JP4308679B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通信機を介して情報センタと接続し情報を取得するナビゲーション装置に関し、特に検索ワードを入力するとナビゲーション装置及び情報センタのそれぞれの施設データベースから検索ワードに合致する施設を抽出するナビゲーション装置に関する。
車載用ナビゲーション装置は、地図データを記録したDVD(Digital Versatile Disk)又はハードディスク等の地図データ記憶装置と、液晶パネル等の表示装置と、ジャイロ、GPS(Global Positioning System )受信機及び車速センサ等の車両の現在位置及び車両の向きを検出する車両位置検出装置とを有している。そして、車両の現在位置を含む地図データを地図データ記憶装置から読み出し、該地図データに基づいて車両の現在位置の周囲の地図画像を描画して表示装置に表示すると共に、車両位置マーク(ロケーション)を地図画像に重ね合わせて表示し、車両の移動に応じて地図画像をスクロールしたり、地図画像を画面に固定し車両位置マークを移動させたりして、車両が現在どこを走行しているのかを一目でわかるようにしている。
また、通常、車載用ナビゲーション装置には、ユーザが所望の目的地に向けて道路を間違うことなく容易に走行できるようにした経路誘導機能が搭載されている。この経路誘導機能によれば、地図データを用いて出発地から目的地までを結ぶ最もコストが低い経路を横型探索法又はダイクストラ法等のシミュレーション計算を行って自動探索し、その探索した経路を誘導経路として記憶しておき、走行中、地図上に誘導経路を他の道路とは色を変えて太く描画して表示したり、車両が誘導経路上の右折又は左折すべき交差点に近づいたときに、地図上の交差点に進路を示す矢印を描画することで、ユーザを目的地まで案内する。
なお、コストとは、距離を基に、道路幅員、道路種別(一般道か高速道かなど)、右折及び左折等に応じた定数を乗じた値や車両の走行予測時間などであり、誘導経路としての適正の程度を数値化したものである。距離が同一の2つの経路があったとしても、ユーザが例えば有料道路を使用するか否か、距離を優先するか時間を優先するかなどを指定することによりコストは異なったものとなる。
更に、車載用ナビゲーション装置では、多数の施設の位置(緯度・経度)、名称、ジャンル(例えば、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド及び飲食店等の種別)、住所及び電話番号等の情報により構成される施設データベースを備えたものもある。施設データベースは、通常、地図データとともにDVD又はハードディスクに記憶されている。また、通信機と接続して車両外部の情報センタから交通情報や最新の施設情報等を取得する車載用ナビゲーション装置も実用化されている。
このような車載用ナビゲーション装置では、例えばユーザが入力した文字列を検索ワードとして施設データベースを検索し、その結果抽出された施設の名称がリスト形式で表示装置に表示される。ユーザは、リストに表示された施設の中から所望の施設を選択して目的地に設定したり、位置を確認したり、電話番号を表示することができる。
特開2002−286472号公報(特許文献1)には、通信機を介して車両外部から最新の施設データベースを取得してメモリに記憶しておき、同一施設の情報がDVD及びメモリの双方に記憶されている場合にはメモリに記憶されている情報を表示するナビゲーション装置が記載されている。
また、特開2000−111356号公報(特許文献2)には、車両用ナビゲーション装置の施設データベースに、施設の正式名称の読みを登録するとともに、間違えやすい読みを登録しておくことが記載されている。この場合に、検索により同一の施設が重複して抽出されることが考えられるが、特開2000−111356号公報では位置(緯度・経度)が同じ場合には同じ施設として、重複する表示を防止している。
特開2002−286472号公報 特開2000−111356号公報
ところで、同じ施設でも施設データベースによって登録されている名称や位置が若干異なることがある。このため、従来のナビゲーション装置では、抽出された施設が同一の施設であるにもかかわらず異なる施設としてリストに重複して表示されることがある。例えば、「あるぱいん」という文字列を検索ワードとして施設を検索したときに、車載用ナビゲーション装置の施設データベースからは「アルパイン(株)」、「アルパイン技研(株)」及び「アルパイン情報システム(株)」が抽出され、情報センタの施設データベースから「アルパイン株式会社」、「アルパイン技研株式会社」及び「アルパイン情報システム株式会社」が抽出されたとする。
この場合、従来の車載用ナビゲーション装置では、「アルパイン(株)」と「アルパイン株式会社」とをそれぞれ別の施設であると判定してしまう。また、これと同様に、「アルパイン技研(株)」と「アルパイン技研株式会社」とを別の施設と判定し、「アルパイン情報システム(株)」と「アルパイン情報システム株式会社」とを別の施設であると判定してしまう。このため、検索結果として、車載用ナビゲーション装置の表示装置には図1に示すようなリストが表示される。即ち、本来は3つの施設しかないのに、6つの施設があるように誤解させてしまう。
