JPWO2006028171A1 - データ提示装置、データ提示方法、データ提示プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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Abstract
操作の煩雑性を除去するとともに、キーワード数を増大させずに、発話音声の認識率を向上させるデータ提示装置を提供すること。ナビゲーション装置100は、認識すべきキーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データが予め複数格納されているデータベース180と、所定の地点データが当該地点データの地点名称を示す地点名称情報に対応づけられて予め格納されている地図データ格納部190と、を有し、音声認識によって特定されたキーワードに基づいて、地図データ格納部190に格納され、当該キーワードを少なくとも地点名称の一部に有する地点データを検索するとともに、検索の結果、特定されたキーワードを少なくとも地点名称の一部に有する地点データが検出された場合に、当該検出された地点データを提示する。
Description
本発明は、ナビゲーションを行う際の目的地の設定などのデータ提示手段に関し、特に、予め格納されている複数の実データを検索し、その結果を提示するデータ提示装置の技術分野に属する。
現在、自動車の運転中にナビゲーション装置を利用するなどの人間が両手を使用する作業環境であっても、キーボードやスイッチ選択の手動操作を要することなく、安全に各種の情報を入力させるために、人間が発声した音声を認識する音声認識装置が各装置に適用されている。このような音声認識装置は、発話音声の特徴量のパターンを予め用意されたキーワードとなる認識候補の語句(以下、キーワードという。)を示す音声の特徴量のパターンと順次マッチングさせることにより音声認識を行うようになっている。
従来、地図データに基づいて車両などの移動体の経路誘導を行うナビゲーション装置では、目的地や経由地の設定において、音声認識を用いることが一般化している。例えば、ナビゲーション装置は、認識されたキーワードを現在地、目的地または経由地(以下、地点という。)に設定するようになっており、当該設定された地点の緯度および経度、属性など当該地点に関するデータ(以下、実データという。)をデータベースから取得することによって、経路設定および経路誘導を行うようになっている。
特に、最近では、キーワード数を増大させずに、発話音声の認識率を向上させるために、発話音声がデータベースに格納されている複数のキーワードと一致しない場合には、当該発話音声をユーザの操作により関連するキーワードに登録するナビゲーション装置が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2003−323192号公報
しかしながら、上述のナビゲーション装置などの所定のデータの提示を行うデータ提示装置であっては、認識されたキーワードに対応付けられて記録されている実データを提示するようになっており、キーワードに対応付けられて記録されていない実データに関しては提示することができない。また、特許文献1に記載されたナビゲーション装置であっても、発話音声がキーワードと一致しない場合に、ユーザが操作部によって予め設定する必要があり、その操作が煩わしいとともに、予め当該一致しない発話音声をキーワードとして登録しない限り、当該発話音声を認識することができない。
そこで、本発明は、上記の課題の一例を解決するものとして、発話音声に基づいて認識されたキーワードを更に他のデータベースなどのデータ検索における検索キーにすることによって、操作の煩雑性を除去するとともに、キーワード数を増大させずに、発話音声の認識率を向上させるデータ提示装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、発話された発話音声の音声成分を取得する取得手段と、前記音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出手段と、キーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データが予め複数格納されている第1格納手段と、所定の実データが当該実データの名称を示す名称情報に対応づけられて予め格納されている第2格納手段と、前記発話音声特徴量と前記キーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定手段と、前記名称情報の少なくとも一部に前記特定されたキーワードを有する実データを検索する検索手段と、前記検出された実データを提示する提示手段と、を備える構成を有している。
また、請求項5に記載の発明は、発話された発話音声の音声成分を取得する取得工程と、前記音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出工程と、前記発話音声特徴量とキーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定工程と、第2格納手段に名称を示す名称情報に対応付けられて実データを検索する工程であって、前記名称情報の少なくとも一部に前記特定されたキーワードを有する実データを検索する検索工程と、前記検出された実データを提示する提示工程と、を含む構成を有している。
また、請求項6または7に記載の発明は、コンピュータを、前記発話された発話音声の音声成分を取得する取得手段、前記音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出手段、前記発話音声特徴量とキーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定手段、所定の実データの名称を示す名称情報の少なくとも一部に前記特定されたキーワードを有する実データを検索する検索手段、前記検出された実データを提示する提示手段、として機能させる構成を有している。
また、請求項8に記載の発明は、発話された発話音声の音声成分を取得する取得手段と、前記音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出手段と、前記キーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データが予め複数格納されている第1格納手段と、所定の実データが当該実データの名称を示す名称情報に対応づけられて予め格納される第2格納手段と、前記発話音声特徴量と前記キーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定すると、前記特定されたキーワードを操作者に告知する告知手段と、前記告知されたキーワードが、操作者が所望するキーワードと一致していない場合に、当該告知されたキーワードを修正する際に用いられる修正手段と、前記名称情報の少なくとも一部に前記修正手段によって修正されたキーワードを有する実データを検索する検索手段と、前記検出された実データを提示する提示手段と、を備える構成を有している。
また、請求項9に記載の発明は、発話された発話音声の音声成分を取得する取得工程と、前記発話音声の音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出工程と、前記発話音声特徴量とキーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定工程と、前記特定されたキーワードを告知手段によって告知する告知工程と、前記告知されたキーワードが修正されると、所定の実データの前記名称情報の少なくとも一部に前記修正されたキーワードを有する実データを検索する検索工程と、前記検出された実データを提示する提示工程と、を備える構成を有している。
