JP4951733B2 - 冷却媒体供給部をロールに接続する装置 - Google Patents

冷却媒体供給部をロールに接続する装置 Download PDF

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Description

本発明は、冷却媒体供給部を特に連続鋳造設備用のロールに接続するための装置に関する。
連続鋳造設備の場合、ストランドの形をした赤熱する鋼がロールを経て走行する。このロールは外側においてジャーナルを介してころがり軸受によって軸受台に軸承されている。ロールは、熱を排出するために、閉鎖回路内でロールの内部に圧力下の冷却媒体(特に水)を供給することによって冷却される。これは例えばジャーナルを通る軸方向のロール穴を経て水を案内することによって実現可能である。
特許文献1により、冷却媒体供給部を、特に連続鋳造設備用のバックアップロールおよび/またはピンチロールに接続するための装置が知られている。この装置の場合には、各々の軸受台がカバーによって閉鎖されている。カバーは冷却通路を備えている。この冷却通路は冷却媒体供給部または冷却媒体排出部に接続するために軸受台内の他の冷却通路に接続され、他端がジャーナル穴の範囲に開口している。このように形成されたカプセル化されたユニットは、構成要素を摩耗しないように比較的良好に保護する。なぜなら、構成要素が連続鋳造設備の部分的に攻撃的な雰囲気(水の飛沫)に対しておよび外部からの機械的な作用に対して保護されるからである。
しかし、この装置は一方では、冷却媒体通路を形成するために互いに正確に調和した、軸受台と軸受台カバーからなる要素が、既存の連続鋳造設備の改造を困難にするという欠点がある。特に、軸受台カバーによって覆われた構成要素(弾性補償器、この補償器に設けられたシールユニット、ころがり軸受等)へのアクセスを可能にするためには、軸受台カバー全体を分解しなければならないので、この装置のメンテナンス作業の実施は困難である。
特許文献2により、冷却媒体供給部を特に連続鋳造設備用のロールに接続するための二部材から成るなる回転管継ぎ手(zweiteilige Drehdurchfuerung)が知られている。このロールはジャーナルを介して軸受台のころがり軸受に軸承され、ジャーナルを通る軸方向の穴から冷却媒体がこのロールに供給される。
特許文献3により、冷却媒体供給部をロールに接続するための他の装置が知られている。この場合、ロールはジャーナルを介してころがり軸受によって軸受台に軸承され、ジャーナルを通る少なくとも1つの軸方向ロール穴から冷却媒体を供給可能である。この装置は、ロール穴を覆うために軸受台に固定可能な軸受台カバーと、冷却媒体供給部に接続可能な少なくとも1つの冷却媒体通路と、ロール穴と軸受台カバーとの間に配置されたシールユニットとを備えている。
この装置の場合には、軸受台カバーからインサートを分解した状態で、例えばメンテナンス作業を行うために外部から特にシールユニットへのアクセスを行うことができ、その際軸受台カバー全体を取り外す必要がない。
従来技術で知られている、両方の最後に述べたこれら回転管継ぎ手(Dreheinfuerungen)は、特に寿命に関する良好な特性と良好なメンテナンス特性を既に有しているが、使用される構成要素のメンテナンスしやすさやアクセス性をさらに改善した回転管継ぎ手が望まれている。
独国特許第42 07 042 C1号明細書 独国特許出願公開第10017184 A1号明細書 国際公開第0491830号パンフレット
そこで、本発明の課題は、従来技術で知られている回転管継ぎ手を、構成要素のメンテナンスしやすさやアクセス性に関してさらに改善することである。
本発明の課題は、請求項1の特徴を有する装置を提供することによって解決される。
本発明は、ロールがジャーナルを介してころがり軸受によって軸受台に軸承され、ジャーナルを通る軸方向のロール穴を経て冷却媒体をロールに供給可能である、冷却媒体供給部を特に連続鋳造設備用のロールに接続するための装置であって、
ロール穴に接続するためにロールジャーナルに圧密に固定可能である、軸方向穴を有するシールユニットと、
軸方向のロール穴を覆うために軸受台に固定可能である軸受台カバーとを備え、この軸受台カバーが冷却媒体供給部に接続可能である少なくとも1つの冷却媒体通路を備え、この冷却媒体通路がシールユニットを介して軸方向のロール穴に接続可能であり、
