JP4952721B2 - 携帯機器、運動強度算出方法、歩幅補正方法、情報機器、及びプログラム - Google Patents

携帯機器、運動強度算出方法、歩幅補正方法、情報機器、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4952721B2
JP4952721B2 JP2008552010A JP2008552010A JP4952721B2 JP 4952721 B2 JP4952721 B2 JP 4952721B2 JP 2008552010 A JP2008552010 A JP 2008552010A JP 2008552010 A JP2008552010 A JP 2008552010A JP 4952721 B2 JP4952721 B2 JP 4952721B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stride
steps
exercise
unit time
exercise intensity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008552010A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2008081553A1 (ja
Inventor
晃一朗 笠間
洋志 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Publication of JPWO2008081553A1 publication Critical patent/JPWO2008081553A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4952721B2 publication Critical patent/JP4952721B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C22/00Measuring distance traversed on the ground by vehicles, persons, animals or other moving solid bodies, e.g. using odometers, using pedometers
    • G01C22/006Pedometers

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

本発明は、単位時間のユーザの歩数からその単位時間における運動強度を算出するための技術に関する。
近年、身体を動かす作業が極端に減少している。交通機関の発達により、移動のために歩行する時間も少なくなっている。その一方では、摂取カロリーは増大する傾向にある。このようなことから現在では、健康維持に必要とされる運動所要量を満たす日常生活をおくることが益々困難になってきている。
上記運動所要量の代表としては、一日当たりの歩数が挙げられる。小型、安価、高信頼性の加速度センサが得られるようになったこともあり、様々な歩数計が販売されている。そのような歩数計は、運動不足の解消のための用途の他に、病気のリハビリテーションに用いられる。現在では、歩数の他に、以下のような情報を提供する装置が創案されている。
特許文献1には、運動強度を算出する装置が記載されている。その従来の装置では、歩幅に走行ピッチを乗算して走行距離を求め、その走行距離に体重を乗算して単位時間当たりの運動強度を算出している。
特許文献2には、ユーザの歩幅を補正する装置が記載されている。この従来の装置では、歩行時におけるストライド時間を計時することにより、歩数、平均のストライド時間、及び合計距離を用いて、1歩毎の歩幅を算出している。
特許文献3には、ユーザの歩幅を補正し、歩行関連情報として消費カロリーを算出する装置が記載されている。この従来の装置では、下記式を用いて被験者の歩幅を補正している。下記式中のa、bは共に係数である。
歩幅=a×身長×歩行ピッチ+b
上式は、定性的に、身長が高くなるほど、また、ピッチが速くなるほど歩幅が大きくなることを示している。消費カロリーは、ユーザの体重、歩幅、及び歩行ピッチを用いて算出している。それにより、算出される消費カロリーは、歩行距離と体重に比例するものとなっている。
消費カロリーは、歩行距離、及び体重にそれぞれ依存するが、歩行距離に比例するとは限らない。なぜなら、激しい運動をするほど、単位時間当たりの消費カロリーは大きくなる傾向があるからである。このため、算出される消費カロリーの精度は低いものとなっている。同様の理由から、上記運動強度も精度は低いものとなっている。
消費カロリーは運動強度に依存し、運動をしていないと見なされる活動状態でもカロリーは消費される。このことから最近では、推奨する運動強度を提示することが行われるようになってきている。その運動強度としては、METsを単位とするものが使われることが増えている。そのようなこともあり、推奨される運動強度の運動をユーザが行っているか否か確認できるようにすることが重要と考えられる。
上記METとは、身体活動におけるエネルギー消費量を座位安静時代謝量(酸素摂取量で約3.5ml/kg/分に相当)で除したものである。運動量を示す単位であるMETs・時は、MET値に運動時間を掛けたものである。酸素1リットルの消費を5.0kcalのエネルギー消費と換算すると、1.0METs・時は体重70kgの人の場合は74kcal、60kgの人の場合は63kcalとなる。このように標準的な体格の人では、1.0METs・時は体重とほほ同じエネルギー消費量となる。このため、METs・時は身体活動量を低量化する場合に頻繁に使われている。
