JP3702935B2 - ナビゲーション装置及び記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、目的地などの地点入力に基づき目的地までの案内を行うナビゲーション装置及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
図14は50音入力パレットの従来例を示す図である。
ナビゲーションシステムにおいて、例えば経路探索を行う場合に出発地や目的地、通過地点などを入力したり、また、使用頻度の高い地点を予め登録したり、地点や施設などを検索したりする場合に、その名称などの入力モードとして50音入力がある。この50音入力では、図14に示すような10行5列の50音の全仮名文字からなる入力パレットを画面に表示し、ジョイスティックを上下左右斜めに操作して画面上のカーソルを移動させ仮名を順に選択したり、タッチ入力で希望の文字を選択して名称などを入力している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の50音入力では、ジョイスティックを前後左右斜めに倒すことによりカーソルを1文字ずつ移動させていたため、例えばあ行にあるカーソルをら行に移動させるとき等、文字が離れている場合に時間がかかってしまい、ストレスを感じやすい。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の課題を解決するものであって、スクロール操作および選択入力を簡便、迅速に行えるようにするものである。
【0005】
そのために本発明は、目的地などの地点入力に基づき目的地までの案内を行うナビゲーション装置において、入力操作を行うための入力手段と、入力画面や案内画面を表示する表示手段と、前記入力手段の操作に応じて前記表示手段の画面を制御し入力処理を行う制御手段とを備え、前記入力手段は、画面のスクロール及び選択操作を行い、前記制御手段は、前記表示手段の画面をスクロールするとき、前記入力手段の操作の速度や量に応じ通常スクロールと通常スクロールを間引きしたジャンプスクロールとの切り換えを行うことを特徴とするものである。
【0006】
さらに、前記制御手段は、50音入力パレットの文字スクロールの場合、ジャンプスクロールにより前記表示手段の画面に入力できる文字を一定のブロック単位で間引きして表示することを特徴とし、検索リストのスクロールの場合、ジャンプスクロールにより前記表示手段の画面に表示した項目数ごとに切り換えて表示することを特徴とし、地図の縮小、拡大操作の場合、通常スクロールにより前記表示手段の画面の地図を地図データの縮尺の切り換えにより表示し、ジャンプスクロールにより前記表示手段の画面の地図を縮尺の違う地図データの切り換えにより表示することを特徴とし、また、前記入力手段の操作の速度や速度に応じ通常スクロールの速度を変化させると共に、前記操作の速度や量が所定値を越えるとジャンプスクロールに切り換えることを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明に係るナビゲーション装置の実施の形態を示す図であり、経路案内に関する情報を入出力する入出力装置1、自車両の現在位置に関する情報を検出する現在位置検出装置2、経路の算出に必要なナビゲーション用データおよび案内に必要な表示案内データ等が記憶されている情報記憶装置3、経路探索処理や経路案内に必要な表示案内処理を行うと共にシステム全体の制御を行う中央処理装置4から構成したものである。まず、それぞれの構成について説明する。
【0008】
なお、以下では、地図を表示画面に表示し、目的地等を入力し、現在位置から目的地までの経路を算出し、算出された経路を地図上に重畳して目的地まで経路誘導を行うナビゲーション装置について説明するが、本発明は、このようなナビゲーション装置に限定されるものではなく、目的地までの経路を算出せずに地図上に現在位置と目的地及び目的地までの方向を表示するだけの所謂ロケーションタイプのものや、地図や経路を表示せずに曲がるべき交差点において進行方向矢印を表示するだけのタイプ等、さまざまなナビゲーション装置にも適用されることはいうまでもない。
【0009】