シールユニットが二分割シールユニットとして形成され、この二分割シールユニットがロール穴の収容部に差込み可能なブッシュを備え、このブッシュがそれに固定されてそれと共に回転する、第1シール面を有する第1シール要素を備え、二分割シールユニットがさらに、第1シール面上で滑動する第2シール面を有する第2シール要素を備え、第2シール要素が軸受台カバーによって支持されているかまたは軸受台カバーと一体化され、ロール穴に差込み可能なブッシュが組み立て状態でボルトなし差込み継手によってロール穴内で保持されている、装置に関する。
本発明では、シール要素を支持するブッシュがロール穴の収容部に差込み可能であり、組み立て状態でボルトなし差込み継手を介してロール穴に取外し可能に連結されている。最も簡単な場合には、ブッシュが好ましくは円筒状収容部として形成されたロール穴内で、1個または複数のOリングを介して保持され、このOリングがブッシュとロール穴との間の隙間、例えばブッシュの各々1つの外溝またはロール穴の各々1つの内溝の中に配置されている。
ブッシュとロール穴の収容部との間の連結部を、ボルトなし差込み継手として形成したことにより、本発明に係る装置の組み立て時に、ブッシュはそれに固定可能なシール要素と共に、ロール穴内に差込み位置まで、好ましくはかみ合い連結的にかつボルト止めせずに差込み可能であり、そしてメンテナンス作業のために、軸受台カバーを取り外して、もし必要であれば引き抜き工具を用いて、ロール穴からブッシュを簡単に引き抜くことができ、その際前もってボルトを弛める必要がない。これにより、きわめて簡単で迅速な組み立てが保証される。
本発明の他の実施形態では、第2シール要素が組み立て状態でボルトなし差込み継手を介して軸受台カバーに取外し可能に連結されている。この実施形態は、軸受台カバーの側でも差込み継手を使用することができ、軸受台カバーに挿入可能なインサートに固定可能であるシール要素を、メンテナンスの場合に迅速かつ簡単に取外すことができるという利点がある。
シールユニットを二分割シールユニットとして形成する場合、メンテナンスのときに軸受台カバーを取り外した後で、軸受台カバーに固定されたシール要素は軸受台カバーに固定されたままであり、一方、ボルトなし差込み継手を介してロール穴内で保持されたブッシュはそれに固定されたシール要素と共にロール穴内に保持されたままである。そして次のステップで、ブッシュをロール穴から簡単に引き抜くことができ、そして軸受台カバーに固定されたシール要素を、それがボルトなし差込み継手を介して軸受台カバーによって保持されている場合には、簡単に引き抜くことが可能である。従って、ボルト連結部を必要とせずに、本発明に係る装置の迅速な組み立てまたは分解が可能である。
本発明に係る装置の他の実施形態では、第1シール要素が弾性スリーブによって支持され、この弾性スリーブがロール穴に差込み可能なブッシュに圧密に固定されている。第1シール要素のシール面は、運転中ロールの回転の際に、軸受台カバーによって支持された第2シール要素のシール面上で滑動する。それと逆の配置構造の場合、第2シール要素が弾性スリーブによって支持され、この弾性スリーブが軸受台カバーに圧密に固定され、一方、第1シール要素がロール穴に差込み可能なブッシュによって支持されている。
シール要素の両配置構造の場合、組み立て状態で、シール要素が弾性スリーブ、好ましくは補償器(Kompensators)の押圧力によって、運転位置に保持されて、確実にシールする。補償器は好ましくは、両シール要素の相互の押圧力を高めるために、組み立て時の補償器の長さによって生じる初期応力でもって運転位置で組み込まれるように採寸されている。
特別な実施形態では、本発明に係る装置は、互いに滑動する2個のスライドリングをシール要素として有するシールユニットを備え、一方のスライドリングが軸受台カバーによって支持され、他方のスライドリングが弾性スリーブによって支持されている。この実施形態の場合、スライドリングと弾性スリーブが半径方向に動くことができるので、運転中のロールの負荷の際の、シールユニットに作用する傾動モーメントが相殺(kompensiert)され、それに伴い装置の寿命が高められることになる。本発明では、硬質材料、特に炭化ケイ素からなるスライドリングが好ましい。
