JP2006083967A - ヘッダー - Google Patents

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Koji Shimizu
晃治 清水
Daiji Matsumoto
大司 松本
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Abstract

【課題】ヘッダー配設のための所要スペースを小スペース化することを目的とする。
【解決手段】ヘッダー10を、複数の分岐口26,28を備えたヘッダー本体12を有するものとなして、これを固定具18により取付基体としての床16との間にスペースを形成する状態で床16に固定する。そして元配管14を通じて供給された水又は湯を分岐口26,28に継手30,32を介して接続した複数の分岐配管に分岐させる。その継手30,32はエルボ継手となし、そして一方のエルボ継手30を床16側に開口させた分岐口26に回転可能に接続する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、共通の元配管を通じて供給されて来た水や湯を複数の分岐配管に分岐させ、建物内のトイレや浴室,キッチン等の給水設備に供給するためのヘッダーに関する。
従来より、共通の元配管を通じて供給されて来た水や湯を複数の分岐配管に分岐させるためのものとして、複数の分岐口を備えたヘッダーが用いられている。
このようなヘッダーを元配管に接続しておけば、かかるヘッダーの各分岐口に複数の分岐配管を接続しておくだけで、それら分岐配管を通じて元配管からの水や湯を建物内のトイレや浴室,キッチン等の給水設備に導くことができる。
ここでヘッダーは複数の分岐口を備えたヘッダー本体を有していて、そのヘッダー本体が固定具により床等の取付基体に、その取付基体との間にスペースを形成する状態で固定され、また複数の分岐口のそれぞれには継手が接続されて、複数の分岐配管がそれら分岐口に対し継手を介して接続される。
例えば下記特許文献1に、この種のヘッダーの一例が開示されている。
図3はその具体例を示している。
同図において200はヘッダーで、202はその主体を成すヘッダー本体、204はヘッダー本体202を床等の取付基体に固定する固定具である。
206はヘッダー本体202に複数設けられた分岐口で、208はヘッダー200から分岐して延び出す分岐配管であり、これら分岐配管208が、各分岐口206に対して継手具210にて接続されている。
尚、212は分岐配管208の端部に装着された止水栓内蔵の継手で、この継手212に対して浴室の水栓等から延び出した配管が接続される。
ところでこのようなヘッダー200では、分岐配管208の数が多くなると分岐口206の数が多くなってヘッダー本体202の長さも長くなり、これに伴ってそれら分岐口206及びヘッダー本体202、即ちヘッダー200の占有スペースが大きくなってしまうといった問題が内在する。
特開2004−138205号公報
本発明はこのような事情を背景とし、ヘッダーの占めるスペースを小スペース化することを目的としてなされたものである。
而して請求項1のヘッダーは、複数の分岐口を備えたヘッダー本体を有し、該ヘッダー本体が固定具により床等の取付基体との間にスペースを形成する状態で該取付基体に固定され、元配管を通じて供給された水又は湯を該分岐口に継手を介して接続された複数の分岐配管に分岐させるヘッダーであって、前記継手がエルボ継手をなしていて、前記取付基体側に開口している前記分岐口に該エルボ継手が回転可能に接続されていることを特徴とする。
請求項2のものは、請求項1において、前記取付基体側の分岐口と対向する位置に分岐口を開口させ、該分岐口にもエルボ継手が回転可能に接続されていることを特徴とする。
発明の作用・効果
以上のように本発明は、ヘッダーにおける継手をエルボ継手となして、これを床等の取付基体側に開口している分岐口に回転可能に接続したものである。
かかる本発明では、ヘッダー本体と床等の取付基体との間のスペース、即ち従来デッドスペースとなっていた部分をエルボ継手の取付用スペースとして、またエルボ継手の回転のためのスペースとして有効に利用でき、これによりヘッダー配設のための所要スペースを小スペース化することができる。
また本発明では継手をエルボ継手となして、これをヘッダー本体の分岐口に回転可能に接続していることから、分岐配管の取回しが容易となり、分岐配管を目的とする方向に延出させる(配管する)に際して、分岐配管を大きな曲げ半径で曲げなくても良く、エルボ継手の回転によってヘッダーと給水設備とを最短距離で分岐配管にて連絡することができる。
従って必要な分岐配管の長さも効果的に短くすることができる。
次に請求項2は、取付基体側の分岐口と対向する位置に分岐口を開口させ、その分岐口にもエルボ継手を回転可能に接続したものである。
この請求項2によれば、分岐配管の数が多くなった場合であってもヘッダー本体の所要長さを短くすることができ、複数の分岐口及びヘッダー本体が占めるスペース、特に長手方向のスペースを更に小スペース化することができる。
またエルボ継手が互いに反対側に且つ回転可能に設けられているため、それぞれのエルボ継手を介して各分岐口に接続された分岐配管同士が干渉を生ずるのを良好に回避して、各分岐配管を容易且つ良好に取回しすることができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて詳しく説明する。
図1において10は本実施形態のヘッダーで、ヘッダー本体12を有している。
本実施形態において、ヘッダー本体12は図中左右方向に一体の構造をなすもので、その一端(図中左端)が閉鎖され、また他端(図中右端)が接続具を介して大元の給水用又は給湯用の元配管14に接続されている。
18はヘッダー本体12を取付基体としての床16に固定するための固定具で、リング状の保持部20と、脚部22と、固定部24とを有しており、その固定部24において床16に固定されている。
この固定具18による固定によりヘッダー本体12と床16との間にはスペースが形成されている。このスペースは従来デッドスペースとなっていた。
このヘッダー本体12には図中左右方向、即ちヘッダー本体12の長手方向に、所定間隔で分岐口26が図中下向きに突出する形態で設けられている。即ち分岐口26が取付基体としての床16側に開口する形態で設けられている。
また各下向きの分岐口26に対応する位置において、詳しくは各分岐口26と同じ左右方向位置において、対応する上向きの分岐口28がヘッダー本体12から突出する形態で設けられている。
各分岐口26のそれぞれには、L字状をなす第1のエルボ継手30が回転可能に接続されている。
即ちヘッダー本体12に対し、第1のエルボ継手30が固定具18による固定側において、床16に対して垂直な縦の軸心周りに水平方向に回転可能に接続されている。
一方各分岐口26と同じ軸方向(左右方向)位置において上向きに突出した別の分岐口28のそれぞれには、第2のエルボ継手32が第1のエルボ継手30のそれぞれに上下に対向して回転可能に接続されている。
これら第2のエルボ継手32もまた、床16に対して垂直な縦の軸心周りに水平方向に回転可能にヘッダー本体12に接続されている。
図2は第1,第2のエルボ継手30,32と分岐口26,28との接続構造を示している。
図示のようにここでは第1,第2のエルボ継手30,32に嵌入部34とフランジ部36とが設けられ、また一方分岐口26,28の側には対応するフランジ部36が設けられていて、嵌入部34が分岐口26,28内に嵌入し、そして一対のフランジ部36,36が重合した状態で、それらが弾性クリップ38により抜止状態に且つ回転可能にクランプされている。
ここで弾性クリップ38は係入溝40を有しており、その係入溝40に一対のフランジ部36,36を互いに重ね合せ状態で係入させることによって、第1,第2のエルボ継手30,32を分岐口26,28に対して抜止状態にクランプしている。
以上のような本実施形態のヘッダー10によれば、ヘッダー本体12と取付基体としての床16との間のスペース、即ち従来デッドスペースとなっていた部分を、第1のエルボ継手30の取付用スペースとして、更にはその回転のためのスペースとして有効に利用していることから、ヘッダー10の配設のための所要スペースを小スペース化することができる。
また本実施形態では分岐配管の接続のための継手をエルボ継手30,32となして、これをヘッダー本体12の分岐口26,28に回転可能に接続していることから、各分岐配管の取回しが容易となり、分岐配管を目的とする方向に延出させる(配管する)に際して、分岐配管を大きな曲げ半径で曲げなくても良く、第1,第2のエルボ継手30,32の回転によってヘッダー10と給水設備とを最短距離で分岐配管にて連絡することができる。
従って必要な分岐配管の長さも効果的に短くすることができる。
また固定具18による固定側に第1のエルボ継手30を、固定具18による固定側とは反対側に第2のエルボ継手32を、ヘッダー本体12の分岐口26,28にそれぞれ回転可能に接続しているため、分岐配管の数が多くなった場合であってもヘッダー本体12の所要長さを短くすることができ、複数の分岐口26,28及びヘッダー本体12が占めるスペース、特に長手方向のスペースを小スペース化することができる。
また第1のエルボ継手30と第2のエルボ継手32とは対向して、即ちそれぞれが互いに反対側に設けられており、且つそれぞれが回転可能であるため、第1のエルボ継手30,第2のエルボ継手32を介して各分岐口26,28に接続された分岐配管同士が干渉を生ずるのを良好に回避し得て、各分岐配管を容易且つ良好に取回しすることができる。
以上本発明の実施形態を詳述したがこれはあくまで一例示であり、本発明は例えばヘッダーを固定具にて壁に固定する場合においても適用可能であるなど、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
本発明の一実施形態のヘッダーを示す図である。 図1の要部を示す図である。 従来のヘッダーの一例を示す図である。
符号の説明
10 ヘッダー
12 ヘッダー本体
14 元配管
16 床(取付基体)
18 固定具
26,28 分岐口
30 第1のエルボ継手
32 第2のエルボ継手

Claims (2)

  1. 複数の分岐口を備えたヘッダー本体を有し、該ヘッダー本体が固定具により床等の取付基体との間にスペースを形成する状態で該取付基体に固定され、元配管を通じて供給された水又は湯を該分岐口に継手を介して接続された複数の分岐配管に分岐させるヘッダーであって、
    前記継手がエルボ継手をなしていて、前記取付基体側に開口している前記分岐口に該エルボ継手が回転可能に接続されていることを特徴とするヘッダー。
  2. 請求項1において、前記取付基体側の分岐口と対向する位置に分岐口を開口させ、該分岐口にもエルボ継手が回転可能に接続されていることを特徴とするヘッダー。
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