスであることを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項8記載の基板処理システムは、基板を搬送する大気系搬送室及び内圧可変搬送室の間を連通する連通口と、前記連通口の開閉を行う弁体とを有するゲートバルブを備える基板処理システムであって、前記弁体に向けて前記内圧可変搬送室側から前記ゲートバルブに付着した異物の剥離を促進する剥離促進物質を噴出する噴出機構を備え、前記弁体は上下方向に動くことにより前記連通口の開閉を行い、前記噴出機構はノズルを有し、該ノズルは、前記剥離促進物質を噴出し、前記連通口を画成する壁状の部材を貫通するように設けられ、該部材の端部から先端部のみが露出して前記連通口に突出するとともに前記先端部が前記弁体に向けて湾曲しており、前記弁体の上方のエッジに付着した異物と対向するときに先端部から前記剥離促進物質を噴出し、該噴出した剥離促進物質によって剥離した異物を、前記大気系搬送室に飛散させることを特徴とする。
請求項記載の基板処理システムは、請求項記載の基板処理システムにおいて、前記噴出機構はガスを加熱して前記剥離促進物質を生成する剥離促進物質生成部を有することを特徴とする。
請求項10記載の基板処理システムは、請求項記載の基板処理システムにおいて、前記噴出機構はガスに振動を付与して前記剥離促進物質を生成する剥離促進物質生成部を有することを特徴とする。
請求項11記載の基板処理システムは、請求項10記載の基板処理システムにおいて、前記振動は超音波であることを特徴とする。
請求項12記載の基板処理システムは、請求項記載の基板処理システムにおいて、前記噴出機構は、気体状態の第1の物質と、液体及び固体のいずれか一方の状態の第2の物質とを混在させて前記剥離促進物質を生成する剥離促進物質生成部を有することを特徴とする。
請求項13記載の基板処理システムは、請求項記載の基板処理システムにおいて、前記弁体よりも前記大気系搬送室側に配置された単極電極板を備え、前記噴出機構はガスに前記単極電極板の極とは逆の極の単極イオンを添加して前記剥離促進物質を生成する剥離促進物質生成部を有することを特徴とする。
請求項14記載の基板処理システムは、請求項記載の基板処理システムにおいて、前記噴出機構はガスをプラズマ化して前記剥離促進物質を生成する剥離促進物質生成部を有することを特徴とする。
請求項15記載の基板処理システムは、請求項14記載の基板処理システムにおいて、さらに、前記弁体を帯電させる帯電機構を備えることを特徴とする。
請求項16記載の基板処理システムは、請求項記載の基板処理システムにおいて、前記弁体は内部にコイル、ヒータ及び電極板のいずれか1つを有することを特徴とする。
請求項17記載の基板処理システムは、請求項記載の基板処理システムにおいて、さらに、前記弁体よりも前記大気系搬送室側に配置された第1の吸引機構、及び前記弁体よりも前記内圧可変搬送室側に配置された第2の吸引機構のうち少なくとも一方を備えることを特徴とする。
請求項18記載の基板処理システムは、請求項乃至17のいずれか1項に記載の基板処理システムにおいて、前記噴出機構はノズルであることを特徴とする。
請求項1記載の洗浄方法及び請求項8記載の基板処理システムによれば、連通口の開閉を行う弁体に向けて内圧可変搬送室側からゲートバルブに付着した異物の剥離を促進する剥離促進物質を噴出する。弁体に異物が付着している場合、該噴出された剥離促進物質により該異物の剥離が促進され、該剥離した異物は大気系搬送室内に飛散する。大気系搬送室内では天井部から流入された空気が底部から流出する。これにより、大気系搬送室内に侵入した異物は該大気系搬送室内に流入された空気と共に基板処理システムの内部から流出される。その結果、ゲートバルブ、特に弁体に付着した異物を除去することができると共に、該異物を基板処理システムの内部から排出することができる。したがって、大気系搬送室内の大気が内圧可変搬送室内に流入する場合においても、ゲートバルブ、特に弁体に付着した異物が除去されているため、内圧可変搬送室内に異物が侵入することを防止することができ、もって、最終的に基板から製造されるデバイスの歩留まりや、信頼性を向上させることができる。さらに、操作者による拭き取り等の洗浄を行うことなく、すなわち、基板処理システムの稼働を停止することなく、ゲートバルブ、特に弁体に付着した異物を除去することができるので、基板処理システムのスループットを低下させることなく、大気系搬送室及び内圧可変搬送室の間を連通し、若しくは遮断するゲートバルブを洗浄することができる。また、弁体は上下方向に動くことにより連通口の開閉を行い、連通口を画成する壁状の部材を貫通するように設けられ、該壁状の部材の端部から先端部のみが露出して連通口に突出するとともに先端部が弁体に向けて湾曲したノズルから剥離促進物質が噴出されるので、弁体の上方のエッジに付着した異物を効果的に剥離して大気系搬送室に飛散させることができる。
請求項記載の洗浄方法及び請求項記載の基板処理システムによれば、剥離促進物質はガスを加熱して生成された高温ガスである。したがって、弁体に微細な異物を含む異物が付着している場合、該異物を高温ガスの粘性力及び熱応力による巻き上げ等によって飛散させることができる。
請求項記載の洗浄方法及び請求項10記載の基板処理システムによれば、剥離促進物質はガスに振動を付与して生成された加振ガスである。したがって、弁体に異物が付着している場合、該異物を加振ガスの粘性力及び該加振ガス中の分子の激しい物理的衝突による巻き上げ等によって確実に飛散させることができる。