さらに、ブッシュは軸方向のロール穴内への差込み深さを制限するためにストッパーを備えている。このようなストッパーは例えばブッシュにカラーの形に形成することができ、このカラーは外側がロールジャーナルに接触するかまたはロールジャーナルに係合する。その代わりに、ロール穴内へブッシュを挿入しすぎないようにする突起またはピンを、ブッシュのエッジに設けることができる。
連続鋳造設備の蒸気衝撃による蒸気圧で、ロール内部寄りのブッシュ端部を付勢することにより、ロール穴の収容部内にボルトなし差込み継手によって固定されたブッシュが、その都度の運転位置から大きく移動し、シール要素、特に弾性スリーブが損傷することを防止するために、シール要素を半径方向から取り囲むカラーの形に形成可能なストッパーを、両シール要素の一方に設けることができ、このカラーは蒸気衝撃による圧力でブッシュが付勢される際に他方のシール要素に押し付けられ、両シール要素の相対的な半径方向移動を制限する。さらに、ロール軸線と同軸方向に延在し、カラーと同じ作用をする突起を設けることができる。
ロール穴の収容部内でのブッシュの保持を、1個または複数のOリングによって行い、それによってロール穴内でのブッシュの回転を防止することが可能であるがさらに、ボルトなし差込み継手が軸受台カバーの側にも回転防止部材を備えることができる。このような回転防止部材は、例えばロールジャーナル側の対応する凹部に係合する、ブッシュの1個または複数の突起の形に形成可能である。この凹部はロールジャーナル端部ところがり軸受を覆う環状板に形成可能である。有利な形態では、回転防止部材は、ロールジャーナル端部に接触または係合する末端のカラーに、突起の形に形成可能であり、この突起は組み立て状態でロールジャーナル側の対応する凹部に係合する。さらに、差込みロックのような回転防止部材を使用することができる。
連続鋳造設備運転用の水供給のために、軸受台カバーに固定可能なサイフォン管を、ブッシュとシールユニットに挿入することができる。冷却媒体、好ましくは冷却水が、このサイフォン管を通ってロール内部に案内される。従って、ブッシュは一般的に両側が開放している。
メンテナンス作業の際にブッシュを取外すために、ロール穴からブッシュを引き抜くための引き抜き工具を、組み立て状態でブッシュに係合させることが可能である。そのために、ブッシュは、その組み立て状態でロールジャーナルから引き抜くための引き抜き工具を係合させることができる引き抜き手段を備えることができる。この引き抜き手段が引き抜き工具を係合させることができるブッシュの穴であってもよいし、または差込み位置でブッシュとロール穴との間でロール内部の方に軸方向中間室が形成されるようにブッシュが採寸され、この中間室内にフックが入れられ、このフックがブッシュ上またはブッシュの背後に係合して、ロール穴からの引き出しを可能にする。
組み立て状態でシールユニットを支持するインサートがロール軸線と同軸の軸受台カバーの穴に挿入可能であると、本発明に係る装置のメンテナンスがさらに容易になる。その際、シールユニットを介して冷却媒体通路をロール穴に圧密に接続するために、インサートは少なくとも1つの冷却媒体通路を備え、この冷却媒体通路はインサートの組み立て状態で軸受台カバー内の冷却媒体通路とシールユニットに接続されている。
インサートとそれに関連する軸受台カバーの穴は直径が次のように採寸されかつ互いに調和している。すなわち、インサートを取り外した状態で必要な場合には引き抜き工具を用いてロールの穴から軸受台カバーの穴を通ってブッシュを引き抜くことができ、その際軸受台カバーを取り外す必要がないように、採寸されかつ互いに調和している。この実施形態は回転管継ぎ手の構成要素へのきわめて簡単なアクセスを可能にし、その際軸受台カバーによって覆われた空間内で固定ボルトを弛める必要がない。従って、本発明に係る装置の構成要素を簡単に点検することができ、メンテナンス作業の際にもし必要であれば交換することができる。
インサートは好ましくは少なくとも1つの冷却媒体通路を備え、この冷却媒体通路はインサートの組み立て状態で軸受台カバーの冷却媒体通路に接続されている。
