JP4943557B1 - タイル補修方法 - Google Patents

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【課題】外壁タイルの簡単な補修方法を提供する。
【解決手段】タイル補修方法は、建物躯体に設けられたタイル(10)の浮きを確認し、前記浮きが確認されたタイル(11)を含む浮き領域(12)の中で選択された選択タイルを剥ぎ取って新たな補修タイル(31)と交換するもので、選択タイルを囲む目地部(20)に切溝(21)を形成し、切溝(21)で囲まれた選択タイル(11a)を剥ぎ取り、選択タイル(11a)を剥ぎ取った跡に形成されたボイド(27)に接着剤(30)を充填して補修タイル(31)を貼り付けることにより補修タイル(31)と該補修タイル(31)の周囲にあるタイル(11b)によって補強タイル群(40)を形成し、浮き領域(12)に形成された複数の補強タイル群(40)をアンカーとして浮き領域(12)のタイルを建物躯体に固定するものである。
【選択図】図4

Description

本発明は、タイルを補修する方法に関する。
建物の外壁タイルは、通常、建物の躯体(例えば、コンクリート)にモルタル(下地モルタル、敷モルタル、張付モルタル)を介して接着される。また、隣接するタイル間の隙間は、目地モルタルによって埋められる。したがって、施工後は見た目にも綺麗な外壁を構成している。
しかし、目地材の経年劣化や壁面に作用する鉛直方向の荷重等により、目地部やタイルにクラックが発生し、それが更に発展するとタイルの背後にいわゆる“浮き”(剥離)を形成する。また、施工時における、躯体とモルタル、モルタル同士、モルタルとタイルの接着不要によっても、それらの境界に浮きが発生し得る。
ただし、目地部やタイルにクラックが発生したからといって、そのこと自体がすぐにタイルの崩落に繋がる可能性は極めて低い。しかし、クラックを通じてタイル背後の浮きに侵入した水は、躯体コンクリートの鉄筋を腐食し、構造物の耐久性を著しく低下させる原因になる。また、地震等の外力を受けたときに浮きタイルが崩落すること十分に考えられる。
そこで、従来、外壁タイルをハンマー等で打診し、その反響音をもってタイルの浮きを確認することが行われている。また、赤外線カメラを用いてタイルの浮きを確認する手法が特許文献1に開示されている。
特開平05−312745号公報
しかし、本発明者らが行った実験によれば、打診または赤外線カメラを使って浮きが確認されたタイルについて、その周辺目地部にカッターで切り込みを入れた後、タイルに垂直な力を加えることによって剥ぎ取ったところ、確かにタイル背後に浮きが存在することは確認されたが、その大きさや発生箇所は様々であった。具体的に、大きさについては、浮きがタイル全体に広がっているものよりも、タイル背後の一部領域に浮きが発生しているものが多かった。また、発生箇所については、タイル裏足、裏足間のタイル背面とモルタルとの境界、または塗り重ねたモルタルの境界に浮きが見られた。そのため、タイルの剥ぎ取りに要した力もばらばらで、例えば、全面にわたって浮きが存在したタイルの剥ぎ取り力はほぼゼロであったが、タイル背後に部分的にのみ浮きが存在したタイルの剥ぎ取り力は浮きの面積等に応じて異なり、相当な割合のタイルは十分に自立できる程度の接着力(例えば、剥ぎ取り力が0.4N/mm以上)を有していた。
また、本発明者らが行った別の研究によれば、外壁タイルは、縦方向及び横方向に連続した一群のタイルについて、それを囲む縦方向と横方向に連続した格子状のクラックが発生した場合に崩落の危険が高く、単に縦方向又は横方向のクラックが存在するだけでは容易に崩落するものでない、ことが確認された。
そこで、本発明は、浮きが確認された外壁部分(浮き領域)のタイルをすべて剥ぎ取って交換するのではなく、浮き領域におけるタイルを部分的に剥ぎ取って補修し、その補修をもって周囲のタイルを同時に補強する新たな補修方法を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明は、建物躯体に設けられたタイル(10)の浮きを確認し、前記浮きが確認されたタイル(11)を含む浮き領域(12)の中で選択された選択タイルを剥ぎ取って新たな補修タイル(31)と交換するタイル補修方法において、前記選択タイルを囲む目地部(20)に切溝(21)を形成し、前記切溝(21)で囲まれた前記選択タイル(11a)を剥ぎ取り、前記選択タイル(11a)を剥ぎ取った跡に形成されたボイド(27)に接着剤(30)を充填して前記補修タイル(31)を貼り付けることにより前記補修タイル(31)と該補修タイル(31)の周囲にあるタイル(11b)によって補強タイル群(40)を形成し、前記浮き領域(12)に形成された複数の補強タイル群(40)をアンカーとして前記浮き領域(12)のタイルを前記建物躯体に固定することを特徴とする。