なお、前述の特開2000−111356号公報では、1つの施設データベース内で1つの施設に対し複数の読みを登録しておくので、これらの読みに対応する施設の位置(緯度・経度)は当然同じである。しかし、複数の施設データベースを使用する場合は、データベース毎に登録されている施設の名称及び位置が完全一致していないことがあり、そのため特開2000−111356号公報に記載された車両用ナビゲーション装置でも、同一の施設を重複して表示することが考えられる。
以上から、本発明の目的は、複数の施設データベースから抽出された施設のうち同一の施設が有るか否かを判定し、重複する施設の情報の表示を回避するナビゲーション装置を提供することである。
本発明のナビゲーション装置は、複数の施設の情報により構成される施設データベースと、情報センタとの間で通信を行う通信装置と、ユーザにより文字が入力される文字入力部と、文字の表示が可能な表示部と、前記施設データベース、前記通信装置、前記文字入力部及び前記表示部を制御する制御部を有し、前記制御部は、前記文字入力部から入力された文字列を含む名称の施設を前記施設データベースから検索して前記文字列に対応する施設の情報を抽出するとともに、前記文字列を前記通信装置を介して前記情報センタに送信し、前記情報センタから前記文字列に対応する施設の情報が送られてくると、前記情報センタから送られてきた施設の位置と前記施設データベースから抽出した施設の位置とを比較して、その位置の差が所定の範囲内であるときには同一の施設と判定し、前記情報センタから送られてきた施設の情報と前記施設データベースから抽出した施設の情報とのいずれか一方の情報のみを前記表示部に表示することを特徴とする。
情報センタから送られてきた施設の位置と施設データベースから抽出した施設の位置とを比較して同一の施設か否かを判定さらに情報センタから送られてきた施設の電話番号と施設データベースから抽出した施設の電話番号とを比較して同一の施設か否かを判定してもよい。
車載用ナビゲーション装置やその他のナビゲーション装置において、複数のデータベースを使用して施設を検索する場合に、重複する施設の表示を回避することができて、検索結果の信頼性が向上する。
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照して説明する。
図2は、本発明の実施形態に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。なお、本実施形態は、本発明を車載用ナビゲーション装置に適用した例について説明している。
2は地図データを記憶したDVDである。DVD2に記憶されている地図データは、1/12500 、1/25000 、1/50000 及び1/100000等の縮尺レベルに応じて適当な大きさの経度幅及び緯度幅に区切られており、道路等は緯度及び経度で表現された頂点(ノード)の座標集合として記録されている。道路は2以上のノードの連結からなり、2つのノードを連結した部分はリンクといわれる。
また、DVD2には、図3の模式図に示すように地図データ2aの他にも、多数の施設の位置(緯度・経度)、名称、ジャンル(例えば、コンビニエンスストア、ガソリンスタンド及び飲食店等の種別)、住所及び電話番号等の情報により構成される施設データベース2bが記憶されている。
3は後述するナビゲーション装置本体10を操作するための種々の操作ボタン等が設けられた操作部である。本実施形態の車載用ナビゲーション装置では、操作部3に後述する表示装置7の前面に配置されたタッチパネルが含まれている。ユーザが指でタッチパネルに触れると、指の接触位置に応じた信号がナビゲーション装置本体10に出力される。4は携帯電話等の通信装置である。本実施形態のナビゲーション装置1は、通信装置4を介して後述する情報センタと接続して、種々の情報を取得する。
5はGPS衛星から送られてくるGPS信号を受信して車両の現在位置の緯度及び経度を検出するGPS受信機である。6は自立航法センサであり、この自立航法センサ6は、車両回転角度を検出するジャイロ等の角度センサ6aと、一定の走行距離毎にパルスを発生する走行距離センサ6bとにより構成されている。
7は液晶パネル等の表示装置である。ナビゲーション装置本体10は、この表示装置7に車両の現在位置の周囲の地図を表示したり、出発地から目的地までの誘導経路や車両位置マーク及びその他の案内情報を表示する。9は音声によりユーザに案内情報を提供するためのスピーカーである。
ナビゲーション装置本体10は以下のものから構成されている。
11はDVD2からデータを読み出すDVDコントローラであり、12はDVD2から読み出した地図データを一時的に記憶するバッファメモリである。13は操作部3と接続されるインターフェース、14は通信装置4と接続されるインターフェース、15はGPS受信機5と接続されるインターフェース、16は自立航法センサ6と接続されるインターフェースである。