また、請求項10または11に記載の発明は、コンピュータを、発話された発話音声の音声成分を取得する取得手段、前記発話音声の音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出手段、前記発話音声特徴量とキーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定手段、前記特定されたキーワードを告知手段告知する告知手段、前記告知されたキーワードが修正されると、所定の実データの前記名称情報の少なくとも一部に前記修正されたキーワードを有する実データを検索する検索手段、前記検出された実データを提示する提示手段、として機能させる構成を有している。
100 … ナビゲーション装置
110 … GPS受信部
120 … センサ部
130 … インターフェース
140 … VICSデータ受信部
150 … 操作部
160 … マイクロホン
170 … 音声認識回路
180 … データベース
190 … 地図データ格納部
200 … 表示部
210 … バッファメモリ
220 … 表示制御部
230 … スピーカ
240 … 音声処理回路
250 … システム制御部
260 … ROM/RAM
110 … GPS受信部
120 … センサ部
130 … インターフェース
140 … VICSデータ受信部
150 … 操作部
160 … マイクロホン
170 … 音声認識回路
180 … データベース
190 … 地図データ格納部
200 … 表示部
210 … バッファメモリ
220 … 表示制御部
230 … スピーカ
240 … 音声処理回路
250 … システム制御部
260 … ROM/RAM
次に、本願に好適な実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、以下に説明する実施の形態は、本願に係るデータ提示装置またはナビゲーション装置を車載用のナビゲーション装置に適用した場合の実施形態である。
まず、図1を用いて本実施形態におけるナビゲーション装置の全体の構成および概要動作について説明する。なお、図1は本願に係る本実施形態のナビゲーション装置の概要構成を示すブロック図である。
本実施形態のナビゲーション装置100は、図1に示すように、アンテナATに接続され、GPS(Global Positioning System)データを受信するGPS受信部110と、車両の走行速度などの走行データを検出するセンサ部120と、GPSデータおよび走行データに基づいて自車位置を算出するインターフェース130と、VICS(Vehicle Information Communication System)データを受信するVICSデータ受信部140と、ユーザが各設定を行うとともにシステムに命令を入力する際に用いられる操作部150と、を備えている。
また、本実施形態のナビゲーション装置100は、操作者の発話された発話音声を集音するマイクロホン160と、マイクロホン160によって集音された発話音声からシステムに指示された命令(以下、単に、命令という。)を認識する音声認識回路170と、音声認識を行う際に用いるデータが格納されているデータベース180と、地図データおよび後述する地点データなどの各種データが予め記録されている地図データ格納部190と、地図データ、車両の位置および音声認識の結果を表示する表示部200と、バッファメモリ210を用いて表示部200を制御する表示制御部220と、経路誘導などの音声を生成する音声処理回路230と、音声処理回路230から出力された音声信号を拡声するスピーカ240と、システム全体の制御を行うとともに、音声認識に関する各処理を制御するシステム制御部250と、ROM/RAM260と、を備え、各部はバスBにより接続されるようになっている。
なお、例えば、本実施形態の操作部150は、本発明に係る操作手段、選択手段および修正手段を構成し、音声認識回路170は、本発明に係る取得手段、抽出手段、特定手段および検索手段を構成する。また、例えば、本実施形態の表示部200および表示制御部220または音声処理回路230およびスピーカ240は、本発明に係る提示手段および告知手段を構成する。
GPS受信部110は、GPSに属する複数の人工衛星からの航法電波を、図示しないアンテナを介して受信するとともに、この受信した電波に基づいて移動体の現在位置の擬似座標値を算出するようになっており、当該算出された疑似座標データをGPSデータとしてインターフェース130に出力するようになっている。
センサ部120は、車両の走行速度、加速度および方位角の各走行データを検出するようになっており、検出された走行データをインターフェース130に出力するようになっている。
例えば、センサ部120は、車両の走行速度を検出し、その検出された速度をパルス又は電圧の形態を有する速度データに変換してインターフェース130に出力するようになっている。また、センサ部120は、重力加速度と車両の移動により発生する加速度とを比較することにより、上下方向の車両の移動状態を検出し、当該検出された移動状態を示す加速度データをパルス又は電圧の形態に変換してインターフェース130に出力するようになっている。さらに、センサ部120は、いわゆるジャイロセンサにより構成され、車両の方位角、即ち車両が進行している進行方向を検出し、検出された方位角をパルス又は電圧の形態を有する方位角データに変換してインターフェース130に出力するようになっている。
インターフェース130は、センサ部120およびGPS受信部110とシステム制御部250との間のインターフェース処理を行うようになっており、入力されたGPSデータと走行データに基づいて自車位置を算出して当該自車位置を自車位置データとしてシステム制御部250に出力するようになっている。
なお、この自車位置データは、システム制御部250において地図データと照合されてマップマッチング処理、経路探索処理などナビゲーションに関する処理に用いられるようなっている。
VICSデータ受信部140は、FM多重放送などの電波を受信することによってVICSデータを取得するようになっており、取得されたVICSデータをシステム制御部250に出力するようになっている。なお、VICSとは、道路交通情報通信システムのことを示し、VICSデータとは、渋滞、事故、規制などの道路交通情報をいう。
地図データ格納部190は、例えば、ハードディスク(Hard Disc)によって構成されるようになっており、予め記録されている道路地図などの地図データ、経路設定または経路誘導を行うときに目的地の設定などにより必要となる地点データおよびその他の走行案内に必要な情報を読み出すとともに、読み出した各種のデータをシステム制御部250に出力するようになっている。
特に、この地図データ格納部190には、地図全体がメッシュ状の複数のブロックに分割され、各ブロックに対応する地図データをブロック地図データとして管理するようになっている。また、この地図データ格納部190には、ナビゲーション動作に必要な道路形状データを含む地図データの他に、公園や店舗などの目的地の名称を示す名称データ、当該目的地の地図データ上の位置を示す位置データおよび住所などの施設データを各地点毎に地点データとして道路形状データに対応付けて記憶されている。
例えば、地点データとしては、地図データ格納部190には、レストランやデパートなどの店舗、遊戯施設、観光名所、美術館などの施設の名称を示す名称データとともに、食事場所、見学場所、遊戯施設などその地点の来訪地としてのジャンル(属性ともいう。)を示すジャンル情報、地点の緯度経度を示す位置情報、住所、電話番号、営業日、および、営業時間などの施設データが格納されている。
なお、本実施形態の地図データ格納部190は、後述するように、目的地または現在地など経路設定または経路誘導を行う際に必要となる地点を特定する際に、システム制御部250によって地点データが検索されるようになっている。
操作部150は、各種確認ボタン、選択ボタンおよび数字キー等の多数のキーを有するリモートコントロール装置および当該リモートコントロール装置から送信された信号を受光する受光部、または、各種確認ボタン、選択ボタンおよび数字キー等の多数のキーを有する操作パネルにより構成されている。そして、この操作部150は、車両走行情報の表示命令、表示部200の表示切り替えなどの運転者の命令を入力するために用いられるようになっている。
