JP4951934B2 - ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、ナビゲーションシステム及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ナビゲーション装置、ナビゲーション方法、ナビゲーションシステム及びプログラムに関する。
現在、快適なドライブを楽しむ装置としてナビゲーション装置が普及している。このナビゲーション装置の基本的な機能は、目的地までの経路を検索、表示し、それをドライバーに通知することで運転の補助を行うことだが、近年においては、案内音声に録音した肉声を用いたり、音声認識の機能を組み込んで、ドライバーからの音声入力に反応したり、またそれらの案内や情報提供、提案を行う際に、予め用意されたキャラクタの画像を画面上に表示したりするナビゲーション装置が開発されている(例えば、特許文献1、2参照)。例えば、このようなナビゲーション装置では、目的地までの経路や、その経路付近にドライバーが予め設定していた条件に該当する場所等を検索し、その情報を録音された肉声やキャラクタの画像がドライバーに案内するようになっている。このように近年のナビゲーション装置では、人間の肉声やキャラクタの画像を利用してドライバーに情報を提供することで、ドライバーから見たときに擬似的な人間性を感じさせる、いわゆるエージェント化が進んでいる。
特開2000−222688号公報 特開2000−266551号公報
ところで、従来のナビゲーション装置においては、過去の目的地や予め記憶した観光地情報を用いての案内や提案であり、画一的になりがちであった。
そこで本発明の課題は、異なる装置間で情報を共有させ、その情報を基にドライバーに新たな提案を行うことで、ドライバーの興趣性を高めることである。
請求項1記載の発明は、
他車に搭載され、前記他車の走行履歴を出力自在な他車装置と通信する通信手段と、
地図データを記憶する地図データ用記憶手段と、
目的地情報を記憶する目的地用記憶手段と、
走行履歴を記憶する走行履歴用記憶手段と、
現在地を検出する現在地検出手段と、
少なくとも目的地の設定が入力される入力手段と、
エージェントのエージェント情報を記憶するエージェント情報記憶手段と、
前記エージェント情報に基づいた情報が出力される情報出力手段と、
前記現在地検出手段で取得された前記現在地から前記入力手段により設定された目的地までの経路を、前記地図データ用記憶手段中の前記地図データを基に検索し、当該検索経路を前記情報出力手段を制御することで案内する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、前記入力手段から通信開始指示が入力されるか、若しくは自動で、前記通信手段を制御して前記他車装置に対する通信開始信号を出力させることで、前記他車装置の走行履歴を収集して、当該走行履歴の終点地点が前記現在地、前記検索経路若しくは前記目的地のいずれかの付近に存在している場合には、前記情報出力手段を制御して前記終点地点を出力することを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のナビゲーション装置において、
前記制御手段は、前記他車装置からの前記通信開始信号が前記通信手段に入力されると、前記走行履歴用記憶手段中の走行履歴を読み出し、前記通信手段から出力させることを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項2記載のナビゲーション装置において、
前記入力手段には、前記通信手段を介した前記走行履歴の出力条件を設定する条件設定指示が入力され、
前記制御手段は、前記入力手段に入力された前記条件設定指示に基づいて、前記走行履歴用記憶手段中の走行履歴を読み出し、前記通信手段から出力させることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載のナビゲーション装置において、
前記エージェント情報記憶手段は、エージェントのキャラクタ表示用に複数のエージェント情報を記憶し、
前記制御手段は、前記走行履歴の終点地点が前記現在地、前記目的地若しくは前記検索経路のいずれかの付近に存在している場合には、前記エージェント情報記憶手段中の自車用に使用するエージェント以外の前記エージェント情報に基づいて、前記情報出力手段を制御して前記終点地点を出力することを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項4記載のナビゲーション装置において、
前記制御手段は、前記他車装置の走行履歴を収集する際に、当該他車装置で使用するエージェントのID情報をも収集し、
前記走行履歴の終点地点が前記現在地、前記検索経路若しくは目的地のいずれかの付近に存在している場合には、前記ID情報に対応した前記エージェント情報記憶手段中の前記エージェント情報に基づいて、前記情報出力手段を制御して前記終点地点を出力することを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載のナビゲーション装置において、
前記エージェント情報には前記エージェントの画像データが含まれていて、
前記情報出力手段は画像を表示する表示部を有し、
前記制御手段は、前記エージェントの画像データを基に前記情報出力手段を制御して前記表示部中に前記エージェントを表示させて、前記検索経路の案内及び前記終点地点の出力を実行することを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項6記載のナビゲーション装置において、
前記制御手段は、前記他車装置の走行履歴の収集中であると、前記エージェントが前記表示部から消去されて、収集後に再表示されるように、前記情報出力手段を制御することを特徴としている。
