JP3770298B2 - ナビゲーション装置及び記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、目的地などの地点入力に基づき経路探索を行い、探索した経路にしたがって経路案内を行うナビゲーション装置及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7は50音入力パレットの従来例を示す図である。
ナビゲーションシステムにおいて、例えば経路探索を行う場合に出発地や目的地、通過地点などを入力したり、また、使用頻度の高い地点を予め登録したり、地点や施設などを検索したりする場合に、その名称などの入力モードとして50音入力がある。この50音入力では、図7に示すような10行5列の50音の全仮名文字からなる入力パレットを画面に表示し、ジョイスティックを上下左右斜めに操作して画面上のカーソルを移動させ仮名を順に選択したり、タッチ入力で希望の文字を選択して名称などを入力している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の50音入力では、カーソルを全方向に自由に移動でき、入力が1動作になるため、操作回数の軽減ができる利点はあるが、その反面種々の問題を有している。例えば図7に示すように全文字を画面中に表示しているため、画面全体が煩雑なイメージになり、表示できる文字の大きさが制限され、視認性が悪くなる。しかも、全文字が均一に表示されるため、希望の文字を見つけにくい。また、ジョイスティックによる操作は、軸を各方向に「倒す」/軸方向に「押す」という多方向/複数軸(前後左右多方向+上下)の操作が複合して成立しているので、ユーザには、意図しない方向へ倒す、押すという操作ミスが発生しやすくなる。さらに、複合的な操作により、1操作に対する負荷が増加し、ストレスを感じやすい。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するものであって、50音入力の操作を単純化して操作ミスを少なくし修正をしやすくするものである。
【0005】
そのために本発明は、目的地などの地点入力に基づき経路探索を行い、探索した経路にしたがって経路案内を行うナビゲーション装置において、入力操作を行うための入力手段と、入力画面や案内画面を表示する表示手段と、前記入力手段の操作に応じて前記表示手段の画面を制御し入力処理を行う制御手段とを備え、前記制御手段は、前記表示手段の画面に50音のパレットとして、選択位置の行と当該行に含まれる文字と両側の行頭の文字からなる50音入力パレットを表示し、前記入力手段の操作に応じて前記50音入力パレットの行の選択と当該行に含まれる文字の選択の2段階選択により50音入力を行うことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明に係るナビゲーション装置の実施の形態を示す図であり、経路案内に関する情報を入出力する入出力装置1、自車両の現在位置に関する情報を検出する現在位置検出装置2、経路の算出に必要なナビゲーション用データおよび案内に必要な表示案内データ等が記憶されている情報記憶装置3、経路探索処理や経路案内に必要な表示案内処理を行うと共にシステム全体の制御を行う中央処理装置4から構成したものである。まず、それぞれの構成について説明する。
【0008】
入出力装置1は、目的地を入力したり、運転者が必要な時に案内情報を音声および/または画面により出力できるように、運転者の意志によりナビゲーション処理を中央処理装置4に指示すると共に、処理後のデータなどをプリント出力する機能を備えている。その機能を実現するための手段として、入力部には、目的地を電話番号や地図上の座標などにて入力したり、経路案内をリクエストしたりするジョグダイヤル11を有する。ジョグダイヤル11は、ダイヤルと中心部にエンターキーとを有し、回転操作することにより、画面中のカーソルや強調表示した選択位置を移動させ、エンター操作する(押す)ことにより、選択位置を決定するものであり、単独であるいは有線又は光等を用いた無線のリモコンとして他のキースイッチと組み合わせて使用してもよい。勿論、入力部として、リモコンやタッチスイッチ等の入力装置を用いてもよい。また、出力部には、入力データを画面表示したり、運転者のリクエストに応じ自動的に経路案内を画面で表示するディスプレイ12、中央処理装置4で処理したデータや情報記憶装置3に格納されたデータをプリント出力するプリンタ13および経路案内を音声で出力するスピーカ16などを備えている。