特に、本実施形態では、操作部150は、音声認識回路170により認識された発話音声が認識結果としてキーワード形式に表示部200に提示された際に、表示部200および表示制御部220と連動して、表示されたキーワードの選択、すなわち、命令または入力する値の確定、当該提示されたキーワードの修正、および、地図または当該地図上に施設を表示させる地点名称の確定を行うことができるようになっている。
なお、本実施形態における操作部150の表示部200および表示制御部220と連動する各動作については、後述する。
音声認識回路170には、マイクロホン160に操作者から発生された発話音声が入力されるようになっており、音声認識回路170は、データベース180を用いてナビゲーション装置100の操作コマンドとして、または、後述する地点データを検索する際の地点名称として入力された発話音声を解析し、解析結果を表示部200に表示させるようになっている。
例えば、本実施形態の音声認識回路170は、HMM(Hidden Markov Models:隠れマルコフモデル)法を用いて入力された発話音声を解析するようになっている。すなわち、本実施形態の音声認識回路170は、入力された発話音声における音声成分の特徴量を抽出し、データベース180に格納されている命令として認識すべきキーワードの特徴量データと順次比較するようになっており、比較した結果、確度、言い換えれば、入力された発話音声が任意のキーワードである確かさらしさが高いキーワードを指示された命令として、または、地点名称として特定するようになっている。
具体的には、本実施形態では、音声認識回路170は、HMM化された特徴量パターンと入力された発話音声における任意の状態を示す当該発話音声の一定時間に区切られた各音声区間の特徴量と比較するとともに、このHMMの特徴量パターンと各音声区間の特徴量の一致度を示す類似度を算出するようになっている。そして、この音声認識回路170は、類似度が算出されたHMM化された各キーワードについて、マッチング処理と呼ばれるあらゆるHMMの繋がり、すなわち、キーワードの繋がりの確率を示す累積類似度を算出し、一定の類似度を有するHMMの繋がりを示す当該キーワードを発話音声の言語として認識するようになっている。
データベース180には、経路設定または経路誘導を行うときに必要となる地点を検索する際の地点名称として、認識すべきキーワードにおける発話音声に基づく特徴量のパターンデータが複数格納されており、具体的には、予め複数の人間が発する各音素の音声データを取得し、各音素毎に特徴量のパターンを抽出して各音素毎の特徴量のパターンに基づいて各音素の特徴量のパターンデータを学習させることによって生成された各キーワード毎のHMMが予め格納されている。
また、このデータベース180には、地点名称として認識すべきキーワードにおける地点データが格納されており、例えば、地図データ格納部190と同様に、施設名やその場所の名称などの名称データとともに、食事場所、見学場所、遊戯施設などその地点の来訪地としてのジャンル(属性ともいう。)を示すジャンル情報、地点の緯度経度を示す位置情報、および、住所や電話番号などの施設データが格納されている。
表示部200は、例えば、CRT、液晶表示素子または有機EL(Electro Luminescence)によって構成され、表示制御部220の制御にしたがって地図データ、地点データを種々の態様で表示するとともに、当該地図データまたは地点データに重畳して自車位置などの経路案内に必要な各種状態を表示するようになっている。
また、表示部200は、表示制御部220の制御にしたがって、地図データまたは地点データ以外のコンテンツ情報を表示するとともに、音声認識が行われる際に、音声認識されたキーワードの表示、または、当該認識されたキーワードの修正を行う場合に、操作部150と連動して種々の情報の表示を行うようになっている。
表示制御部220には、システム制御部250を介して入力された地図データまたは地点データが入力されるようになっており、表示制御部220は、このシステム制御部250の指示に基づいて上述のような表示部200に表示すべき表示データを生成し、バッファメモリ210に一時的に保存しつつ、所定のタイミングでバッファメモリ210から表示データを読み出して表示部200の表示制御を行うようになっている。
特に、本実施形態の表示制御部220は、後述する音声認識されたキーワードから命令を確定する際に、または、当該認識されたキーワードを修正する際に、操作部150と連動して表示データを生成するとともに、当該表示データを表示部200に表示する際の表示制御を行うようになっている。
音声処理回路230は、システム制御部250の指示に基づいて音声信号を生成し、生成した音声信号を、スピーカ240を介して拡声するようになっており、例えば、次の交差点における車両の進行方向や走行案内上運転者に直接告知すべき渋滞情報又は通行止め情報等を含む経路誘導に関する情報を音声信号としてスピーカ240に出力するようになっている。
システム制御部250は、GPS受信ポート、キー入力ポート、表示制御ポート等の各種入出力ポートを含み、ナビゲーション処理のための全般的な機能を総括的に制御するようになっている。
このシステム制御部250は、ROM/RAM260に格納される制御プログラムを読み出して各処理を実行するとともに、当該ROM/RAM260に処理中のデータを一時的に保持することによって経路設定または経路誘導の各処理のための制御を行うようになっている。
特に、本実施形態のシステム制御部250は、各部を制御しつつ、経路設定または経路誘導の各処理において、操作者の発話音声に基づいて命令を特定する際に、発話音声にて認識されたキーワードの表示処理、表示されたキーワードに基づいて操作者が命令を確定した際の各種処理、および、表示されたキーワードを操作者が修正する際の修正操作の処理を行うようになっている。
また、システム制御部250は、目的地または現在地など経路設定または経路誘導を行う際に必要となる地点を特定する際に、当該地点を特定するための当該キーワードが認識された場合には、当該認識されたキーワードに基づいて地図データ格納部190を検索し、該当する地点データを検出する検索処理(以下、経路設定処理または経路誘導処理時における地点データの検索処理という。)を行うようになっており、検出された地点データを、表示制御部220を介して表示部200に表示させるようになっている。
なお、本実施形態のシステム制御部250における経路設定処理または経路誘導処理時における地点データの検索処理の詳細については後述する。
次に、図2および図3を用いて本実施形態のシステム制御部250の経路設定処理または経路誘導処理時における地点データの検索処理の動作について説明する。
なお、図2および図3は、本実施形態のシステム制御部250における経路設定処理または経路誘導処理時に必要となる地点データの検索処理の動作を示すフローチャートである。
また、以下の説明では、現在地から目的地までの経路設定を行う経路設定処理時において、地点データを目的地として設定する際の検索処理として説明するとともに、本動作における操作者の地点データの入力に関しては音声認識回路170を介して行われるものとする。
さらに、以下の説明では、後述する音声認識処理において、必ず一つのキーワードを認識するものとする。
まず、操作者の操作により経路設定処理を開始する旨の指示が入力され、システム制御部250が当該指示を受信すると(ステップS11)、システム制御部250は、GPS受信部110から自車の現在位置を示す情報を取得して経路の出発地に設定する(ステップS12)。
次いで、システム制御部250は、表示制御部220を制御して、表示部200に目的地または経由地となる地点の入力を促す表示を行わせつつ、操作者における目的地の入力を待機する(ステップS13)。
なお、このとき、システム制御部250は、音声処理回路230を制御してスピーカ240に目的地または経由地となる地点の入力を促す告知を行うようにしてもよい。
次いで、音声認識回路170がマイクロホン160を介して操作者の発話音声が入力された旨を検出すると(ステップS14)、システム制御部250は、当該音声認識回路170にデータベース180を用いて該当するキーワードを特定する音声認識の処理(以下、音声認識処理という。)を実行させる(ステップS15)。