WO97/37588 「運動処方支援装置」 特開2001−170029号公報 「運動状態測定装置および運動状態測定方法」 特開2002−312754号公報 「歩数計」
本発明は、推奨される運動強度の歩行を行っているか否かを容易に確認可能な携帯機器を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様の携帯機器は、ユーザが携帯することを想定したものであり、予め設定した単位時間内のユーザの歩数を計数する歩数計数手段と、歩数計数手段が計数した歩数を用いて、単位時間内における平均の歩幅を算出する歩幅算出手段と、歩幅算出手段が算出した平均の歩幅、及び歩数計数手段が計数した歩数を用いてユーザの歩行速度を計算し、該計算した歩行速度から、単位時間におけるユーザの運動強度を算出する運動強度算出手段と、を具備する。
本発明の第2の態様の携帯機器は、上記第1の態様における構成に加え、運動強度算出手段が算出した運動強度を用いて、単位時間におけるユーザの運動量、及び消費カロリーのうちの少なくとも一方を運動結果として算出する運動結果算出手段、を更に具備する。
本発明の運動強度算出方法は、予め設定した単位時間内のユーザの歩行に相当する運動強度を算出するための方法であって、単位時間内のユーザの歩数を計数し、該計数した歩数を用いて、ユーザの基準とすべき歩幅を補正するための歩幅係数を決定し、該基準とすべき歩幅に、該決定した歩幅係数を乗算することにより、該基準とすべき歩幅を補正した補正歩幅を算出し、該算出した補正歩幅、前記計数した歩数を用いてユーザの歩行速度を計算し、該計算した歩行速度から、前記単位時間におけるユーザの運動強度を算出する。
本発明のプログラムは、ユーザが携帯することを想定した携帯機器に搭載可能なコンピュータに、予め設定した単位時間毎に計数されるユーザの歩数を取得する歩数取得機能と、歩数取得機能により取得した歩数を用いて、単位時間内における平均の歩幅を算出する歩幅算出機能と、歩幅算出機能により算出した平均の歩幅、及び歩数取得機能により取得した歩数を用いてユーザの歩行速度を計算し、該計算した歩行速度から、単位時間におけるユーザの運動強度を算出する運動強度算出機能と、を実現させる。
本発明では、単位時間内のユーザの歩数を計数し、該計数した歩数を用いて、ユーザの基準とすべき歩幅を補正し、例えばその基準とすべき歩幅を補正するための歩幅係数を決定し、該基準とすべき歩幅に、該決定した歩幅係数を乗算することにより、該基準とすべき歩幅を補正した補正歩幅を算出し、該算出した補正歩幅、計数した歩数を用いてユーザの歩行速度を計算し、該計算した歩行速度から、単位時間におけるユーザの運動強度を算出する。
歩行では、より速く歩行するほど、身体にとっての負荷が増大する。そのため、歩行強度から、運動の負荷の大きさが反映された運動強度を算出することができる。それにより、ユーザは自身の歩行の運動強度をより適切に把握することができる。その運動強度を用いて消費カロリー、或いは運動量等の別の情報を得るようにした場合には、より様々な角度で歩行による運動を評価できるようになる。歩数により歩幅を補正するようにした場合には、より正確に運動強度を算出できるようになる。単位時間の歩数から歩幅補正を行うようにした場合には、計算量を抑えつつ、より正確に運動強度を算出できるようになる。
本実施形態による携帯機器の機能構成を示す図である。 歩幅係数算出テーブルの内容例を示す図である。 運動強度算出テーブルの内容例を示す図である。 歩行中断時間によって積算の対象となる単位時間を説明する図である。 5分間の間に実際に行われた歩行の内容例を示す図である。 歩行処理のフローチャートである。 歩行距離算出処理のフローチャートである。 消費カロリー算出処理のフローチャートである。 本実施形態による携帯機器である携帯電話機のハードウェア構成を示す図である。
以下図面に基づいて、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本実施形態による携帯機器の機能構成を示す図である。図1に示すように、その携帯機器1は、データ格納部3、データ格納・取得処理部4、歩数検出部5、歩幅補正処理部6、歩行距離算出処理部7、運動強度算出部8、及び消費カロリー算出部9を備えた機能構成となっている。
上記データ格納部3は、不揮発性のものである。データ格納・取得処理部4は、そのデータ格納部3と各部6〜9、及び11との間でデータの授受を行う。
歩数検出部5は、例えば2軸以上の加速度を検出可能な加速度センサ、そのセンサからの信号をAD変換するAD変換器(ADC)、及びデジタル化された信号から歩行を判定し歩数を計数する処理部を備えたものである。歩数の計数は、予め設定された単位時間毎に行い、歩幅補正処理部6に出力する。本実施形態では、単位時間は1分間としている。
歩幅補正処理部6は、歩数検出部5から入力した歩数により、基準となる歩幅(基準歩幅)の補正を行い、その歩数の歩行を行った際のユーザの平均の歩幅(平均歩幅)を補正値として算出する。その平均歩幅の算出は、図2に示す歩幅係数算出テーブルを用いて行う。歩幅係数算出テーブルは、歩数と歩幅係数の関係を定義したものである。図2に示された歩数が各歩幅係数に対応する上限値を示すものとした場合、歩数が68以下の場合には歩幅係数1.00、歩数が69乃至80の場合には歩幅係数1.02が対応する。そこで、歩幅歩数処理部6は、検出された歩数に対応する歩幅係数を歩幅係数算出テーブルから求める。それにより、平均歩幅をW’、基準歩幅をW、歩幅係数算出テーブルから求めた歩幅係数をWcと表記すると、平均歩幅W’は以下のようにして算出する。