他の実施形態では、インサートが第1冷却媒体通路と第2冷却媒体通路とを備え、インサートの組み立て状態でこの両冷却媒体通路が軸受台カバーの第1または第2冷却媒体通路に接続されている。軸受台カバーの一方の冷却媒体通路は好ましくは冷却媒体供給部に接続可能であり、他方の冷却媒体通路は冷却媒体排出部に接続可能である。このいわゆる二重回転管継ぎ手(Duo−Dreheinfuehrung)の場合、冷却媒体は第1冷却媒体通路とシールユニットとサイフォン管を経てロール内部に案内され、軸受台カバー内の第2冷却媒体通路を通って例えば床の水排出部に戻され、そこから排出される。サイフォン管はインサートに差込み可能であり、それによってロール軸線回りに同心的に配置された、冷却媒体を戻すための環状隙間を形成している。
他の実施形態では、
冷却媒体排出部および/または冷却媒体供給部に連結された軸受台据え付け面に接続するための接続管が、軸受台カバーの少なくとも1つの冷却媒体通路内において挿入可能であり、
それによって例えば床側で案内された冷却水供給管および冷却水排出管への接続が保証される。
他の実施形態では、本発明に係る装置は次のように形成可能である。すなわち、軸受台カバーが軸受台に配置された固定カラーを備え、この固定カラーによって軸受台カバーが固定ボルトを介して軸受台に固定可能であり、そしてインサートを挿入可能である、固定カラーに対して隆起した軸受台カバー範囲が、軸受台のころがり軸受の直径とほぼ同じ大きさの直径を有するように、形成可能である。軸受台カバーの隆起した範囲には、インサートから離れるかまたはインサートに達する少なくとも1つの冷却水通路を、軸受台カバーのエッジまで半径方向外側に穿孔することができ、この穴は連続鋳造設備の運転中それぞれ好ましくはねじ付き栓によって閉鎖されている。このねじ付き栓はメンテナンス作業のために設備の停止状態でねじを弛めて外すことができ、それによって圧縮空気の供給が可能となり、ロール内部から冷却水を吹き出して除去することができる。
本発明ではさらに、スライドリング対のシールを備えた本発明に係る装置のような、冷却媒体供給部を特に連続鋳造設備用のロールに接続するための装置は、
シールユニットが二分割シールユニットとして形成され、シールユニットがそれぞれスライドリング保持部内に、第1シール面を有する第1スライドリングと、第1シール面上で滑動する第2シール面を有する第2スライドリングとを備え、
両スライドリングの少なくとも一方が
周囲に設けられた(周方向に延在する)スライドリングカラー部を備え、
スライドリング保持部内の円筒状凹部内へと挿入可能であり、且つ、
スライドリングがスライドリング保持部内の周囲に設けられた(周方向の)溝内へと挿入可能な保持リングによって保持可能であることによって、メンテナンスが一層容易になる。これにより、スライドリングを保持部に簡単に挿入可能であり、かつスライドリングを接着しないで保持リングによって保持可能である。メンテナンスの場合、保持リングは例えばプライヤによって取り外され、スライドリングは保持部から取り外すことができる。スライドリング対のシールの他の実施形態では、両スライドリングの少なくとも一方が突起を備え、この突起がスライドリングを収容する保持部内の対応する凹部に係合している。それによって、保持部内でのスライドリングの回転が確実に防止される。
本発明の他の実施形態は以下の記載と従属請求項から明らかである。
次に、添付の図に示した実施形態に基づいて本発明を詳しく説明する。
図1において、本発明に係る装置1は、連続鋳造設備のロール2に(図示せず)冷却媒体供給部を接続する働きをする。ロール2はジャーナル3を介してころがり軸受5によって軸受台4に軸承されている。ロール2には、ジャーナル3を通過する軸方向のロール穴6を経て、冷却媒体が供給可能である。
ロールジャーナル3内にブッシュ7を、好ましくはかみ合い連結的に差込むことができる。このブッシュは好ましくは補償器として形成された弾性スリーブ8を収容する働きをする。特殊鋼からなる補償器の形態にスリーブを形成すると有利であるがそのほかに、弾性を付与する他の材料によって、場合によっては織物で補強された、ブッシュ7に嵌め込み可能なゴム中空円筒体の形態に弾性スリーブを形成することができる。これによって、スリーブ8の優れた可撓性が達成され、ロールの負荷の際の本発明による装置の摩耗が小さくなる。
ブッシュ7はロール穴への差込み深さを制限する手段を備えていてもよい。この手段は簡単な場合には、末端に設けられたカラー24の形に形成可能である。このカラーはロールジャーナル端部に接触するかまたはロールジャーナル3の端部を覆う環状板22に係合する。ブッシュ7はさらに、少なくとも1個の回転防止部材を備えていてもよい。この回転防止部材は組み立て状態でロールジャーナル端部側の対応する凹部に係合する。この凹部を環状板22に形成してもよい。
軸受台4には軸受台カバー9が固定されている。この軸受台カバー9は図示した実施形態では、第1冷却媒体通路17を有し、ロールの同じ側から冷却水を供給および排出する場合にはさらに第2冷却媒体通路18を有する。冷却媒体通路17の端部は冷却媒体供給部に接続可能であり、冷却媒体通路18の端部は冷却媒体排出部(両方共図示せず)に接続可能である。
図1に示した軸受台カバー9は軸受台4の側面の少なくとも一部を覆っている。その際、軸受台カバー9にインサート14が挿入され、このインサートにはサイフォン管15が気密で固定されている。ロール内部に挿入されたサイフォン管15は次のように採寸されている。すなわち、サイフォン管が、ロールの内部に達する図示していない冷却水用案内管の外向きの端区間に挿入され、サイフォン管と冷却水用案内管との間に環状隙間が形成されるように採寸されている。この環状隙間は、一方では両管の相対回転が可能であり、他方では同時に冷却水の流通が阻止されるように採寸されている。
インサート14は図3から判るように、サイフォン管15に接続された第1冷却媒体通路11を有し、図に示すようにロールの同じ側から冷却水を供給および排出する場合にはさらに、冷却水を排出するための第2冷却媒体通路12を有する。冷却媒体通路11、12はそれぞれ軸受台カバー9内の冷却媒体通路17、18に開口し、そして他端においてロール穴6に開口し、それによってロール穴が冷却水の供給または排出のために冷却媒体通路11、12に接続されている。
図1においては、インサート14とロール穴6との間にシールユニットが設けられている。このシールユニットは実施形態では特に、ブッシュ7寄りのインサート14の端部に配置されたシール要素19としてのスライドリングと、このシール要素19に対応して、スライドリングとして形成された他のシール要素20とを備え、このシール要素20は軸受台カバー9寄りのスリーブ8の端部に配置されたアタッチメント21に設けられている。従って、図1の実施形態において、シール要素19、20のシール面はロールの回転軸線に対して垂直に配置されている。
シール要素19、20のシール面のこの幾何学的配置構造は、シール要素に作用する力を良好に相殺することができるので有利であるが、異なるように協働するシール要素を備えた他のシールユニットを使用する場合には、シール要素19、20のシール面のこの幾何学的配置構造は本発明に係る装置1においては必ずしも必要ではない。
特に炭化ケイ素からなる両スライドリング18、19の少なくとも一方は好ましくは、保持リング23によって、インサート14または弾性スリーブ8のアタッチメント21に保持されている。他の実施形態では、両スライドリング18、19の少なくとも一方が、他のスライドリング18、19とは反対側のその端部に、周方向に延在する外側のスライドリングカラー部を備え、インサート14またはアタッチメント21あるいは弾性スリーブ8の円筒状凹部内に挿入可能である。この場合、スライドリング18、19は円筒状凹部内の円筒内面の周方向の溝内に挿入可能でスライドリングカラー部に作用する保持リング23によって保持可能である。
軸受台カバー9の冷却媒体通路17、18にはそれぞれ、インサート14とは反対側のその端部から、(図示せず)接続管を挿入して軸受台据え付け面13に接続することができる。この軸受台据え付け面は(図示せず)冷却媒体排出部および/または冷却媒体供給部に接続されている。
軸受台カバー9はロール軸線と同軸の穴(図示せず)を冷却媒体通路17、18内に備えている。この穴はねじ込み可能な(図示せず)閉鎖栓によって閉鎖可能である。閉鎖栓は連続鋳造設備のメンテナンス作業の際ねじを弛めて取り外すことができる。従って、圧縮空気のような洗浄媒体を供給することができ、それによって冷却水を吹き出してロール内部から冷却水を取り除き、メンテナンス作業を容易にすることができる。
