JP4943775B2 - 接触子配設ユニット及び電気部品用ソケット - Google Patents

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Description

この発明は、第1電気部品と第2電気部品の間に配設されると共に、第1電気部品と第2電気部品が複数の接触子を介して電気的に接続される接触子配設ユニットに関するものである。
従来、電気部品を試験する接触子配設ユニットでは、複数の接触子を挿通される複数のプレートが設けられ、各々のプレートに、複数の接触子を挿通される複数の貫通孔が形成され、このような貫通孔内で接触子が伸縮し、接触子を介して電気部品同士の電気的接続を図るものがある。
このような接触子配設構造の技術に関する発明として、特許文献1に記載されたようなものがある。特許文献1の図11乃至図13には、「配線基板上に配設されると共に、電気部品が収容されるソケット本体を有し、ソケット本体に配設された複数の接触子を介して配線基板と電気部品とが電気的に接続される電気部品用ソケットであって、ソケット本体の上側には、電気部品が載置される収容部材が設けられ、ソケット本体の下側には、配線基板が設けられ、収容部材と配線基板との間には、複数のプレートが隙間無く重ね合わされ、複数のプレートは、最上位置に配設される上側プレートと、最下位置に配設される下側プレートと、上側プレートと下側プレートとの間に配設される中間プレートとから構成される電気部品用ソケット。」が記載されており、又、「接触子は、端子と接触する端子側接触部材と、基板と接触する基板側接触部材と、端子側接触部材と基板側接触部材との間に設けられるバネ部材とからなり、端子側接触部材は、端子と接触する第1棒状部と、この第1棒状部の途中に設けられてバネ部材の上端と接触する第1フランジ部とを有し、基板側接触部材は、基板と接触する第2棒状部と、この第2棒状部の途中に設けられてバネ部材の下端と接触する第2フランジ部とを有し、第1フランジ部と第2フランジ部は、中間プレートに形成された中間貫通孔内に配設されている。」旨記載されている。
特開2003−307542号公報
このような特許文献1に記載された複数のプレートが積層された構成を有する接触子配設構造のものを製造する場合に、各プレートに複数の貫通孔を形成することになるが、多品種少量生産するときには、金型成形によって製造するよりも、切削加工によって製造する方が、製造コストや製造時間が少なくて済む。
しかしながら、切削加工によって貫通孔を形成する場合には、金型成形による場合に比較して、高精度を期すために時間やコストがかかったり、積層するプレート同士の組付け誤差が生じたりする虞があるので、貫通孔の大きさを予め大きくしておかねばならない等の問題がある。
この一方で、接触子を電気部品用ソケットに対して狭ピッチで配設しようとしても、貫通孔同士の間隔を隔てる隔壁部の厚みを薄くすることには、限界がある。
そこで、この発明は、貫通孔同士の間を隔てる隔壁部の厚みを最低限維持しつつ、中間プレートに形成する貫通孔の径が小さくでき、貫通孔に挿入される接触子同士の間隔が小さくできる接触子配設構造を提供することを課題とする。
かかる課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、第1電気部品と第2電気部品の間に配設されると共に、前記第1電気部品と前記第2電気部品が複数の接触子を介して電気的に接続される接触子配設ユニットであって、前記第1電気部品と前記第2電気部品の間には、第1プレートと第2プレートとが隙間を有して積層され、前記第1電気部品、前記第1プレート、前記第2プレート、前記第2電気部品の順に配置され、前記第1プレートと前記第2プレートの各々には、前記接触子の少なくとも一部が挿通される貫通孔が形成され、前記接触子は、前記第1電気部品と接触可能な接触側部材と、前記第2プレートの前記貫通孔に挿通されて前記接触側部材を前記第1プレートの方へと付勢するバネ部材とを有し、前記接触側部材は、前記第1プレートの前記貫通孔に挿通されて前記第1電気部品に接触自在な接触側棒状部と、前記第2プレートの前記貫通孔に挿通されて前記バネ部材に接触自在なバネ側棒状部と、前記接触側棒状部と前記バネ側棒状部との間に形成されたフランジ部とを有し、前記バネ側棒状部の前記第2プレート側の端部が前記バネ部材の端部に当接され、前記フランジ部が、前記第1プレートの前記貫通孔よりも大きく形成されると共に、前記第1プレートと前記第2プレートの間の隙間に配置され、前記接触側部材が前記第2プレート側に向けて前記バネ部材の付勢力に抗して最大限移動させられた状態において、前記フランジ部が前記第2プレートの前記貫通孔から前記第1プレート側へ離間するように設定されている接触子配設ユニットとしたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の構成に加え、前記接触側部材は、前記バネ側棒状部の前記バネ部材側の端部が、前記バネ部材の内径より大きく形成されたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、第1電気部品と第2電気部品の間に配設されると共に、前記第1電気部品と前記第2電気部品が複数の接触子を介して電気的に接続される接触子配設ユニットであって、前記第1電気部品と前記第2電気部品の間には、第1プレートと第2プレートとが隙間を有して積層され、前記第1電気部品、前記第1プレート、前記第2プレート、前記第2電気部品の順に配置され、前記第1プレートと前記第2プレートの各々には、前記接触子の少なくとも一部が挿通される貫通孔が形成され、前記接触子は、前記第1電気部品と接触可能な接触側部材と、前記第2プレートの前記貫通孔に挿通されて前記接触側部材を前記第1プレートの方へと付勢するバネ部材とを有し、前記接触側部材は、前記第1プレートの前記貫通孔に挿通されて前記第1電気部品に接触自在な接触側棒状部と、該接触側棒状部の前記第2プレート側の端部に形成されて前記バネ部材に接触自在なフランジ部とを有し、前記フランジ部が前記バネ部材の端部に直接に当接され、前記フランジ部が、前記第1プレートの前記貫通孔よりも大きく形成されると共に、前記第1プレートと前記第2プレートの間の隙間に配置され、前記接触側部材が前記第2プレート側に向けて前記バネ部材の付勢力に抗して最大限移動させられた状態において、前記フランジ部が前記第2プレートの前記貫通孔から前記第1プレート側へ離間するように設定されている