入出力装置1は、目的地を入力したり、運転者が必要な時に案内情報を音声および/または画面により出力できるように、運転者の意志によりナビゲーション処理を中央処理装置4に指示すると共に、処理後のデータなどをプリント出力する機能を備えている。その機能を実現するための手段として、入力部には、目的地を電話番号や地図上の座標などにて入力したり、経路案内をリクエストしたりするジョグダイヤル11を有する。ジョグダイヤル11は、ダイヤルと中心部にエンターキーとを有し、回転操作することにより、画面中のカーソルや強調表示した選択位置を移動させ、エンター操作する(押す)ことにより、選択位置を決定するものであり、単独であるいは有線又は光等を用いた無線のリモコンとして他のキースイッチと組み合わせて使用してもよい。勿論、入力部として、ジョイスティックや平面をスライドするスライドバーやスライドパット、あるいはタッチスイッチ等の入力装置を用いてもよい。また、出力部には、入力データを画面表示したり、運転者のリクエストに応じ自動的に経路案内を画面で表示するディスプレイ12、中央処理装置4で処理したデータや情報記憶装置3に格納されたデータをプリント出力するプリンタ13および経路案内を音声で出力するスピーカ16などを備えている。
【0010】
ここで、音声入力を可能にするための音声認識装置やICカードや磁気カードに記録されたデータを読み取るための記録カード読み取り装置を付加することもできる。また、ナビゲーションに必要なデータを蓄積し、運転者の要求により通信回線を介して提供される情報センターや、予め地図データや目的地データなどの運転者固有のデータが記憶されている電子手帳などの情報源との間でデータのやりとりを行うためのデータ通信装置を付加することもできる。
【0011】
ディスプレイ12は、カラーCRTやカラー液晶表示器により構成されており、中央処理装置4が処理する地図データや案内データに基づく経路設定画面、区間図画面、交差点図画面などナビゲーションに必要なすべての画面をカラー表示出力すると共に、本画面に経路案内の設定および経路案内中の案内や画面の切り換え操作を行うためのパレットが表示される。特に、通過交差点名などの通過交差点情報は、随時、区間図画面にポップアップでカラー表示される。
【0012】
このディスプレイ12は、運転席近傍のインストルメントパネル内に設けられており、運転者は区間図を見ることにより自車両の現在位置を確認し、またこれからの経路についての情報を得ることができる。また、ディスプレイ12に機能パレットの表示に対応してタッチスイッチが設けられる場合には、パレットをタッチすることにより入力される信号に基づいて上記の操作が実行されるように構成される。このパレットとタッチスイッチなどから構成される入力信号発生手段は入力部を構成するものであるが、ここではその詳細な説明を省略する。
【0013】
現在位置検出装置2は、車両の現在位置に関する情報を検出、或いは受信する装置であり、地磁気センサなどで構成される絶対方位センサ24、ステアリングセンサ、ジャイロなどで構成される相対方位センサ25、車輪の回転数から走行距離を検出する距離センサ26、衛星航法システム(GPS)を利用したGPS受信装置21及び通信装置を備えている。前記通信装置は、交通情報取得手段であるVICS(道路交通情報システム;Vehicle Information & Communication Sistem)受信装置22及びデータ送受信装置23から構成され、VICSは、道路交通情報をリアルタイムでFM多重(文字放送)、電波ビーコン、光ビーコンによって車両に伝送するもので、FM多重は広いエリアにわたり粗い情報を伝送し、電波ビーコン及び光ビーコンの情報は、ビーコンを中心として半径10km程度以内の狭いエリアの詳細な情報であって、車両がビーコンを通過すると受信できるようになっている。VICS送信データは、各道路毎に付けられたリンク番号に対して、渋滞度(例えば、通行不可、渋滞、混雑、交通量多い、平常などの混雑の度合い)、渋滞先頭位置、渋滞長、通行規制(工事情報、通行止めなど)、旅行時間(所定速度での所要時間)から構成されている。また、データ送受信装置23は、例えば携帯電話やパソコンであり、運転者の要求により交通情報センター(例えばATIS)との間でナビゲーションに必要な情報のやりとりを行うものである。
【0014】