【0009】
ここで、音声入力を可能にするための音声認識装置やICカードや磁気カードに記録されたデータを読み取るための記録カード読み取り装置を付加することもできる。また、ナビゲーションに必要なデータを蓄積し、運転者の要求により通信回線を介して提供される情報センターや、予め地図データや目的地データなどの運転者固有のデータが記憶されている電子手帳などの情報源との間でデータのやりとりを行うためのデータ通信装置を付加することもできる。
【0010】
ディスプレイ12は、カラーCRTやカラー液晶表示器により構成されており、中央処理装置4が処理する地図データや案内データに基づく経路設定画面、区間図画面、交差点図画面などナビゲーションに必要なすべての画面をカラー表示出力すると共に、本画面に経路案内の設定および経路案内中の案内や画面の切り換え操作を行うためのパレットが表示される。特に、通過交差点名などの通過交差点情報は、随時、区間図画面にポップアップでカラー表示される。
【0011】
このディスプレイ12は、運転席近傍のインストルメントパネル内に設けられており、運転者は区間図を見ることにより自車両の現在位置を確認し、またこれからの経路についての情報を得ることができる。また、ディスプレイ12に機能パレットの表示に対応してタッチスイッチが設けられる場合には、パレットをタッチすることにより入力される信号に基づいて上記の操作が実行されるように構成される。このパレットとタッチスイッチなどから構成される入力信号発生手段は入力部を構成するものであるが、ここではその詳細な説明を省略する。
【0012】
現在位置検出装置2は、車両の現在位置に関する情報を検出、或いは受信する装置であり、地磁気センサなどで構成される絶対方位センサ24、ステアリングセンサ、ジャイロなどで構成される相対方位センサ25、車輪の回転数から走行距離を検出する距離センサ26、衛星航法システム(GPS)を利用したGPS受信装置21及び通信装置を備えている。前記通信装置は、交通情報取得手段であるVICS(道路交通情報システム;Vehicle Information & Communication Sistem)受信装置22及びデータ送受信装置23から構成され、VICSは、道路交通情報をリアルタイムでFM多重(文字放送)、電波ビーコン、光ビーコンによって車両に伝送するもので、FM多重は広いエリアにわたり粗い情報を伝送し、電波ビーコン及び光ビーコンの情報は、ビーコンを中心として半径10km程度以内の狭いエリアの詳細な情報であって、車両がビーコンを通過すると受信できるようになっている。VICS送信データは、各道路毎に付けられたリンク番号に対して、渋滞度(例えば、通行不可、渋滞、混雑、交通量多い、平常などの混雑の度合い)、渋滞先頭位置、渋滞長、通行規制(工事情報、通行止めなど)、旅行時間(所定速度での所要時間)から構成されている。また、データ送受信装置23は、例えば携帯電話やパソコンであり、運転者の要求により交通情報センター(例えばATIS)との間でナビゲーションに必要な情報のやりとりを行うものである。
【0013】
情報記憶装置3は、ナビゲーション用のプログラム及びデータを記憶した外部記憶装置で、例えばCD−ROMである。プログラムは、地図描画部、経路探索部、経路案内部、現在位置計算部、目的地設定操作制御部等からなりナビゲーションの信号出力処理を行うアプリケーション部及びOS部等で構成され、ここに、経路探索などの処理を行うためのプログラムや経路案内に必要な表示出力制御、音声案内に必要な音声出力制御を行うためのプログラム及びそれに必要なデータ、さらには経路案内及び地図表示に必要な表示情報データが格納されている。また、データは、経路案内に必要な地図データ(道路地図、住宅地図、建造物形状地図等)、交差点データ、ノードデータ、道路データ、写真データ、登録地点データ、目的地点データ、案内道路データ、詳細目的地データ、目的地読みデータ、電話番号データ、住所データ、その他のデータのファイルからなりナビゲーション装置に必要なすべてのデータが記憶されている。
【0014】
