JP4952151B2 - Iii−v化合物半導体を成長する方法 - Google Patents

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Description

本発明は、III−V化合物半導体を成長する方法に関する。
非特許文献1には、有機金属気相成長法で、窒素原料としてジメチルヒドラジンを用いてGaInNAs結晶を成長する方法が記載されている。
Jpn. J. Appl. Phys. (1997) 36, pp.2671-2675
有機金属気相成長法を用いて、所望の波長の光を発生するGaInNAs/GaAs量子井戸構造を作製するとき、GaAs層を成長した後にGaInNAs層を成長する。次いで、GaInNAs井戸層を成長した後に、GaAs層を成長する。
この半導体レーザの井戸層として用いられるGaInNAsは、約66%のガリウム組成、約34%のインジウム組成、約1%の窒素組成、約99%のヒ素組成を有する。この半導体レーザは、1.3マイクロメートル帯で発光する。しかしながら、発光強度、発振閾値電流および信頼性等に対して更に優れた性能が求められている。この発光波長帯において所望の発光強度を有する半導体レーザが得られていない。また、半導体レーザに対して、更に優れた信頼性も求められる。これを満たすために、以下のことが考えられる。
半導体レーザの活性層のためのGaInNAs井戸層を成長する場合、その最適温度は摂氏480度以上摂氏520度以下の範囲である。この温度範囲内ならば、上記の組成を有するGaInNAsが波長1.3マイクロメートル帯において十分な結晶特性を示す。成長温度が摂氏480度よりも低いとき、窒素組成が所望の値より大きくなり結晶品質が低下する。成長温度が摂氏520度より高いとき、窒素組成が所望の値より小さくなり、発光波長が短くなる。
一方、GaInNAs井戸層の成長に先立って又はその成長の後にGaAs層を成長する場合、その最適温度は摂氏540度以上であり、この温度範囲内ならば十分な結晶特性を示すGaAs結晶が成長される。成長温度が摂氏540度より低い場合、GaAs結晶の内部に多数の結晶欠陥が発生し、その結晶性が良くない。
このように、GaInNAs井戸層を成長するための好適な温度範囲は、GaAs層を成長するための好適な温度範囲と異なる。これまでの結晶成長では、GaInNAsの成長温度はGaAsの成長温度と同じであり、良好な発光特性のGaInNAs井戸層を得るために、GaInNAsに好適な成長温度が用いられていた。また、GaInNAsの成長温度をGaAsの成長温度と同じにすると、成長シーケンスが簡便となり、成長時間が短縮される。
本発明は、このような事情を鑑みて為されたものであり、III族元素としてガリウムを含むと共にV族元素としてヒ素および窒素を含むIII−V化合物半導体およびGaAsを成長する際に、GaAsの結晶品質を向上可能なIII−V化合物半導体を成長する方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面は、III−V化合物半導体を成長する方法である。この方法は、(a)ガリウム化合物、インジウム化合物、ヒ素化合物、窒素化合物およびキャリアガスを含む原料ガスを有機金属気相成長炉に供給して、第1の温度で、III族元素としてガリウムを含むと共にV族元素としてヒ素および窒素を含むIII−V化合物半導体層を成長する工程と、(b)第2の温度でGaAs半導体層を成長する工程と、(c)半導体の堆積を行うことなく、前記ヒ素化合物および前記窒素化合物の少なくとも一方を前記有機金属気相成長炉に供給しながら前記第1および第2の温度の一方から他方へ温度を変更する工程とを備え、前記第2の温度は、前記第1の温度よりも高く、温度を変更する前記工程は、III−V化合物半導体層を成長する前記工程とGaAs半導体層を成長する前記工程との間に設けられる。
この方法によれば、III族元素としてガリウムを含むと共にV族元素としてヒ素および窒素を含むIII−V化合物半導体層およびGaAs層を連続して成長するとき、成長温度を変える期間中、砒素化合物および/または窒素化合物を含むガスを有機金属気相成長炉へ供給することによって、ヒ素、窒素等の空孔の発生が抑制される。結晶界面の品質が悪化することを抑制でき、上記のIII−V化合物半導体層およびGaAsから構成される全体としての結晶品質が向上する。この抑制および向上は、III−V化合物半導体層の成長の後にGaAs半導体層の成長を行う手順、およびGaAs半導体層の成長の後にIII−V化合物半導体層の成長を行う手順において得られる。