情報記憶装置3は、ナビゲーション用のプログラム及びデータを記憶した外部記憶装置で、例えばCD−ROMやDVD−ROM等の光学的な記録媒体、フロッピィディスクやMO等の磁気的な記録媒体である。プログラムは、地図描画部、経路探索部、経路案内部、現在位置計算部、目的地設定操作制御部等からなりナビゲーションの信号出力処理を行うアプリケーション部及びOS部等で構成され、ここに、経路探索などの処理を行うためのプログラムや経路案内に必要な表示出力制御、音声案内に必要な音声出力制御を行うためのプログラム及びそれに必要なデータ、さらには経路案内及び地図表示に必要な表示情報データが格納されている。また、データは、経路案内に必要な地図データ(道路地図、住宅地図、建造物形状地図等)、交差点データ、ノードデータ、道路データ、写真データ、登録地点データ、目的地点データ、案内道路データ、詳細目的地データ、目的地読みデータ、電話番号データ、住所データ、その他のデータのファイルからなりナビゲーション装置に必要なすべてのデータが記憶されている。
【0015】
中央処理装置4は、種々の演算処理を実行するCPU40、重要な情報(例えば経路探索や経路案内を実行するプログラムや条件設定を行うデータ、各種パラメータのデータなど)を不揮発的に記憶するための書き換え可能なROM(書き換え可能な不揮発性記憶手段)であるフラッシュメモリ41(例えば電気的に消去可能なEEPROM:Electrically Erasable and Programable ROM) 、フラッシュメモリ41のプログラムチェック、更新処理を行うためのプログラム(プログラム読み込み手段)さらにはフラッシュメモリ41及びRAM43のデータチェックを行いこれらに記憶された情報を相互に書き換え可能に制御するためのプログラムを格納した不揮発性記憶手段であるROM42、運転者の操作により任意の地点の情報を登録するメモリ地点、学習機能により蓄積される頻度情報、各種検出手段の誤差修正情報などの個人別に記憶される情報を、一時的(揮発的)に格納するとともに、ACCがOFFされても格納した情報を保持することができる読み書き自在な揮発性記憶手段であるRAM43(例えば、一時的に記憶した情報を電気的に保持できるSRAM:Static RAM)、ディスプレイへの画面表示に使用する画像データが記憶された画像メモリ44、CPU40からの表示出力制御信号に基づいて画像メモリ44から画像データを取り出し、画像処理を施してディスプレイに出力する画像プロセッサ45、CPUからの音声出力制御信号に基づいて情報記憶装置3から読み出した音声、フレーズ、1つにまとまった文章、音等を合成してアナログ信号に変換してスピーカ16に出力する音声プロセッサ46、通信による入出力データのやり取りを行う通信インタフェース47および現在位置検出装置2のセンサ信号を取り込むためのセンサ入力インタフェース48、内部ダイアグ情報に日付や時間を記入するための時計49などを備えている。この中央処理装置4において、現在位置検出装置2の各センサにより取得されたデータをセンサ入力インタフェース48より取り込むと、そのデータに基づきCPU40は、一定時間毎に現在位置座標を算出し、一時的にRAM43に書き込む。この現在位置座標は、各種データの検出誤差を考慮してマップマッチング処理を行ったものである。また、各種センサによる出力値は、常に補正が行われる。ここで、経路案内は運転者が画面表示、音声出力のいずれでも選択できるように構成されている。
【0016】
なお、ナビゲーション用のプログラム及びデータは、データ送受信装置23を介して外部から読み込むようなシステムとしてもよい。このようにデータ送受信装置23を介して必要なナビゲーション用のプログラム及びデータを外部から読み込むようにすることにより、必要なプログラムや最新のデータを適宜更新して格納できるようにすることができ、また、情報記憶装置3を省き直接中央処理装置4のフラッシュメモリ41やRAM43に格納することもできる。
【0017】
次に、動作を説明する。図2は本発明に係るナビゲーション装置の全体の流れを説明するための図である。