17はマイクロコンピュータにより構成される制御部である。制御部17は、インターフェース15,16から入力される信号を基に車両の現在位置を検出したり、DVD2から車両の現在位置周辺の地図データをバッファメモリ12に読み出したり、バッファメモリ12に読み出した地図データを用いて設定された探索条件で出発地から目的地までの誘導経路を探索するなど、種々の処理を実行する。17aは制御部17内に設けられて施設検索時に検索結果を一時的に記憶するメモリである。
19はバッファメモリ12に読み出された地図データを用いて地図画像を描画する地図描画部である。
21は動作状況に応じた各種メニュー画面(操作画面)や車両位置マーク及びカーソル等の各種マークを描画する操作画面・マーク描画部である。
22は制御部17で探索した誘導経路を記憶する誘導経路記憶部、23は誘導経路を描画する誘導経路描画部である。誘導経路記憶部22には、制御部17によって探索された誘導経路の全ノードが出発地から目的地まで記憶される。誘導経路描画部23は、誘導経路記憶部22から誘導経路情報(ノード列)を読み出して、他の道路とは異なる色及び太さで描画する。
24は音声出力部であり、制御部17からの信号に基づいて音声信号をスピーカー9に供給する。25は画像合成部であり、地図描画部19で描画された地図画像に、操作画面・マーク描画部21で描画した各種マークや操作画面、誘導経路描画部23で描画した誘導経路などを重ね合わせて表示装置7に出力する。
このように構成された車載用ナビゲーション装置1において、制御部17は、GPS受信機5で受信したGPS信号と、自立航法センサ6から入力した信号とから車両の現在位置及び車両の向きを検出する。そして、DVD2から車両の現在位置の周囲の地図データを読み出してバッファメモリ12に格納する。地図描画部19は、バッファメモリ12に読み出された地図データに基づいて地図画像を生成し、表示装置7に車両の現在位置の周囲の地図画像を表示するとともに、地図画像上に車両の現在位置を示す車両位置マークを表示する。その後、制御部17は、車両の移動に伴って地図画像上の車両位置マークを移動させたり、地図画像をスクロールする。
また、ユーザが操作部3を操作して目的地を設定すると、制御部17は車両の現在位置を出発地とし、予め設定された条件で出発地から目的地までの誘導経路を探索し、探索により得られた誘導経路を誘導経路記憶部22に記憶する。そして、制御部17は、車両の走行に伴って適宜案内情報を出力し、車両を目的地まで誘導経路に沿って走行するように案内する。
図4は、本実施形態の車載用ナビゲーション装置1と通信接続する情報センタ30の構成を示す模式図である。
情報センタ30には、全国の施設データが記憶された施設データベース32と、車載用ナビゲーション装置1から検索ワードを受信して、施設データベース32から名称に検索ワードを含む施設を抽出する情報検索部33とを有している。施設データベース32は、多数の施設の位置(緯度・経度)、名称、ジャンル、住所及び電話番号等の情報により構成されている。この施設データベース32のデータは、適宜最新のものに更新される。
なお、情報センタ30から車載用ナビゲーション装置1には施設情報以外にも種々の情報が提供されるが、ここではそれらの情報の説明を省略する。
以下、本実施形態の車載用ナビゲーション装置において、施設名から施設を検索するときの動作について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。施設の検索は種々の場面で使用されるが、ここでは目的地となる施設を検索する場合について説明する。
まず、ステップS11において、施設名検索モードに設定する。例えば、表示装置7に通常動作時の画面(車両の現在位置の地図画像)が表示されているときにユーザがタッチパネルに指を触れると、表示装置7にメインメニュー(図示せず)が表示される。このメインメニューで「目的地を設定する」を選択すると、図6に示す目的地設定画面が表示される。この図6において、41は目的地をどのように探すかを指定するためのキー群であり、42は1つ前の画面(ここではメインメニュー)に戻るためのキーである。
この図6に示す目的地設定画面で「施設名から探す」を選択すると、施設名検索モードとなり、図7に示す施設名入力画面が表示される。この図7において、43はかな文字、長音符号及びスペースを入力するためのキー群であり、44は入力した文字や記号を表示する入力表示窓である。45は入力した文字を小文字にするときに押す「小文字」キーであり、46は入力した文字を削除するときに押す「削除」キーである。47は入力した文字を全てクリアするときに押す「クリア」キーであり、48は入力した文字列を検索ワードとして施設検索を開始するときに押す「検索」キーである。
次に、ステップS12に移行し、ユーザが、画面に表示されているキーを使用して検索ワードとなる施設名を入力する。ここでは、検索ワードとなる施設名として、「あるぱいん」と入力したものとする。検索ワードを入力した後に「検索」キー48を押すと、ステップS13に移行する。