中央処理装置4は、種々の演算処理を実行するCPU40、重要な情報(例えば経路探索や経路案内を実行するプログラムや条件設定を行うデータ、各種パラメータのデータなど)を不揮発的に記憶するための書き換え可能なROM(書き換え可能な不揮発性記憶手段)であるフラッシュメモリ41(例えば電気的に消去可能なEEPROM:Electrically Erasable and Programable ROM) 、フラッシュメモリ41のプログラムチェック、更新処理を行うためのプログラム(プログラム読み込み手段)さらにはフラッシュメモリ41及びRAM43のデータチェックを行いこれらに記憶された情報を相互に書き換え可能に制御するためのプログラムを格納した不揮発性記憶手段であるROM42、運転者の操作により任意の地点の情報を登録するメモリ地点、学習機能により蓄積される頻度情報、各種検出手段の誤差修正情報などの個人別に記憶される情報を、一時的(揮発的)に格納するとともに、ACCがOFFされても格納した情報を保持することができる読み書き自在な揮発性記憶手段であるRAM43(例えば、一時的に記憶した情報を電気的に保持できるSRAM:Static RAM)、ディスプレイへの画面表示に使用する画像データが記憶された画像メモリ44、CPU40からの表示出力制御信号に基づいて画像メモリ44から画像データを取り出し、画像処理を施してディスプレイに出力する画像プロセッサ45、CPUからの音声出力制御信号に基づいて情報記憶装置3から読み出した音声、フレーズ、1つにまとまった文章、音等を合成してアナログ信号に変換してスピーカ16に出力する音声プロセッサ46、通信による入出力データのやり取りを行う通信インタフェース47および現在位置検出装置2のセンサ信号を取り込むためのセンサ入力インタフェース48、内部ダイアグ情報に日付や時間を記入するための時計49などを備えている。この中央処理装置4において、現在位置検出装置2の各センサにより取得されたデータをセンサ入力インタフェース48より取り込むと、そのデータに基づきCPU40は、一定時間毎に現在位置座標を算出し、一時的にRAM43に書き込む。この現在位置座標は、各種データの検出誤差を考慮してマップマッチング処理を行ったものである。また、各種センサによる出力値は、常に補正が行われる。ここで、経路案内は運転者が画面表示、音声出力のいずれでも選択できるように構成されている。
【0015】
なお、ナビゲーション用のプログラム及びデータは、データ送受信装置23を介して外部から読み込むようなシステムとしてもよい。このようにデータ送受信装置23を介して必要なナビゲーション用のプログラム及びデータを外部から読み込むようにすることにより、必要なプログラムや最新のデータを適宜更新して格納できるようにすることができ、また、情報記憶装置3を省き直接中央処理装置4のフラッシュメモリ41やRAM43に格納することもできる。
【0016】
次に、動作を説明する。図2は本発明に係るナビゲーション装置の全体の流れを説明するための図である。
ナビゲーション装置としてシステムを立ち上げて、地点入力、経路探索、経路案内などを行うまでの中央処理装置4のCPU40により実行する処理の概要は、図2に示すようにまず、初期化処理を行ってCD−ROMからナビゲーションプログラムを読み出し、これをフラッシュメモリ41に格納して起動する(ステップS11)。しかる後、例えば現在位置検出装置2より現在位置を取得する処理を行い、現在位置を中心としてその周辺地図を表示すると共に、現在位置の名称などを表示する(ステップS12)。次に、電話番号や住所、施設名称、登録地点などを用いて目的地を設定する処理を行い(ステップS13)、現在位置から目的地までの経路探索を行う(ステップS14)。経路が決まると、現在位置検出装置2による現在位置追跡を行いながら、目的地に到着するまで経路案内の表示出力、音声出力の処理を行う(ステップS15)。
【0017】
上記ナビゲーション装置において、本発明は、上記現在位置取得や目的地設定、経路探索などの処理で入力操作を行う場合に、ジョグダイヤルを用いて50音入力を簡便にしかも見やすい画面で行うようにするものであり、ジョグダイヤルの回転操作に応じてカーソルを移動させ、まず行のブロックの選択を行った後、その行の文字を選択するように入力の制御を行う。以下、その入力処理及び入力画面について説明する。図3はジョグダイヤルを操作して50音入力する処理の流れを説明するための図、図4は50音入力画面のパレット及び操作に伴う画面の変化の例を示す図である。
【0018】
50音入力モードが選択されると、図3に示すようにまず、50音入力パレットを表示し(ステップS21)、ジョグダイヤルの回転操作を行移動指令として認識する(ステップS22)。そして、ジョグダイヤルの回転操作に応じて50音入力パレット上の行選択部分(行の選択ブロックのパレット)でカーソルを移動してカーソルの位置を判定する(ステップS23)。そして、その行に含む文字、例えば「さ」行であれば「さしすせそ」を行選択部分とは別に表示する(ステップS24)。ここで、ジョグダイヤルの回転操作の方向に応じてカーソルの移動方向を反転させ、例えば入力完了及び検索開始を意味する「リスト」のパレットもその行移動の中に含まれる。
