JP4942859B1 - ガスセンサとこれを用いて流体に含有されるガスを検出する方法および流体に含有されるガスの濃度を測定する方法、ガス検出器ならびにガス濃度測定器 - Google Patents

ガスセンサとこれを用いて流体に含有されるガスを検出する方法および流体に含有されるガスの濃度を測定する方法、ガス検出器ならびにガス濃度測定器 Download PDF

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Abstract

触媒層およびパイプ形状の熱発電デバイスを具備し、該デバイスはその軸方向に沿った内部貫通孔、金属からなる複数の第1カップ状部材、熱電変換材料からなる複数の第2カップ状部材、第1および第2電極を具備するガスセンサ。第1,第2部材は前記軸方向に沿って交互に繰り返し配置される。第1,第2電極は、それぞれデバイスの一端および他端に設けられる。第1部材は第1内面および第1外面を具備し、下端に第1貫通孔を具備し、その断面積は下端の方向に減少している。第2部材は第2内面および第2外面を具備し、下端に第2貫通孔を具備し、その断面積は下端の方向に減少している。内部貫通孔は、複数の第1,第2貫通孔から構成される。第1部材の第1外面が、隣接する一方の第2部材の第2内面に密着するように、第1部材は当該第2部材に挿入されている。第1部材の第1内面が、隣接する他方の第2部材の第2外面に密着するように、当該第2部材は第1部材に挿入されている。触媒層は、内部貫通孔の内面に設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、ガスセンサとこれを用いて流体に含有されるガスを検出する方法および流体に含有されるガスの濃度を測定する方法、ガス検出器ならびにガス濃度測定器に関する。
特許文献1、特許文献2、および特許文献3は、熱電変換素子を利用するガスセンサを開示する。
図17は、特許文献1の図1に図示されているガスセンサを示す。このガスセンサは、熱電変換素子およびその上に配置された触媒層を基板上に具備する。検出されるガスが触媒層に吸着すると、触媒層が熱を発生する。熱電変換素子は、その熱を電力に変換し、ガスを検出する。
特許第4002969号公報(ファミリーなし) 特開2005−098844号公報(ファミリーなし) 特開2005−098845号公報(ファミリーなし)
本発明の目的は、新規なガスセンサを提供することである。
本発明によるガスを検出する方法は、ガスセンサを用いて、流体に含有されるガスを検出する方法であって、以下を具備する:
前記ガスセンサを用意する工程(a)、ここで
前記ガスセンサは、触媒層およびパイプ形状の熱発電デバイスを具備し、
前記パイプ形状の熱発電デバイスは、以下を具備し、
前記パイプ形状の熱発電デバイスの軸方向に沿った内部貫通孔、
金属からなる複数の第1カップ状部材、
熱電変換材料からなる複数の第2カップ状部材、
第1電極、および
第2電極、ここで、
前記複数の第1カップ状部材および前記複数の第2カップ状部材は前記軸方向に沿って交互に繰り返し配置されており、
前記第1電極および前記第2電極は、それぞれ、前記パイプ形状の熱発電デバイスの一端および他端に設けられており、
各第1カップ状部材は第1内面および第1外面を具備し、
各第1カップ状部材は下端に第1貫通孔を具備し、
各第1カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
各第2カップ状部材は第2内面および第2外面を具備し、
各第2カップ状部材は下端に第2貫通孔を具備し、
各第2カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
前記内部貫通孔は、複数の第1貫通孔および複数の第2貫通孔から構成されており、
各第1カップ状部材の第1外面が、隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面に密着するように、各第1カップ状部材は前記隣接する一方の第2カップ状部材に挿入されており、
各第1カップ状部材の第1内面が、隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面に密着するように、前記隣接する他方の第2カップ状部材は各第1カップ状部材に挿入されており、そして
前記触媒層は、前記内部貫通孔の内面に設けられており;
前記内部貫通孔に前記流体を供給して、前記第1電極および前記第2電極の間に電圧差を発生させる工程(b);および
前記電圧差に基づいて、前記流体に含有されるガスを検出する工程(c)。
本発明によるガスの濃度を測定する方法は、ガスセンサを用いて、流体に含有されるガスの濃度を測定する方法であって、以下を具備する:
前記ガスセンサを用意する工程(a)、ここで
前記ガスセンサは、触媒層およびパイプ形状の熱発電デバイスを具備し、
前記パイプ形状の熱発電デバイスは、以下を具備し、
前記パイプ形状の熱発電デバイスの軸方向に沿った内部貫通孔、
金属からなる複数の第1カップ状部材、
熱電変換材料からなる複数の第2カップ状部材、
第1電極、および
第2電極、ここで、
前記複数の第1カップ状部材および前記複数の第2カップ状部材は前記軸方向に沿って交互に繰り返し配置されており、
前記第1電極および前記第2電極は、それぞれ、前記パイプ形状の熱発電デバイスの一端および他端に設けられており、
