JP4949249B2 - 2−ヒドロキシ−4−メチルチオ酪酸の製造 - Google Patents

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Description

本発明は、異なる処理工程に対して特殊な作用物質の使用を記載する、2−ヒドロキシ−4−メチルチオ酪酸の製造法に関する。
従来技術
栄養素を改善する飼料添加剤は、現在、動物の栄養の無視することのできない成分である。この飼料添加剤は、栄養提供物のよりいっそう良好な評価に使用され、成長を刺激し、タンパク質形成を促進する。この添加物の最も重要な点の1つは、なかんずく家禽類の飼育において飼料添加剤として卓越した立場を占める必須アミノ酸のメチオニンである。しかし、この分野において、所謂メチオニン代替物、例えばメチオニン−ヒドロキシ類縁物(略してMHA)は、相当に重要な者である。それというのも、このメチオニン−ヒドロキシ類縁物は、そのために公知のアミノ酸と類似した成長刺激特性を有するからである。
2−ヒドロキシ−4−メチルチオ−酪酸のラセミ形は、久しく公知のメチオニン代替物であり、このメチオニン代替物は、主に動物の栄養の点で、殊に家禽類の飼育の際に飼料添加剤として使用されている。このMHAは、メチオニンの代わりに使用されることができ、前記の記載のように、例えば家禽類の場合の胸部の肉の収量を改善する。更に、このMHAは、カルシウム塩の形で腎臓の能力を治療する際に製薬学的にも使用されている。
MHAは、多くの場合に水性濃厚物の形で使用され、この場合このMHAは、モノマーと共になおオリゴマー、主に二量体および三量体の線形エステル酸の或る程度の含量を含有する。前記オリゴマーの含量は、製造条件および選択された濃度に依存する。
2−ヒドロキシ−4−メチルチオ酪酸は、2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチロニトリルの水和および逐次の加水分解によって硫酸媒体中で連続的または回分的に製造されうることは、一般に公知である。
合成は、例えば欧州特許出願公開第0874811号明細書の記載によるが、しかし独占的にではなく、次のように実施される:
MHAを製造するための一般的な方法は、3−メチルチオプロピンアルデヒド、メチルメルカプトプロピオンアルデヒドまたはMMPとも呼ばれる、から出発し、シアン化水素と反応され、2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチロニトリル、MMPーシアンヒドリンまたはMM−CHとも呼ばれる、に変わる(反応式I)。
Figure 0004949249
引続き、生成されたMMP−シアンヒドリンは、通常、強い鉱酸、例えば硫酸または塩酸で2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチルアミド、MHA−アミドとも呼ばれる、の中間段階を経て(反応式II)
Figure 0004949249
加水分解され、メチオニンヒドロキシ類縁物(MHA)に変わる(反応式III)。
Figure 0004949249
この加水分解は、一段階ならびに二段階で実施されてよく、この場合"段階"とは、MMP−CHの加水分解のために、1回または2回鉱酸および/または水が添加されることであると理解すべきである。
即ち、例えばMMP−CHの加水分解は、第1の段階でMMP−CHが60〜85質量%、有利に65〜80質量%の硫酸で1.0:0.5〜1:1.0、有利に1:0.6〜1:0.95のMMP−CH対H2SO4のモル比で30〜90℃、有利に50〜70℃の温度でMHAーアミドの製造のために加水分解されるように実施される。この場合、MMP-シアンヒドリンからMHA−アミドは、生成され、この場合生成される混合物は、さらに本質的に未反応のMMP−シアンヒドリンを含有していない。
加水分解は、殆んど定量的に進行する。MHA−アミドは、第2の段階で水を添加しながらH2SO4のさらなる添加なしに(例えば、硫酸濃度は、40%未満に調節される)140℃まで、有利に110℃以下の温度で加水分解される。
更に、一般に単に下降流法"Downstream-Prozess"によって区別される他の方法が記載されている。即ち、特告平7−97970号公報には、MHAを反応混合物からメチルイソブチルケトンで抽出することが記載されている。欧州特許出願公開第863135号明細書には、重硫酸アンモニウムを加水分解溶液に添加する別の方法が記載されている。反応後に、水と不混和性の有機溶剤が添加され、結果として、有機相中でMHAの含量が増加する。更に、水相に水混和性の有機溶剤を添加することができ、相応する硫酸アンモニウムが沈殿することが記載されている。
更に、有機抽出溶剤の使用なしにMHAを取得する方法は、例えば米国特許第4912257号明細書または欧州特許出願公開第1149073号明細書中に記載されている。前記方法の全ての場合に、異なるpH値および相応する腐食性を有する複雑な組成の異なる媒体が存在する。この腐食性は、上記方法で間違った材料選択による修理のための毎年著しい出費手段が必要であることをまねく。
通常、腐食性の複雑な媒体中での生産過程に必要とされる装置および管路は、エナメル塗装された構造部材から完成されており、周知のように酸性媒体に対して高い耐食性を示す。エナメル塗装された構造部材は、特に取り付けまたは日常の生産稼働の際に発生するような機械的負荷に対して極めて敏感であるという欠点を有する。エナメル塗装された表面がまず最初に損傷される場合には、腐蝕は、もはや阻止することができない。それというのも、担持材料は、一般に周知のように酸性媒体に対して殆んど安定性でない標準鋼からなるからである。
更に、エナメル塗装された構造部材の欠点は、特殊な生産場所で面倒にも予め完成させなければならず、しばしば望ましい寸法で使用することができないことにある。これは、場合によっては装置中での長い静置およびそれから生じる経済的損失をまねきうる。エナメル塗装された構造部材の劣悪な熱伝達係数のために、例えば相応する熱交換器は、大容量的に完成させなければならない。これは、同様に高い投資費用の形を取る。
更に、エナメル塗装された構造部材の欠点は、制限された完成可能性のためにこれから生じる高い数の必要とされるフランジ結合にあり、この場合このフランジ結合は、潜在的な漏れ可能性として環境保護手段のために特に使用されることが必要とされる。更に、材料のエナメルの欠点は、完成技術的の困難なために、特殊な資金保護的な装置の完成の際に構造的な自由度が著しく制限されていることに見出すことができる。
実際に、例えば2−ヒドロキシ−4−メチルチオ酪酸を製造するための連続的方法のために、特許出願WO 96/40630には、使用される反応装置、ポンプおよび熱交換器の場合には、耐蝕性材料に注意すべきであるが、この場合には、問題となる記載を欠いている。
Dechema-Werkstoff-Tablle (1969, 1971)には、硫酸媒体に対してオーステナイト鋼が推奨されているが、しかし、反応に必要とされる濃度および温度の点で安定性でないことが確認されている。記載された削磨速度は、場合によりこの削磨速度により生じる重金属負荷に関連して栄養ケージ中に到達する最終製品MHAに対して許容することができない。材料の耐蝕性は、一般に例えば、mm p.a.での削磨速度の測定によって、腐蝕が行なわれた基準(Roempp's Lexikon der Chemie, 1990, 第2344頁中の定義)として測定される。
当該の場合に関連して、60℃以下の温度で少なくとも0.06mm p.a.未満または110℃以下の温度で0.10mm p.a.未満の削磨速度を有する材料は、耐蝕性とみなすことができる。
また、Dechema-Werkstoff-Tabelle (1969), 硫酸の章, 第17頁に記載されているように、銅を合金化することによって、耐蝕性を著しく上昇させることができるが、しかし、削磨速度は、さらに不満足にも高い。NiCrMoCu合金には、31〜82%の硫酸水溶液および20℃を上廻る温度で、所謂安定性が欠けている部分が存在する。削磨速度は、例えば80℃および10〜78%の硫酸濃度で1年につき(p.a.)約0.1mmである。
また、H. Zitter, Werkstoff und Korrosion 7 (1957), 758の記載により、組成物Cr18%、Ni22%、Mo3%および銅2%の鋼は、60〜80%の硫酸の濃度範囲内で1.8mm p.aまでの削磨速度を有することは、公知である。更に、Dechema-^Werkstoff-Tabellの記載から、ニッケル合金が硫酸媒体中で耐蝕性であることは、公知である。即ち、例えばHastelloy F (Ni 48%, Cr 22%, Fe 15%, Mo 6.5%, NS+Ta 2%)に関連して、室温で2〜96%の濃度範囲内での良好な安定性が記載されている。66または80℃の温度の場合には、MHA法にとって受け入れることができない、8mm p.a.未満の削磨速度が記載されている。更に、型(NiMo18Cr17W)のニッケル−モリブデン−クロム合金は、室温で全ての硫酸濃度に耐えることが報告されている。
70℃および15%未満の硫酸濃度の場合、削磨は、なお有利であることを示す。よりいっそう高い濃度の場合、削磨速度は、最高値で0.5〜0.75mm p.a.までである。即ち、例えばNickel-Informationsburo GmbH, Duesseldorf (1961, 10月), 第36頁の記載によれば、合金のHastelloy C (Ni 54%, Mo 16%, Cr 16%, W 4%, Fe 4〜6%, C 0.05〜0.07%)に関連して、70℃で40%の硫酸中で削磨速度は、0.2mm p.a.である。ジルコニウムは、受け入れることができる腐蝕速度を有する、上記の反応条件に適した唯一の材料と見なすことができるが、このジルコニウムは、多数の用途に場合に経済的視点から問題にならない。
また、テフロン被膜を有する標準鋼または別の可能な材料が挙げられるが、しかし、この材料についての詳細には立ち入らないことにする。WO 96/40630の実施例22には、テフロン被膜を有する標準鋼から完成された流動管の使用が記載されている。このような複合構造材料は、エナメルと同様の欠点を有するが、しかし、例えば構成/完成の際の熱通過係数および/または自由度に対しては、まさしく欠点を有しない。
発明の課題
従って、本発明の課題は、上記方法のそれぞれの処理段階に適した、機械および装置のための構造材料を提供することである。
発明の詳細な記載
ところで、2−ヒドロキシ−4−メチルチオ酪酸の製造のために、一般に上記欠点を有しない材料が見出された。即ち、過剰のフランジ結合は、使用可能な継目技術のために回避させることができる。前記材料は、高度に漏れ敏感性を減少させ、改善された環境保護に著しく貢献する。一般に生産稼働において取付けの際に発生する機械的負荷は、腐蝕挙動に影響を及ぼす損傷を全く生じない。反応装置の構造的最適化は、制限されていない。低い熱通過抵抗のために、例えば資金保護性の僅かな構造体積を有する熱交換器を完成させることができる。
本発明の1つの視点は、3−メチルチオプロピオンアルデヒドへの青酸の付着によって得られる付加生成物2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチロニトリルを、中間体の2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチルアミドを経て硫酸と反応させることにより、2−ヒドロキシ−4−メチルチオ酪酸を製造する方法であり、この方法は、2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチルアミドへの2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチロニトリルの反応および2−ヒドロキシ−4−メチルチオ酪酸への引続く反応を、使用される反応媒体に対して耐蝕性の、合金鋼または相応するニッケル合金から完成された反応容器中で実施することによって特徴付けられる。
本発明のもう1つの視点は、3−メチルチオプロピオンアルデヒドへの青酸の付着によって得られる付加生成物2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチロニトリルを中間体の2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチルアミドを経て硫酸と反応させることにより、2−ヒドロキシ−4−メチルチオ酪酸を製造する方法であり、この方法は、60℃以下の温度で0.06mm p.a.未満、有利に0.025mm p.a.未満、特に有利に0.015mm p.a.未満、殊に有利に0.01mm p.a.未満の削磨速度を有し、110℃以下の温度で0.1mm p.a.未満、有利に0.06mm p.a.未満、特に有利に0.05mm p.a.未満、殊に有利に0.035mm p.a.未満を有する合金鋼または相応するニッケル合金からなる反応容器中で実施されることによって特徴付けられる。
上記刊行物の記載とは異なり、意外なことに、型、例えばXNiMoCuまたはNiMoCrWの合金を上記の処理条件下で使用しうることが見出された。意外なことに、型X1NiMoCu、例えばX1NiCrMoCu32287(1.4562)およびNiMoCrW、例えばNiMo16Cr15W(Hastelloy C-246)の合金は、MHA処理で支配的な条件で受け入れることができる削磨速度を有することが見出された。しかし、型X1NiMoCuN、例えば型X1NiMoCuN25205(1.4539)またはX1NiCrMoCu31274(1.4563)の合金は、不適当である。更に、型NiCr23Mo16Al(2.4605)またはNiCr22Mo9Nb(2.4856)の材料は、意外なことに適当であることが判明した。
詳細には、相応する処理過程のために次の材料が見出された:
2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチルアミドへの2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチロニトリルの反応の処理工程のためには、60℃以下の温度、反応器、熱交換器、ポンプおよび管路のために構造材料として材料2.4602、2.4605、2.4856、1.4562が適している。
合金の分級は、1992年のDIN EN 10027−2の記載により行なわれた。
110℃以下の温度での2−ヒドロキシ−4−メチルチオ酪酸への2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチルアミドの所謂加水分解工程のためには、反応器および熱交換器の構造にとって、材料2,4605だけが適していることが見出された。管路のためには、材料2.4602および2.4605が適している。ポンプのための構造材料としては、材料2.4819(Hastelloy C-276)および2.4605が適していることが見出された。
次に、本発明を実施例につき詳説する。この実施例は、本発明の説明のためだけに使用され、本発明は、この方法および範囲に制限されるものではない。
実施例1
2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチロニトリルを65〜70%の硫酸の存在下に50〜60℃で反応させ、2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチルアミドに変える反応容器に型1.4562の材料試料を備えさせ、250時間後に評価した。0.01mm p.a.未満の削磨速度を測定した。
実施例2
実施例1の記載により実施したが、しかし、型2.4605の材料試料を使用した。0.01mm p.a.未満の削磨速度を測定した。
実施例3
2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチルアミドを水の添加(硫酸濃度40%未満)によって110℃で反応させ、2−ヒドロキシ−4−メチルチオ酪酸に変える反応容器に型2.4602の材料試料を備えさせ、250時間後に評価した。0.031mm p.a.未満の削磨速度を測定した。
