JP4947890B2 - 半導体装置、sramおよび半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置、sramおよび半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

この発明は、半導体装置、SRAMおよび半導体装置の製造方法に係る発明であり、特に、活性領域と当該活性領域と接続するコンタクト部を有する半導体装置、SRAMおよび半導体装置の製造方法に関する。
SOI基板にトランジスタを形成する技術は、以前より存在する(非特許文献1)。
非特許文献1の発明では、トランジスタを構成している活性領域は、部分分離絶縁膜で囲まれている。なお、活性領域上には、コンタクト部が接続される。
ところで、活性領域上にコンタクト部を接続する工程において、重ね合わせズレ等により、コンタクト部は、本来の活性領域の位置からズレて形成されることがある。
Y.Hirano等著 「Bulk−Layou−Compatible 0.18μm SOI−CMOS Technology Using Body−Fixed Partial Trench Isolation(PTI)」、1999 IEEE International SOI Conference、1999年10月、P131−132
半導体装置の微細化に伴い、活性領域の幅も縮小傾向にある。しかし、活性領域の幅が縮小されると、上記重ね合わせズレ等により、コンタクト部は、活性領域から踏み外して形成される可能性が高くなる。
もし、コンタクト部が活性領域から踏み外して形成されると、コンタクト部の一部は、SOI層内のボディ部と接続されてしまう。これにより、コンタクト部とボディ部との間でリーク電流が発生してしまう。
当該リーク電流の発生を抑制するためには、コンタクト部を精度良く、狭い活性領域上にコンタクト部を配設する必要がある。このことは、半導体装置の製造の困難化の要因となっていた。
そこで、この発明は、狭い活性領域にコンタクト部を配設する工程を容易に行うことができる半導体装置、SRAMおよび半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る請求項1に記載の半導体装置は、半導体支持基板と埋め込み絶縁膜とSOI層とが、当該順に積層された構造を有するSOI基板と、前記SOI層の表面内に形成される活性領域と、前記活性領域に接する一方の側において、前記SOI層の表面から前記埋め込み絶縁膜にかけて形成される、第一の素子分離絶縁膜と、前記一方の側に対向する、前記活性領域の他方の側において、前記SOI層の表面から、前記埋め込み絶縁膜に至らない所定の深さにかけて形成される、第二の素子分離絶縁膜と、平面視において、導電体の中心が前記活性領域の中心より前記第一の素子分離絶縁膜が存する側の前記活性領域上に配設される、前記導電体とを備え、前記導電体は、前記活性領域の上面部および前記一方の側の側面に、接続し、前記第一の素子分離絶縁膜上にかけて延在する。
また、本発明に係る請求項に記載のSRAMは、半導体支持基板と埋め込み絶縁膜とSOI層とが、当該順に積層された構造を有するSOI基板と、前記SOI層の表面内に形成される第一の活性領域を有する、前記SOI層に形成されるアクセストランジスタと、前記第一の活性領域に接する一方の側において、前記SOI層の表面から前記埋め込み絶縁膜にかけて形成される、第一の素子分離絶縁膜と、前記一方の側に対向する、前記第一の活性領域の他方の側において、前記SOI層の表面から、前記埋め込み絶縁膜に至らない所定の深さにかけて形成される、第二の素子分離絶縁膜と、平面視において、前記第一の活性領域の中心より前記第一の素子分離絶縁膜が存する側の前記第一の活性領域上に導電体の中心が配設される第一の導電体とを備え、前記第一の導電体は、前記第一の活性領域の上面部および前記一方の側の側面に、接続し、前記第一の素子分離絶縁膜上にかけて延在する。
また、本発明に係る請求項18に記載の半導体装置の製造方法は、(a)半導体支持基板と埋め込み絶縁膜とSOI層とが、当該順に積層された構造を有するSOI基板を用意する工程と、(b)前記SOI層の表面内に、活性領域を形成する工程と、(c)前記活性領域の一方の側において、前記SOI層の表面から前記埋め込み絶縁膜にかけて、第一の素子分離絶縁膜を形成する工程と、(d)前記活性領域の一方の側に対向する、前記活性領域の他方の側において、前記SOI層の表面から、前記埋め込み絶縁膜に至らない所定の深さにかけて、第二の素子分離絶縁膜を形成する工程と、(e)平面視において、前記活性領域の中心より前記第一の素子分離絶縁膜が存する側の前記活性領域上に、導電体の中心が来るようにし、前記導電体は、前記活性領域の上面部および前記一方の側の側面に、接続し、前記第一の素子分離絶縁膜上にかけて延在するように、前記導電体を配設する工程とを、備えている。