請求項8記載の発明は、請求項7記載のナビゲーション装置において、
前記制御手段は、前記走行履歴の収集後で、前記自車用に使用するエージェント以外のエージェントを前記情報出力手段の表示部に表示する際には、前記自車用に使用するエージェントのエージェント情報に基づいて、前記自車用に使用するエージェント及び当該エージェント以外のエージェントが前記表示部上に表示されるように、前記情報出力手段を制御することを特徴としている。
請求項9記載の発明は、
入力手段に目的地が入力されると、現在地から前記目的地までの経路を地図データ用記憶手段中の地図データを基に検索する検索工程と、
前記検索工程で取得された検索経路を、エージェント情報記憶手段中のエージェントのエージェント情報に基づいて前記情報出力手段により案内する経路案内工程と、
前記入力手段に通信開始指示が入力されるか、若しくは自動で、通信手段によって他車装置に対する通信開始信号を出力し、前記他車装置の走行履歴を収集する収集工程と、
前記収集工程で収集した前記他車装置の走行履歴の終点地点が前記現在地、前記検索経路若しくは前記目的地のいずれかの付近に存在している場合に前記終点地点を前記情報出力手段により出力する地点出力工程とを有することを特徴としている。
請求項10記載の発明は、請求項9記載のナビゲーション方法において、
前記他車装置からの前記通信開始信号が入力されると、走行履歴用記憶手段中の走行履歴を読み出し、前記通信手段から出力する通信出力工程を有することを特徴としている。
請求項11記載の発明は、請求項10記載のナビゲーション方法において、
前記通信出力工程では、前記入力手段に、前記通信手段を介した前記走行履歴の出力条件を設定する条件設定指示が入力されると、
前記入力手段に入力された前記条件設定指示に基づいて、前記走行履歴用記憶手段中の走行履歴を読み出し、前記通信手段から出力することを特徴としている。
請求項12記載の発明は、請求項9〜11のいずれか1項に記載のナビゲーション方法において、
前記エージェント情報記憶手段は、エージェントのキャラクタ表示用に複数のエージェント情報を記憶し、
前記地点出力工程では、前記走行履歴の終点地点が前記現在地、前記検索経路、若しくは目的地のいずれかの付近に存在している場合に、前記エージェント情報記憶手段中の自車で使用するエージェント以外の前記エージェント情報に基づいて、前記情報出力手段により前記終点地点を出力することを特徴としている。
請求項13記載の発明は、請求項12記載のナビゲーション方法において、
前記収集工程では、前記他車装置の走行履歴を収集する際に、当該他車装置で使用するエージェントのID情報をも収集していて、
前記地点出力工程では前記走行履歴の終点地点が前記現在地、前記検索経路若しくは目的地のいずれかの付近に存在している場合には、前記ID情報に対応した前記エージェント情報記憶手段中の前記エージェント情報に基づいて、前記情報出力手段により前記終点地点を案内することを特徴としている。
請求項14記載の発明は、請求項9〜13のいずれか一項に記載のナビゲーション方法において、
前記経路案内工程及び前記地点出力工程では、前記エージェント情報に含まれる前記エージェントの画像データを基に前記情報出力手段の表示部中に前記エージェントを表示させて、前記検索経路の案内及び前記終点地点の出力を実行することを特徴としている。
請求項15記載の発明は、請求項14記載のナビゲーション方法において、
前記収集工程では、前記他車装置の走行履歴の収集中であると、前記エージェントが前記表示部から消去されて、収集後に再表示されていることを特徴としている。
請求項16記載の発明は、請求項15記載のナビゲーション方法において、
前記地点出力工程では、前記自車で使用するエージェント以外のエージェントを前記情報出力手段の表示部に表示する際には、前記自車で使用するエージェントのエージェント情報に基づいて、前記自車で使用するエージェント及び当該エージェント以外のエージェントが前記表示部上に表示されていることを特徴としている。
請求項17記載の発明は、
互いに通信可能な複数のナビゲーション装置を有するナビゲーションシステムにおいて、
一のナビゲーション装置は、通信開始指示が入力されるか、若しくは自動で、他のナビゲーション装置に対して通信開始信号を出力して、前記他のナビゲーション装置の走行履歴を収集して、当該走行履歴の終点地点が現在地、検索経路若しくは目的地のいずれかの付近に存在している場合には、エージェントの表示に伴って前記終点地点を出力し、
前記他のナビゲーション装置は、前記一のナビゲーション装置から通信開始信号が入力されると、前記走行履歴を前記一のナビゲーション装置に対して出力することを特徴としている。
請求項18記載の発明は、請求項17記載のナビゲーションシステムにおいて、
前記他のナビゲーション装置は、前記走行履歴の出力条件を設定する条件設定指示に基づいて、前記走行履歴を出力することを特徴としている。
請求項19記載の発明は、請求項17又は18記載のナビゲーションシステムにおいて、
前記一のナビゲーション装置は、エージェントのキャラクタ表示用に複数のエージェント情報を記憶していて、
前記走行履歴の終点地点が前記現在地、前記目的地若しくは前記検索経路のいずれかの付近に存在している場合には、自車用に使用するエージェント以外の前記エージェント情報に基づいて前記終点地点を出力することを特徴としている。
請求項20記載の発明は、請求項19記載のナビゲーションシステムにおいて、
前記他のナビゲーション装置は、エージェントのキャラクタ表示用に複数のエージェント情報を記憶していて、
前記一のナビゲーション装置は、前記他のナビゲーション装置の走行履歴を収集する際に、当該他のナビゲーション装置で使用するエージェントのID情報をも収集し、