【0019】
次に、入力完了か否か、希望の行、つまり行選択部分のいずれかの行の選択か否かを判定する(ステップS25、S26)。カーソルが入力完了のパレット位置でエンターキーが操作された場合には、それまで入力された仮名文字列を名称として所定の検索を開始し(ステップS35)、入力完了でも希望の行でもない場合、つまりエンターキーが操作されていない場合には、行選択処理を続行すべくステップS22に戻る。カーソルが行の選択ブロックのいずれかのパレットの位置でエンターキーが操作された場合、つまり希望の行の選択の場合には、その行を決定し(ステップS27)、その決定した行の文字選択部分にカーソルを移動する(ステップS28)
次に、ジョグダイヤルの回転操作を文字選択部分の移動指令として認識し(ステップS29)、ジョグダイヤルの回転操作に応じて50音入力パレット上の文字選択部分でカーソルを移動しカーソルの位置を判定する(ステップS30)。なお、文字選択部分でのカーソルの移動の中には文字選択処理を解除、すなわち行選択処理に戻る「戻る」のパレットが含まれ、ジョグダイヤルの回転操作の方向に応じてカーソルの移動方向を反転させる。次に、希望の文字か否か、解除か否かの判定を行い(ステップS31、S32)、希望の文字でなく解除であれば、つまりカーソルが「戻る」のパレットの位置でエンターキーが操作された場合には、文字選択処理を解除して再度行選択処理から行うべくステップS22に戻り、希望の文字でも解除でもなければ、つまりエンターキーが操作されなければ文字選択処理を続行すべくステップS29に戻る。そして、希望の文字でエンターキーが操作されたのであればその文字を決定して(ステップS32)、その決定した文字を入力エリアに表示する(ステップS34)。そして、ステップS22に戻り、次の入力処理に移行する。
【0020】
次に、本発明の50音入力パレットの構成例を示す。図4に示す50音入力パレットでは、50音の各行「あ…」、「か…」、……、「ら…」、「わ…」と、選択中の行「あ…」の文字「あいうえお」の各パレットを表示し、さらにコマンド入力パレットとして、「後退」、「リスト」、「+場所」、「+キーワード」、「戻る」の各パレットを表示している。「後退」は、1文字前に後退させ、「リスト」は、入力完了させて検索を開始させ、「戻る」は、1操作前に戻すためのパレットである。また、「+場所」、「+キーワード」は、組み合わせモードで検索を行うためのパレットであり、例えば検索をした結果、検索数が多い場合に「+場所」を操作すると、都道府県や市町村名称を選択することにより絞り込みをすることが可能となる。また、同様に「+キーワード」を操作すると、コンビニや飲食店などのジャンルを選択することにより絞り込みが可能となる。この50音入力パレットの場合において、行移動では、例えば図4(A)に示すようにカーソルが「あ…」の位置がある状態からジョグダイヤルを右方向に回転操作されると、「あ…」→「か…」→「さ…」→の方向にカーソルを移動させ、逆に左方向に回転操作されると、「あ…」→「リスト」→「後退」→「わ…」→の方向にカーソルを移動させる。そして、「あ…」の行を決定すると、文字選択部分へのカーソルの移動として図4(B)に示すようにその行頭の文字「あ」にカーソルを移動させ、ジョグダイヤルの回転操作に応じて「あ」→「い」→の方向に、あるいは「あ」→「戻る」→「お」→の方向にカーソルを移動させる。上記のように本発明は、行を選択するパレットを表示して、現在選択されている行を識別表示すると共に、別枠で現在選択されている行の文字(列)を表示する。
【0021】
図5は選択中の行の両側だけを表示した50音入力パレットの第2の構成例を示す図、図6は各行各列の全文字を表示した50音入力パレットの第3の構成例を示す図である。