請求項記載の洗浄方法及び請求項12記載の基板処理システムによれば、剥離促進物質は、気体状態の第1の物質と、液体及び固体のいずれか一方の状態の第2の物質とを混在させて生成された混合体である。したがって、弁体に異物が付着している場合、該異物を混合体の粘性力及び該混合体中の液体状態若しくは固体状態の第2の物質の物理的衝突による巻き上げ等によって確実に飛散させることができる。
請求項記載の洗浄方法及び請求項13記載の基板処理システムによれば、剥離促進物質はガスに弁体よりも大気系搬送室側に配置された単極電極板の極とは逆の極の単極イオンを添加して生成された単極イオン添加ガスである。したがって、弁体に異物が付着している場合、該異物を単極イオン添加ガスの粘性力による巻き上げ、及び該単極イオン添加ガス中の単極イオンの物理的衝突により単極電極板の極とは逆の極に帯電することによる単極電極板との静電気力に起因する引力によって確実に飛散させることができる。
請求項記載の洗浄方法によれば、剥離促進物質は帯電されている弁体の極とは逆の極の単極イオンである。したがって、弁体に微細な異物を含む異物が付着している場合、該異物を単極イオンによるスパッタリングによって確実に飛散させることができる。
請求項記載の洗浄方法によれば、剥離促進物質はラジカル又は高反応性ガスである。したがって、弁体に微細な異物を含む異物が付着している場合、該異物をラジカル又は高反応性ガスが含む反応性の高い物質と化学的に反応させることによって飛散させることができる。
請求項11記載の基板処理システムによれば、加振ガスはガスに超音波を付与することにより生成される。したがって、確実にガスに振動を付与することができる。
請求項14記載の基板処理システムによれば、剥離促進物質はガスをプラズマ化して生成されたイオン及びラジカルである。したがって、弁体に微細な異物を含む異物が付着している場合、該イオン及びラジカルによって該異物の剥離を促進させて該異物を飛散させることができる。
請求項15記載の基板処理システムによれば、弁体は帯電されている。したがって、弁体に微細な異物を含む異物が付着している場合、該異物を弁体の極とは逆の極のイオンによるスパッタリングによって確実に飛散させることができる。
請求項16記載の基板処理システムによれば、弁体は内部にコイル、ヒータ及び電極板のいずれか1つを有する。弁体が内部にコイルを有する場合、該コイルに直流電源から電流を流すことにより、弁体の周囲に誘導電場を発生させる。その結果、弁体に付着した異物に弁体に対する斥力となる電磁応力を作用させることができ、もって、異物の剥離を促進させることができる。弁体が内部にヒータを有する場合、該ヒータにより弁体を加熱する。その結果、弁体に付着した異物に弁体に対する引き剥がし力となる熱応力を作用させることができ、もって、異物の剥離を促進させることができる。弁体が内部に電極板を有する場合、電極板に直流電源から電流を流す。その結果、弁体に付着した異物に弁体に対する斥力となる静電気力を作用させることができ、もって、異物の剥離を促進させることができる。
請求項17記載の基板処理システムによれば、弁体よりも大気系搬送室側に配置された第1の吸引機構、及び弁体よりも内圧可変搬送室側に配置された第2の吸引機構のうち少なくとも一方を備える。そして、第1の吸引機構又は第2の吸引機構により弁体から飛散した異物を吸引させる。その結果、飛散した異物を確実に基板処理システムの内部から排出することができる。
請求項18記載の基板処理システムによれば、ノズルから剥離促進物質が噴出される。したがって、確実に弁体に向けて剥離促進物質を噴出することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の第1の実施の形態に係る基板処理システムについて説明する。
図1は、本実施の形態に係る基板処理システムの構成を概略的に示す断面図である。
図1において、基板処理システム1は、基板としての半導体用ウエハW(以下、単に「ウエハW」という。)に対して枚葉毎に成膜処理、拡散処理、エッチング処理等の各種プラズマ処理を施すプロセスモジュール2と、所定枚数のウエハWを格納するウエハカセット3からウエハWを取り出すローダーモジュール4と、該ローダーモジュール4及びプロセスモジュール2の間に配置され、ローダーモジュール4からプロセスモジュール2、若しくはプロセスモジュール2からローダーモジュール4へウエハWを搬送するロードロックモジュール5とを備える。
プロセスモジュール2及びロードロックモジュール5の内部は真空引き可能に構成され、ローダーモジュール4の内部は常時大気圧に維持される。また、プロセスモジュール2及びロードロックモジュール5はゲートバルブ6を介して接続され、ロードロックモジュール5及びローダーモジュール4は後述するゲートバルブ7を介して接続される。また、ロードロックモジュール5の内部及びローダーモジュール4の内部は、途中に開閉自在なバルブ8が配置された連通管9によって連通する。
プロセスモジュール2は、金属製、例えば、アルミニウム又はステンレス鋼製の円筒型チャンバ10を有し、該チャンバ10内に、例えば、直径が300mmのウエハWを載置する載置台としての円柱状のサセプタ11が配置されている。
チャンバ10の側壁とサセプタ11との間には、後述の処理空間Sのガスをチャンバ10の外へ排出する流路として機能する排気路12が形成される。この排気路12の途中には環状の整流リング13が配置され、排気路12の整流リング13より下流の空間であるマニホールド14は、可変式バタフライバルブである自動圧力制御弁(Adaptive Pressure Control Valve)(以下、「APCバルブ」という。)15に連通する。APCバルブ15は真空引き用の排気ポンプであるターボ分子ポンプ(以下、「TMP」という。)16に接続される。ここで、整流リング13は処理空間Sにおいて発生したプラズマがマニホールド14に流出するのを防止する。APCバルブ15はチャンバ10内の圧力制御を行い、TMP16はチャンバ10内をほぼ真空状態になるまで減圧する。
