JP6111178B2 - 軸封装置 - Google Patents
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Description
1a 軸封部ハウジングの円形内周部
2 回転軸
3 一次側メカニカルシール
4 二次側メカニカルシール
5 封液循環供給手段
5a 封液
5b 封液流路
6 シールケース
6a シールケースの先端部(密封環保持部)
7 スリーブ
7a 密封環保持部
7b スリーブの基端部
7c キー溝
7d 環状段部
8 Oリング
9 第1ケース側密封環
9a 密封端面(第1シール部分)
9b テーパ面
10 第1軸側密封環
10a 密封端面(第1シール部分)
10b テーパ面
11 第1スプリング部材
11a コイルスプリング(第1スプリング部材)
12 第2ケース側密封環
12a 密封端面(第2シール部分)
13 Oリング
14 第2軸側密封環
14a 密封端面(第2シール部分)
14b 凹溝
14c ドライブピン
15 第2スプリング部材(板バネ)
16 第1ケース部分
16a 密封環保持部(第1ケース部分の先端部分)
16b シールケース部分(旋回流路の側壁)
17 第2ケース部分
18 連結ボルト
19 Oリング
20 固定ボルト
21 ナット
22 第1スプリングリテーナ
22a スプリング受部
22b スプリング保持部
22c 蓋部
23 締付ボルト
24 ヘッダ空間
24a ヘッダ空間
25 連通路
25a 連通路
26 固定環
27 第1セットスクリュー
28 第2セットスクリュー
29 第2スプリングリテーナ
29a キー溝
29b 係合突起
30 キー
31 ドライブピン
32 Oリング
33 ドライブピン
34 Oリング
35 ドライブピン
36 給液路
37 排液路
38 バッフル
39 旋回流路
39a 堰
39b 旋回流路口
40 ポンピング通路
41 セットプレート
42 ボルト
A 機内領域
B 機外領域(大気領域)
C 封液領域
C1 第1冷却空間(封液領域部分)
C2 第2冷却空間(封液領域部分)
C3 第3冷却空間(封液領域部分)
C4 中継空間(封液領域部分)
C5 冷却通路(封液領域部分)
C6 連絡通路(封液領域部分)
M 軸封装置
Ma 軸封装置
Claims (6)
- 回転機器の軸封部ハウジングとこれを同心状に洞貫する回転軸との間に軸線方向に縦列配置された一次側メカニカルシール及び二次側メカニカルシールシールにより、当該回転機器の機内領域と機外領域とを両メカニカルシール間に形成された封液領域を介して遮蔽シールすると共に、封液循環供給手段により封液領域に機内領域及び機外領域より高圧の封液を循環供給させることによって両メカニカルシールのシール部分の潤滑及び冷却を行うように構成された軸封装置であって、
一次側メカニカルシールが、軸封部ハウジングに取り付けられた筒状のシールケースと、回転軸に取り付けられたスリーブと、軸封部ハウジング内に配してシールケースにOリングを介して軸線方向移動可能に内嵌保持された第1ケース側密封環と、第1ケース側密封環の機内領域側に配してスリーブに固定された第1軸側密封環と、第1ケース側密封環の背面部とシールケースに形成された第1スプリングリテーナとの間に装填されて第1ケース側密封環を第1軸側密封環へと押圧附勢する第1スプリング部材とを具備して、両密封環の相対回転摺接作用によりその相対回転摺接部分である第1シール部分の外周側領域である機内領域とその内周側領域である封液領域とを遮蔽シールするように構成された端面接触形のものであり、
二次側メカニカルシールが、前記シールケース及びスリーブと、第1ケース側密封環の機外領域側に配してスリーブにOリングを介して軸線方向移動可能に外嵌保持された第2軸側密封環と、第1ケース側密封環と第2軸側密封環との間に配してスリーブに形成された第2スプリングリテーナと、第2軸側密封環の機外領域側に配してシールケースに固定された第2ケース側密封環と、第2軸側密封環と第2スプリングリテーナとの間に装填されて第2軸側密封環を第2ケース側密封環へと押圧附勢する第2スプリング部材とを具備して、両密封環の相対回転摺接作用によりその相対回転摺接部分である第2シール部分の内周側領域である機外領域とその外周側領域である封液領域とを遮蔽シールするように構成された端面接触形のものであり、
