JP4947270B2 - 点火コイル、その製造方法及びその製造装置 - Google Patents

点火コイル、その製造方法及びその製造装置 Download PDF

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Description

本発明は、内燃機関において、スパークプラグからスパークを発生させるために用いる点火コイルの製造装置に関する。
車両等のエンジンにおけるスパークプラグにスパークを発生させるために用いる点火コイルは、ケース内に一次コイル及び二次コイルを配置し、一次コイル及び二次コイルの内周側に、電磁鋼板からなる中心コアを配置してなる。また、中心コアの外周面には、熱応力緩和用のテープを巻き付けている。そして、このテープにより、ケース内における隙間に充填した熱硬化性樹脂(エポキシ樹脂等)が、エンジンにおける加熱冷却サイクルの繰り返しによる熱応力の発生により破損しないようにしている。
このようなテープを中心コアに巻き付けてなる点火コイルとしては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。この特許文献1においては、中心コアに巻装した熱応力緩和部材としてのテープの肉厚を、適切な厚みに設定している。これにより、中心コアと筒状のスプールとの間に充填された樹脂絶縁材に、熱応力によってクラック等が発生しないようにしている。
また、上記ケース内における隙間に充填した熱硬化性樹脂にクラックを生じ難くするために、図11、図12に示すごとく、テープ95の軸方向端部951を、中心コア94の軸方向端面941に折り曲げることを行っている。この折曲を行う際には、テープ95の軸方向端部951を加圧し溶着させるパンチ97を用いている。
しかしながら、このパンチによりテープの軸方向端部を加圧する際には、図13に示すごとく、テープ95自身が有する剛性により、このテープ95の軸方向端部951が中心コア94の中心部に向けて滑らかに折り曲げられず、座屈又は径方向外方に向けた部分的な変形等を起こしてしまうおそれがある。そして、このテープ95の座屈又は変形等が生じたときには、ケース内における隙間に充填した熱硬化性樹脂にクラックが生じてしまうおそれがある。
特に、テープにPET(ポリエチレンテレフタレート)テープ等の熱可塑性フィルムを用いた場合には、その剛性が高いことにより、上記問題が顕著に生じるおそれがある。
特開2004−14548号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、熱硬化性樹脂にクラックが発生することを効果的に防止することができる点火コイルの製造装置を提供しようとするものである。
第1の発明は、一次コイル及び二次コイルをケース内に配置すると共に、上記一次コイル及び二次コイルの内周側に磁性体からなる中心コアを配置し、上記ケース内における隙間を熱硬化性樹脂によって充填してな
上記中心コアの外周には、合成樹脂からなる熱応力緩和用のテープが巻き付けてあり、該テープの軸方向における少なくとも一方の端部は、上記中心コアの軸方向端面又は該軸方向端面に連結した連結部材の軸方向外側端面に折り曲げた折曲端部を形成しており、
該折曲端部は、その周方向の一方側に向けて順次折り重ねた複数の弧状部分を連ねてなり、該各弧状部分は、その周方向一端部を、該周方向一端部に隣接する弧状部分の周方向他端部の上に折り重ねると共に、その周方向他端部の上に、該周方向他端部に隣接する弧状部分の周方向一端部を折り重ねてなり、さらに、上記複数の弧状部分は、互いに連なった状態で互いに折り重なる部分において熱溶着される点火コイルを製造する装置であって、
上記中心コアの外周に巻き付けた熱応力緩和用のテープの軸方向における突出端部を、上記中心コアの軸方向端面又は該軸方向端面に連結した連結部材の軸方向外側端面に折り曲げるための折曲治具を有しており、
該折曲治具は、その先端面に、上記突出端部の周方向における複数箇所に当接して、該複数箇所に折癖を付けるための凹状加工部を有しており、
上記凹状加工部は、その周方向における複数箇所から突出形成した山状傾斜突起を複数有しており、
