JP4946806B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及び情報処理プログラムに関する。
特許文献1には、送信又は受信終了時にアナウンスを行うファクシミリ装置が開示されている。
また、特許文献2には、通信が正常に終了したか否かを判定し、正常に終了した場合とそうでない場合とで終了音を変化させるファクシミリ通信装置が開示されている。
また、特許文献3には、送信機能、受信機能、複写機能等の複数の機能を有する通信端末装置において、各機能の終了時に動作する鳴動発生手段と、各機能毎に鳴動発生手段を動作させるか否かを設定する鳴動設定手段と、を備えた通信端末装置が開示されている。
更に、特許文献4には、通信相手先に応じて受信動作終了時に鳴動されるブザー音の音色又は音量を変化させる画像通信装置が開示されている。
特開平8−102839号公報 特開平11−168587号公報 特開2002−320054号公報 特開2003−219136号公報
本発明は、以上の技術背景においてなされたものであり、本発明を適用しない場合に比較して、予め定められた複数の処理が終了したことを容易に知ることができる情報処理装置及び情報処理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の情報処理装置は、複数の処理の各々を特定することができ、かつ当該複数の処理の処理順序を特定することができる処理関係情報に基づいて、当該複数の処理を連続的に実行する実行手段と、前記複数の処理の各々を特定することができ、かつ当該複数の処理の処理順序を特定することができる前記処理関係情報を記憶する記憶手段と、前記複数の処理に含まれ、前記複数の処理における最後の処理よりも前に実行される、予め定められた処理の指定を受け付ける受付手段と、前記実行手段によって実行される前記複数の処理に含まれる何れの処理が終了したかを検出する検出手段と、前記記憶手段に記憶されている前記処理関係情報に基づいて、前記検出手段によって検出された処理が前記処理順序で特定される最後の処理であるか否か、及び前記最後の処理よりも前に実行される処理であるか否かを判定する判定手段と、前記検出された処理が前記判定手段により前記最後の処理であると判定された場合に予め定められた第1の表示を行い、前記検出された処理が前記判定手段により前記最後の処理よりも前に実行される処であって、前記受付手段によって受け付けられた予め定められた処理の指定であると判定された場合に前記第1の表示とは異なる予め定められた第2の表示を行う表示手段と、を備えている。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記複数の処理を、原稿を読み取って画像情報を取得するスキャナ手段、画像情報に応じた画像を記録媒体に記録するプリント手段、FAX送受信を行うFAX手段、電子メールの送受信を行う電子メール手段、前記FAX手段により受信したFAX電文を転送する転送手段、端末装置と連携して各種情報処理を行う外部連携手段、複数のFAX装置に対して同一のFAX電文を送信するFAX同報送信手段、前記複数のFAX装置からFAX電文を受信するFAX集信手段、指定された複数の画像情報の各々により示される画像を記録媒体に記録するマルチファイルプリント手段、及び前記スキャナ手段により原稿を読み取って画像情報を取得し、該画像情報を前記複数のFAX装置に対して送信するマルチセンド手段のうちの少なくとも2つとしたものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記表示手段により前記表示を行うか否かを示す表示要否情報を受け付ける第2受付手段を更に備え、前記表示手段が、前記第2受付手段により受け付けられた前記表示要否情報が前記表示を行うことを示す場合に限り前記表示を行うものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記第2受付手段が、前記複数の処理からなる処理群が複数種類ある場合、当該処理群の種類毎に前記表示要否情報を受け付け、前記表示手段が、前記検出手段の検出対象とされた前記画像情報処理が含まれる前記処理群の種類に対応する前記表示要否情報が前記表示を行うことを示す場合に限り前記表示を行うものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項3又は請求項4に記載の発明において、前記実行手段が、更に、前記複数の処理の各々を単独で実行し、前記検出手段が、更に、前記実行手段によって単独で実行された前記処理が終了したかを検出し、前記第2受付手段が、更に、前記実行手段によって単独で実行される前記処理に対する前記表示要否情報を受け付け、前記表示手段が、前記実行手段によって単独で実行された前記処理が終了したことが前記検出手段によって検出された場合、該検出手段の検出対象とされた前記処理に対応する前記表示要否情報が前記表示を行うことを示す場合に限り前記表示を行うものである。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の発明において、前記表示手段により前記第2の表示を行うか否かを示す第2の表示要否情報を受け付ける第3の受付手段を更に備え、前記表示手段が、前記第3の受付手段により受け付けられた前記第2の表示要否情報が前記第2の表示を示す場合に限り前記第2の表示を行うものである。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の発明において、前記実行手段により前記複数の処理が正常に連続的に実行されたか否かを判定する第2判定手段を更に備え、前記表示手段が、前記第2判定手段により前記複数の処理が正常に連続的に実行されなかったと判定された場合に予め定められた第3の表示を行うものである。