ナビゲーション装置としてシステムを立ち上げて、地点入力、経路探索、経路案内などを行うまでの中央処理装置4のCPU40により実行する処理の概要は、図2に示すようにまず、初期化処理を行ってCD−ROMからナビゲーションプログラムを読み出し、これをフラッシュメモリ41に格納して起動する(ステップS11)。しかる後、例えば現在位置検出装置2より現在位置を取得する処理を行い、現在位置を中心としてその周辺地図を表示すると共に、現在位置の名称などを表示する(ステップS12)。次に、電話番号や住所、施設名称、登録地点などを用いて目的地を設定する処理を行い(ステップS13)、現在位置から目的地までの経路探索を行う(ステップS14)。経路が決まると、現在位置検出装置2による現在位置追跡を行いながら、目的地に到着するまで経路案内の表示出力、音声出力の処理を行う(ステップS15)。
【0018】
上記ナビゲーション装置において、本発明は、上記現在位置取得や目的地設定、経路探索などの処理で入力操作を行う場合に、ジョグダイヤルを用いて50音入力を簡便にしかも見やすい画面で行うようにするものであり、以下、その入力処理及び入力画面について説明する。図3はジョグダイヤルを操作して50音入力する処理の流れを説明するための図である。
【0019】
50音入力モードが選択されると、図3に示すようにまず、50音入力パレットを表示し(ステップS21)、ジョグダイヤルの回転操作を移動指令として認識し(ステップS22)、その回転操作の速度が標準速度を上回るか否かを判定する(ステップS23)。ジョグダイヤルの回転操作の速度が標準速度を上回る場合には、回転操作に応じて表示文字を順方向であれば「あ」→「か」→「さ」→……→「ん」→「あ」→……に従って、反対方向であればその反対に1行ずつジャンプスクロールし(ステップS24)、速度が標準速度を上回らない場合には回転操作に応じて表示文字を順方向であれば「あ」→「い」→……→「お」→「か」→……に従って、反対方向であればその反対に1文字ずつスクロールする(ステップS25)。そして、文字の入力決定の指示がなされたか否かを判定し(ステップS26)、文字の入力決定の指示がなされるまでステップS22からの処理を繰り返し行って、文字の入力決定の指示がなされると、入力された文字を文字入力エリアに表示する(ステップS27)。次に、入力完了の指示がなされたか否かを判定し(ステップS28)、入力完了の指示がなされるまでステップS22からの処理を繰り返し行って、入力完了の指示がなされると、入力された文字列に基づき検索を開始する(ステップS29)。
【0020】
上記のように本発明では、ジョグダイヤルの回転操作で文字をスクロールして文字を選択し50音入力を行う場合、文字を早く選択できるようにするために、ジョグダイヤルの回転速度に応じて通常スクロールと通常スクロールを間引きしたジャンプスクロールの2段階のスクロールモードによる文字表示方法を採用し、入力できる文字は、その前後の文字と共に表示して、これらの文字と区別するために強調表示する。すなわち、ジョグダイヤルの回転操作として、例えば入力したい文字が現在入力できる文字から離れた位置にある場合には、回転速度が速くなるので行の頭ごとに間引きし、入力したい文字が現在入力できる文字に近い位置にある場合には、回転速度が遅くなるので間引きせずに、順番に文字を表示する。しかも、50音の配列順は全文字を画面中に表示しなくても誰でも熟知しているので、前後の行、文字に限定して表示して入力できる文字のみを強調表示することにより、視認性の高いレイアウトの画面にすることができる。
【0021】
図4は50音入力パレットの表示例を示す図、図5は50音入力により検索される全リストおよび通常リストスクロールによる表示範囲の変化の例を示す図、図6は通常リストスクロールの場合の表示変化の例を示す図、図7は50音入力により検索される全リストおよびジャンプスクロールによる表示範囲の変化の例を示す図、図8はジャンプリストスクロールの場合の表示変化の例を示す図である。
【0022】
本発明のジョグダイヤルの回転操作により行うスクロールでは、50音入力を行い、さらにその入力に基づきリストを表示して選択するような場合にも同様に適用可能である。50音入力パレットの表示例を示したのが図4であり、50音入力パレットにより入力された名称の検索リストをスクロールする例を示したのが図5乃至図8である。図4に示す50音入力パレットは、縦に入力できる文字とその前後の文字による文字列を表示した例であり、「か」が入力できる文字、「え」、「お」、「き」、「く」が入力できる文字の前後の文字を示している。このような50音入力パレットでは、ジョグダイヤルの回転操作の速度が標準速度を上回る場合には、上記ステップS24のように回転操作に応じて表示文字を順方向であれば「あ」→「か」→「さ」→……→「ん」→「あ」→……に従って、反対方向であればその反対に1行ずつジャンプスクロールし、速度が標準速度を上回らない場合には、上記ステップS25のように回転操作に応じて表示文字を順方向であれば「あ」→「い」→……→「お」→「か」→……に従って、反対方向であればその反対に1文字ずつスクロールする。