具体的には、音声認識回路170は、上述のように、入力された発話音声における音声成分の特徴量を抽出するとともに、データベース180に格納されている命令として認識すべきキーワードの特徴量データと順次比較し、比較した結果、所定の確度を有するキーワードを地点名称として特定する。
次いで、システム制御部250は、特定された地点名称に基づいて、地図データ格納部190内を検索し、当該地点名称を少なくとも一部に名称情報として有する地点データを検出する(ステップS16)。
このとき、システム制御部250によって認識された地点名称の少なくとも一部と一致する名称情報を有する地点データが検出されない場合には、システム制御部250は、音声認識処理によって特定された地点名称を表示部200に表示させるとともに、操作者に一つの地点名称の選択を促す表示をさせ、操作者の指示入力を待機してステップS19の処理に移行する(ステップS17)。
一方、システム制御部250によって音声認識処理によって特定された地点名称の少なくとも一部と一致する名称情報を有する地点データが検出された場合には、当該システム制御部250は、表示部200に当該検出された地点データの地点名称を、音声認識回路170によって特定された地点名称とともに表示部200に表示させ、操作者に一つの地点名称の選択を促す表示をさせ、操作者の指示入力を待機する(ステップS18)。
次いで、操作者によって一つの地点名称が選択され、システム制御部250が操作部150を介して一つの地点名称が選択されたことを検出すると、当該システム制御部250は、表示部200に当該特定された地点名称が、操作者が設定することを希望する地点名称であるか否かの問い合わせ、すなわち、特定された地点名称の適否を確認するための表示を行わせる(ステップS19)。
次いで、操作部150によって、特定された地点名称の適否を特定するための操作が入力されると、システム制御部250は、操作部150を介して入力された指示が何れか操作であるか判断する(ステップS20)。
このとき、システム制御部250が特定された地点名称が、操作者が希望する地点名称であると判断した場合には、当該システム制御部250は、ステップS21の処理に移行し、システム制御部250が特定された地点名称が、操作者が希望する地点名称であると判断した場合には、当該システム制御部250は、ステップS24の処理に移行する。
次いで、システム制御部250は、表示部200に地点名称を修正するための画像データを表示させ、表示部200、表示制御部220および操作部150を連動させて地点名称の修正作業の処理(以下、修正処理という。)を行わせる(ステップS21)。
具体的には、表示制御部220は、操作部150における操作者の操作に連動して特定された地点名称の何れかの文字を他の文字に変換、当該特定された地点名称に文字を追加、および、当該特定された地点名称の文字を削除するための画像データを生成し、適宜、表示部200に表示させる。
次いで、システム制御部250は、操作部150を介して操作者における地点名称の修正が終了した旨を検出すると(ステップS22)、当該修正された地点名称に基づいて地図データ格納部190内を検索し、当該地点名称を少なくとも一部に名称情報として有する地点データを検出して表示する(ステップS23)。
次いで、システム制御部250は、検出された地点名称または特定された地点名称を表示部200に表示させるとともに、操作者に一つの地点名称の選択を促す表示をさせ、操作者の指示入力を待機する(ステップS24)。
次いで、システム制御部250が一つの地点名称が選択された旨を検出すると(ステップS25)、選択された地点データを目的地として設定するとともに、当該地点データによって示される地点を地図データとともに表示部200に表示させる(ステップS26)。
次いで、システム制御部250は、他に設定すべき目的地または経由地の有無を操作者に促す表示をさせ、当該操作者の入力に基づいて、他に設定すべき目的地または経由地の有無を判断する(ステップS27)。
このとき、システム制御部250が、操作部150の入力に基づいて他に設定すべき目的地があると判断した場合には、当該システム制御部250は、ステップS13の処理に移行し、システム制御部250が、操作部150の入力に基づいて他に設定すべき目的地がないと判断した場合には、当該システム制御部250は、ステップS28の処理に移行する。
最後に、システム制御部250は、設定された出発地と目的地に基づいて自車が走行すべき経路を設定し、当該設定された経路に基づいて経路誘導を開始して本動作を終了させる(ステップS28)。
以上本実施形態によれば、ナビゲーション装置100は、発話音声の音声成分を取得するとともに、取得された発話音声の音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出して当該発話音声特徴量とキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する音声認識回路170と、キーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データが予め複数格納されているデータベース180と、所定の地点データが当該地点データの地点名称を示す地点名称情報に対応づけられて予め格納されている地図データ格納部190と、地図データ格納部190に格納されている地点データを検索するシステム制御部250であって、特定されたキーワードを地点名称情報によって示される地点名称の少なくとも一部に有する地点データを検索するシステム制御部250と、前記検出された地点データを提示する表示部200と、を備える構成をしている。
この構成により、本実施形態のナビゲーション装置100は、特定されたキーワードに基づいて、地図データ格納部190に格納され、当該キーワードを少なくとも地点名称の一部に有する地点データを検索し、検索の結果、特定されたキーワードを少なくとも地点名称の一部に有する地点データが検出された場合に、当該検出された地点データを提示する。
通常、音声認識が行われる場合には、認識すべきキーワードの特徴量と発話音声の音声成分における特徴量を比較して確度の高いキーワードを認識されたキーワードとして特定する。このため、任意のキーワードを認識させる際には、当該認識すべきキーワードの音声成分に関する特徴量を予めデータとして格納させておく必要があるので、当該認識すべきキーワードの数を増大させるためには、音声認識用のデータ量を増大させる必要がある。
一方、音声認識が行われる際には、原則的には、格納されている全てのキーワードの音声成分に関する特徴量と発話音声の音声成分の特徴量を比較する必要があるので、認識すべきキーワードのデータ量が多いと当該音声認識の処理に膨大な時間が必要となる。
したがって、本実施形態のナビゲーション装置100は、特定された地点名称を検索キーにして地図データに含まれる地点名称を用いて地点データを検索することができるので、発話音声を認識する際に用いられるデータ量を増大させることがなく、また、操作者が音声認識処理によって認識を希望する地点名称を予め登録するなど煩わしい操作を行うことによって認識すべきキーワードを増大させる必要もない。この結果、本実施形態のナビゲーション装置100は、操作者の希望するキーワード、すなわち、地点名称の認識率を向上させることができるとともに、操作の煩雑さを除去することができる。
本実施形態のナビゲーション装置100は、特定されたキーワードを修正するために用いる操作部150を更に備え、システム制御部250は、修正されたキーワードを地点名称情報の少なくとも一部に有する地点データを検索する構成を有している。
この構成により、本実施形態のナビゲーション装置100は、修正されたキーワードを地点名称情報によって示される地点名称の少なくとも一部に有する地点データを検索するので、発話音声を認識する際に用いられるデータ量を増大させることがなく、また、操作者が音声認識処理によって認識を希望する地点名称を予め登録するなど煩わしい操作を行うことによって認識すべきキーワードを増大させる必要もない。