サセプタ11には高周波電源17が整合器18を介して接続されており、高周波電源17は高周波電力をサセプタ11に供給する。これにより、サセプタ11は下部電極として機能する。また、整合器18は、サセプタ11からの高周波電力の反射を低減して該高周波電力のサセプタ11への供給効率を最大にする。
サセプタ11には、ウエハWをクーロン力又はジョンソン・ラーベック(Johnsen-Rahbek)力によって吸着するための電極板(図示しない)が配置されている。これにより、ウエハWはサセプタ11の上面に吸着保持される。また、サセプタ11の上部にはシリコン(Si)等から成る円環状のフォーカスリング19が配置され、該フォーカスリング19はサセプタ11及び後述のシャワーヘッド20の間の処理空間Sにおいて発生したプラズマをウエハWに向けて収束させる。
また、サセプタ11の内部には、環状の冷媒室(図示しない)が設けられている。この冷媒室には、所定温度の冷媒、例えば、冷却水が循環供給され、当該冷媒の温度によってサセプタ11上のウエハWの処理温度が調整される。なお、ウエハW及びサセプタ11の間にはヘリウムガスが供給され、該ヘリウムガスはウエハWの熱をサセプタ11へ伝熱する。
チャンバ10の天井部には円板状のシャワーヘッド20が配置されている。シャワーヘッド20には高周波電源21が整合器22を介して接続されており、高周波電源21は高周波電力をシャワーヘッド20に供給する。これにより、シャワーヘッド20は上部電極として機能する。なお、整合器22の機能は整合器18の機能と同じである。
また、シャワーヘッド20には処理ガス、例えば、CF系のガス及び他の種のガスの混合ガスを供給する処理ガス導入管23が接続され、シャワーヘッド20は処理ガス導入管23から供給された処理ガスを処理空間Sに導入する。
このプロセスモジュール2のチャンバ10内における処理空間Sでは、高周波電力を供給されたサセプタ11及びシャワーヘッド20が処理空間Sに高周波電力を印加し、処理空間Sおいて処理ガスから高密度のプラズマを発生させる。発生したプラズマは、フォーカスリング19によってウエハWの表面に収束され、例えば、ウエハWの表面を物理的又は化学的にエッチングする。
ローダーモジュール4は、ウエハカセット3を載置するウエハカセット載置台24及び搬送室25(大気系搬送室)を有する。ウエハカセット3は、例えば、25枚のウエハWを等ピッチで多段に載置して収容する。搬送室25は、直方体状の箱状物であり、内部においてウエハWを搬送するスカラタイプの搬送アーム26を有する。
搬送アーム26は、屈伸可能に構成された多関節状の搬送アーム腕部27と、該搬送アーム腕部27の先端に取り付けられたピック28とを有し、該ピック28はウエハWを直接的に載置するように構成されている。搬送アーム26は旋回自在に構成され、且つ搬送アーム腕部27によって屈曲自在であるため、ピック28に載置したウエハWを、ウエハカセット3及びロードロックモジュール5の間において自在に搬送することができる。
また、搬送室25の天井部には搬送室25内へ空気を流入する流入管29が接続されており、搬送室25の底部には搬送室25内の空気を流出する流出管30が接続されている。このため、搬送室25内では、搬送室25の天井部から流入された空気が搬送室25の底部から流出する。したがって、搬送室25内に流入された空気はダウンフローとして機能する。
ロードロックモジュール5は、屈伸及び旋回自在に構成された移載アーム31が配置されたチャンバ32(内圧可変搬送室)と、該チャンバ32内に窒素ガス等の不活性ガスを供給するガス供給系33(昇圧機構)と、チャンバ32内を排気するロードロックモジュール排気系34とを有する。ここで、移載アーム31は複数の腕部からなるスカラタイプの搬送アームであり、その先端に取り付けられたピック35を有する。該ピック35はウエハWを直接的に載置するように構成されている。
ウエハWがローダーモジュール4からプロセスモジュール2へ搬入される場合、ゲートバルブ7が開いたとき、移載アーム31は搬送室25内の搬送アーム26からウエハWを受け取り、ゲートバルブ6が開いたとき、移載アーム31はプロセスモジュール2のチャンバ10内へ進入し、サセプタ11上にウエハWを載置する。また、ウエハWがプロセスモジュール2からローダーモジュール4へ搬入される場合、ゲートバルブ6が開いたとき、移載アーム31はプロセスモジュール2のチャンバ10内へ進入し、サセプタ11からウエハWを受け取り、ゲートバルブ7が開いたとき、移載アーム31は搬送室25内の搬送アーム26へウエハWを引き渡す。
ゲートバルブ7は、図2(A)に示すように、ウエハ受け渡し口36(連通口)と、ローダーモジュール4側に配置され、弁体駆動機構(図示しない)によって図中上下方向に駆動されることによりウエハ受け渡し口36の開閉を行う弁体37とから構成される。ゲートバルブ7は、弁体37によりウエハ受け渡し口36を開くことにより、ローダーモジュール4及びロードロックモジュール5の間を連通し、弁体37によりウエハ受け渡し口36を閉じることにより、ローダーモジュール4及びロードロックモジュール5の間を遮断する。
このゲートバルブ7では、弁体37によるウエハ受け渡し口36の開閉の際に、弁体37とウエハ受け渡し口36を画成する部材38との擦れ等に起因するパーティクルPが特に弁体37に付着する。
本実施の形態に係る基板処理システムでは、後述する洗浄処理を実行することにより、ゲートバルブ7、特に弁体37に付着しているパーティクルPを除去する。