前記走行履歴の終点地点が前記現在地、前記検索経路若しくは目的地のいずれかの付近に存在している場合には、前記ID情報に対応した前記エージェント情報に基づいて、前記終点地点を出力することを特徴としている。
請求項21記載の発明は、請求項17〜20のいずれか1項に記載のナビゲーションシステムにおいて、
前記一のナビゲーション装置は、前記他のナビゲーション装置の走行履歴の収集中であると、前記エージェントを消去して、収集後に再表示することを特徴としている。
請求項22記載の発明は、請求項21記載のナビゲーションシステムにおいて、
前記一のナビゲーション装置は、前記走行履歴の収集後で、前記自車用に使用するエージェント以外のエージェントを表示する際には、前記自車用に使用するエージェントのエージェント情報に基づいて、前記自車用に使用するエージェント及び当該エージェント以外のエージェントを表示することを特徴としている。
請求項23記載の発明は、
他車に搭載された他車装置と通信する通信手段を有するコンピュータに、現在地から目的地までの案内を実行するプログラムにおいて、
目的地の設定が入力されると現在地から目的地までの経路を、地図データを基に検索する検索ステップと、
前記検索ステップで取得された検索経路を、エージェントのエージェント情報に基づいて案内する経路案内ステップと、
通信開始指示が入力されるか、若しくは自動で、前記通信手段により前記他車装置に対する通信開始信号を出力し、前記他車装置の走行履歴を収集する収集ステップと、
前記収集ステップで収集した前記他車装置の走行履歴の終点地点が前記現在地、前記検索経路若しくは目的地のいずれかの付近に存在している場合に前記終点地点を出力する地点出力ステップとを有することを特徴としている。
本発明によれば、通信により他車装置の走行履歴が収集されるので、異なる装置間で走行履歴が共有されることになる。そして、収集された走行履歴の終点地点が現在地、検索経路若しくは目的地のいずれかの付近に存在している場合にはその終点地点が提案されるために、ドライバーの嗜好に関連しない他人の情報を用いた案内が可能となる。これにより、あたかもエージェント自身が思考を働かせて案内を行っているかのように見え、ドライバーの興趣性が高められることになる。
そして、他車装置から通信開始信号が通信手段に入力されると、走行履歴用記憶手段中の走行履歴が読み出されて通信手段から他車装置に出力されるので、ドライバー自身の走行履歴を他車装置と共有することができる。
さらに、走行履歴を他車装置に出力する際には、入力手段に入力された条件設定指示に基づいて、走行履歴用記憶手段中の走行履歴が読み出されて通信手段から他車装置に出力されるので、他人に知られたくない履歴については出力規制をかけることができ、個人情報の漏洩を防止することも可能となる。
また、他車装置からの走行履歴の終点地点が現在地、検索経路、若しくは目的地のいずれかの付近に存在している場合には、自車で使用するエージェント以外のエージェントによって終点地点が案内されるので、他人の嗜好が反映されていることをドライバーに実感させることができる。
そして、他車装置からの走行履歴の終点地点が現在地、検索経路、若しくは目的地のいずれかの付近に存在している場合には、他車装置で使用するエージェントによって終点地点が案内されるので、他人の嗜好を感じ取れてドライバーの興趣性を高めることができる。
また、表示部中に表示されたエージェントによって検索経路の案内及び終点地点の出力が実行されるので、それらを案内するエージェントを視認することができる。
他車装置の走行履歴の収集中であると、エージェントが表示部から消去されて、収集後に再表示されるので、エージェントが情報収集中であることを視覚に訴える表現を実現することができる。
さらに、走行履歴の収集後には、自車で使用するエージェントと当該エージェント以外のエージェントが表示部上に表示されているので、他人(他車装置)と交流していることが実感でき、ドライバーの興趣性をさらに高めることができる。
まず、本実施形態のナビゲーションシステムに備えられて、自車及び複数の他車に搭載される複数のナビゲーション装置について図1を参照にして説明する。これら複数のナビゲーション装置は目的地まで案内する複数種類のエージェントのうち、予め指定されたエージェントにより案内を実行するようになっていて、さらには互いに通信可能となっている。ここで、エージェントとは、現在地付近、目的地までの経路付近に存在する各種施設の紹介や提案、目的地までの案内等をキャラクタの画像や音声を用いて実行するものである。そして、複数種類のエージェントは、それぞれキャラクタの画像や音声が異なることで種類分けされていて、各エージェントの画像データや音声データが本発明に係るエージェント情報である。また、カーナビゲーション装置はその他各動作を実行するためのプログラムを備えている。複数のナビゲーション装置には、それぞれ同一種類のエージェント情報が記憶されていて、同一種類のエージェント情報には同一のID情報が付与されている。これにより、ID情報さえ分かれば他のナビゲーション装置のエージェントを再現できるようになっている。
また、ナビゲーション装置は、例えば車に搭載されるカーナビゲーション装置や、ナビゲーション機能を有する携帯機器(例えば携帯電話、PDA等)であるが、以下の説明においてはカーナビゲーション装置を例にして説明する。
図1はカーナビゲーション装置1の主制御構成を表すブロック図である。この図1に示すようにカーナビゲーション装置1には、外部装置と通信する本発明の通信手段としての通信部2と、地図データを記憶する本発明の地図データ用記憶手段としての地図データ用記憶部3と、目的地情報を記憶する本発明の目的地用記憶手段としての目的地用記憶部4と、走行履歴を記憶する本発明の走行履歴用記憶手段としての走行履歴用記憶部5と、現在地を検出する本発明の現在地検出手段としての現在地検出部6と、各種指示入力される本発明の入力手段としての入力部7と、複数種類のエージェントのエージェント情報及びID情報を記憶する本発明のエージェント情報記憶手段としてのエージェント用記憶部8と、エージェント情報に基づいた情報(提案や経路案内など)が出力される本発明の情報出力手段としての情報出力部9とが設けられている。