本発明の請求項1,に記載の半導体装置またはSRAMは、SOI基板において、活性領域が完全分離絶縁膜(第一の素子分離絶縁膜)と部分分離絶縁膜(第二の部分素子分離絶縁膜)とに挟まれており、平面視において、導電体の中心が前記活性領域の中心より前記第一の素子分離絶縁膜が存する側の前記活性領域上に配設されているので、狭い活性領域上に導電体を配設し易くなる。つまり、導電体が第一の素子分離絶縁膜側にズレて配設されたとしても、ボディとの接触が起きない。また、導電体が第二の素子分離絶縁膜側にズレて配設されたとしても、活性領域上の第二の素子分離絶縁膜側のコンタクトマージンは広く取られているため、導電体が第二の素子分離絶縁膜内に配設されることもない。以上のように、多少の導電体の配設ズレを許容できるので、狭い活性領域上への導電体の配設がし易くなる。
本発明の請求項18に記載の半導体装置の製造方法は、SOI基板を用意する工程と、前記SOI層の表面内に、活性領域を形成する工程と、前記活性領域の一方の側において、完全分離絶縁膜(第一の絶素子分離縁膜)を形成する工程と、前記活性領域の他方の側において、部分分離絶縁膜(第二の素子分離絶縁膜)を形成する工程と、平面視において、前記活性領域の中心より前記第一の素子分離絶縁膜が存する側の前記活性領域上に、導電体の中心が来るようにし、前記導電体は、前記活性領域の上面部および前記一方の側の側面に、接続し、前記第一の素子分離絶縁膜上にかけて延在するように、前記導電体を配設する工程とを、備えているので、導電部とボディ部とが接触しない半導体装置を容易に提供することができる。したがって、導電部とボディ部との間でのリーク電流が発生する不良品を減少させることができ、製造コストが削減できる。
以下、この発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
<実施の形態1>
<構造>
図1は、本実施の形態1に係わる半導体装置(トランジスタ)の構成を示す平面図である。また、図2は、図1のII−II断面の構成を示す断面図である。
図1,2に示すように、SOI(Semiconductor On Insulator)基板10には、トランジスタが形成されている。ここで、SOI基板10は、半導体支持基板1、埋め込み絶縁膜2およびSOI層3とで構成されている。
具体的に、図2に示すように、半導体支持基板1上には、埋め込み絶縁膜2が形成されている。また、埋め込み絶縁膜2上には、SOI層3が形成されている。
SOI層3の表面内には、N+型の活性領域3aが形成されている。ここで、活性領域3aは、図2に示すように、SOI層3の表面から埋め込み絶縁膜2に至って形成されている。なお、活性領域の上面の一部は、コバルトシリサイド膜等のシリサイド膜3a1が形成されている。以下、シリサイド膜3a1も含めて活性領域3aと称する(図1では、シリサイド膜3a1は省略している)。
また、SOI層3には、図示されているトランジスタと他の半導体素子(図示せず)とを分離する、完全分離絶縁膜(第一の絶縁膜と把握できる)3bと部分分離絶縁膜(第二の絶縁膜と把握できる)3cとが形成されている。
完全分離絶縁膜3bは、図1,2に示すように、活性領域3aの一方の側面に接して、形成されている。また、図2に示すように、完全分離絶縁膜3bは、SOI層3の表面から埋め込み絶縁膜2にかけて形成されている。
また、部分分離絶縁膜3cは、図1,2に示すように、活性領域3aの一方の側面に対向する、当該活性領域3aの他方の側面の一部と接して、形成されている。また、図2に示すように、部分分離絶縁膜3cは、SOI層3の表面から所定の深さ(埋め込み絶縁膜2に至らない深さ)にかけて形成されている。
なお、図2に示すように、部分分離絶縁膜3cの下面と埋め込み絶縁膜2の上面との間には、P型のボディ領域3dが形成されている。ここで、動作時において、ボディ領域3dは、所定の電位に電位固定される。
また、図1,2に示すように、コンタクト部4は、活性領域3aの上面と接続している。ここで、コンタクト部4は、活性領域の中心(図面の点線C)より、完全分離絶縁膜3b側に配設されている。
さらに、図1に示すように、SOI層3上には、ゲート電極5が配設されている。そして、ゲート電極5と活性領域3aとでトランジスタが形成される。
本実施の形態に係わる半導体装置は、上記のように構成されているので、以下に示す効果を有する。まず、効果を説明する前に、以下の構造を備える半導体装置(トランジスタ)が有していた問題について述べる。
図3は、問題を有する半導体装置(トランジスタ)の構成を示す平面図である。また、図4は、図3のIV−IV断面の構成を示す断面図である。
図3,4に示すように、SOI層3内において、活性領域3aの両側には、部分分離絶縁膜3cが形成されている。そして、各部分分離絶縁膜3cの下面と埋め込み絶縁膜2の上面との間には、図4に示すように、ボディ領域3dが各々形成されている。
また、コンタクト部4は、活性領域3a上に接続されている。ここで、コンタクト部4の中心が、活性領域3aの中心(図中の点線C)と一致するように、半導体装置の設計はなされている。
しかし、実際コンタクト部4を配設する際には、重ね合わせズレ等により、コンタクト部4は、活性領域3aの中心からズレて形成されてしまう可能性がある。活性領域3aの幅がコンタクト部4の径と比較して十分に大きな場合には、多少配設ズレが生じてもコンタクト部4は、必ず活性領域3a上に配設される。