該各山状傾斜突起は、上記突出端部の外径を絞り込む傾斜形状を有していると共に、当該凹状加工部の中心から径方向外方に向けて、周方向一方側に傾斜した状態で形成してあり、かつその山状先端に上記折癖を付けるための折癖形成刃を有していることを特徴とする点火コイルの製造装置にある(請求項1)。
本発明の点火コイルにおいては、上記中心コアの外周に巻き付けたテープにおいて、このテープの軸方向における少なくとも一方の端部を、中心コアの軸方向端面又はこの軸方向端面に連結した連結部材の軸方向外側端面に折り曲げて折曲端部を形成している。
そして、この折曲端部を、その周方向の一方側に向けて順次折り重ねた複数の弧状部分から形成することにより、点火コイルにおいて加熱冷却サイクルを繰り返す際に、上記熱硬化性樹脂にクラック(亀裂)が生じない工夫を行っている。
上記点火コイルを取り付けた内燃機関の燃焼と排気を繰り返す際には、点火コイルにおいては加熱と冷却が繰り返され、点火コイルを構成する各部材には、熱応力が生ずる。そして、中心コアと熱硬化性樹脂との線膨張係数は異なっており、熱硬化性樹脂は、中心コアに比べて大きく熱変形する。この熱変形の際に、点火コイルが冷却され熱硬化性樹脂が収縮するときには、熱硬化性樹脂の収縮力は、中心コアの外周面に巻き付けたテープによって緩和させることができる。
また、本発明のテープにおける折曲端部においては、各弧状部分の周方向一端部は、この周方向一端部に隣接する弧状部分の周方向他端部の上に折り重ねてあり、各弧状部分の周方向他端部の上には、この周方向他端部に隣接する弧状部分の周方向一端部が折り重ねてある。そのため、折曲端部においては、複数の弧状部分が規則正しく折り重ねてあり、座屈又は径方向外方に向けた部分的な変形等が生じていない。
これにより、折曲端部の周辺において、熱硬化性樹脂の充填不良が生じたり、又は熱硬化性樹脂に熱応力集中の原因となるエッジ状(尖り状)の溝が形成されたりすることを防止できる。
それ故、本発明の点火コイルによれば、熱硬化性樹脂にクラックが発生することを効果的に防止することができる。
第2の発明は、一次コイル及び二次コイルをケース内に配置すると共に、上記一次コイル及び二次コイルの内周側に磁性体からなる中心コアを配置し、上記ケース内における隙間を熱硬化性樹脂によって充填してな
上記中心コアの外周には、合成樹脂からなる熱応力緩和用のテープが巻き付けてあり、該テープの軸方向における少なくとも一方の端部は、上記中心コアの軸方向端面又は該軸方向端面に連結した連結部材の軸方向外側端面に折り曲げた折曲端部を形成しており、
該折曲端部は、その周方向において、下側に位置する下側弧状部分と、該下側弧状部分の上に折り重なる上側弧状部分とを交互に連ねてなり、該各上側弧状部分は、その周方向一端部を、該周方向一端部に隣接する下側弧状部分の上に折り重ねると共に、その周方向他端部を、該周方向他端部に隣接する下側弧状部分の上に折り重ねてなり、さらに、上記各下側弧状部分と上記各上側弧状部分とは、互いに連なった状態で互いに折り重なる部分において熱溶着される点火コイルを製造する装置であって、
上記中心コアの外周に巻き付けた熱応力緩和用のテープの軸方向における突出端部を、上記中心コアの軸方向端面又は該軸方向端面に連結した連結部材の軸方向外側端面に折り曲げるための折曲治具を有しており、
該折曲治具は、その先端面に、上記突出端部の周方向における複数箇所に当接して、該複数箇所に折癖を付けるための凹状加工部を有しており、
上記凹状加工部は、その周方向における複数箇所から突出形成した凸状傾斜面を複数有しており、
該各凸状傾斜面は、上記突出端部の外径を絞り込む傾斜形状を有していると共に、当該凹状加工部の中心から径方向外方に向けて直線状に形成してあり、かつその両脇に上記折癖を付けるための折癖形成刃を有していることを特徴とする点火コイルの製造装置にある(請求項2)。
本発明の点火コイルにおいても、上記中心コアの外周に巻き付けたテープにおいて、このテープの軸方向における少なくとも一方の端部を、中心コアの軸方向端面又はこの軸方向端面に連結した連結部材の軸方向外側端面に折り曲げて折曲端部を形成している。
そして、本発明の点火コイルにおいては、上記折曲端部を、その周方向において、下側に位置する下側弧状部分と、この下側弧状部分の上に折り重なる上側弧状部分とを交互に形成することにより、点火コイルにおいて加熱冷却サイクルを繰り返す際に、上記熱硬化性樹脂にクラック(亀裂)が生じない工夫を行っている。
