JP4951550B2 - 車両の燃料給油口蓋構造 - Google Patents
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Description
フューエルリッドは、例えば、ヒンジで開閉自在に配置され、運転席のレバーを操作すると、ロックが解除され、開けることができる。閉じるときは、フューエルリッドを閉め始めると、ある角度からは内蔵しているばねによって自動的に引かれて閉じる。ばねは、S字形をなし、一端がヒンジに連結し、他端が燃料給油口を底に配置している箱部の横壁に横穴のように形成した凹形の収納部に掛止されている。
このように、S字形のばね、S字形のばねを掛止するヒンジ、これらを収納する凹形の収納部を用いることで、ある角度からはばねで自動的に開閉することができる。そして、収納部及びヒンジに摩擦抵抗を発生させる凸部を設けて、開位置での衝撃音の発生を防止している(例えば、特許文献1参照。)。
また、生産コストが増加してしまうという問題がある。
請求項3に係る発明では、ストライカ部及び係合突部は、ヒンジを設けた一端に対向している他端へ設けられていることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、ストライカ部及び係合突部は、ヒンジを設けた一端に対向している他端へ設けられているので、ヒンジの対向側でフューエルリッドを閉状態に保持する付勢力を付与することができ、ヒンジ側に付勢手段を配置したものに比べ、ヒンジ側の小型化、生産コストの削減を図ることができるという利点がある。
図1は、本発明の車両の燃料給油口蓋構造の斜視図である。
図2は、燃料給油口蓋構造に採用したフューエルリッドの閉じた状態を示す斜視図である。
図4は、図2の4−4線断面図である。図1、図2を併用して説明する。
フューエルリッド係止機構23はまた、フューエルリッド15を開けるときは、運転席のドアロック(図に示していない)を開操作すると、ロックピン31がストライカ部26から二点鎖線で示したように抜け、ロックオフ(係合解除)されるが、フューエルリッド15は開かない。手でフューエルリッド15を軽く押し込むと、プッシュリフタ33が作動してフューエルリッド15を開く(矢印a1の方向)。
なお、ロックピン31は、ドアロック装置の閉操作に連動して図4の二点鎖線で示しているロック解除位置Hから前進してストライカ部26を貫通してストライカ部26にロックオン(係合)する。
ストライカ部26は、フューエルリッド15の裏にストライカ本体54が取付けられ、ストライカ本体54の固定端部55近傍に掛止孔56が開けられ、中央に付勢取付け部57が形成され、端部である先端部58に、係合開口凹部61が形成されている。
係合開口凹部61は、係合部材28の係合突部63を跨ぐように開けた部位である。
なお、ストライカ部26は、開口ストッパ部68の中央にロック開口部72が開けられている。
付勢手段27は、付勢取付け部57の載置部65に重ねて取付けられている固定部74と、固定部74の一方に連なり互いに距離Bだけ離間して対向している一対の延出部75と、延出部75に連なり接近して所定の隙間Sを形成している挟持部76と、挟持部76に連なり係合突部63に向かって開いている先端ガイド部77と、を備える。そして、フューエルリッド15を閉方向(矢印a2の方向)へ付勢する。
付勢手段27の材質は、金属であり、例えば、ばね鋼である。ばね鋼などの金属(薄板)を用いたので、延出部75及び挟持部76がともに係合部材28の係合突部63に係合する際に、弾性変形する。
すなわち、燃料給油口蓋構造11では、係合部材28に付与する付勢手段27の付勢力(挟む力(矢印b2の方向))とプッシュリフタ33の圧縮コイルばね53の力とを合計した力は乗員(使用者)に負担をかけすぎない程度に設定されているので、フューエルリッド15の使い勝手はよい。
図2に示した車両12では、燃料を給油する場合、ガスステーションで停車した後、運転席のドアロック(図に示していない)を開操作すると、ロックが解除される。まだ、フューエルリッド15は開かない。引き続き、フューエルリッド15を手で押すと、プッシュリフタ33で押されて自動的にフューエルリッド15が開いて出るので、更に手で開ける(図1参照)。フューエルリッド15を閉める場合は、開いているフューエルリッド15をプッシュリフタ33に抗して閉じる。その次に、運転席のドアロックを閉操作すると、ロックピン31がストライカ部26に嵌り、フューエルリッド15はロックされる。