すなわち、本実施形態のナビゲーション装置100は、音声認識の結果が操作者の希望する地点名称と異なる場合であっても、音声認識されたキーワードを修正することができるので、地点名称を全て入力する煩雑さを解消することができるとともに、認識すべき地点名称を認識すべきキーワードとして予め登録しなくとも、音声認識と操作者の修正によって地点データを検索することができるので、操作者の希望する地点名称の認識率を向上させることができるとともに、操作の煩雑さを除去することができる。
本実施形態のナビゲーション装置100は、データベース180には、キーワードに対応付けられて当該キーワードに関する地点データが格納されているとともに、表示部200は、検索手段によって検出された地点データと特定されたキーワードに対応付けられている地点データとを提示する構成を有している。
この構成により、本実施形態のナビゲーション装置100は、検出された地点データと特定されたキーワードに対応付けられている地点データとを提示する。
したがって、本実施形態のナビゲーション装置100は、特定された地点名称を検索キーにして地図データに含まれる地点名称を用いて地点データを検索することができるので、発話音声を認識する際に用いられるデータ量を増大させることがなく、また、操作者が音声認識処理によって認識を希望する地点名称を予め登録するなど煩わしい操作を行うことによって認識すべきキーワードを増大させる必要もない。この結果、本実施形態のナビゲーション装置100は、操作者の希望するキーワード、すなわち、地点名称の認識率を向上させることができるとともに、操作の煩雑さを除去することができる。
本実施形態のナビゲーション装置100は、システム制御部250によって複数の地点データが検出された場合に、複数の地点データから一つの地点データを選択するために用いる選択手段を備え、表示部200は、選択された一つの地点データを提示する構成を有している。
この構成により、本実施形態のナビゲーション装置100は、選択された地点データを提示するので、複数のキーワードが認識または検索された場合であっても、ユーザの希望する地点名称を特定することができる。
本実施形態のナビゲーション装置100は、発話音声の音声成分を取得するとともに、取得された発話音声の音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出して発話音声特徴量と格納されているキーワード特徴量データに基づいて、キーワードを特定する音声認識回路170と、キーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データが予め複数格納されているデータベース180と、所定の地点データが当該地点データの地点名称を示す地点名称情報に対応付けて予め格納される地図データ格納部190と、特定されたキーワードを操作者に告知する表示部200と、告知されたキーワードが、操作者が所望するキーワードと一致していない場合に、当該提示されたキーワードを修正する際に用いられる操作部150と、修正されたキーワードを地点名称情報の少なくとも一部に有する地点データを検索するシステム制御部250と、を備え、表示部200は、前記検出された地点データを提示する構成を有している。
この構成により、本実施形態のナビゲーション装置100は、告知されたキーワードが、操作者が所望するキーワードと一致せず、当該提示されたキーワードを修正された場合に、修正されたキーワードを地点名称情報によって示される地点名称の少なくとも一部に有する地点データを検索するとともに、検索の結果、修正されたキーワードに該当する地点名称を少なくとも一部に有する地点データが検出された場合に、当該検出された地点データを提示する。
通常、音声認識が行われる場合には、認識すべきキーワードの特徴量と発話音声の音声成分における特徴量を比較して確度の高いキーワードを、認識されたキーワードとして特定する。このため、任意のキーワードを認識させる際には、当該認識すべきキーワードの音声成分に関する特徴量を予めデータとして格納させておく必要があるので、当該認識すべきキーワードの数を増大させるためには、音声認識用のデータ量を増大させる必要がある。
一方、音声認識が行われる際には、原則的には、格納されている全てのキーワードの音声成分に関する特徴量と発話音声の音声成分の特徴量を比較する必要があるので、認識すべきキーワードのデータ量が多いと当該音声認識の処理に膨大な時間が必要となる。
したがって、本実施形態のナビゲーション装置100は、修正されたキーワードを地点名称情報によって示される地点名称の少なくとも一部に有する地点データを検索するので、発話音声を認識する際に用いられるデータ量を増大させることがなく、また、操作者が音声認識処理によって認識を希望する地点名称を予め登録するなど煩わしい操作を行うことによって認識すべきキーワードを増大させる必要もない。
すなわち、本実施形態のナビゲーション装置100は、音声認識の結果が操作者の希望する地点名称と異なる場合であっても、音声認識されたキーワードを修正することができるので、地点名称の全てを入力する煩雑さを解消することができるとともに、認識すべき地点名称を認識すべきキーワードとして予め登録しなくとも、音声認識と操作者の修正によって地点データを検索することができる。
この結果、本実施形態のナビゲーション装置100は、操作者の希望する地点名称の認識率を向上させることができるとともに、操作の煩雑さを除去することができる。
なお、本実施形態では、経路設定時における目的地または経由地を設定する際に、地点データの検索処理を用いているが、これに限らず、経路誘導その他の地点データを検索する必要があるときに、当該地点データの検索処理を行うようにしてもよい。
また、本実施形態では、上述のナビゲーション装置100によって、地点データの検索処理を行うようになっているが、認識すべき発話音声を入力するマイクロホン160を有するナビゲーション装置100にコンピュータおよび記録媒体を備え、この記録媒体に上述の地点データ検索用のデータ提示プログラムを格納し、このコンピュータで当該プログラムを読み込むことによって上述と同様の地点データの検索処理を行うようにしてもよい。
また、本実施形態では、キーワードを特定する際に、または、特定された地点名称に基づいて地点データを検出する際に、表示部200によって操作者に提示および告知するようになっているが、勿論、スピーカ230を介して音声によって操作者に提示および告知を行うようにしてもよい。
また、本実施形態では、音声認識処理を行う際に、データベースに格納されているキーワードの特徴量データと入力された発話音声の音声成分とを順次比較して地点名称を確定するHMM法を用いているが、これに限らず、当該データベースに格納されているキーワードの特徴量データを用いて音声認識処理を行うものであればよい。
また、本実施形態では、データの検索処理として、ナビゲーション装置100における地点データの検索処理に適用しているが、勿論、パーソナルコンピュータやその他の装置において、任意のデータにおける名称検索を行う場合に適用することができる。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
[0005] しかしながら、上述のナビゲーション装置などの所定のデータの提示を行うデータ提示装置であっては、認識されたキーワードに対応付けられて記録されている実データを提示するようになっており、キーワードに対応付けられて記録されていない実データに関しては提示することができない。また、特許文献1に記載されたナビゲーション装置であっても、発話音声がキーワードと一致しない場合に、ユーザが操作部によって予め設定する必要があり、その操作が煩わしいとともに、予め当該一致しない発話音声をキーワードとして登録しない限り、当該発話音声を認識することができない。
【課題を解決するための手段】
[0006] そこで、本発明は、上記の課題の一例を解決するものとして、発話音声に基づいて認識されたキーワードを更に他のデータベースなどのデータ検索における検索キーにすることによって、操作の煩雑性を除去するとともに、キーワード数を増大させずに、発話音声の認識率を向上させるデータ提示装置を提供することにある。
[0007] 上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、発話された発話音声の音声成分を取得する取得手段と、前記音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出手段と、キーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データが予め複数格納されている第1格納手段と、前記抽出された発話音声特徴量と前記格納されたキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定手段と、検索対象を地図上の地点を示す地点データとし、当該地点の名称を示す名称情報に対応付けられて当該地点データを予め格納する第2格納手段と、前記名称情報に前記特定されたキーワードが含まれる地点データを前記第2格納手段から検索する検索手段と、前記検索された地点データを提示する提示手段と、を備える構成を有している。
[0008] また、請求項5に記載の発明は、発話された発話音声の音声成分を取得する取
2
【発明が解決しようとする課題】
[0005] しかしながら、上述のナビゲーション装置などの所定のデータの提示を行うデータ提示装置であっては、認識されたキーワードに対応付けられて記録されている実データを提示するようになっており、キーワードに対応付けられて記録されていない実データに関しては提示することができない。また、特許文献1に記載されたナビゲーション装置であっても、発話音声がキーワードと一致しない場合に、ユーザが操作部によって予め設定する必要があり、その操作が煩わしいとともに、予め当該一致しない発話音声をキーワードとして登録しない限り、当該発話音声を認識することができない。
【課題を解決するための手段】
[0006] そこで、本発明は、上記の課題の一例を解決するものとして、発話音声に基づいて認識されたキーワードを更に他のデータベースなどのデータ検索における検索キーにすることによって、操作の煩雑性を除去するとともに、キーワード数を増大させずに、発話音声の認識率を向上させるデータ提示装置を提供することにある。
[0007] 上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、発話された発話音声の音声成分を取得する取得手段と、前記音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出手段と、キーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データが予め複数格納されている第1格納手段と、前記抽出された発話音声特徴量と前記格納されたキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定手段と、検索対象を地図上の地点を示す地点データとし、当該地点の名称を示す名称情報に対応付けられて当該地点データを予め格納する第2格納手段と、前記名称情報に前記特定されたキーワードが含まれる地点データを前記第2格納手段から検索する検索手段と、前記検索された地点データを提示する提示手段と、を備える構成を有している。
[0008] また、請求項5に記載の発明は、発話された発話音声の音声成分を取得する取
2
【0003】
得工程と、前記音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出工程と、前記抽出された発話音声特徴量とキーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定工程と、地図上の地点を示す地点データの名称を示す名称情報に前記特定されたキーワードが含まれる地点データを検索する検索工程と、前記検索された地点データを提示する提示工程と、を含む構成を有している。
[0009] また、請求項6または7に記載の発明は、コンピュータを、前記発話された発話音声の音声成分を取得する取得手段、前記音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出手段、前記抽出された発話音声特徴量と前記格納されたキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定手段、地図上の地点を示す地点データの名称を示す名称情報に前記特定されたキーワードが含まれる地点データを検索する検索手段、及び、前記検索された地点データを提示する提示手段、として機能させる構成を有している。
[0010] また、請求項8に記載の発明は、発話された発話音声の音声成分を取得する取得手段と、前記音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出手段と、キーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データが予め複数格納されている第1格納手段と、前記抽出された発話音声特徴量と前記格納されたキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定手段と、前記特定されたキーワードを操作者に告知する告知手段と、前記告知されたキーワードが、操作者が所望するキーワードと一致していない場合に、当該告知されたキーワードを修正する際に用いられる修正手段と、地図上の地点を示す地点データとし、当該地点の名称を示す名称情報に対応付けられて当該地点データを予め格納する第2格納手段と、前記名称情報に前記修正手段によって修正されたキーワードが含まれる地点データを前記第2格納手段から検索する検索手段と、前記検索された地点データ
3
得工程と、前記音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出工程と、前記抽出された発話音声特徴量とキーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定工程と、地図上の地点を示す地点データの名称を示す名称情報に前記特定されたキーワードが含まれる地点データを検索する検索工程と、前記検索された地点データを提示する提示工程と、を含む構成を有している。
[0009] また、請求項6または7に記載の発明は、コンピュータを、前記発話された発話音声の音声成分を取得する取得手段、前記音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出手段、前記抽出された発話音声特徴量と前記格納されたキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定手段、地図上の地点を示す地点データの名称を示す名称情報に前記特定されたキーワードが含まれる地点データを検索する検索手段、及び、前記検索された地点データを提示する提示手段、として機能させる構成を有している。
[0010] また、請求項8に記載の発明は、発話された発話音声の音声成分を取得する取得手段と、前記音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出手段と、キーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データが予め複数格納されている第1格納手段と、前記抽出された発話音声特徴量と前記格納されたキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定手段と、前記特定されたキーワードを操作者に告知する告知手段と、前記告知されたキーワードが、操作者が所望するキーワードと一致していない場合に、当該告知されたキーワードを修正する際に用いられる修正手段と、地図上の地点を示す地点データとし、当該地点の名称を示す名称情報に対応付けられて当該地点データを予め格納する第2格納手段と、前記名称情報に前記修正手段によって修正されたキーワードが含まれる地点データを前記第2格納手段から検索する検索手段と、前記検索された地点データ
3
【0004】
を提示する提示手段と、を備える構成を有している。
[0011] また、請求項9に記載の発明は、発話された発話音声の音声成分を取得する取得工程と、前記発話音声の音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出工程と、前記抽出された発話音声特徴量とキーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定工程と、前記特定されたキーワードを告知する告知工程と、前記告知されたキーワードが修正されると、地図上の地点を示す地点データの名称を示す名称情報に当該修正されたキーワードが含まれる地点データを検索する検索工程と、前記検索された地点データを提示する提示工程と、を備える構成を有している。
[0012] また、請求項10または11に記載の発明は、コンピュータを、発話された発話音声の音声成分を取得する取得手段、前記発話音声の音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出手段、前記抽出された発話音声特徴量とキーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定手段、前記特定されたキーワードを告知する告知手段、前記告知されたキーワードが修正されると、地図上の地点を示す地点データの名称を示す名称情報に当該修正されたキーワードが含まれる地点データを検索する検索手段、及び、前記検索された地点データを提示する提示手段、として機能させる構成を有している。
【図面の簡単な説明】
[0013][図1]本願に係る一実施形態のナビゲーション装置の概要構成を示すブロック図である。
[図2]一実施形態のシステム制御部250における経路設定処理または経路誘導処理時に必要となる地点データの検索処理の動作を示すフローチャート(I)である。
[図3]一実施形態のシステム制御部250における経路設定処理または経路誘導処理時に必要となる地点データの検索処理の動作を示すフローチャート(II)である。
【符号の説明】
[0014] 100 … ナビゲーション装置
110 … GPS受信部
120 … センサ部
130 … インターフェース
140 … VICSデータ受信部
150 … 操作部
160 … マイクロホン
170 … 音声認識回路
180 … データベース
4/1
を提示する提示手段と、を備える構成を有している。
[0011] また、請求項9に記載の発明は、発話された発話音声の音声成分を取得する取得工程と、前記発話音声の音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出工程と、前記抽出された発話音声特徴量とキーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定工程と、前記特定されたキーワードを告知する告知工程と、前記告知されたキーワードが修正されると、地図上の地点を示す地点データの名称を示す名称情報に当該修正されたキーワードが含まれる地点データを検索する検索工程と、前記検索された地点データを提示する提示工程と、を備える構成を有している。
[0012] また、請求項10または11に記載の発明は、コンピュータを、発話された発話音声の音声成分を取得する取得手段、前記発話音声の音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出手段、前記抽出された発話音声特徴量とキーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定手段、前記特定されたキーワードを告知する告知手段、前記告知されたキーワードが修正されると、地図上の地点を示す地点データの名称を示す名称情報に当該修正されたキーワードが含まれる地点データを検索する検索手段、及び、前記検索された地点データを提示する提示手段、として機能させる構成を有している。
【図面の簡単な説明】
[0013][図1]本願に係る一実施形態のナビゲーション装置の概要構成を示すブロック図である。
[図2]一実施形態のシステム制御部250における経路設定処理または経路誘導処理時に必要となる地点データの検索処理の動作を示すフローチャート(I)である。
[図3]一実施形態のシステム制御部250における経路設定処理または経路誘導処理時に必要となる地点データの検索処理の動作を示すフローチャート(II)である。
【符号の説明】
[0014] 100 … ナビゲーション装置
110 … GPS受信部
120 … センサ部
130 … インターフェース
140 … VICSデータ受信部
150 … 操作部
160 … マイクロホン
170 … 音声認識回路
180 … データベース
4/1
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、発話された発話音声の音声成分を取得する取得手段と、前記音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出手段と、キーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データが予め複数格納されているとともに、前記キーワードに対応付けられて当該キーワードに関する地点データが格納されている第1格納手段と、前記抽出された発話音声特徴量と前記格納されたキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定手段と、検索対象を地図上の地点を示す地点データとし、当該地点の名称を示す名称情報に対応付けられて当該地点データを予め格納する第2格納手段と、前記名称情報に前記特定されたキーワードが含まれる地点データを前記第2格納手段から検索する検索手段と、前記検索された地点データと前記特定されたキーワードに対応付けられている地点データとを提示する提示手段と、を備える構成を有している。
上記の課題を解決するために、請求項4に記載の発明は、発話された発話音声の音声成分を取得する取得工程と、前記音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出工程と、前記抽出された発話音声特徴量とキーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定工程と、地図上の地点を示す地点データの名称を示す名称情報に前記特定されたキーワードが含まれる地点データを検索する検索工程と、前記検索された地点データと前記特定されたキーワードに対応付けられている、当該キーワードに関する地点データとを提示する提示工程と、を含む構成を有している。
また、請求項5または6に記載の発明は、コンピュータを、前記発話された発話音声の音声成分を取得する取得手段、前記音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出手段、前記抽出された発話音声特徴量とキーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定手段、地図上の地点を示す地点データの名称を示す名称情報に前記特定されたキーワードが含まれる地点データを検索する検索手段、及び、前記検索された地点データと前記特定されたキーワードに対応付けられている、当該キーワードに関する地点データとを提示する提示手段、として機能させる構成を有している。
また、請求項7に記載の発明は、発話された発話音声の音声成分を取得する取得手段と、前記音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出手段と、キーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データが予め複数格納されているとともに、前記キーワードに対応付けられて当該キーワードに関する地点データが格納されている第1格納手段と、前記抽出された発話音声特徴量と前記格納されたキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定手段と、前記特定されたキーワードを操作者に告知する告知手段と、前記告知されたキーワードが、操作者が所望するキーワードと一致していない場合に、当該告知されたキーワードを修正する際に用いられる修正手段と、地図上の地点を示す地点データとし、当該地点の名称を示す名称情報に対応付けられて当該地点データを予め格納する第2格納手段と、前記名称情報に前記修正手段によって修正されたキーワードが含まれる地点データを前記第2格納手段から検索する検索手段と、前記検索された地点データと前記特定されたキーワードに対応付けられている地点データとを提示する提示手段と、を備える構成を有している。