封液循環供給手段が、シールケースに形成された中空のヘッダ空間と、シールケースに形成されてヘッダ空間に封液を供給する給液路と、第1スプリングリテーナと第1ケース側密封環との間に形成される封液領域部分である第1冷却空間と、第1シール部分の内周側に形成される封液領域部分である第2冷却空間と、第2シール部分の外周側に形成される封液領域部分である第3冷却空間と、両スプリングリテーナ間に形成される封液領域部分である中継空間と、シールケースに周方向に等間隔を隔てて形成された複数の貫通孔であって、封液をヘッダ空間から第1冷却空間へと流入させる連通路と、シールケースに形成されており、第1スプリングリテーナから第1ケース側密封環とスリーブとの対向周面間を同心状に通過して第2冷却空間へと延びる円筒状のバッフルと、第1ケース側密封環とバッフルとの対向周面間に形成される封液領域部分であって、封液を第1冷却空間から第2冷却空間へと流動させる冷却通路と、スリーブとバッフル及び第1スプリングリテーナとの対向周面間に形成される封液領域部分であって、封液を第2冷却空間から中継空間へと流動させる連絡通路と、シールケースの内周部に第2スプリングリテーナの外周面に近接して形成された環状凹溝であって、周方向の一箇所に流体流動を阻止する堰を設けてある旋回流路と、シールケースに形成されており、堰から回転軸の回転方向と逆方向に延びる旋回流路部分を第3冷却空間に開口させる旋回流路口と、第2スプリングリテーナに形成された複数の貫通孔であって、一端部を中継空間に開口すると共に他端部を旋回流路に向けて開口するポンピング通路と、シールケースに形成されており、封液を第3冷却空間から回転軸の回転方向に対する接線方向に排出する排液路とを具備して、封液領域において封液を給液路から排液路へと流動せしめるように構成されていることを特徴とする軸封装置。 - 第1スプリングリテーナが軸線方向に対向する環状のスプリング受部とスプリング保持部とを具備するものであり、第1スプリングリテーナの内部空間であってスプリング受部とスプリング保持部との間に形成される空間を前記ヘッダ空間とすると共に、スプリング保持部に周方向に等間隔を隔てて複数の前記連通路を形成してあり、第1スプリング部材が、これらの連通路の一部又は全部に挿通されてスプリング受部と第1ケース側密封環との対向端面間に装填された複数のコイルスプリングからなるものであることを特徴とする、請求項1に記載する軸封装置。
- 一次側メカニカルシールの各密封環の先端面が軸線に直交する内外径同一の環状平面である密封端面に構成されていると共に、当該各密封環の先端部における内周面が密封端面へと漸次拡径する截頭円錐状のテーパ面に構成されており、前記バッフルの先端部に環状の誘導突起を形成すると共に、この誘導突起の外周面を截頭円錐状のテーパ面に構成してあることを特徴とする、請求項1又は2に記載する軸封装置。
- 各ポンピング通路が、軸線に平行して第2スプリングリテーナの背面に開口する吸込側流路部分と径方向に延びて第2スプリングリテーナの外周面に開口する吐出側流路部分とからなる断面L字状の貫通孔であることを特徴とする、請求項1〜3の何れかに記載する軸封装置。
- 第2スプリングリテーナとスリーブとの嵌合部分にキー溝を形成して、このキー溝にキーを係合させることにより、第2スプリングリテーナのスリーブに対する相対回転を阻止するように構成してあることを特徴とする、請求項1〜4の何れかに記載する軸封装置。
- シールケース及びスリーブが軸封部ハウジング及び回転軸に着脱自在に取り付けられており、シールケース並びにこれに設けられる第1及び第2メカニカルシール構成部材群からなる静止側密封要素とスリーブ並びにこれに設けられる第1及び第2メカニカルシール構成部材群からなる回転側密封要素とを着脱自在なセットプレートにより一体連結しうるように構成したカートリッジ形の軸封装置であることを特徴とする、請求項1〜5の何れかに記載する軸封装置。
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JP2013213534A JP6111178B2 (ja) | 2013-10-11 | 2013-10-11 | 軸封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013213534A JP6111178B2 (ja) | 2013-10-11 | 2013-10-11 | 軸封装置 |
Publications (2)
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JP2015075209A JP2015075209A (ja) | 2015-04-20 |
JP6111178B2 true JP6111178B2 (ja) | 2017-04-05 |
Family
ID=53000210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013213534A Active JP6111178B2 (ja) | 2013-10-11 | 2013-10-11 | 軸封装置 |
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