なお、基板処理システム1を構成するプロセスモジュール2、ローダーモジュール4及びロードロックモジュール5の各構成要素の動作は、基板処理システム1が備える制御装置としてのコンピュータ(図示しない)や、基板処理システム1に接続された制御装置としての外部サーバ(図示しない)等によって制御される。
次に、本実施の形態に係る基板処理システムにおいて実行される洗浄処理について説明する。
図2は、本実施の形態に係る基板処理システムにおいて実行される洗浄処理の工程図である。
図2において、まず、ローダーモジュール4及びロードロックモジュール5の間を連通すべく弁体37によりウエハ受け渡し口36を開く前に、ガス供給系33によりロードロックモジュール5のチャンバ32内に窒素ガス等の不活性ガスをチャンバ32内の圧力がローダーモジュール4の搬送室25内の圧力(大気圧)よりも陽圧になるように供給する(図2(A))(昇圧ステップ)。
そして、ロードロックモジュール5のチャンバ32内の圧力がローダーモジュール4の搬送室25内の圧力(大気圧)よりも陽圧となった後に、弁体37によりウエハ受け渡し口36を開くと、ロードロックモジュール5のチャンバ32内の窒素ガス等の不活性ガスがローダーモジュール4の搬送室25内へ流入し、弁体37に付着しているパーティクルPは該流入した窒素ガス等の不活性ガスの粘性力による巻き上げ等によって飛散し、該飛散したパーティクルPはローダーモジュール4の搬送室25内に侵入する(図2(B))。搬送室25内では、搬送室25の天井部から流入された空気が搬送室25の底部から流出するため、該侵入したパーティクルPは天井部から流入された空気と共に底部から流出される。その結果、弁体37に付着したパーティクルPを除去することができると共に、該パーティクルPを基板処理システム1の内部から排出することができる。
上述した図2の洗浄処理によれば、ガス供給系33によりロードロックモジュール5のチャンバ32内に窒素ガス等の不活性ガスがチャンバ32内の圧力がローダーモジュール4の搬送室25内の圧力(大気圧)よりも陽圧になるように供給された後に、弁体37によりウエハ受け渡し口36が開かれる。弁体37にパーティクルPが付着している場合、該パーティクルPはウエハ受け渡し口36が開かれた際にロードロックモジュール5のチャンバ32内からローダーモジュール4の搬送室25内に流入された窒素ガス等の不活性ガスの粘性力による巻き上げ等によって飛散し、該飛散したパーティクルPはローダーモジュール4の搬送室25内に侵入し、該侵入したパーティクルPは該搬送室25内に流入された空気と共に基板処理システム1の内部から流出される。これにより、ゲートバルブ7、特に弁体37に付着したパーティクルPを除去することができると共に、該パーティクルPを基板処理システム1の内部から排出することができる。したがって、ローダーモジュール4の搬送室25内の大気がロードロックモジュール5のチャンバ32内に流入する場合においても、ゲートバルブ7、特に弁体37に付着したパーティクルPが除去されているため、ロードロックモジュール5のチャンバ32内にパーティクルPが侵入することを防止することができ、もって、最終的にウエハWから製造されるデバイスの歩留まりや、信頼性を向上させることができる。さらに、操作者による拭き取り等の洗浄を行うことなく、すなわち、基板処理システム1の稼働を停止することなく、ゲートバルブ7、特に弁体37に付着したパーティクルPを除去することができるので、基板処理システム1のスループットを低下させることなく、ローダーモジュール4及びロードロックモジュール5の間を連通し、若しくは遮断するゲートバルブ7を洗浄することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る基板処理システムについて説明する。
本実施の形態は、その構成や作用が上述した第1の実施の形態と基本的に同じであり、ローダーモジュール及びロードロックモジュールの間に配置されるゲートバルブの構成が上述した第1の実施の形態と異なるのみである。したがって、同様の構成については説明を省略し、以下に第1の実施の形態と異なる構成や作用についてのみ説明を行う。
図3(A)に示すように、ローダーモジュール4及びロードロックモジュール5の間に配置され、ローダーモジュール4及びロードロックモジュール5の間を連通し、若しくは遮断するゲートバルブ39は、外部からウエハ受け渡し口36を画成する部材38を貫通し、その先端がウエハ受け渡し口36内に突出すると共に弁体37に向けて湾曲したノズル40(噴出機構)を備える。ノズル40は弁体37に向けてゲートバルブ39、特に弁体37に付着したパーティクルPの剥離を促進するガス(剥離促進物質)を噴出する。
次に、本実施の形態に係る基板処理システムにおいて実行される洗浄処理について説明する。
図3は、本実施の形態に係る基板処理システムにおいて実行される洗浄処理の工程図である。
図3において、まず、基板処理システムにおいてウエハWが搬送される前に、ノズル40により弁体37に向けて上述したガスを噴出する(図3(A))。
そして、弁体37に付着しているパーティクルPは該噴出されたガスの粘性力による巻き上げ等によって飛散し、該飛散したパーティクルPはローダーモジュール4の搬送室25内に侵入する(図3(B))。
上述した図3の洗浄処理によれば、ウエハWが搬送される前に、ノズル40により弁体37に向けてゲートバルブ39、特に弁体37に付着したパーティクルPの剥離を促進するガスが噴出される。弁体37にパーティクルPが付着している場合、該パーティクルPは噴出されたガスの粘性力による巻き上げ等によって飛散し、該飛散したパーティクルPはローダーモジュール4の搬送室25内に侵入し、該侵入したパーティクルPは該搬送室25内に流入された空気と共に基板処理システムの内部から流出される。これにより、ゲートバルブ39、特に弁体37に付着したパーティクルPを除去することができると共に、該パーティクルPを基板処理システムの内部から排出することができる。