通信部2の通信方式としては、走行中に他車両のカーナビゲーション装置と通信できる方式であれば如何なる通信方式であってもよく、例えば無線LAN、DSRC、赤外線通信方式等が挙げられる。
現在地検出部6は、例えばGPS等の位置検出システムであり、走行時における検出結果を走行履歴として走行履歴用記憶部5に出力している。
走行履歴用記憶部5は、例えばフラッシュメモリ等の不揮発性メモリから構成されていて、現在地検出部6の検出結果を基にした自車両の走行履歴を記憶するようになっている。一方、地図データ用記憶部3や、目的地用記憶部4、エージェント用記憶部8は、例えばハードディスクドライブや、CD、DVD等から構成されている。ここで、エージェント用記憶部8に記憶されている複数種類のエージェント情報のうち、1つのエージェント情報が予め標準態様として指定されている。
入力部7は、各種指示が入力される例えばタッチパネルや、リモートコントローラ、各種スイッチ等から構成されている。入力部7に入力される各種指示には、目的地の設定や、通信部2に対する通信開始指示、通信部2による通信情報の出力条件を設定するための条件設定指示等が含まれている。出力条件には、出力自体が可能か否か、走行履歴の終点地点や始点地点のカテゴリー毎(例えば宿泊施設、飲食店、ガソリンスタンド、住宅等)で出力が可能か否か、特定の地点で出力が可能か否か、走行履歴の取得日時で出力が可能か否かなどの条件が挙げられる。なお、終点地点は、例えば走行後に所定の時間以上滞在していた地点や、目的地に設定された地点、エンジンが停止された地点等のことである。一方、始点地点は、所定時間以上の滞在後に再走行を開始した地点や、エンジンが始動された地点等のことである。
情報出力部9には、地図や経路、エージェント、目的地情報等の画像が表示される表示部10と、音声データを基に案内音声を作成する音声処理部11と、音声処理部11で作成された案内音声を出力する音声出力部12とが設けられている。
そして、カーナビゲーション装置1には、入力部7から入力された各種指示に基づいて、通信部2、地図データ用記憶部3、目的地用記憶部4、走行履歴用記憶部5、現在地検出部6、エージェント用記憶部8及び情報出力部9を制御プログラムに基づいて制御する本発明に係り制御手段としての制御部13が設けられている。
制御プログラムに基づいて制御部13は、複数種類のエージェントのうち、自車で使用するエージェントがドライバーによって指定されて入力部7から入力されると、標準態様のエージェントのエージェント情報を、指定されたエージェントのエージェント情報に切り替え、当該エージェント情報を基にしてその後の案内を実行する。以下、指定されたエージェントを指定エージェントと称し、その他のエージェントの予備エージェントと称す。
また、制御部13は、現在地検出部6で取得した現在地から、入力部7により設定された目的地までの経路を地図データ用記憶部3中の地図データを基に検索して、当該検索経路を、エージェント用記憶部8中の指定エージェントのエージェント情報に基づいて情報出力部9を制御することで案内するようになっている。具体的には、制御部13は、地図データ及び検索経路を基にして表示部10を制御することで、検索経路が強調された地図画像を表示部10上に表示させる。この際、制御部13は、指定エージェントのエージェント情報における画像データを基に表示部10を制御することで指定エージェントのキャラクタ画像を表示させるとともに、当該エージェント情報における音声データ及び検索経路を基にして音声処理部11を制御することで指定エージェントの案内音声を音声出力部12から出力させるようになっている。
そして、制御部13は、入力部7から通信開始指示が入力されると、通信部2を制御して他車両のカーナビゲーション装置や、ナビゲーション機能を搭載した携帯機器等の他車に搭載される外部装置としての他車装置に対する通信開始信号を出力させることで、他車装置の走行履歴を収集して、当該走行履歴の終点地点(他人のお気に入り地点)が現在地、検索経路、若しくは目的地のいずれかの付近に存在している場合には、情報出力部9を制御して終点地点を提案するようになっている。なお、現在地、検索経路若しくは目的地のいずれかの付近とは、現在地、検索経路若しくは目的地のいずれかから所定範囲内に収まる範囲のことであり、ドライバーが入力部7を操作することにより所定範囲を変更できるようになっていることが好ましい。
ここで、走行履歴の収集時であると、制御部13は、指定エージェントが表示部10から消去されて、収集後に指定エージェントが再表示されるように情報出力部9を制御している。なお、他車装置が自車両のカーナビゲーション装置1と同等のナビゲーション装置である場合には、走行履歴を収集する際に制御部13は他車装置の指定エージェント(外部指定エージェント)のID情報をも収集していて、走行履歴の終点地点が検索経路付近に存在している場合には、ID情報に対応するエージェント用記憶部8中のエージェント情報に基づいて情報出力部9を制御して終点地点を案内するようになっている。具体的には、制御部13は、収集された走行履歴の終点地点から当該終点地点に関する目的地情報を目的地用記憶部4から読み出し、表示部10を制御することで検索経路と終点地点とが合成された地図画像を表示させる。この際、制御部13は、受信したID情報を基に外部指定エージェントのエージェント情報を読み出していて、このエージェント情報及び指定エージェントのエージェント情報における画像データを基に表示部10を制御することで指定エージェントと外部指定エージェントのキャラクタ画像を表示させる。そして、制御部13は、検索経路付近にある他人のお気に入り地点は、外部指定エージェントが案内するように表示部10を制御するようになっている。
