JP4167405B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の現在位置周辺の地図を表示するナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車載用のナビゲーション装置は、車両の現在位置を検出してその近傍に対応する地図データをCD、DVD等の情報記憶媒体から読み出し、車両位置周辺の地図を画面上に表示する。また、画面上には車両位置を示す車両位置マークが表示されており、この車両位置マークを中心に車両の進行にしたがって近傍の地図がスクロールされる。
【0003】
また、ほとんどのナビゲーション装置には、所望の施設や個人宅等の所在地を検索する施設検索機能が搭載されている。この施設検索機能では、例えば、施設名称や電話番号、あるいは住所等を入力したり、施設のジャンル(コンビニエンスストア、ガソリンスタンド等)を指定して該当する施設のリストを表示させ、このリスト中から所望の施設を選択することにより、該当する施設の所在地を検索し、施設の所在地周辺の地図を表示させることができる。また所望の施設を選択してその施設に関する詳細な情報(例えば、営業内容や営業時間等)を表示させたり、その施設の所在地を目的地に設定して経路探索処理などを行うこともできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のナビゲーション装置における施設検索機能では、所定の条件を満たす施設を検索したい場合には、例えば、施設検索機能を使う旨の指示、検索対象としたい施設が含まれるジャンルの選択指示、検索実行指示を少なくとも行い、検索結果として複数の施設が得られた場合にはその中から一の施設を選択する、という一連の操作を行っている。
【0005】
ところが、車両に搭乗する利用者が体調不良を起こした場合や、車両に何らかの故障が生じた場合、あるいは利用者が急にトイレ休憩を取りたくなった場合など、停車が必要な緊急事態が発生した場合を考えると、停車場所となり得る施設等の所在地を一刻も早く探したいにも関わらず、上述したような一連の操作を行って施設等を検索する必要があり、停車位置を探す際の操作が容易ではなかった。特に、緊急事態の内容に応じて検索対象とする施設のジャンルを考えて選択する操作は、緊急事態発生時の利用者にとっては非常に煩わしいものであった。
【0006】
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、緊急事態が発生した際に停車場所を容易に探すことができるナビゲーション装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明のナビゲーション装置では、停車が必要な緊急事態の発生を緊急事態受付手段によって受け付けており、緊急事態の発生を受け付けたときに、その時点で車両位置検出手段によって検出された車両の現在位置に近い停車位置を停車位置探索手段によって探索している。停車が必要な緊急事態が発生した場合にはその旨を通知することにより、車両の現在位置から近い停車位置が探索されるので、停車場所を容易に探すことができる。
【0008】
また、停車位置探索手段によって探索された停車位置に車両を誘導する誘導手段をさらに備えておくことが望ましい。これにより、車両を停車位置まで確実に導くことができる。
また、車両位置検出手段によって検出された車両の現在位置周辺の地図を表示する地図表示手段をさらに備えておき、停車位置探索手段によって探索された停車位置が複数存在する場合には、地図表示手段によって、地図の表示範囲に含まれる停車位置を地図上に表示するとともに、車両の現在位置に最も近い停車位置までの誘導を誘導手段によって行うことが望ましい。車両の現在位置に最も近い停車位置までの誘導を行うことにより、車両を停車位置まで速やかに導くことができる。また、複数の停車位置を地図上に表示することにより、誘導手段による誘導対象となっていない停車位置についても把握することができる。したがって、他の停車位置が望ましいと考える利用者は、地図上に表示される停車位置を参照することにより、この停車位置へ車両を移動させることができる。
【0009】
また、緊急事態の内容が複数存在する場合に、緊急事態受付手段によって緊急事態の発生を受け付けたときに、緊急事態の内容を利用者に選択させる選択手段をさらに備えておき、選択手段によって選択された緊急事態の内容に応じて、停車位置探索手段により停車位置の探索を行うことが望ましい。これにより利用者は、自分の置かれている状況に応じて緊急事態の内容を選択することにより、適切な停車位置を探すことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した一実施形態のナビゲーション装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態のナビゲーション装置の詳細構成を示す図である。図1に示すナビゲーション装置は、ナビゲーションコントローラ1、DVD2、ディスク読取装置3、リモートコントロール(リモコン)ユニット4、車両位置検出部5、ディスプレイ装置6を含んで構成されている。