また、上述した図3の処理において、ノズル40により弁体37に向けて上述したガスを周期的に噴出してもよい。周期的に噴出されたガスは衝撃波となる。従来、例えば弁体に付着している微細なパーティクルを含むパーティクルをガスを噴出することにより該ガスの粘性力による巻き上げ等によって飛散させようとすると、弁体の表面に当該ガスの流速度がゼロの層(境界層)が生じ、境界層内部の微細なパーティクルに対してガスが到達しにくくなり、当該微細なパーティクルを効率よく飛散させることができないことがある。これに対して、衝撃波は上述した境界層を突き破ることができるので、弁体37に付着している微細なパーティクルを含むパーティクルPはガス分子との衝突による巻き上げ等によって飛散する。これにより、弁体37に付着した微細なパーティクルを含むパーティクルPを効率よく除去することができる。
次に、本実施の形態に係る基板処理システムの変形例において実行される洗浄処理について説明する。
図4(A)及び図4(B)は、本実施の形態に係る基板処理システムの第1の変形例において実行される洗浄処理の工程図である。本変形例において、ノズル40は途中にガスを加熱して高温ガス(剥離促進物質)を生成する加熱部41(剥離促進物質生成部)を有する。
図4(A)及び図4(B)において、まず、基板処理システムにおいてウエハWが搬送される前に、ノズル40により弁体37に向けて加熱部41により生成された高温ガスを噴出する(図4(A))。
そして、弁体37に付着している微細なパーティクルを含むパーティクルPは該噴出された高温ガスの粘性力及び熱応力による巻き上げ等によって飛散し、該飛散したパーティクルPはローダーモジュール4の搬送室25内に侵入する(図4(B))。
上述した図4(A)及び図4(B)の洗浄処理によれば、ウエハWが搬送される前に、ノズル40により弁体37に向けて加熱部41により生成された高温ガスが噴出される。弁体37に微細なパーティクルを含むパーティクルPが付着している場合、該パーティクルPは噴出された高温ガスの粘性力及び熱応力による巻き上げ等によって飛散し、該飛散したパーティクルPはローダーモジュール4の搬送室25内に侵入し、該侵入したパーティクルPは該搬送室25内に流入された空気と共に基板処理システムの内部から流出される。これにより、ゲートバルブ39、特に弁体37に付着した微細なパーティクルを含むパーティクルPを除去することができると共に、該パーティクルPを基板処理システムの内部から排出することができる。
なお、本変形例では、弁体37に向けて高温ガスを噴出するので、弁体37に耐熱性を持たせる必要がある。したがって、弁体37に使用するOリングとして、ゴム分子主鎖に二重結合が少ないかあるいは、二重結合を含まないゴム等の耐熱性に優れたゴム、例えば、耐熱フッ素ゴムOリング、フリッドOリング、フリッドアーマーOリング、スポックアーマーOリング、ハイレックアーマーOリング、アルティックアーマーOリング又はレイブアーマーOリング等を高温ガスの温度に応じて使用する。
図4(C)及び図4(D)は、本実施の形態に係る基板処理システムの第2の変形例において実行される洗浄処理の工程図である。本変形例において、ノズル40は途中にガスに超音波を付与して加振ガス(剥離促進物質)を生成する超音波付与部42(剥離促進物質生成部)を有する。
図4(C)及び図4(D)において、まず、基板処理システムにおいてウエハWが搬送される前に、ノズル40により弁体37に向けて超音波付与部42により生成された加振ガスを噴出する(図4(C))。
そして、弁体37に付着しているパーティクルPは該噴出された加振ガスの粘性力及び該加振ガス中の分子の激しい物理的衝突による巻き上げ等によって確実に飛散し、該飛散したパーティクルPはローダーモジュール4の搬送室25内に侵入する(図4(D))。
上述した図4(C)及び図4(D)の洗浄処理によれば、ウエハWが搬送される前に、ノズル40により弁体37に向けて超音波付与部42により生成された加振ガスが噴出される。弁体37にパーティクルPが付着している場合、該パーティクルPは噴出された加振ガスの粘性力及び該加振ガス中の分子の激しい物理的衝突による巻き上げ等によって確実に飛散し、該飛散したパーティクルPはローダーモジュール4の搬送室25内に侵入し、該侵入したパーティクルPは該搬送室25内に流入された空気と共に基板処理システムの内部から流出される。これにより、ゲートバルブ39、特に弁体37に付着したパーティクルPを確実に除去することができると共に、該パーティクルPを基板処理システムの内部から排出することができる。
本変形例では、ガスに超音波を付与して加振ガスを生成したが、ガスに超音波よりも低い振動数の音波を付与して加振ガスを生成してもよい。
図5(A)及び図5(B)は、本実施の形態に係る基板処理システムの第3の変形例において実行される洗浄処理の工程図である。本変形例において、ノズル40は途中に気体状態の第1の物質と液体状態若しくは固体状態の第2の物質とを混在させてエアロゾル(剥離促進物質、混合体)を生成する混在部43(剥離促進物質生成部)を有する。なお、第2の物質は常温で気化する物質、具体的には二酸化炭素又はアルゴン等であるのが好ましい。
図5(A)及び図5(B)において、まず、基板処理システムにおいてウエハWが搬送される前に、ノズル40により弁体37に向けて混在部43により生成されたエアロゾルを噴出する(図5(A))。