本発明に係る方法では、温度を変更する前記工程において、前記ヒ素化合物および前記窒素化合物の両方が前記有機金属気相成長炉に供給されることが好ましい。この方法によれば、ヒ素および窒素等の空孔の発生が抑制され、それぞれの結晶の界面における特性が悪化することを抑制できる。
また、この発明に係る方法は、(a)ガリウム化合物、インジウム化合物、ヒ素化合物、窒素化合物およびキャリアガスを含む原料ガスを有機金属気相成長炉に供給して、第1の温度で、III族元素としてガリウムを含むと共にV族元素としてヒ素および窒素を含むIII−V化合物半導体層を成長する工程と、(b)第2の温度でGaAs半導体層を成長する工程と、(c)半導体の堆積を行うことなく、前記キャリアガスを前記有機金属気相成長炉に供給しながら前記第1および第2の温度の一方から他方へ温度を変更する工程とを備え、温度を変更する前記工程は、III−V化合物半導体層を成長する前記工程とGaAs半導体層を成長する前記工程との間に設けられる。
この方法によれば、III族元素としてガリウムを含むと共にV族元素としてヒ素および窒素を含むIII−V化合物半導体層およびGaAs層を連続して成長するとき、成長温度を変える期間中、キャリアガスを有機金属気相成長炉へ供給することによって、結晶の界面の特性が悪化することを抑制できる。また、上記のIII−V化合物半導体層およびGaAsから構成される結晶の特性を全体として向上させることができる。この抑制および向上は、III−V化合物半導体層の成長の後にGaAs半導体層の成長を行う手順、およびGaAs半導体層の成長の後にIII−V化合物半導体層の成長を行う手順においても得られる。
さらに、本発明に係る方法は、(a)ガリウム化合物、インジウム化合物、ヒ素化合物、窒素化合物およびキャリアガスを含む原料ガスを有機金属気相成長炉に供給して、第1の温度で、III族元素としてガリウムを含むと共にV族元素としてヒ素および窒素を含むIII−V化合物半導体層を成長する工程と、(b)第2の温度でGaAs半導体層を成長する工程と、(c)半導体の堆積を行うことなく、前記第1および第2の温度の一方から他方へ温度を5分以内の時間で変更する工程とを備え、温度を変更する前記工程は、III−V化合物半導体層を成長する前記工程とGaAs半導体層を成長する前記工程との間に設けられる。
この方法によれば、III族元素としてガリウムおよびインジウムを含むと共にV族元素としてヒ素および窒素を含むIII−V化合物半導体層およびGaAs層を連続して成長するとき、成長温度を変える期間が5分以内であれば、不純物コンタミネーション等に起因する結晶界面の劣化が抑制される。また、III−V化合物半導体層およびGaAsから構成される結晶品質を全体として向上させることができる。この抑制および向上は、III−V化合物半導体層の成長の後にGaAs半導体層の成長を行う手順、およびGaAs半導体層の成長の後にIII−V化合物半導体層の成長を行う手順においても得られる。
本発明に係る方法では、前記第2の温度は摂氏540度以上であることが好ましい。この方法によれば、摂氏540度以上の温度でGaAsが成長されるので、GaAs結晶の品質が向上される。
本発明に係る方法では、前記第1の温度は摂氏480度以上であり、前記第1の温度は摂氏520度以下であることが好ましい。この温度範囲であれば、GaInNAsといったIII族元素としてガリウムおよびインジウムを含むと共にV族元素としてヒ素および窒素を含むIII−V化合物半導体層の成長に好適である。
本発明に係る方法では、前記III−V化合物半導体層は、III族元素としてガリウムおよびインジウムを含むと共にV族元素としてヒ素および窒素を含むことが好ましい。GaInNAsといったIII族元素としてガリウムおよびインジウムを含むと共にV族元素としてヒ素および窒素を含むIII−V化合物半導体層の成長に好適である。また、本発明に係る方法では、前記窒素化合物はヒドラジン系化合物を含むことが好ましい。
本発明の上記の目的および他の目的、特徴、並びに利点は、添付図面を参照して進められる本発明の好適な実施の形態の以下の詳細な記述から、より容易に明らかになる。
以上説明したように、III族元素としてガリウムを含むと共にV族元素としてヒ素および窒素を含むIII−V化合物半導体およびGaAsを成長する際に、GaAsの結晶品質を向上可能なIII−V化合物半導体を成長する方法が提供される。