ところが、活性領域3aの幅(b)がコンタクト部4の径(a)の2倍以下の(b≦2a)場合において、コンタクトの配設時に重ね合わせ等のズレが発生したとする。すると、図5に示すように、コンタクト部4が活性領域3aから踏み外して形成されてしまう。そして、当該コンタクト部4は、部分分離絶縁膜3cを貫通して、ボディ領域3dと接続する。
このように、コンタクト部4がボディ領域3dと接続してしまうと、コンタクト部4とボディ領域3dとの間のリーク電流が生じてしまう。これを防止するためには、コンタクト部4を狭い活性領域3a上にのみ配設する必要がある。当該製造工程は、極めて困難なものである。
しかし、本実施の形態に係わる半導体装置を適用することにより、狭い活性領域3aへのコンタクト部4への配設を容易に行うことができる。
つまり、コンタクト部4の活性領域3a上への配設に際して、コンタクト部4を、活性領域3aの中心より完全分離絶縁膜3b側にズレた、活性領域3a上の位置を目掛けて配設する。
すると、活性領域3a上において、部分分離絶縁膜3c側には、大きなコンタクトマージンを取ることができる。また、図6,7に示すように、重ね合わせズレ等により、コンタクト部4が活性領域3aから、完全分離絶縁膜側に踏み外して形成されたとする。
しかし、当該踏み外した方向には、完全分離絶縁膜3bが形成されているだけなので、コンタクト部4とボディ部3dとが接続することはない。
ここで、図6は、コンタクト部4が活性領域から踏み外した様子を示す平面図であり、図7は、図6のVII−VII断面を示す断面図である。
以上のように、本実施の形態に係わる半導体装置の構造を採用することにより、コンタクト部4の配設精度を厳格に制御する必要はなくなり、コンタクト部4の配設工程は容易なものとなる。
特に、上記b≦2aの関係が成立する場合には、本発明は有効である。
なお、本実施の形態では、図2に示した構造だけでなく、当初より図6,7に示すような構成を採ることを目的としても良い。
図6,7に示すように、コンタクト部4が活性領域3aから完全分離絶縁膜側に踏み外す構造を採用した場合においても、上記と同様に、コンタクト部4の配設工程が容易になることは、言うまでもない。
なぜなら、上記同様、活性領域3a上において、部分分離絶縁膜3c側には大きなコンタクトマージンを取ることができるからであり、また、重ね合わせズレにより、コンタクト部4が図6,7に示す位置より、さらに完全分離絶縁膜3b側にズレて配設されたとしても、コンタクト部4がボディ部3dと接続することはないからである。
また、図1に示した構造から明らかなように、ゲート電極5と接続されるコンタクト部4gが部分分離絶縁膜3c側に配設されたとする。すると、コンタクト部4は、当該コンタクト部4gから離れて配設されることとなる。したがって、コンタクト部4とコンタクト部4gとの間で生じる寄生容量を低減することができる。
<製造方法>
次に、図1,2または図6,7に示した半導体装置(トランジスタ)の製造方法について説明する。
まず、図8に示すように、シリコン等からなる半導体支持基板1上に埋め込み絶縁膜2を堆積し、埋め込み絶縁膜2上にSOI層3を堆積することにより、SOI基板10を用意する。
当該SOI基板10は、例えば、SIMOX(Separation by Implanted Oxygen)法によって、形成される。また、SOI基板10は、ウエハ貼り合わせ法によっても形成される。
次に、図9に示すように、CVD法により、SOI層3上にの酸化膜OX11を形成する。また、形成される酸化膜OX11の膜厚は、5〜50nm程度である。
次に、図9に示すように、CVD法により、酸化膜OX11上にポリシリコン層PS11を形成する。ここで、当該ポリシリコン層PS11の厚さは、10〜100nm程度である。
次に、図9に示すように、CVD法により、ポリシリコン層PS11上に窒化膜SN11を形成する。また、窒化膜SN11の膜厚は、50〜200nm程度である。
続いて、パターニングにより、窒化膜SN11上にレジストマスクRM11を形成する(図9)。レジストマスクRM11は、部分分離絶縁膜3cおよび完全分離絶縁膜3b(図1,2または図6,7)の配設位置に対応した部分が、開口部RM11a,RM11bとなったパターンを有している。
次に、レジストマスクRM11の開口パターンに合わせて、窒化膜SN11をエッチングする。その後、レジストマスクRM11および窒化膜SN11をエッチングマスクとして使用して、ドライエッチング処理を施す。これにより、ポリシリコン層PS11、酸化膜OX11およびSOI層3の一部を選択的に除去する。
以上により、図10に示すように、部分分離絶縁膜3cおよび完全分離絶縁膜3bの形成位置に対応させて、トレンチTR1およびTR2が形成される。なお、図10では、レジストマスクRM11は、除去されている。
また、SOI層3のエッチングにおいては、SOI層3を貫通しないようにすることが必要である。次に、窒化膜SN11をマスクとして使用し、露出したSOI層3の表面を熱酸化する。これにより、露出したSOI層3の表面に酸化膜OX12を形成する。
次に、図11に示すように、パターニングにより、レジストマスクRM12を形成する。レジストマスクRM12は、トレンチTR2の部分だけが開口部となるようなパターンを有している。
次に、レジストマスクRM12の開口パターンに合わせて、トレンチTR2をさらにエッチングする。これにより、図12に示すように、トレンチTR2の底部から埋め込み酸化膜2を露出させる(トレンチTR21を形成する)。なお、図12では、レジストマスクRM12は、除去されている。