W’[cm]=W[cm]×Wc ・・・(1)
なお、歩幅係数Wcは、図2に示された歩数と歩数係数とに基づいて、実際の歩数に対応させて補間により求めたものを計算に用いてもよい。また、基準歩幅はユーザに入力させるようになっている。基準歩幅は、例えば通常歩行時の歩幅とする。ユーザが入力した基準歩幅は、データ格納部3に格納されている。
上述したようにして本実施形態では、単位時間の歩数から平均歩幅を求めるようにしている。これは、特許文献1〜3にそれぞれ記載された従来の装置のように1歩毎に時間の計時、或いは歩幅の計算を行う場合と比較して、計算量(負荷)をより抑えつつ、計算する歩幅の精度を維持させるためである。計算量をより抑えることにより、消費電力もより抑えられるようになる。
歩行距離算出処理部7は、平均歩幅W‘と歩数を歩幅補正処理部6から受け取り、単位時間(ここでは1分間)の歩行距離を算出する。歩行距離の計算は、歩数をNと表記すると、以下の式により行う。
歩行距離[cm]=N×W’[cm] ・・・(2)
また、予め設定された時間範囲での全歩行距離を算出するために、計算により得られた歩行距離の積算を行う。歩行距離の積算は、それまでに得られた全歩行距離に、今回の単位時間の歩行距離を加算することで行われる。全歩行距離は、データ格納部3に格納される。上記時間範囲は、例えば1日であり、全歩行距離は1日単位で積算される。なお、時間範囲は例えば一週間とすることもできる。
単位時間の歩行距離は、単位時間の歩行速度に相当する。運動強度算出部8は、歩行距離算出処理部7から平均歩幅W’、及び歩数Nを受け取り、以下の式により単位時間の歩行速度を算出する。
歩行速度[m/min]=N×W’[cm] ÷100 ・・・(3)
歩行速度を算出した後は、図3に示す運動強度算出テーブルを参照して、その歩行速度に対応する運動強度(METs)を決定する。運動強度算出テーブルは、歩行速度とそれに対応する運動強度の関係を定義したものであり、運動強度に対する歩行速度の上限値が設定されている。運動強度の決定は、運動強度算出テーブル中の歩行速度のなかで、算出された歩行速度に最も近いものを特定し、特定した歩行速度で定義されている運動強度を抽出することで行う。そのようにして決定した運動強度はデータ格納部3に保存されると共に、消費カロリー算出部9に出力される。
消費カロリー算出部9は、運動強度算出部8から入力した運動強度を用いて、単位時間の消費カロリーを以下のようにして算出する。上記時間範囲での全消費カロリーを算出するために、計算により得られた消費カロリーの積算を行う。消費カロリーの積算は、それまでに得られた全消費カロリーに、今回の単位時間の消費カロリーを加算することで行われる。全消費カロリー(データ)は、データ格納部3に格納される。
消費カロリー[kcal]=運動強度[METs]×O×体重[kg]×C×T ・・・(4)
ここで、O:安静時の酸素使用量(固定値:例えば、3.5[ml/(kg・min)])、
C:酸素1[ml]消費時の熱量(固定値:例えば、0.005[kcal/ml])、
T:歩行時間(ここでは単位時間である1分間に相当する値)、
である。体重は、基準歩幅Wと同様に、ユーザが入力したデータであり、データ格納部3に格納されている。
消費カロリー算出部9は、消費カロリーの他に、運動量を算出する。その運動量は、以下の式により行われる。
運動量[METs・時]=運動強度[METs]/60 ・・・(5)
ある時間範囲の全運動量を算出するために、計算により得られた運動量の積算を行う。運動量の積算は、それまでに得られた全運動量に、今回の単位時間の運動量を加算することで行われる。全運動量は、データ格納部3に格納されている。以降、時間範囲は1日と想定して説明する。
上記各部6〜9による計算結果は、データ格納・取得処理部4を介してデータ格納部3に格納される。通知処理部11は、例えばユーザの指示に応答し、データ格納・取得処理部4を介してデータ格納部3から必要な計算結果を取得し通知するための処理を行う。その通知は、不図示の表示装置を用いて行う。
消費カロリー算出部9における上記消費カロリー、及び運動量の積算は以下のロジックに従って行う。
1.4分以上の歩行中断の後に歩行が開始された場合、最初の1分間の歩行分に対応する消費カロリー、運動量は積算しない(1分未満の歩行運動では酸素摂取量の変化が過渡状態にあるため)。
2.運動強度が予め設定の閾値以上でなければ、消費カロリー、運動量は積算しない(一定以上の運動強度であった場合に、有効な運動を行っていると見なす)。
3.歩行開始から最初の1分間の歩行は、通常の歩行によるカロリー、運動量として積算しない(理由:1分未満の歩行運動では、酸素摂取量の変化が過渡状態(全変化量の約30〜40%)にあるため)。
4. 1分以上の歩行実施後の4分間以内の歩行中断の間も含め、歩行をしていない時は、カロリー、運動量として積算しない。
5.「1分以上の歩行実施後の4分間以内の歩行中断」後、歩行時間が1分以上の場合、通常歩行によるカロリー、運動量として積算する。
6.歩行中断の判断基準は、「1分間の歩数が0歩であるか否か」とする。
図4は、消費カロリーなどの積算の対象となる時間を説明する図である。縦軸の歩行フラグは、有効な運動と云える歩行を行ったか否かを示すものであり、Hは有効な運動と云える歩行を行ったことを示し、Lはそのような歩行を行っていないことを示している。有効な運動といえる歩行を行ったか否かは、例えば上記の運動強度に基づいて判断される。ロジック1により、歩行中断後の1単位時間に相当する期間は積算対象とはされず、1単位時間経過後の、図4に網掛けして示す時間のみ消費カロリーなどの積算の対象とされる。それにより、歩行状況に応じて、有効な運動と云える歩行が行われた時間のみ積算の対象としている。これはロジック2でも同様である。本実施形態では、ユーザに応じて適切な閾値を設定するために、年齢を入力させるようにしている。入力された年齢はデータ格納部3に格納される。