本発明の知見は、例示として示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解できる。引き続いて、添付図面を参照しながら、本発明のIII−V化合物半導体を成長する方法に係る実施の形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付する。
(第1の実施の形態)
図1は、本実施の形態に係る成膜のタイミングチャートを示す図面である。このタイミングチャートは、例えば半導体レーザといった半導体光素子の量子井戸構造を形成するために用いられる。この量子井戸構造11は、光ガイド層13a、13e、井戸層13b、13d、および障壁層13cを含む。井戸層13b、13dは、III族元素としてガリウムを含むと共にV族元素としてヒ素および窒素を含むIII−V化合物半導体層であることができる。このIII−V化合物半導体層は温度Tで堆積される。III−V化合物半導体層は、例えばGaNAs、GaNAsSb等である。或いは、井戸層13b、13dは、ガリウムに加えて、III族元素としてインジウムを含むことができる。このIII−V化合物半導体層は温度Tで堆積される。III−V化合物半導体層は、例えばGaInNAs、GaNPAs、GaInNAsSb等である。光ガイド層13a、13eおよび障壁層13cはGaAs半導体であり、GaAs半導体は温度Tで堆積される。第2の温度Tは第1の温度Tよりも高い。引き続いて説明される一実施例では、井戸層13b、13dはGaInNAsである。成膜のために有機金属気相成長法が用いられ、ガリウム化合物、インジウム化合物、ヒ素化合物および窒素化合物の原料として、それぞれ、トリメチルガリウム、トリメチルインジウム、ターシャリブチルアルシンおよびジメチルヒドラジン等が用いられることができる。また、キャリアガスとして、例えば水素(H)ガスが用いられる。例えば窒素原料について例示的に説明すれば、窒素化合物は、上記のジメチルヒドラジンに限定されることなく、ヒドラジン系の原料、例えばモノメチルヒドラジン、ターシャリーブチルヒドラジン等を用いることができる。
時刻t0において、III−V化合物半導体からなる下地領域上に光ガイド層13aのためのGaAs半導体を温度Tで成長する。この成長のために、ガリウム化合物、ヒ素化合物およびキャリアガスを含む原料ガスが有機金属気相成長炉に供給される。温度Tは、例えば摂氏540度以上であることが好ましく、例えば摂氏550度である。摂氏540度以上の温度でGaAsを成長すれば、GaAs結晶の品質が向上される。時刻t1において、GaAsの成長を終了する。
次いで、井戸層13bのためのIII−V化合物半導体層の形成の準備を行う。この成長のために、有機金属気相成長炉の温度が第2の温度Tから第1の温度Tへ変更される。この変更は時刻t1からt2の期間に行われる。この第1の成長中断期間中では、半導体の堆積を行うことなく、ヒ素化合物および窒素化合物の少なくとも一方を有機金属気相成長炉に供給しながら温度を下げる。ヒ素化合物としては、例えばターシャリブチルアルシン、アルシン等を用いることができる。窒素化合物としては、例えばジメチルヒドラジン、ターシャリブチルヒドラジン等を用いることができる。時刻t2では、有機金属気相成長炉は温度Tにおいて安定している。
時刻t2において、井戸層13bのためのIII−V化合物半導体層をGaAs半導体上に温度Tで成長する。成膜温度Tは、例えば摂氏500度である。温度Tは、例えば摂氏480度以上であることが好ましい。摂氏480度未満の場合、化合物半導体層に取り込まれる窒素が増加し、窒素組成が増加することにより、結晶中に欠陥を増加させることになり、化合物半導体層の結晶性を劣化させることになるからである。また、温度Tは、例えば摂氏520度以下であることが好ましい。摂氏520度よりも温度が高い場合、化合物半導体層に取り込まれる窒素が減少し、窒素組成が減少することにより、化合物半導体が発光する波長領域が短波長の領域にずれ、狙いとした波長1.3マイクロメートルの領域を達成できないからである。有機金属気相成長炉には、ガリウム化合物、インジウム化合物、ヒ素化合物、窒素化合物およびキャリアガスを含む原料ガスが供給される。時刻t3には、井戸層13bのためのIII−V化合物半導体層(例えばGaInNAs)が形成される。上記の温度範囲であれば、GaInNAsといったIII族元素としてガリウムおよびインジウムを含むと共にV族元素としてヒ素および窒素を含むIII−V化合物半導体層の成長に好適である。