次に、図13に示すように、CVD法により、SOI基板10全域に渡って酸化膜OX13を形成する。当該酸化膜OX13の膜厚は、300〜600nm程度である。また、酸化膜OX13は、トレンチTR1およびTR21内に完全に埋め込まれる。なお、図面の簡略化のために、酸化膜OX12の図示は省略している。
次に、図13に示したSOI基板10に対して、リソグラフィ工程、エッチング工程、CMP等を施す。これにより、図14に示すように、完全分離絶縁膜3bと部分分離絶縁膜3cとが形成される。
次に、図15に示すように、窒化膜SN11およびポリシリコン層PS11を、ウエットエッチングまたはドライエッチングにより除去する。
次に、所定の領域に対してボロン等の不純物イオンを注入することにより、図16に示すように、SOI層3の所定の領域にP型のボディ領域3dを形成する。さらに、酸化膜OX11を除去した後、ゲート電極(ゲート絶縁膜も含む。これらは、図示せず。)を形成する。その後、当該ゲート電極をマスクとして使用して、リン等の不純物イオンを注入する。
以上までの工程により、図16に示すように、SOI層3内に、P型のボディ領域3dとN+型の活性領域3aとが形成される。
次に、活性領域3aの上面に対してシリサイド化処理を施す。これにより、活性領域3aの表面内には、コバルトシリサイド膜等のシリサイド膜3a1が形成される。
その後、図17または図18に示すように、CVD法等により、SOI層3上に層間絶縁膜20を形成する。そして、層間絶縁膜20に対してリソグラフィ工程を施すことにより、コンタクトホール20aを形成する。
ここで、コンタクトホール20aの径の中心が、活性領域3aの中心Cよりも完全分離絶縁膜3b側に位置するように、当該コンタクトホール20aは形成される。なお、図18では、コンタクトホール20aが活性領域3aから踏み外して形成されており、完全分離絶縁膜3bの一部がオーバーエッチングされている。
最後に、図17または図18に示したコンタクトホール20aに対して、導電体を充填する。これにより、図1,2または図6,7に示した半導体装置が完成する。ここで、図2,7においては、層間絶縁膜20は省略している。
以上により、本実施の形態に係わる半導体装置の製造方法では、SOI層3の表面内に形成された活性領域3aを挟んで、一方側に完全分離絶縁膜3bを形成し、他方側に部分分離絶縁膜3cを形成している。さらに、コンタクトホール20aの径の中心が活性領域3aの中心Cから完全分離絶縁膜3b側にズレるように、意図的に、コンタクトホール20aを層間絶縁膜20に対して形成している。
これにより、活性領域3aの部分分離絶縁膜3c側には、コンタクトホール20aの形成マージンを大きく取ることができる。したがって、コンタクトホール20aの形成の際に、重ね合わせズレ等が生じたとしても、コンタクトホール20aが部分分離絶縁膜3c側に形成されることを防止することができる。
よって、当該コンタクトホール20a内に形成されるコンタクト部4とボディ領域3dとの接続を防止することができ、コンタクト部4とボディ領域3dとの間でリーク電流が生じることもなくなる。
<実施の形態2>
本実施の形態は、実施の形態1に係わる半導体等装置(トランジスタ)を、SRAM(Static Random Access Memory)に適用した場合のものである。
図19は、実施の形態1に係わるトランジスタを適用したSRAMの平面構造を示す図である。図20は、図19のSRAMの等価回路を示す回路図である。なお、図19のV−V断面の断面構造は、図7に示した通りである。
図19,20に示すように、SRAMは、アクセストランジスタTr1,Tr2と、ロードトランジスタTr3,Tr4と、ドライバトランジスタTr5,Tr6とで構成されている。
ここで、アクセストランジスタTr1,Tr2およびドライバトランジスタTr5,Tr6は、NMOSトランジスタであり、ロードトランジスタTr3,Tr4は、PMOSトランジスタである。
図19に示すように、SOI層3の所定の領域内に形成されるSRAMは、完全分離絶縁膜3bと部分分離絶縁膜3cとを有している。具体的に、各活性領域3aの一方側には、完全分離絶縁膜3bが形成されており、他方側には、部分分離絶縁膜3cが形成されている。
なお、アクセストランジスタTr1,TR2のゲート電極5直下のボディは、部分分離絶縁膜3c下に存するボディ領域3dと接続されている。また、当該ボディは電位固定されている。
図19から分かるように、アクセストランジスタTr1,Tr2の活性領域(ソース/ドレイン)3a上に配設されるビット線等のコンタクト部4は、活性領域3aの中心より完全分離絶縁膜3b側に存在している。
また、シェアードコンタクト部4sにおいても、ロードトランジスタTr3,Tr4の活性領域3aの中心より完全分離絶縁膜3b側に存在している。なお、シェアードコンタクト4sは、ノードを形成している。また、シェアードコンタクト4sは、ドライバトランジスタTr5,Tr6等のゲート電極5と、ロードトランジスタTr3,Tr4の活性領域3aとに跨って配設されている。
