JP6364757B2 - 蓄電デバイスおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、リチウムイオン二次電池、リチウムイオンキャパシタ、電気二重層コンデンサや電解コンデンサなどの蓄電デバイスおよびその製造方法に関する。
電気二重層コンデンサや電解コンデンサなどのコンデンサを含む蓄電デバイスではたとえば、陽極側および陰極側の各電極体の間にセパレータを挟み込んで巻回する蓄電素子を備えるものが知られている。
コンデンサに関し、コンデンサ素子の素子端面に電極張出部を形成し、この電極張出部を折り曲げて集電板を溶接することが知られている(たとえば、特許文献1)。
特開2001−068379号公報
ところで、蓄電素子としてたとえばコンデンサ素子の素子端面に設けられた電極張出部を折り曲げる際、集電板が重ねられる部分に折り皺によって凹凸が生じるおそれがある。突出部分に集電板を重ねて溶接すると、電極張出部の溶接領域に未溶接部分が生じ、溶接にばらつきを生じる。電極張出部と集電板との溶接部に未溶接部分が生じると、集電板の接続が端子間の内部直列抵抗(DCIR:Direct Current Internal Resistance)にばらつきを生じるという課題がある。
また、図8に示すように、コンデンサ素子の素子端面40に引き出された複数の電極タブ42からなる電極張出部44に集電板46が押し当てられた際に、破線で包囲して示す素子中心側にある電極タブ42では下向きに折れる場合がある。この場合、電極タブ42と集電板46とが非接触状態となることがある。このような非接触状態にある電極タブ42にはレーザ照射を行っても、レーザエネルギーが電極タブ42に到達しないため、集電板46を溶接することができない。
また、集電板46に接触する電極張出部44側の接触面48に皺を生じさせると、電極張出部44と集電板46との接触面48に凹凸が生じ、接触が不安定化するなど、接触面積にばらつきが生じ、DCIRがばらつくという課題がある。
そこで、本発明の目的は上記課題に鑑み、集電板と溶接される蓄電素子の電極張出部の接続面の安定化および接続強度を高めることにある。
上記目的を達成するため、本発明の蓄電デバイスは、蓄電素子の素子端面に形成された電極張出部に集電板を接続した蓄電デバイスであって、前記電極張出部が素子の中心部に向かって折り曲げられた第1の領域と、一部が前記第1の領域に重なるように前記電極張出部が素子の中心部に向かって折り曲げられた第2の領域と、前記第1の領域と前記第2の領域との間に前記電極張出部の一部が折りたたまれた折込み領域とを備え、前記集電板と前記電極張出部とをレーザ接続する溶接部が、前記第1の領域および前記第2の領域の双方に重なる前記折込み領域を含む
上記蓄電デバイスにおいて、前記折込み領域は、前記第2の領域を挟んで設定されてもよい。
上記目的を達成するため、本発明の蓄電デバイスの製造方法は、蓄電素子の素子端面に形成された電極張出部に集電板を接続した蓄電デバイスの製造方法であって、前記電極張出部を前記蓄電素子の中心部に向かって折り曲げて第1の領域を形成する工程と、前記第1の領域を形成した後に、一部が前記第1の領域に重なるように前記電極張出部を前記蓄電素子の中心部に向かって折り曲げて第2の領域を形成する工程とを有し、記第2の領域を形成する工程によって、前記第1の領域と前記第2の領域の間に前記電極張出部の一部が折りたたまれた折込み領域が形成され、前記集電板と前記電極張出部とをレーザにより接続する溶接部に、前記第1の領域および前記第2の領域の双方に重なる前記折込み領域を含む。
上記蓄電デバイスの製造方法において、前記折込み領域が前記第2の領域を挟んで設定されてもよい。
本発明によれば、次のような効果が得られる。
(1) 電極張出部の集電板との接続面を安定化することができ、集電板との接続性を向上させることができるとともに、接続強度を高めることができる。
(2) DCIRのばらつきを低減でき、電気的特性を高めることができる。
そして、本発明の他の目的、特徴および利点は、添付図面および各実施の形態を参照することにより、一層明確になるであろう。
第1の実施の形態に係るコンデンサおよびその製造方法に用いるコンデンサ素子の素子端面を示す平面図である。 電極張出部の折曲げおよび集電板の載置状態を示す図である。 図2のBの部分断面および集電板の接触状態を示す図である。 第2の実施の形態に係るコンデンサ素子の素子端面を示す平面図である。 電極張出部の折曲げおよび集電板の載置状態を示す図である。 図5のBの部分断面および集電板の接触状態を示す図である。 第3の実施の形態に係る集電板および電極張出部のレーザ溶接位置を示す図である。 従来の集電板および電極張出部の接触状態を示す図である。
〔第1の実施の形態〕
図1は、第1の実施の形態に係るコンデンサおよびその製造方法に用いるコンデンサ素子の素子端面を示している。この実施の形態では、この実施の形態では、蓄電デバイスの一例であるコンデンサとして電気二重層コンデンサを例示している。コンデンサ素子は蓄電素子の一例である。
このコンデンサ素子2は、陽極側および陰極側の電極体の間にセパレータ4を介在させて円柱状に巻回されている。このコンデンサ素子2には、筒状の素子中心6を備えた素子端面8が形成されている。この素子端面8は、セパレータ4の縁部によって形成されている。
この素子端面8には、陽極側および陰極側の電極張出部10−1、10−2が形成されている。電極張出部10−1をたとえば、陽極側とすれば、電極張出部10−2は陰極側である。各電極張出部10−1、10−2は電極体の一部である電極タブ11をセパレータ4より突出させて形成し、曲率半径に比例した長さで円弧状に形成されている。
各電極張出部10−1、10−2には素子中心6を通る仮想線Lを想定し、この仮想線Lを中心に角度θ1からなる扇形の第1の領域12と、この第1の領域12を挟んで角度θ2からなる扇形の第2の領域14−1、14−2とが設定されている。電極張出部10−2側の第2の領域14−1、14−2は第1の領域12より上部に設定され、集電板16−2(図2)が載置される領域である。これに対し、各第1の領域12は、各第2の領域14−1、14−2に挟まれて、第2の領域14−1、14−2より下部に設定される領域である。角度θ1、θ2の大きさはθ1<θ2の関係にある。
図2のAは、折り曲げられた各電極張出部10−1、10−2を示している。図2のAにおいて、IおよびIIは電極張出部10−1、10−2の折曲げ順序を示している。
各第1の領域12は、第2の領域14−1、14−2に先行して折曲げを行う。各第1の領域12にはコンデンサ素子2の外周方向から素子中心6に向かって折曲げ治具20が押し当てられる。これにより、第1の領域12がコンデンサ素子2の外周方向から素子中心6に向かって折り曲げられ、平坦化される。
この第1の領域12の先行折曲げの後、各第2の領域14−1、14−2にはコンデンサ素子2の外周方向から素子中心6に向かって折曲げ治具22が押し当てられる。これにより、各第2の領域14−1、14−2が第1の領域12に続いて折り曲げられ、コンデンサ素子2の外周方向から素子中心6に向かって折り曲げられ、平坦化される。
このように先行して折曲げられ平坦化された第1の領域12に対して各第2の領域14−1、14−2が折り曲げられると、第1の領域12と各第2の領域14−1、14−2との折り際には境界部24が生じる。この境界部24には、第1の領域12に各第2の領域14−1、14−2の折り際が重なって折り畳まれた折曲げ部26が形成される。折曲げ部26は第2の領域14−1、14−2の隣接領域にある電極タブ11の折曲げ領域ないし折込み領域の一例である。
図2のBは、各電極張出部10−1、10−2に集電板16−1、16−2が設置された状態を示している。各電極張出部10−1、10−2には集電板16−1、16−2が重ねられ、第2の領域14−1、14−2の上に集電板16−1、16−2がレーザ溶接によって溶接される。
図3は、図2のBのIIIA−IIIA線断面の概要を示している。先行して折り曲げられた第1の領域12を挟んで第2の領域14−1、14−2が折り曲げられている。各境界部24には折曲げ部26が形成され、この折曲げ部26により第1の領域12の外側に第2の領域14−1、14−2が重なる状態で維持される。
そして、各集電板16−1、16−2には、図示しない外装ケースを封口する封口板にある外部端子が接続される。コンデンサ素子2が収納された外装ケースは、コンデンサ素子2に一体化された封口板によって封口される。
<第1の実施の形態の効果>
(1) この実施の形態によれば、折曲げ部26により、素子中心6側へ第2の領域14−1、14−2が折り曲げられるのを抑制できる。つまり、集電板16−1に接触する第2の領域14−1、14−2の各電極タブ11の接触面28が下向きに折れ曲がらず、集電板16−1との接触の安定化を図ることができ、接触面積を拡大できる。これにより、DCIRのばらつきや増加を防止できる。このような機能は電極張出部10−2および集電板16−2側でも同様である。
(2) 集電板16−1との接触面28には図3のBに示すように、応力Fが生じるが、この応力Fを折曲げ部26で吸収できる。折曲げによって生じる屈曲つまり、皺を折曲げ部26に生じさせることができる。つまり、接触面28は平坦状態に維持され、皺の発生がなく、集電板16−1との接触面28の安定化、接触面積の拡大を図ることができる。これにより、DCIRのばらつきや増加を防止できる。このような機能は電極張出部10−2および集電板16−2側でも同様である。また、接触面積の拡大に伴い溶接面積が拡大し、溶接強度が向上し、耐振動性が向上する。
(3) また、集電板16−1との接触面28に折り皺による凹凸が生じないので、集電板16−1と電極張出部10の第2の領域との未接触部が生じにくい。集電板16−1に第2の領域との未接触部にレーザ照射した場合、レーザエネルギーが第2の領域に分散されないので、該未接触部に集中し、集電板16−1の一部が過溶融することがあるが、本構成にすることによって、過溶融を抑制することができる。
〔第2の実施の形態〕
図4は、第2の実施の形態に係るコンデンサのコンデンサ素子の素子端面を示している。図4において、図1と同一部分には同一符号を付してある。
第1の実施の形態では、単一の第1の領域12を挟んで第2の領域14−1、14−2を設定したが、この実施の形態では、2つの第2の領域14−1、14−2の間に第1の領域12を設定するとともに、各第2の領域14−1、14−2の外側にも第1の領域12が設定されている。つまり、各第2の領域14−1、14−2が第1の領域12で挟まれる形態である。
この実施の形態では、中心部の第1の領域12−1の角度をθ11、各第1の領域12−2の角度をθ12に設定し、各第2の領域14−1、14−2の角度をθ3に設定している。たとえば、θ3≦θ2、θ11+θ12×2≧θ1に設定すればよい。
図5のAは、折り曲げられた各電極張出部10−1、10−2を示している。図5のAにおいて、IおよびIIは電極張出部10−1、10−2の折曲げ順序を示している。
各第1の領域12−1、12−2は、第2の領域14−1、14−2に先行して折曲げを行う。各第1の領域12−1、12−2の折曲げは第1の実施の形態と同様である。これにより、第1の領域12−1、12−2がコンデンサ素子2の外周方向から素子中心6に向かって折り曲げられ、平坦化される。
この第1の領域12−1、12−2の先行折曲げの後、各第2の領域14−1、14−2の折曲げを行う。これにより、各第2の領域14−1、14−2が第1の領域12−1、12−2に続いて折り曲げられ、コンデンサ素子2の外周方向から素子中心6に向かって折り曲げられ、平坦化される。
このように先行して折曲げられ平坦化された第1の領域12−1、12−2に対して各第2の領域14−1、14−2が折り曲げられると、第1の領域12−1、12−2と各第2の領域14−1、14−2との折り際には、境界部24が生じることは第1の実施の形態と同様である。第1の実施の形態と異なる点は、各第2の領域14−1、14−2が第1の領域12−1、12−2によって挟まれ、各第2の領域14−1、14−2の両脇に境界部24が生じている。各境界部24には既述の折曲げ部26が形成される。
図5のBは、各電極張出部10−1、10−2に集電板16−1、16−2が設置された状態を示している。各電極張出部10−1、10−2には集電板16−1、16−2が重ねられ、レーザ溶接によって溶接される。
図6のAは、図5のBのVIA −VIA 線断面の概要を示している。先行して折り曲げられた第1の領域12−1、12−2を挟んで第2の領域14−1、14−2が折り曲げられ、折曲げ部26により第1の領域12−1、12−2の外側で第2の領域14−1、14−2が重なる状態で維持される。
そして、各集電板16−1、16−2に外部端子が接続され、コンデンサ素子2が収納された外装ケースが、コンデンサ素子2に一体化された封口板によって封口されることは第1の実施の形態と同様である。
<第2の実施の形態の効果>
(1) この実施の形態によれば、上記実施の形態の効果に加え、集電板16−1、16−2の載置領域である第2の領域14−1、14−2の両側に折曲げ部26が形成されることによる効果が加わる。これにより、第2の領域14−1、14−2の両側が補強され、第2の領域14−1、14−2の集電板16−1、16−2との接触面28で電極タブ11が下向きに折れるのを抑制することができる。
(2) 第2の領域14−1、14−2の両側に折曲げ部26が形成され、各折曲げ部26によって第2の領域14−1、14−2に弾性力Mが生じる。これにより、第2の領域14−1、14−2の集電板16−1、16−2との設置面と集電板16−1、16−2の密着性が向上し、接続の安定性を向上させることができる。このような機能は電極張出部10−2および集電板16−2側でも同様である。
〔第3の実施の形態〕
図7のAおよびBは、第3の実施の形態に係るコンデンサのコンデンサ素子の電極張出部と集電板の接続を示している。図7において、図1または図4と同一部分には同一符号を付してある。
電極張出部10−1、10−2に重ねられた集電板16−1、16−2の接続には、図7のAに示すように、第1の領域12に重なる第2の領域14−1、14−2の折曲げ部26の部分にレーザ照射30を行う。このようにレーザ照射30を行えば、境界部24の部分で溶接を行うことができる。
また、電極張出部10−1、10−2に重ねられた集電板16−1、16−2の接続には、図7のBに示すように、第1の領域12−1、12−2に重なる第2の領域14−1、14−2の折曲げ部26の部分にレーザ照射30を行ってもよい。このようにレーザ照射30を行えば、第2の領域14−1、14−2の各両側にある境界部24の部分で溶接を行うことができる。
<第3の実施の形態の効果>
(1) 集電板16−1、16−2との接触面28のうち、折曲げ部26に重なる部分は、第2の領域14−1、14−2に皺による歪みが生じ難く、接触面28を安定化させることができる。これにより、レーザ溶接による接続強度を高めることができる。
(2) 境界部24では集電板16−1、16−2に接続される電極張出部10−1、10−2の積層数がたとえば、3枚以上となるので、接続強度を向上させることができる。
(3) 折曲げ部26で溶接すれば、溶接領域を第1の領域12、12−1、12−2の境界部24まで拡大でき、溶接による電極張出部10−1、10−2と集電板16−1、16−2との接続面積を拡大し、接続強度を増強できる。
〔他の実施の形態〕
(1) 上記実施の形態では、蓄電デバイスの一例として電気二重層コンデンサを例示したが、本発明はリチウムイオン二次電池、リチウムイオンキャパシタ、電解コンデンサなどの他の蓄電デバイスであってもよい。
(2) 上記実施の形態では、電極張出部と集電板の接続にレーザ溶接を例示しているが、レーザ溶接に代え、電子ビーム溶接などの他の溶接であってもよい。
(3) 上記第1の実施の形態では、第1の領域の両端に第2の領域を形成したが、これに限らず、第2の領域を挟んで第1の領域が形成されてもよい。このようにすることによって、第2の領域を挟むように折込み領域が形成されるため、第2領域に弾性力が生じ、集電板との密着性が向上し、溶接の安定性が向上する。
(4) 上記第1の実施の形態では、第1の領域の角度θ1と第2に領域の角度θ2の大きさの関係をθ1<θ2としたが、θ1>θ2としてもよい。また、上記第2の実施の形態では、第1の領域の角度をθ11、θ12及び第2の領域の角度をθ3とし、その関係をθ3≦θ2、θ11+θ12×2≧θ1としたが、これに限らない。
(5) 上記実施の形態では、第1の領域12または12−1、12−2および第2の領域14−1、14−2をコンデンサ素子2の外周方向から素子中心6に向かって折曲げ治具20を押し当てて、平坦化したが、これに限らず、素子中心6からコンデンサ素子の外周方向に向かって折曲げ治具20を押し当ててもよく、また、上面から押しつぶすようにして折り曲げてもよい。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明したが、本発明は上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、又は発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明の蓄電デバイスおよびその製造方法は、素子端面に電極張出部に設定される溶接部と非溶接部との間に折曲げ部を形成し、この折曲げ部に皺を生じさせて溶接部の平坦化を図ることができ、集電板との接続面の安定化、接続面積を広げることができる。
2 コンデンサ素子
4 セパレータ
6 素子中心
8 素子端面
10−1、10−2 陽極側および陰極側の電極張出部
11 電極タブ
12、12−1、12−2 第1の領域
14−1、14−2 第2の領域
16−1、16−2 集電板
20、22 折曲げ治具
24 境界部
26 折曲げ部
28 接触面
30 レーザ照射
42 電極タブ
44 電極張出部
46 集電板
48 接触面

Claims (4)

  1. 蓄電素子の素子端面に形成された電極張出部に集電板を接続した蓄電デバイスであって、
    前記電極張出部が素子の中心部に向かって折り曲げられた第1の領域と、
    一部が前記第1の領域に重なるように前記電極張出部が素子の中心部に向かって折り曲げられた第2の領域と、
    前記第1の領域と前記第2の領域との間に前記電極張出部の一部が折りたたまれた折込み領域と
    を備え
    前記集電板と前記電極張出部とをレーザ接続する溶接部が、前記第1の領域および前記第2の領域の双方に重なる前記折込み領域を含むことを特徴とする蓄電デバイス。
  2. 前記折込み領域は、前記第2の領域を挟んで設定されていることを特徴とする請求項1に記載の蓄電デバイス。
  3. 蓄電素子の素子端面に形成された電極張出部に集電板を接続した蓄電デバイスの製造方法であって、
    前記電極張出部を前記蓄電素子の中心部に向かって折り曲げて第1の領域を形成する工程と、
    前記第1の領域を形成した後に、一部が前記第1の領域に重なるように前記電極張出部を前記蓄電素子の中心部に向かって折り曲げて第2の領域を形成する工程とを有し、
    記第2の領域を形成する工程によって、前記第1の領域と前記第2の領域の間に前記電極張出部の一部が折りたたまれた折込み領域が形成され
    前記集電板と前記電極張出部とをレーザにより接続する溶接部に、前記第1の領域および前記第2の領域の双方に重なる前記折込み領域を含むことを特徴とする蓄電デバイスの製造方法。
  4. 前記折込み領域が前記第2の領域を挟んで設定されることを特徴とする請求項に記載の蓄電デバイスの製造方法。
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