JP4943606B2 - 芳香族フッ素化カルバモイルの脱フッ素化水素方法 - Google Patents

芳香族フッ素化カルバモイルの脱フッ素化水素方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4943606B2
JP4943606B2 JP2001507789A JP2001507789A JP4943606B2 JP 4943606 B2 JP4943606 B2 JP 4943606B2 JP 2001507789 A JP2001507789 A JP 2001507789A JP 2001507789 A JP2001507789 A JP 2001507789A JP 4943606 B2 JP4943606 B2 JP 4943606B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbamoyl
fluorinated
solvent
aromatic
hydrofluoric acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001507789A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003513010A5 (ja
JP2003513010A (ja
Inventor
ギード,ジルベール
ロチン,クリストフ
サン−ジャルム,ローラン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhodia Chimie SAS
Original Assignee
Rhone Poulenc Chimie SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhone Poulenc Chimie SA filed Critical Rhone Poulenc Chimie SA
Publication of JP2003513010A publication Critical patent/JP2003513010A/ja
Publication of JP2003513010A5 publication Critical patent/JP2003513010A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4943606B2 publication Critical patent/JP4943606B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C263/00Preparation of derivatives of isocyanic acid
    • C07C263/04Preparation of derivatives of isocyanic acid from or via carbamates or carbamoyl halides