以上のように、実施の形態1に係わる半導体装置(トランジスタ)を適用してSRAMを構成している。したがって、実施の形態1と同様に、コンタクト部4、シェアードコンタクト部4sの配設工程の際に、活性領域3a上の部分分離絶縁膜3c側のコンタクトマージンを大きく取ることができる。
よって、コンタクト部4等の配設工程を容易行うことができる。また、コンタクト部4等がボディ領域3d(図5)と接続することを防止することができ、コンタクト部4等とボディ領域3dとの間でのリーク電流の発生も生じることがない。
なお、シェアードコンタクト部4sを部分分離絶縁膜側に、ズラして形成することにより、シェアードコンタクト部4sとゲート電極5とのコンタクトマージンが小さく。これを防止するために、図21,22に示すような形状のシェアードコンタクト部4sを形成しても良い。
つまり、図21に示すように、シェアードコンタクト部4sは、2つの部分に分かれている。シェアードコンタクト部4sのゲート電極5と接続している部分Aとシェアードコンタクト部4sの活性領域3aと接続している部分Bである。
そして、図21に示すように、部分Aよりも、部分Bの方が、完全分離絶縁膜3b側に配設されている。
また、図22では、部分Bの図面の横方向の幅よりも、部分Aの図面の横方の幅の方を大きくしている。
<実施の形態3>
本実施の形態は、実施の形態1に係わる半導体等装置(トランジスタ)をSRAMに適用した場合の他の構成例を示すものである。本実施の形態に係わる構成の平面図を、図23〜25に示す。
図23と24に示すSRAMでは、図2に示した構成のトランジスタと、図7に示した構成のトランジスタとが混在している。これに対して、図25に示す構成では、図2に示した構成のトランジスタのみが適用されている。
具体的に、図23では、アクセストランジスタTr1,Tr2の活性領域3aと当該活性領域3aと接続するコンタクト部4との構成として、図7で示した構成を適用している。また、ロードトランジスタTr3,Tr4の活性領域3aと当該活性領域3aと接続するシェアードコンタクト部4sとの構成として、図2で示した構成(図2の構成において、活性領域3aはP+型である構成)を適用している。
また、図24では、アクセストランジスタTr1,Tr2の活性領域3aと当該活性領域3aと接続するコンタクト部4との構成として、図2で示した構成を適用している。また、ロードトランジスタTr3,Tr4の活性領域3aと当該活性領域3aと接続するシェアードコンタクト部4sとの構成として、図7で示した構成(図7の構成において、活性領域3aはP+型である構成)を適用している。
また、図25では、アクセストランジスタTr1,Tr2の活性領域3aと当該活性領域3aと接続するコンタクト部4との構成、およびロードトランジスタTr3,Tr4の活性領域3aと当該活性領域3aと接続するシェアードコンタクト部4sとの構成として、図2で示した構成を適用している。なお、ロードトランジスタTr3,4の活性領域は、P+型である。
本実施の形態に係わるSRAMは、上記の構成であるので、実施の形態1で説明した効果と同様の効果を奏することができる。
<実施の形態4>
本実施の形態は、実施の形態1に係わる半導体等装置をSRAMに適用した場合の他の構成例を示すものである。本実施の形態に係わる構成の平面図を、図26に示す。本実施の形態では、アクセストランジスタTr1,Tr2に、図7で示した構成を適用している。
具体的に、アクセストランジスタTr1,Tr2の活性領域3aの一方側は、完全分離絶縁膜3bが形成されており、他方側には、部分分離絶縁膜3cが形成されている。そして、アクセストランジスタTr1,Tr2の活性領域に接続されるコンタクト部4は、当該活性領域3aの中心よりも完全分離絶縁膜3b側に配設されている。
なお、アクセストランジスタTr1,TR2のゲート電極5直下のボディは、部分分離絶縁膜3c下に存するボディ領域3dと接続されている。また、当該ボディは、電位固定されている。
本実施の形態では、ロードトランジスタTr3,Tr4の活性領域3aの両側には、完全分離絶縁膜3bが形成されている。したがって、ロードトランジスタTr3,Tr4のゲート電極5直下のボディは、フローティング構造となっている。また、当該活性領域3aに接続されるシェアードコンタクト部4sは、意図的にその配置位置を活性領域3aの中心からズラすことはしない。
本実施の形態は上記の様に構成されているので、アクセストランジスタTr1,Tr2において、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
なお、シェアードコンタクト部4sが接続される活性領域3aの周辺は、完全分離絶縁膜3bで囲まれている。よって、シェアードコンタクト部4sが当該活性領域3aから踏み外したとしても、上述したリーク電流等の問題は生じない。よって、シェアードコンタクト部4sの配設工程を精度を厳密に気にする必要はなくなり、製造の容易化を図ることができる。
<実施の形態5>
本実施の形態は、実施の形態4に係わるSRAMの変形例である。図27に、本実施の形態に係わるSRAMを示す。
実施の形態4に係わるSRAMでは、図26で示したように、ロードトランジスタTr3,Tr4を構成している両活性領域(ソース領域およびドレイン領域)3aの両側面には、完全分離絶縁膜3bが存する。
しかし、本実施の形態に係わるSRAMでは、一方の活性領域(ドレイン領域)3aの両側面のみに、完全分離絶縁膜3bが存する。
具体的に、活性領域(ドレイン領域)3aは、シェアードコンタクト4sと接続される。そして、図27に示すように、活性領域(ドレイン領域の大部分)3aの当該接続部分領域の両側面(一方の側面および、当該一方の側面に対向する他方の側面)にのみ、完全分離絶縁膜3aが存する。完全分離絶縁膜3aは、上述の通り、SOI層3の表面から埋め込み絶縁膜2にかけて形成されている。
また、図27に示すように、上記シェアードコンタクト4sと接続されている部分以外の活性領域(ソース領域とドレイン領域の一部)3aの両側面には、部分分離絶縁膜3cが形成されている。
さらに、ロードトランジスタTr3,Tr4のゲート電極5直下のボディは、部分分離絶縁膜3c下に存するボディ領域3dと接続されている。しかし、当該ボディは、電位固定されていない。つまり、ロードトランジスタTr3,Tr4のゲート電極5直下のボディは、フローティング構造となっている。
その他の構造は、実施の形態4に係わるSRAMと同じなので、ここでの説明は省略する。
本実施の形態に係るSRAMは、上記のように構成されているので、実施の形態4に係るSRAMと同様の効果を有すると伴に、以下に示す効果も奏することができる。
つまり、実施の形態4に係るSRAMよりも本実施の形態に係るSRAMの方が、図26,27からも明らかなように、ロードトランジスタTr3,Tr4のゲート電極5直下のボディの領域が広くなる。これは、本実施の形態に係るSRAMでは、当該ゲート電極5直下のボディは、部分分離絶縁膜3c下に存するボディ領域3dと接続されているからである。
したがって、本実施の形態に係るSRAMでは、ロードトランジスタTr3,Tr4のゲート電極5直下に存するボディ内のインパクトイオン化で生じた電子をボディ領域3dにも分散させることができる。
よって、当該ロードトランジスタTr3,Tr4の寄生バイポーラ効果を抑制できるので、当該ロードトランジスタTr3,Tr4は、正常な動作を行うことができる。
<実施の形態6>
本実施の形態に係るSRAMは、実施の形態5に係るSRAMの変形例である。本実施の形態に係るSRAMの平面図を、図28に示す。また図28におけるA−A断面の断面図を、図29に示す。
実施の形態5に係るSRAMでは、ロードトランジスタTr3,Tr4のゲート電極5直下のボディは、フローティング状態であった。
しかし、本実施の形態に係るSRAMでは、部分分離絶縁膜3cで囲まれている、ロードトランジスタTr3,Tr4の活性領域(ソース領域)3aおよび、部分分離絶縁膜3c下のボディ領域3dが、所定の固定電位を供給する電源用コンタクト41と接続している。また、ボディ領域3dは、ロードトランジスタTr3,Tr4のゲート電極5直下のボディと接続されている。
したがって、ロードトランジスタTr3,Tr4のゲート電極5直下のボディは、所定の電位で電位固定されている。
なお、図29からも明らかなように、ロードトランジスタTr3,Tr4は、PMOSである。
上記以外の構成は、実施の形態5に係るSRAMと同じであるので、ここでの説明は省略する。
本実施の形態に係るSRAMは上記のように構成されているので、本実施の形態に係るSRAMは、実施の形態5に記載の効果に加えて、下記の点において実施の形態5に係るSRAMよりも直ぐれた効果を有する。
つまり、電源用コンタクト部41がボディ領域3dとも接続されているので、ロードトンランジスタTr3,Tr4のゲート電極5直下のボディ内の電子を、当該電源用コンタクト部41から外部へと移動させることができる。これにより、当該ゲート電極5直下のボディ内のインパクトイオン化で生じた電子の数を、より減少させることができる。
したがって、ロードトランジスタTr3,Tr4の寄生バイポーラ効果を抑制できる。よって、ロードトランジスタTr3,Tr4の動作の精度をより保証することができる。
実施の形態1に係る半導体装置の構成を示す平面図である。 実施の形態1に係る半導体装置の構成を示す断面図である。 問題を有する半導体装置の構成を示す平面図である。 問題を有する半導体装置の構成を示す断面図である。 半導体装置の問題点を説明するための断面図である。 実施の形態1に係る半導体装置の他の構成例を示す平面図である。 実施の形態1に係る半導体装置の他の構成例を示す断面図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図である。 実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図である。 実施の形態2に係るSRAMの構成を示す平面図である。 実施の形態2に係るSRAMの構成を示す回路図である。 実施の形態2に係るSRAMの他の構成例の一部を示す平面図である。 実施の形態2に係るSRAMの他の構成例の一部を示す平面図である。 実施の形態3に係るSRAMの構成を示す平面図である。 実施の形態3に係るSRAMの他の構成例を示す平面図である。 実施の形態3に係るSRAMの他の構成例を示す平面図である。 実施の形態4に係るSRAMの構成を示す平面図である。 実施の形態5に係るSRAMの構成を示す平面図である。 実施の形態6に係るSRAMの構成を示す平面図である。 実施の形態6に係るSRAMの構成を示す断面図である。
符号の説明
1 半導体支持基板、2 埋め込み絶縁膜、3 SOI層、3a 活性領域、3b 完全分離絶縁膜、3c 部分分離絶縁膜、3d ボディ領域、3a1 シリサイド膜、4,4g コンタクト部、4s シェアードコンタクト部、5 ゲート電極、10 SOI基板、Tr1,Tr2 アクセストランジスタ、Tr3,Tr4 ロードトランジスタ、Tr5,Tr6 ドライブトランジスタ、41 電源用コンタクト部。

Claims (18)

  1. 半導体支持基板と埋め込み絶縁膜とSOI層とが、当該順に積層された構造を有するSOI基板と、
    前記SOI層の表面内に形成される活性領域と、
    前記活性領域に接する一方の側において、前記SOI層の表面から前記埋め込み絶縁膜にかけて形成される、第一の素子分離絶縁膜と、
    前記一方の側に対向する、前記活性領域の他方の側において、前記SOI層の表面から、前記埋め込み絶縁膜に至らない所定の深さにかけて形成される、第二の素子分離絶縁膜と、
    平面視において、導電体の中心が前記活性領域の中心より前記第一の素子分離絶縁膜が存する側の前記活性領域上に配設される、前記導電体とを備え、
    前記導電体は、
    前記活性領域の上面部および前記一方の側の側面に、接続し、前記第一の素子分離絶縁膜上にかけて延在する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記活性領域の前記一方の側から前記他方の側までの幅は、前記導電体の径の2倍以下である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 半導体支持基板と埋め込み絶縁膜とSOI層とが、当該順に積層された構造を有するSOI基板と、
    前記SOI層の表面内に形成される第一の活性領域を有する、前記SOI層に形成されるアクセストランジスタと、
    前記第一の活性領域に接する一方の側において、前記SOI層の表面から前記埋め込み絶縁膜にかけて形成される、第一の素子分離絶縁膜と、
    前記一方の側に対向する、前記第一の活性領域の他方の側において、前記SOI層の表面から、前記埋め込み絶縁膜に至らない所定の深さにかけて形成される、第二の素子分離絶縁膜と、
    平面視において、前記第一の活性領域の中心より前記第一の素子分離絶縁膜が存する側の前記第一の活性領域上に導電体の中心が配設される第一の導電体とを備え、
    前記第一の導電体は、
    前記第一の活性領域の上面部および前記一方の側の側面に、接続し、前記第一の素子分離絶縁膜上にかけて延在する、
    ことを特徴とするSRAM。
  4. 前記SOI層の表面内に形成される第二の活性領域を有する、前記SOI層に形成される第一のロードトランジスタと、
    前記第二の活性領域の一方の側において、前記SOI層の表面から前記埋め込み絶縁膜にかけて形成される、第三の素子分離絶縁膜と、
    前記一方の側に対向する、前記第二の活性領域の他方の側において、前記SOI層の表面から、前記埋め込み絶縁膜に至らない所定の深さにかけて形成される、第四の素子分離絶縁膜と、
    平面視において、前記第二の活性領域の中心より前記第三の素子分離絶縁膜が存する側の前記第二の活性領域上に導電体の中心が配設される第二の導電体とを、さらに備えている、
    ことを特徴とする請求項3に記載のSRAM。
  5. 前記第二の導電体は、
    前記第二の活性領域の上面部および前記一方の側の側面に、接続する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のSRAM。
  6. 前記SOI層の表面内に形成される第三の活性領域を有する、前記SOI層に形成される第二のロードトランジスタと、
    前記第三の活性領域の一方の側において、前記SOI層の表面から前記埋め込み絶縁膜にかけて形成される、前記第一の素子分離絶縁膜と、
    前記一方の側に対向する、前記第三の活性領域の他方の側において、前記SOI層の表面から、前記埋め込み絶縁膜に至らない所定の深さにかけて形成される、前記第四の素子分離絶縁膜と、
    平面視において、前記第三の活性領域の中心より前記第一の素子分離絶縁膜が存する側の前記第三の活性領域上に導電体の中心が配設される第三の導電体とを、さらに備えている、
    ことを特徴とする請求項5に記載のSRAM。
  7. 前記第二の活性領域の前記一方の側から他方の側までの幅は、前記第二の導電体の幅の2倍以下である、
    ことを特徴とする請求項4に記載のSRAM。
  8. 前記SOI層の表面内に形成される第二、第三の活性領域と、
    前記SOI層に形成され、前記第二、第三の活性領域を有する第一、第二のロードトランジスタと、
    前記第二の活性領域と接続する第二の導電体と、
    前記第三の活性領域と接続する第三の導電体と、
    前記第二、第三の導電体と接続している前記第二、第三の活性領域の部分において、当該部分の一方の側には、前記SOI層の表面から前記埋め込み絶縁膜にかけて形成される、第三の素子分離絶縁膜と、
    前記一方の側に対向する、前記第二、第三の活性領域の他方の側において、前記SOI層の表面から前記埋め込み絶縁膜にかけて形成される、前記第一の素子分離絶縁膜とを、備えている、
    ことを特徴とする請求項3に記載のSRAM。
  9. 前記第二の活性領域の前記第二の導電体と接続する部分以外の部分の、一方の側および当該一方の側に対向する他方の側において、前記SOI層の表面から、前記埋め込み絶縁膜に至らない所定の深さにかけて形成される、第四の素子分離絶縁膜と、
    前記第四の素子分離絶縁膜と前記埋め込み絶縁膜との間に存するボディ領域とを、さらに備えており、
    前記ロードトランジスタのゲート電極直下に存するボディ部は、前記ボディ領域と接続されている、
    ことを特徴とする請求項8に記載のSRAM。
  10. 前記第二の活性領域の前記第二の導電体と接続する部分以外の部分および、前記ボディ領域と接続する電源用導電体を、さらに備えており、
    前記ボディ領域および、前記ボディ領域と接続されている前記ロードトランジスタのゲート電極直下に存するボディ部は、所定の電位で固定されている、
    ことを特徴とする請求項9に記載のSRAM。
  11. 前記第一の導電体は、
    前記第一の活性領域の上面部および前記一方の側の側面に、接続する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のSRAM。
  12. 前記SOI層の表面内に形成される第二の活性領域を有する、前記SOI層に形成される第一のロードトランジスタと、
    前記第二の活性領域の一方の側において、前記SOI層の表面から前記埋め込み絶縁膜にかけて形成される、第三の素子分離絶縁膜と、
    前記一方の側に対向する、前記第二の活性領域の他方の側において、前記SOI層の表面から、前記埋め込み絶縁膜に至らない所定の深さにかけて形成される、第四の素子分離絶縁膜と、
    平面視において、前記第二の活性領域の中心より前記第三の素子分離絶縁膜が存する側の前記第二の活性領域上に導電体の中心が配設される第二の導電体とを、さらに備えている、
    ことを特徴とする請求項11に記載のSRAM。
  13. 前記第二の導電体は、
    前記第二の活性領域の上面部および前記一方の側の側面に、接続する、
    ことを特徴とする請求項12に記載のSRAM。
  14. 前記第二の活性領域の前記一方の側から前記他方の側までの幅は、前記第二の導電体の幅の2倍以下である、
    ことを特徴とする請求項13に記載のSRAM。
  15. 前記第一の活性領域の前記一方の側から他方の側までの幅は、前記第一の導電体の幅の2倍以下である、
    ことを特徴とする請求項3に記載のSRAM。
  16. 前記SOI層の表面内に形成される第二と第三の活性領域と、
    前記SOI層の表面内に形成され、前記第二と第三の活性層を有する第一と第二のロードトランジスタと、
    前記第二の活性領域と接続する第二の導電体と、
    前記第三の活性領域と接続する第三の導電体と、
    前記第三の導電体と接続している前記第三の活性領域の部分において、当該部分の一方の側には、前記SOI層の表面から前記埋め込み絶縁膜にかけて形成される、前記第一の素子分離絶縁膜と、
    前記第二の活性領域の前記第二の導電体と接続する部分の側において、前記SOI層の表面から、前記埋め込み絶縁膜にかけて形成される、第三の素子分離絶縁膜と、
    前記一方の側に対向する、前記第三の活性領域の他方の側において、前記SOI層の表面から前記埋め込み絶縁膜に至らない所定の深さにかけて形成される、第四の素子分離絶縁膜と、
    前記第四の素子分離絶縁膜と前記埋め込み絶縁膜との間に存するボディ領域とを、さらに備えている、
    ことを特徴とする請求項3に記載のSRAM。
  17. 前記第四の素子分離絶縁膜は、平面視において、前記第一、第二のロードトランジスタのゲート電極の両側に形成されている、
    ことを特徴とする請求項16に記載のSRAM。
  18. (a)半導体支持基板と埋め込み絶縁膜とSOI層とが、当該順に積層された構造を有するSOI基板を用意する工程と、
    (b)前記SOI層の表面内に、活性領域を形成する工程と、
    (c)前記活性領域の一方の側において、前記SOI層の表面から前記埋め込み絶縁膜にかけて、第一の素子分離絶縁膜を形成する工程と、
    (d)前記活性領域の一方の側に対向する、前記活性領域の他方の側において、前記SOI層の表面から、前記埋め込み絶縁膜に至らない所定の深さにかけて、第二の素子分離絶縁膜を形成する工程と、
    (e)平面視において、前記活性領域の中心より前記第一の素子分離絶縁膜が存する側の前記活性領域上に、導電体の中心が来るようにし、前記導電体は、前記活性領域の上面部および前記一方の側の側面に、接続し、前記第一の素子分離絶縁膜上にかけて延在するように、前記導電体を配設する工程とを、備えている、
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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