また、制御部13は、他車装置からの通信開始信号が通信部2に入力されると、走行履歴用記憶部5に記憶された走行履歴を読み出して、通信部2から他車装置に出力するようになっている。ここで、他車装置からの通信開始信号に検索経路も含まれている場合には、制御部13は、走行履歴用記憶部5中の全走行履歴中に、検索経路付近に終点地点が存在する走行履歴があるかを検索し、その検索結果を他車装置に出力するようになっている。
なお、制御部13は入力部7に条件設定指示が入力されていない場合であると走行履歴用記憶部5内全ての走行履歴を読み出して、通信部2から他車装置に出力し、条件設定指示が入力されている場合であるとその条件に合った走行履歴のみを走行履歴用記憶部5から読み出して、通信部2から他車装置に出力するようになっている。
次に、本実施形態の作用について図2〜図4を参照に説明する。
なお、以下の説明においては、他車装置が他車両に搭載されたカーナビゲーション装置であって、他車両及び自車両ともに本実施形態のカーナビゲーション装置1である場合を例示して説明する。以下、自車両に関するものにはその名称の前部に「自車」と付与し、他車両に関するものにはその名称の頭部に「他車」と付与する。そして図2は自車カーナビゲーション装置1に対応するフローチャート、図3は他車カーナビゲーション装置1に対応するフローチャート、図4は自車表示部10に表示される案内画像の説明図である。
まず、図2に示すように、自車カーナビゲーション装置1の自車入力部7に目的地の設定が入力されると、自車制御部13は制御プログラムを実行し、自車現在地検出部6で取得された現在地から目的地までの経路を、自車地図データ用記憶部3中の地図データを基に検索することで、検索工程を実行させる(ステップS1:検索ステップ)。
次に、自車制御部13は、ステップS1で取得された検索経路を、自車エージェント用記憶部8中の自車指定エージェントAのエージェント情報に基づいて自車情報出力部9を制御して案内することで、経路案内工程を実行させる(ステップS2:経路案内ステップ)。このステップS2では、自車制御部13は、自車指定エージェントAのエージェント情報に含まれる画像データを基に自車指定エージェントAのキャラクタを自車表示部10に表示させて、なおかつ音声データを基にした案内音声によって検索経路の案内を行っている(図4(a)参照)。
その後、自車制御部13は、自車入力部7に通信開始指示が入力されると、自車指定エージェントAが消去されるように情報出力部9を制御するとともに(図4(b)参照)、他車カーナビゲーション装置1に対する通信開始信号及び検索経路が出力されるように自車通信部2を制御している(ステップS3)。このとき、自車指定エージェントに「いってきます」等、外出を表す言葉を発話させてもよい。
図3に示すように、自車通信部2からの通信開始信号及び検索経路を他車カーナビゲーション装置1の他車通信部2が受信すると(ステップS21)、他車制御部13は他車走行履歴用記憶部5中の走行履歴中に、自車カーナビゲーション装置1の検索経路付近に終点地点が存在する走行履歴があるかを検索して(ステップS22)、その検索結果を他車通信部2から出力させることで、通信出力工程を実行させる(ステップS23:通信出力ステップ)。
具体的には、自車カーナビゲーション装置1の現在地、検索経路若しくは目的地のいずれかの付近に終点地点が存在する走行履歴があった場合には、他車制御部13は、その終点地点にかかる目的地情報を他車目的地用記憶部4から読み出し、その目的地情報が出力条件内に収まるものであれば検索結果として他車通信部2から出力させる。この際、他車制御部13は、検索結果とともに、他車カーナビゲーション装置1の他車指定エージェントBのID情報も出力させている。
一方、自車カーナビゲーション装置1の検索経路付近に終点地点が存在する走行履歴がない場合には、他車制御部13は、検索結果を該当なしとして他車通信部2から出力させる。
図2に示すように、自車制御部13は、他車カーナビゲーション装置1からの検索結果を受信すると(ステップS4)、その検索結果に目的地情報があるか否かを判断する(ステップS5)。そして、自車制御部13は、目的地情報がないと判断した場合には通信範囲内に存在する次の車両への問い合わせを行って(ステップS6)、ステップS4に移行する。
一方、目的地情報があると判断した場合には自車制御部13は、自車指定エージェントAのエージェント情報を基に情報出力部9を制御して、表示部10に自車指定エージェントAを表示させる(ステップS7)。ステップS3〜ステップS7までが本発明の収集工程であり、収集ステップである。
その後、自車制御部13は、取得したID情報に対応するエージェント情報を自車エージェント用記憶部8から読み出して、それを基に情報出力部9を制御することで、他車指定エージェントBを表示部10に表示させる(ステップS8:図4(c)参照)。ここで、取得したID情報が、自車指定エージェントAのID情報と同じであった場合には、自車制御部13は、エージェント用記憶部8中の予備エージェントのうちいずれか1つのエージェント情報を適宜選択して、選択したエージェント情報を基に情報出力部9を制御することで、予備エージェントを他車指定エージェントBとして表示部10に表示させる。
そして、自車制御部13は、取得した目的地情報及び地図データを基にして情報出力部9を制御することで、他人のお気に入り地点と検索経路とを合成した地図画像を表示部10に表示させる(ステップS9)。