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【0001】
本発明の主題は、芳香族フッ素化カルバモイルを処理して対応するイソシアネートを与えることを可能にする方法である。
【0002】
本発明のより詳しい主題は、良好な程度の変換、良好な変換収率(すなわち、良好な選択性)および良好な反応収率を得ることを可能にする上記タイプの方法である。
【0003】
フッ素化カルバモイルはむしろ珍しい化合物であるが、薬物学および農芸化学におけるフッ素化誘導体の役割が発展しているため、再び関心が持たれている。これは、パーフルオロ化された脂肪族炭素を示す誘導体を合成するために最も慣用的な技術のうちの1つが、塩素化(一般に、ラジカル塩素によるアルキル誘導体の位置)および次いで得られた塩素化誘導体をフッ素化媒体、一般的には液相においてフッ素化水素酸を含む媒体で処理するに際して、イソシアネートの形で可能なアニリンをブロックすることからなるからである。このタイプの方法の間、生ずる最初の反応は、フッ素化カルバモイルを与えるためのイソシアネート官能基へのフッ素化水素酸の付加である。
【0004】
このフッ素化カルバモイルをイソシアネートに変換することは、非常に困難である。イソシアネートが多数の合成を可能とし、特に、対応するアニリンの容易な放出を可能とする非常に反応性の中間体であるため、これは非常に残念なことである。
【0005】
反応の最初の部分は、種々の文書において、および、特に、EPA−152,310号およびEPA−129,214文書で開示される。フッ素化カルバモイルのイソシアネートへの変換に関して、バイエルのために1964年4月22日に公表された英国特許第955 898号は、特に例1において、この反応を行う可能性を示している。しかしながら、使用された技術は低い収率(35%)しか与えず、明らかにその反応は非常に困難であり、特に、樹脂と記述された多量の(heavy)生成物を与える。
【0006】
これは、本発明の目的のうちの1つが、使用が容易な操作条件の下でフッ素化カルバモイルのイソシアネート官能基への変換を可能とし、且つ良好な反応収率および良好な選択性を可能とする方法を与えることである理由である。
【0007】
本発明に至った研究の間に遭遇した困難性は、それ自体に対する、またはリッチな芳香族環に対するフッ素化カルバモイルの非常に高い反応性である。
【0008】
以下で明白になるであろうこれらおよび他の目的は、芳香族フッ素化カルバモイルをイソシアネートに変換することを可能とする方法であって、前記芳香族フッ素化カルバモイルが溶媒中で少なくとも80℃と等しい、有利には少なくとも90℃と等しい温度に晒され、前記少なくとも80℃の温度で、前記フッ素化カルバモイルが前記溶媒中に溶解されるか、または微細に分散される脱フッ素化水素方法によって達成される。
【0009】
本発明によれば、従って、それが反応性である温度で、フッ素化カルバモイルの微細に分散された性質または溶解された性質は、好収率でイソシアネートを産生するに際して重要な役割を果たすことを示すことができた。
【0010】
その反応は、好ましくは高くとも150℃と等しい温度において行われることが好ましい。
【0011】
前記溶媒は、有利には少なくとも100℃、より好ましくは少なくとも120℃の沸点(混合物の場合には開始時の沸点)を示す。
【0012】
リアクタにおける圧力は、溶媒が沸騰(すなわち、大部分の場合には流)しているようなものであることが好ましい。従って溶媒が、操作することが望ましい温度よりも低い沸点を示すならば、大気圧より大きい圧力が選ばれるであろうし、その溶媒が、操作することが望ましい温度より高い沸点を示す時は、大気圧より低い圧力が選ばれるであろう。
【0013】
本発明の好ましい一つの実施によれば、更に混合物でありえる溶媒はが、フッ素化水素酸と混和可能なものから選ばれる。
【0014】
この混和性は、部分的または完全であることができるか、混和性は、その選ばれた溶媒または溶媒の混合物が、少なくとも5容量%と等しい、好ましくは少なくとも10容量%と等しいフッ素化水素酸を溶解する能力を示すことが好ましい。この溶媒のフッ素化水素酸との混和性が、後者を第3の溶媒として用いることを可能とし、反応混合物中でフッ素化カルバモイルの溶解を容易にするため、この溶解性はかなりの利点である。
【0015】
従って、本発明の好ましい形によれば、反応混合物中へのフッ素化カルバモイルの導入を容易にするために、フッ素化水素酸が用いられる。この導入は、低温または高温で行うことができる。加熱の間、または導入の間、フッ素化カルバモイルが、反応器の底部に位置している溶媒に導入されるとき、溶解を助長するフッ素化水素酸は除去されるが、除去される際に、用いられた溶媒中に微細に分割された、または溶解された形でフッ素化カルバモイルを残す。
【0016】
好ましい態様によれば、フッ素化カルバモイルの導入の間、フッ素化カルバモイルへのフッ素化水素酸の比(フッ素化カルバモイルに対するHFの比)が少なくとも2(有利には3、好ましくは4)と等しい。
【0017】
本発明の好ましい実施のうちの1つによれば、上記に示された比が観察されつつ、フッ素化カルバモイルの付加が、フッ素化水素酸における後者の溶液の形で行われる。
【0018】
得られる最高の結果は、前記反応温度における溶媒の底部へのフッ素化カルバモイルの溶液の添加に対応する。
【0019】
この溶液は有利には、上述したようなフッ素化水素酸中の溶液である。
【0020】
溶媒の底部への添加の場合、その添加は、反応媒体(この特定の場合、基質に対して添加された(より正確には、フッ素化カルバモイルとの平衡にある)ものを含む)中に存在するフッ素化水素の比を制御するように行われなければならない。
【0021】
換言すれば、フッ素化水素酸[遊離のフッ素化水素酸と、イソシアネート官能基に加えられたもの(すなわち、フッ素化カルバモイルの形で)]と、真の、またはフッ素化カルバモイル形でマスクされたイソシアネート官能基との比は、有利には多くとも5に等しく、好ましくは多くとも0.3に等しく、より好ましくは多くとも0.1に等しい。この条件は、フッ素化カルバモイルの比較的遅い添加を暗示する。
【0022】
本発明によれば、この反応の文脈では、これらの不純物が非常に反応性に思われ、それから誘導される数多くの基質または化合物を破壊するため、ベンジル位置で塩素を有する不純物の存在を避けることは特に有利である。
【0023】
指示により、ベンジル官能基中で塩素を有する分子の数は、処理されるべきフッ素化カルバモイルの、多くとも0.5から5%に(有利には2%に、好ましくは1%に)等しいことが好ましい。
【0024】