軸受台4に対する軸受台カバー9の固定は好ましくは、固定ボルト10を介して取外し可能に行われる。この固定ボルトは軸受台カバー9の円周に沿って特に等間隔に配置可能である。同様に、インサート14は固定ボルト16を介して軸受台カバーに取外し可能に固定されている。その結果、固定ボルト16を取外し、続いてインサート14を取り出すことにより、メンテナンス作業を行うために、組み立て状態でインサート14によって覆われた構成要素、特にシールユニットに対して、外部から問題なくアクセスすることができる。その際、メンテナンス作業のために、軸受台カバー9全体を装置1から分解する必要がない。そのために、インサート14は好ましくは、インサート14を取り外しときに、組み立て状態でインサート14によって覆われた構成要素、特にシールユニット7、8、19、20に対して外部からアクセスすることができるように採寸されており、その際妨害されずにブッシュ7にアクセスできることにより、場合によっては引き抜き工具を使用して、ロール穴6からシールユニット7、8、19、20を引き抜くことができる。
これに対して、インサート14が軸受台カバー9内に組み立てられている場合には、一方では冷却媒体供給部11、12、17、18が、他方ではシールユニット7、8、19、20が、連続鋳造設備の攻撃的な雰囲気に対して保護され、従って過度の摩耗が防止される。
本発明に係る装置は既存の連続鋳造設備にも問題なく組込みことができる。というのは、本発明を特徴づけるすべての手段が軸受台カバーの側に設けられ、従って本発明に係る装置の機能が軸受台4の仕様と無関係であるからである。
図2に示した実施形態の場合、シール要素の配置と、シール要素のそれぞれの保持が、図1に示した実施形態に対して変更されている。図2に示すように、補償器として形成された弾性スリーブが軸受台カバー9に固定され、一方、第1シール要素19がスライドリング支持スリーブ25を介してブッシュ上に配置されている。
図3に示すように、図1のA−A線に沿った、本発明に係る装置の実施形態の横断面図は、軸受台カバー9内における冷却通路17;18の延長形状と、冷却通路17;18からインサート14への移行部を具体的に示している。
本発明に係る装置の実施形態の部分縦断面図である。 本発明に係る装置の他の実施形態の部分縦断面図である。 図1のA−A線に沿った、本発明に係る装置の実施形態の横断面図である。
1 冷却媒体供給部を接続するための装置
2 ロール
3 ジャーナル
4 軸受台
5 ころがり軸受
6 軸方向のロール穴
7 ブッシュ
8 弾性スリーブ
9 軸受台カバー
10 軸受台カバーの固定ボルト
11 冷却媒体通路
12 冷却媒体通路
13 軸受台据え付け面
14 インサート
15 サイフォン管
16 インサートの固定ボルト
17 軸受台カバー内の第1冷却媒体通路
18 軸受台カバー内の第2冷却媒体通路
19 スライドリングの形をした第1シール要素
20 スライドリングの形をした第2シール要素
21 アタッチメント
22 環状板
23 保持リング
24 カラー/回転防止部材、 ストッパー
25 スライドリング支持スリーブ
26 Oリング

Claims (14)

  1. ロール(2)がジャーナル(3)を介してころがり軸受(5)によって軸受台(4)に軸承され、ジャーナル(3)を通る軸方向のロール穴(6)を経て冷却媒体をロールに供給可能である、
    冷却媒体供給部を連続鋳造設備用のロールに接続するための装置であって、
    ロール穴(6)に接続するためにロールジャーナル(3)に圧密に固定可能である、軸方向穴を有するシールユニットと、
    軸方向のロール穴(6)を覆うために軸受台(4)に固定可能である軸受台カバー(9)とを備え、
    この軸受台カバーが冷却媒体供給部に接続可能である少なくとも1つの冷却媒体通路(17;18)を備え、この冷却媒体通路がシールユニットを介して軸方向のロール穴(6)に接続可能であり、
    シールユニットが二分割シールユニットとして形成され、
    この二分割シールユニットがロール穴(6)に差込み可能なブッシュ(7)を備え、このブッシュがそれに固定されてそれと共に回転する、第1シール面を有する第1シール要素(19)を備え、
    二分割シールユニットがさらに、第1シール面上で滑動する第2シール面を有する第2シール要素(20)を備え、第2シール要素が軸受台カバー(9)によって支持されているかまたは軸受台カバーと一体化され、
    両シール要素(19;20)が互いに滑動するスライドリングとして形成され、