ステップS13において、制御部17は通信装置4を介して情報センタ30に検索ワードを送信する。その後、ステップS14に移行し、制御部18はDVD2内の施設データベース2bを用いて名称に検索ワードを含む施設を検索する。そして、ステップS15に移行し、抽出された施設の情報(位置、名称、ジャンル、住所及び電話番号等)をメモリ17aに記憶しておく。ここでは、検索ワード「あるぱいん」に対し、「アルパイン(株)」、「アルパイン技研(株)」及び「アルパイン情報システム(株)」が抽出されたものとする。
一方、情報センタ30は、ステップS31でナビゲーション装置1から検索ワードを受信すると、ステップS32に移行して、施設データベース32から名称に検索ワードを含む施設を検索する。そして、ステップS33で名称に検索ワードを含む施設が抽出されると、ステップS34に移行して、抽出された施設の情報(位置、名称、ジャンル、住所及び電話番号等)をナビゲーション装置1に送信する。ここでは、情報センタ30で、検索ワード「あるぱいん」に対し、「アルパイン株式会社」、「アルパイン技研株式会社」及び「アルパイン情報システム株式会社」が抽出されたものとする。
車載用ナビゲーション装置1の制御部17は、ステップS16で情報センタ30から検索結果を受信すると、ステップS17に移行し、情報センタ30で抽出された施設の情報をメモリ17aに記憶する。
次に、ステップS18に移行し、制御部17はDVD2の施設データベース2bで検索した検索結果(ナビゲーション装置内での検索結果)と情報センタ30の施設データベース32で検索した検索結果(情報センタでの検索結果)とを照合する。すなわち、制御部17は、DVD2の施設データベース2bから抽出された施設の位置と情報センタ30の施設データベース32から抽出された施設の位置との差を演算する。そして、その演算結果に基づき、ステップS19に移行して同一施設があるか否かを判定する。DVD2の施設データベース2bから抽出された施設の位置と情報センタ30の施設データベース32から抽出された施設の位置との差が所定の範囲内(例えば50m以内)のときは同一の施設と判定する。
ステップS19で同一の施設があると判定した場合(YESの場合)はステップS20に移行し、重複している施設の情報のうちDVD2の施設データベース2bから抽出された施設の情報を削除する。その後、ステップS21に移行する。
一方、ステップS19において、同一施設がないと判定した場合(NOの場合)は、ステップS19からステップS21に直接移行する。
ステップS21において、制御部17は、メモリ17aに保存されている施設の情報に基づき、図8に示すように、施設名を昇順又は降順に並べたリストを生成して表示装置7に表示する。この例では、「アルパイン(株)」が「アルパイン株式会社」と同じ施設と判定され、「アルパイン技研(株)」が「アルパイン技研株式会社」と同じ施設と判定され、「アルパイン情報システム(株)」が「アルパイン情報システム株式会社」と同じと判定され、その結果「アルパイン株式会社」、「アルパイン技研株式会社」及び「アルパイン情報システム株式会社」の3つの施設の名称が表示装置7に表示される。
その後、図8に示す検索結果のリストでユーザが例えば「アルパイン株式会社」を選択すると、制御部17は、メモリ17aから「アルパイン株式会社」の位置情報(緯度・経度)を読み出して目的地に設定し、車両の現在位置から目的地までの誘導経路を探索する。そして、車両が目的地まで誘導経路に沿って走行するように、適宜表示装置7に案内情報を表示したり、音声による案内情報の提供を行う。
上述の如く、本実施形態の車載用ナビゲーション装置は、DVD2の施設データベース2bから抽出された施設の位置と情報センタ30の施設データベース32から抽出された施設の位置との差が所定の範囲内にあるときには同一の施設と判定し、DVD2の施設データベース2bから抽出された施設の情報をメモリ17aから削除する。これにより、検索結果を表示装置に表示するときに重複する施設を表示することが回避され、検索結果の信頼性が向上する。
また、本実施形態では、DVD2の施設データベース2bから抽出された施設と情報センタ30の施設データベース32から抽出された施設とが重複する場合に、情報センタ30の施設データベース32から抽出された施設の情報をユーザに提供する。これは、情報センタ30の施設データベース32に記憶されている情報のほうがDVD2の施設データベースに記憶されている情報よりも新しいためである。なお、情報センタ30の施設データベース32に例えば駐車場の情報として利用状況を示す満車/空車情報を加えておくことにより、ユーザが駐車場を検索したときにはリアルタイムの駐車場の満車/空車情報をユーザに提供することができる。
(変形例)