この補修方法によれば、浮き領域に含まれるすべてのタイルを剥ぎ取る必要がない。そのため、実際に剥ぎ取るべきタイルの数が著しく減少するとともに、それに伴って廃材の発生が著しく減少する。
本発明に係るタイル補修方法の工程を示す図。 外壁タイル上に確認された浮き領域を示す図。 外壁タイルの断面図で浮きの位置を例示する図。 浮き領域に選択タイルと非選択タイルを示す図。 浮き領域に選択タイルと非選択タイルを示す図。 浮き領域に選択タイルと非選択タイルを示す図。 浮き領域に選択タイルと非選択タイルを示す図。 浮き領域に選択タイルと非選択タイルを示す図。 選択タイルの周囲に形成された切溝を示す図。 選択タイルの周囲に形成された切溝を示す図。 選択タイルを剥ぎ取る状態を示す図。 選択タイルを剥ぎ取った跡に形成されるボイドを示す図。 タイルの補修プロセスを示す図。 中間タイルを示す図。 浮き領域に形成された補強タイル群を示す図。 浮き領域に選択タイルと非選択タイルを示す図。
以下、添付図面を参照して本発明の外壁タイル補修方法を説明する。
図1は、本発明に係る外壁タイル補修方法の工程図である。図示するように、本発明の外壁タイル補修方法は、概略、診断工程と補修工程からなる。
診断工程は、建物の外壁タイルに剥離箇所(浮き)が有るか否か確認するもので、一般的には、例えば、打診法(直接診断法)、赤外線法(間接診断法)によって行われる。打診法は、建物の外壁に沿って組み立てた足場、建物の屋上から吊り下げたスカイチェア若しくはゴンドラ、又は高所作業車に取り付けたゴンドラに乗った作業員が一枚一枚のタイルをハンマー等の専用工具で打診してその反響音からタイルの浮きを確認するものである。赤外線法は、建物の外壁を赤外線カメラで撮影し、外壁の浮き(外壁の背後に存在する空隙、水等の存在)を原因とするタイル表面の温度差情報からタイルの浮きを確認するものである。
図2は、タイル10で被覆された建物外壁Wの一部を示し、そこには診断工程で剥離箇所(浮き)が確認された浮きタイル11が網点で表示してあり、それら浮きタイル11を囲む浮き領域12が点線で囲って示してある。なお、説明を簡略化するために、浮き領域12は長方形で表されているが、実際の浮き領域は種々の形状となって表れる。
浮きの大きさ(二次元の広がり)は様々である。例えば、図3に示すように、タイル(一枚のタイル)全域に亘って存在する浮き13aもあれば、タイルの一部領域に存在する浮き13b、13c、13dもある。浮きが発生する箇所も様々で、浮きは、タイル10とモルタル(張付モルタル14)との境界(符号13b、13cで示す浮き)、張付モルタル14と下地モルタル15の境界(符号13dで示す浮き)、モルタル(下地モルタル15)とコンクリートの躯体16との境界(符号13aで示す浮き)に発生する。
補修工程は、浮き領域12に含まれるすべてのタイルを補修するのではなく、以下に説明するルールにしたがって選択された選択タイルについてのみ行う。具体的に説明すると、選択タイルは、該選択タイルと該選択タイルに最も隣接する別の選択タイルとの間に1つ又は2つのタイルが介在するように選択する。
例えば、図4に示すように配置された芋目地タイルの場合、一つの選択タイルT(2,2)とこれに最も隣接する別の選択タイルT(2,5)に、それらの間に2つのタイル(非選択タイル11b)が位置するように、選択タイル11aを決定する。換言すれば、一つの選択タイル11aの中心とこれに隣接する別の選択タイル11aの中心(共に白丸で示す。)を非選択タイル11bの中心(黒丸で示す。)を経由して結んだとき、選択タイル中心間(白丸と白丸の間)に2つの非選択タイル中心(2つの黒丸)が位置するように、選択タイル11aを決定する。
したがって、図4に示すように、浮き領域が縦12個×横12個のタイルマトリックスで構成される場合、例えば、タイルT(2,2)、T(2,5)、T(2,8)、T(2,11)、・・・・、T(11,2)、T(11,5)、T(11,8)、T(11,11)を選択タイルとする。
同じ芋目地タイルであっても、例えば、図5、6に示すように、縦方向に隣接する選択タイルを異なる列に設定してもよい。この場合も、隣接する2つの選択タイルの中心(白丸)がそれら選択タイルの間に存在する非選択タイルの中心(黒丸)を経由して、横方向及び/又は縦方向のラインと斜めのラインの組み合わせによって結ばれるように、選択タイルを選択してもよい。