この表示に関連して、自車制御部13は、他車指定エージェントのエージェント情報に含まれる画像データを基に他車指定エージェントのキャラクタを自車表示部10に表示させて、なおかつ音声データを基にした案内音声によって他人のお気に入り地点を案内させることで、地点出力工程を実行させる(ステップS10:地点出力ステップ)。案内する内容は、他人のお気に入り地点の目的地情報に見合ったものにする。例えば、お気に入り地点が飲食店であれば「○○(目的地)の周辺の△△(飲食店名)がお勧めです。寄ってみませんか?」とし(図4(d)参照)、サービスエリア、パーキングエリアのような休憩所の場合は、「途中の△△(SA・PA名)で休憩してはどうですか?」と案内させる。
自車制御部13は、案内された地点の採用・不採用がドライバーにより自車入力部7に入力されると、その入力内容が採用か不採用かを判断する(ステップS11)。採用と判断した場合、自車制御部13は、そのお気に入り地点を立ち寄り地点として設定し(ステップS12)、その後、他車両から取得した目的地情報を削除し(ステップS13)、通常のナビゲーション案内に戻る。なお、採用とされた場合には、立ち寄り地点と設定する以外にも、お気に入り地点の目的地情報を一旦記憶させて、別の機会に立ち寄るようにしてもよい。
一方、不採用と判断した場合、自車制御部13は他車両から取得した目的地情報を削除し(ステップS13)、通常のナビゲーション案内に戻る。
また、ステップS6で通信範囲内にある全ての他車両に対して同様の問い合わせを行ったにも関わらず、検索経路付近に終点地点が存在する走行履歴がない場合には、自車制御部13は、情報出力部9を制御してその旨をドライバーに報告する。
以上のように、本実施形態によれば、通信により他車カーナビゲーション装置1の走行履歴が収集されるので、異なる装置間で走行履歴が共有されることになる。そして、収集された走行履歴の終点地点が検索経路付近に存在している場合にはその終点地点が提案されるために、ドライバーの嗜好に関連しない他人の情報を用いた案内が可能となる。これにより、あたかもエージェント自身が思考を働かせて案内を行っているかのように見え、ドライバーの興趣性が高められることになる。
そして、他車装置から通信開始指示が通信部2に入力されると、走行履歴用記憶部5に記憶された走行履歴が読み出されて通信部2から他車装置に出力されるので、ドライバー自身の走行履歴を他車装置と共有することができる。
さらに、走行履歴を他車装置に出力する際には、入力部7に入力された条件設定指示に基づいて、走行履歴用記憶部5中の走行履歴が読み出されて通信部2から他車装置に出力されるので、他人に知られたくない履歴については出力規制をかけることができ、個人情報の漏洩を防止することも可能となる。
そして、他車カーナビゲーション装置1からの走行履歴の終点地点が検索経路付近に存在している場合には、他車指定エージェントBによって終点地点が案内されるので、他人の嗜好を感じ取れてドライバーの興趣性を高めることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限らず適宜変更可能であるのは勿論である。
例えば、本実施形態では、自車カーナビゲーション装置1の現在地、検索経路若しくは目的地のいずれかの付近に終点地点が存在する走行履歴があるか否かを他車制御部13が判断するようになっているが、この判断は自車カーナビゲーション装置1で他車カーナビゲーション装置1の全走行履歴を受信することで、自車制御部13で行うことも可能である。
また、本実施形態では、現在地、検索経路若しくは目的地のいずれかの付近に終点地点がある走行履歴が1つでもあればその終点地点がお気に入り地点として案内されることになるが、検索経路付近に終点地点がある走行履歴が所定数以上ある場合にのみ、その終点地点が案内されるようにすれば、より他人の嗜好が反映されることになり、興趣性がさらに高まることになる。
そして、本実施形態では、通信開始信号の出力タイミングが、入力部7に通信開始指示が入力したときである場合を例示しているが、通信開始信号の出力タイミングは自動で決定されていてもよい。具体的には、例えば目的地の経路が検索されたことに関連して出力することなどが挙げられる。
また、本実施形態では、他車カーナビゲーション装置1の走行履歴用記憶部5内に、終点地点が自車カーナビゲーション装置1の検索経路付近に存在する走行履歴があるかどうかを判別していたが、こうした場合であると目的地の指定が必要となる。目的地指定をせずにドライブすることを考慮すると、制御部13は、他車装置の走行履歴を収集する際に、当該走行履歴の終点地点が現在地検出部6で取得された現在地付近に存在している場合には、情報出力部9を制御して終点地点を案内するようにすることが好ましい。
本実施形態に係るナビゲーションシステムを構成するカーナビゲーション装置の主制御構成を表すブロック図である。 図1のカーナビゲーション装置としての自車カーナビゲーション装置に対応するフローチャートである。 図1のカーナビゲーション装置としての他車カーナビゲーション装置に対応するフローチャートである。 図1のカーナビゲーション装置に備わる自車表示部に表示される案内画像の説明図である。
符号の説明
1 カーナビゲーション装置
2 通信部(通信手段)
3 地図データ用記憶部(地図データ用記憶手段)
4 目的地用記憶部(目的地用記憶手段)
5 走行履歴用記憶部(走行履歴用記憶手段)
6 現在地検出部(現地検出手段)
7 入力部(入力手段)
8 エージェント用記憶部(エージェント情報記憶手段)
9 情報出力部(情報出力手段)
10 表示部
11 音声処理部
12 音声出力部
13 制御部(制御手段)

Claims (23)

  1. 他車に搭載され、当該他車の走行履歴を出力自在な他車装置と通信する通信手段と、
    地図データを記憶する地図データ用記憶手段と、
    目的地情報を記憶する目的地用記憶手段と、
    走行履歴を記憶する走行履歴用記憶手段と、
    現在地を検出する現在地検出手段と、
    少なくとも目的地の設定が入力される入力手段と、