【0011】
ナビゲーションコントローラ1は、ナビゲーション装置の全体動作を制御するものである。このナビゲーションコントローラ1は、CPU、ROM、RAM等を用いて所定の動作プログラムを実行することによりその機能が実現される。ナビゲーションコントローラ1の詳細構成については後述する。
【0012】
DVD2は、地図表示や経路探索などに必要な地図データが格納されている情報記憶媒体である。また、DVD2に格納された地図データには、各種施設に関する情報を格納した施設詳細データが含まれている。具体的には、各種施設のそれぞれに対応して用意された施設詳細データには、(1)この施設の属するジャンル(例えば「コンビニエンスストア」や「病院」など)を表す「施設種別」、(2)その施設の名称を表す「施設名称文字列」、(3)施設の位置情報を表す「緯度・経度」、(4)施設の所在地を示す所定の施設マークを地図上に表示するために必要な画像データの格納位置を示す「施設マークの格納位置」などの情報が含まれている。
【0013】
ディスク読取装置3は、1枚あるいは複数枚のDVD2が装填可能であり、ナビゲーションコントローラ1の制御によっていずれかのDVD2から地図データの読み出しを行う。なお、装填されるディスクは必ずしもDVDでなくてもよく、CDでもよい。また、DVDとCDの双方を選択的に装填可能としてもよい。
【0014】
リモコンユニット4は、上下左右の方向を指定するジョイスティック、テンキー、各種の設定などを確定する決定キーなど各種の操作キーを備えており、操作内容に応じた信号をナビゲーションコントローラ1に出力する。また本実施形態のリモコンユニット4は、停車が必要な緊急事態が発生した場合に、停車可能な場所(停車位置)を探索する指示を行うための専用操作キーである「ヘルプキー」を備えている。このような専用操作キーを備えておくことにより、緊急事態の発生時に、停車位置を探索する指示を容易かつ速やかに行うことができるという利点がある。
【0015】
車両位置検出部5は、例えば、GPS受信機、方位センサ、距離センサなどを備えており、所定のタイミングで車両位置(緯度・経度)の検出を行い、検出結果を出力する。
ディスプレイ装置6は、ナビゲーションコントローラ1から出力される画像データに基づいて、車両位置周辺の地図画像などの各種情報などを表示する。
【0016】
次に、ナビゲーションコントローラ1の詳細構成について説明する。図1に示すナビゲーションコントローラ1は、地図バッファ10、地図読出制御部12、地図描画部14、VRAM16、車両位置計算部20、経路探索処理部22、誘導経路メモリ24、誘導経路描画部26、入力処理部30、停車位置探索部32、停車位置描画部34、操作画面発生部36、画像合成部38を含んで構成されている。
【0017】
地図バッファ10は、ディスク読取装置3によってDVD2から読み出された地図データを一時的に格納する。
地図読出制御部12は、車両位置計算部20により算出される車両位置や入力処理部30からの要求等に応じて、所定範囲の地図データの読み出し要求をディスク読取装置3に出力する。
【0018】
地図描画部14は、地図バッファ10に格納された地図データに基づいて、地図画像を表示するための地図画像データを生成する。VRAM16は、地図描画部14から出力される地図画像データを一時的に格納する。
車両位置計算部20は、車両位置検出部5から出力される検出データに基づいて車両位置および方位を計算するとともに、計算した車両位置が地図データの道路上にない場合には、車両位置を修正するマップマッチング処理を行う。
【0019】
経路探索処理部22は、利用者によって指定された出発地と目的地(あるいは経由地)との間、または現在の車両位置と停車位置探索部32によって探索された停車位置との間を所定条件下で結ぶ走行経路を探索する。例えば、距離最短、時間最短等の各種の条件下で、コストが最小となるような走行経路(誘導経路)が設定される。経路探索処理部22によって設定された走行経路の内容を示す経路データは、誘導経路メモリ24に格納される。
【0020】
誘導経路描画部26は、経路探索処理部22によって設定されて誘導経路メモリ24に格納された経路データの中から、その時点でVRAM16に描画された地図に含まれるものを選び出し、誘導経路を地図上に重ねて表示するための誘導経路画像データを生成する。
【0021】
入力処理部30は、リモコンユニット4から入力される各種操作指示に対応する動作を行うための命令をナビゲーションコントローラ1内の各部に向けて出力する。
停車位置探索部32は、リモコンユニット4に備わったヘルプキーが押下された場合に、地図バッファ10に格納された地図データを用いて、現在の車両位置の周辺に存在する所定の停車位置を探索する処理を行う。
【0022】
具体的には、停車位置探索部32は、停車位置の探索処理が指示された場合に、その時点の車両位置の近くに存在し、車両を安全に停車させることができる場所(例えば、パーキングエリア等)を「第1の停車位置」として探索する。
また停車位置探索部32は、緊急事態をその内容に応じて場合分けしたいくつかのカテゴリ(詳細は後述する)の中から、利用者によって選択される一のカテゴリに属する施設等の所在地を「第2の停車位置」として探索する。停車位置を探索する処理の詳細については後述する。
【0023】
停車位置描画部34は、停車位置探索部32による停車位置の探索結果を表示するための画像データを生成し、VRAM16に格納する。
操作画面発生部36は、入力処理部30からの指示にしたがって、各種の操作画面(例えば、上述した緊急事態のカテゴリを選択する際の操作画面)を表示するための画像データを作成する。
【0024】
画像合成部38は、現在の車両位置等に対応してVRAM16から読み出した地図画像データと、操作画面発生部36から出力される画像データとを重ねて画像合成を行い、合成画像データをディスプレイ装置6に出力する。
上述したリモコンユニット4、入力処理部30が緊急事態受付手段に、車両位置検出部5、車両位置計算部20が車両位置検出手段に、停車位置探索部32が停車位置検索手段にそれぞれ対応している。また、経路探索処理部22、誘導経路メモリ24、誘導経路描画部26が誘導手段に、ディスプレイ装置6、地図描画部14、VRAM16、停車位置描画部36、画像合成部38が地図表示手段に、リモコンユニット4、ディスプレイ装置6、入力処理部30、操作画面発生部36、画像合成部38が選択手段にそれぞれ対応している。
【0025】
本実施形態のナビゲーション装置はこのような構成を有しており、次にその動作について説明する。図2は、停車位置の探索を行う際のナビゲーション装置の動作手順を示す流れ図である。
リモコンユニット4に備わったヘルプキーが押下されると、停車位置探索部32は、現在の車両位置の周辺に存在し、車両を安全に停車させることが可能な場所である第1の停車位置を探索する(ステップ100)。
【0026】
第1の停車位置が抽出されると、経路探索処理部22は、現在の車両位置を出発地、第1の停車位置を目的地に設定して、第1の停車位置への走行経路を探索する(ステップ101)。第1の停車位置への走行経路が探索されると、この走行経路が誘導経路描画部26によって描画されることにより、経路誘導処理が行われる(ステップ102)。
【0027】
次に停車位置探索部32は、車両が第1の停車位置に到着したか否かを判定する(ステップ103)。具体的には、停車位置探索部32は、ステップ101において探索した第1の停車位置の位置情報(緯度・経度)を記憶しておき、これと車両位置計算部20から出力される車両位置とを比較することにより、ステップ103の判定処理を行う。車両が第1の停車位置に到着していない場合には、ステップ103で否定判断が行われ、この場合には上述したステップ102に戻り、所定の経路誘導処理が継続される。
【0028】
車両が第1の停車位置に到着した場合には、ステップ103で肯定判断が行われ、停車位置探索部32は、緊急事態の内容に応じて設定されたカテゴリの選択画面を表示するように操作画面発生部36に指示する。指示を受けた操作画面発生部36は、カテゴリ選択画面を生成し、表示する(ステップ104)。具体的には、操作画面発生部36によって生成される画像データが画像合成部38を介してディスプレイ装置6に出力されることにより、ディスプレイ装置6の画面上に所定のカテゴリ選択画面が表示される。
【0029】
図3は、カテゴリ選択画面の表示例を示す図である。図3に示すように、本実施形態では、緊急事態の内容として「病気」、「車の故障」、「トイレ」という3つのカテゴリが想定されており、これらのカテゴリを選択するための画面がディスプレイ装置6に表示される。また、リモコンユニット4を用いて反転表示状態(図中ではハッチングにより表現)となっている位置を上下に移動させることにより、所望のカテゴリを選択することができるようになっている。
【0030】
上述したカテゴリの「病気」は、例えば腹痛、頭痛、あるいは車酔いなどの体調不良や怪我など利用者の身体に何らかの異常が生じた場合を想定しており、このような利用者に適した停車位置を探索するために設定されたカテゴリである。このカテゴリ「病気」に該当する停車位置としては、病院、医院、薬局、あるいは休息に適した施設(例えば、コンビニエンスストア等)の所在地が考えられる。
【0031】
また、カテゴリの「車の故障」は、利用者の車両に何らかの不具合が発生した場合を想定しており、このような利用者に適した停車位置を探索するために設定されたカテゴリである。この「車の故障」のカテゴリに該当する停車位置としては、カーディーラー、自動車整備工場、ガソリンスタンド、カー用品店などの所在地が考えられる。
【0032】
また、カテゴリの「トイレ」は、利用者がトイレ休憩を取りたくなった場合を想定しており、このような利用者に適した停車位置を探索するために設定されたカテゴリである。このようなカテゴリに該当する施設としては、例えば、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、各種の公共施設、高速道路等におけるサービスエリアなどの所在地が考えられる。
【0033】
図3に示すようなカテゴリ選択画面が表示されると、次に停車位置探索部32は、いずれか一のカテゴリが利用者によって選択されたか否かを判定する(ステップ105)。いずれかのカテゴリも選択されない間は否定判断が行われ、ステップ105の判定処理が繰り返される。
【0034】
一のカテゴリが選択されると、ステップ105で肯定判断が行われ、停車位置探索部32は、選択されたカテゴリに対応する停車位置(第2の停車位置)を探索する(ステップ106)。例えば、カテゴリとして「トイレ」が選択された場合であれば、停車位置探索部32は、第2の停車位置として、「トイレ」のカテゴリに対応する施設等の所在地を所定範囲内(例えば、車両位置から半径5km以内等)で検索する。
【0035】
停車位置探索部32によって所定のカテゴリに対応する第2の停車位置が探索されると、停車位置描画部34は、第2の停車位置の探索結果を表示する(ステップ107)。具体的には、停車位置描画部34は、停車位置探索部32による探索検索結果に基づいて、各種施設等の所在地を示す施設マークを表示するための画像データを生成し、VRAM16に格納する。VRAM16に格納された画像データが画像合成部38を介してディスプレイ装置6に出力されることにより、ディスプレイ装置6の画面上に、施設マークが上書きされた地図画像が表示される。
【0036】
図4は、第2の停車位置の探索結果の表示例を示す図である。「トイレ」のカテゴリに属する停車位置の探索結果の表示例が示されている。図4に示すように、車両位置マークGにより現在の車両位置が示されており、この車両位置の周辺に存在する複数の施設の所在地が各施設マーク100a〜100dによって示されている。
【0037】
具体的には、施設マーク100aがガソリンスタンドに、施設マーク100b、100c、100dがコンビニエンスストアにそれぞれ対応している。これらの施設マークは、各施設の内容に応じた図柄を用いて表示されており、この施設マークを見ることにより各施設の内容(フランチャイズ名等)を把握し、所望の施設を選択することができるようになっている。また、これらの施設マーク100a〜100dは、所定の強調表示処理(例えば、点滅処理など)が行われて表示されており、利用者が選択したカテゴリに対応する第2の停車位置の探索結果であることが認識できるようになっている。
【0038】
第2の停車位置の探索結果が表示されると、停車位置探索部32は、利用者によりいずれか一の第2の停車位置が選択されたか否かを判定する(ステップ108)。第2の停車位置が選択されない間は否定判断が行われ、ステップ108の判定処理が繰り返される。
【0039】
いずれか一の第2の停車位置が選択されると、ステップ108で肯定判断が行われ、停車位置探索部32は、利用者によって選択された第2の停車位置を目的地に設定した経路探索処理を行うように経路探索処理部22に依頼する。依頼を受けた経路探索処理部22は、第2の停車位置の座標情報(緯度・経度)を停車位置探索部32から取得し、車両位置計算部20から取得した現在の車両位置を出発地、第2の停車位置を目的地として設定し、第2の停車位置への走行経路を探索する処理を行う(ステップ109)。なお、この場合には経路探索時の探索条件を「時間最短」に設定することが好ましい。
【0040】
経路探索処理部22によって走行経路が探索され、経路データが誘導経路メモリ24に格納されると、この経路データに基づいて誘導経路描画部26により、地図画像上に走行経路が描画され、所定の経路誘導処理が行われる(ステップ110)。
【0041】
このように、本実施形態のナビゲーション装置では、リモコンユニット4に備わった所定のヘルプキーが押下されて緊急事態の発生が通知された際に、現在の車両位置から近い停車位置が探索されるので、利用者は必要な停車場所を容易に探すことができる。また、停車位置への走行経路を探索し、抽出された走行経路に沿って経路誘導処理を行っているので、車両を停車位置まで確実に導くことができる。特に、緊急事態の発生を受け付けたときに、緊急事態の内容に応じたカテゴリを利用者に選択させ、利用者により選択されたカテゴリに対応する停車位置を探索しているので、利用者の置かれている状況に応じた適切な停車位置を提供することができるという利点がある。
【0042】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。例えば、上述した実施形態においては、緊急事態の内容に応じたカテゴリが選択された後には、選択されたカテゴリに対応する第2の停車位置を複数抽出し、利用者に一の停車位置を選択させていたが、第2の停車位置が自動的に選択されるようにしてもよい。この場合には、例えば、車両位置から最も近い距離にある停車位置、あるいは最短の走行時間で到達できる停車位置を自動的に選択すればよい。
【0043】
また、緊急事態の内容に応じたカテゴリを利用者が選択する操作を省略するようにしてもよい。この場合には、上述した3つのカテゴリに対応する停車位置を全て探索して探索結果を地図画像上に表示し、所望の停車位置を利用者に選択させるようにすればよい。
【0044】
また上述した実施形態では、初めに、車両を安全に停車させることができる第1の停車位置を探索し、この第1の停車位置まで車両を誘導した後に、第2の停車位置を探索していたが、第1の停車位置を探索する処理を省略することもできる。この場合には、上述した図2におけるステップ100〜104の処理を省略すればよい。
【0045】
また、第1の停車位置や第2の停車位置への走行経路を案内する経路誘導処理を省略し、停車位置を地図画像上に表示する処理のみを行うようにして、処理の簡略化を図ってもよい。
また、上述した実施形態では、緊急事態の内容を「病気」、「車の故障」、「トイレ」の3つのカテゴリに分類していたが、カテゴリの分類方法はこれに限定されるものではなく、他の方法で分類してもよい。
【0046】
上述した実施形態では、車両位置周辺の地図画像上において各施設の所在地に所定の施設マークを配置することによって、所定のカテゴリに属する停車位置(第2の停車位置)の探索結果を表示していたが、停車位置の探索結果をリスト形式で表示してもよい。この場合には、例えば、車両位置から近い停車位置から順番に、施設等の名称や車両位置を基準とした相対距離、方向などをリスト化して表示すればよい。
【0047】
上述した実施形態では、リモコンユニット4に所定のヘルプキーを備えておき、このヘルプキーが押下された場合に停車位置の探索処理を行っていたが、このヘルプキーの代わりとなる操作ボタンを画面上に表示しておき、リモコンユニット4等を用いてこの画面上の操作ボタンが押下された場合に、停車位置の探索処理を開始するようにしてもよい。この場合には、停車位置の探索処理を指示するための専用操作キーをリモコンユニット4に備える必要がなく、コストを低減することができるという利点がある。
【0048】
また、ナビゲーション装置に音声認識機能が搭載されている場合には、ヘルプキーを押下する代わりに利用者の音声により操作指示を行うようにして、一層の操作性向上を図ってもよい。
【0049】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、停車が必要な緊急事態の発生を受け付けた場合に車両の現在位置から近い停車位置が探索されるので、必要な停車場所を容易に探すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のナビゲーション装置の詳細構成を示す図である。
【図2】停車位置の探索を行う際のナビゲーション装置の動作手順を示す流れ図である。
【図3】カテゴリ選択画面の表示例を示す図である。
【図4】第2の停車位置の探索結果の表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 ナビゲーションコントローラ
2 DVD
4 リモートコントロール(リモコン)ユニット
5 車両位置検出部
6 ディスプレイ装置
10 地図バッファ
14 地図描画部
16 VRAM
20 車両位置計算部
22 経路探索処理部
24 誘導経路メモリ
26 誘導経路描画部
30 入力処理部
32 停車位置探索部
34 停車位置描画部
36 操作画面発生部
38 画像合成部

Claims (2)

  1. 停車が必要な緊急事態の発生を受け付ける緊急事態受付手段と、
    現在の車両位置を検出する車両位置検出手段と、
    前記緊急事態受付手段によって前記緊急事態の発生を受け付けたときに、その時点で前記車両位置検出手段によって検出された現在の車両位置に近い停車可能な場所としての第1の停車位置を探索する停車位置探索手段と、
    前記停車位置探索手段によって探索された前記第1の停車位置に車両を誘導する誘導手段と、
    前記緊急事態の内容が複数存在する場合であって、前記誘導手段による誘導によって車両が前記第1の停車位置に到着したときに、前記緊急事態の内容を利用者に選択させる選択手段と、
    を備え、前記停車位置探索手段は、前記選択手段によって選択された前記緊急事態の内容に応じて車両を停車させる第2の停車位置の探索を行うことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 請求項1において、
    前記車両位置検出手段によって検出された現在の車両位置周辺の地図を表示する地図表示手段をさらに備え、
    前記停車位置探索手段によって探索された前記第2の停車位置が複数存在する場合に、表示範囲に含まれる前記第2の停車位置を前記地図表示手段によって前記地図上に表示するとともに、前記車両位置に最も近い前記第2の停車位置までの誘導を前記誘導手段によって行うことを特徴とするナビゲーション装置。
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