JP2006090772A - 半導体装置の検査用冶具 - Google Patents

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Abstract

【課題】BGAパッケージの半田ボールへのダメージを低減し、かつ低荷重で電気的接触の行えるBGAパッケージ用ソケット機構を提供する。
【解決手段】半田ボール103が接触する部分に導電ゴム105を、BGAパッケージ103の基板部分107が接触する部分には絶縁ゴム104を交互に配置し、導電ゴム105における半田ボール103との接触部分の形状を円弧形状とし、BGAパッケージ103に負荷を加えた場合における絶縁ゴム104と導電ゴム105の形状変形を利用することにより半田ボール103に対して垂直方向ではなく斜め方向の圧力がかかり、導電ゴム105が半田ボール103を挟み込むことによって電気的接触を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置の電気特性検査に用いる検査用冶具に関するものであり、特に、半導体装置パッケージを搭載した際に、半導体装置パッケージの外部端子へのダメージを低減させ、かつ低荷重でコンタクトが行える半導体装置用ソケットに関するものである。
近年、半導体関連技術の進歩とともに半導体装置は小型かつ多ピンのパッケージが多用されるようになってきている。これに伴って半導体装置の外部端子に半田ボールを形成したBall Grid Arrayパッケージ(以下BGAパッケージと称する)では、外部端子の狭ピッチ化(0.4mmピッチ以下)による外部端子の半田ボールの小型化(φ150μm以内)により、半田ボールの外圧に対する物理的強度が弱くなってきている。
図5は従来のBGAパッケージ用ソケットを示す構成図であり、BGAパッケージ用ソケットは、バネ302のような弾性体によって上下動可能に構成され、BGAパッケージ102との接触子となるポゴピン301をケース303に複数配置することによって構成されている。
BGAパッケージ102の電気特性検査では、BGAパッケージ102の外部端子に形成した半田ボール103と検査装置の検査用基板304との間の電気接続を行うために、図5に示すようなポゴピン301が使用されており、BGAパッケージ102の半田ボール103とポゴピン301が一致する位置にBGAパッケージ102を配置し、コンタクトプッシャ101によってBGAパッケージ102の上面を加圧することにより半田ボール103がポゴピン301に接触する。BGAパッケージ102の半田ボール103はポゴピン301の先端形状の鋭利な部分によって外部端子の半田ボール表面に形成された酸化膜を突き破り半田ボール103とポゴピン301の電気的接触を行っている。
特開平9−320715号公報
これまでのBGAパッケージ102に用いられているポゴピンソケットでは、コンタクトプッシャ101からBGAパッケージ102の上面に荷重(約10〜20kg)がかけられるため、その荷重は半田ボール103を介してポゴピン301に対して約25〜35gの圧力が垂直方向にかかることになる。その荷重によってポゴピン301の鋭利な部分が半田ボール103の表面に形成された酸化膜を破ることにより半田ボールとポゴピンの電気的接触を行っている。
しかしながらBGAパッケージ102の半田ボール103に対して前記荷重(約25〜35gの荷重)が垂直方向にかかることによって半田ボール103が変形したり、外れたりすることがある。ここでBGAパッケージ102の半田ボール103が変形すれば、BGAパッケージ102を実装基板上に置いたときに半田ボール端子は実装基板上の電極と接触しないことがあり接触不良の原因となる。そのためBGAパッケージ102の半田ボール103にダメージを与えないBGAパッケージ用ソケット機構が求められている。
また最近では、BGAパッケージの薄型化により、BGAパッケージを高荷重で加圧することによってBGAパッケージ内部の半導体チップ回路へダメージを与えたり、BGAパッケージ内部の半導体チップとスタック構造で基板と接続する際に、そこでの接続不良が高荷重の加圧時(電気特性検査時)に接続されてしまうことがあり、接続不良が検出できない場合がある。そのためBGAパッケージに対して低荷重で電気的接触の行えるBGAパッケージ用ソケットが求められている。
本発明は、BGAパッケージに対して低ダメージで、かつ低荷重で電気的接触が行えるBGAパッケージ用ソケット機構を有する半導体装置の検査用冶具を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、半導体装置の検査用冶具において、半導体装置の外部端子に形成した半田ボールが接触する部分に導電ゴムを配置し、前記半田ボール以外の接触する部分に絶縁ゴムを配置し、前記導電ゴムは前記半田ボールのある方向に向けて先細りの円弧形状を有し、前記絶縁ゴムは前記半田ボールのある方向に向けて先拡がりの円弧形状を有し、前記絶縁ゴムの高さを前記導電ゴムより高く設定し、半導体装置に対して前記絶縁ゴム側に負荷を加えたときに、前記絶縁ゴムの形状変化によって前記半田ボールを挟み込み、前記半田ボールと前記導電ゴムとの電気的接触が行えることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記導電ゴムと前記絶縁ゴムが同じ弾性力であることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記半田ボールが接触する前記導電ゴム部分を、少なくとも2つの導電ゴムによって絶縁物を挟み込んだ構成とし、1つの半田ボールに対して前記導電ゴムを2箇所以上接触させることを特徴とする。