    エージェントのエージェント情報を記憶するエージェント情報記憶手段と、
    前記エージェント情報に基づいた情報が出力される情報出力手段と、
    前記現在地検出手段で取得された前記現在地から前記入力手段により設定された目的地までの経路を、前記地図データ用記憶手段中の前記地図データを基に検索し、当該検索経路を前記情報出力手段を制御することで案内する制御手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記入力手段から通信開始指示が入力されるか、若しくは自動で、前記通信手段を制御して前記他車装置に対する通信開始信号を出力させることで、前記他車装置の走行履歴を収集して、当該走行履歴の終点地点が前記現在地、前記検索経路若しくは前記目的地のいずれかの付近に存在している場合には、前記情報出力手段を制御して前記終点地点を出力することを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 請求項1記載のナビゲーション装置において、
    前記制御手段は、前記他車装置からの前記通信開始信号が前記通信手段に入力されると、前記走行履歴用記憶手段中の走行履歴を読み出し、前記通信手段から出力させることを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 請求項2記載のナビゲーション装置において、
    前記入力手段には、前記通信手段を介した前記走行履歴の出力条件を設定する条件設定指示が入力され、
    前記制御手段は、前記入力手段に入力された前記条件設定指示に基づいて、前記走行履歴用記憶手段中の走行履歴を読み出し、前記通信手段から出力させることを特徴とするナビゲーション装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のナビゲーション装置において、
    前記エージェント情報記憶手段は、エージェントのキャラクタ表示用に複数のエージェント情報を記憶し、
    前記制御手段は、前記走行履歴の終点地点が前記現在地、前記目的地若しくは前記検索経路のいずれかの付近に存在している場合には、前記エージェント情報記憶手段中の自車用に使用するエージェント以外の前記エージェント情報に基づいて、前記情報出力手段を制御して前記終点地点を出力することを特徴とするナビゲーション装置。
  5. 請求項4記載のナビゲーション装置において、
    前記制御手段は、前記他車装置の走行履歴を収集する際に、当該他車装置で使用するエージェントのID情報をも収集し、
    前記走行履歴の終点地点が前記現在地、前記検索経路若しくは目的地のいずれかの付近に存在している場合には、前記ID情報に対応した前記エージェント情報記憶手段中の前記エージェント情報に基づいて、前記情報出力手段を制御して前記終点地点を出力することを特徴とするナビゲーション装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のナビゲーション装置において、
    前記エージェント情報には前記エージェントの画像データが含まれていて、
    前記情報出力手段は画像を表示する表示部を有し、
    前記制御手段は、前記エージェントの画像データを基に前記情報出力手段を制御して前記表示部中に前記エージェントを表示させて、前記検索経路の案内及び前記終点地点の出力を実行することを特徴とするナビゲーション装置。
  7. 請求項6記載のナビゲーション装置において、
    前記制御手段は、前記他車装置の走行履歴の収集中であると、前記エージェントが前記表示部から消去されて、収集後に再表示されるように、前記情報出力手段を制御することを特徴とするナビゲーション装置。
  8. 請求項7記載のナビゲーション装置において、
    前記制御手段は、前記走行履歴の収集後で、前記自車用に使用するエージェント以外のエージェントを前記情報出力手段の表示部に表示する際には、前記自車用に使用するエージェントのエージェント情報に基づいて、前記自車用に使用するエージェント及び当該エージェント以外のエージェントが前記表示部上に表示されるように、前記情報出力手段を制御することを特徴とするナビゲーション装置。
  9. 入力手段に目的地が入力されると、現在地から前記目的地までの経路を地図データ用記憶手段中の地図データを基に検索する検索工程と、
    前記検索工程で取得された検索経路を、エージェント情報記憶手段中のエージェントのエージェント情報に基づいて前記情報出力手段により案内する経路案内工程と、
    前記入力手段に通信開始指示が入力されるか、若しくは自動で、通信手段によって他車装置に対する通信開始信号を出力し、前記他車装置の走行履歴を収集する収集工程と、
    前記収集工程で収集した前記他車装置の走行履歴の終点地点が前記現在地、前記検索経路若しくは前記目的地のいずれかの付近に存在している場合に前記終点地点を前記情報出力手段により出力する地点出力工程とを有することを特徴とするナビゲーション方法。
  10. 請求項9記載のナビゲーション方法において、
    前記他車装置からの前記通信開始信号が入力されると、走行履歴用記憶手段中の走行履歴を読み出し、前記通信手段から出力する通信出力工程を有することを特徴とするナビゲーション方法。
  11. 請求項10記載のナビゲーション方法において、
    前記通信出力工程では、前記入力手段に、前記通信手段を介した前記走行履歴の出力条件を設定する条件設定指示が入力されると、
    前記入力手段に入力された前記条件設定指示に基づいて、前記走行履歴用記憶手段中の走行履歴を読み出し、前記通信手段から出力することを特徴とするナビゲーション方法。
  12. 請求項9〜11のいずれか1項に記載のナビゲーション方法において、