接触子配設ユニットとしたことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、第電気部品上に配設されると共に、第電気部品が収容されるソケット本体を有し、該ソケット本体に配設された複数の接触子を介して前記第1電気部品と前記第2電気部品とが電気的に接続される電気部品用ソケットであって、前記ソケット本体は、上から順に、上側プレート、中間プレート、下側プレートが、互いに隙間を有して積層され、前記上側プレート、前記中間プレート、前記下側プレートの各々には、前記接触子が挿通される貫通孔が形成され、前記接触子は、前記第1電気部品に接触される第1電気部品側接触部材と、前記第2電気部品に接触される第2電気部品側接触部材と、前記第1電気部品側接触部材及び前記第2電気部品側接触部材の間で前記中間プレートの前記貫通孔に挿通されて前記第1電気部品側接触部材と前記第2電気部品側接触部材とを互いに離間する方向に付勢するバネ部材とからなり、前記第1電気部品側接触部材は、前記上側プレートの前記貫通孔から前記中間プレートの前記貫通孔に跨って配設された第1棒状部と、該第1棒状部の途中に設けられた第1フランジ部とからなり、前記第2電気部品側接触部材は、前記下側プレートの前記貫通孔から前記中間プレートの前記貫通孔に跨って配設された第2棒状部と、該第2棒状部の途中に設けられた第2フランジ部とからなり、前記第1棒状部の前記中間プレート側の端部が前記バネ部材の一端部に当接され、前記第1フランジ部が、前記上側プレートの前記貫通孔よりも大きく形成されると共に、前記上側プレートと前記中間プレートの間の隙間に配置され、前記第1電気部品側接触部材が前記中間プレート側に向けて前記バネ部材の付勢力に抗して最大限移動させられた状態において、前記第1フランジ部が前記中間プレートの前記貫通孔から前記上側プレート側へ離間するように設定され、前記第2棒状部の前記中間プレート側の端部が前記バネ部材の他端部に当接され、前記第2フランジ部が、前記下側プレートの前記貫通孔よりも大きく形成されると共に、前記下側プレートと前記中間プレートの間の隙間に配置され、前記第2電気部品側接触部材が前記中間プレート側に向けて前記バネ部材の付勢力に抗して最大限移動させられた状態において、前記第2フランジ部が前記中間プレートの前記貫通孔から前記下側プレート側へ離間するように設定されている電気部品用ソケットとしたことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、第1電気部品と第2電気部品の間には、第1プレートと第2プレートとが隙間を有して積層され、第1電気部品、第1プレート、第2プレート、第2電気部品の順に配置され、第1プレートと第2プレートの各々には、接触子の少なくとも一部が挿通される貫通孔が形成され、接触子は、第1電気部品と接触可能な接触側部材と、第2プレートの貫通孔に挿通されて接触側部材を第1プレートの方へと付勢するバネ部材とを有し、接触側部材は、第1プレートの貫通孔に挿通されて第1電気部品に接触自在な接触側棒状部と、第2プレートの貫通孔に挿通されてバネ部材に接触自在なバネ側棒状部と、接触側棒状部とバネ側棒状部との間に形成されたフランジ部とを有し、バネ側棒状部の第2プレート側の端部がバネ部材の端部に当接され、フランジ部が、第1プレートの貫通孔よりも大きく形成されると共に、第1プレートと第2プレートの間の隙間に配置され、接触側部材が第2プレート側に向けてバネ部材の付勢力に抗して最大限移動させられた状態において、フランジ部が第2プレートの貫通孔から第1プレート側へ離間するように設定されている
従って、フランジ部が、第1プレートと第2プレートとの間の隙間に配置された構成であるから、貫通孔同士の間を隔てる隔壁部の厚みを最小限維持しつつ、第2プレートに形成する貫通孔の径が小さく形成することができ、ソケット本体に配設される接触子のピッチが小さくできる。
請求項2に記載の発明によれば、接触側部材は、バネ側棒状部のバネ部材側の端部が、バネ部材の内径より大きく形成された。
そのため、従来のように、複数のプレートが隙間なく積層され、フランジ部が第2プレート内に配設される場合に比較して、フランジ部が第2プレートの貫通孔内に引っ掛る虞がなくなる。従って、接触側部材が、円滑に第1プレート内を上下動することができ、バネ部材の弾性力が、第1電気部品との接触に効率良く活用されるようにすることができる。
請求項3に記載の発明によれば、第1電気部品と第2電気部品の間には、第1プレートと第2プレートとが隙間を有して積層され、第1電気部品、第1プレート、第2プレート、第2電気部品の順に配置され、第1プレートと第2プレートの各々には、接触子の少なくとも一部が挿通される貫通孔が形成され、接触子は、第1電気部品と接触可能な接触側部材と、第2プレートの貫通孔に挿通されて接触側部材を第1プレートの方へと付勢するバネ部材とを有し、接触側部材は、第1プレートの貫通孔に挿通されて第1電気部品に接触自在な接触側棒状部と、該接触側棒状部の第2プレート側の端部に形成されてバネ部材に接触自在なフランジ部とを有し、フランジ部がバネ部材の端部に直接に当接され、フランジ部が、第1プレートの貫通孔よりも大きく形成されると共に、第1プレートと第2プレートの間の隙間に配置され、接触側部材が第2プレート側に向けてバネ部材の付勢力に抗して最大限移動させられた状態において、フランジ部が第2プレートの貫通孔から第1プレート側へ離間するように設定されている
このような構成であるため、従来のように、複数のプレートが隙間なく積層され、フランジ部が第2プレート内に配設される場合に比較して、フランジ部が第2プレートの貫通孔内に引っ掛る虞がなくなる。また、フランジ部とバネ部材との間に他の部材が設けられない単純な構成とすることができる。
従って、接触側部材が、円滑に第1プレート内を上下動することができ、バネ部材の弾性力が、第1電気部品との接触に効率良く活用されるようにすることができると共に、接触側部材の製造コストがかからなくなる。