図5は、5分間の間に実際に行われた歩行の内容例を示す図である。ここで図5に示す内容で歩行を行った場合に、歩幅補正処理部6、歩行距離算出処理部7、運動強度算出部8、及び消費カロリー算出部9によってそれぞれ得られる計算結果について具体的に説明する。なお、図5の例では、上記ロジック1およびロジック2の条件は満たしているものとする。その計算結果は、ユーザの基準歩幅Wを50[cm]、体重を60[kg]と想定したものである。図5に示すように、「0〜1[min]」、「1〜2[min]」、「2〜3[min]」、「3〜4[min]」、「4〜5[min]」の単位時間ごとのユーザ(歩行者)の歩数はそれぞれ、70歩、100歩、130歩、70歩、140歩である。
歩幅補正処理部6において、歩幅計数の補間を行わず、図2に示すテーブルの最も近い歩数に対応する歩幅係数を計算に用いたとすると、基準歩幅の補正結果である単位時間ごとの平均歩幅は下記のようになる。
0〜1[min]:50[cm]×1.00=50.0[cm]
1〜2[min]:50[cm]×1.09=54.5[cm]
2〜3[min]:50[cm]×1.46=73.0[cm]
3〜4[min]:50[cm]×1.00=50.0[cm]
4〜5[min]:50[cm]×1.51=75.5[cm]
運動強度算出部8において、歩幅補正処理部6が出力する平均歩幅を用いて単位時間ごとの1分間の平均速度(歩行速度、単位[m/min])を算出すると、以下のようになる。
0〜1[min]:70[歩]×50.0[cm]÷100=35.0[m/min]
1〜2[min]:100[歩]×54.5[cm] ÷100=54.5[m/min]
2〜3[min]:130[歩]×73.0[cm] ÷100=94.9[m/min]
3〜4[min]:70[歩]×50.0[cm] ÷100=35.0[m/min]
4〜5[min]:140[歩]×75.5[cm] ÷100=105.7[m/min]
運動強度算出部8において、上記1分間の歩行速度[m/min]を基に運動強度[METs]を算出すると、以下のようになる。
0〜1[min]:2.2[METs]
1〜2[min]:2.4[METs]
2〜3[min]:3.7[METs]
3〜4[min]:2.2[METs]
4〜5[min]:5.2[METs]
消費カロリー算出部9において、1分間の消費カロリー[kcal]を算出すると、以下のようになる。
0〜1[min]:2.2[METs]×3.5[ml/(kg・min)]×60[kg]×0.005[kcal/ml]×1[min]=2.310[kcal]
1〜2[min]:2.4[METs] ×3.5[ml/(kg・min)]×60[kg]×0.005[kcal/ml]×1[min]=2.520[kcal]
2〜3[min]:3.7[METs] ×3.5[ml/(kg・min)]×60[kg]×0.005[kcal/ml]×1[min]=3.885[kcal]
3〜4[min]:2.2[METs] ×3.5[ml/(kg・min)]×60[kg]×0.005[kcal/ml]×1[min]=2.310[kcal]
4〜5[min]:5.2[METs] ×3.5[ml/(kg・min)]×60[kg]×0.005[kcal/ml]×1[min]=5.460[kcal]
また、消費カロリー算出部9において、0〜5[min]の5分間の消費カロリー[kcal]を積算すると、16.485[kcal]となる。なお、歩幅補正を行なわずに、消費カロリーを積算すると、13.440[kcal]となる。歩幅補正を行わない結果、20%程度少な目の値が算出されることから、歩幅補正が最終的な算出結果に大きな影響を与えることが分かる。
本実施形態による携帯機器1は、図1に示す各部3〜9、及び10を携帯電話機に搭載した例を想定している。携帯電話機に本実施形態による構成を適用したのは、携帯電話機は常にユーザに携帯されることが多いためである。そのような携帯電話機に本実施形態を適用することにより、歩行(ここでは走行を含む)による運動の結果をユーザは随時、必要に応じて確認することができる。ユーザが常に携帯電話機を携帯することにより、一日当たりの消費カロリー、或いは運動量も正確に計算できることとなる。なお、携帯機器1は、携帯電話機以外のものであっても良い。具体的には、歩数を計数して運動強度(更には運動量、或いは消費カロリー)を計算する専用の装置として実現しても良い。プレーヤ、カメラ、或いはゲーム機等であっても良い。
図9は、本実施形態による携帯機器である携帯電話機のハードウェア構成を示す図である。便宜的に、図9には図1に示す機能構成に対応する部分のみを抜粋して示している。
図9に示すように携帯電話機は、加速度センサ31、ADC32、CPU33、Sab−LCD34、Main−LCD35、不揮発メモリ36、及び操作部37を備えた構成である。
加速度センサ31は、少なくとも2軸以上の加速度を検出できるものである。軸毎に、その軸で検出された加速度を表す信号を出力する。ADC32は、軸毎に、加速度センサ31からの信号のAD変換を行い、デジタル化した信号をCPU33に出力する。