馬目地(破れ目地)タイルの場合も、図7,8に示すように、同様のルールに基づいて選択タイルを選択する。
選択タイルの補修について説明する。まず、選択タイル11aを剥ぎ取るにあたって、図9,10に示すように、選択タイル11aを囲む周囲の目地部20にカッター(図示せず)で切溝21を入れる。切溝21の深さは、選択タイル11aの背後に存在するモルタル(張付モルタル14と下地モルタル15)をほぼ貫通して躯体16の近くまでに達していることが好ましい。次に、図11に示すように、選択タイル11aの表面に剥取用アタッチメント22を接着剤で接着して固定する。次に、接着剤の乾燥後、アタッチメント22にボルト23を連結し、専用の剥取用加圧装置24でボルト23に引抜力25を加えて、選択タイル11aを剥ぎ取る。
例えば、選択タイルの全域又はほぼ全域に亘って広がる大きな浮きが存在する場合、選択タイルは実質的に剥ぎ取り力がゼロで簡単に剥ぎ取ることができる。しかし、剥取力がゼロでない場合、一般には、図12に示すように、タイル11はその背後にモルタル26が付着した状態で剥ぎ取られる。そして、躯体側には、タイル10よりも大きなタイル跡(ボイド)27が形成される。また、浮きの位置によってモルタルの分離位置が異なり、一部のモルタル26’は躯体に付着したまま残る。したがって、補修にあたっては、後に塗布される接着剤と躯体との接着力を確保するために、モルタル26’を除去して躯体表面を綺麗に清掃することが好ましい。
次に、図13(a)に示すように、躯体側分離面に接着剤28を塗布する。接着剤としては、セメダイン株式会社から「タイルエース」の商品名で提供されている陶磁器タイル用のシリコーン樹脂系接着剤が好適に利用できる。接着剤に代えてモルタルを接着剤及び充填材として使用してもよい。
次に、図13(b)に示すように、接着剤28の上に中間タイル29を張り付ける。中間タイル29は、タイル跡27を充填するもので、タイル10の大きさに応じた縦横寸法のものが用意される。また、厚さの異なる複数の中間タイル29が用意し、タイル跡27の深さに応じて適当な厚みの中間タイルを選択してもよい。なお、中間タイル29と接着剤28との接着力、また、中間タイル29とその上に塗布される接着剤30との接着を良好に保つために、図14に示すように、中間タイル29の表面又は裏面若しくは両面にタイル裏足32,33又はそれに相当する突起又は窪み(突条、溝状、所定の間隔をあけて格子状に点在する突起又は窪み)を形成してもよい。また、中間タイル29の表面と裏面に裏足32,33を設ける場合、それら裏足32,33の位置を違えてもよいし、補修された状態で中間タイル表面側(補修タイル側)裏足33が補修タイル裏足間(裏足34と裏足34の間)に入るようにしてもよい。
次に、図13(c)に示すように、中間タイル29の上に接着剤30を塗布する。接着剤30は、接着剤28と同じであってもよい。
次に、図13(c)、(d)に示すように、補修タイル31の裏面に接着剤36を塗布し、接着剤36を塗布した補修タイル31を中間タイル29の上に貼り付ける。接着剤36は、接着剤28と同じであってもよい。ただし、補修タイル31の背面に接着剤36を塗布することは必須ではない。
最後に、タイル29,31の周囲の切溝21に接着剤37を充填する。接着剤37は、接着剤28と同じであってもよい。
このようにして補修によってタイルが交換されることにより、浮き領域12のタイルは補強される。具体的に説明すると、図9に示すように、タイルを剥ぎ取る際に、そのタイルを囲む周囲の目地部にカッターを入れて切溝21が形成される。通常カッターには円盤形回転カッターが使用され、その場合、目地部の切溝21は、隣接するタイルの間の目地部にも及ぶ。例えば、タイルT(5,5)の左側に形成された縦方向の切溝の下端は、その下にあるタイルT(6,4)とT(6,5)の間の目地部に延びる。そのため、補修対象タイルのタイル跡や目地部に充填された接着剤は、補修対象タイルに隣接するタイルをも補強する。したがって、一つのタイルを補強すると、そのタイルの上下左右に位置するタイルと斜め上下左右のタイルを含む一群の領域のタイルが補強されることになる。具体的には、図15において点線の四角形で囲まれた補強タイル群40が一体となって補強される。したがって、浮き領域12の中で上述のルールに従って選択された選択タイル11aを補強すれば、その周辺の非選択タイル11bを含めた一群のタイル(補強タイル群40のタイル)が補強されるとともに、図15に示すように、これら複数の補強タイル群40が躯体16に対するアンカーとなって、浮き領域の全体を躯体16に対して安定的に保持させる。
