JP4948381B2 - 流体管固定具 - Google Patents

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Description

この発明は、壁の貫通孔を通る流体管を壁に固定するための流体管固定具に関するものである。
従来、流体管としての給排水湯管を壁の貫通孔部分に固定するための固定具があった(例えば、特許文献1参照)。この固定具は、図11に示すように、壁30の貫通孔30aに固定される固定具本体32と弾性止水部材33とプレート34とが、タッピンねじ35、35により組み付けられていた。そして、弾性止水部材33は、給排水湯管31が密着状態で通される止水筒状部33aを有していた。
特公平4−19415号公報
ところで、前記従来の固定具にあっては、弾性止水部材33における止水筒状部33aの内周面全体が給排水湯管31に密着することで止水を行なうため、給排水湯管31の挿入時に相当の負荷がかかり、その作業が面倒であった。また、弾性止水部材33は、弾性を有するため、給排水湯管31の軸方向の移動を規制することができず、給排水湯管31の固定が不安定であった。
この発明は、上記した従来の欠点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、流体管を、容易に挿入することができ、かつ、確実に固定することができる、流体管固定具を提供することにある。
この発明に係る流体管固定具は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。すなわち、
請求項1に記載の発明に係る流体管固定具は、壁に設けられた貫通孔を通る流体管を前記壁に固定すべく、前記貫通孔に取り付けられる固定具である。この流体管固定具は、内部を前記流体管が通る通管筒体と、前記通管筒体と前記流体管との間を止水する止水部材と、前記通管筒体内を通って前記壁の裏側から表側へと引き出された前記流体管の外周面を圧接するようにして前記流体管に取り付け固定される、前記止水部材とは別体の圧接具と、前記圧接具が前記流体管とともにその流体管の軸方向に移動しないように規制する規制手段とを、備える。
これにより、止水部材によって、通管筒体と流体管との間が止水される。そして、流体管に取り付け固定される圧接具と、その圧接具を流体管の軸方向に移動しないように規制する規制手段とによって、流体管は、軸方向への移動が規制される。このように、止水と、流体管の移動規制とが、別の構成によって形成されているため、圧接具を外した状態で、流体管を通管筒体に挿入することで、その挿入が容易となり、また、止水部材とは別体の圧接具を用いることで、流体管のその軸方向の移動が的確に規制されて、流体管は、確実に固定される。
また、請求項2に記載の発明に係る流体管固定具は、請求項1に記載の流体管固定具において、前記通管筒体には、中途に切欠開口が設けられ、少なくとも、前記流体管の外周面の、前記切欠開口と対応位置する露出部が、前記圧接具で圧接される。そして、前記流体管の軸方向に位置する、前記切欠開口の内面が、前記圧接具の両側面に対向して、前記規制手段となる。
また、請求項3に記載の発明に係る流体管固定具は、請求項2に記載の流体管固定具において、前記流体管の外周面の前記露出部と前記通管筒体とが、前記圧設具によって、周回状に圧接される。
また、請求項4に記載の発明に係る流体管固定具は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の流体管固定具において、前記圧接具は、C字形状から縮径によりリング状となって前記流体管の外周面を圧接するように形成されている。
この発明に係る流体管固定具によれば、止水と流体管の移動規制とを別の構成により形成することで、流体管を、容易に挿入することができ、かつ、確実に固定することができる。
以下、この発明に係る流体管固定具を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図8は、本発明の一実施の形態を示す。図中符号1は、ユニットバス等の浴室である。2は、浴室1内をミストサウナ空間とするために、浴室1の天井壁に配備されたミストサウナ装置である。3は、建造物もしくは構造物の壁であって、図示実施の形態においては、浴室1の壁である。3aは、前記壁3に設けられた貫通孔3aであって、特に、浴槽1bがある側に設けられている。4は、例えば可撓性を備えたドレン管からなる流体管、特に架橋ポリエチレン管やポリブデン管等の合成樹脂製の流体管であって、ミストサウナ装置2の不用水を排出するために、浴室1の壁3の裏側に配管される。5は、流体管固定具であって、壁3の裏側から貫通孔3aを通る前記流体管4を壁3に固定すべく、貫通孔3aに取り付けられる。
流体管固定具5は、内部を前記流体管4が通る通管筒体5aと、その通管筒体5aと流体管4との間を止水する止水部材としての第1パッキン16と、その第1パッキン16とは別体の圧接具21と、規制手段22とを備える。ここで、圧接具21は、通管筒体5a内を通って壁3の裏側から表側へと引き出された流体管4の外周面を圧接するようにして流体管4に取り付け固定されるものである。規制手段22は、圧接具21が流体管4とともにその流体管4の軸方向に移動しないように規制するものである。
具体的には、流体管固定具5は、ボックス本体6と、固定部材7と、前記通管筒体5aを有する閉塞部材8とを備えている。ボックス本体6は、前記壁3の裏側に配管される流体管4が引き込まれる引込口6aと、前記壁3に形成された貫通孔3aから壁3の表側(図示実施の形態においては、浴室1内)に臨む開口6bとを備える。そして、この開口6bは、引き込まれた流体管4を壁3の表側に引き出すための開口となっている。固定部材7は、前記壁3の裏側において造営材の被固定部(図示実施の形態においては、壁3の裏面3b)に固定される固定部7aと、ボックス本体6を支持する支持部7bとを備える。そして、支持部7bは、ボックス本体6を壁3に沿う方向に回動可能に支持する。閉塞部材8は、壁3の表側から前記開口6bを含めて貫通孔3aを塞ぐものである。このとき、閉塞部材8は、開口6bに係合し、この閉塞部材8を回動することで、ボックス本体6の回動を操作できるようになっている。
詳細には、ボックス本体6は、内部を流体管4が通るように中空筒状に形成された本体部9と、その本体部9から円形鍔状に張り出した張出部10とからなる。そして、本体部9における一端側に、前記引込口6aが設けられ、他端側に、前記開口6bが設けられる。ここにおいて、引込口6aには、流体管4が挿入されるところの鞘管11が接続される鞘管接続部6dが設けられている。また、ボックス本体6(詳細には、本体部9)の開口6bは、貫通孔3aを通って壁3の裏側から表側に渡るように突出形成されて、その突出側から見て縦長形状をしている。また、張出部10は、開口6bの基端に設けられて、外縁側が、貫通孔3aの周縁部裏面に対向位置し、その内側には、貫通孔3aに係合するように若干突出して形成された凸段部10aが設けられている(図2、図5参照)。
固定部材7は、例えば、略コの字もしくはCの字に形成されている。そこで、固定部材7は、そのほぼ全体が、板状に形成されて、前記固定部7aとなる。そして、この固定部7aに、固定用のビス12が挿入される固定孔(図示せず)が明けられている。また、固定部材7は、その内周側が、円弧状に形成されて、前記支持部7bとなる。この支持部7bは、ボックス本体6における張出部10を支持するよう、張出部10の外周面と対向する第1支持部7dと、張出部10の後面(つまり、壁3とは反対側の面)と対向する第2支持部7eと、張出部10の前面(詳細には、一段下がるように壁3側の面に形成された凹段部10b)と対向する第3支持部7fとからなる(図5参照)。
こうして、固定部材7がボックス本体6を支持することで、ボックス本体6は、壁3に沿う方向に回動可能となる。ここにおいて、固定部材7には、ボックス本体6の回動を所定範囲に規制する規制部7gが設けられている。図示実施の形態においては、ボックス本体6における本体部9は、固定部材7のコの字もしくはCの字の開口部7h(図示実施の形態においては、上下方向に開口する開口部7h)を通って、コの字もしくはCの字の内外に渡って延びており、このコの字もしくはCの字の、開口部7hに面する端面が、本体部9と対向することで前記規制部7gとなっている。
閉塞部材8は、流体管4を所要の方向(図示実施の形態においては、斜め下方)に導く案内部材ともなっている。この閉塞部材8は、第1部材13と第2部材14とからなり、これら第1部材13と第2部材14とがビス15により互いに連結されている。
第1部材13は、ボックス本体6の開口6bに嵌合するようにして係合する係合部13aと、その係合部13aの内側に形成されて流体管4が通る筒部13bと、係合部13aから鍔状に張り出した張出部13cとからなる。ここで、筒部13bの内側は、口元側(前側)が径大に形成された径大部13dとなって、この径大部13dに、流体管4との間を止水する前記第1パッキン16が挿入される。また、張出部13cは、その外縁部が、ボックス本体6とで壁3を挟持する挟持部8aとなって、貫通孔3aの周縁部前面と対向位置する。そして、この挟持部8aには、貫通孔3aの周縁部との間を止水する部材である第2パッキン18が設けられる。
第2部材14は、流体管4が通されるように両端が開口する筒形状に形成されている。そして、第2部材14は、その後端部分が第1部材13の径大部13dに挿入されるようにして、第1部材13に組み付けられて、第1パッキン16を抜け止めする。そして、この第2部材14と、前記第1部材13における筒部13bとで、前記通管筒体5aが形成される。そこで、通管筒体5a(詳細には、第2部材14)には、中途に切欠開口14eが設けられ、少なくとも、流体管4の外周面の、切欠開口14eと対応位置する露出部4aが、前記圧接具21で圧接される。そして、流体管4の軸方向に位置する、切欠開口14eの内面が、圧接具21の両側面に対向して、前記規制手段22となる。そして、流体管4の外周面の前記露出部4aと通管筒体5aとが、前記圧接具21によって、周回状に圧接される。詳細には、前記切欠開口14eは、第2部材14(通管筒体5a)の前端側に、端部14cとの繋ぎ部14d、14dを残して切り欠き形成されている。そして、圧接具21によって、流体管4における前記露出部4aとともに第2部材14(通管筒体5a)の繋ぎ部14d、14dが圧接される。
圧接具21は、図6〜図8に示すように、C字形状から縮径によりリング状となって流体管4の外周面(図示実施の形態においては、流体管4の外周面および前記繋ぎ部14d)を圧接するように形成されている。この圧接具21は、例えば合成樹脂製であって、弾性を備えている。そして、圧接具21は、C字形状の一方の端部が厚肉に形成された第1厚肉部21aとなって、その第1厚肉部21aの外周面には、鋸状の第1係合部21bが設けられている。そして、圧接具21の一方の端部には、前記第1厚肉部21aの基端から突出して、その第1厚肉部21aと対向するように延びる延設片21cが設けられている。また、圧接具21は、C字形状の他方の端部が薄肉に形成された薄肉部21dとなっている。そして、圧接具21の他方の端部には、前記薄肉部21dの基端から突出して、その薄肉部21dと対向するようにして厚肉となって延びる第2厚肉部21eが設けられ、その第2厚肉部21eの内周面には、鋸状の第2係合部21fが設けられている。そこで、この圧接具21が縮径した際には、一方の端部の第1厚肉部21aが、他方の端部の薄肉部21dと第2厚肉部21eとの間に進入するとともに、第2厚肉部21eが第1厚肉部21aと延設片21cとの間に進入するようにして、第1係合部21bと第2係合部21fとが互いに掛かり合う。
ところで、前記通管筒体5aを備えた閉塞部材8は、第1部材13の張出部13cに明けられた孔13eを通ってボックス本体6の凸段部10aの後方に設けられたナット10cにねじ込まれるビス19、19により、ボックス本体6に取り付けられる。そして、この取り付けによって、挟持部8aがボックス本体6(詳細には、ボックス本体6の張出部10)とで壁3を挟持する。もっとも、図示実施の形態においては、挟持部8aと壁3との間には、第2パッキン18が設けられているため、壁3を挟持するにあたっては、この第2パッキン18を介すこととなる。
そして、図2に示すように、上方から、引込口6aを通ってボックス本体6内に進入した流体管4は、案内部材ともなる閉塞部材8(詳細には、通管筒体5a)により斜め下方に導かれるとともに、先端部分が所要の位置に配備されるように、閉塞部材8(詳細には、通管筒体5a)から引き出される。図示実施の形態においては、流体管4は、閉塞部材8から突出して、先端部分が浴槽1b下部の排水口1c付近に位置している(図1参照)。そして、流体管4の露出部4a(詳細には、露出部4aおよび通管筒体5aの繋ぎ部14d)が圧接具21で締め付けられて、流体管4は、閉塞部材8、つまりは流体管固定具5に対して固定される。こうして、流体管4が配設されることで、ミストサウナ装置2からの不用水は、流体管4を通って降下し、浴室1内の浴槽1b下部に排出され、排水口1cを通って外部に排水される。
次に、以上の構成からなる流体管固定具5の作用効果について説明する。この流体管固定具5を壁3に取り付けるには、壁3の裏側、つまり浴室1の外側から、固定部材7の支持部7bが、ボックス本体6を壁3に沿う方向に回動可能に支持するようにして、固定部材7の固定部7aを、造営材の被固定部(図示実施の形態においては、壁3の裏面3b)にビス12、12を用いて固定する。そして、流体管4を、ボックス本体6内に引込口6aから引き込み、開口6bから引き出す。次いで、流体管4の先端部分を閉塞部材8の通管筒体5aに挿入するようにして閉塞部材8を流体管4に取り付け、その閉塞部材8(詳細には、係合部13a)をボックス本体6の開口6bに係合させる。
その後、必要に応じて、すなわちボックス本体6の向きがずれている場合には、浴室1の内側(壁3の表側)から、閉塞部材8を操作(詳細には、回動操作)することで、ボックス本体6を壁3に沿う方向に回動させてその向きを調節する。
次に、閉塞部材8をボックス本体6に、ビス19、19を用いて取り付け固定する。このように、閉塞部材8をボックス本体6に取り付けることで、ボックス本体6の張出部10と閉塞部材8の挟持部8aとで壁3を挟持し、これによって、ボックス本体6と閉塞部材8とが壁3に固定されて、ボックス本体6の回動が止められる。その後、圧接具21を流体管4の露出部4a(詳細には、露出部4aおよび通管筒体5aの繋ぎ部14d)に取り付け、こうして、流体管4の配管作業が完了する。
この流体管固定具5によると、第1パッキン16によって、通管筒体5a(つまりは、閉塞部材8)と流体管4との間が止水される。そして、第2パッキン18によって、閉塞部材8と壁3との間が止水される。こうして、これら第1パッキン16および第2パッキン18と、閉塞部材8とにより、貫通孔3a部分において、壁3の表裏間が止水される。
また、流体管4に取り付け固定される圧接具21と、その圧接具21を流体管4の軸方向に移動しないように規制する規制手段22とによって、流体管4は、軸方向への移動が規制される。このように、従来技術とは異なり、止水と、流体管4の移動規制とが、別の構成によって形成されているため、圧接具21を外した状態で、流体管4を通管筒体5aに挿入することで、その挿入が容易となり、また、第1パッキン16とは別体の圧接具21を用いることで、流体管4のその軸方向の移動が的確に規制されて、流体管4は、確実に固定される。
そして、この流体管4が固定されていないと、流体管4が熱によって線膨張したり引っ張られたりして流体管4が軸方向に移動したために、第1パッキン16と流体管4の外周面とが摺接してその第1パッキン16が損傷する虞があるが、流体管4が固定されることで、この第1パッキン16の損傷を防止することができる。また、流体管4の端部が流体管継手と接続されている場合には、流体管4が固定されていないと、流体管継手との接続箇所に軸方向の移動によって応力がかかる虞があるが、流体管4が固定されることで、その応力がかかるのを防止することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、固定部材7の固定部7aが固定される造営材は、壁3でなくとも、柱とか胴縁等であってもよい。