図9は変形例の車載用ナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。図9において、図5と同じステップには同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。また、変形例においても、車載用ナビゲーション装置及び情報センタの基本的な構成は上記実施形態と同様であるので、図2〜図4を参照して説明する。
この変形例では、ステップS191において、DVD2の施設データベース2bから抽出された施設と、情報センタ30の施設データベース32から抽出された施設との電話番号を比較して、同一の施設か否かを判定する。ここでは、「アルパイン(株)」の電話番号が「アルパイン株式会社」の電話番号と同じであり、「アルパイン技研(株)」の電話番号と「アルパイン技研株式会社」の電話番号とが同じであり、「アルパイン情報システム(株)」の電話番号が「アルパイン情報システム株式会社」の電話番号と同じであるとする。
この場合、制御部17は、DVD2の施設データベース2bから抽出された施設の情報をメモリ17aから削除する。その結果、上記実施形態と同様に、表示装置7には情報センタ30の施設データベース32から抽出された「アルパイン株式会社」、「アルパイン技研株式会社」及び「アルパイン情報システム株式会社」の3つの施設名が表示される(図8参照」。
変形例においては、同一敷地内に名称の一部が同じ複数の施設がある場合であっても、電話番号が異なる場合にはこれらの施設を異なる施設と判定する。これにより、同一敷地内に名称が異なる複数の施設がある場合に、これらの施設の名称がすべて表示される。
上述した実施形態及びその変形例においては、本発明を車載用ナビゲーション装置に適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、ノート型パーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistance)をナビゲーション装置として利用するときにも適用できる。
図1は、従来のナビゲーション装置の問題点を示す図(画面表示例)である。 図2は、本発明の実施形態に係るナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。 図3は、DVDに記憶された地図データ及び施設データベースを示す模式図である。 図4は、実施形態の車載用ナビゲーション装置と通信接続する情報センタの構成を示す模式図である。 図5は、施設名から施設を検索するときの動作を示すフローチャートである。 図6は、目的地設定画面を示す図(画面表示例)である。 図7は、施設名入力画面を示す図(画面表示例)である。 図8は、画面に表示された施設名のリストの例を示す図である。 図9は、変形例の車載用ナビゲーション装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1…車載用ナビゲーション装置、
2…DVD、
2a…地図データ、
2b,32…施設データベース、
3…操作部、
4…通信装置、
5…GPS受信機、
6…自立航法センサ、
7…表示装置、
10…ナビゲーション装置本体、
11…DVDコントローラ、
12…バッファメモリ、
17…制御部、
17a…メモリ、
19…地図描画部、
21…操作画面・マーク描画部、
22…誘導経路記憶部、
23…誘導経路描画部、
24…音声出力部、
25…画像合成部、
30…情報センタ、
33…情報検索部。

Claims (3)

  1. 複数の施設の情報により構成される施設データベースと、
    情報センタとの間で通信を行う通信装置と、
    ユーザにより文字が入力される文字入力部と、
    文字の表示が可能な表示部と、
    前記施設データベース、前記通信装置、前記文字入力部及び前記表示部を制御する制御部とを有し、
    前記制御部は、前記文字入力部から入力された文字列を含む名称の施設を前記施設データベースから検索して前記文字列に対応する施設の情報を抽出するとともに、前記文字列を前記通信装置を介して前記情報センタに送信し、前記情報センタから前記文字列に対応する施設の情報が送られてくると、前記情報センタから送られてきた施設の位置と前記施設データベースから抽出した施設の位置とを比較して、その位置の差が所定の範囲内であるときには同一の施設と判定し、前記情報センタから送られてきた施設の情報と前記施設データベースから抽出した施設の情報とのいずれか一方の情報のみを前記表示部に表示する
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記制御部は、さらに前記情報センタから送られてきた施設の電話番号と前記施設データベースから抽出した施設の電話番号とが同じときは同一の施設と判定することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 更に、現在位置を検出する現在位置検出部と、地図データを記憶する地図データ記憶部とを有し、車両に搭載されることを特徴とする請求項1又は2に記載のナビゲーション装置。
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