    前記エージェント情報記憶手段は、エージェントのキャラクタ表示用に複数のエージェント情報を記憶し、
    前記地点出力工程では、前記走行履歴の終点地点が前記現在地、前記検索経路、若しくは目的地のいずれかの付近に存在している場合に、前記エージェント情報記憶手段中の自車で使用するエージェント以外の前記エージェント情報に基づいて、前記情報出力手段により前記終点地点を出力することを特徴とするナビゲーション方法。
  13. 請求項12記載のナビゲーション方法において、
    前記収集工程では、前記他車装置の走行履歴を収集する際に、当該他車装置で使用するエージェントのID情報をも収集していて、
    前記地点出力工程では前記走行履歴の終点地点が前記現在地、前記検索経路若しくは目的地のいずれかの付近に存在している場合には、前記ID情報に対応した前記エージェント情報記憶手段中の前記エージェント情報に基づいて、前記情報出力手段により前記終点地点を案内することを特徴とするナビゲーション方法。
  14. 請求項9〜13のいずれか1項に記載のナビゲーション方法において、
    前記経路案内工程及び前記地点出力工程では、前記エージェント情報に含まれる前記エージェントの画像データを基に前記情報出力手段の表示部中に前記エージェントを表示させて、前記検索経路の案内及び前記終点地点の出力を実行することを特徴とするナビゲーション方法。
  15. 請求項14記載のナビゲーション方法において、
    前記収集工程では、前記他車装置の走行履歴の収集中であると、前記エージェントが前記表示部から消去されて、収集後に再表示されていることを特徴とするナビゲーション方法。
  16. 請求項15記載のナビゲーション方法において、
    前記地点出力工程では、前記自車で使用するエージェント以外のエージェントを前記情報出力手段の表示部に表示する際には、前記自車で使用するエージェントのエージェント情報に基づいて、前記自車で使用するエージェント及び当該エージェント以外のエージェントが前記表示部上に表示されていることを特徴とするナビゲーション方法。
  17. 互いに通信可能な複数のナビゲーション装置を有するナビゲーションシステムにおいて、
    一のナビゲーション装置は、通信開始指示が入力されるか、若しくは自動で、他のナビゲーション装置に対して通信開始信号を出力して、前記他のナビゲーション装置の走行履歴を収集して、当該走行履歴の終点地点が現在地、検索経路若しくは目的地のいずれかの付近に存在している場合には、エージェントの表示に伴って前記終点地点を出力し、
    前記他のナビゲーション装置は、前記一のナビゲーション装置から通信開始信号が入力されると、前記走行履歴を前記一のナビゲーション装置に対して出力することを特徴とするナビゲーションシステム。
  18. 請求項17記載のナビゲーションシステムにおいて、
    前記他のナビゲーション装置は、前記走行履歴の出力条件を設定する条件設定指示に基づいて、前記走行履歴を出力することを特徴とするナビゲーションシステム。
  19. 請求項17又は18記載のナビゲーションシステムにおいて、
    前記一のナビゲーション装置は、エージェントのキャラクタ表示用に複数のエージェント情報を記憶していて、
    前記走行履歴の終点地点が前記現在地、前記目的地若しくは前記検索経路のいずれかの付近に存在している場合には、自車用に使用するエージェント以外の前記エージェント情報に基づいて前記終点地点を出力することを特徴とするナビゲーションシステム。
  20. 請求項19記載のナビゲーションシステムにおいて、
    前記他のナビゲーション装置は、エージェントのキャラクタ表示用に複数のエージェント情報を記憶していて、
    前記一のナビゲーション装置は、前記他のナビゲーション装置の走行履歴を収集する際に、当該他のナビゲーション装置で使用するエージェントのID情報をも収集し、
    前記走行履歴の終点地点が前記現在地、前記検索経路若しくは目的地のいずれかの付近に存在している場合には、前記ID情報に対応した前記エージェント情報に基づいて、前記終点地点を出力することを特徴とするナビゲーションシステム。
  21. 請求項17〜20のいずれか1項に記載のナビゲーションシステムにおいて、
    前記一のナビゲーション装置は、前記他のナビゲーション装置の走行履歴の収集中であると、前記エージェントを消去して、収集後に再表示することを特徴とするナビゲーションシステム。
  22. 請求項21記載のナビゲーションシステムにおいて、
    前記一のナビゲーション装置は、前記走行履歴の収集後で、前記自車用に使用するエージェント以外のエージェントを表示する際には、前記自車用に使用するエージェントのエージェント情報に基づいて、前記自車用に使用するエージェント及び当該エージェント以外のエージェントを表示することを特徴とするナビゲーションシステム。
  23. 他車に搭載された他車装置と通信する通信手段を有するコンピュータに、現在地から目的地までの案内を実行するプログラムにおいて、
    目的地の設定が入力されると現在地から目的地までの経路を、地図データを基に検索する検索ステップと、
    前記検索ステップで取得された検索経路を、エージェントのエージェント情報に基づいて案内する経路案内ステップと、
    通信開始指示が入力されるか、若しくは自動で、前記通信手段により前記他車装置に対する通信開始信号を出力し、前記他車装置の走行履歴を収集する収集ステップと、
    前記収集ステップで収集した前記他車装置の走行履歴の終点地点が前記現在地、前記検索経路若しくは目的地のいずれかの付近に存在している場合に前記終点地点を出力する地点出力ステップとを有することを特徴とするプログラム。
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