図1に示している燃料給油口蓋構造11では、開閉するフューエルリッド15に配置したストライカ部26とともに付勢手段27を車体13側に配置した係合突部63に係止すると、付勢手段27が係合突部63に付勢力を付与するので、フューエルリッド15は開かず、閉じた状態を維持することができる。その結果、フューエルリッド15を開閉自在に支持しているヒンジ22に付勢力を得る部材、例えば、S字形のばねを用いる必要がなく、S字形のばねを配置するためのスペースを形成する必要がない。従って、フューエルアダプタ16の小型化を図ることができるとともに、生産コストの削減を図ることができる。
図1に示した燃料給油口蓋構造11では、フューエルリッド15を閉じていくと、車体13側の係合突部63に付勢手段27が実線で示すように当接する。さらにフューエルリッド15を閉じていくと、付勢手段27の延出部75や挟持部76が弾性的に変形して矢印b1のように開き始める。挟持部76が係合突部63を通過すると、弾性力(付勢力)で挟むように(矢印b2の方向)押圧するので、弾性力の分力並びに手で押し続けている力とによって、フューエルリッド15は、閉じ方向へ(矢印a2の方向)向かって回動を続ける。一方、押されているプッシュリフタ33が引き込み状態(図4参照)に達すると、プッシュリフタ33の圧縮コイルばね53は伸びないので、フューエルリッド閉位置Eでフューエルリッド15から手を離しても、フューエルリッド15は閉じられた状態となる。
また、ロック解除時に、洗車の際に、フューエルリッド15に水を吹き付けても、フューエルリッド15は開かない。
Claims (6)
- 燃料給油口を有しているフューエルアダプタと、一端がヒンジ回動して前記フューエルアダプタを開閉するフューエルリッドと、前記フューエルアダプタ及び前記フューエルリッドの少なくともどちらか一方に設けられた係合突部と、他方に設けられて前記係合突部に係合して前記フューエルリッドを閉状態に係止するストライカ部と、を備える車両の燃料給油口蓋構造であって、
前記ストライカ部に、前記係合突部に係合して前記フューエルリッドを閉方向へ付勢する付勢手段を設け、
前記付勢手段は、前記フューエルリッドの開閉毎に前記係合突部が通る一対の延出部と、該延出部に連なり接近して所定の隙間を形成し前記係合突部が通る挟持部と、を備えて、前記延出部及び前記挟持部のうち少なくとも一方が、弾性変形自在な材質で形成されて、前記挟持部を前記係合突部が通ると弾性変形し、前記係合突部が前記挟持部を通ったときに前記フューエルリッドを前記フューエルアダプタ側へ引き込むように付勢力を発生させて係合し、通った前記係合突部が抜かれたときに係合解除となることを特徴とする車両の燃料給油口蓋構造。 - 燃料給油口を有しているフューエルアダプタと、一端がヒンジ回動して前記フューエルアダプタを開閉するフューエルリッドと、前記フューエルアダプタ及び前記フューエルリッドの少なくともどちらか一方に設けられた係合突部と、他方に設けられて前記係合突部に係合して前記フューエルリッドを閉状態に係止するストライカ部と、を備える車両の燃料給油口蓋構造であって、
前記ストライカ部に、前記係合突部に係合して前記フューエルリッドを閉方向へ付勢する付勢手段を設け、
前記付勢手段は、薄板により成形された板ばねであることを特徴とする車両の燃料給油口蓋構造。 - 前記ストライカ部及び前記係合突部は、前記ヒンジを設けた一端に対向している他端へ設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両の燃料給油口蓋構造。
- 前記ストライカ部は、端部に設けられ前記係合突部を通して前記付勢手段に係合させる係合開口凹部と、前記付勢手段を中央に取付けている付勢取付け部と、を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両の燃料給油口蓋構造。
- 前記付勢手段は、前記付勢取付け部に取付けられている固定部と、該固定部に連なる前記延出部と、前記挟持部と、を備えていることを特徴とする請求項4記載の車両の燃料給油口蓋構造。
- 前記フューエルアダプタに、前記フューエルリッドを開放するための開放力をプッシュばねで付与し、該プッシュばねに抗して前記フューエルリッドを閉じたときに、前記プッシュばねを押さえて開放力を発生しないプッシュリフタを備え、
前記付勢手段の付勢力は、開放力を発生しないプッシュリフタに前記フューエルリッドを押圧するように設定され、且つ、前記開放力よりも小さく設定されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両の燃料給油口蓋構造。
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