また、この流体管固定具5によって固定される流体管4は、ミストサウナ装置2に接続されたドレン管であったが、広く空調機器等に接続されたドレン管であってもよい。また、このように、流体管固定具5は、流体管4としてのドレン管を配管するためのものであるが、流体管4としての給水管を配管するためのものであってもよい。また、流体管固定具5に給水管からなる流体管を一本通すのではなく、二本通し、一方に水、もう一方に湯を流すようにしてもよく、また、これら二本の流体管を用いて、追焚き用の湯を往復させてもよい。
また、流体管固定具5(詳細には、ボックス本体6)の上部に引込口6aが設けられて、管体4は、上方から引込口6aに引き込まれるが、引込口6aの位置を変えて、下方とか左右方向等の他の方向から引き込まれるようにしてもよい。
また、圧接具21は、流体管4の外周面に加えて、通管筒体5aにおける繋ぎ部14dを圧接しているが、図9および図10に示すように、流体管4の外周面の全周を圧接してもよい。すなわち、通管筒体5aにおける繋ぎ部14dは、流体管4に当接あるいは近接するように設けられるのではなく、流体管4との間に空隙14fを設けるように高い位置に設けられて、圧接具21が、繋ぎ部14dをくぐるようにして、流体管4の外周面における露出部4aに取り付け固定されてもよい。
また、例えば、この図9および図10に示すような実施の形態においては、規制手段22となる切欠開口14eの各内面が、圧接具21の幅を越えて離れることで、流体管4とともに圧接具21が所定範囲において移動できるようにしてもよい。
さらには、規制手段22を、圧接具21の両側面に対向して設けるのではなく、圧接具21のいずれか一方の側面のみに対向して設けることで、流体管4の移動を軸方向の一側(壁3の表側を向く側あるいは壁3の裏側を向く側)のみ規制するようにしてもよい。
この発明の一実施の形態の、全体を示す側断面図である。 同じく、要部側断面図である。 同じく、一部を破断した要部側断面図である。 同じく、要部背面図である。 同じく、図4におけるA−A線による拡大断面図である。 同じく、要部正面図である。 同じく、図3におけるB−B線による拡大断面図である。 同じく、圧接具の拡大正面図である。 この発明の他の実施の形態の、図3相当図である。 同じく、図9におけるC−C線による拡大断面図である。 従来の固定具を示す断面図である。
符号の説明
3 壁
3a 貫通孔
4 流体管
4a 露出部
5 流体管固定具
5a 通管筒体
14e 切欠開口
16 第1パッキン(止水部材)
21 圧接具
22 規制手段

Claims (4)

  1. 壁に設けられた貫通孔を通る流体管を前記壁に固定すべく、前記貫通孔に取り付けられる流体管固定具であって、
    内部を前記流体管が通る通管筒体と、
    前記通管筒体と前記流体管との間を止水する止水部材と、
    前記通管筒体内を通って前記壁の裏側から表側へと引き出された前記流体管の外周面を圧接するようにして前記流体管に取り付け固定される、前記止水部材とは別体の圧接具と、
    前記圧接具が前記流体管とともにその流体管の軸方向に移動しないように規制する規制手段とを、備えることを特徴とする流体管固定具。
  2. 前記通管筒体には、中途に切欠開口が設けられ、
    少なくとも、前記流体管の外周面の、前記切欠開口と対応位置する露出部が、前記圧接具で圧接されて、
    前記流体管の軸方向に位置する、前記切欠開口の内面が、前記圧接具の両側面に対向して、前記規制手段となることを特徴とする請求項1に記載の流体管固定具。
  3. 前記流体管の外周面の前記露出部と前記通管筒体とが、前記圧設具によって、周回状に圧接されることを特徴とする請求項2に記載の流体管固定具。
  4. 前記圧接具は、C字形状から縮径によりリング状となって前記流体管の外周面を圧接するように形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の流体管固定具。
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