不揮発性メモリ36は例えばフラッシュメモリであり、そのメモリ36には、CPU33が実行する各種プログラムが格納されている。図1に示す各部4、6〜9及び11の機能は、それらを実現させるための機能が搭載されたプログラムを実行することで実現される。以降、そのプログラムについては「歩行運動用プログラム」と呼ぶことにする。ADC32からの信号を解析し、歩行を検出して歩数を計数する機能は別のプログラムに格納されている。そのプログラムは以降「歩行検出用プログラム」と呼ぶことにする。CPU33は、歩行検出用プログラムはADC32のサンプリング間隔で実行し、歩行運動用プログラムは単位時間間隔で実行する。歩数の検出は、ADC32に処理機能を有する処理装置(安価なCPU、或いはDSPなど)を接続し、その処理装置に行わせても良い。
Sab−LCD34、及びMain−LCD35は、計算結果の通知に用いられる。その通知に用いるものは、例えば携帯電話機の状態に応じて選択される。操作部37は、複数のキーやそれらのキーへの操作を検出する検出回路を備えたものである。その検出回路が操作を検出したキー、その操作内容がCPU33に通知される。基準歩幅、体重、及び年齢の入力は、操作部37を介して行われる。その入力が行われていない場合には、予め携帯電話機に設定されているデフォルト値が採用される。
図1のデータ格納部3は、図9における不揮発メモリ36に対応する。各部4、6〜9の機能は、CPU33及び不揮発メモリ36によって実現される。通知処理部11は、CPU3、不揮発メモリ26、2つのLCD34及び35により実現される。歩数検出部5は、加速度センサ31、ADC32、CPU33及び不揮発メモリ36により実現される。図2及び図3に示すテーブルは、例えば歩行運動用プログラム内に格納される形で不揮発メモリ36上に存在している。
なお、上記歩行運動用プログラムについては、CPU33が実行可能であれば良いことから、携帯電話機等の携帯機器がアクセス可能な記録媒体に格納して配布しても良い。或いは通信ネットワークを介して外部の装置から取得できるようにしても良い。それにより、記録媒体は外部の装置がアクセス可能な物であっても良い。
次に図6〜図8を参照して、図1の各部(歩幅補正処理部6、歩行距離算出処理部7、運動強度取得部8、消費カロリー算出部9)の機能を実現させるために実行される処理について詳細に説明する。その処理は、不揮発メモリ36に格納された歩行運動用プログラムをCPU33が実行することで実現される。その実行は、例えばタイマが単位時間間隔で出力する割り込み信号によって制御される。
図6は、単位時間内における歩行処理のフローチャートである。始めに図6を参照して、その歩行処理について詳細に説明する。歩行処理は、歩行運動用プログラムをCPU33が実行することによって実現される。なお、単位時間毎に図6による歩行処理が繰り返される。これは、上記タイマが単位時間間隔で出力する割り込み信号によって歩行処理は起動されるからである。
先ず、ステップS101では、予めユーザによって入力された基準歩幅、体重、年齢、運動レベルを取得し、取得した年齢または運動レベルから閾値を自動的に設定する。それらの個人データをユーザが入力していない場合には、それぞれデフォルト値が取得される。単位時間ごとに計数された歩数もここで取得される。設定する閾値は、有効な運動と見なすべき運動強度の下限とするものである。閾値としては、例えば年齢に応じて、65歳以上であれば2.0[METs]、55歳以上65歳未満であれば2.5[METs]、45歳以上55歳未満であれば3.0[METs]、45歳未満であれば3.5[METs]を設定する。その設定は、例えば年齢と閾値の対応関係を定義したテーブルを参照して行われる。
続くステップS102では、歩幅補正処理部6および歩行距離算出処理部7の機能を実現させるための歩行距離算出処理を実行する。次のステップS103では、運動強度算出部8および消費カロリー算出部9の機能を実現させるための消費カロリー算出処理を実行する。その後はステップS104に移行する。
ステップS104では、単位時間内に取得した歩数をクリアする。次のステップS105では、例えばCPU33に内蔵のハードタイマを参照し、計算結果のバックアップを取るタイミングとなったか否か判定し、その判定結果に応じてバックアップを行う。
そのバックアップを行うことにより、1日当たりの全消費カロリー及び全運動量を定めた期間、ユーザが確認することを可能とさせる。バックアップを行った後、全消費カロリー及び全運動量はそれぞれクリアされる。それにより、全消費カロリー及び全運動量の計算を1日単位で行う。
図7は、上記ステップS102として単位時間内に実行される歩行距離算出処理のフローチャートである。次に図7を参照して、歩行距離算出処理について詳細に説明する。
先ず、ステップS201では、単位時間内に取得した歩数が0より大きいか否か判定する。本実施形態では、歩数が1以上であれば歩行を行ったと見なすようにしている。このことから、歩数が0より大きい場合、歩行をユーザが行ったとして、判定はYesとなってステップS202に移行する。そうでない場合には、つまり歩数が0以下であった場合には、判定はNoとなり、ここで歩行距離算出処理を終了する。
ステップS202では、取得した単位時間内の歩数を用いて図2に示す歩幅係数算出テーブルを参照する。続くステップS203では、歩幅係数算出テーブルの参照結果に従って、取得した歩数に対応する歩幅係数を歩幅係数計数算出テーブル中から取得する。その後に移行するステップS204では、基準歩幅、及びS203にて取得された歩幅係数を用いて(1)式により平均歩幅を算出する歩幅補正処理を実行する。その実行後はステップS205に移行する。