請求項4に記載の発明によれば、ソケット本体は、上から順に、上側プレート、中間プレート、下側プレートが、互いに隙間を有して積層され、上側プレート、中間プレート、下側プレートの各々には、接触子が挿通される貫通孔が形成され、接触子は、第1電気部品に接触される第1電気部品側接触部材と、第2電気部品に接触される第2電気部品側接触部材と、第1電気部品側接触部材及び第2電気部品側接触部材の間で中間プレートの貫通孔に挿通されて第1電気部品側接触部材と第2電気部品側接触部材とを互いに離間する方向に付勢するバネ部材とからなり、第1電気部品側接触部材は、上側プレートの貫通孔から中間プレートの貫通孔に跨って配設された第1棒状部と、該第1棒状部の途中に設けられた第1フランジ部とからなり、第2電気部品側接触部材は、下側プレートの貫通孔から中間プレートの貫通孔に跨って配設された第2棒状部と、該第2棒状部の途中に設けられた第2フランジ部とからなり、第1棒状部の中間プレート側の端部がバネ部材の一端部に当接され、第1フランジ部が、上側プレートの貫通孔よりも大きく形成されると共に、上側プレートと中間プレートの間の隙間に配置され、第1電気部品側接触部材が中間プレート側に向けてバネ部材の付勢力に抗して最大限移動させられた状態において、第1フランジ部が中間プレートの貫通孔から上側プレート側へ離間するように設定され、第2棒状部の中間プレート側の端部がバネ部材の他端部に当接され、第2フランジ部が、下側プレートの貫通孔よりも大きく形成されると共に、下側プレートと中間プレートの間の隙間に配置され、第2電気部品側接触部材が中間プレート側に向けてバネ部材の付勢力に抗して最大限移動させられた状態において、第2フランジ部が中間プレートの貫通孔から下側プレート側へ離間するように設定されている
従って、第1フランジ部が、上側プレートと中間プレートとの間の隙間に配置され、第2フランジ部が、下側プレートと中間プレートとの間の隙間に配置された構成であるから、貫通孔同士の間を隔てる隔壁部の厚みを最小限維持しつつ、中間プレートに形成する貫通孔の径が小さく形成することができ、接触子配設ユニットに配設される接触子のピッチが小さくできる。
[発明の実施の形態1]
以下、この発明の実施の形態1について説明する。
図1乃至図9は、この発明の実施の形態1を示す。
まず、構成を簡単に説明すると、「電気部品用ソケット」であるICソケット10は、図1及び図2で示すように、「第1電気部品」であるICパッケージ1(図7参照)を押圧する押圧部2を有する操作部材3と、接触子配設ユニット9を設けられたソケット本体10aとを備えている。このソケット本体10aには、複数の接触子20が配設されている。ソケット本体10aは、「第2電気部品」である配線基板12(図6参照)上に配設されると共に、ICパッケージ1が収容可能に構成されている。ICパッケージ1には、図7(A),(B)で示すように、多数の「端子」である半田ボール1aが設けられている。そして、図6で示すように、複数の接触子20を介して、ICパッケージ1と配線基板12とが電気的に接続されるようになっている。
ソケット本体10aは、図3で示すように、上から順にICパッケージ1を収容する「収容部材」であるフローティングプレート11、「接触子配設ユニット9」の一部である「第1プレート」としての上側プレート13、「接触子配設ユニット9」の一部である「第2プレート」としての中間プレート14x、「接触子配設ユニット9」の一部である「第2プレート」としての中間プレート14y、「接触子配設ユニット9」の一部である「第1プレート」としての下側プレート15とを備えている。これらの各プレート11,13,14x,14y,15、ICパッケージ1、及び、配線基板12は、図3で示すように、ICパッケージ1、上側プレート13、中間プレート14x、中間プレート14y、下側プレート15、配線基板12の順に互いに隙間を有して積層され、上側プレート13と中間プレート14xとの間には、隙間S1が設けられ、中間プレート14yと下側プレート15との間には、隙間S2が設けられる。
上側プレート13、中間プレート14x,14y、下側プレート15は、移動しないように固定された状態で配設され、フローティングプレート11は、ICパッケージ1を収容した状態で、それらのプレート13〜15に対して上下動自在に配設されている。
フローティングプレート11には、図3で示すように、接触子20の少なくとも一部が挿通可能な複数の収容貫通孔11aが形成され、上側プレート13には、接触子20が挿通可能な複数の上側貫通孔13aが形成され、中間プレート14xには、接触子20が挿通可能な複数の中間貫通孔14a−1が形成され、中間プレート14yには、接触子20が挿通可能な複数の中間貫通孔14a−2が形成され、下側プレート15には、接触子20が挿通可能な複数の下側貫通孔15aが形成されている。また、フローティングプレート11には、複数の収容貫通孔11a同士の間を隔てる隔壁部11bが形成され、上側プレート13には、複数の上側貫通孔13a同士の間を隔てる隔壁部13bが形成され、中間プレート14xには、複数の中間貫通孔14a−1の間を隔てる隔壁部14b−1が形成され、中間プレート14yには、複数の中間貫通孔14a−2の間を隔てる隔壁部14b−2が形成され、下側プレート15には、複数の下側貫通孔15a同士の間を隔てる隔壁部15bが形成されている。なお、収容貫通孔11aの径の大きさは、D1であり、上側貫通孔13aの径の大きさは、D2であり、中間貫通孔14a−1,14a−2の径の大きさは、D3であり、下側貫通孔15aの径の大きさは、D4である。
ソケット本体10aに配設される「接触子配設ユニット9」の一部である接触子20は、図3及び図6で示すように、ICパッケージ1の半田ボール1aに接触する「接触側部材」であると共に「第1電気部品側接触部材」である端子側接触部材21と、配線基板12に接触する「接触側部材」であると共に「第2電気部品側接触部材」である基板側接触部材22と、端子側接触部材21と基板側接触部材22との間に設けられて端子側接触部材21をICパッケージ1へと付勢すると共に、基板側接触部材22を配線基板12へと付勢するバネ部材23とからなる。端子側接触部材21は、図4(A)や図3で示すように、上側プレート13の上側貫通孔13aから中間プレート14xの中間貫通孔14a−1に跨って配設された第1棒状部21aと、第1棒状部21aの途中に設けられた「フランジ部」である第1フランジ部21bとからなる。また、基板側接触部材22は、図4(B)や図3で示すように、下側プレート15の下側貫通孔15aから中間プレート14yの中間貫通孔14a−2に跨って配設された第2棒状部22aと、第2棒状部22aの途中に設けられた「フランジ部」である第2フランジ部22bとからなる。