    ロール穴(6)に差込み可能なブッシュ(7)が組み立て状態でボルトなし差込み継手によってロール穴(6)内で保持されており、
    組み立て状態でシールユニット(7;8;19;20)を支持するインサート(14)が軸受台カバー(9)に挿入可能であり、シールユニットを介して冷却媒体供給部を軸方向のロール穴(6)に圧密に接続するために、インサート(14)が少なくとも1つの冷却媒体通路を備え、この冷却媒体通路がインサート(14)の組み立て状態で軸受台カバー(9)内の冷却媒体通路(17;18)とシールユニット(7;8;19;20)に接続されており、
    インサート(14)が分解状態で軸受台カバー(9)を取り外さずにロール穴からブッシュ(7)を取り出すことができるように採寸されて形成されている、
    ことを特徴とする装置。
  2. 第2シール要素(20)が組み立て状態でボルトなし差込み継手を介して軸受台カバー(9)に取外し可能に連結されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 第1シール要素(19)が弾性スリーブ(8)によって支持され、この弾性スリーブが、ロール穴(6)に差込み可能なブッシュ(7)に、圧密に固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 第2シール要素(20)が弾性スリーブ(8)によって支持され、この弾性スリーブが軸受台カバー(9)に圧密に固定されていることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  5. ブッシュ(7)が軸方向のロール穴(6)内への差込み深さを制限するためにストッパー(24)を備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
  6. ボルトなし差込み継手が回転防止部材を備えていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置。
  7. ブッシュ(7)が引き抜き手段を有しており、これらブッシュ(7)が組み立て状態で、ロール穴(6)からブッシュ(7)を引き抜くために引き抜き工具を係合させることが可能であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 弾性スリーブ(8)は、可撓性を有するベローズまたはゴム中空円筒体として形成されていることを特徴とする請求項3〜7のいずれか一項に記載の装置。
  9. インサート(14)が第1冷却媒体通路(11)と第2冷却媒体通路(12)とを備え、インサートの組み立て状態でこの両冷却媒体通路が軸受台カバー(9)の第1または第2冷却媒体通路(17;18)に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  10. 軸受台カバー(9)の第1冷却媒体通路(17)が冷却媒体供給部に接続可能であり、軸受台カバー(9)の第2冷却媒体通路(18)が冷却媒体排出部に接続可能であることを特徴とする請求項9に記載の装置。
  11. 冷却媒体排出部および/または冷却媒体供給部に接続された軸受台据え付け面に接続するための接続管が、軸受台カバー(9)の少なくとも1つの冷却媒体通路内において、
    この接続管が軸受台カバー(9)によって収容されるように、挿入可能であることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 両スライドリング(19;20)がそれぞれ各々1個の保持リング(23)によって保持可能であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 両スライドリング(19;20)の各々は、周囲に設けられたスライドリングカラー部を備え、保持リング(23)がこのスライドリングカラー部に係合していることを特徴とする請求項12に記載の装置。
  14. 両スライドリングの少なくとも一方が少なくとも1つの突起を備え、この突起がスライドリングを収容する保持部の対応する凹部に係合していることを特徴とする請求項12または13に記載の装置。
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