【0023】
次に、50音入力により例えば「ろふと」を入力し検索を実行した場合、図5に示す27項目が表示すべき項目として検索され、一方、リストを表示する画面には、表示領域に制約があるため、▲1▼の5項目を図6に示すように表示するものとする。この場合の画面のリストには、図6(A)に示すように「ろふと ……世田谷区」、「呂太 ……弘前市」、「魯風人 ……平塚市」、「魯風人 ……田原市」、「魯風人 ……田原市」の5項目を表示している。この画面からのジョグダイヤルによるスクロールでは、回転操作を低速度で行うと、スクロール画面に表示する項目が順に図5の▲2▼、▲3▼、▲4▼に示す5項目に切り換わるので、図6(B)、(C)、(D)に示すように順に1項目ずつ移動するようにして通常リストスクロールを行う。
【0024】
これに対して、図7に示す○Aの5項目を図8(A)に示すように表示しているとき、ジョグダイヤルの回転操作を高速で行うと、スクロール画面に表示する5項目が順に図7の○B、○C、○Dに示す5項目毎にジャンプして切り換わるジャンプスクロールを行うので、図8(B)、(C)、(D)に示す頁めくりのように切り換わる。同様に、リストが例えば都道府県別、ジャンル別にリストされいてるときには、都道府県毎、ジャンル毎にジャンプして切り換わる。
【0025】
図9はジョグダイヤルの外観図及び回転操作の方向を示す図、図10は50音入力パレットの他の表示例を示す図、図11は通常スクロールの場合の表示変化の例を説明するための図、図12はジャンプスクロールの場合の表示変化の例を説明するための図、図13は地図を移動するマップスクロールの場合の表示変化の例を説明するための図である。
【0026】
ジョグダイヤルは、例えば図9に示すように中央に回転しないエンターキーと、その周りを時計回り、反時計回りの双方向に回転操作が可能なダイヤルを有するものであり、回転操作により画面上のカーソル移動やスクロールを行うことにより選択を行い、中央のエンターキーを押すことにより選択した内容を決定(確定)する。このジョグダイヤルの回転操作に対応させて半円のダイヤルをイメージし、中央に入力できる文字、その両側に前後の文字による文字列を表示した50音入力パレットの表示例を示したのが図10であり、中央の「う」が入力できる文字、「あ」、「い」、「え」、「お」が入力できる文字の前後の文字を示している。
【0027】
本発明では、上記50音入力パレットを表示しジョグダイヤルの回転操作を、例えば反時計回りに低速で1段階ずつ回転させた場合、入力できる文字を図11(A)に示す「う」から(B)、(C)に示すように1文字ずつ「え」、「お」に通常スクロールし、また高速で回転させると、入力できる文字を図12(A)に示す「う」から(B)、(C)に示すようにか行の「く」、さ行の「す」に1行ずつジャンプスクロールする。
【0028】
また、地図を移動するマップスクロールの場合には、図13に示すようにジョグダイヤルの回転操作が標準速度以下であれば、通常マップスクロールとして地図データの▲1▼、▲2▼、▲3▼、▲4▼の領域を順番に表示することにより地図を移動していき、標準速度を越えると、ジャンプマップスクロールとして地図データの○A、○B、○C、○Dの領域を順番に表示することにより地図を移動していく。同様に、リストが例えば都道府県別、ジャンル別にリストされいてるときには、都道府県毎、ジャンル毎にジャンプして切り換わる。
【0029】