そして、弁体37に付着している微細なパーティクルを含むパーティクルPは該噴出されたエアロゾルの粘性力及び該エアロゾル中の液体状態若しくは固体状態の第2の物質の物理的衝突による巻き上げ等によって確実に飛散し、該飛散したパーティクルPはローダーモジュール4の搬送室25内に侵入する(図5(B))。
上述した図5(A)及び図5(B)の洗浄処理によれば、ウエハWが搬送される前に、ノズル40により弁体37に向けて混在部43により生成されたエアロゾルが噴出される。弁体37にパーティクルPが付着している場合、該パーティクルPは噴出されたエアロゾルの粘性力及び該エアロゾル中の液体状態若しくは固体状態の第2の物質の物理的衝突による巻き上げ等によって確実に飛散し、該飛散したパーティクルPはローダーモジュール4の搬送室25内に侵入し、該侵入したパーティクルPは該搬送室25内に流入された空気と共に基板処理システムの内部から流出される。これにより、ゲートバルブ39、特に弁体37に付着した微細なパーティクルを含むパーティクルPを確実に除去することができると共に、該パーティクルPを基板処理システムの内部から排出することができる。
本変形例では、気体状態の第1の物質と液体状態若しくは固体状態の第2の物質とを混在させてエアロゾルを生成したが、ノズル40により気体状態の融点が高い物質を噴出し、該噴出時の断熱膨張に起因する温度低下を利用して該物質をエアロゾル化してもよい。また、気体状態の融点が高い物質を予め冷却機を用いて冷却することによりエアロゾル化してもよい。ここで用いることが可能な融点が高い物質は、水、アルコール、有機溶剤又は界面活性剤等である。なお、界面活性剤はノズル40により噴出されてパーティクルPに付着した際に、パーティクルPと弁体37との界面に浸透し、パーティクルPを弁体37から剥離する。したがって、弁体37に付着したパーティクルPをさらに確実に除去することができる。
また、液体状態若しくは固体状態の第2の物質として、SiO等のウエハの表面に付着及び堆積してもウエハの欠陥とならない物質を用いてもよい。
図5(C)及び図5(D)は、本実施の形態に係る基板処理システムの第4の変形例において実行される洗浄処理の工程図である。本変形例において、基板処理システムは弁体37よりもローダーモジュール4側に配置された単極電極板44を備え、ノズル40は途中にガスに単極電極板44の極とは逆の極の単極イオンを添加して単極イオン添加ガス(剥離促進物質)を生成する添加部45(剥離促進物質生成部)を有する。
図5(C)及び図5(D)において、まず、基板処理システムにおいてウエハWが搬送される前に、ノズル40により弁体37に向けて添加部45により生成された単極イオン添加ガスを噴出する(図5(C))。
そして、弁体37に付着しているパーティクルPは該噴出された単極イオン添加ガスの粘性力による巻き上げ、及び該単極イオン添加ガス中の単極イオンの物理的衝突により単極電極板44の極とは逆の極に帯電することによる単極電極板44との静電気力に起因する引力によって確実に飛散し、該飛散したパーティクルPは単極電極板44に引きつけられると共にローダーモジュール4の搬送室25内に侵入する(図5(D))。
上述した図5(C)及び図5(D)の洗浄処理によれば、ウエハWが搬送される前に、ノズル40により弁体37に向けて添加部45により生成された単極イオン添加ガスが噴出される。弁体37にパーティクルPが付着している場合、該パーティクルPは噴出された単極イオン添加ガスの粘性力による巻き上げ、及び該単極イオン添加ガス中の単極イオンの物理的衝突により単極電極板44の極とは逆の極に帯電することによる単極電極板44との静電気力に起因する引力によって確実に飛散し、該飛散したパーティクルPは単極電極板44に引きつけられると共にローダーモジュール4の搬送室25内に侵入し、該侵入したパーティクルPは該搬送室25内に流入された空気と共に基板処理システムの内部から流出される。これにより、ゲートバルブ39、特に弁体37に付着したパーティクルPを確実に除去することができると共に、該パーティクルPを基板処理システムの内部から排出することができる。
図6(A)及び図6(B)は、本実施の形態に係る基板処理システムの第5の変形例において実行される洗浄処理の工程図である。本変形例において、ノズル40は先端にガスをプラズマ化してイオン(剥離促進物質)を生成するプラズマ化部47(剥離促進物質生成部)を有しており、弁体37は直流電源46(帯電機構)が接続されることによりプラズマ化部47により生成されたイオンの極とは逆の極に帯電されている。なお、プラズマ化部47は常圧、又は減圧の環境下でガスをプラズマ化する。また、プラズマ化するガスは、アルゴン等であればよい。
図6(A)及び図6(B)において、まず、基板処理システムにおいてウエハWが搬送される前に、ノズル40により弁体37に向けてプラズマ化部47により生成されたイオンを噴出する(図6(A))。
そして、弁体37に付着している微細なパーティクルを含むパーティクルPは該噴出されたイオンによるスパッタリングによって確実に飛散し、該飛散したパーティクルPはローダーモジュール4の搬送室25内に侵入する(図6(B))。
上述した図6(A)及び図6(B)の洗浄処理によれば、ウエハWが搬送される前に、ノズル40により弁体37に向けてプラズマ化部47により生成されたイオンが噴出される。弁体37に微細なパーティクルを含むパーティクルPが付着している場合、該パーティクルPは噴出されたイオンによるスパッタリングによって確実に飛散し、該飛散したパーティクルPはローダーモジュール4の搬送室25内に侵入し、該侵入したパーティクルPは該搬送室25内に流入された空気と共に基板処理システムの内部から流出される。これにより、ゲートバルブ39、特に弁体37に付着した微細なパーティクルを含むパーティクルPを確実に除去することができると共に、該パーティクルPを基板処理システムの内部から排出することができる。