次いで、障壁層13cのためのGaAs半導体の成長のための準備を行う。この成長のために、有機金属気相成長炉の温度が第1の温度Tから第2の温度Tへ変更される。この変更は時刻t3からt4の期間に行われる。この第2の成長中断期間中では、半導体の堆積を行うことなく、ヒ素化合物および窒素化合物の少なくとも一方を有機金属気相成長炉に供給しながら温度を上げる。第2の成長中断期間中において、ヒ素化合物としては、例えばターシャリーブチルアルシン、アルシン等を用いることができ、また窒素化合物としては、例えばジメチルヒドラジン、ターシャリーブチルヒドラジン等を用いることができる。時刻t4では、有機金属気相成長炉は温度Tにおいて安定している。
時刻t4において、井戸層13b上に、障壁層13cのためのGaAs半導体を温度Tで成長する。この成長のために、ガリウム化合物、ヒ素化合物およびキャリアガスを含む原料ガスが有機金属気相成長炉に供給される。温度Tは、例えば摂氏540度以上であることが好ましい。時刻t5において、GaAs半導体の堆積を終了する。
次いで、井戸層13dのためのIII−V化合物半導体層の形成の準備を行う。この成長のために、有機金属気相成長炉の温度が第2の温度Tから第1の温度Tへ変更される。この変更は時刻t5からt6の期間に行われる。第3の成長中断期間は、例えば第1の成長中断期間と同様に行われることができる。時刻t6では、有機金属気相成長炉は温度Tにおいて安定している。
時刻t6において、井戸層13bのためのIII−V化合物半導体層をGaAs半導体上に温度Tで成長する。有機金属気相成長炉には、ガリウム化合物、インジウム化合物、ヒ素化合物、窒素化合物およびキャリアガスを含む原料ガスが供給される。時刻t7には、井戸層13dのためのIII−V化合物半導体層(例えばGaInNAs)が形成される。
次いで、光ガイド層13eのためのGaAs半導体の成長のための準備を行う。この成長のために、有機金属気相成長炉の温度が第1の温度Tから第2の温度Tへ変更される。この変更は時刻t7からt8の期間に行われる。第4の成長中断期間は、第2の成長中断期間と同様に行われることができる。時刻t8では、有機金属気相成長炉は温度Tにおいて安定している。
時刻t8において、井戸層13d上に、光ガイド層13eのためのGaAs半導体を温度Tで成長する。この成長のために、ガリウム化合物、ヒ素化合物およびキャリアガスを含む原料ガスが有機金属気相成長炉に供給される。温度Tは、例えば摂氏540度以上であることが好ましい。時刻t9において、有機金属気相成長炉への原料ガスの供給を停止する。
これまでの説明により量子井戸構造に関連する主要な工程を説明した。引き続き、量子井戸構造上に半導体の堆積を行う。
この方法によれば、光ガイド層13aのためのGaAs層、井戸層13bのためのIII−V化合物半導体層、障壁層13cのためのGaAs層、井戸層13dのためのIII−V化合物半導体層および光ガイド層13eのためのGaAs層を連続して成長するシーケンスにおいて、引き続く成長のために温度を下げるための成長中断期間中、有機ヒ素化合物といった砒素化合物および/または有機窒素化合物といった窒素化合物を含むガスを有機金属気相成長炉へ供給することによって、ヒ素、窒素等の空孔の発生が抑制される。それぞれの結晶の界面における特性が悪化することを抑制でき、全体としてGaInNAsおよびGaAsから構成される結晶の特性が向上する。
また、この方法によれば、光ガイド層13aのためのGaAs層、井戸層13bのためのIII−V化合物半導体層、障壁層13cのためのGaAs層、井戸層13dのためのIII−V化合物半導体層および光ガイド層13eのためのGaAs層を連続して成長するシーケンスにおいて、引き続く成長のために温度を上昇させるための成長中断期間中、有機ヒ素化合物といった砒素化合物および/または有機窒素化合物といった窒素化合物を含むガスを有機金属気相成長炉へ供給することによって、ヒ素、窒素等の空孔の発生が抑制される。それぞれの結晶の界面における特性が悪化することを抑制でき、全体としてGaInNAsおよびGaAsから構成される結晶の特性が向上する。
さらに、この方法では、例えばGaInNAs半導体上にGaAsを堆積するための準備として温度を変更するとき、V族元素に関わるヒ素化合物および窒素化合物の両方が有機金属気相成長炉に供給されることが好ましい。この方法によれば、ヒ素および窒素等の空孔の発生が抑制され、それぞれの結晶の界面における特性が悪化することを抑制できる。V族元素に関わるガスを供給することによって、温度変更中において、引き続く成長のための界面における欠陥の発生を抑制でき、また界面を清浄にできる。