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記実施の形態では、50音入力について説明したが、アルファベット入力や数字入力に適用してもよい。アルファベット入力の場合は、例えば5文字ジャンプスクロールする。数字入力は、目的地等の地点を住所から選択する際の番地入力や緯度・経度から地点を指定する際の緯度・経度に用いることができ、例えば10単位でジャンプスクロールする。また、入力できる文字とその前後の文字からなる入力パレットを用いて説明したが、図14のような全仮名文字が表示される入力パレットを用いてもよい。つまり、例えば強調表示した入力できる文字を一定のブロック単位で間引きして移動させることによりジャンプスクロールを行うものであればよい。さらに、50音入力における文字のスクロール、検索したリストのスクロール、地図を移動するマップスクロールについて説明したが、地図の縮小、拡大の操作に同様に適用してもよい。この場合には、ジョグダイヤルの回転操作の速度が遅いと1.1万図→1.2万図→1.3万図→……のように1万図のデータを用いて細かく縮尺を切り換え、ジョグダイヤルの回転操作の速度が速いと1万図→2万図→4万図→……と地図データを有する縮尺で切り換える。また、ジョグダイヤルの回転操作の速度に応じて通常のスクロールとジャンプスクロールのいずれかを選択するものとして説明したが、スクロールの速度をジョグダイヤルの回転操作の速度に応じて連続的に変え、さらにジョグダイヤルの回転操作が一定の速度以上になるとジャンプスクロールに切り換えるようにしてもよい。また、入力部としてスライドバーやスライドパットを用いた場合においても、その操作速度に応じて通常スクロールとジャンプスクロールを切り換えてもよい。この場合には、回転操作の速度のみに限らず、前後左右方向等さまざまな方向への操作の速度に応じて切り換えることとなる。
【0030】
さらに、操作の速度だけでなく、操作量に応じても通常スクロールとジャンプスクロールを切り換えることができる。例えばジョグダイヤルの場合には、1回の操作で半回転以上するか否かを判定し、半回転以下の場合には通常スクロールとし、半回転以上の場合にはジャンプスクロールとするようにする。また、ジョイスティックの場合には、軸が所定角度以上倒されたか否かを判定し、所定角度以下の場合には通常スクロールとし、所定角度以上の場合にはジャンプスクロールとする。さらに、スライドバーやスライドパットの場合には、所定距離以上操作されたか否かを判定し、所定距離以下の場合には通常スクロールとし、所定距離以上の場合にはジャンプスクロールとするようにする。
【0031】
また、ユーザにより操作速度や操作量が異なるため、標準となる所定の操作速度や操作量を任意に設定できるようにしてもよい。このことにより、ジョグダイヤル、ジョイスティック、スライドバー、スライドパット等の操作が苦手なユーザでも容易にジャンプスクロールに切り換えることができる。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、入力操作を行うための入力手段と、入力画面や案内画面を表示する表示手段と、前記入力手段の操作に応じて前記表示手段の画面を制御し入力処理を行う制御手段とを備え、前記入力手段は、画面のスクロール、選択操作を行い、前記制御手段は、前記表示手段の画面をスクロールするとき、前記入力手段の操作速度や操作量に応じ通常スクロールとジャンプスクロールを切り換えるので、50音入力やリスト選択、地図の縮拡操作を円滑かつ迅速に行えるようになる。したがって、文字入力や選択操作において操作者のストレスを軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るナビゲーション装置の実施の形態を示す図である。
【図2】 本発明に係るナビゲーション装置の全体の流れを説明するための図である。
【図3】 ジョグダイヤルを操作して50音入力する処理の流れを説明するための図である。
【図4】 50音入力パレットの表示例を示す図である。
【図5】 50音入力により検索される全リストおよび通常リストスクロールによる表示範囲の変化の例を示す図である。
【図6】 通常リストスクロールの場合の表示変化の例を示す図である。
【図7】 50音入力により検索される全リストおよびジャンプスクロールによる表示範囲の変化の例を示す図である。
【図8】 ジャンプリストスクロールの場合の表示変化の例を示す図である。
【図9】 ジョグダイヤルの外観図及び回転操作の方向を示す図である。
【図10】 50音入力パレットの他の表示例を示す図である。
【図11】 通常スクロールの場合の表示変化の例を説明するための図である。