図6(C)及び図6(D)は、本実施の形態に係る基板処理システムの第6の変形例において実行される洗浄処理の工程図である。本変形例において、ノズル40は先端にガスをプラズマ化してラジカル(剥離促進物質)を生成するプラズマ化部47(剥離促進物質生成部)を有する。なお、プラズマ化部47は常圧、又は減圧の環境下でガスをプラズマ化する。
図6(C)及び図6(D)において、まず、基板処理システムにおいてウエハWが搬送される前に、ノズル40により弁体37に向けてプラズマ化部47により生成されたラジカルを噴出する(図6(C))。
そして、弁体37に付着している微細なパーティクルを含むパーティクルPは該噴出されたラジカルと化学的に反応することによって飛散し、該飛散したパーティクルPはローダーモジュール4の搬送室25内に侵入する(図6(D))。
上述した図6(C)及び図6(D)の洗浄処理によれば、ウエハWが搬送される前に、ノズル40により弁体37に向けてプラズマ化部47により生成されたラジカルが噴出される。弁体37に微細なパーティクルを含むパーティクルPが付着している場合、該パーティクルPは噴出されたラジカルと化学的に反応することによって飛散し、該飛散したパーティクルPはローダーモジュール4の搬送室25内に侵入し、該侵入したパーティクルPは該搬送室25内に流入された空気と共に基板処理システムの内部から流出される。これにより、ゲートバルブ39、特に弁体37に付着した微細なパーティクルを含むパーティクルPを除去することができると共に、該パーティクルPを基板処理システムの内部から排出することができる。
本変形例では、弁体37に付着しているパーティクルPがCF系のデポである場合は、プラズマ化部47により酸素ラジカルを生成するのがよい。
本変形例では、弁体37に付着したパーティクルPにラジカルを噴出し、パーティクルPとラジカルとを化学的に反応させてパーティクルPを飛散させたが、反応性の高い物質、例えばオゾンやアンモニアを添加した高反応性ガスを噴出し、パーティクルPと反応性の高い物質とを化学的に反応させてパーティクルPを飛散させてもよく、紫外光を照射して、パーティクルPと紫外光とを化学的に反応させてパーティクルPを飛散させてもよい。
また、上述した各実施の形態に係る基板処理システムにおいて、図7(A)に示すように、弁体37は内部に直流電源48に接続されたコイル49を有してもよい。そして、コイル49に直流電源48から電流を流すことにより、弁体37の周囲に誘導電場を発生させる。その結果、弁体37に付着したパーティクルPに弁体37に対する斥力となる電磁応力を作用させることができ、もって、パーティクルPの剥離を促進させることができる。さらに、弁体37の周囲に誘導電場を発生させることができるので、弁体37の周囲のガスをプラズマ化することができる。この場合、弁体37の周囲に発生したプラズマ中のイオン及びラジカルがパーティクルPの剥離を促進させる。
また、上述した各実施の形態に係る基板処理システムにおいて、図7(B)に示すように、弁体37は内部にヒータ50を有してもよい。そして、ヒータ50により弁体37を加熱する。その結果、弁体37に付着したパーティクルPに弁体37に対する引き剥がし力となる熱応力を作用させることができ、もって、パーティクルPの剥離を促進させることができる。
また、上述した各実施の形態に係る基板処理システムにおいて、図7(C)に示すように、弁体37は表面近傍に埋め込まれた電極板51を有してもよい。そして、電極板51に直流電源52を接続し、電極板51に直流電源52から電流を流す。その結果、弁体37に付着したパーティクルPに弁体37に対する斥力となる静電気力を作用させることができ、もって、パーティクルPの剥離を促進させることができる。
また、上述した各実施の形態に係る基板処理システムにおいて、図7(D)に示すように、弁体37よりもローダーモジュール4側に配置された吸引ノズル53(第1の吸引機構)と、弁体37よりもロードロックモジュール5側に配置された吸引ノズル54(第2の吸引機構)とを備えてもよい。そして、吸引ノズル53,54は、弁体37から飛散したパーティクルPを吸引する。その結果、飛散したパーティクルPを確実に基板処理システムの内部から排出することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る基板処理システムの構成を概略的に示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る基板処理システムにおいて実行される洗浄処理の工程図である。 本発明の第2の実施の形態に係る基板処理システムにおいて実行される洗浄処理の工程図である。 本発明の第2の実施の形態に係る基板処理システムの変形例において実行される洗浄処理の工程図であり、(A)及び(B)は基板処理システムの第1の変形例において実行される洗浄処理を示し、(C)及び(D)は基板処理システムの第2の変形例において実行される洗浄処理を示す。 本発明の第2の実施の形態に係る基板処理システムの変形例において実行される洗浄処理の工程図であり、(A)及び(B)は基板処理システムの第3の変形例において実行される洗浄処理を示し、(C)及び(D)は基板処理システムの第4の変形例において実行される洗浄処理を示す。 本発明の第2の実施の形態に係る基板処理システムの変形例において実行される洗浄処理の工程図であり、(A)及び(B)は基板処理システムの第5の変形例において実行される洗浄処理を示し、(C)及び(D)は基板処理システムの第6の変形例において実行される洗浄処理を示す。 上述した各実施の形態に係る基板処理システムの変形例の構成を概略的に示す断面図であり、(A)は弁体が内部にコイルを有する場合を示し、(B)は弁体が内部にヒータを有する場合を示し、(C)は弁体が内部に電極板を有する場合を示し、(D)は吸引ノズルを備える場合を示す。 従来のゲートバルブの構成及び動作を説明する断面図である。