第1棒状部21aは、図4(A)で示すように、第1フランジ部21bよりも上方に形成された「接触側棒状部」である第1上側棒状部21a−1と、第1フランジ部21bよりも下方に形成された「バネ側棒状部」である第1下側棒状部21a−2と、第1下側棒状部21a−2におけるバネ部材23と接触する側が先細りに形成された第1先細り部21a−3とを有している。図3及び図4(A)で示すように、第1上側棒状部21a−1及び第1下側棒状部21a−2の径の大きさは、d1であり、バネ部材23の内径X1より大きく形成されると共に、バネ部材23の外径X2より小さく形成されている。そして、図3で示すように、第1下側棒状部21a−2の下部側が、バネ部材23の上部と接触し、第1棒状部21aの第1先細り部21a−3だけが、バネ部材23内に上部側から挿入されている。このような構成であると、第1下側棒状部21a−2の全部が、バネ部材23内に上部側から挿通される構成ではないので、バネ部材23の径が小さくでき、接触子20全体としての径も小さくできることになる。また、ICパッケージ1の半田ボール1aと接触する第1上側棒状部21a−1の上部には、図4(A)で示すように、円錐状に凹まされた凹状接触部21cが形成されており、半田ボール1aを収容することが可能となっている。さらに、第1棒状部21aの第1上側棒状部21a−1及び第1下側棒状部21a−2の径d1は、収容貫通孔11aの径D1や上側貫通孔13aの径D2と略同一の大きさで形成されている。
端子側接触部材21の第1棒状部21a−1は、図3で示すように、第1フランジ部21bよりも上側の第1上側棒状部21a−1が、フローティングプレート11の収容貫通孔11aに挿通されると共に、上側プレート13の上側貫通孔13aに挿通され、第1フランジ部21bよりも下側の第1下側棒状部21a−2が、中間プレート14xの中間貫通孔14a−1に挿通されている。
また、第2棒状部22aは、図4(B)で示すように、第2フランジ部22bよりも下方に形成された「接触側棒状部」である第2下側棒状部22a−1と、第2フランジ部22bよりも上方に形成された「バネ側棒状部」である第2上側棒状部22a−2と、第2上側棒状部22a−2におけるバネ部材23と接触する側が先細りに形成された第2先細り部22a−3とを有している。図3及び図4(B)で示すように、第2下側棒状部22a−1及び第2上側棒状部22a−2の径の大きさは、d3であり、バネ部材23の内径X1より大きく形成されると共に、バネ部材23の外径X2より小さく形成されている。そして、図3で示すように、第2上側棒状部22a−2の上部側が、バネ部材23の下部と接触し、第2棒状部22aの第2先細り部22a−3だけが、バネ部材23内に下部側から挿入されている。このような構成であると、第2上側棒状部22a−2の全部が、バネ部材23内に下部側から挿通される構成ではないので、バネ部材23の径が小さくでき、接触子20全体としての径も小さくできることになる。また、配線基板12の電極12aと接触する第2下側棒状部22a−1の下部には、図4(B)で示すように、円錐形状に凹まされた凹状接触部22cが形成されている。さらに、第2棒状部22aの第2下側棒状部22a−1及び第2上側棒状部22a−2の径d3は、下側貫通孔15aの径D4と略同一の大きさで形成されている。
また、基板側接触部材22の第2棒状部22aは、図3で示すように、第2フランジ部22bよりも下側の第2下側棒状部22a−1が、下側プレート15の下側貫通孔15aに挿通され、第2フランジ部22bよりも上側の第2上側棒状部22a−2が、中間プレート14yの中間貫通孔14a−2に挿通されている。
第1フランジ部21bは、図3で示すように、上側プレート13と中間プレート14xとの間の隙間S1に配置され、径の大きさがd2である。また、第1フランジ部21bの径d2が、上側プレート13の上側貫通孔13aの径D2よりも大きく形成されているから、第1フランジ部21bは、上側貫通孔13a内へと進入することはない。従って、第1フランジ部21bは、端子側接触部材21がバネ部材23の弾性力によって上方へと移動するのを制限する機能を有している。
また、第2フランジ部22bは、図3で示すように、中間プレート14yと下側プレート15との間の隙間S2に配置され、径の大きさがd4である。また、第2フランジ部22bの径d4が、下側プレート15の下側貫通孔15aの径D4よりも大きく形成されているから、第2フランジ部22bは、下側貫通孔15a内へと進入することはない。従って、第2フランジ部22bは、基板側接触部材22がバネ部材23の弾性力によって下方へと移動するのを制限する機能を有している。
これらのことから、端子側接触部材21は、バネ部材23の弾性力によって上方へと移動可能であると共に、第1フランジ部21bによって上方への移動を制限されており、基板側接触部材22は、バネ部材23の弾性力によって下方へと移動可能であると共に、第2フランジ部22bによって下方への移動を制限されている。
また、ソケット本体10aのフローティングプレート11上には、図3で示すように、フローティングプレート11に形成された収容貫通孔11aに挿嵌される「位置決め部材」である位置決め挿嵌棒31が着脱自在に設けられている。
この位置決め挿嵌棒31は、図5で示すように、複数の収容貫通孔11aのうちの接触子20が挿通されていないものに挿嵌される挿嵌部31aと、挿嵌部31aの上側に設けられて位置決め凹部31cが形成された頭部31bとからなる。このうち、挿嵌部31aは、図5で示すように、先端側部31a−1と、先端側部31a−1の基端側に設けられた基端側部31a−2とからなり、先端側部31a−1の径の大きさは、d7であり、基端側部31a−2の径の大きさは、d8である。基端側部31a−2の径d8は、フローティングプレート11の貫通孔11aの径D1と略同一の大きさで形成され、先端側部31a−1の径d7の大きさは、基端側部31a−2の径d8よりも小さく形成されている(図3参照)。また、頭部31bには、ICパッケージ1の半田ボール1aが挿入されて位置決めする位置決め凹部31cが形成されている。位置決め凹部31cは、ICパッケージ1の半田ボール1aが収容されて位置決めし易くなるように円錐形状で形成されている。
従って、図6(A)で示すように、フローティングプレート11が最上昇位置にあるときに、ICパッケージ1の半田ボール1aが位置決め凹部31cに収容され、図6(B)で示すように、フローティングプレート11が最下降位置にあるときに、ICパッケージ1の半田ボール1aが接触子20の上部に形成された位置決め凹部31cに収容されるようになっている。
また、フローティングプレート11、上側プレート13、中間プレート14x、中間プレート14y、下側プレート15は、互いに、図8(A)〜(F)に示すような嵌合固定部材31〜36によってソケット本体10aに固定されている。
また、図9で示すように、フローティングプレート11には、貫通穴11−1,11−2,11−3が形成されており、上側プレート13には、貫通穴13−1,13−2,13−3,13−4が形成されており、中間プレート14xには、貫通穴14x−1,14x−2,14x−3,14x−4が形成されており、中間プレート14yには、貫通穴14y−1,14y−2,14y−3,14y−4が形成されており、下側プレート15には、貫通穴15−1,15−2,15−3が形成されている。
嵌合固定部材31は、図8(A)、図9で示すように、フローティングプレート11に形成された貫通穴11−1の径よりも大きい外径を有する上部31aと、上部31aの下端に設けられた第1中間部31bと、第1中間部31bの下端に設けられた第2中間部31cと、第2中間部31cの下端に設けられた第3中間部31dと、第3中間部31dの下端に設けられた下部31eとからなり、下部31eには、凹部31fが形成されている。そして、嵌合固定部材31は、図9で示すように、下部31eが中間プレート14yの貫通穴14y−1に嵌合され、第3中間部31dが中間プレート14xの貫通穴14x−1に嵌合され、第2中間部31cが上側プレート13の貫通穴13−1に挿通され、第1中間部31bがフローティングプレート11の貫通穴11−1に挿通されている。そして、凹部31fをリベットかしめすることにより中間プレート14yに固定される。
嵌合固定部材32は、図8(B)、図9で示すように、フローティングプレート11に形成された貫通穴11−2の径よりも大きい外径を有する上部32aと、上部32aの下端に設けられた挿嵌棒部32bとからなる。そして、嵌合固定部材32は、挿嵌棒部32bが、フローティングプレート11の貫通穴11−2に嵌合され、上側プレート13の貫通穴13−2に挿通され、中間プレート14xの貫通穴14x−2に挿通され、中間プレート14yの貫通穴14y−2に挿嵌され、下側プレート15の貫通穴15−1に挿通されている。
嵌合固定部材33は、図8(C)、図9で示すように、上部33aと、第1中間部33bと、第2中間部33cと、第3中間部33dと、第4中間部33eと、下部33fとからなる。この中で、第3中間部33dの径が最も大きく形成されている。そして、第3中間部33dよりも上の方では、第2中間部33c、第1中間部33b、上部33aの順に径の大きさが小さくなっていく。また、第3中間部33dよりも下の方では、第4中間部33e、下部33fの順に径の大きさが小さくなっていく。そして、嵌合固定部材33は、上部33aの先端側がフローティングプレート11の貫通穴11−3に挿通されると共に、上部33aの基端側が上側プレート13の貫通穴13−3に挿嵌され、第1中間部33bが中間プレート14xの貫通穴14x−3に挿通され、第2中間部33cが中間プレート14yの貫通穴14y−3に挿通され、第3中間部33dが中間プレート14yと下側プレート15との間の隙間に配置され、第4中間部33eが下側プレート15の貫通穴15−2に挿通されている。
嵌合固定部材34は、図8(D)で示すように、ナットの形状をしており、雌ねじ部34aが形成されている。また、嵌合固定部材35は、スペーサーであり、図8(E)で示すように、筒形状であると共に、大径部35aと、大径部35aの上端に設けられた小径部35bとからなる。さらに、大径部35aと小径部35bとを通して穴35cが形成されている。さらに、皿ねじ36は、末広がり形状に形成された頭部36aと、頭部36aの上端に設けられた雄ねじ部36bとからなる。そして、図9で示すように、嵌合固定部材34が、貫通穴14x−4に挿通され、嵌合固定部材35が、貫通穴14y−4に挿通される。このとき、大径部35aが、中間プレート14yと下側プレート15との間の隙間に配置される。この状態にした上で、下方から、皿ねじ36は、頭部36aが下側プレート15−3に挿嵌され、雄ねじ部36bが、嵌合固定部材35の穴35cを介して嵌合固定部材34の雌ねじ部34aに螺合されると共に、上側プレート13の貫通穴13−4に挿通される。
このような嵌合固定部材31〜35及び皿ねじ36によって、各プレート11,13,14x,14y,15間に隙間を設けて維持することが可能になる。
すなわち、上側プレート13と中間プレート14xとの間の隙間S1は、第1嵌合部材31の第2中間部31c及び第3中間部31dとの段差部31rによって中間プレート14xが下方へと押さえられ、かつ、第3嵌合部材33の第1中間部33b及び上部33aとの段差部33pによって上側プレート13が上方へと押さえられることにより維持される。
また、中間プレート14yと下側プレート15との間の隙間S2は、第3嵌合部材33の第3中間部33cが中間プレート14yと下側プレート15との間に挟まれることにより維持される。また、皿ねじ36によって嵌合固定部材34,35を締めても、下側プレート15が反って、隙間S2を減少するということがなくなる。
さらに、フローティングプレート11と上側プレート13との間の隙間S3は、第1嵌合部材31の第1中間部31b及び第2中間部31cとの段差部31qによって上側プレート13が下方へと押さえられ、かつ、第2嵌合部材32の挿嵌棒部32bが挿通されて中間プレート14yの上面とフローティングプレート11の下面との間に設けられたバネ部材37によってフローティングプレート11が上方へと押さえられることにより維持される。
また、中間プレート14xと中間プレート14yとの間の隙間S4は、第1嵌合部材31の第3中間部31d及び下部31eとの段差部31sによって中間プレート14yが下方へと押さえられ、かつ、第3嵌合部材33の第2中間部33cによって中間プレート14xが上方へと押さえられることにより維持される。
なお、フローティングプレート11は、フローティングプレート11の下端と中間プレート14yの上端との間に設けられたバネ部材37によって上方へと付勢され、上下動可能に構成されている。
次に、この発明の実施の形態1に係るICソケット10の作用を述べる。
まず、ICソケット10を配線基板12上に配設すると、接触子20の基板側接触部材22が、図3に示される下側プレート15側に寄った状態から図6(A)に示される中間プレート14y側に上昇し、これと共に第2フランジ部22bが下側プレート15から離間する。そして、フローティングプレート11が最上昇位置にある状態で、ICパッケージ1をフローティングプレート11上に載置する。このときに、位置決めを予定している半田ボール1aは、収容貫通孔11aに挿嵌された位置決め挿嵌棒31に形成された位置決め凹部31cに収容される。これと同時に、ICパッケージ1と配線基板12との電気的接続を予定している半田ボール1aは、フローティングプレート11から浮いた状態となっている。
次に、フローティングプレート11が最下降位置へと下降するに従って、ICパッケージ1の半田ボール1aが、接触子20の端子側接触部材21の上部に形成された凹状接触部21cに接触して収容され、端子側接触部材21が、ICパッケージ1に押圧されて、図3及び図6(A)で示される上側プレート13側に寄った状態から図6(B)で示された中間プレート14x側に下降し、これと共に第1フランジ部21bが上側プレート13から離間する。このとき、半田ボール1aが、位置決め挿嵌棒31の位置決め凹部31cから離間する。
このようなICソケット10によれば、ソケット本体10aは、上から順に、上側プレート13、中間プレート14x,14y、下側プレート15が、互いに隙間S1,S2を有して積層され、上側プレート13、中間プレート14x,14y、下側プレート15の各々には、接触子20が挿通される貫通孔13a,14a−1,14a−2,15aが形成され、接触子20は、端子1aに接触される端子側接触部材21と、基板12に接触される基板側接触部材22と、端子側接触部材21及び基板側接触部材22の間に設けられるバネ部材23とからなり、端子側接触部材21は、上側プレート13の上側貫通孔13aから中間プレート14xの中間貫通孔14a−1に跨って配設された第1棒状部21aと、第1棒状部21aの途中に設けられた第1フランジ部21bとからなり、基板側接触部材22は、中間プレート14yの中間貫通孔14a−2から下側プレート15の下側貫通孔15aに跨って配設された第2棒状部22aと、第2棒状部22aの途中に設けられた第2フランジ部22bとからなり、第1フランジ部21bが、上側プレート13と中間プレート14xの間の隙間S1に配置され、第1フランジ部21bの外径d2が、上側プレート13の上側貫通孔11aの径D2よりも大きく形成されると共に、第2フランジ部22bが、中間プレート14yと下側プレート15の間の隙間S2に配置され、第2フランジ部22bの外径d4が、下側プレートの下側貫通孔15aの径D4よりも大きく形成された。
従って、第1フランジ部21bが、上側プレート13と中間プレート14xとの間の隙間S1に配置され、第2フランジ部22bが、中間プレート14yと下側プレート15との間の隙間S2に配置された構成であるから、中間プレート14x,14yに形成された複数の中間貫通孔14a−1,14a−2同士の間を隔てる隔壁部14b−1,14b−2の厚みを最小限に維持しつつ、中間プレート14x、14yに形成する中間貫通孔14a−1,14a−2の径D3を小さく形成することができ、接触子配設ユニット9又はソケット本体10aに配設される接触子20のピッチが小さくできる。
また、第1棒状部21aのバネ部材23側端部と第2棒状部22aのバネ部材23側端部が、先細りに形成され、第1棒状部21aの外径d1と第2棒状部22aの外径d3とが、バネ部材23の内径X1より大きく形成されると共に、バネ部材23の外径X2より小さく形成された。
そのため、従来のように、複数のプレート13,14x,14y,15が隙間なく積層され、第1フランジ部21bや第2フランジ部22bが中間プレート14x,14yの中間貫通孔内に配設され、第1フランジ21b部や第2フランジ部22bが中間プレート14x,14yの中間貫通孔14a−1,14a−2内に引っ掛る虞がなくなる。従って、端子側接触部材21及び基板側接触部材22が、円滑に中間プレート14x,14y内を上下動することができ、バネ部材23の弾性力が、ICパッケージ1の半田ボール1aと接触子20との接触に効率良く活用されるようにすることができる。
[発明の実施の形態2]
以下、この発明の実施の形態2について説明する。
図10は、この発明の実施の形態2を示す。
この発明の実施の形態2に係る接触子配設ユニット91が、この発明の実施の形態1に係る接触子配設ユニット9と異なるのは、以下の点である。
すなわち、図10(A),(B)で示すように、接触子40の端子側接触部材41は、第1上側棒状部21a−1の径がd1であるのに対して、第1下側棒状部21a−4の径がd5であり、d5>d1となっており、第1上側棒状部21a−1と第1下側棒状部21a−4とで径の大きさが異なる点で、この発明の実施の形態1の接触子20の端子側接触部材21と異なる。また、第1下側棒状部21a−4の径d5が、バネ部材23の外径X2とが略同一の径となっており、更に中間貫通孔14a−1,14a−2の径D3とも略同一であるから、第1下側棒状部21a−4は、中間貫通孔14a−1内で傾斜し難く、円滑に上下移動できるようになっている。さらに、第1下側棒状部21a−4の径d5は、バネ部材23の内径X1よりも大きく形成されており、第1下側棒状部21a−4がバネ部材23内に進入しないようになっている。
また、端子側接触部材41の第1下側棒状部21a−4の下部には、この発明の実施の形態1の端子側接触部材21の第1下側棒状部21a−2に設けられていたような第1先細り部21a−3が形成されていない点でも異なる。
この一方で、図10(A),(B)で示すように、接触子40の基板側接触部材42は、第2下側棒状部22a−1の径がd3であるのに対して、第2上側棒状部22a−4の径がd6であり、d6>d3となっており、第2下側棒状部22a−1と第2上側棒状部22a−4とで径の大きさが異なる点で、この発明の実施の形態1の接触子20と異なる。また、第2上側棒状部22a−4の径d6とバネ部材23の外径X2とが略同一の径となっており、更に中間貫通孔14a−1,14a−2の径D3とも略同一であるから、第2上側棒状部22a−4は、中間貫通孔14a−2内で傾斜し難く、円滑に上下移動できるようになっている。さらに、第2上側棒状部22a−4の径d6は、バネ部材23の内径X1よりも大きく形成されており、第2上側棒状部22a−4がバネ部材23内に進入しないようになっている。
また、基板側接触部材42の第2上側棒状部22a−4の上部には、この発明の実施の形態1の基板側接触部材22の第2上側棒状部22a−2に設けられていたような第2先細り部22a−3が形成されていない点でも異なる。
その他の構成に関しては、この発明の実施の形態1と同様である。
[発明の実施の形態3]
以下、この発明の実施の形態3について説明する。
図11は、この発明の実施の形態3を示す。
この発明の実施の形態3に係る接触子配設ユニット92が、この発明の実施の形態1に係る接触子配設ユニット9と異なるのは、以下の点である。
すなわち、図11(A),(B)で示すように、接触子50は、端子側接触部材51が接触子20のような第1下側棒状部21a−2と第1先細り部21a−3を有さず、又、基板側接触部材52が接触子20のような第2上側棒状部22a−2と第2先細り部22a−3を有しないことである。
そのため、図11(A),(B)で示すように、バネ部材23の上部が第1フランジ部21bに直接に接触すると共に、バネ部材23の下部が第2フランジ部22bに直接に接触するように構成されている。
このような構成であるため、従来のように、複数のプレートが隙間なく積層され、フランジ部が中間プレート内に配設される場合に比較して、フランジ部21b,22bが中間プレート14x,14yの中間貫通孔14a−1,14a−2内に引っ掛る虞がなくなる。また、フランジ部21b,22bとバネ部材23との間に他の部材が設けられない単純な構成とすることができる。
従って、端子側接触部材21や基板側接触部材22が、円滑に上側プレート13の貫通孔13aや下側プレート15の貫通孔15a内を上下動することができ、バネ部材23の弾性力が、端子1aや電極12aとの接触に効率良く活用されるようにすることができると共に、端子側接触部材51や基板側接触部材52の製造コストがかからなくなる。
その他の構成に関しては、この発明の実施の形態1と同様である。
なお、この発明の実施の形態1乃至3によれば、端子側接触部材21の第1フランジ部21bの径d2と、中間プレート14xの中間貫通孔14a−1の径D3との関係については、明言していない。また、基板側接触部材22の第2フランジ部22bの径d4と、中間プレート14yの中間貫通孔14a−2の径D3との関係についても明言していない。
しかし、第1フランジ部21bの径d2は、中間貫通孔14a−1の径D3より大きくすることは可能であり、又は、第2フランジ部22bの径d4は、中間貫通孔14a−2の径D3より大きくすることは可能である。そうすれば、第1フランジ部21bが、中間貫通孔14a−1内に進入することがなく、中間貫通孔14a−1内で引っ掛ることもなく、円滑に移動でき、又は、第2フランジ部22bが、中間貫通孔14a−2内に進入することがなく、中間貫通孔14a−2内で引っ掛ることもなく、円滑に移動できる。
ただし、第1フランジ部21bの径d2や第2フランジ部22bの径d4が、中間貫通孔14a−1の径D3より小さくなるように構成することも可能である。
また、この発明の実施の形態1では、第1棒状部21aのバネ部材23側端部と第2棒状部22aのバネ部材23側端部の両方が、先細りに形成され、第1棒状部21aの外径d1と第2棒状部22aの外径d3との両方が、バネ部材23の内径X1より大きく形成されると共に、バネ部材23の外径X2より小さく形成されたが、第1棒状部21aと第2棒状部22aのどちらか片方のみ、そのように構成するということも可能である。
なお、この発明の実施の形態1乃至3によれば、バネ部材23が図4の如く平面視で円形のコイルスプリングで構成されているが、上記実施の形態に限定されない。すなわち、図示していないが、板バネ等で構成することも可能である。
また、この発明の実施の形態1乃至3によれば、端子側接触部材21,41,51や基板側接触部材22,42,52は、平面視又は断面視で円形であったが、上記実施の形態に限定されない。すなわち、端子側接触部材21,41,51や基板側接触部材22,42,52が、平面視又は断面視で四角形となる角棒で構成することも可能である。
また、この発明の実施の形態1乃至3によれば、接触子配設ユニット9,91,92は、配線基板12上に設けられる構成であったが、上記実施の形態に限定されない。すなわち、FPCシート(Flexible Print Circuit)等の配線基板以外のものに配設することも可能である。
さらに、この発明の実施の形態1乃至3によれば、電気部品用ソケット10に接触子配設ユニット9,91,92を設ける構成であったが、上記実施の形態に限定されない。すなわち、プローブカード等のように接触子配設ユニット9,91,92のみで構成することも可能である。
この発明の実施の形態1に係る電気部品用ソケットにおける操作部材が下降した状態を示す断面図である。 同実施の形態に係る電気部品用ソケットにおける操作部材が上昇した状態を示す断面図である。 同実施の形態に係る接触子と複数のプレートとの関係を示す拡大断面図である。 同実施の形態に係る接触子の部品を示す側面図であり、(A)は、端子側接触部材の構成を示す側面図であり、(B)は、基板側接触部材の構成を示す側面図であり、(C)は、バネ部材の構成を示す側面図である。 同実施の形態に係る位置決め挿嵌棒の構成を示し、(A)は、位置決め挿嵌棒の側面図であり、(B)は、位置決め挿嵌棒の平面図である。 同実施の形態に係るICパッケージ、複数のプレート、配線基板との関係を示す拡大断面図であり、(A)は、フローティングプレートが最上昇位置にある状態を示す拡大断面図であり、(B)は、フローティングプレートが最下降位置にある状態を示す拡大断面図である。 同実施の形態に係るICソケットに使用されるICパッケージの構成を示し、(A)は、ICパッケージの平面図であり、(B)は、ICパッケージの側面図である。 同実施の形態に係る各種の嵌合固定部材を示す側面図である。 同実施の形態1に係る電気部品用ソケットにおけるプレートと嵌合固定部材とプレート間の隙間の状態を示す断面図である。 この発明の実施の形態2に係るICパッケージ、複数のプレート、配線基板との関係を示す拡大断面図であり、(A)は、フローティングプレートが最上昇位置にある状態を示す拡大断面図であり、(B)は、フローティングプレートが最下降位置にある状態を示す拡大断面図である。 この発明の実施の形態3に係るICパッケージ、複数のプレート、配線基板との関係を示す拡大断面図であり、(A)は、フローティングプレートが最上昇位置にある状態を示す拡大断面図であり、(B)は、フローティングプレートが最下降位置にある状態を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 ICパッケージ(第1電気部品)
9,91,92 接触子配設ユニット
10 ICソケット(電気部品用ソケット)