実施例4
実施例3の記載により実施したが、しかし、型2.4605の材料試料を500時間反応条件に晒した。0.02mm p.a.未満の削磨速度を測定した。
実施例5
実施例1の記載により実施したが、しかし、型2.4856の材料試料を使用した。0.01mm p.a.未満の削磨速度を測定した。
比較例A
実施例4の記載により実施したが、しかし、型Emaille WWG911(供給者Pfaudler社, Pfaudler Strasse D-68723 Schwetzingen)を使用した。0.021mm p.a.未満の削磨速度を測定した。
比較例B
比較例Aの記載により実施した。Emaille 3009(供給者 DeDietrich社, Niederbronn/Frankreich)を使用した。削磨速度は、0.033mm p.a.であった。
比較例C
実施例1の場合と同様の反応条件を選択したが、しかし、型1.4539の材料を使用した。削磨速度は、0.069mm p.a.であった。
比較例D
実施例1の記載により実施したが、しかし、型1.4563の材料試料を使用した。0.06mm p.a.の削磨速度を測定した。
比較例E
実施例3の記載により実施したが、しかし、型1.4562の材料を250時間反応条件に晒した。0.37mm p.a.の削磨速度を測定した。
前記試験は、ASTM G4−68の記載により行なった。この場合には、当該材料からなる酸洗いされたクーポン(60×20mm)を反応媒体中で使用した。酸洗いを室温で1〜2時間実施した。酸洗い溶液として24体積%のHF水溶液(40%)、8体積%のHNO3水溶液(65%)を水中で使用した。
試験時間の経過後の、前記試料を順次に水およびアセトンで洗浄し、引続き熱風ブロアーで一定の質量になるまで乾燥した。
更に、腐蝕によって必然的な質量損失を計量およびクーポンの元来の質量との比較によって測定した。質量損失からmm p.a.での削磨速度を算出した。
試験された全ての材料とその組成についての要約は、第1表中に記載されている。実施例1〜5、ならびに比較例A〜Eの結果は、第2表中に記載されている。
Figure 0004949249
Figure 0004949249

Claims (8)

  1. 3−メチルチオプロピオンアルデヒドへの青酸の付加によって得られる付加生成物2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチロニトリルを、硫酸と反応させ、中間体の2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチルアミドを経て、2−ヒドロキシ−4−メチルチオ酪酸を製造する方法において、2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチルアミドへの2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチロニトリルの反応および2−ヒドロキシ−4−メチルチオ酪酸への引続く反応を、使用される反応媒体に対して耐蝕性の、合金鋼および/またはニッケル合金から完成された反応容器中で実施し、かつ該反応容器の構造材料が、ASTM G4−68により測定して、60℃以下の温度で0.06mm p.a.未満の削磨速度を有するか、または110℃以下の温度で0.1mm p.a.未満の削磨速度を有し、その際、2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチルアミドへの2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチロニトリルの反応を60℃以下の温度で、2.4602、2.4605及び2.4856の群から選択される材料から完成された反応器、熱交換器、ポンプおよび管路中で実施することを特徴する、2−ヒドロキシ−4−メチルチオ酪酸を製造する方法。
  2. 反応器、熱交換器、ポンプおよび管路を材料2.4602から完成させた、請求項1記載の方法。
  3. 反応器、熱交換器、ポンプおよび管路を材料2.4605から完成させた、請求項1記載の方法。
  4. 反応器、熱交換器、ポンプおよび管路を材料2.4856から完成させた、請求項1記載の方法。
  5. 2−ヒドロキシ−4−メチルチオ酪酸への2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチルアミドの加水分解工程を110℃以下の温度で材料2.4605からなる反応器中および熱交換器中で実施する、請求項1記載の方法。
  6. 2−ヒドロキシ−4−メチルチオ酪酸への2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチルアミドの加水分解工程を110℃以下の温度で材料2.4602または2.4605からなる管路中で実施する、請求項1記載の方法。
  7. 方法を材料2.4605からなる管路で実施する、請求項6記載の方法。
  8. 2−ヒドロキシ−4−メチルチオ酪酸への2−ヒドロキシ−4−メチルチオブチルアミドの加水分解工程を110℃以下の温度で材料2.4605からなるポンプで実施する、請求項1記載の方法。
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