本発明においても、上記発明と同様に、点火コイルの冷却時における熱硬化性樹脂の収縮力は、中心コアの外周面に巻き付けたテープによって緩和させることができる。
また、本発明のテープにおける折曲端部においては、各上側弧状部分の周方向一端部は、この周方向一端部に隣接する下側弧状部分の上に折り重ねてあり、各上側弧状部分の周方向他端部は、この周方向他端部に隣接する下側弧状部分の上に折り重ねてある。そのため、折曲端部においては、複数の弧状部分が規則正しく折り重ねてあり、座屈又は径方向外方に向けた部分的な変形等が生じていない。
これにより、折曲端部の周辺において、熱硬化性樹脂の充填不良が生じたり、又は熱硬化性樹脂に熱応力集中の原因となるエッジ状(尖り状)の溝が形成されたりすることを防止できる。
それ故、本発明の点火コイルによっても、熱硬化性樹脂にクラックが発生することを効果的に防止することができる。
1及び第2の発明は、上記点火コイルを製造する装置であって、
上記中心コアの外周に巻き付けた熱応力緩和用のテープの軸方向における突出端部を、上記中心コアの軸方向端面又は該軸方向端面に連結した連結部材の軸方向外側端面に折り曲げるための折曲治具を有しており、
該折曲治具は、その先端面に、上記突出端部の周方向における複数箇所に当接して、該複数箇所に折癖を付けるための凹状加工部を有していることを特徴とする点火コイルの製造装置にある(請求項1、請求項2)。
本発明の点火コイルの製造装置は、上記折曲治具を用いることによって、上記熱硬化性樹脂におけるクラックの発生を防止できる点火コイルを容易に製造できるものである。
本発明の折曲治具は、その先端面に、上記凹状加工部を有しており、この凹状加工部は、折曲を行うテープの端部の周方向における複数箇所に当接するよう構成してあり、この複数箇所に折癖を付けるよう構成してある。
そのため、折曲治具により、中心コアの軸方向端面から突出する熱応力緩和用のテープの突出端部を、中心コアの軸方向端面又はこの軸方向端面に連結した連結部材の軸方向外側端面に折り曲げる際には、突出端部に、凹状加工部における複数箇所が当接し、この突出端部の周方向における複数箇所に折癖を付けることができる。
これにより、他の治具等を用いて、上記折癖が付いた突出端部を中心コアの軸方向端面又は連結部材の軸方向外側端面に折り曲げて折曲端部を形成したときには、この折曲端部は、折癖に対応して複数の弧状部分を規則正しく折り重ねることができる。そのため、この折曲端部に、座屈又は径方向外方に向けた部分的な変形等が生じることを防止することができる。
そして、上記ケース内に、一次コイル、二次コイル及び中心コア等を配置した後、このケース内に上記熱硬化性樹脂を充填したときには、折曲端部の周辺において、熱硬化性樹脂の充填不良が生じたり、又は熱硬化性樹脂に熱応力集中の原因となるエッジ状(尖り状)の溝が形成されたりすることを防止できる。
それ故、本発明の点火コイルの製造装置によれば、熱硬化性樹脂にクラックが発生することを効果的に防止することができる点火コイルを容易に製造することができる。
上述した第1及び第2の発明における好ましい実施の形態につき説明する。
上記第1及び第2の発明において、上記中心コアの軸方向端面に連結した連結部材は、スポンジ(樹脂又はゴムの発泡体)、ゴム、樹脂等の弾性部材(緩衝材)とすることができる。また、この連結部材は、永久磁石とすることもできる。
上記第1及び第2の発明において、上記テープは、ポリエチレンテレフタレート(PET)からなることが好ましい(請求項3)
これらの場合には、テープの剛性が高いものの、このテープに上記複数の弧状部分を規則正しく折り重ねてなる折曲端部を形成することにより、折曲端部の周辺における熱硬化性樹脂に、クラックが発生することを効果的に防止することができる。
また、第1、第2の発明においては、上記折曲端部は、当該テープにおける軸方向両端部に形成することができる(請求項4)
れらの場合には、テープの軸方向両端部に形成した折曲端部の周辺における熱硬化性樹脂に、クラックが発生することを効果的に防止することができる。
また、第1、第2の発明においては、上記折曲端部は、当該テープにおける軸方向一端部のみに形成することもできる(請求項5)