ステップS205では、平均歩幅(W’)と取得した歩数(N)を用いて、(2)式により単位時間(1分間)の歩行距離を算出する。続くステップS206では、歩行距離の積算を行う。歩行距離の積算は、1日の総歩行距離を計算するために用意した変数である「当日情報_歩行距離」に、それまでの値に(2)式により算出した歩行距離を加算した値を代入することで行われる。歩行距離の代入を行った後、当該単位時間における歩行距離計算処理を終了する。
図8は、上記ステップS103として実行される消費カロリー算出処理のフローチャートである。最後に図8を参照して、その算出処理について詳細に説明する。
先ず、ステップS301では、単位時間内に取得した歩数が0より大きいか否か判定する。その歩数が0より大きい場合、判定はYesとなってステップS302に移行する。そうでない場合には、つまり歩数が0以下であった場合には、判定はNoとなってステップS305に移行する。
ステップS305では、変数である歩行中断時間のカウントアップ、つまりインクリメントを行う。歩行中断時間のカウントアップはタイマを用いて行われ、S301にて歩数が0以上であると判定されるまで歩行中断時間がカウントアップされる。つまり、歩行中断時間は歩数が0である状態の継続時間を示す。続くステップS306では、歩行中断時間の値が4以上か否か判定する。その歩行中断時間が4以上であった場合、判定はYesとなり、ステップS307で歩行中断中状態を設定する。
歩行中断中状態は、歩行中断時間(歩数=0)の状態が4単位時間以上継続したことを示す情報である。また、後述する「歩行中状態」は、歩行中断中状態以外の状態を示す情報である。それにより、状態としては、歩行中状態、及び歩行中断中状態のうちの何れか一方が設定される。歩行中状態、或いは歩行中断中状態の設定は、例えばそれらの状態管理用の変数の値を更新することで行われる。つまり、その変数に、歩行中状態、及び歩行中断中状態のうちの何れかを示す値を代入することで行われる。
その後に当該単位時間における消費カロリー算出処理を終了する。一方、歩行中断時間が4に満たない場合には、判定はNoとなり、ここで当該単位時間における消費カロリー算出処理を終了する。
上記歩行中断時間は、上記ロジック1、つまり4分間以上の歩行中断を検出するために用意した変数であり、4分間以上歩行が中断した場合、歩行開始後の最初の1分間は運動強度等の計算の対象外としている。「歩行中断中状態」は、歩行開始後の最初の1分間を積算対象外とするために設定される。。
ステップS302では、歩行中状態が設定されているか否か判定する。歩行中状態が設定されている場合、判定はYesとなってステップS303に移行する。そうでない場合、言い換えれば歩行中断状態が設定されている場合には、判定はNoとなってステップS304に移行し、歩行中状態をその時点の状態として設定してから、当該単位時間における消費カロリー算出処理を終了する。それにより、歩行中断中状態が設定されていた場合には、歩行を行ったと見なす単位時間を1回、カロリー積算対象から除外することになる。その結果、4分間以上、歩行が中断した状態からその歩行を再開したときには、最初の1分間の歩行は無視される。
ステップS303では、歩行中断時間をクリア、つまりその値を0にする。続くステップS308では、取得した歩数が30以上か否か判定する。取得した歩数が30未満の場合、判定はNoとなり、ここで消費カロリー算出処理を終了する。取得した歩数が30以上の場合には、判定はYesとなってステップS309に移行する。ステップS309〜S311で実行する処理の内容は、上記ステップS202〜S204のそれと基本的に同じであるため、説明は省略する。ステップS311の処理の実行後は、ステップS312に移行する。
図3に示すように、運動強度算出テーブルは単位時間の歩行速度が30m/min以上で運動強度を定義している。ステップS302で歩数が30以上か否かを判定するのは、歩行速度が明らかに30m/min未満の単位時間を対象から除外するためである。つまり、単位時間の歩数が30未満であれば、歩行速度は30m/min未満であると見なすためである。それにより、歩行速度が30m/min未満と見なす場合には、運動強度等の計算を行うのを回避して、負荷を軽減させるようにしている。
ステップS312では、取得した歩数、及び平均歩幅(W’)を用いて、(3)式により単位時間の歩行速度を算出する。次のステップS313では、算出した歩行速度を用いて図3に示す運動強度算出テーブルを参照し、その次のステップS314で運動強度を決定する。運動強度決定後はステップS315に移行する。
ステップS315では、決定した運動強度が上記ステップS101で設定した閾値以上か否か判定する。決定した運動強度が閾値以上であった場合、判定はYesとなってステップS316に移行する。そうでない場合には、判定はNoとなり、ここで当該単位時間における消費カロリー算出処理を終了する。
ステップS316では、決定した運動強度を用いて、(4)及び(5)式により単位時間の消費カロリー、及び運動量を算出する。続くステップS317では、算出した消費カロリー、及び運動量の積算を行う。その積算により、1日当たりの全消費カロリー、及び全運動量を更新する。全消費カロリーおよび全運動量の更新後は、ステップS316で算出した消費カロリー及び運動量をクリアしてから、当該単位時間における消費カロリー算出処理を終了する。
なお、本実施形態では、運動強度としてMETsを算出しているが、運動の負荷の大きさが反映されるものであれば、別の種類の運動強度を算出するようにしても良い。ユーザへの運動強度、運動量、或いは消費カロリーの通知は、例えば対応する活動内容、つまりジョギング、ランニング、エアロビクス、或いは水泳等で表現したもので行うようにしても良い。

Claims (17)

  1. ユーザが携帯することを想定した携帯機器において、
    単位時間内のユーザの歩数を計数する歩数計数手段と、
    歩数と歩幅補正係数とを対応づけて記憶する記憶部から取得される、前記歩数計数手段が計数した歩数に対応する歩幅補正係数を用いて、基準の歩幅を補正することにより、前記単位時間内における平均の歩幅を算出する歩幅算出手段と、
    前記歩幅算出手段が算出した平均の歩幅、及び前記歩数計数手段が計数した歩数を用いてユーザの歩行速度を計算し、計算した歩行速度から、前記単位時間におけるユーザの運動強度を算出する運動強度算出手段と、
    を具備することを特徴とする携帯機器。
  2. 前記運動強度算出手段が算出した運動強度を用いて、前記単位時間におけるユーザの運動量、及び消費カロリーのうちの少なくとも一方を運動結果として算出する運動結果算出手段、
    を更に具備することを特徴とする請求項1記載の携帯機器。
  3. 前記運動結果算出手段は、前記単位時間単位で算出した前記運動結果の積算を併せて行う、
    ことを特徴とする請求項2記載の携帯機器。
  4. 前記運動結果算出手段は、前記運動強度算出手段が算出した前記運動強度が予め設定の閾値以上となった単位時間を対象に、前記運動結果の積算を行う、
    ことを特徴とする請求項3記載の携帯機器。
  5. ユーザが携帯することを想定した携帯機器において、
    単位時間内のユーザの歩数を計数する歩数計数手段と、
    前記歩数計数手段が計数した歩数を用いて、前記単位時間内における平均の歩幅を算出する歩幅算出手段と、
    前記歩幅算出手段が算出した平均の歩幅、及び前記歩数計数手段が計数した歩数を用いてユーザの歩行速度を計算し、計算した歩行速度から、前記単位時間におけるユーザの運動強度を算出する運動強度算出手段と、
    前記運動強度算出手段が算出した運動強度を用いて、前記単位時間におけるユーザの運動量、及び消費カロリーのうちの少なくとも一方を運動結果として算出する運動結果算出手段とを具備し、
    前記運動結果算出手段は、前記単位時間単位で算出した前記運動結果の積算を併せて行い、前記歩数計数手段が計数した歩数からユーザが歩行を行っているか否か前記単位時間毎に判定し、歩行を行っていないと判定した単位時間が所定数以上継続した場合に、歩行再開から所定の時間が経過するまでは、当該所定の時間内に算出された運動結果は前記運動結果積算の対象から除外する、
    ことを特徴とする携帯機器。
  6. 前記携帯機器は、携帯電話機である、
    ことを特徴とする請求項1記載の携帯機器。
  7. 単位時間内のユーザの運動強度を算出するための方法であって、
    前記単位時間内のユーザの歩数を計数するステップと、
    歩数とユーザの基準とすべき歩幅を補正するための歩幅係数とを対応づけて記憶する記憶部に基づいて、該計数した歩数に対応する歩幅係数を決定し、該基準とすべき歩幅に該決定した歩幅係数を乗算することにより、該基準とすべき歩幅を補正した補正歩幅を算出するステップと、
    該算出した補正歩幅、及び前記計数した歩数を用いてユーザの歩行速度を計算するステップと、
    該計算した歩行速度から、前記単位時間におけるユーザの運動強度を算出するステップと、
    を備えることを特徴とする運動強度算出方法。
  8. 前記算出した運動強度を用いて、前記単位時間におけるユーザの運動量、及び消費カロリーのうちの少なくとも一方を運動結果として併せて算出するステップ、
    を更に備えたことを特徴とする請求項7記載の運動強度算出方法。
  9. コンピュータに、
    単位時間毎に計数されるユーザの歩数を取得する歩数取得機能と、
    歩数と歩幅補正係数とを対応づけて記憶する記憶部から取得される、前記歩数取得機能により取得した歩数に対応する歩幅補正係数を用いて、基準の歩幅を補正することにより、前記単位時間内における平均の歩幅を算出する歩幅算出機能と、
    前記歩幅算出機能により算出した平均の歩幅、及び前記歩数取得機能により取得した歩数を用いてユーザの歩行速度を計算し、該計算した歩行速度から、前記単位時間におけるユーザの運動強度を算出する運動強度算出機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  10. 歩行時の歩幅を補正する歩幅補正方法であって、
    単位時間における歩数を計数するステップと、
    歩数と歩幅補正係数とを対応づけて記憶する記憶部に基づいて、計数された歩数に対応する歩幅補正係数を得るステップと、
    基準歩幅に対して前記歩幅補正係数を乗算し、歩幅を補正するステップと、
    を備えることを特徴とする歩幅補正方法。
  11. 前記歩幅補正方法において、
    前記基準歩幅の入力を受け付けるステップをさらに備え、
    前記入力された基準歩幅と前記歩幅補正係数とが乗算されることを特徴とする、請求項10に記載の歩幅補正方法。
  12. 前記歩幅補正方法において、
    歩数と歩幅補正係数との対応関係が前記記憶部に予め登録されており、
    前記歩幅補正係数を得るステップでは、前記登録された対応関係を、計数された歩数に基づいて検索し、前記計数された歩数に対応する歩幅補正係数を得ることを特徴とする、請求項10に記載の歩幅補正方法。
  13. 単位時間内のユーザの運動強度を算出するための方法であって、
    単位時間における歩数を計数するステップと、
    歩数と歩幅補正係数とを対応づけて記憶する記憶部に基づいて、計数された歩数に対応する歩幅補正係数を得るステップと、
    基準歩幅に対して前記歩幅補正係数を乗算し、該基準歩幅を補正した補正歩幅を算出するステップと、
    前記計数された歩数、及び前記補正歩幅を用いて、前記単位時間の運動強度を算出するステップと、
    を備えることを特徴とする運動強度算出方法。
  14. ユーザによる運動強度を算出する情報機器であって、
    単位時間内のユーザの歩数を計数する計数手段と、
    歩数と、基準歩幅を補正する歩幅補正値とを対応づけて記憶する第一の記憶部と、
    前記計数手段により計数された歩数に基づいて、前記計数された歩数に対応する歩幅補正値を前記第一の記憶部から取得して、予め設定された基準歩幅を補正した補正歩幅を算出する歩幅算出手段と、
    前記計数された歩数と、前記補正歩幅とに基づいて、単位時間内におけるユーザの運動強度を算出する運動強度算出手段と、を備えることを特徴とする情報機器。
  15. 前記情報機器はさらに、
    単位時間内の歩行距離に関連する情報と、運動強度とを対応づけて記憶する第二の記憶部を備え、
    前記運動強度算出部は、前記計数された歩数と前記補正歩幅とに基づいて単位時間内の歩行距離に関連する情報を求め、求められた歩行距離に関連する情報に基づいて前記第二の記憶部から対応する運動強度を取得することを特徴とする、請求項14に記載の情報機器。
  16. 前記情報機器はさらに、
    前記算出された運動強度に基づいて、単位時間内における消費カロリーを算出する消費カロリー算出部を備えることを特徴とする、請求項14または15に記載の情報機器。
  17. 前記情報機器において、
    前記歩行距離に関連する情報は歩行速度であり、
    前記運動強度算出部は、前記計数された歩数と前記補正歩幅とに基づいて単位時間内の歩行速度を算出することを特徴とする、請求項15に記載の情報機器。
JP2008552010A 2006-12-28 2006-12-28 携帯機器、運動強度算出方法、歩幅補正方法、情報機器、及びプログラム Expired - Fee Related JP4952721B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2006/326292 WO2008081553A1 (ja) 2006-12-28 2006-12-28 携帯機器、運動強度算出方法、歩幅補正方法、情報機器、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2008081553A1 JPWO2008081553A1 (ja) 2010-04-30
JP4952721B2 true JP4952721B2 (ja) 2012-06-13