11 フローティングプレート(収容部材)
12 配線基板(第2電気部品)
13 上側プレート(第1プレート)
14x 中間プレート(第2プレート)
14y 中間プレート(第2プレート)
15 下側プレート(第1プレート)
20 接触子
21 端子側接触部材(接触側部材)(第1電気部品側接触部材)
21a 第1棒状部
21a-1 第1上側棒状部(接触側棒状部)
21a-2 第1下側棒状部(バネ側棒状部)
21a-3 第1先細り部
21b 第1フランジ部
22 基板側接触部材(接触側部材)(第2電気部品側接触部材)
22a 第2棒状部
22a-1 第2下側棒状部(バネ側棒状部)
22a-2 第2上側棒状部(接触側棒状部)
22a-3 第2先細り部
22b 第2フランジ部
22c 凹状接触部
23 バネ部材
S1,S2 隙間

Claims (4)

  1. 第1電気部品と第2電気部品の間に配設されると共に、前記第1電気部品と前記第2電気部品が複数の接触子を介して電気的に接続される接触子配設ユニットであって、
    前記第1電気部品と前記第2電気部品の間には、第1プレートと第2プレートとが隙間を有して積層され、前記第1電気部品、前記第1プレート、前記第2プレート、前記第2電気部品の順に配置され、前記第1プレートと前記第2プレートの各々には、前記接触子の少なくとも一部が挿通される貫通孔が形成され、
    前記接触子は、前記第1電気部品と接触可能な接触側部材と、前記第2プレートの前記貫通孔に挿通されて前記接触側部材を前記第1プレートの方へと付勢するバネ部材とを有し、
    前記接触側部材は、前記第1プレートの前記貫通孔に挿通されて前記第1電気部品に接触自在な接触側棒状部と、前記第2プレートの前記貫通孔に挿通されて前記バネ部材に接触自在なバネ側棒状部と、前記接触側棒状部と前記バネ側棒状部との間に形成されたフランジ部とを有し、
    前記バネ側棒状部の前記第2プレート側の端部が前記バネ部材の端部に当接され、
    前記フランジ部が、前記第1プレートの前記貫通孔よりも大きく形成されると共に、前記第1プレートと前記第2プレートの間の隙間に配置され、前記接触側部材が前記第2プレート側に向けて前記バネ部材の付勢力に抗して最大限移動させられた状態において、前記フランジ部が前記第2プレートの前記貫通孔から前記第1プレート側へ離間するように設定されていることを特徴とする接触子配設ユニット。
  2. 前記接触側部材は、前記バネ側棒状部の前記バネ部材側の端部が、前記バネ部材の内径より大きく形成されたことを特徴とする請求項1に記載の接触子配設ユニット。
  3. 第1電気部品と第2電気部品の間に配設されると共に、前記第1電気部品と前記第2電気部品が複数の接触子を介して電気的に接続される接触子配設ユニットであって、
    前記第1電気部品と前記第2電気部品の間には、第1プレートと第2プレートとが隙間を有して積層され、前記第1電気部品、前記第1プレート、前記第2プレート、前記第2電気部品の順に配置され、前記第1プレートと前記第2プレートの各々には、前記接触子の少なくとも一部が挿通される貫通孔が形成され、
    前記接触子は、前記第1電気部品と接触可能な接触側部材と、前記第2プレートの前記貫通孔に挿通されて前記接触側部材を前記第1プレートの方へと付勢するバネ部材とを有し、
    前記接触側部材は、前記第1プレートの前記貫通孔に挿通されて前記第1電気部品に接触自在な接触側棒状部と、該接触側棒状部の前記第2プレート側の端部に形成されて前記バネ部材に接触自在なフランジ部とを有し、
    前記フランジ部が前記バネ部材の端部に直接に当接され、
    前記フランジ部が、前記第1プレートの前記貫通孔よりも大きく形成されると共に、前記第1プレートと前記第2プレートの間の隙間に配置され、前記接触側部材が前記第2プレート側に向けて前記バネ部材の付勢力に抗して最大限移動させられた状態において、前記フランジ部が前記第2プレートの前記貫通孔から前記第1プレート側へ離間するように設定されていることを特徴とする接触子配設ユニット。
  4. 電気部品上に配設されると共に、第電気部品が収容されるソケット本体を有し、該ソケット本体に配設された複数の接触子を介して前記第1電気部品と前記第2電気部品とが電気的に接続される電気部品用ソケットであって、
    前記ソケット本体は、上から順に、上側プレート、中間プレート、下側プレートが、互いに隙間を有して積層され、前記上側プレート、前記中間プレート、前記下側プレートの各々には、前記接触子が挿通される貫通孔が形成され、
    前記接触子は、前記第1電気部品に接触される第1電気部品側接触部材と、前記第2電気部品に接触される第2電気部品側接触部材と、前記第1電気部品側接触部材及び前記第2電気部品側接触部材の間で前記中間プレートの前記貫通孔に挿通されて前記第1電気部品側接触部材と前記第2電気部品側接触部材とを互いに離間する方向に付勢するバネ部材とからなり、前記第1電気部品側接触部材は、前記上側プレートの前記貫通孔から前記中間プレートの前記貫通孔に跨って配設された第1棒状部と、該第1棒状部の途中に設けられた第1フランジ部とからなり、前記第2電気部品側接触部材は、前記下側プレートの前記貫通孔から前記中間プレートの前記貫通孔に跨って配設された第2棒状部と、該第2棒状部の途中に設けられた第2フランジ部とからなり、
    前記第1棒状部の前記中間プレート側の端部が前記バネ部材の一端部に当接され、
    前記第1フランジ部が、前記上側プレートの前記貫通孔よりも大きく形成されると共に、前記上側プレートと前記中間プレートの間の隙間に配置され、前記第1電気部品側接触部材が前記中間プレート側に向けて前記バネ部材の付勢力に抗して最大限移動させられた状態において、前記第1フランジ部が前記中間プレートの前記貫通孔から前記上側プレート側へ離間するように設定され、
    前記第2棒状部の前記中間プレート側の端部が前記バネ部材の他端部に当接され、
    前記第2フランジ部が、前記下側プレートの前記貫通孔よりも大きく形成されると共に、前記下側プレートと前記中間プレートの間の隙間に配置され、前記第2電気部品側接触部材が前記中間プレート側に向けて前記バネ部材の付勢力に抗して最大限移動させられた状態において、前記第2フランジ部が前記中間プレートの前記貫通孔から前記下側プレート側へ離間するように設定されていることを特徴とする電気部品用ソケット
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