本発明に最も適した基質は、少なくとも2個のフッ素を有するsp3混成の脂肪族炭素を含むフッ素化カルバモイルである。この脂肪族炭素は、一般にベンジル炭素、すなわちそれが芳香環に直接に結合するものである。しかしながら、それはカルコゲン(特に酸素)を介して芳香環に結合していてもよい。
【0025】
本発明は、前記芳香環が、カルバモイル官能基の窒素を有するものである場合に、特に適している。
【0026】
このような基質は、少なくとも2つのフッ素を有するこれらの脂肪族炭素のいくつかを含むことができる。
【0027】
このように、その基質は、有利には下記式に対応する:
(R)−Ar(−(CX−EWG)−NH−CO−F
式中:
・Arは、有利には少なくとも1、好ましくは2、特に3の、以下の特性の芳香族残基を意味する:
−残基が単環、すなわちただ1個の環を含む;
−その残基は、有利に単素環状である;
−その残基は、6つの環を有する;
・Xユニット(それ同一または異なる)は、フッ素または式C2n+1(nは多くとも5に、好ましくは多くとも2に等しい整数)の基を表す;
・pは、多くとも2に等しい整数を表す;
・EWGは、炭化水素性の(hydrocarbonaceous)基、または電子求引性基を表し、その任意的な官能基は反応条件下に不活性であり、有利にはフッ素、または式C2n+1(nは多くとも8に、好ましくは多くとも5に等しい整数)のパーフルオロ化された残基を表す。−(CX−EWGの全炭素数は、有利には1〜15、好ましくは1〜10である;
・mは、0または1〜4の閉じた範囲(すなわち、限界を含む)内で選ばれる整数である;
・Rは、操作条件下で不活性であり、有利にはハロゲン、有利には軽いハロゲン(すなわち、塩素とフッ素)、および炭化水素性の基、好ましくはアルキル、アリール、アルキルカルコゲニル(例えばアルキルオキシ)またはアリールカルコゲニル(例えばアリールオキシ)基から選ばれる置換基である。
【0028】
基質化合物は、特に下記式(反応条件下で不活性な任意的な置換基は表示されない)を有する:
【0029】
【化1】
Figure 0004943606
【0030】
有利には、Rはアリールまたはアルキルの炭化水素性基(有利には、多くとも10個の炭素原子、好ましくは多くとも5個の炭素原子)であり、Rはまた、カルボキシル官能基、ニトリル、ケトンおよびフルオロカルボニルであってもよい。
【0031】
好ましい置換基は、何も無い(すなわち、水素)、またはアリールまたはアルキルまたはアルキロキシである。
【0032】
RまたはR群の少なくとも1個は、また、上記の式CX2p−EWGの、少なくとも2つのフッ素を有する炭素を含む基であってもよい。
【0033】
以下の例により本発明を説明する。
【0034】
例1
フッ素化カルバモイルを溶解可能な溶媒中のフッ素化水素酸の脱離
制御された油浴によって加熱され、磁気攪拌されたフッ素化水素酸に耐えることができる180mlのテフロン・リアクタに、固体のフッ素化カルバモイル(0.1モル)を入れる。次いで、トリ−クロロベンゼン(1、3、および4位置で塩素化)を、100.4gの量で入れる。
【0035】
これは、容易に加熱される懸濁液を与える。その媒体を、徐々に80℃まで加熱し、均質、半透明、およびオレンジ黄色にする。ガスの放出が100℃付近で開始し、l05℃から顕著になる。温度を125℃に上げ、7時間加熱する。冷却した後に、80%の単離の収率に対応する質量を回収する。
【0036】
その化合物をその後の蒸留に供し、トリクロロベンゼン中の溶液で73%の収率を回収し、いくらかの樹脂を蒸留残渣中に残す。
【0037】
例2
種々の手順に従って、溶媒としてモノクロロベンゼンを用いて異なるテストを行った。最も一般的に使用した手順は、以下の通りである:
A)フッ素化カルバモイル溶液の調製
−5℃の温度で、HFをリアクタに導入する。変換するのに望ましいトリクロロメチルフェニルイソシアネートを、次いで所望のフッ素化温度で導入し、以降の表で特に断らない限り、フッ素化を1〜30時間続け、表に示された温度で4時間フィニッシュ操作を行う。フィニッシュ温度は別として全てが同じであるとき、フィニッシュ温度が比較的高い温度(すなわち約20〜25℃)に持ってこられるとき、収率はより良好であることが、観察されるであろう。この現象は、ベンジル位置でまさに一旦塩素化されて残っている少量の誘導体の、極端に有害な効果を示す。
【0038】
B)イソシアネートへの戻り
前もってHFの除去に供してもよく、また供しないでもよいフッ素化カルバモイル溶液を、下記表で指定する条件の下で、リアクタに導入する。加熱、圧力および温度条件をも、表中に示す。
【0039】
結果を、以下の表で対照する:
【0040】
【表1】
Figure 0004943606
【0041】
【表2】
Figure 0004943606
【0042】
上記の結果についてのコメント
真に悪くないが、テストHF 07とHF 08は最終的なイソシアネートの比較的平凡な収率を与える。この現象の説明は、低いフィニッシュ温度に関連し、無意味でない2または3%を超えるモノクロロジフルオロメチルフェニルの比率を残す。
【0043】
テストHF 07が平凡である他の理由は、フッ素化カルバモイル溶液が流入する速度であり;その操作がl時間45だけの間続き、他方、他の場合では、それは顕著に長く続く。
【0044】
テストHF 07とHF 08に対して、不純物のデータは不足しており、従って、そこからあまり多くを結論することができない。このデータが存在するテストのために、イソシアネート/ビウレット比を反応性の選択性の指標として用いることができる。
【0045】
全収率に関して、および、得られた生成物の純度に関して、反応HF 09は非常に良好な結果を与える。これは、第一にはフッ素化水素酸中に溶解された形のフッ素化カルバモイルの添加の、第二には高いHF/フッ素化カルバモイル比で操作することの利点を示す。その場合、HF/イソシアネート比は10であり、それは9のフッ素酸/フッ素化カルバモイル比に対応する。減圧下のテストHF 10とHF11の結果は確かに良好であるが、減圧下で操作された事実を考慮してわずかに期待外れである。しかしながら、添加速度または温度上昇の速度は、おそらくは少々高過ぎた。
【0046】
テストHF 12はテストHF 09に非常に類似するが、混合物(より正確には、加えられた溶液)における、より低いフッ素化水素酸の含有量が、後者との相違を与える。
【0047】
テストHF 13において、フッ素化水素酸の高いレベルが再び見られ、このように反応の遙かに良好な選択性がある。
【0048】
テストHF 15とHF 16は圧力における増加の効果を示すが、それはあまり有利でない。