各第1カップ状部材は第1内面および第1外面を具備し、
各第1カップ状部材は下端に第1貫通孔を具備し、
各第1カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
各第2カップ状部材は第2内面および第2外面を具備し、
各第2カップ状部材は下端に第2貫通孔を具備し、
各第2カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
前記内部貫通孔は、複数の第1貫通孔および複数の第2貫通孔から構成されており、
各第1カップ状部材の第1外面が、隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面に密着するように、各第1カップ状部材は前記隣接する一方の第2カップ状部材に挿入されており、
各第1カップ状部材の第1内面が、隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面に密着するように、前記隣接する他方の第2カップ状部材は各第1カップ状部材に挿入されており、そして
前記触媒層は、前記内部貫通孔の内面に設けられており;
前記内部貫通孔に前記流体を供給し、前記第1電極および前記第2電極の間に電圧差を発生させる工程(b);および
前記電圧差に基づいて、前記流体に含有されるガスの濃度を算出する工程(c)。
本発明によるガス検出器は、流体に含有されるガスを検出するガス検出器であって、以下を具備する:
ガスセンサ;および
報知部、ここで
前記ガスセンサは、触媒層およびパイプ形状の熱発電デバイスを具備し、
前記パイプ形状の熱発電デバイスは、以下を具備し、
前記パイプ形状の熱発電デバイスの軸方向に沿った内部貫通孔、
金属からなる複数の第1カップ状部材、
熱電変換材料からなる複数の第2カップ状部材、
第1電極、および
第2電極、ここで、
前記複数の第1カップ状部材および前記複数の第2カップ状部材は前記軸方向に沿って交互に繰り返し配置されており、
前記第1電極および前記第2電極は、それぞれ、前記パイプ形状の熱発電デバイスの一端および他端に設けられており、
各第1カップ状部材は第1内面および第1外面を具備し、
各第1カップ状部材は下端に第1貫通孔を具備し、
各第1カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
各第2カップ状部材は第2内面および第2外面を具備し、
各第2カップ状部材は下端に第2貫通孔を具備し、
各第2カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
前記内部貫通孔は、複数の第1貫通孔および複数の第2貫通孔から構成されており、
各第1カップ状部材の第1外面が、隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面に密着するように、各第1カップ状部材は前記隣接する一方の第2カップ状部材に挿入されており、
各第1カップ状部材の第1内面が、隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面に密着するように、前記隣接する他方の第2カップ状部材は各第1カップ状部材に挿入されており、そして
前記触媒層は、前記内部貫通孔の内面に設けられており、そして
前記報知部は、前記第1電極および前記第2電極の間に電圧差が生じたときに、ガスが検出されたことを報知する。
本発明によるガス濃度測定器は、流体に含有されるガスの濃度を測定するガス濃度測定器であって、以下を具備する:
ガスセンサ;
記憶部;および
演算部、ここで
前記ガスセンサは、触媒層およびパイプ形状の熱発電デバイスを具備し、
前記パイプ形状の熱発電デバイスは、以下を具備し、
前記パイプ形状の熱発電デバイスの軸方向に沿った内部貫通孔、
金属からなる複数の第1カップ状部材、
熱電変換材料からなる複数の第2カップ状部材、
第1電極、および
第2電極、ここで、
前記複数の第1カップ状部材および前記複数の第2カップ状部材は前記軸方向に沿って交互に繰り返し配置されており、
前記第1電極および前記第2電極は、それぞれ、前記パイプ形状の熱発電デバイスの一端および他端に設けられており、
各第1カップ状部材は第1内面および第1外面を具備し、
各第1カップ状部材は下端に第1貫通孔を具備し、
各第1カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
各第2カップ状部材は第2内面および第2外面を具備し、
各第2カップ状部材は下端に第2貫通孔を具備し、
各第2カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
前記内部貫通孔は、複数の第1貫通孔および複数の第2貫通孔から構成されており、
各第1カップ状部材の第1外面が、隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面に密着するように、各第1カップ状部材は前記隣接する一方の第2カップ状部材に挿入されており、
各第1カップ状部材の第1内面が、隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面に密着するように、前記隣接する他方の第2カップ状部材は各第1カップ状部材に挿入されており、そして