また、請求項8に記載の発明は、発話された発話音声の音声成分を取得する取得工程と、前記発話音声の音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出工程と、前記抽出された発話音声特徴量とキーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定工程と、前記特定されたキーワードを告知する告知工程と、前記告知されたキーワードが修正されると、地図上の地点を示す地点データの名称を示す名称情報に当該修正されたキーワードが含まれる地点データを検索する検索工程と、前記検索された地点データと前記特定されたキーワードに対応付けられている、当該キーワードに関する地点データとを提示する提示工程と、を備える構成を有している。
また、請求項9または10に記載の発明は、コンピュータを、発話された発話音声の音声成分を取得する取得手段、前記発話音声の音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出手段、前記抽出された発話音声特徴量とキーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定手段、前記特定されたキーワードを告知する告知手段、前記告知されたキーワードが修正されると、地図上の地点を示す地点データの名称を示す名称情報に当該修正されたキーワードが含まれる地点データを検索する検索手段、及び、前記検索された地点データと前記特定されたキーワードに対応付けられている、当該キーワードに関する地点データとを提示する提示手段、として機能させる構成を有している。
Claims (11)
- 発話された発話音声の音声成分を取得する取得手段と、
前記音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出手段と、
キーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データが予め複数格納されている第1格納手段と、
所定の実データが当該実データの名称を示す名称情報に対応づけられて予め格納されている第2格納手段と、
前記発話音声特徴量と前記キーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定手段と、
前記名称情報の少なくとも一部に前記特定されたキーワードを有する実データを検索する検索手段と、
前記検出された実データを提示する提示手段と、
を備えることを特徴とするデータ提示装置。 - 請求項1に記載のデータ提示装置において、
前記特定されたキーワードを修正するために用いる操作手段を更に備え、
前記検索手段は、前記名称情報の少なくとも一部に前記修正手段によって修正されたキーワードを有する実データを検索することを特徴とするデータ提示装置。 - 請求項1または2に記載のデータ提示装置であって、
前記第1格納手段には、前記キーワードに対応付けられて当該キーワードに関する実データが格納されているとともに、
前記提示手段は、前記検索手段によって検出された実データと前記特定されたキーワードに対応付けられている実データとを提示することを特徴とするデータ提示装置。 - 請求項1乃至3の何れか一項に記載のデータ提示装置において、
前記検索手段によって複数の実データが検出された場合に、前記複数の実データから一つの実データを選択するために用いる選択手段を備え、
前記提示手段は、前記選択された一つの実データを提示することを特徴とするデータ提示装置。 - 発話された発話音声の音声成分を取得する取得工程と、
前記音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出工程と、
前記発話音声特徴量とキーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定工程と、
所定の実データの名称を示す名称情報の少なくとも一部に前記特定されたキーワードを有する実データを検索する検索工程と、
前記検出された実データを提示する提示工程と、
を含むことを特徴とするデータ提示方法。 - コンピュータを、
前記発話された発話音声の音声成分を取得する取得手段、
前記音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出手段、
前記発話音声特徴量とキーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定手段、
所定の実データの名称を示す名称情報の少なくとも一部に前記特定されたキーワードを有する実データを検索する検索手段、
前記検出された実データを提示する提示手段、
として機能させることを特徴とするデータ提示プログラム。 - 請求項6に記載のデータ提示プログラムをコンピュータに読み取り可能に記録したことを特徴とする記録媒体。
- 発話された発話音声の音声成分を取得する取得手段と、
前記音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出手段と、
キーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データが予め複数格納されている第1格納手段と、
所定の実データが当該実データの名称を示す名称情報に対応づけられて予め格納される第2格納手段と、
前記発話音声特徴量と前記キーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定手段と、
前記特定されたキーワードを操作者に告知する告知手段と、
前記告知されたキーワードが、操作者が所望するキーワードと一致していない場合に、当該告知されたキーワードを修正する際に用いられる修正手段と、
前記名称情報の少なくとも一部に前記修正手段によって修正されたキーワードを有する実データを検索する検索手段と、
前記検出された実データを提示する提示手段と、
を備えることを特徴とするデータ提示装置。 - 発話された発話音声の音声成分を取得する取得工程と、
前記発話音声の音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出工程と、
前記発話音声特徴量とキーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定工程と、
前記特定されたキーワードを告知する告知工程と、
前記告知されたキーワードが修正されると、所定の実データの前記名称情報の少なくとも一部に前記修正されたキーワードを有する実データを検索する検索工程と、
前記検出された実データを提示する提示工程と、
を備えることを特徴とするデータ提示方法。 - コンピュータを、
発話された発話音声の音声成分を取得する取得手段、
前記発話音声の音声成分を分析し、当該音声成分の特徴量である発話音声特徴量を抽出する抽出手段、
前記発話音声特徴量とキーワードの音声に関する特徴量を示すキーワード特徴量データに基づいて、少なくとも一つのキーワードを特定する特定手段、
前記特定されたキーワードを告知する告知手段、
前記告知されたキーワードが修正されると、所定の実データの前記名称情報の少なくとも一部に前記修正されたキーワードを有する実データを検索する検索手段、
前記検出された実データを提示する提示手段、
として機能させることを特徴とするデータ提示プログラム。 - 請求項10に記載のデータ提示プログラムをコンピュータに読み取り可能に記録したことを特徴とする記録媒体。
Applications Claiming Priority (3)
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