Claims (14)

  1. 芳香族フッ素化カルバモイルの対応するイソシアネートへの変換を可能にする脱フッ素化水素方法であって、前記芳香族フッ素化カルバモイルが溶媒中で少なくとも80℃と等しい反応温度に晒され、前記少なくとも80℃の反応温度で、前記芳香族フッ素化カルバモイルが前記溶媒中に溶解されるか、または微細に分散され、そして芳香族フッ素化カルバモイル基質が、
    下記式:
    (R) −Ar(−(CX −EWG)−NH−CO−F
    式中:
    ・Arは芳香族残基である;
    ・Xユニット(それらは同一または異なる)は、フッ素または式C 2n+1 (nは多くとも5に等しい整数)の基を表す;
    ・pは、多くとも2に等しい整数を表す;
    ・EWGは、炭化水素性基または電子求引性基を表し、その官能基は反応条件下に不活性であり;そして−(CX −EWGの全炭素数は1〜15である;
    ・mは、0または1以上4以下の範囲内で選ばれる整数である;
    ・Rは、ハロゲンおよび炭化水素性の基から選ばれる同一のまたは異なる置換基である)
    に対応することを特徴とする脱フッ素化水素方法。
  2. 前記反応温度が、高くとも150℃と等しいことを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記溶媒が少なくとも100℃の沸点を示すことを特徴とする請求項1または2記載の方法。
  4. 溶媒が還流される圧力で反応を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記溶媒が、フッ素化カルバモイルと反応せず、かつフッ素化水素酸と混和可能なものから選ばれることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記フッ素化カルバモイルがフッ素化水素酸とともに、無水のフッ素化水素酸中の溶液の形で前記溶媒中に導入されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. フッ素化水素酸のフッ素化カルバモイルへの比(HF/フッ素化カルバモイル)が少なくとも2と等しいことを特徴とする請求項6に記載の方法。
  8. 液の形でのフッ素化カルバモイルの添加が、前記反応温度にされた反応器の底部に位置している溶媒中で起こることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記添加は、フッ素化水素酸のイソシアネートへのモル比(HF酸/芳香族イソシアネート)が常に0.5より少ないように行われることを特徴とする請求項に記載の方法。
  10. 前記芳香族フッ素化カルバモイル基質が、少なくとも2個のフッ素を有する脂肪族炭素を含むことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記少なくとも2個のフッ素を有する脂肪族炭素が、芳香環に直接結合するベンジル炭素であることを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. 前記芳香環が、カルバモイル官能基の窒素を有するものであることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. フッ素化カルバモイルの溶液を前記溶媒中に添加することにより得られた反応混合物が、出発フッ素化カルバモイルに対して、モルとしての表示で、ベンジル位置で塩素を示す不純物を1%未満含むことを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記溶媒が、クロロベンゼン類から選ばれることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
JP2001507789A 1999-07-05 2000-07-04 芳香族フッ素化カルバモイルの脱フッ素化水素方法 Expired - Fee Related JP4943606B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9908647A FR2796068B1 (fr) 1999-07-05 1999-07-05 Procede de deshydrogenofluoration d'un fluorure de carbamoyle aromatique
FR99/08647 1999-07-05
PCT/FR2000/001912 WO2001002347A1 (fr) 1999-07-05 2000-07-04 Procede de deshydrogenofluoration d'un fluorure de carbamoyle aromatique

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003513010A JP2003513010A (ja) 2003-04-08
JP2003513010A5 JP2003513010A5 (ja) 2011-05-26
JP4943606B2 true JP4943606B2 (ja) 2012-05-30