れらの場合には、テープの軸方向両端部に形成した折曲端部の周辺における熱硬化性樹脂に、クラックが発生することを効果的に防止することができる。
また、第1、第2の発明においては、上記テープは、上記中心コアの外周において複数回巻き付けることが好ましい(請求項6)
れらの場合には、複数層に重なったテープの軸方向端部を、中心コアの軸方向端面に同時に折り曲げて折曲端部を形成することができる。
また、上記第の発明において、上記凹状加工部は、その周方向における複数箇所から突出形成した山状傾斜突起を複数有しており、該各山状傾斜突起は、上記突出端部の外径を絞り込む傾斜形状を有していると共に、当該凹状加工部の中心から径方向外方に向けて、周方向一方側に傾斜した状態で形成してあり、かつその山状先端に上記折癖を付けるための折癖形成刃を有している。
この場合には、各山状傾斜突起の折癖形成刃によってテープの軸方向における突出端部に形成した折癖に対応して、周方向の一方側に向けて順次折り重ねた複数の弧状部分からなる折曲端部を形成することができる。
また、上記第2の発明において、上記凹状加工部は、その周方向における複数箇所から突出形成した凸状傾斜面を複数有しており、該各凸状傾斜面は、上記突出端部の外径を絞り込む傾斜形状を有していると共に、当該凹状加工部の中心から径方向外方に向けて直線状に形成してあり、かつその両脇に上記折癖を付けるための折癖形成刃を有している。
この場合には、各凸状傾斜面の両脇の折癖形成刃によってテープの軸方向における突出端部に形成した折癖に対応して、下側に位置する下側弧状部分と、この下側弧状部分の上に折り重なる上側弧状部分とを周方向において交互に形成してなる折曲端部を形成することができる。
以下に、本発明の点火コイルの製造装置にかかる実施例につき、図面と共に説明する。
(実施例1)
本例の点火コイル1は、図1、図2に示すごとく、一次コイル21及び二次コイル22をケース3内に配置すると共に、一次コイル21及び二次コイル22の内周側に磁性体からなる中心コア4を配置し、ケース3内における隙間を熱硬化性樹脂11によって充填してなる。本例の中心コア4の各軸方向端面41、42には、連結部材としての弾性体(緩衝材)43が連結してある。また、中心コア4及び一対の弾性体43の外周には、熱応力緩和用のテープ5が巻き付けてあり、このテープ5の軸方向Lの両端部は、弾性体43の軸方向外側端面431に折り曲げた折曲端部6をそれぞれ形成している。
図1に示すごとく、本例の折曲端部6は、その周方向Cの一方側C1に向けて順次折り重ねた複数の弧状部分61を連ねてなる。そして、各弧状部分61の周方向一端部601は、この周方向一端部601に隣接する弧状部分61の周方向他端部602の上に折り重ねてあり、各弧状部分61の周方向他端部602の上には、この周方向他端部602に隣接する弧状部分61の周方向一端部601が折り重ねてある。
また、本例のテープ5における折曲端部6は、超音波又は熱等によって加熱して、複数の弧状部分61を熱溶着させてなる。
以下に、本例の点火コイル1、その製造方法及びその製造装置7につき、図1〜図10と共に詳説する。
図2に示すごとく、本例の点火コイル1は、一次コイル21、二次コイル22、中心コア4及びケース3等を配設してなる円筒部2を、エンジンのプラグホール内に挿通配置して使用するスティックタイプのものである。
上記一次コイル21は、円筒状樹脂からなる一次スプール211の外周面に、絶縁被覆した一次電線を複数回巻回してなり、上記二次コイル22は、円筒状樹脂からなる二次スプール221の外周面に、絶縁被覆した二次電線を一次電線よりも多い巻回数で巻回してなる。また、二次コイル22は、一次コイル21の内周側に配置してあり、二次コイル22の内周側には、電磁鋼板からなる中心コア4が配置してある。また、一次コイル21は、円筒状樹脂からなるケース3内に配置してあり、ケース3の外周側には、電磁鋼板からなる断面円筒状の外周コア23が装着してある。
また、中心コア4を構成する電磁鋼板は、絶縁被膜を備えた平板状の珪素鋼板を点火コイル1の軸方向Lに直交する横断面方向に向けて複数積層してなる。また、外周コア23を構成する電磁鋼板は、軸方向Lにスリット(間隙)を形成してなる円筒状の珪素鋼板を、径方向に接着剤を介して複数積層してなる。そして、中心コア4及び外周コア23により、一次コイル21に電流を流して発生させる磁束及び二次コイル22によって生じた磁束を通過させる磁気経路を形成することができる。