本発明のBGAパッケージ用ソケットは導電ゴムと絶縁ゴムを用いて、その形状変化を利用した機構により、BGAパッケージの半田ボールを、従来の垂直方向ではなく、斜め方向からの圧力により挟み込むために、低ダメージで、かつ低荷重で電気的接触が行える。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態におけるBGAパッケージ用ソケットを示す断面図であり、101はコンタクトプッシャ、102はBGAパッケージ、103はBGAパッケージ102の外部端子となる半田ボール、104は絶縁ゴム、105は導電ゴムを示す。
BGAパッケージ用ソケット内には、導電ゴム105と絶縁ゴム104が交互に配置されており、半田ボール103が接触する部分に導電ゴム105、BGAパッケージ102の基板部分107に接触する部分に絶縁ゴム104が配置されている。導電ゴム105の下部には検査基板と接続するための電極106が設けられている。
コンタクトプッシャ101から荷重をかけていない場合、導電ゴム105における半田ボール103との接触部108は、図1に示すように、半田ボール103が十分にはまり込む円弧形状に形成されている。コンタクトプッシャ101から荷重をかけていないときの絶縁ゴム104の最上部高さは、導電ゴム105の最上部高さより高くなっており、BGAパッケージ102をソケットに挿入したときにBGAパッケージ102の基板部分107が最初に当たる高さとする。
導電ゴム105と絶縁ゴム104の側部の形状は、図1に示すように、導電ゴム105は上部に行くにつれて細くなる円弧形状をしており、逆に絶縁ゴム104は上部に行くにつれて拡がっていく円弧形状となっている。導電ゴム105と絶縁ゴム104の弾力性は変形しやすいようにするためにほぼ同じとし、導電ゴム105と絶縁ゴム104の接触部分は接着せずに可動できるようにする。
次に、動作について説明する。図2に示すように、コンタクトプッシャ101からBGAパッケージ102の上面に垂直方向の荷重をかけることにより、絶縁ゴム104はBGAパッケージの基板107からの垂直方向の荷重を受けて絶縁ゴム104は横方向に膨張する。絶縁ゴム104に隣接する導電ゴム105は絶縁ゴム104の横方向への圧力を受けることによって、導電ゴム105における半田ボール103が接触する部分である接触部108では、導電ゴム105の円弧形状の作用によって内側方向の圧力がかかる。その圧力によって半田ボール103は導電ゴム105により挟み込まれ、その挟み込みの圧力と挿入する際の導電ゴム105と半田ボール103との摩擦力により半田ボール103表面に形成された酸化膜が破られ、半田ボール103に対して低ダメージでかつBGAパッケージに対して低荷重で電気的接触が行える。
(第2の実施形態)
図3は本発明の第2の実施形態におけるBGAパッケージ用ソケットを示す断面図であり、201は導電ゴム、202は絶縁物を示す。なお、図1に示す、第1の実施形態における部材と同一の部材、若しくは同一機能の部材については、同一の符号を付して、詳細な説明は省略する。
第2の実施形態は、半田ボール103が接触する下部分、すなわち図1に示す第1の実施形態における導電ゴム105の部分を、図4に示すように、2つの導電ゴム201によって絶縁物202を挟み込んだ形状にすることにより、BGAパッケージ102の1つの半田ボール103に対して2つの導電ゴム201が接触する構造としたものである。導電ゴム201の下部には検査基板と接続するための電極106が設けられている。このような構造により、ケルビン法を用いて接触抵抗の影響を無視した測定が行える。ここで、導電ゴム201が変形しやすくするために、絶縁物202は変形しない絶縁素材とする。導電ゴム201と絶縁物202の接触部分は接着せずに可動できるようにする。
動作としては、第1の実施形態と同様であり、半田ボール103が導電ゴム201によって挟み込まれることにより、半田ボール103に対して低ダメージでかつBGAパッケージ102に対して低荷重で電気的接触が行える。
以上説明したように、本発明は、BGAパッケージに対して大きな圧力をかけることのできない電気特性検査時に有用である。
本発明の第1の実施形態におけるBGAパッケージ用ソケットを示す断面図 図1においてBGAパッケージ用ソケットに負荷をかけた状態を示す断面図 本発明の第2の実施形態におけるBGAパッケージ用ソケットおよびこのBGAパッケージ用ソケットに負荷をかけた状態を示す断面図 図3のBGAパッケージ用ソケットの平面図 従来のBGAパッケージ用ソケットの断面図
符号の説明
101 コンタクトプッシャ
102 BGAパッケージ
103 半田ボール
104 絶縁ゴム
105,201 導電ゴム
106 電極
107 基板部分
108 接触部
202 絶縁物
301 ポゴピン
302 バネ(弾性体)
303 ケース
304 検査用基板

Claims (3)

  1. 半導体装置の検査用冶具において、半導体装置の外部端子に形成した半田ボールが接触する部分に導電ゴムを配置し、前記半田ボール以外の接触する部分に絶縁ゴムを配置し、前記導電ゴムは前記半田ボールのある方向に向けて先細りの円弧形状を有し、前記絶縁ゴムは前記半田ボールのある方向に向けて先拡がりの円弧形状を有し、前記絶縁ゴムの高さを前記導電ゴムより高く設定し、半導体装置に対して前記絶縁ゴム側に負荷を加えたときに、前記絶縁ゴムの形状変化によって前記半田ボールを挟み込み、前記半田ボールと前記導電ゴムとの電気的接触が行えることを特徴とする半導体装置の検査用冶具。
  2. 前記導電ゴムと前記絶縁ゴムが同じ弾性力であることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の検査用冶具。
  3. 前記半田ボールが接触する前記導電ゴム部分を、少なくとも2つの導電ゴムによって絶縁物を挟み込んだ構成とし、1つの半田ボールに対して前記導電ゴムを2箇所以上接触させることを特徴とする請求項1記載の半導体装置の検査用冶具。
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