Family

ID=9547714

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001507789A Expired - Fee Related JP4943606B2 (ja) 1999-07-05 2000-07-04 芳香族フッ素化カルバモイルの脱フッ素化水素方法

Country Status (11)

Country Link
US (1) US7291750B1 (ja)
EP (1) EP1189877B1 (ja)
JP (1) JP4943606B2 (ja)
AT (1) ATE323672T1 (ja)
AU (1) AU6292500A (ja)
CA (1) CA2377753A1 (ja)
DE (1) DE60027428T2 (ja)
ES (1) ES2258012T3 (ja)
FR (1) FR2796068B1 (ja)
RU (1) RU2257378C2 (ja)
WO (1) WO2001002347A1 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63218650A (ja) * 1987-03-09 1988-09-12 Mitsubishi Kasei Corp N−アルキルイソシアネ−トの製法
JPH04275269A (ja) * 1990-12-21 1992-09-30 Enichem Sintesi Spa イソシアネートの連続的製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1138391B (de) * 1961-02-20 1962-10-25 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von an aliphatischen Kohlenstoffatomen fluorsubstituierten Isocyanaten bzw. Carbaminsaeurefluoriden
DE2210285C3 (de) * 1972-03-03 1981-09-24 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zur Herstellung von Isocyanaten

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63218650A (ja) * 1987-03-09 1988-09-12 Mitsubishi Kasei Corp N−アルキルイソシアネ−トの製法
JPH04275269A (ja) * 1990-12-21 1992-09-30 Enichem Sintesi Spa イソシアネートの連続的製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP1189877A1 (fr) 2002-03-27
RU2257378C2 (ru) 2005-07-27
DE60027428T2 (de) 2006-10-12
FR2796068A1 (fr) 2001-01-12
ATE323672T1 (de) 2006-05-15
CA2377753A1 (fr) 2001-01-11
US7291750B1 (en) 2007-11-06
FR2796068B1 (fr) 2001-09-07
AU6292500A (en) 2001-01-22
DE60027428D1 (de) 2006-05-24
EP1189877B1 (fr) 2006-04-19
ES2258012T3 (es) 2006-08-16
JP2003513010A (ja) 2003-04-08
WO2001002347A1 (fr) 2001-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5926802B2 (ja) セボフルランの製造方法
WO2021241608A1 (ja) フルオロエチレンの製造方法
JPH0578305A (ja) ビグアニド誘導体の製造方法
JP4943606B2 (ja) 芳香族フッ素化カルバモイルの脱フッ素化水素方法
JPH0794611B2 (ja) ハロゲン化銅フタロシアニンの製造方法
US5026864A (en) Preparation of 2-chloro-5-aminomethyl-pyridine
JP4694138B2 (ja) サブフタロシアニン化合物の製造方法
JPH08259513A (ja) 置換カルボジイミドの合成方法
JP3265434B2 (ja) gem−ジフルオロアルカン類の製造法
JP2003513010A5 (ja)
JPH08503005A (ja) 顔料製造法
WO2004056734A1 (ja) アントラセンジエーテルの製造方法
JP4120239B2 (ja) 9,10−ジブロモアントラセン類の製造方法
JPS6357584A (ja) フツ化シアヌルの合成から生じる反応残留物の再処理方法
JP4478437B2 (ja) メチレンノルカンファーの製造方法
EP4247782A1 (en) New synthesis of l-phenylalanine butyramide
Yagupolskii et al. N, N-Bis (difluoromethyl) anilines
US3998853A (en) 13-Oxatetracyclo[8.2.12,9.0.03,8 ]tridec-5-ene-1,5,6,10-tetracarbonitrile
JP3593523B2 (ja) N,n−ジ置換アミド類の新規製造法
US4039541A (en) Monocyclic aromatic clathrates of 13-oxatetracyclo[8.2.12,9.0.03,8 ]tridec-5-ene-1,5,6,10-tetracarbonitrile
US4080327A (en) 13-Oxatetracyclo[8.2.12,9.0.03,8 ]tridec-5-ene-1,5,6,10-tetracarbonitrile and separation of its monocyclic aromatic clathrates
JPH1180046A (ja) 脂肪族または脂環式炭化水素の塩化物の製造方法
JPH05271103A (ja) メチル芳香族化合物の遊離基塩素化または臭素化方法
JPH11279087A (ja) フルオロアルキル基含有化合物の製造方法および付加反応触媒
JP2000053650A (ja) フッ素化剤の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070628

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101005

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110104

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110112

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20110405

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120301

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150309

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees