JP2002340597A - ナビゲーション装置 - Google Patents

ナビゲーション装置

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JP2002340597A
JP2002340597A JP2001144408A JP2001144408A JP2002340597A JP 2002340597 A JP2002340597 A JP 2002340597A JP 2001144408 A JP2001144408 A JP 2001144408A JP 2001144408 A JP2001144408 A JP 2001144408A JP 2002340597 A JP2002340597 A JP 2002340597A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急事態が発生した際に停車場所を容易に探
すことができるナビゲーション装置を提供すること。 【解決手段】 リモコンユニット4を用いて緊急事態の
発生が通知されると、停車位置探索部32は、車両を安
全に停車させることが可能な第1の停車位置を探索す
る。車両が第1の停車位置に到達すると操作画面発生部
36は、緊急事態の内容に応じて設定されたカテゴリの
選択画面をディスプレイ装置6に表示する。一のカテゴ
リが選択されると停車位置探索部32は、選択されたカ
テゴリに対応し、車両位置周辺に存在する各種施設等の
所在地を第2の停車位置として探索する。停車位置描画
部34は、第2の停車位置の探索結果をディスプレイ装
置6に表示する。一の第2の停車位置が選択されると、
選択された第2の停車位置への走行経路が経路探索処理
部22によって探索される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の現在位置周
辺の地図を表示するナビゲーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、車載用のナビゲーション装置
は、車両の現在位置を検出してその近傍に対応する地図
データをCD、DVD等の情報記憶媒体から読み出し、
車両位置周辺の地図を画面上に表示する。また、画面上
には車両位置を示す車両位置マークが表示されており、
この車両位置マークを中心に車両の進行にしたがって近
傍の地図がスクロールされる。
【0003】また、ほとんどのナビゲーション装置に
は、所望の施設や個人宅等の所在地を検索する施設検索
機能が搭載されている。この施設検索機能では、例え
ば、施設名称や電話番号、あるいは住所等を入力した
り、施設のジャンル(コンビニエンスストア、ガソリン
スタンド等)を指定して該当する施設のリストを表示さ
せ、このリスト中から所望の施設を選択することによ
り、該当する施設の所在地を検索し、施設の所在地周辺
の地図を表示させることができる。また所望の施設を選
択してその施設に関する詳細な情報(例えば、営業内容
や営業時間等)を表示させたり、その施設の所在地を目
的地に設定して経路探索処理などを行うこともできる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のナビ
ゲーション装置における施設検索機能では、所定の条件
を満たす施設を検索したい場合には、例えば、施設検索
機能を使う旨の指示、検索対象としたい施設が含まれる
ジャンルの選択指示、検索実行指示を少なくとも行い、
検索結果として複数の施設が得られた場合にはその中か
ら一の施設を選択する、という一連の操作を行ってい
る。
【0005】ところが、車両に搭乗する利用者が体調不
良を起こした場合や、車両に何らかの故障が生じた場
合、あるいは利用者が急にトイレ休憩を取りたくなった
場合など、停車が必要な緊急事態が発生した場合を考え
ると、停車場所となり得る施設等の所在地を一刻も早く
探したいにも関わらず、上述したような一連の操作を行
って施設等を検索する必要があり、停車位置を探す際の
操作が容易ではなかった。特に、緊急事態の内容に応じ
て検索対象とする施設のジャンルを考えて選択する操作
は、緊急事態発生時の利用者にとっては非常に煩わしい
ものであった。
【0006】本発明は、このような点に鑑みて創作され
たものであり、その目的は、緊急事態が発生した際に停
車場所を容易に探すことができるナビゲーション装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、本発明のナビゲーション装置では、停車が必要
な緊急事態の発生を緊急事態受付手段によって受け付け
ており、緊急事態の発生を受け付けたときに、その時点
で車両位置検出手段によって検出された車両の現在位置
に近い停車位置を停車位置探索手段によって探索してい
る。停車が必要な緊急事態が発生した場合にはその旨を
通知することにより、車両の現在位置から近い停車位置
が探索されるので、停車場所を容易に探すことができ
る。
【0008】また、停車位置探索手段によって探索され
た停車位置に車両を誘導する誘導手段をさらに備えてお
くことが望ましい。これにより、車両を停車位置まで確
実に導くことができる。また、車両位置検出手段によっ
て検出された車両の現在位置周辺の地図を表示する地図
表示手段をさらに備えておき、停車位置探索手段によっ
て探索された停車位置が複数存在する場合には、地図表
示手段によって、地図の表示範囲に含まれる停車位置を
地図上に表示するとともに、車両の現在位置に最も近い
停車位置までの誘導を誘導手段によって行うことが望ま
しい。車両の現在位置に最も近い停車位置までの誘導を
行うことにより、車両を停車位置まで速やかに導くこと
ができる。また、複数の停車位置を地図上に表示するこ
とにより、誘導手段による誘導対象となっていない停車
位置についても把握することができる。したがって、他
の停車位置が望ましいと考える利用者は、地図上に表示
される停車位置を参照することにより、この停車位置へ
車両を移動させることができる。
【0009】また、緊急事態の内容が複数存在する場合
に、緊急事態受付手段によって緊急事態の発生を受け付
けたときに、緊急事態の内容を利用者に選択させる選択
手段をさらに備えておき、選択手段によって選択された
緊急事態の内容に応じて、停車位置探索手段により停車
位置の探索を行うことが望ましい。これにより利用者
は、自分の置かれている状況に応じて緊急事態の内容を
選択することにより、適切な停車位置を探すことができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した一実施形
態のナビゲーション装置について、図面を参照しながら
説明する。図1は、本実施形態のナビゲーション装置の
詳細構成を示す図である。図1に示すナビゲーション装
置は、ナビゲーションコントローラ1、DVD2、ディ
スク読取装置3、リモートコントロール(リモコン)ユ
ニット4、車両位置検出部5、ディスプレイ装置6を含
んで構成されている。
【0011】ナビゲーションコントローラ1は、ナビゲ
ーション装置の全体動作を制御するものである。このナ
ビゲーションコントローラ1は、CPU、ROM、RA
M等を用いて所定の動作プログラムを実行することによ
りその機能が実現される。ナビゲーションコントローラ
1の詳細構成については後述する。
【0012】DVD2は、地図表示や経路探索などに必
要な地図データが格納されている情報記憶媒体である。
また、DVD2に格納された地図データには、各種施設
に関する情報を格納した施設詳細データが含まれてい
る。具体的には、各種施設のそれぞれに対応して用意さ
れた施設詳細データには、(1)この施設の属するジャ
ンル(例えば「コンビニエンスストア」や「病院」な
ど)を表す「施設種別」、(2)その施設の名称を表す
「施設名称文字列」、(3)施設の位置情報を表す「緯
度・経度」、(4)施設の所在地を示す所定の施設マー
クを地図上に表示するために必要な画像データの格納位
置を示す「施設マークの格納位置」などの情報が含まれ
ている。
【0013】ディスク読取装置3は、1枚あるいは複数
枚のDVD2が装填可能であり、ナビゲーションコント
ローラ1の制御によっていずれかのDVD2から地図デ
ータの読み出しを行う。なお、装填されるディスクは必
ずしもDVDでなくてもよく、CDでもよい。また、D
VDとCDの双方を選択的に装填可能としてもよい。
【0014】リモコンユニット4は、上下左右の方向を
指定するジョイスティック、テンキー、各種の設定など
を確定する決定キーなど各種の操作キーを備えており、
操作内容に応じた信号をナビゲーションコントローラ1
に出力する。また本実施形態のリモコンユニット4は、
停車が必要な緊急事態が発生した場合に、停車可能な場
所(停車位置)を探索する指示を行うための専用操作キ
ーである「ヘルプキー」を備えている。このような専用
操作キーを備えておくことにより、緊急事態の発生時
に、停車位置を探索する指示を容易かつ速やかに行うこ
とができるという利点がある。
【0015】車両位置検出部5は、例えば、GPS受信
機、方位センサ、距離センサなどを備えており、所定の
タイミングで車両位置(緯度・経度)の検出を行い、検
出結果を出力する。ディスプレイ装置6は、ナビゲーシ
ョンコントローラ1から出力される画像データに基づい
て、車両位置周辺の地図画像などの各種情報などを表示
する。
【0016】次に、ナビゲーションコントローラ1の詳
細構成について説明する。図1に示すナビゲーションコ
ントローラ1は、地図バッファ10、地図読出制御部1
2、地図描画部14、VRAM16、車両位置計算部2
0、経路探索処理部22、誘導経路メモリ24、誘導経
路描画部26、入力処理部30、停車位置探索部32、
停車位置描画部34、操作画面発生部36、画像合成部
38を含んで構成されている。
【0017】地図バッファ10は、ディスク読取装置3
によってDVD2から読み出された地図データを一時的
に格納する。地図読出制御部12は、車両位置計算部2
0により算出される車両位置や入力処理部30からの要
求等に応じて、所定範囲の地図データの読み出し要求を
ディスク読取装置3に出力する。
【0018】地図描画部14は、地図バッファ10に格
納された地図データに基づいて、地図画像を表示するた
めの地図画像データを生成する。VRAM16は、地図
描画部14から出力される地図画像データを一時的に格
納する。車両位置計算部20は、車両位置検出部5から
出力される検出データに基づいて車両位置および方位を
計算するとともに、計算した車両位置が地図データの道
路上にない場合には、車両位置を修正するマップマッチ
ング処理を行う。
【0019】経路探索処理部22は、利用者によって指
定された出発地と目的地(あるいは経由地)との間、ま
たは現在の車両位置と停車位置探索部32によって探索
された停車位置との間を所定条件下で結ぶ走行経路を探
索する。例えば、距離最短、時間最短等の各種の条件下
で、コストが最小となるような走行経路(誘導経路)が
設定される。経路探索処理部22によって設定された走
行経路の内容を示す経路データは、誘導経路メモリ24
に格納される。
【0020】誘導経路描画部26は、経路探索処理部2
2によって設定されて誘導経路メモリ24に格納された
経路データの中から、その時点でVRAM16に描画さ
れた地図に含まれるものを選び出し、誘導経路を地図上
に重ねて表示するための誘導経路画像データを生成す
る。
【0021】入力処理部30は、リモコンユニット4か
ら入力される各種操作指示に対応する動作を行うための
命令をナビゲーションコントローラ1内の各部に向けて
出力する。停車位置探索部32は、リモコンユニット4
に備わったヘルプキーが押下された場合に、地図バッフ
ァ10に格納された地図データを用いて、現在の車両位
置の周辺に存在する所定の停車位置を探索する処理を行
う。
【0022】具体的には、停車位置探索部32は、停車
位置の探索処理が指示された場合に、その時点の車両位
置の近くに存在し、車両を安全に停車させることができ
る場所(例えば、パーキングエリア等)を「第1の停車
位置」として探索する。また停車位置探索部32は、緊
急事態をその内容に応じて場合分けしたいくつかのカテ
ゴリ(詳細は後述する)の中から、利用者によって選択
される一のカテゴリに属する施設等の所在地を「第2の
停車位置」として探索する。停車位置を探索する処理の
詳細については後述する。
【0023】停車位置描画部34は、停車位置探索部3
2による停車位置の探索結果を表示するための画像デー
タを生成し、VRAM16に格納する。操作画面発生部
36は、入力処理部30からの指示にしたがって、各種
の操作画面(例えば、上述した緊急事態のカテゴリを選
択する際の操作画面)を表示するための画像データを作
成する。
【0024】画像合成部38は、現在の車両位置等に対
応してVRAM16から読み出した地図画像データと、
操作画面発生部36から出力される画像データとを重ね
て画像合成を行い、合成画像データをディスプレイ装置
6に出力する。上述したリモコンユニット4、入力処理
部30が緊急事態受付手段に、車両位置検出部5、車両
位置計算部20が車両位置検出手段に、停車位置探索部
32が停車位置検索手段にそれぞれ対応している。ま
た、経路探索処理部22、誘導経路メモリ24、誘導経
路描画部26が誘導手段に、ディスプレイ装置6、地図
描画部14、VRAM16、停車位置描画部36、画像
合成部38が地図表示手段に、リモコンユニット4、デ
ィスプレイ装置6、入力処理部30、操作画面発生部3
6、画像合成部38が選択手段にそれぞれ対応してい
る。
【0025】本実施形態のナビゲーション装置はこのよ
うな構成を有しており、次にその動作について説明す
る。図2は、停車位置の探索を行う際のナビゲーション
装置の動作手順を示す流れ図である。リモコンユニット
4に備わったヘルプキーが押下されると、停車位置探索