Family

ID=39588243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008552010A Expired - Fee Related JP4952721B2 (ja) 2006-12-28 2006-12-28 携帯機器、運動強度算出方法、歩幅補正方法、情報機器、及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4952721B2 (ja)
WO (1) WO2008081553A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5125788B2 (ja) * 2008-06-12 2013-01-23 富士通株式会社 携帯機器、歩幅補正方法、情報機器及び歩幅補正プログラム
JP5564881B2 (ja) * 2009-10-02 2014-08-06 日本電気株式会社 歩数計機能つき電子機器
KR20130076374A (ko) * 2011-12-28 2013-07-08 삼성전자주식회사 운동량 측정 방법 및 이를 적용한 디스플레이 장치
JP5237482B1 (ja) * 2012-04-20 2013-07-17 徳男 江村 歩数計
JP5180396B1 (ja) * 2012-06-27 2013-04-10 徳男 江村 歩数計
JP5291261B1 (ja) * 2013-02-20 2013-09-18 徳男 江村 歩数計
KR101293575B1 (ko) * 2012-11-27 2013-08-12 주식회사 휘트닷라이프 사용자의 신체 활동정보 측정시간을 반영하여 칼로리 소모량을 측정하는 장치
CN106500717B (zh) * 2015-09-08 2020-05-12 中兴通讯股份有限公司 一种实现计步的方法及装置
JP2017136164A (ja) 2016-02-02 2017-08-10 富士通株式会社 センサ情報処理装置、センサユニット、及び、センサ情報処理プログラム
JP6827472B2 (ja) * 2016-09-16 2021-02-10 アルプスアルパイン株式会社 移動測定装置
JP6774579B2 (ja) * 2018-08-27 2020-10-28 一博 椎名 歩行評価システム、歩行評価方法、そのプログラム、記憶媒体、携帯端末、及び、サーバ

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07333000A (ja) * 1994-06-08 1995-12-22 Casio Comput Co Ltd 携帯用電子機器
JPH11299762A (ja) * 1998-04-17 1999-11-02 Sony Corp 携帯用電子機器
JP2001203783A (ja) * 2000-01-19 2001-07-27 Yamaha Corp 携帯電話機
JP2002312754A (ja) * 2001-04-16 2002-10-25 Tanita Corp 歩数計
JP2003111752A (ja) * 2001-10-05 2003-04-15 Hamamatsu Photonics Kk 消費エネルギー算出装置
JP2004097649A (ja) * 2002-09-12 2004-04-02 Akoozu:Kk 消費カロリー表示装置
JP2006039971A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Matsushita Electric Works Ltd 歩行計

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2804481B2 (ja) * 1988-06-27 1998-09-24 松下電工株式会社 歩数計
JP3698608B2 (ja) * 2000-03-06 2005-09-21 ヒロセ電機株式会社 歩行運動量表示装置
JP2004118410A (ja) * 2002-09-25 2004-04-15 Seiko Instruments Inc 歩行距離換算機能を備えた歩数計

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07333000A (ja) * 1994-06-08 1995-12-22 Casio Comput Co Ltd 携帯用電子機器
JPH11299762A (ja) * 1998-04-17 1999-11-02 Sony Corp 携帯用電子機器
JP2001203783A (ja) * 2000-01-19 2001-07-27 Yamaha Corp 携帯電話機
JP2002312754A (ja) * 2001-04-16 2002-10-25 Tanita Corp 歩数計
JP2003111752A (ja) * 2001-10-05 2003-04-15 Hamamatsu Photonics Kk 消費エネルギー算出装置
JP2004097649A (ja) * 2002-09-12 2004-04-02 Akoozu:Kk 消費カロリー表示装置
JP2006039971A (ja) * 2004-07-27 2006-02-09 Matsushita Electric Works Ltd 歩行計

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2008081553A1 (ja) 2010-04-30
WO2008081553A1 (ja) 2008-07-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4952721B2 (ja) 携帯機器、運動強度算出方法、歩幅補正方法、情報機器、及びプログラム
TWI518304B (zh) 一種基於三軸加速計的計步方法和計步器
US10449455B2 (en) Operation information measurement apparatus, game control program, operation information measurement program
FI125723B (en) Portable activity tracking device and associated method
JP2012008637A (ja) 歩数計、およびプログラム
EP2015028A2 (en) Measuring method, measuring apparatus and computer readable information recording medium for determining a walking and moving state of a person
US20150127290A1 (en) Pedometer in a low-power device
JP5310542B2 (ja) 運動状態検出装置、運動状態検出プログラム、運動状態検出方法
JP5125788B2 (ja) 携帯機器、歩幅補正方法、情報機器及び歩幅補正プログラム
CN106705989B (zh) 记步方法、设备及终端
US20190076063A1 (en) Systems and methods of ski activity detection
JP6365031B2 (ja) 活動量測定装置、活動量の測定方法、活動量の測定プログラム
JP2010165088A (ja) 歩数計、および歩数の計測方法
KR20140090071A (ko) 사용자의 운동 정보 확인방법 및 장치
JP2017192563A (ja) 活動量計および運動量算出装置
Kawahara et al. Monitoring daily energy expenditure using a 3-axis accelerometer with a low-power microprocessor
CN113457106A (zh) 一种跑步姿态检测方法与穿戴设备
JP2009273785A (ja) 電子機器、消費エネルギーの表示方法、プログラム、及び記録媒体
CN114912065A (zh) 运动距离的计算方法、装置、可穿戴设备及介质
JP2015011442A (ja) 電子機器及びシステム
JP6398743B2 (ja) 運動情報測定装置、運動情報測定装置の制御方法、運動情報測定装置の制御プログラム
JPWO2016063661A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JP2012168818A (ja) 電子機器、歩数計、及びプログラム
JP2016181210A (ja) 歩数検出装置、歩数検出方法及びコンピュータプログラム
KR20200094519A (ko) 정보 처리 장치 및 이의 동작 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110928

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120123

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120214

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120227

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4952721

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150323

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees