JP2002089748A - 配線配管用サドル - Google Patents

配線配管用サドル

Info

Publication number
JP2002089748A
JP2002089748A JP2000280206A JP2000280206A JP2002089748A JP 2002089748 A JP2002089748 A JP 2002089748A JP 2000280206 A JP2000280206 A JP 2000280206A JP 2000280206 A JP2000280206 A JP 2000280206A JP 2002089748 A JP2002089748 A JP 2002089748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall
wiring
saddle body
arm
saddle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000280206A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Shimakura
岳史 嶋倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2000280206A priority Critical patent/JP2002089748A/ja
Publication of JP2002089748A publication Critical patent/JP2002089748A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数本の配線・配管を容易且つ密に取付ける
ことができるようにする。 【解決手段】 配線または配管の外周面を保持可能な保
持部11と、保持部11を壁面に取付可能な壁面取付部
12とを有する壁面取付型サドル本体13に対し、保持
部11に接合腕16を設けると共に、接合腕16にボル
ト孔18を形成するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、配線または配管
を壁面に沿って取付ける際に用いられる配線配管用サド
ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、配線または配管を壁面に沿っ
て取付ける際に、サドルが用いられている。
【0003】このサドルは、通常、図4に示すように、
配線・配管の外周面を保持可能なほぼU字状の保持部1
と、この保持部1の両端部から壁面に沿うよう延設形成
された壁面取付部2とを有するものである。壁面取付部
2には壁面取付用ボルト3を通すためのボルト孔4が形
成されている。
【0004】また、特開平9−324876号公報や特
開平8−158863号公報等に記載されているように
取付けを容易としたものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4の
サドルは、1本の配線・配管を壁面に対して固定するも
のであるため、複数本の配線・配管を連続して取付けた
い場合には、複数のサドルを並設する必要があり、この
際、壁面取付部2がある分だけサドルどうしを離して取
付けなければならないので、配線・配管の幅以上の大き
なスペースを要するという問題があった。
【0006】また、特開平9−324876号公報や特
開平8−158863号公報等に記載されている取付け
容易なサドルも、1本の配線・配管を壁面に対して固定
するものであるため、複数本の固定ができない。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、複数本の配線・配管を容易且つ密に取付けるこ
とのできる配線配管用サドルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、配線または配管の
外周面を保持可能な保持部と、該保持部を壁面に取付可
能な壁面取付部とを有する壁面取付型サドル本体に対
し、前記保持部に接合腕を設けると共に、該接合腕にボ
ルト孔を形成したことを特徴としている。
【0009】このように構成された請求項1にかかる発
明によれば、前記接合腕により、別の配線または配管
を、壁面取付型サドル本体の保持部の部分に取付けるこ
とが可能となる。これにより、別の配線または配管を、
壁面から浮かせて取付けることが可能となるので、複数
本の配線・配管を容易且つ密に取付けることが可能とな
る。
【0010】請求項2に記載された発明では、配線また
は配管の外周面を保持可能な保持部を有する連結型サド
ル本体に対し、前記壁面取付型サドル本体の前記接合腕
に嵌着可能な被接合腕を設け、該被接合腕に前記接合腕
の前記ボルト孔と連通可能なボルト孔を形成したことを
特徴としている。
【0011】このように構成された請求項2にかかる発
明によれば、前記被接合腕を有する連結型サドル本体を
設けることにより、連結型サドル本体の被接合腕を利用
して、壁面取付型サドル本体の保持部の接合腕部分に連
結することができる。よって、壁面取付型サドル本体の
数を減らすことができ、壁面などへのボルト孔加工の工
数を減らすことが可能となる。
【0012】請求項3に記載された発明では、前記連結
型サドル本体が、前記保持部に接合腕およびボルト孔を
有することを特徴としている。
【0013】このように構成された請求項3にかかる発
明によれば、前記連結型サドル本体に接合腕を設けるこ
とにより、更に別の配線または配管を、連結型サドル本
体の保持部の部分に取付けることが可能となる。これに
より、配線・配管を所要の数だけ連結して行くことが可
能となる。
【0014】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。
【0015】図1、図2は、この発明の実施の形態1を
示すものである。
【0016】まず、構成を説明すると、図1に示すよう
に、配線・配管の外周面を保持可能なほぼU字状の保持
部11と、この保持部11の両端部から壁面に沿うよう
延設形成された壁面取付部12とにより壁面取付型サド
ル本体13を構成する。この壁面取付型サドル本体13
は、1本の帯板状の金属片を曲加工して構成する。そし
て、壁面取付部12に、壁面とほぼ垂直な方向へ壁面取
付用ボルト14を通すためのボルト孔15を形成する。
【0017】この実施の形態1のものでは、壁面取付型
サドル本体13の保持部11における、壁面から最も離
れた位置に、壁面とほぼ垂直な方向へ延びる接合腕16
を突出形成する。そして、この接合腕16に、壁面とほ
ぼ平行な方向へ連結用ボルト17を通すためのボルト孔
18を形成する。なお、接合腕16も、上記帯板状の金
属片を曲加工して構成する。
【0018】次に、図2に示すように、配線または配管
の外周面を保持可能なほぼ円形の保持部21を有する連
結型サドル本体22を設ける。この連結型サドル本体2
2に対し、壁面取付型サドル本体13の接合腕16を挟
持・嵌着可能な被接合腕23を設ける。そして、この被
接合腕23に接合腕16のボルト孔18と連通して連結
用ボルト17を壁面とほぼ垂直な方向へ通すためのボル
ト孔24を形成する。この連結型サドル本体22は、1