【図12】 ジャンプスクロールの場合の表示変化の例を説明するための図である。
【図13】 地図を移動するマップスクロールの場合の表示変化の例を説明するための図である。
【図14】 50音入力パレットの従来例を示す図である。
【符号の説明】
1…入出力装置、2…現在位置検出装置、3…情報記憶装置、4…中央処理装置、11…ジョグダイヤル、12…ディスプレイ、13…プリンタ、16…スピーカ、21…GPS受信装置、22…VICS受信装置、23…データ送受信装置、24…絶対方位センサ、25…相対方位センサ、25は距離センサ、40…CPU、41…フラッシュメモリ、42…ROM、43…RAM、44…画像メモリ、45…画像プロセッサ、46…音声プロセッサ、47…通信インターフェース、48…入力インターフェース

Claims (8)

  1. 目的地などの地点入力に基づき目的地までの案内を行うナビゲーション装置において、
    入力操作を行うための入力手段と、
    入力画面や案内画面を表示する表示手段と、
    前記入力手段の操作に応じて前記表示手段の画面を制御し入力処理を行う制御手段と
    を備え、前記入力手段は、画面のスクロール及び選択操作を行い、前記制御手段は、前記表示手段の画面をスクロールするとき、前記入力手段の操作の速度に応じ通常スクロールと通常スクロールを間引きしたジャンプスクロールとの切り換えを行うことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 目的地などの地点入力に基づき目的地までの案内を行うナビゲーション装置において、
    入力操作を行うための入力手段と、
    入力画面や案内画面を表示する表示手段と、
    前記入力手段の操作に応じて前記表示手段の画面を制御し入力処理を行う制御手段と
    を備え、前記入力手段は、画面のスクロール及び選択操作を行い、前記制御手段は、前記表示手段の画面をスクロールするとき、前記入力手段の操作量に応じ通常スクロールと通常スクロールを間引きしたジャンプスクロールとの切り換えを行うことを特徴とするナビゲーション装置。
  3. 前記制御手段は、50音入力パレットの文字スクロールの場合、ジャンプスクロールにより前記表示手段の画面に入力できる文字を一定のブロック単位で間引きして表示することを特徴とする請求項1又は2記載のナビゲーション装置。
  4. 前記制御手段は、検索リストのスクロールの場合、ジャンプスクロールにより前記表示手段の画面に表示した項目数ごとに切り換えて表示することを特徴とする請求項1又は2記載のナビゲーション装置。
  5. 前記制御手段は、地図の縮小、拡大操作の場合、通常スクロールにより前記表示手段の画面の地図を地図データの縮尺の切り換えにより表示し、ジャンプスクロールにより前記表示手段の画面の地図を縮尺の違う地図データの切り換えにより表示することを特徴とする請求項1又は2記載のナビゲーション装置。
  6. 前記制御手段は、前記入力手段の操作の速度又は量に応じ通常スクロールの速度を変化させると共に、前記操作の速度又は量が所定値を越えるとジャンプスクロールに切り換えることを特徴とする請求項1又は2記載のナビゲーション装置。
  7. 目的地などの地点入力に基づき目的地までの案内を行うナビゲーション装置のプログラムを記録した記録媒体であって、表示画面のスクロール処理として、通常スクロールの処理と通常スクロールを間引きしたジャンプスクロールの処理を行うプログラムと、入力手段の操作の速度に応じたスクロール信号を入力し、操作の速度を判定して、通常スクロールとジャンプスクロールとの切り換えを行うプログラムとを記録したことを特徴とする記録媒体。
  8. 目的地などの地点入力に基づき目的地までの案内を行うナビゲーション装置のプログラムを記録した記録媒体であって、表示画面のスクロール処理として、通常スクロールの処理と通常スクロールを間引きしたジャンプスクロールの処理を行うプログラムと、入力手段の操作量に応じたスクロール信号を入力し、操作量を判定して、通常スクロールとジャンプスクロールとの切り換えを行うプログラムとを記録したことを特徴とする記録媒体。
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