第1および第3の成長中断期間は5分以内であることが好ましい。成長中断期間が5分以内であれば、成長中断によって混入する可能性のある不純物の量が極めて少なく、化合物半導体の光学的特性への影響を無視できるという利点がある。また、成長中断期間が6秒以上であることができる。
第2および第4の成長中断期間は5分以内であることが好ましい。成長中断期間が5分以内であれば成長中断によって混入する可能性のある不純物の量が極めて少なく、化合物半導体の光学的特性への影響を無視できるという利点がある。また、成長中断期間が6秒以上であることができる。
(第2の実施の形態)
図2は、本実施の形態に係る成膜のタイミングチャートを示す図面である。このタイミングチャートは、例えば半導体レーザといった半導体光素子の量子井戸構造を形成するために用いられる。この量子井戸構造15は、光ガイド層17a、17e、井戸層17b、17d、および障壁層17cを含む。井戸層17b、17dは、井戸層13b、13dと同様に、III族元素としてガリウムを含むと共にV族元素としてヒ素および窒素を含むIII−V化合物半導体層であることができる。このIII−V化合物半導体層は温度Tで堆積される。III−V化合物半導体層は、例えばGaNAs、GaNAsSbである。或いは、井戸層17b、17dは、ガリウムに加えて、III族元素としてインジウムを含むことができる。このIII−V化合物半導体層は温度Tで堆積される。III−V化合物半導体層は、例えばGaInNAsである。光ガイド層17a、17eおよび障壁層17cはGaAs半導体であり、GaAs半導体は温度Tで堆積される。引き続いて説明される一実施例では、井戸層17b、17dはGaInNAsである。キャリアガスとして水素(H)ガスが用いられる。
時刻t10において、III−V化合物半導体からなる下地領域上に光ガイド層17aのためのGaAs半導体を温度Tで成長する。この成長のために、ガリウム化合物、ヒ素化合物およびキャリアガスを含む原料ガスが有機金属気相成長炉に供給される。時刻t10において、光ガイド層17aの堆積を終了する。
次いで、井戸層17bのためのIII−V化合物半導体層の形成の準備を行う。この成長のために、有機金属気相成長炉の温度が第2の温度Tから第1の温度Tへ変更される。この変更は時刻t11からt12の期間に行われる。この第5の成長中断期間中では、ヒ素化合物および窒素化合物等を供給せずキャリアガスを有機金属気相成長炉に供給して、半導体の堆積を行うことなく温度を下げる。時刻t12では、有機金属気相成長炉は温度Tにおいて安定している。
時刻t12において、井戸層17bのためのIII−V化合物半導体層をGaAs半導体上に温度Tで成長する。有機金属気相成長炉には、ガリウム化合物、インジウム化合物、ヒ素化合物、窒素化合物およびキャリアガスを含む原料ガスが供給される。時刻t13には、井戸層17bのためのIII−V化合物半導体層(例えばGaInNAs)が形成される。
次いで、障壁層17cのためのGaAs半導体の成長のための準備を行う。この成長のために、有機金属気相成長炉の温度が第1の温度Tから第2の温度Tへ変更される。この変更は時刻t13からt14の期間に行われる。この第6の成長中断期間中では、ヒ素化合物および窒素化合物等を供給せずキャリアガスを有機金属気相成長炉に供給して、半導体の堆積を行うことなく温度を上げる。時刻t14では、有機金属気相成長炉は温度Tにおいて安定している。
時刻t14において、井戸層17b上に、障壁層17cのためのGaAs半導体を温度Tで成長する。この成長のために、ガリウム化合物、ヒ素化合物およびキャリアガスを含む原料ガスが有機金属気相成長炉に供給される。時刻t15において、有機金属気相成長炉への原料ガスの供給を停止する。
次いで、井戸層17dのためのIII−V化合物半導体層の形成の準備を行う。この成長のために、有機金属気相成長炉の温度が第2の温度Tから第1の温度Tへ変更される。この変更は時刻t15からt16の期間に行われる。第7の成長中断期間は、例えば第5の成長中断期間と同様に行われることができる。時刻t16では、有機金属気相成長炉は温度Tにおいて安定している。
時刻t16において、井戸層17dのためのIII−V化合物半導体層をGaAs半導体上に温度Tで成長する。有機金属気相成長炉には、ガリウム化合物、インジウム化合物、ヒ素化合物、窒素化合物およびキャリアガスを含む原料ガスが供給される。時刻t17には、井戸層17dのためのIII−V化合物半導体層(例えばGaInNAs)の成長を終了する。