一方、上記目的を達成するために、請求項に記載の情報処理プログラムは、複数の処理の各々を特定することができ、かつ当該複数の処理の処理順序を特定することができる処理関係情報に基づいて、当該複数の処理を連続的に実行する実行手段、前記実行手段によって実行される前記複数の処理に含まれる何れの処理が終了したかを検出する検出手段、前記複数の処理の各々を特定することができ、かつ当該複数の処理の処理順序を特定することができる前記処理関係情報を記憶する記憶手段に記憶されている前記処理関係情報に基づいて、前記検出手段によって検出された処理が前記処理順序で特定される最後の処理であるか否か、及び前記最後の処理よりも前に実行される処理であるか否かを判定する判定手段、並びに、前記検出された処理が前記判定手段により前記最後の処理であると判定された場合に表示手段により予め定められた第1の表示を行い、前記検出された処理が前記判定手段により前記最後の処であって、前記複数の処理に含まれ、前記複数の処理における最後の処理よりも前に実行される、予め定められた処理の指定を受け付ける受付手段によって受け付けられた予め定められた処理の指定であると判定された場合に前記表示手段により前記第1の表示とは異なる予め定められた第2の表示を行う手段として機能させるためのものである。
請求項1及び請求項8に記載の発明によれば、本発明を適用しない場合に比較して、予め定められた複数の処理が終了したことを容易に知ることができる、という効果が得られる。
また、請求項に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、予め定められた複数の処理が終了したことを知らせるか否かを選択することができ、この結果、利便性を向上させることができる、という効果が得られる。
また、請求項に記載の発明によれば、請求項に記載の発明の効果に加え、予め定められた複数の処理が終了したことを知らせるか否かを処理群の種類毎に選択することができ、この結果、利便性を向上させることができる、という効果が得られる。
また、請求項に記載の発明によれば、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の発明の効果に加え、予め定められた複数の処理における最後の処理よりも前の予め定められた処理の終了を知らせるか否かを選択することができ、この結果、利便性を向上させることができる、という効果が得られる。
更に、請求項7に記載の発明によれば、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の発明の効果に加え、予め定められたの処理が正常に連続的に実行されたか否かを容易に知ることができる、という効果が得られる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。なお、以下では、本発明を、スキャナ機能、プリント機能、ファクシミリ(以下、「FAX」という。)機能、電子メール機能及びコピー機能を備えた複合機に適用した場合について説明する。
図1は、本実施形態に係る複合機10の機能的な構成を示す機能ブロック図である。
同図に示すように、複合機10は、実行部12、記憶部14、検出部16、判定部17及び表示部18を含んで構成されている。
実行部12は、予め定められた複数の処理を連続的に実行するものである。なお、本実施形態に係る複合機10では、当該処理として、スキャナ機能による処理、プリント機能による処理、FAX機能による処理、電子メール機能による処理の他に、後述する転送機能による処理、後述する外部連携機能による処理が適用されている。
記憶部14は、実行部12によって連続的に実行される予め定められた複数の処理の各々を特定することができ、かつ当該複数の処理の処理順序を特定することができる処理関係情報が予め記憶されたものである。なお、本実施形態に係る複合機10では、記憶部14に後述する表示要否情報や種類情報等の各種情報も記憶される。
検出部16は、実行部12により予め定められた複数の処理の何れの処理が終了したかを検出するものである。なお、本実施形態に係る複合機10では、検出対象となっている処理が終了すると、実行部12から当該処理が終了したことを示す処理終了情報が検出部16に入力され、これによって検出部16により当該処理が終了したことを検出する形態を適用している。
判定部17は、記憶部14に記憶されている処理関係情報を読み出し、実行部12により複数の処理が連続的に実行されているとき、検出部16によって検出された処理が上記処理関係情報により特定される上記複数の処理における最後の処理であるか否かを判定するものである。なお、本実施形態に係る複合機10では、判定部17が、検出部16によって検出された処理が処理関係情報により特定される上記複数の処理における最後の処理であると判定した場合に、その旨を示す判定情報を表示部18に出力する形態を適用している。
表示部18は、判定部17により前記最後の処理であると判定された場合に予め定められた表示を行うものである。なお、本実施形態に係る複合機10では、表示部18が、判定部17から上記判定情報が入力されると、予め定められた表示を行う形態を適用している。また、本実施形態に係る複合機10では、上記予め定められた表示として、予め定められた可聴表示を適用している。
以下、複合機10の具体的な形態例について説明する。
[第1の実施形態]
図2は、本第1の実施形態に係る複合機10の電気系の要部構成を示すブロック図である。
同図に示すように、複合機10は、CPU(中央処理装置)20、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)24、UI(ユーザ・インタフェース)パネル26、NVM(Non Volatile Memory)28、ネットワークインタフェース30及びファクシミリインタフェース32を含んで構成されている。
CPU20は、複合機10全体の動作を司るものである。ROM22は、記録媒体として機能するものであり、複合機10の作動を制御する制御プログラム、後述する情報処理プログラムや各種パラメータ等を予め記憶するものである。RAM24は、各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるものである。NVM28は、各種データ等を記憶するものである。
UIパネル26は、ディスプレイ上に透過型のタッチパネルが重ねられたタッチパネルディスプレイ等から構成され、各種情報がディスプレイの表示面に表示されると共に、ユーザがタッチパネルに触れることにより所望の情報や指示が入力される。
ネットワークインタフェース30は、ネットワークを介してパーソナル・コンピュータ等の端末装置34に接続され、端末装置34への各種情報の送信及び端末装置34からの各種情報の受信を行うためのものである。
FAXインタフェース32は、公衆回線に接続され、当該公衆回線に接続されたFAX装置36へのFAX電文の送信(以下、「FAX送信」という。)及びFAX装置36からのFAX電文の受信(以下、「FAX受信」という。)を行うためのものである。
CPU20、ROM22、RAM24、UIパネル26、NVM28、ネットワークインタフェース30及びFAXインタフェース32は、システムバスBUSを介して相互に接続されている。
従って、CPU20は、ROM22、RAM24、NVM28へのアクセスと、UIパネル26への各種情報の表示と、UIパネル26に対するユーザの操作指示内容の把握と、端末装置34へのネットワークインタフェース30を介した各種情報の送信と、端末装置34からのネットワークインタフェース30を介した各種情報の受信と、FAX装置36へのFAXインタフェース32を介したファクシミリ電文の送信と、FAX装置36からのFAXインタフェース32を介したファクシミリ電文の受信と、を各々行うことができる。
また、複合機10は、原稿に記録された画像を読み取り、当該画像を示す画像情報を取得するスキャナ部38と、感光体に静電潜像を記録し、静電潜像をモノクロトナーまたはカラートナーを用いて現像し、現像した画像を記録紙に記録するプリンタ部40と、FAXインタフェース32を介して公衆回線と接続され、公衆回線を介してファクシミリ電文のFAX送信及びFAX受信を行うFAX部42と、ネットワークインタフェース30を介してネットワークと接続され、FAX部42によってFAX受信したFAX電文やスキャナ部38によって読み取られた画像を示す画像情報等を電子メールとしてネットワークを介して端末装置34に送信する電子メール部44と、を含んで構成されている。
なお、以下、スキャナ部38、プリンタ部40、FAX部42及び電子メール部44等の後述する実行指示に従って処理を実行する箇所を区別することなく用いる場合には「処理実行部」と称する。
スキャナ部38、プリンタ部40、FAX部42及び電子メール部44もまた、上述したシステムバスBUSに接続されている。従って、CPU20は、スキャナ部38、プリンタ部40、FAX部42及び電子メール部44の作動の制御を行うことができる。
なお、本第1の実施形態に係る複合機10では、上記処理実行部は、CPU20から予め定められた処理単位の処理の実行指示を受信し、これに応じて当該処理を実行して終了すると、当該処理が終了したことを示し、かつ当該処理を特定できる処理終了情報をCPU20に出力する。
なお、本第1の実施形態に係る複合機10には、前述したスキャナ機能、プリント機能、FAX機能、電子メール機能、コピー機能の他に、FAX受信したFAX電文を予め定められた電子化ファイルに変換して予め定められた端末装置34に転送する転送機能、端末装置34と連携して各種情報処理を行う外部連携機能、予め定められた複数のFAX装置36に対して同一のFAX電文を送信するFAX同報送信機能、予め定められた複数のFAX装置36に対してポーリングを行い、これらのFAX装置36からFAX電文を受信するFAX集信機能、NVM28に複数の画像情報が予め記憶されている場合に、ユーザによりUIパネル26を介して画像情報を複数指定し、指定した画像情報の各々により示される画像を記録紙に記録する機能(以下、「マルチファイルプリント機能」という。)、スキャナ機能により原稿を読み取って画像情報を取得し、当該画像情報を複数の端末装置34に送信する機能(以下、「マルチセンド機能」という。)、及び上記機能を複数組み合わせて各機能を連続的に働かせる機能(以下、「フロージョブ機能」という。)が備えられている。
なお、本第1の実施形態に係る複合機10では、CPU20からの上記実行指示に応じて上記転送機能による処理が実行された場合には、端末装置34が複合機10からの上記電子化ファイルを受信すると、処理終了情報をネットワークインタフェース30を介してCPU20に送信する。また、CPU20からの上記実行指示に応じて上記マルチセンド機能による処理が実行された場合には、ネットワークインタフェース30が上記画像情報を送信する毎に処理終了情報をCPU20に出力する。また、CPU20からの上記実行指示に応じて上記外部連携機能による処理が実行された場合には、端末装置34での処理が終了すると、端末装置34が処理終了情報をネットワークインタフェース30を介してCPU20に送信する。
また、複合機10は、ブザー46を含んで構成されている。ブザー46もまた、上述したシステムバスBUSに接続されている。従って、CPU20は、ブザー46の作動の制御も行うことができる。
上記処理実行部が実行部12に、NVM28が記憶部14に、CPU20が検出部16及び判定部17に、ブザー46が表示部18に各々相当する。
ところで、本第1の実施形態に係る複合機10では、ユーザによってUIパネル26を介して複数の処理が指定されると、指定された処理の各々を特定することができ、かつ指定された複数の処理の処理順序を特定することができる処理関係情報がCPU20によって生成され、当該処理関係情報がNVM28に記憶される。
なお、本第1の実施形態に係る複合機10では、ユーザによってUIパネル26を介して上記複数の処理を指定する形態を適用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、上記複数の処理からなる処理群を示す情報を複数種類ROM22に予め記憶させておき、ユーザによってUIパネル26を介してROM22に記憶されている処理群を指定する形態としても良い。
ところで、本第1の実施形態に係る複合機10は、前述した機能のうちの予め定められた機能による処理が終了したときにブザー46を鳴動させるものとされており、当該ブザー46の鳴動音を処理の種類毎に切り替えることができるものとされている。なお、本第1の実施形態に係る複合機10では、この際のブザー46の鳴動音を示す情報を以下に示す第1のテーブル及び第2のテーブルにより特定するものとされている。
図3に示すように、本第1の実施形態に係る第1のテーブル情報は、処理の種類及びブザー46による鳴動要否/アラーム番号の各情報が、処理の種類毎にNVM28に記憶されている。なお、本第1の実施形態に係る複合機10では、CPU20により、同図(A)に示す第1のテーブル情報と同図(B)に示す第1のテーブルとが選択的に作成され、NVM28に記憶される。
なお、上記処理の種類は、複合機10によって実施可能な処理の種類を示す情報であり、上記鳴動要否/アラーム番号は、ブザー46による鳴動の要否及びブザー46による鳴動を行う場合のアラームのパターンを示す情報である。
本第1の実施形態に係る第1のテーブル情報は、同図に示すように、コピー機能による処理、プリント機能による処理、スキャナ機能による処理、電子メール機能による処理、FAX機能による処理、及びユーザによってUIパネル26を介して指定された複数の処理からなる処理群の6種類の情報を含んで構成されている。
なお、本第1の実施形態に係る複合機10では、FAX同報送信機能、FAX集信機能、マルチファイルプリント機能、マルチセンド機能及びフロージョブ機能の各々が上記処理群に相当している。
また、本第1の実施形態に係る第1のテーブル情報では、同図(A)に示すように、コピー機能による処理にはブザー46による鳴動を行わないことを示す情報が、プリント機能による処理には後述するアラーム番号1によるアラームのパターンでブザー46を鳴動させることを示す情報が、スキャナ機能による処理にはブザー46による鳴動を行わないことを示す情報が、電子メール機能による処理には後述するアラーム番号2によるアラームのパターンでブザー46を鳴動させることを示す情報が、FAX機能による処理には後述するアラーム番号3によるアラームのパターンでブザー46を鳴動させることを示す情報が、上記処理群には後述するアラーム番号4によるアラームのパターンでブザー46を鳴動させることを示す情報が各々関連付けられている。
一方、同図(B)に示す第1のテーブル情報では、処理の種類が同図(A)と同一であり、上記処理群にブザー46による鳴動を行わないことを示す情報が関連付けられている以外は、同図(A)に示す第1のテーブル情報と同一に構成されている。
なお、本第1の実施形態に係る複合機10では、上記処理群にブザー46による鳴動を行わないことを示す情報が関連付けられるか或いはアラーム番号4によるアラームのパターンでブザー46を鳴動させることを示す情報が関連付けられるかは後述する表示要否情報の内容によって決まる。
一方、図4に示すように、本第1の実施形態に係る第2のテーブル情報は、アラーム番号、音量、音の高さ及び鳴動期間の各情報が、アラーム番号毎にNVM28に記憶されている。
なお、上記アラーム番号は、ブザー46による鳴動を行う場合のアラームのパターンを示す情報であり、音量は、ブザー46による鳴動音の大きさを示す情報であり、音の高さは、ブザー46による鳴動音の高さを示す情報であり、鳴動期間は、ブザー46による鳴動を実施する期間を示す情報である。なお、上記のアラームのパターンとは、上記音量、上記音の高さ及び上記鳴動期間の組み合わせのことである。
本第1の実施形態では、同図に示すように、アラーム番号1のアラームのパターンは、音量が「大」、音の高さが1kHz、鳴動期間が1秒間となっており、アラーム番号2のアラームのパターンは、音量が「小」、音の高さが2kHz、鳴動期間が2秒間となっており、アラーム番号3のアラームのパターンは、音量が「中」、音の高さが1kHz、鳴動期間が0.5秒間を間欠的に3回となっており、アラーム番号4のアラームのパターンは、音量が「中」、音の高さが2kHz、鳴動期間が0.5秒間を間欠的に3回となっている。
ところで、本第1の実施形態に係る複合機10では、UIパネル26が、予め定められた表示を行う(本第1の実施形態では、アラーム番号4によるアラームのパターンでブザー46を鳴動させる)か否かを示す表示要否情報を受け付ける。UIパネル26により表示要否情報が受け付けられると、当該表示要否情報はCPU20によってNVM28の第1のテーブルに記憶される。すなわち、CPU20は、UIパネル26により受け付けられた表示要否情報が前述した予め定められた表示を行うことを示す場合には図3(A)に示す第1のテーブル情報を作成し、UIパネル26により受け付けられた表示要否情報が前述した予め定められた表示を行わないことを示す場合には図3(B)に示す第1のテーブル情報を作成する。
次に、図5を参照して、上記複数の処理が連続的に実行されるときの複合機10の作用を説明する。なお、ここでは、錯綜を回避するために、表示要否情報及び処理関係情報がNVM28に記憶されている場合について説明する。また、図5は上記複数の処理が連続的に実行される際に複合機10のCPU20により実行される本第1の実施形態に係る情報処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムはROM22の所定領域に予め記憶されている。
同図のステップ100では、NVM28から処理関係情報を読み出し、次のステップ102では、変数nに1を代入する。
次のステップ104では、上記複数の処理におけるn番目の処理を実行する上記処理実行部に対して上記実行指示を送信する。これに応じて上記処理実行部は上記複数の処理におけるn番目の処理を実行する。
次のステップ108では、上記処理終了情報の入力待ちを行い、次のステップ116にて、上記ステップ108の処理により入力された処理終了情報により特定される処理が上記ステップ100の処理により読み出した処理関係情報により特定される上記複数の処理における最後の処理であるか否かを判定し、肯定判定となった場合にはステップ119へ移行し、否定判定となった場合にはステップ118へ移行し、変数nの値を1だけインクリメントする。
以上のステップ104〜118の繰り返し処理により上記複数の処理が連続的に実行され、上記ステップ108の処理により入力された処理終了情報により特定される処理が上記ステップ100の処理により読み出した処理関係情報により特定される上記複数の処理における最後の処理であると判定された時点でステップ119へ移行する。
ステップ119では、UIパネル26により受け付けられた表示要否情報が前述した予め定められた表示を行うことを示しているか否かを判定し、肯定判定となった場合にはステップ126へ移行し、否定判定となった場合には何ら処理を実行することなく本情報処理プログラムを終了する。
なお、本第1の実施形態に係る複合機10では、上記ステップ119の処理として、第1及び第2のテーブル情報をNVM28から読み出し、上記処理群にアラーム番号4によるアラームのパターンでブザー46を鳴動させることを示す情報が関連付けられている場合には肯定判定となり、上記処理群にブザー46による鳴動を行わないことを示す情報が関連付けられている場合には否定判定となる処理を適用している。
ステップ126では、ブザー46に対して予め定められた鳴動を実行させた後に本情報処理プログラムを終了する。なお、本第1の実施形態に係る複合機10では、上記ステップ126の処理として、アラーム番号4によるアラームのパターンでブザー46を鳴動させる処理を適用している。
上記ステップ100が本発明の読出ステップに、上記ステップ104が本発明の実行ステップに、上記ステップ108が本発明の検出ステップに、上記ステップ116が本発明の判定ステップに、上記ステップ126が本発明の表示ステップに各々相当する。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、上記処理群の種類に拘らず、表示要否情報をUIパネル26により受け付ける場合の形態例について説明したが、本第2の実施形態では、上記処理群が複数種類あり、当該処理群の種類毎に表示要否情報を受け付ける場合の形態例について説明する。なお、複合機10の構成は上記第1の実施の形態における構成と同様であるので、ここでの説明は省略する。
ところで、本第2の実施形態に係る第1のテーブル情報は、図6に示すように、コピー機能による処理、プリント機能による処理、スキャナ機能による処理、電子メール機能による処理、FAX機能による処理、及びユーザによってUIパネル26を介して指定された各々複数の処理からなる第1〜第5処理群の10種類の情報を含んで構成されている。
同図に示すように、コピー機能による処理にはブザー46による鳴動を行わないことを示す情報が、プリント機能による処理にはアラーム番号1によるアラームのパターンでブザー46を鳴動させることを示す情報が、スキャナ機能による処理にはブザー46による鳴動を行わないことを示す情報が、電子メール機能による処理にはアラーム番号2によるアラームのパターンでブザー46を鳴動させることを示す情報が、FAX機能による処理にはアラーム番号3によるアラームのパターンでブザー46を鳴動させることを示す情報が、第1及び第2処理群にはアラーム番号4によるアラームのパターンでブザー46を鳴動させることを示す情報(予め定められた表示を行うことを示す表示要否情報)が、第3〜第5処理群にはブザー46による鳴動を行わないことを示す情報(予め定められた表示を行わないことを示す表示要否情報)が各々関連付けられている。
なお、本第2の実施形態に係る複合機10では、第1処理群としてFAX同報送信機能による処理を、第2処理群としてFAX集信機能による処理を、第3処理群としてマルチファイルプリント機能による処理を、第4処理群としてマルチセンド機能による処理を、第5処理群としてフロージョブ機能による処理を各々適用している。
ところで、UIパネル26は、第1〜第5処理群の各々に対して表示要否情報を受け付ける。UIパネル26により上記処理群の種類毎に表示要否情報が受け付けられると、当該表示要否情報は、対応する処理群の種類を示す種類情報に関連付けられた状態でNVM28に記憶される。すなわち、本第2の実施形態に係る複合機10では、UIパネル26により第1〜第5処理群の各々に対して受け付けられた表示要否情報が、図6に示すように、第1〜第5処理群の各々に関連付けられ、本第2の実施形態に係る第1のテーブル情報としてNVM28に記憶される。
次に、図7を参照して、上記複数の処理が連続的に実行されるときの本第2の実施形態に係る複合機10の作用を説明する。なお、ここでは、錯綜を回避するために、UIパネル26により上記処理群の種類毎に表示要否情報が受け付けられ、当該表示要否情報が対応する上記種類情報に関連付けられた状態でNVM28に記憶されている場合について説明する。
また、図7は、前述した予め定められた複数の処理が連続的に実行される際に複合機10のCPU20により実行される本第2の実施形態に係る情報処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムはROM22の所定領域に予め記憶されている。また、本第2の実施形態に係る情報処理プログラムは、上記第1の実施形態に係る情報処理プログラムと比較して、上記ステップ119の処理に代えてステップ124の処理を適用している点のみが異なっているため、図7における図5に示されるプログラムと同一の処理を行うステップについては図5と同一のステップ番号を付して、その説明を省略する。
同図のステップ124では、上記ステップ100の処理により読み出した処理関係情報により特定される複数の処理からなる処理群が予め定められた処理群であるか否かを判定する。すなわち、上記ステップ100の処理により読み出した処理関係情報により特定される複数の処理からなる処理群の種類情報に関連付けられた表示要否情報をNVM28から読み出し、当該表示要否情報が前述した予め定められた表示を行うことを示しているか否かを判定し、肯定判定となった場合にはステップ126へ移行し、否定判定となった場合には本情報処理プログラムを終了する。
なお、本第2の実施形態に係る複合機10では、上記ステップ124の処理として、本第2の実施形態に係る第1のテーブルをNVM28から読み出し、上記ステップ100の処理により読み出した処理関係情報により特定される複数の処理からなる処理群にアラーム番号4によるアラームのパターンでブザー46を鳴動させることを示す情報が関連付けられている場合には肯定判定となり、当該処理群にブザー46による鳴動を行わないことを示す情報が関連付けられている場合には否定判定となる処理を適用している。
[第3の実施形態]
上記第2の実施形態では、上記複数の処理が連続的に実行され、当該複数の処理における最後の処理が終了したときに予め定められた表示を行う場合の形態例について説明したが、本第3の実施形態では、上記複数の処理が連続的に実行され、当該複数の処理における最後の処理が終了したときに予め定められた表示を行うと共に、当該最後の処理よりも前の予め定められた処理が終了したときに予め定められた第2の表示を行う場合の形態例について説明する。なお、複合機10の構成は上記第1の実施の形態における構成と同様であるので、ここでの説明は省略する。
ところで、本第3の実施形態に係る第1のテーブル情報は、図8に示すように、コピー機能による処理、プリント機能による処理、スキャナ機能による処理、電子メール機能による処理、FAX機能による処理、及び上記第1〜第5処理群の各々による処理、第5処理群におけるFAX機能による処理による処理、第5処理群における電子メール機能による処理、第5処理群における転送機能による処理、及び第5処理群における外部連携機能による処理の14種類の情報を含んで構成されている。
また、同図に示すように、コピー機能による処理、プリント機能による処理、スキャナ機能による処理、第5処理群におけるFAX機能による処理による処理、第5処理群における電子メール機能による処理及び第5処理群における転送機能による処理にはブザー46による鳴動を行わないことを示す情報が、電子メール機能による処理にはアラーム番号2によるアラームのパターンでブザー46を鳴動させることを示す情報が、FAX機能による処理にはアラーム番号3によるアラームのパターンでブザー46を鳴動させることを示す情報が、第1〜第4処理群にはブザー46による鳴動を行わないことを示す情報(予め定められた表示を行わないことを示す表示要否情報)が、第5処理群にはアラーム番号4によるアラームのパターンでブザー46を鳴動させることを示す情報(予め定められた表示を行うことを示す表示要否情報)が、第5処理群における外部連携機能による処理にはアラーム番号1によるアラームのパターンでブザー46を鳴動させることを示す情報が各々関連付けられている。
ところで、本第3の実施形態に係る複合機10では、ユーザによってUIパネル26を介して上記予め定められた処理(本第3の実施形態では、「第5処理群における外部連携機能による処理」。)が指定される。当該予め定められた処理が指定されると、CPU20により、当該予め定められた処理を示す情報がNVM28に記憶されると共に、本第3の実施形態に係る第1のテーブル情報の当該予め定められた処理を示す情報に所定のアラーム番号によるアラームのパターンでブザー46を鳴動させることを示す情報(本第3の実施形態では、「アラーム番号1によるアラームのパターンでブザー46を鳴動させることを示す情報」。)が関連付けられる。
なお、本第3の実施形態に係る複合機10では、ユーザによってUIパネル26を介して上記予め定められた処理を指定する形態を適用しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、上記予め定められた処理を示す情報を複数種類ROM22に予め記憶させておき、ユーザによってUIパネル26を介して当該予め定められた処理を指定する形態としても良い。
次に、図9を参照して、予め定められた複数の処理が連続的に実行されるときの本第3の実施形態に係る複合機10の作用を説明する。なお、ここでは、錯綜を回避するために、UIパネル26により上記処理群の種類毎に表示要否情報が受け付けられ、当該表示要否情報が対応する上記種類情報に関連付けられた状態でNVM28に記憶されており、かつ前述した予め定められた処理を示す情報がNVM28に記憶されている場合について説明する。
また、図9は、前述した予め定められた複数の処理が連続的に実行される際に複合機10のCPU20により実行される本第3の実施形態に係る情報処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムはROM22の所定領域に予め記憶されている。また、図9における図7に示されるプログラムと同一の処理を行うステップについては図7と同一のステップ番号を付して、その説明を省略する。
同図のステップ110では、上記ステップ108の処理において入力された処理終了情報により特定される処理が上記ステップ100の処理により読み出した処理関係情報により特定される複数の処理における最後の処理よりも前の前述した予め定められた処理であるか否かを判定し、否定判定となった場合には上記ステップ116へ移行する一方、肯定判定となった場合にはステップ114へ移行する。
なお、本第3の実施形態に係る複合機10では、上記ステップ110の処理として、NVM28から前述した予め定められた処理を示す情報を読み出し、当該情報により示される処理と上記ステップ108の処理において入力された処理終了情報により特定される処理とが一致するか否かを判定する処理を適用している。
ステップ114では、ブザー46に対して予め定められた鳴動(予め定められた第2の表示)を実行させた後に上記ステップ118へ移行する。
なお、本第2の実施形態に係る複合機10では、上記ステップ114の処理として、NVM28から本第3の実施形態に係る第1のテーブル情報を読み出し、当該第1のテーブル情報における上記ステップ110の処理によりNVM28から読み出した前述した予め定められた処理を示す情報に関連付けられているアラーム番号によるアラームのパターン(本第3の実施形態では、アラーム番号1によるアラームのパターン)で鳴動するようにブザー46を制御する処理を適用している。
[第4の実施形態]
上記第3の実施形態では、上記複数の処理が連続的に実行され、当該複数の処理における最後の処理が終了したときに予め定められた表示を行うと共に、当該最後の処理より前の予め定められた処理が終了したときに予め定められた第2の表示を行う場合の形態例について説明したが、本第4の実施形態では、上記複数の処理が連続的に実行され、当該複数の処理における最後の処理が終了したときに予め定められた表示を行うと共に、当該最後の処理より前の予め定められた処理が終了したときに予め定められた第2の表示を行い、かつ上記複数の処理において正常に実行されなかった処理があった場合には予め定められた第3の表示を行う場合の形態例について説明する。
なお、本第4の実施形態に係る複合機10の構成は上記第1の実施の形態における構成と同様であるので、ここでの説明は省略する。
次に、図10を参照して、上記複数の処理が連続的に実行されるときの本第4の実施形態に係る複合機10の作用を説明する。なお、図10は、上記複数の処理が連続的に実行される際に本第4の実施形態に係る複合機10のCPU20により実行される本第4の実施形態に係る情報処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートであり、当該プログラムはROM22の所定領域に予め記憶されている。また、図10における図9に示されるプログラムと同一の処理を行うステップについては図9と同一のステップ番号を付して、その説明を省略する。
同図のステップ106では、上記ステップ104の処理が正常に実行されたか否かを判定し、肯定判定となった場合にはステップ108へ移行する一方、否定判定となった場合にはステップ112へ移行する。
ステップ112では、上記ステップ104の処理が正常に実行されなかったことを示す情報をNVM28に記憶し、上記ステップ116へ移行する。
ステップ116の処理において肯定判定となった場合にはステップ120へ移行し、NVM28に上記ステップ104の処理が正常に実行されなかったことを示す情報が記憶されているか否かを判定し、否定判定となった場合には上記ステップ124へ移行する一方、肯定判定となった場合にはステップ122へ移行し、ブザー46に対して予め定められた鳴動(予め定められた第3の表示)を実行させ、その後に本情報処理プログラムを終了する。
なお、本第3の実施形態に係る複合機10では、上記ステップ122の処理として、前述したアラーム番号1〜4のアラームのパターンとは異なるアラームのパターンでブザー46を鳴動させる処理を適用している。
以上、本発明を上記各実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記各実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の主旨を逸脱しない範囲で上記各実施形態に多様な変更または改良を加えることができ、当該変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
また、上記各実施形態は、特許請求の範囲に記載された発明を限定するものではなく、また、上記各実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。上記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における状況に応じた組み合わせにより種々の発明を抽出できる。上記各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、効果が得られる限りにおいて、この幾つかの構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
例えば、上記各実施形態では、ブザー46の鳴動により可聴表示を行う場合の形態例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、複合機10にスピーカを備え、このスピーカから予め定められた音声を発することにより可聴表示を行うようにしても良い。
また、上記各実施形態では、ブザー46により可聴表示を行う場合の形態例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、UIパネル26等による可視表示又はプリント機能を利用した永久可視表示を行っても良い。また、上記可聴表示、可視表示及び永久可視表示の複数を組み合わせても良い。
また、上記第3及び第4の実施形態では、予め定められた複数の処理における最後の処理よりも前の予め定められた処理が終了したときに必ず予め定められた第2の表示を行う場合の形態例を挙げて説明したが、当該予め定められた第2の表示を行うか否かを選択するようにしても良い。
この場合、UIパネル26により予め定められた第2の表示を行うか否かを示す第2の表示要否情報を受け付け、当該第2の表示要否情報をNVM28に記憶させておき、CPU20が、第2の表示要否情報が予め定められた第2の表示を行うことを示している場合には上記予め定められた処理が終了したときに予め定められた第2の表示を行わせ、第2の表示要否情報が予め定められた第2の表示を行わないことを示している場合には予め定められた第2の表示を行わせないようにブザー46を制御する。
また、上記各実施形態では、各情報処理プログラムをROM22に予め記憶されている場合の形態例を挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これらのプログラムをフレキシブルディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納した状態で提供する形態、有線又は無線による通信手段を介して配信する形態等を適用しても良い。
その他、上記各実施形態で説明した複合機10の構成(図1及び図2参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において、不要な部分を削除したり、変更したりすることができることは言うまでもない。
また、上記各実施形態で説明した各種処理プログラムの処理の流れ(図5、図7、図9及び図10参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりすることができることは言うまでもない。
また、上記各実施形態では、本発明を複合機に適用した場合の形態例について説明したが、例えば、予め定められた複数の音声情報を連続的に再生する音声再生装置や予め定められた複数の情報を連続的に送受信する携帯電話機等の予め定められた複数の処理を連続的に実行する情報処理装置であれば如何なるものにも本発明を適用することができることは言うまでもない。
実施形態に係る複合機の機能的な構成を示す機能ブロック図である。 第1の実施形態に係る複合機の電気系の要部構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る複合機における第1のテーブル情報のデータ構成の一例を示す模式図である。 第1の実施形態に係る複合機における第2のテーブル情報のデータ構成の一例を示す模式図である。 第1の実施形態に係る情報処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る複合機における第1のテーブル情報のデータ構成の一例を示す模式図である。 第2の実施形態に係る情報処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第3の実施形態に係る複合機における第1のテーブル情報のデータ構成の一例を示す模式図である。 第3の実施形態に係る情報処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第4の実施形態に係る情報処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 情報処理装置
14 記憶部
16 検出部
17 判定部
18 表示部
20 CPU(検出手段、判定手段)
26 UIパネル(受付手段、第2の受付手段、第3の受付手段)
28 NVM(記憶手段)
38 スキャナ部(実行手段)
40 プリンタ部(実行手段)
42 FAX部(実行手段)
44 電子メール部(実行手段)
46 ブザー(表示手段)

Claims (8)

  1. 複数の処理の各々を特定することができ、かつ当該複数の処理の処理順序を特定することができる処理関係情報に基づいて、当該複数の処理を連続的に実行する実行手段と、
    前記複数の処理の各々を特定することができ、かつ当該複数の処理の処理順序を特定することができる前記処理関係情報を記憶する記憶手段と、
    前記複数の処理に含まれ、前記複数の処理における最後の処理よりも前に実行される、予め定められた処理の指定を受け付ける受付手段と、
    前記実行手段によって実行される前記複数の処理に含まれる何れの処理が終了したかを検出する検出手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記処理関係情報に基づいて、前記検出手段によって検出された処理が前記処理順序で特定される最後の処理であるか否か、及び前記最後の処理よりも前に実行される処理であるか否かを判定する判定手段と、
    前記検出された処理が前記判定手段により前記最後の処理であると判定された場合に予め定められた第1の表示を行い、前記検出された処理が前記判定手段により前記最後の処理よりも前に実行される処であって、前記受付手段によって受け付けられた予め定められた処理の指定であると判定された場合に前記第1の表示とは異なる予め定められた第2の表示を行う表示手段と、
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記複数の処理を、原稿を読み取って画像情報を取得するスキャナ手段、画像情報に応じた画像を記録媒体に記録するプリント手段、FAX送受信を行うFAX手段、電子メールの送受信を行う電子メール手段、前記FAX手段により受信したFAX電文を転送する転送手段、端末装置と連携して各種情報処理を行う外部連携手段、複数のFAX装置に対して同一のFAX電文を送信するFAX同報送信手段、前記複数のFAX装置からFAX電文を受信するFAX集信手段、指定された複数の画像情報の各々により示される画像を記録媒体に記録するマルチファイルプリント手段、及び前記スキャナ手段により原稿を読み取って画像情報を取得し、該画像情報を前記複数のFAX装置に対して送信するマルチセンド手段のうちの少なくとも2つとした請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示手段により前記表示を行うか否かを示す表示要否情報を受け付ける第2受付手段を更に備え、
    前記表示手段は、前記第2受付手段により受け付けられた前記表示要否情報が前記表示を行うことを示す場合に限り前記表示を行う
    請求項1又は請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記第2受付手段は、前記複数の処理からなる処理群が複数種類ある場合、当該処理群の種類毎に前記表示要否情報を受け付け、
    前記表示手段は、前記検出手段の検出対象とされた前記画像情報処理が含まれる前記処理群の種類に対応する前記表示要否情報が前記表示を行うことを示す場合に限り前記表示を行う
    請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記実行手段は、更に、前記複数の処理の各々を単独で実行し、
    前記検出手段は、更に、前記実行手段によって単独で実行された前記処理が終了したかを検出し、
    前記第2受付手段は、更に、前記実行手段によって単独で実行される前記処理に対する前記表示要否情報を受け付け、
    前記表示手段は、前記実行手段によって単独で実行された前記処理が終了したことが前記検出手段によって検出された場合、該検出手段の検出対象とされた前記処理に対応する前記表示要否情報が前記表示を行うことを示す場合に限り前記表示を行う請求項3又は請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示手段により前記第2の表示を行うか否かを示す第2の表示要否情報を受け付ける第3の受付手段を更に備え、
    前記表示手段は、前記第3の受付手段により受け付けられた前記第2の表示要否情報が前記第2の表示を示す場合に限り前記第2の表示を行う
    請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記実行手段により前記複数の処理が正常に連続的に実行されたか否かを判定する第2判定手段を更に備え、
    前記表示手段は、前記第2判定手段により前記複数の処理が正常に連続的に実行されなかったと判定された場合に予め定められた第3の表示を行う請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. コンピュータを、
    複数の処理の各々を特定することができ、かつ当該複数の処理の処理順序を特定することができる処理関係情報に基づいて、当該複数の処理を連続的に実行する実行手段、
    前記実行手段によって実行される前記複数の処理に含まれる何れの処理が終了したかを検出する検出手段、
    前記複数の処理の各々を特定することができ、かつ当該複数の処理の処理順序を特定することができる前記処理関係情報を記憶する記憶手段に記憶されている前記処理関係情報に基づいて、前記検出手段によって検出された処理が前記処理順序で特定される最後の処理であるか否か、及び前記最後の処理よりも前に実行される処理であるか否かを判定する判定手段、
    並びに、前記検出された処理が前記判定手段により前記最後の処理であると判定された場合に表示手段により予め定められた第1の表示を行い、前記検出された処理が前記判定手段により前記最後の処であって、前記複数の処理に含まれ、前記複数の処理における最後の処理よりも前に実行される、予め定められた処理の指定を受け付ける受付手段によって受け付けられた予め定められた処理の指定であると判定された場合に前記表示手段により前記第1の表示とは異なる予め定められた第2の表示を行う手段として機能させるための情報処理プログラム。
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