符号の説明
W ウエハ
P パーティクル
1 基板処理システム
4 ローダーモジュール
5 ロードロックモジュール
7,39,70 ゲートバルブ
25 搬送室
29 流入管
30 流出管
32 チャンバ
33 ガス供給系
36 ウエハ受け渡し口
37,72 弁体
40 ノズル
41 加熱部
42 超音波付与部
43 混在部
44 単極電極板
45 添加部
47 プラズマ化部
49 コイル
50 ヒータ
51 電極板
53,54 吸引ノズル

Claims (17)

  1. 基板を搬送する大気系搬送室及び内圧可変搬送室の間を連通する連通口と、前記連通口の開閉を行う弁体とを有するゲートバルブを備える基板処理システムにおける前記ゲートバルブの洗浄方法であって、
    前記弁体に向けて前記内圧可変搬送室側から前記ゲートバルブに付着した異物の剥離を促進する剥離促進物質を噴出する噴出ステップと、
    前記噴出ステップにおいて剥離した異物を、前記大気系搬送室に飛散させる飛散ステップと、を有し、
    前記弁体は上下方向に動くことにより前記連通口の開閉を行い、
    前記噴出ステップはノズルによって行われ、該ノズルは、前記剥離促進物質を噴出し、前記連通口を画成する壁状の部材を貫通するように設けられ、該部材の端部から先端部のみが露出して前記連通口に突出するとともに前記先端部が前記弁体に向けて湾曲しており、前記弁体の上方のエッジに付着した異物と対向するときに先端部から前記剥離促進物質を噴出することを特徴とする洗浄方法。
  2. 前記剥離促進物質は高温ガスであることを特徴とする請求項1記載の洗浄方法。
  3. 前記剥離促進物質は加振ガスであることを特徴とする請求項1記載の洗浄方法。
  4. 前記剥離促進物質は、気体状態の第1の物質と、液体及び固体のいずれか一方の状態の第2の物質とが混在する混合体であることを特徴とする請求項1記載の洗浄方法。
  5. 前記基板処理システムは前記弁体よりも前記大気系搬送室側に配置された単極電極板を備え、
    前記剥離促進物質はガスに前記単極電極板の極とは逆の極の単極イオンを添加した単極イオン添加ガスであることを特徴とする請求項1記載の洗浄方法。
  6. 前記弁体は帯電されており、
    前記剥離促進物質は前記弁体の極とは逆の極の単極イオンであることを特徴とする請求項1記載の洗浄方法。
  7. 前記剥離促進物質はラジカル又は高反応性ガスであることを特徴とする請求項1記載の洗浄方法。
  8. 基板を搬送する大気系搬送室及び内圧可変搬送室の間を連通する連通口と、前記連通口の開閉を行う弁体とを有するゲートバルブを備える基板処理システムであって、
    前記弁体に向けて前記内圧可変搬送室側から前記ゲートバルブに付着した異物の剥離を促進する剥離促進物質を噴出する噴出機構を備え
    前記弁体は上下方向に動くことにより前記連通口の開閉を行い、
    前記噴出機構はノズルを有し、該ノズルは、前記剥離促進物質を噴出し、前記連通口を画成する壁状の部材を貫通するように設けられ、該部材の端部から先端部のみが露出して前記連通口に突出するとともに前記先端部が前記弁体に向けて湾曲しており、前記弁体の上方のエッジに付着した異物と対向するときに先端部から前記剥離促進物質を噴出し、該噴出した剥離促進物質によって剥離した異物を、前記大気系搬送室に飛散させる
    ことを特徴とする基板処理システム。
  9. 前記噴出機構はガスを加熱して前記剥離促進物質を生成する剥離促進物質生成部を有することを特徴とする請求項8記載の基板処理システム。
  10. 前記噴出機構はガスに振動を付与して前記剥離促進物質を生成する剥離促進物質生成部を有することを特徴とする請求項8記載の基板処理システム。
  11. 前記振動は超音波であることを特徴とする請求項10記載の基板処理システム。
  12. 前記噴出機構は、気体状態の第1の物質と、液体及び固体のいずれか一方の状態の第2の物質とを混在させて前記剥離促進物質を生成する剥離促進物質生成部を有することを特徴とする請求項8記載の基板処理システム。
  13. 前記弁体よりも前記大気系搬送室側に配置された単極電極板を備え、
    前記噴出機構はガスに前記単極電極板の極とは逆の極の単極イオンを添加して前記剥離促進物質を生成する剥離促進物質生成部を有することを特徴とする請求項8記載の基板処理システム。
  14. 前記噴出機構はガスをプラズマ化して前記剥離促進物質を生成する剥離促進物質生成部を有することを特徴とする請求項8記載の基板処理システム。
  15. さらに、前記弁体を帯電させる帯電機構を備えることを特徴とする請求項14記載の基板処理システム。
  16. 前記弁体は内部にコイル、ヒータ及び電極板のいずれか1つを有することを特徴とする請求項8記載の基板処理システム。
  17. さらに、前記弁体よりも前記大気系搬送室側に配置された第1の吸引機構、及び前記弁体よりも前記内圧可変搬送室側に配置された第2の吸引機構のうち少なくとも一方を備えることを特徴とする請求項8記載の基板処理システム。
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