次いで、光ガイド層17eのためのGaAs半導体の成長のための準備を行う。この成長のために、有機金属気相成長炉の温度が第1の温度Tから第2の温度Tへ変更される。この変更は時刻t17からt18の期間に行われる。第7の成長中断期間は、第6の成長中断期間と同様に行われることができる。時刻t18では、有機金属気相成長炉は温度Tにおいて安定している。
時刻t18において、井戸層17d上に、光ガイド層17eのためのGaAs半導体を温度Tで成長する。この成長のために、ガリウム化合物、ヒ素化合物およびキャリアガスを含む原料ガスが有機金属気相成長炉に供給される。時刻t19において、有機金属気相成長炉への原料ガスの供給を停止する。これまでの説明により量子井戸構造に関連する主要な工程を説明した。引き続き、量子井戸構造上に半導体の堆積を行うことができる。
この方法によれば、光ガイド層17aのためのGaAs層、井戸層17bのためのIII−V化合物半導体層、障壁層17cのためのGaAs層、井戸層17dのためのIII−V化合物半導体層および光ガイド層17eのためのGaAs層を連続して成長するシーケンスにおいて、引き続く成長のために温度を下げる成長中断期間中、有機ヒ素化合物および窒素化合物等を供給することなくキャリアガスを有機金属気相成長炉へ供給するので、ヒ素、窒素等の空孔の発生が抑制される。このため、結晶の界面における特性が悪化することを抑制でき、全体としてGaInNAsおよびGaAsから構成される結晶の特性が向上する。
また、この方法によれば、光ガイド層17aのためのGaAs層、井戸層17bのためのIII−V化合物半導体層、障壁層17cのためのGaAs層、井戸層17dのためのIII−V化合物半導体層および光ガイド層17eのためのGaAs層を連続して成長するシーケンスにおいて、引き続く成長のために温度を上昇させる成長中断期間中、砒素化合物および窒素化合物を供給することなくキャリアガスを有機金属気相成長炉へ供給するので、ヒ素、窒素等の空孔の発生が抑制される。それぞれの結晶の界面における特性が悪化することを抑制でき、全体としてGaInNAsおよびGaAsから構成される結晶の特性が向上する。
第5および第7の成長中断期間は5分以内であることが好ましい。成長中断期間が5分以内であれば、成長中断によって混入する可能性のある不純物の量が極めて少なく、化合物半導体の光学的特性への影響を無視できるという利点がある。また、成長中断期間が6秒以上であることが好ましい。
第6および第8の成長中断期間は5分以内であることが好ましい。成長中断期間が5分以内であれば、成長中断によって混入する可能性のある不純物の量が極めて少なく、化合物半導体の光学的特性への影響を無視できるという利点がある。また、成長中断期間が6秒以上であることが好ましい。
(第3の実施の形態)
図3(A)、図3(B)、図3(C)、図4(A)および図4(B)は、半導体発光素子を作製する方法における主要な工程を示す図面である。GaAs基板21を準備する。このGaAs基板21は、例えばSiドープn型GaAs基板である。図3(A)に示されるように、GaAs基板21上にn型バッファ層23を成長する。この成長は、有機金属気相成長炉を用いて行われる。n型バッファ層23は、例えばGaAs層である。成長温度は例えば摂氏550度である。
図3(B)に示されるように、n型GaAs層23上にn型クラッド層25を成長する。この成長は、有機金属気相成長炉を用いて行われる。n型クラッド層25は、例えばn型AlGaAs層(例えば、シリコンドープ)であることができる。成長温度は、例えば摂氏550度である。
図3(C)に示されるように、量子井戸構造を有する活性層27をn型クラッド層25上に成長する。この成長は、有機金属気相成長炉を用いて行われる。活性層27は、例えば、光ガイド層27a、27e、井戸層27b、27d、および障壁層27cを含むことができる。この活性層27を作製するために、第1および第2の実施の形態において説明された方法を用いることができる。
図4(A)に示されるように、活性層27上にp型クラッド層29を成長する。この成長は、有機金属気相成長炉を用いて行われる。p型クラッド層25は、例えばp型AlGaAs層(例えば、亜鉛ドープ)であることができる。成長温度は、例えば摂氏550度である。
図4(B)に示されるように、p型クラッド層29上にp型キャップ層31を成長する。この成長は、有機金属気相成長炉を用いて行われる。p型キャップ層31、例えばp型GaAs層(例えば、亜鉛ドープ)であることができる。成長温度は、例えば摂氏550度である。
これまでの工程により成膜のための主要な工程が説明された。この後に、p型キャップ層31上にアノード電極を形成すると共に、基板21の裏面上にカソード電極を形成する。