ナビゲーション装置のディスプレイは、画面のサイズをあまり大きくできないため、文字の表示数が多くなると必然的に表示する文字が小さくならざるを得ない。行を選択するリストの一部を表示し、現在選択されている行を識別表示するものとして示したのが図5に示す50音入力パレットであり、この例では、選択中の行「さ」の含む文字「さしすせそ」を中央に表示し、その行「さ」の両側の行頭文字「か」、「た」のみを表示するパレットとしている。このようにすることにより、パレットに表示する文字数を大幅に削減できるので、表示する文字を大きくすることができる。また、両側の行ブロックを表示するので、行移動の方向の認識も容易になる。これに対し、図6に示す50音入力パレットの例は、50音の全文字を表示するパレットとし、行移動のときには、図6(A)に示すように選択中の行の含む文字を例えば枠で囲んだり異なる色や輝度にしてカーソル表示し、行を決定したときに他の行の輝度を落として表示するものである。このように選択中の行、決定した行を他の行と異なる表示態様(強調表示)にし、しかも他の行では行頭の文字を除き極端に輝度を落とすことにより、選択中の行、決定した行を特に目立つように表示する。文字移動、決定のときも同様であり、行が決定されると文字移動の処理になり、図6(B)に示すように選択中の文字を他の文字と異なる表示態様(強調表示)にする。
【0022】
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば上記実施の形態では、50音入力パレットの表示画面の例を示したが、画面に50音入力パレットとサブウインドウの表示領域を設定し、サブウインドウに地図を表示したり、その他ナビゲーションに必要な各種情報を表示してもよい。また、第1の実施の形態において、文字選択部分を行選択部分とは別枠に表示したが、行選択部分と文字選択部分のパレットを切り換え表示してもよい。また、ジョグダイヤルで50音入力を行ったが、上記50音入力パレットにおいてタッチ入力やジョイスティックで同様に行、列の2段階選択入力を行うようにしてもよいし、これらを併用してもよい。
【0023】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、50音入力操作として、「行」と「列」の2段階で入力するので、必ずしも50音の全文字を画面中に表示する必要がなくなり、より視認性のよい文字パレットによるレイアウトが可能になるとともに,大きさが有限な表示画面を有効利用することができる。また、入力操作としてジョグダイヤルを使用する場合でも左右の回転操作とエンター入力操作で操作を単純化することができ、1方向性しか持たないジョグダイヤルによる50音の入力をスムーズに行えるようになる。しかも、選択された行の文字を選択された行以外の文字と区別して強調表示するなど、入力段階に応じて強調表示することにより、操作段階、選択状況を判りやすく表示し、操作ミスを少なくし、修正も速く行えるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るナビゲーション装置の実施の形態を示す図である。
【図2】 本発明に係るナビゲーション装置の全体の流れを説明するための図である。
【図3】 ジョグダイヤルを操作して50音入力する処理の流れを説明するための図である。
【図4】 50音入力画面のパレット及び操作に伴う画面の変化の例を示す図である。
【図5】 選択中の行の両側だけを表示した50音入力パレットの他の構成例を示す図である。
【図6】 各行各列の全文字を表示した50音入力パレットの他の構成例を示す図である。
【図7】 50音入力パレットの従来例を示す図である。
【符号の説明】
1…入出力装置、2…現在位置検出装置、3…情報記憶装置、4…中央処理装置、11…ジョグダイヤル、12…ディスプレイ、13…プリンタ、16…スピーカ、21…GPS受信装置、22…VICS受信装置、23…データ送受信装置、24…絶対方位センサ、25…相対方位センサ、25は距離センサ、40…CPU、41…フラッシュメモリ、42…ROM、43…RAM、44…画像メモリ、45…画像プロセッサ、46…音声プロセッサ、47…通信インターフェース、48…入力インターフェース

Claims (1)

  1. 目的地などの地点入力に基づき経路探索を行い、探索した経路にしたがって経路案内を行うナビゲーション装置において、
    入力操作を行うための入力手段と、
    入力画面や案内画面を表示する表示手段と、
    前記入力手段の操作に応じて前記表示手段の画面を制御し入力処理を行う制御手段と
    を備え、前記制御手段は、前記表示手段の画面に50音のパレットとして、選択位置の行と当該行に含まれる文字と両側の行頭の文字からなる50音入力パレットを表示し、前記入力手段の操作に応じて前記50音入力パレットの行の選択と当該行に含まれる文字の選択の2段階選択により50音入力を行うことを特徴とするナビゲーション装置。
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