本の帯板状の金属片を曲加工して構成する。この際、被
接合腕23が、帯板状の金属片の両端部に一対形成され
るようにする。
【0019】更に、連結型サドル本体22の保持部21
に、必要に応じて、壁面取付型サドル本体13の接合腕
16およびボルト孔18と同様の接合腕25およびボル
ト孔26を1つ以上設ける。図2では、被接合腕23と
180度位相がずれた位置、即ち、壁面から最も離れた
位置に接合腕25が1つのみ設けられている。なお、接
合腕25も、上記帯板状の金属片を曲加工して構成す
る。
【0020】次に、この実施の形態1の作用について説
明する。
【0021】壁面取付型サドル本体13は、壁面に沿っ
て配設された配管・配線の外周面を保持部11で保持
し、壁面取付部12を壁面に当接させて、ボルト孔15
を介し壁面取付用ボルト14を壁面に螺着することによ
り、配線・配管を壁面に固定することができる。
【0022】そして、別の配線または配管を固定する場
合には、一対の被接合腕23を開いて配管・配線の外周
面に連結型サドル本体22の保持部21を嵌着し、一対
の被接合腕23を壁面取付型サドル本体13の接合腕1
6に挟持・嵌着させ、連結用ボルト17で固定する。
【0023】このように、この実施の形態1によれば、
壁面取付型サドル本体13に設けた接合腕16により、
別の配線または配管を、壁面取付型サドル本体13の保
持部21の部分に取付けることが可能となる。これによ
り、別の配線または配管を、壁面から浮かせて取付ける
ことが可能となるので、複数本の配線・配管を容易且つ
密に取付けることが可能となる。
【0024】特に、被接合腕23を有する連結型サドル
本体22を設けることにより、連結型サドル本体22の
被接合腕23を利用して、壁面取付型サドル本体13の
保持部21の接合腕16部分に連結することができる。
よって、壁面取付型サドル本体13の数を減らすことが
でき、壁面などへのボルト孔加工の工数を減らすことが
可能となる。
【0025】また、連結型サドル本体22に接合腕25
を設けることにより、更に別の配線または配管を、連結
型サドル本体22の保持部21の部分に取付けることが
可能となる。これにより、配線・配管を所要の数だけ連
結して行くことが可能となる。
【0026】加えて、壁面取付型サドル本体13や連結
型サドル本体22は、帯板状の金属片の肉厚を変えるこ
とにより、連結強度を上げることが可能となる。
【0027】また、壁面取付型サドル本体13や連結型
サドル本体22は、保持部11,21の径を変更するこ
とにより、異なる径の配線・配管を混合して複数設置す
ることが可能となる。
【0028】
【変形例】図3は、実施の形態1の変形例であり、連結
型サドル本体22の保持部21における被接合腕23と
位相が90度および270度ずれた位置に、ボルト孔2
8を有する接合腕27をそれぞれ設けたものである。こ
の接合腕27は、接合腕25と垂直に設けられている。
なお、接合腕27も、上記帯板状の金属片を曲加工して
構成する。
【0029】このようにすることにより、壁面取付型サ
ドル本体13を基準として、複数の配線・配管を壁面か
ら浮かせて井桁状に取付けることが可能となる。
【0030】以上、この発明の実施の形態を図面により
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施の形態に限ら
ず、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等が
あってもこの発明に含まれる。
【0031】例えば、接合腕の形成位置および形成個数
は上記に限るものではなく、任意とすることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、接合腕により、別の配線または配管を、壁
面取付型サドル本体の保持部の部分に取付けることが可
能となる。これにより、別の配線または配管を、壁面か
ら浮かせて取付けることが可能となるので、複数本の配
線・配管を容易且つ密に取付けることが可能となる。
【0033】請求項2の発明によれば、被接合腕を有す
る連結型サドル本体を設けることにより、連結型サドル
本体の被接合腕を利用して、壁面取付型サドル本体の保
持部の接合腕部分に連結することができる。よって、壁
面取付型サドル本体の数を減らすことができ、壁面など
へのボルト孔加工の工数を減らすことが可能となる。
【0034】請求項3の発明によれば、連結型サドル本
体に接合腕を設けることにより、更に別の配線または配
管を、連結型サドル本体の保持部の部分に取付けること
が可能となる。これにより、配線・配管を所要の数だけ
連結して行くことが可能となる、という実用上有益な効
果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる壁面取付型サド
ル本体の斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態1にかかる連結型サドル本
体の斜視図である。
【図3】実施の形態1の変形例にかかる連結型サドル本
体の斜視図である。
【図4】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
11 保持部 12 壁面取付部 13 壁面取付型サドル本体 16 接合腕 18 ボルト孔 21 保持部 22 連結型サドル本体 23 被接合腕 24 ボルト孔 25 接合腕 26 ボルト孔 27 接合腕 28 ボルト孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配線または配管の外周面を保持可能な保持
    部と、該保持部を壁面に取付可能な壁面取付部とを有す
    る壁面取付型サドル本体に対し、前記保持部に接合腕を
    設けると共に、該接合腕にボルト孔を形成したことを特
    徴とする配線配管用サドル。
  2. 【請求項2】配線または配管の外周面を保持可能な保持
    部を有する連結型サドル本体に対し、前記壁面取付型サ
    ドル本体の前記接合腕に嵌着可能な被接合腕を設け、該
    被接合腕に前記接合腕の前記ボルト孔と連通可能なボル
    ト孔を形成したことを特徴とする配線配管用サドル。
  3. 【請求項3】前記連結型サドル本体が、前記保持部に接
    合腕およびボルト孔を有することを特徴とする請求項2
    記載の配線配管用サドル。
JP2000280206A 2000-09-14 2000-09-14 配線配管用サドル Pending JP2002089748A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000280206A JP2002089748A (ja) 2000-09-14 2000-09-14 配線配管用サドル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000280206A JP2002089748A (ja) 2000-09-14 2000-09-14 配線配管用サドル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002089748A true JP2002089748A (ja) 2002-03-27

Family

ID=18765090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000280206A Pending JP2002089748A (ja) 2000-09-14 2000-09-14 配線配管用サドル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002089748A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5995025B1 (ja) * 2015-11-19 2016-09-21 株式会社アカギ 配管支持具
JP5995026B1 (ja) * 2015-11-19 2016-09-21 株式会社アカギ 配管支持具
JP5995024B1 (ja) * 2015-11-19 2016-09-21 株式会社アカギ 配管支持具
JP2017044259A (ja) * 2015-08-26 2017-03-02 有限会社アールストーン 配管支持具
JP2017048833A (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 有限会社アールストーン 配管支持具
JP2017067078A (ja) * 2015-09-15 2017-04-06 有限会社アールストーン 配管支持具
JP6115846B1 (ja) * 2016-03-11 2017-04-19 株式会社アカギ 配管支持具
JP6123141B1 (ja) * 2016-01-05 2017-05-10 株式会社アカギ 配管支持具

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017044259A (ja) * 2015-08-26 2017-03-02 有限会社アールストーン 配管支持具
JP2017048833A (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 有限会社アールストーン 配管支持具
JP2017067078A (ja) * 2015-09-15 2017-04-06 有限会社アールストーン 配管支持具
JP5995025B1 (ja) * 2015-11-19 2016-09-21 株式会社アカギ 配管支持具
JP5995026B1 (ja) * 2015-11-19 2016-09-21 株式会社アカギ 配管支持具
JP5995024B1 (ja) * 2015-11-19 2016-09-21 株式会社アカギ 配管支持具
JP6123141B1 (ja) * 2016-01-05 2017-05-10 株式会社アカギ 配管支持具
JP2017122468A (ja) * 2016-01-05 2017-07-13 株式会社アカギ 配管支持具
JP6115846B1 (ja) * 2016-03-11 2017-04-19 株式会社アカギ 配管支持具
JP2017161041A (ja) * 2016-03-11 2017-09-14 株式会社アカギ 配管支持具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9109724B2 (en) Device for fixing a fitting
JP2002089748A (ja) 配線配管用サドル
JP4664758B2 (ja) 裏配管具の取付構造
KR200399492Y1 (ko) 배관용 멀티 고정클램프
JP4659017B2 (ja) アンカーボルト
JP4244848B2 (ja) ケーブルラックの接続部材
JP3580349B2 (ja) 躯体と管材との接続構造
JP3423844B2 (ja) 軽量間仕切壁内で使用される管類接続具
JP2006265832A (ja) ユニットバスへの水栓エルボ固定具
JP3766740B2 (ja) 建築用チャンネルの端部連結金具
JP6966295B2 (ja) 配管構造
JP2001224121A (ja) クリート
JP5676178B2 (ja) 継手
JP4203477B2 (ja) 排水管固定部材
JP3382798B2 (ja) 複数配管用サドル
JP3652490B2 (ja) 水栓ボックスの取付部材、及び水栓ボックス装置
KR200370973Y1 (ko) 케이블 고정용 클램프
JP4206931B2 (ja) 配線路部材用固定金具および配線路部材の組付構造
US7690394B2 (en) Hot cold water supply crossover manifold
KR20060108579A (ko) 복수의 u볼트를 이용한 낙석방지용 와이어로프 고정구
JPH0942538A (ja) ケーブル固定具
JP3198553U (ja) コンクリート型枠連結金具
JP5481434B2 (ja) 接続口回動分岐継手
JPH1144381A (ja) 配管固定用板金クリップ
JP3059228U (ja) 壁面固定型止水栓