一例の半導体レーザの構造は、以下のように
GaAs基板21:350マイクロメートル
n型バッファ層23(GaAs層);200ナノメートル
n型クラッド層25(AlGaAs層):1.5マイクロメートル
光ガイド層27a、27e(GaAs層):140ナノメートル
井戸層27b、27d(Ga0.34In0.660.01As0.99):7ナノメートル
障壁層27c(GaAs層):8ナノメートル
p型クラッド層29(AlGaAs層):1.5マイクロメートル
p型キャップ層31(GaAs層):200ナノメートル
である。
(実施例)
実験例1:
第1の実施の形態に示された例に従って、GaInNAs井戸層、GaAs障壁層およびGaAs光ガイド層を有する二重量子井戸構造を形成する。GaInNAsの成長温度は摂氏510度である。GaAsの成長温度は摂氏570度を用いる。成長中断時間は5分である。キャリアガスとして水素を用いる。成長中断中には、キャリアガスに加えて、ターシャリーブチルアルシンおよびジメチルヒドラジンを流す。ターシャリーブチルアルシンの流量は例えば5×10−4モル/分であり、ジメチルヒドラジンの流量は例えば5×10−2モル/分である。
実験例2:
第2の実施の形態に示された例に従って、GaInNAs井戸層、GaAs障壁層およびGaAs光ガイド層を有する二重量子井戸構造を形成する。GaInNAsの成長温度は摂氏510度である。GaAsの成長温度は摂氏570度を用いる。成長中断時間は5分である。成長中断中には、キャリアガスを流す。キャリアガスとして水素を用いる。キャリアガスの流量は例えば30リットル/分である。
実験例3:
GaInNAs井戸層、GaAs障壁層およびGaAs光ガイド層を有する二重量子井戸構造を形成する。GaInNAsの成長温度およびGaAsの成長温度は、共に摂氏510度を用いる。温度変更の必要がないので、成長中断時間はない。
これらの実験例において作製された試料を用いた実験結果を以下に示す。
波長(μm) 窒素組成 PL強度 PL半値幅 LD寿命
実験例1:1.29、1.2%、10.5、45(meV)、1000
実験例2:1.29、1.2%、7.2 、49(meV)、100
実験例3:1.29、1.2%、1、 58(meV)、1
である。PL半値幅およびLD寿命は、相対値である。
実験例1および実験例2の結果は、実験例3の結果に比べて、PL強度の点で優れている。また、実験例1および実験例2の結果は、実験例3の結果に比べて、PL半値幅の点で優れている。さらに、実験によれば、実験例1および実験例2の結果は、実験例3の結果に比べて、LD寿命の点で優れている。実験例1では、ターシャリーブチルアルシンおよびジメチルヒドラジンの両方を用いているが、いずれか一方を用いることによっても、実験例2の結果よりも良好な結果を得ることができる。
以上説明したように、GaInNAs等の窒素と他のV族元素を含む半導体結晶の成長温度はGaAs結晶の成長温度と異なる。GaInNAsとGaAsの成長温度を変更では、急激に(極めて短時間のうちに)温度変化させる。その温度変化を極めて短時間のうちに行って、GaInNAsとGaAsを連続して成長することが考えられる。しかしながら、両者の成長温度の差分だけ温度を変化させるためには、数十秒から数分の時間が必要な場合が多い。成膜中に温度変化させると結晶の組成が変化するので、温度変更中の成長を中断すること(結晶成長は行わずに温度変更だけを行うこと)が好ましい。ところが、成長中断は、GaInNAsとGaAsの界面に影響を及ぼし、この界面の結晶性を悪化させる。その結果、良好な特性を持つGaInNAsを含む活性層が得られない。そこで、GaInNAsとGaAsの成長温度を変更のための成長中断中に、砒素原料および窒素原料の少なくともいずれか1つを反応炉に流す。或いは、この成長中断中にキャリアガスを流す。この手法によって、結晶成長のための界面において欠陥の生成を防ぐと共にこの界面を清浄にできる。
好適な実施の形態において本発明の原理を図示し説明してきたが、本発明は、そのような原理から逸脱することなく配置および詳細において変更され得ることは、当業者によって認識される。本発明は、本実施の形態に開示された特定の構成に限定されるものではない。温度変更中に窒素化合物およびヒ素化合物を含むガスを流しているけれども、必要な場合には、このガスに、他のV族元素のための化合物を追加することができる。したがって、特許請求の範囲およびその精神の範囲から来る全ての修正および変更に権利を請求する。
図1は、第1の実施の形態に係る成膜のタイミングチャートを示す図面である。 図2は、第2の実施の形態に係る成膜のタイミングチャートを示す図面である。 図3(A)は、バッファ層を成長する工程を示す図面である。図3(B)は、n型クラッド層を成長する工程を示す図面である。図3(C)は、活性層を成長する工程を示す図面である。 図4(A)は、p型クラッド層を成長する工程を示す図面である。図4(B)は、p型キャップ層を成長する工程を示す図面である。
符号の説明
11…量子井戸構造、13a、13e…光ガイド層、13b、13d…井戸層、13c…障壁層、T…III−V化合物半導体層の成長温度、T…GaAs半導体の温度、15…量子井戸構造、17a、17e…光ガイド層、17b、17d…井戸層、17c…障壁層、21…GaAs基板、23…n型バッファ層、25…n型クラッド層、27a、27e…光ガイド層、27b、27d…井戸層、27c…障壁層、29…p型クラッド層、31…p型キャップ層

Claims (9)

  1. III−V化合物半導体を成長する方法であって、
    ガリウム化合物、インジウム化合物、ヒ素化合物、窒素化合物およびキャリアガスを含む原料ガスを有機金属気相成長炉に供給して、第1の温度で、III族元素としてガリウムを含むと共にV族元素としてヒ素および窒素を含むIII−V化合物半導体層を成長する工程と、
    第2の温度でGaAs半導体層を成長する工程と、
    半導体の堆積を行うことなく、前記ヒ素化合物および前記窒素化合物の両方を前記有機金属気相成長炉に供給しながら前記第1の温度から前記第2の温度温度を変更する工程と
    を備え、
    前記第2の温度は、前記第1の温度よりも高く、
    温度を変更する前記工程は、III−V化合物半導体層を成長する前記工程の後であってGaAs半導体層を成長する前記工程の前に設けられる、ことを特徴とする方法。
  2. III−V化合物半導体を成長する方法であって、
    ガリウム化合物、インジウム化合物、ヒ素化合物、窒素化合物およびキャリアガスを含む原料ガスを有機金属気相成長炉に供給して、第1の温度で、III族元素としてガリウムを含むと共にV族元素としてヒ素および窒素を含むIII−V化合物半導体層を成長する工程と、
    第2の温度でGaAs半導体層を成長する工程と、
    半導体の堆積を行うことなく、前記ヒ素化合物及び前記窒素化合物を前記有機金属気相成長炉に供給することなく前記キャリアガスを前記有機金属気相成長炉に供給しながら前記第1および第2の温度の一方から他方へ温度を変更する工程と
    を備え、
    温度を変更する前記工程は、III−V化合物半導体層を成長する前記工程とGaAs半導体層を成長する前記工程との間に設けられる、ことを特徴とする方法。
  3. 温度を変更する前記工程は、前記第1および第2の温度の一方から他方へ温度への変更時間は5分以内である、ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された方法。
  4. 前記第2の温度で別のGaAs半導体層を成長する工程と、
    前記III−V化合物半導体層を成長することに先だって、半導体の堆積を行うことなく、前記有機金属気相成長炉の温度を前記第2の温度から前記第1の温度へ変更する工程と、
    を更に備える、ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載された方法。
  5. 前記III−V化合物半導体層は井戸層であり、
    前記GaAs半導体層は障壁層である、ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載された方法。
  6. 前記第2の温度は摂氏540度以上である、ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載された方法。
  7. 前記第1の温度は摂氏480度以上であり、
    前記第1の温度は摂氏520度以下である、ことを特徴とする請求項6に記載された方法。
  8. 前記III−V化合物半導体層は、III族元素としてガリウムおよびインジウムを含むと共にV族元素としてヒ素および窒素を含む、ことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載された方法。
  9. 前記III−V化合物半導体層はGaInNAsからなる、ことを特徴とする請求項8に記載された方法。
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