このように、上述した実施形態の外壁タイル補修方法によれば、浮き領域12に含まれるすべてのタイルを剥ぎ取る必要がない。例えば、上述の実施例では、図15に示すように、浮き領域12に含まれる144個(=12×12)のタイルのうち、16個のタイルを剥ぎ取って交換するだけで、浮き領域の耐力を十分に回復できる。そのため、実際に剥ぎ取るべきタイルの数は著しく減少するとともに、それに伴って廃材の発生が著しく減少する。
また、中間タイル29を用いることにより、剥ぎ取ったタイルの後にできた空間(ボイド27)の大部分をモルタル又は接着剤で埋める必要が無い。そのため、モルタルや接着剤の乾燥に要する時間が大幅に減少し、施工時間が短縮される。
さらに、以上の説明では、タイル跡27を中間タイル29と接着剤(充填材)で充填するものとしたが、中間タイルを用いることなく、接着剤又はモルタルを充填材として充填してもよい。
さらにまた、以上の説明では、隣接する選択タイルの間に2つの非選択タイルが存在するパターンで選択タイルを選択するものとしたが、図16に示すように、隣接する選択タイル間に一つの非選択タイルが存在する選択パターンも本発明の範囲に含まれる。この場合も、選択タイルを補修タイルに交換することで、該補修タイルの上下左右に位置するタイルが補修タイルに対して強固に連結され、これら補修タイルとその上下左右に位置するタイルが補強タイル群を形成する。また、補強タイル群がアンカーとなって浮き領域の全体を躯体に安定的に保持する。
なお、本発明を実施するにあたって、切溝を入れる順序や張り替えるタイルの順序は任意である。例えば、先ず中央の縦一列の選択タイルを補修し、次に中央の横一列を補修し、その後、その他の領域の選択タイルを補修してもよい。
W:外壁
10:タイル
11:浮きタイル
11a:選択タイル
11b:非選択タイル
12:浮き領域
13a、13b、13c、13d:浮き
14:張付モルタル
15:下地モルタル
16:躯体
20:目地部
21:切溝
22:アタッチメント
23:ボルト
24:引き抜き装置
25:引抜力
26:モルタル
27:タイル跡(ボイド)
28:接着剤(充填材)
29:中間タイル
30:接着剤
31:補修タイル
32,33,34:裏足
36,37:接着剤
40:補強タイル群

Claims (4)

  1. 建物躯体に設けられたタイル(10)の浮きを確認し、前記浮きが確認されたタイル(11)を含む浮き領域(12)の中で選択された選択タイル(11a)を剥ぎ取って新たな補修タイル(31)と交換するタイル補修方法であって、前記選択タイル(11a)は、最も隣接する別の選択タイル(11a)から2つのタイル(11b)をあけて隔てられることを特徴とするタイル補修方法。
  2. 前記選択タイル(11a)を囲む目地部(20)に切溝(21)を形成し、前記切溝(21)で囲まれた前記選択タイル(11a)を剥ぎ取り、前記選択タイル(11a)を剥ぎ取った跡に形成されたボイド(27)に接着剤(30)を充填して前記補修タイル(31)を貼り付けることにより、前記補修タイル(31)の周囲にあるタイルを前記接着剤(31)を介して前記建物躯体(16)に固定することを特徴とする請求項1のタイル補強方法。
  3. 建物躯体に設けられたタイル(10)の浮きを確認し、前記浮きが確認されたタイル(11)を含む浮き領域(12)の中で選択された選択タイル(11a)を剥ぎ取って新たな補修タイル(31)と交換するタイル補修方法であって、前記選択タイル(11a)は、最も隣接する別の選択タイル(11a)から一つのタイル(11b)をあけて隔てられることを特徴とするタイル補修方法。
  4. 建物躯体に設けられたタイル(10)の浮きを確認し、前記浮きが確認されたタイル(11)を含む浮き領域(12)の中で選択された選択タイルを剥ぎ取って新たな補修タイル(31)と交換するタイル補修方法であって、
    前記選択タイルを囲む目地部(20)に切溝(21)を形成し、前記切溝(21)で囲まれた前記選択タイル(11a)を剥ぎ取り、前記選択タイル(11a)を剥ぎ取った跡に形成されたボイド(27)に接着剤(30)を充填して前記補修タイル(31)を貼り付けることにより前記補修タイル(31)と該補修タイル(31)の周囲にあるタイル(11b)によって補強タイル群(40)を形成し、前記浮き領域(12)に形成された複数の補強タイル群(40)をアンカーとして前記浮き領域(12)のタイルを前記建物躯体に固定することを特徴とするタイル補修方法。
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