図2に示すごとく、本例の点火コイル1は、その軸方向Lの一端部には、一次コイル21に電力を供給するイグナイタ311を配設してなり、その軸方向Lの他端部には、スパークプラグを取り付けるプラグキャップ331を配設してなる。
本例のケース3は、プラグキャップ331、二次ターミナル(高電圧端子)332、スプリング333を配設したプラグベース部33と、一次コイル21、二次コイル22、中心コア4、外周コア23等を配置したコイルケース部32と、上記イグナイタ311を配置したイグナイタベース部31とからなる。
図示は省略するが、スパークプラグは、その端子部をスプリング333に接触させた状態で、プラグキャップ331内に挿入配置される。また、イグナイタベース部31には、イグナイタ311における導電ピン313をインサート成形してなるコネクタ部312が形成してある。また、コイルケース部32には、当該点火コイル1をエンジンに取り付けるためのフランジ部321が形成してある。
そして、上記熱硬化性樹脂11は、プラグベース部33、コイルケース部32及びイグナイタベース部31によって囲まれたケース3内に連続して充填してある。
また、イグナイタ311は、ECU(エンジン制御ユニット)からの信号によって動作するスイッチング素子等を用いた電力制御回路、及びイオン電流の検出を行うイオン電流検出回路等を備えている。
図5に示すごとく、本例のテープ5は、合成樹脂からなるテープ基材51の裏面に、粘着剤からなる粘着層52を塗布してなる。本例のテープ基材51は、ポリエチレンテレフタレート(PET)のフィルムからなり、本例の粘着層52は、アクリル系の粘着剤からなる。なお、テープ5の厚み(テープ基材51と粘着層52との合計厚み)は、0.025〜0.1mmとすることができる。また、本例のテープ5は、中心コア4の外周において複数回巻き付けてある。このテープ5の巻付回数(積層数)は、例えば、2〜5回(層)とすることができる。
図2に示すごとく、上記熱硬化性樹脂11は、ケース3内、すなわち中心コア4の外周におけるテープ5と二次スプール221との間、二次コイル22を構成する二次巻線の隙間、二次コイル22と一次スプール211との間、一次コイル21を構成する一次巻線の隙間、一次コイル21と外周コア23との間、外周コア23とケース3との間の各間隙に充填されている。本例の熱硬化性樹脂11は、エポキシ樹脂からなる。
図2に示すごとく、上記のごとく、本例の点火コイル1においては、中心コア4の軸方向両端面41、42には連結部材としての弾性体43が配置してある。本例においては、中心コア4の軸方向一端面41に配置した弾性体43は、スポンジ43Aであり、中心コア4の軸方向他端面42に配置した弾性体43は、ゴム43Bである。
本例のテープ5の軸方向Lの一端部は、中心コア4の軸方向一端面41に配置したスポンジ43Aの軸方向外側端面431に折り曲げてあり、本例のテープ5の軸方向Lの他端部は、中心コア4の軸方向他端面42に配置したゴム43Bの軸方向外側端面431に折り曲げてある。
また、中心コア4及びゴム43Bは、二次スプール221内に挿入してあり、スポンジ43Aは、イグナイタベース部31に形成した調心部314内に挿入してある。
点火コイル1において、ECUからパルス状のスパーク発生信号がイグナイタ311に送信されると、イグナイタ311における電力制御回路が動作し、一次コイル21に電流が流れて、中心コア4及び外周コア23を通過する磁界が形成される。そして、一次コイル21に流れる電流を遮断したときには、上記磁界の形成方向とは反対方向に向けて、中心コア4及び外周コア23を通過する誘導磁界が形成される。この誘導磁界の形成により、二次コイル22に誘導起電力(逆起電力)が発生し、点火コイル1に取り付けたスパークプラグからスパークを発生させることができる。
次に、本例の点火コイル1の製造装置7及び製造方法につき説明する。
本例の点火コイル1の製造装置7は、中心コア4にテープ5を巻き付けてなる中心コア組付体45を製造するものである。
図3に示すごとく、この製造装置7は、中心コア4の外周に巻き付けた熱応力緩和用のテープ5の軸方向Lにおける突出端部53を、中心コア4の軸方向端面41、42に折り曲げるための折曲治具71を有している。この折曲治具71は、その先端面に、テープ5の突出端部53の周方向Cにおける複数箇所に当接して、この複数箇所に折癖611を付けるための凹状加工部711を有している。
同図に示すごとく、本例の凹状加工部711は、その周方向Cにおける複数箇所から突出形成した山状傾斜突起712を複数有している。この各山状傾斜突起712は、テープ5の突出端部53の外径を絞り込む傾斜形状を有していると共に、当該凹状加工部711の中心から径方向外方に向けて、周方向一方側C1に傾斜した状態で形成してある。また、各山状傾斜突起712は、その山状先端に上記突出端部53における折癖611を付けるための折癖形成刃713を有している。
また、上記製造装置7は、テープ5を巻き付けた状態の中心コア4を保持する保持治具(図示略)と、この保持治具に対して上記折曲治具71を接近させる駆動源(図示略)とを有している。
本例の点火コイル1の製造方法においては、以下の巻付工程、折曲工程及び溶着工程を行って、上記中心コア組付体45を製造する。
中心コア組付体45を製造するに当たっては、まず、図4に示すごとく、巻付工程として、中心コア4の外周に熱応力緩和用のテープ5を巻き付ける。このとき、テープ5の軸方向Lの両端部を中心コア4の各軸方向端面41、42に連結した弾性体43の軸方向外側端面431から突出させて、一対の突出端部53を形成する。
次いで、折曲工程として、一対の突出端部53を、中心コア4の各軸方向端面41、42に折り曲げて、一対の折曲端部6を形成する。
図5に示すごとく、この折曲工程においては、上記保持治具により、テープ5を巻き付けてなる中心コア4を保持し、この中心コア4の軸方向端面41、42に連結した弾性体43の軸方向外側端面431から突出するテープ5の突出端部53に、折曲治具71における凹状加工部711を対向させる。そして、テープ5の突出端部53に向けて折曲治具71を接近させる。
このとき、凹状加工部711の各山状傾斜突起712における折癖形成刃713が、テープ5の突出端部53における周方向Cの複数箇所に当接する。これにより、テープ5の突出端部53において、折癖形成刃713に当接した周方向Cにおける複数箇所に折癖611が付けられ、この折癖611が付けられる複数箇所が部分的に先に折り曲げられる。
また、各山状傾斜突起712が周方向一方側C1に傾斜した状態で形成してあるため、上記複数の折癖611は、テープ5の突出端部53における周方向一方側C1に向けて形成される。こうして、折曲治具71によって、テープ5の突出端部53を中心コア4の軸方向Lに対して所定の傾斜角度まで折り曲げる。
次いで、図6に示すごとく、溶着工程として、平坦加圧面751を有する溶着治具75を用い、上記所定角度に折り曲げたテープ5の突出端部53を、中心コア4の軸方向端面41、42に連結した弾性体43の軸方向外側端面431に折り曲げる。
より具体的には、上記所定角度に折り曲げたテープ5の突出端部53に、溶着治具75の平坦加圧面751を対向させる。そして、テープ5の突出端部53に向けて、加熱を行った状態の溶着治具75を接近させる。
このとき、溶着治具75の平坦加圧面751が、テープ5の突出端部53の全体に当接する。これにより、テープ5の突出端部53における複数の折癖611に対応して、周方向Cの一方側C1に向けて順次折り重ねた複数の弧状部分61が形成される。また、形成された折曲端部6においては、複数の弧状部分61が、互いに連なった状態で互いに折り重なる部分において熱溶着される。
なお、上記折曲工程及び溶着工程は、中心コア4の軸方向両端面41、42にそれぞれ連結した弾性体43に対して行う。
こうして、図1に示すごとく、本例においては、各弧状部分61の周方向一端部601が、この周方向一端部601に隣接する弧状部分61の周方向他端部602の上に折り重なり、各弧状部分61の周方向他端部602の上に、この周方向他端部602に隣接する弧状部分61の周方向一端部601が折り重なった折曲端部6が形成される。
そして、この折曲端部6は、上記折癖611に対応して複数の弧状部分61を規則正しく折り重ねることができる。そのため、この折曲端部6に、座屈又は径方向外方に向けた部分的な変形等が生じることを防止することができる。
その後、後工程において、上記ケース3内に、一次コイル21、二次コイル22及び中心コア4等を配置した後、このケース3内に上記熱硬化性樹脂11を充填したときには、折曲端部6の周辺において、熱硬化性樹脂11の充填不良が生じたり、又は熱硬化性樹脂11に熱応力集中の原因となるエッジ状(尖り状)の溝が形成されたりすることを防止できる。
それ故、本例の点火コイル1の製造装置7及び製造方法によれば、熱硬化性樹脂11にクラックが発生することを効果的に防止することができる点火コイル1を容易に製造することができる。
(実施例2)
本例は、上記テープ5の折曲端部6の他の実施形態を示す例である。
図7に示すごとく、本例の折曲端部6は、その周方向Cにおいて、下側に位置する下側弧状部分61Aと、この下側弧状部分61Aの上に折り重なる上側弧状部分61Bとを交互に連ねてなる。そして、各上側弧状部分61Bの周方向一端部601は、この周方向一端部601に隣接する下側弧状部分61Aの上に折り重ねてあり、各上側弧状部分61Bの周方向他端部602は、この周方向他端部602に隣接する下側弧状部分61Aの上に折り重ねてある。
図8に示すごとく、本例の点火コイル1の製造装置7における折曲治具71は、その凹状加工部711の周方向Cにおける複数箇所に、凸状傾斜面714を突出形成してなる。各凸状傾斜面714は、上記突出端部53の外径を絞り込む傾斜形状を有していると共に、当該凹状加工部711の中心から径方向外方に向けて直線状に形成してある。また、各凸状傾斜面714は、その両脇に上記折癖611を付けるための折癖形成刃715を有している。
図9に示すごとく、本例の点火コイル1の製造方法における折曲工程においては、各凸状傾斜面714の両脇の折癖形成刃715によって、テープ5の軸方向Lにおける突出端部53に折癖611を形成することができる。
また、図10に示すごとく、本例の溶着工程においては、テープ5の軸方向Lにおける突出端部53に形成した折癖611に対応して、下側に位置する下側弧状部分61Aと、この下側弧状部分61Aの上に折り重なる上側弧状部分61Bとを周方向Cにおいて交互に形成してなる折曲端部6を形成することができる。また、形成された折曲端部6においては、複数の弧状部分61が、互いに連なった状態で互いに折り重なる部分において熱溶着される。
本例においても、その他は上記実施例1と同様であり、上記実施例1と同様の作用効果を得ることができる。
実施例1における、中心コアに熱応力緩和用のテープを巻き付けてなる中心コア組付体を示す斜視図。 実施例1における、点火コイルを示す断面説明図。 実施例1における、折曲治具を示す斜視説明図。 実施例1における、中心コアの外周にテープを巻き付けた状態を示す斜視説明図。 実施例1における、折曲工程において、テープの突出端部に折癖を付けた状態を示す断面説明図。 実施例1における、溶着工程において、テープの折曲端部を形成する状態を示す断面説明図。 実施例2における、中心コアに熱応力緩和用のテープを巻き付けてなる中心コア組付体を示す斜視図。 実施例2における、折曲治具を示す斜視説明図。 実施例2における、折曲工程において、テープの突出端部に折癖を付けた状態を示す断面説明図。 実施例2における、溶着工程において、テープの折曲端部を形成する状態を示す断面説明図。 従来例における、テープの軸方向端部を折り曲げる前の状態を示す断面説明図。 従来例における、テープの軸方向端部を折り曲げている状態を示す断面説明図。 従来例における、テープの軸方向端部に座屈又は変形等が生じた状態を示す断面説明図。
符号の説明
1 点火コイル
11 熱硬化性樹脂
21 一次コイル
22 二次コイル
3 ケース
4 中心コア
41 軸方向一端面
42 軸方向他端面
43 弾性体(連結部材)
5 テープ
6 折曲端部
61 弧状部分
601 周方向一端部
602 周方向他端部
61A 下側弧状部分
61B 上側弧状部分
611 折癖
7 製造装置
71 折曲治具
711 凹状加工部
712 山状傾斜突起
713 折癖形成刃
714 凸状傾斜面
715 折癖形成刃
L 軸方向
C 周方向

Claims (6)

  1. 一次コイル及び二次コイルをケース内に配置すると共に、上記一次コイル及び二次コイルの内周側に磁性体からなる中心コアを配置し、上記ケース内における隙間を熱硬化性樹脂によって充填してな
    上記中心コアの外周には、合成樹脂からなる熱応力緩和用のテープが巻き付けてあり、該テープの軸方向における少なくとも一方の端部は、上記中心コアの軸方向端面又は該軸方向端面に連結した連結部材の軸方向外側端面に折り曲げた折曲端部を形成しており、
    該折曲端部は、その周方向の一方側に向けて順次折り重ねた複数の弧状部分を連ねてなり、該各弧状部分は、その周方向一端部を、該周方向一端部に隣接する弧状部分の周方向他端部の上に折り重ねると共に、その周方向他端部の上に、該周方向他端部に隣接する弧状部分の周方向一端部を折り重ねてなり、さらに、上記複数の弧状部分は、互いに連なった状態で互いに折り重なる部分において熱溶着される点火コイルを製造する装置であって、
    上記中心コアの外周に巻き付けた熱応力緩和用のテープの軸方向における突出端部を、上記中心コアの軸方向端面又は該軸方向端面に連結した連結部材の軸方向外側端面に折り曲げるための折曲治具を有しており、
    該折曲治具は、その先端面に、上記突出端部の周方向における複数箇所に当接して、該複数箇所に折癖を付けるための凹状加工部を有しており、
    上記凹状加工部は、その周方向における複数箇所から突出形成した山状傾斜突起を複数有しており、
    該各山状傾斜突起は、上記突出端部の外径を絞り込む傾斜形状を有していると共に、当該凹状加工部の中心から径方向外方に向けて、周方向一方側に傾斜した状態で形成してあり、かつその山状先端に上記折癖を付けるための折癖形成刃を有していることを特徴とする点火コイルの製造装置。
  2. 一次コイル及び二次コイルをケース内に配置すると共に、上記一次コイル及び二次コイルの内周側に磁性体からなる中心コアを配置し、上記ケース内における隙間を熱硬化性樹脂によって充填してな
    上記中心コアの外周には、合成樹脂からなる熱応力緩和用のテープが巻き付けてあり、該テープの軸方向における少なくとも一方の端部は、上記中心コアの軸方向端面又は該軸方向端面に連結した連結部材の軸方向外側端面に折り曲げた折曲端部を形成しており、
    該折曲端部は、その周方向において、下側に位置する下側弧状部分と、該下側弧状部分の上に折り重なる上側弧状部分とを交互に連ねてなり、該各上側弧状部分は、その周方向一端部を、該周方向一端部に隣接する下側弧状部分の上に折り重ねると共に、その周方向他端部を、該周方向他端部に隣接する下側弧状部分の上に折り重ねてなり、さらに、上記各下側弧状部分と上記各上側弧状部分とは、互いに連なった状態で互いに折り重なる部分において熱溶着される点火コイルを製造する装置であって、
    上記中心コアの外周に巻き付けた熱応力緩和用のテープの軸方向における突出端部を、上記中心コアの軸方向端面又は該軸方向端面に連結した連結部材の軸方向外側端面に折り曲げるための折曲治具を有しており、
    該折曲治具は、その先端面に、上記突出端部の周方向における複数箇所に当接して、該複数箇所に折癖を付けるための凹状加工部を有しており、
    上記凹状加工部は、その周方向における複数箇所から突出形成した凸状傾斜面を複数有しており、
    該各凸状傾斜面は、上記突出端部の外径を絞り込む傾斜形状を有していると共に、当該凹状加工部の中心から径方向外方に向けて直線状に形成してあり、かつその両脇に上記折癖を付けるための折癖形成刃を有していることを特徴とする点火コイルの製造装置。
  3. 請求項1又は2において、上記テープは、ポリエチレンテレフタレートからなることを特徴とする点火コイルの製造装置
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、上記折曲端部は、当該テープにおける軸方向両端部に形成してあることを特徴とする点火コイルの製造装置
  5. 請求項1〜3のいずれか一項において、上記折曲端部は、当該テープにおける軸方向一端部に形成してあることを特徴とする点火コイルの製造装置
  6. 請求項1〜5のいずれか一項において、上記テープは、上記中心コアの外周において複数回巻き付けてあることを特徴とする点火コイルの製造装置
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