部32は、現在の車両位置の周辺に存在し、車両を安全
に停車させることが可能な場所である第1の停車位置を
探索する(ステップ100)。
【0026】第1の停車位置が抽出されると、経路探索
処理部22は、現在の車両位置を出発地、第1の停車位
置を目的地に設定して、第1の停車位置への走行経路を
探索する(ステップ101)。第1の停車位置への走行
経路が探索されると、この走行経路が誘導経路描画部2
6によって描画されることにより、経路誘導処理が行わ
れる(ステップ102)。
【0027】次に停車位置探索部32は、車両が第1の
停車位置に到着したか否かを判定する(ステップ10
3)。具体的には、停車位置探索部32は、ステップ1
01において探索した第1の停車位置の位置情報(緯度
・経度)を記憶しておき、これと車両位置計算部20か
ら出力される車両位置とを比較することにより、ステッ
プ103の判定処理を行う。車両が第1の停車位置に到
着していない場合には、ステップ103で否定判断が行
われ、この場合には上述したステップ102に戻り、所
定の経路誘導処理が継続される。
【0028】車両が第1の停車位置に到着した場合に
は、ステップ103で肯定判断が行われ、停車位置探索
部32は、緊急事態の内容に応じて設定されたカテゴリ
の選択画面を表示するように操作画面発生部36に指示
する。指示を受けた操作画面発生部36は、カテゴリ選
択画面を生成し、表示する(ステップ104)。具体的
には、操作画面発生部36によって生成される画像デー
タが画像合成部38を介してディスプレイ装置6に出力
されることにより、ディスプレイ装置6の画面上に所定
のカテゴリ選択画面が表示される。
【0029】図3は、カテゴリ選択画面の表示例を示す
図である。図3に示すように、本実施形態では、緊急事
態の内容として「病気」、「車の故障」、「トイレ」と
いう3つのカテゴリが想定されており、これらのカテゴ
リを選択するための画面がディスプレイ装置6に表示さ
れる。また、リモコンユニット4を用いて反転表示状態
(図中ではハッチングにより表現)となっている位置を
上下に移動させることにより、所望のカテゴリを選択す
ることができるようになっている。
【0030】上述したカテゴリの「病気」は、例えば腹
痛、頭痛、あるいは車酔いなどの体調不良や怪我など利
用者の身体に何らかの異常が生じた場合を想定してお
り、このような利用者に適した停車位置を探索するため
に設定されたカテゴリである。このカテゴリ「病気」に
該当する停車位置としては、病院、医院、薬局、あるい
は休息に適した施設(例えば、コンビニエンスストア
等)の所在地が考えられる。
【0031】また、カテゴリの「車の故障」は、利用者
の車両に何らかの不具合が発生した場合を想定してお
り、このような利用者に適した停車位置を探索するため
に設定されたカテゴリである。この「車の故障」のカテ
ゴリに該当する停車位置としては、カーディーラー、自
動車整備工場、ガソリンスタンド、カー用品店などの所
在地が考えられる。
【0032】また、カテゴリの「トイレ」は、利用者が
トイレ休憩を取りたくなった場合を想定しており、この
ような利用者に適した停車位置を探索するために設定さ
れたカテゴリである。このようなカテゴリに該当する施
設としては、例えば、コンビニエンスストア、ガソリン
スタンド、各種の公共施設、高速道路等におけるサービ
スエリアなどの所在地が考えられる。
【0033】図3に示すようなカテゴリ選択画面が表示
されると、次に停車位置探索部32は、いずれか一のカ
テゴリが利用者によって選択されたか否かを判定する
(ステップ105)。いずれかのカテゴリも選択されな
い間は否定判断が行われ、ステップ105の判定処理が
繰り返される。
【0034】一のカテゴリが選択されると、ステップ1
05で肯定判断が行われ、停車位置探索部32は、選択
されたカテゴリに対応する停車位置(第2の停車位置)
を探索する(ステップ106)。例えば、カテゴリとし
て「トイレ」が選択された場合であれば、停車位置探索
部32は、第2の停車位置として、「トイレ」のカテゴ
リに対応する施設等の所在地を所定範囲内(例えば、車
両位置から半径5km以内等)で検索する。
【0035】停車位置探索部32によって所定のカテゴ
リに対応する第2の停車位置が探索されると、停車位置
描画部34は、第2の停車位置の探索結果を表示する
(ステップ107)。具体的には、停車位置描画部34
は、停車位置探索部32による探索検索結果に基づい
て、各種施設等の所在地を示す施設マークを表示するた
めの画像データを生成し、VRAM16に格納する。V
RAM16に格納された画像データが画像合成部38を
介してディスプレイ装置6に出力されることにより、デ
ィスプレイ装置6の画面上に、施設マークが上書きされ
た地図画像が表示される。
【0036】図4は、第2の停車位置の探索結果の表示
例を示す図である。「トイレ」のカテゴリに属する停車
位置の探索結果の表示例が示されている。図4に示すよ
うに、車両位置マークGにより現在の車両位置が示され
ており、この車両位置の周辺に存在する複数の施設の所
在地が各施設マーク100a〜100dによって示され
ている。
【0037】具体的には、施設マーク100aがガソリ
ンスタンドに、施設マーク100b、100c、100
dがコンビニエンスストアにそれぞれ対応している。こ
れらの施設マークは、各施設の内容に応じた図柄を用い
て表示されており、この施設マークを見ることにより各
施設の内容(フランチャイズ名等)を把握し、所望の施
設を選択することができるようになっている。また、こ
れらの施設マーク100a〜100dは、所定の強調表
示処理(例えば、点滅処理など)が行われて表示されて
おり、利用者が選択したカテゴリに対応する第2の停車
位置の探索結果であることが認識できるようになってい
る。
【0038】第2の停車位置の探索結果が表示される
と、停車位置探索部32は、利用者によりいずれか一の
第2の停車位置が選択されたか否かを判定する(ステッ
プ108)。第2の停車位置が選択されない間は否定判
断が行われ、ステップ108の判定処理が繰り返され
る。
【0039】いずれか一の第2の停車位置が選択される
と、ステップ108で肯定判断が行われ、停車位置探索
部32は、利用者によって選択された第2の停車位置を
目的地に設定した経路探索処理を行うように経路探索処
理部22に依頼する。依頼を受けた経路探索処理部22
は、第2の停車位置の座標情報(緯度・経度)を停車位
置探索部32から取得し、車両位置計算部20から取得
した現在の車両位置を出発地、第2の停車位置を目的地
として設定し、第2の停車位置への走行経路を探索する
処理を行う(ステップ109)。なお、この場合には経
路探索時の探索条件を「時間最短」に設定することが好
ましい。
【0040】経路探索処理部22によって走行経路が探
索され、経路データが誘導経路メモリ24に格納される
と、この経路データに基づいて誘導経路描画部26によ
り、地図画像上に走行経路が描画され、所定の経路誘導
処理が行われる(ステップ110)。
【0041】このように、本実施形態のナビゲーション
装置では、リモコンユニット4に備わった所定のヘルプ
キーが押下されて緊急事態の発生が通知された際に、現
在の車両位置から近い停車位置が探索されるので、利用
者は必要な停車場所を容易に探すことができる。また、
停車位置への走行経路を探索し、抽出された走行経路に
沿って経路誘導処理を行っているので、車両を停車位置
まで確実に導くことができる。特に、緊急事態の発生を
受け付けたときに、緊急事態の内容に応じたカテゴリを
利用者に選択させ、利用者により選択されたカテゴリに
対応する停車位置を探索しているので、利用者の置かれ
ている状況に応じた適切な停車位置を提供することがで
きるという利点がある。
【0042】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変
形実施が可能である。例えば、上述した実施形態におい
ては、緊急事態の内容に応じたカテゴリが選択された後
には、選択されたカテゴリに対応する第2の停車位置を
複数抽出し、利用者に一の停車位置を選択させていた
が、第2の停車位置が自動的に選択されるようにしても
よい。この場合には、例えば、車両位置から最も近い距
離にある停車位置、あるいは最短の走行時間で到達でき
る停車位置を自動的に選択すればよい。
【0043】また、緊急事態の内容に応じたカテゴリを
利用者が選択する操作を省略するようにしてもよい。こ
の場合には、上述した3つのカテゴリに対応する停車位
置を全て探索して探索結果を地図画像上に表示し、所望
の停車位置を利用者に選択させるようにすればよい。
【0044】また上述した実施形態では、初めに、車両
を安全に停車させることができる第1の停車位置を探索
し、この第1の停車位置まで車両を誘導した後に、第2
の停車位置を探索していたが、第1の停車位置を探索す
る処理を省略することもできる。この場合には、上述し
た図2におけるステップ100〜104の処理を省略す
ればよい。
【0045】また、第1の停車位置や第2の停車位置へ
の走行経路を案内する経路誘導処理を省略し、停車位置
を地図画像上に表示する処理のみを行うようにして、処
理の簡略化を図ってもよい。また、上述した実施形態で
は、緊急事態の内容を「病気」、「車の故障」、「トイ
レ」の3つのカテゴリに分類していたが、カテゴリの分
類方法はこれに限定されるものではなく、他の方法で分
類してもよい。
【0046】上述した実施形態では、車両位置周辺の地
図画像上において各施設の所在地に所定の施設マークを
配置することによって、所定のカテゴリに属する停車位
置(第2の停車位置)の探索結果を表示していたが、停
車位置の探索結果をリスト形式で表示してもよい。この
場合には、例えば、車両位置から近い停車位置から順番
に、施設等の名称や車両位置を基準とした相対距離、方
向などをリスト化して表示すればよい。
【0047】上述した実施形態では、リモコンユニット
4に所定のヘルプキーを備えておき、このヘルプキーが
押下された場合に停車位置の探索処理を行っていたが、
このヘルプキーの代わりとなる操作ボタンを画面上に表
示しておき、リモコンユニット4等を用いてこの画面上
の操作ボタンが押下された場合に、停車位置の探索処理
を開始するようにしてもよい。この場合には、停車位置
の探索処理を指示するための専用操作キーをリモコンユ
ニット4に備える必要がなく、コストを低減することが
できるという利点がある。
【0048】また、ナビゲーション装置に音声認識機能
が搭載されている場合には、ヘルプキーを押下する代わ
りに利用者の音声により操作指示を行うようにして、一
層の操作性向上を図ってもよい。
【0049】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、停車
が必要な緊急事態の発生を受け付けた場合に車両の現在
位置から近い停車位置が探索されるので、必要な停車場
所を容易に探すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態のナビゲーション装置の詳細構成を
示す図である。
【図2】停車位置の探索を行う際のナビゲーション装置
の動作手順を示す流れ図である。
【図3】カテゴリ選択画面の表示例を示す図である。
【図4】第2の停車位置の探索結果の表示例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 ナビゲーションコントローラ 2 DVD 4 リモートコントロール(リモコン)ユニット 5 車両位置検出部 6 ディスプレイ装置 10 地図バッファ 14 地図描画部 16 VRAM 20 車両位置計算部 22 経路探索処理部 24 誘導経路メモリ 26 誘導経路描画部 30 入力処理部 32 停車位置探索部 34 停車位置描画部 36 操作画面発生部 38 画像合成部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 停車が必要な緊急事態の発生を受け付け
    る緊急事態受付手段と、 現在の車両位置を検出する車両位置検出手段と、 前記緊急事態受付手段によって前記緊急事態の発生を受
    け付けたときに、その時点で前記車両位置検出手段によ
    って検出された現在の車両位置に近い停車位置を探索す
    る停車位置探索手段と、 を備えることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記停車位置探索手段によって探索された前記停車位置
    に車両を誘導する誘導手段をさらに備えることを特徴と
    するナビゲーション装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記車両位置検出手段によって検出された現在の車両位
    置周辺の地図を表示する地図表示手段をさらに備え、 前記停車位置探索手段によって探索された前記停車位置
    が複数存在する場合に、表示範囲に含まれる前記停車位
    置を前記地図表示手段によって前記地図上に表示すると
    ともに、前記車両位置に最も近い前記停車位置までの誘
    導を前記誘導手段によって行うことを特徴とするナビゲ
    ーション装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 前記緊急事態の内容が複数存在する場合であって、前記
    緊急事態受付手段によって前記緊急事態の発生を受け付
    けたときに、前記緊急事態の内容を利用者に選択させる
    選択手段をさらに備え、 前記停車位置探索手段は、前記選択手段によって選択さ
    れた前記緊急事態の内容に応じて前記停車位置の探索を
    行うことを特徴とするナビゲーション装置。
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