前記触媒層は、前記内部貫通孔の内面に設けられており、そして
前記記憶部は、前記第1電極および前記第2電極の間に生じた電圧差と、前記ガスの濃度との間の関係を記憶し、
前記演算部は、前記第1電極および前記第2電極の間に電気的に接続されており、
前記演算部は、前記記憶部を参照しながら、前記第1電極および前記第2電極の間に生じた電圧差に基づいて前記ガスの濃度を算出する。
本発明によるガスセンサは、ガスセンサであって、以下を具備する:
触媒層;および
パイプ形状の熱発電デバイス、ここで
前記パイプ形状の熱発電デバイスは、以下を具備し、
前記パイプ形状の熱発電デバイスの軸方向に沿った内部貫通孔、
金属からなる複数の第1カップ状部材、
熱電変換材料からなる複数の第2カップ状部材、
第1電極、および
第2電極、ここで、
前記複数の第1カップ状部材および前記複数の第2カップ状部材は前記軸方向に沿って交互に繰り返し配置されており、
前記第1電極および前記第2電極は、それぞれ、前記パイプ形状の熱発電デバイスの一端および他端に設けられており、
各第1カップ状部材は第1内面および第1外面を具備し、
各第1カップ状部材は下端に第1貫通孔を具備し、
各第1カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
各第2カップ状部材は第2内面および第2外面を具備し、
各第2カップ状部材は下端に第2貫通孔を具備し、
各第2カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
前記内部貫通孔は、複数の第1貫通孔および複数の第2貫通孔から構成されており、
各第1カップ状部材の第1外面が、隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面に密着するように、各第1カップ状部材は前記隣接する一方の第2カップ状部材に挿入されており、
各第1カップ状部材の第1内面が、隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面に密着するように、前記隣接する他方の第2カップ状部材は各第1カップ状部材に挿入されており、そして
前記触媒層は、前記内部貫通孔の内面に設けられている。
本発明は、新規なガスセンサを提供する。
図1は、本実施の形態において用いられるパイプ形状の熱発電デバイスを示す。 図2は、パイプ形状の熱発電デバイスの部分分解図を示す。 図3は、1つの第1カップ状部材11を示す。 図4は、1つの第2カップ状部材12を示す。 図5は、図3に描かれたA−A線断面図である。 図6は、図4に描かれたB−B線断面図である。 図7は、パイプ形状の熱発電デバイスを製造する方法における1工程を示す。 図8は、パイプ形状の熱発電デバイスを製造する方法における1工程を示す。 図9は、図8に示されるパイプ形状の熱発電デバイスの分解図である。 図10は、パイプ形状の熱発電デバイスを製造する他の方法における1工程を示す。 図11は、パイプ形状の熱発電デバイスを製造する他の方法における1工程を示す。 図12は、本実施の形態において用いられる他のパイプ形状の熱発電デバイスを示す。 図13は、本実施の形態によるガスセンサの断面図を示す。 図14は、本実施の形態による他のガスセンサの断面図を示す。 図15は、本実施の形態によるガスセンサを用いたガス検出器を示す。 図16は、本実施の形態によるガスセンサを用いたガス濃度測定装置を示す。 図17は、特許文献1における図1を示す。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
本実施の形態によるガスセンサは、触媒層およびパイプ形状の熱発電デバイスを具備する。触媒層は後述される。
図1は、当該パイプ形状の熱発電デバイスを示す。
パイプ形状の熱発電デバイスは、内部貫通孔18、複数の第1カップ状部材11、複数の第2カップ状部材12、第1電極15、および第2電極16を具備する。
内部貫通孔18は、パイプ形状の熱発電デバイスの軸方向に沿って設けられている。当該軸方向は、図1に描かれた矢印によって指し示される方向である。
第1電極15および第2電極16は、それぞれ、パイプ形状の熱発電デバイスの一端および他端に配置されている。
各第1カップ状部材11は金属からなる。当該金属の例は、ニッケル、コバルト、銅、アルミ、銀、金、またはこれらの合金である。ニッケル、コバルト、銅、またはアルミが好ましい。
各第2カップ状部材12は熱電変換材料からなる。当該熱電変換材料の例は、Bi、BiTe、またはPbTeである。BiTeはSbまたはSeを含有し得る。
図2は、パイプ形状の熱発電デバイスの部分分解図を示す。図2に示されるように、3つの第1カップ状部材11a〜11cおよび3つの第2カップ状部材12a〜12cが、軸方向に沿って交互に繰り返し配置されている。各前記第1カップ状部材11は同一の形状を有する。各前記第2カップ状部材12も、同一の形状を有する。
図3は、1つの第1カップ状部材11を示す。図3に示されるように、第1カップ状部材11は、第1内面112および第1外面111を具備する。第1カップ状部材11は、下端に第1貫通孔113を具備する。カップ状部材11の上端は、開口を有している。第1カップ状部材11の断面積は、その下端の方向に減少している。第1カップ状部材11の形状と同様に、図4に示されるように、第2カップ状部材12も、第2内面122、第2外面121、および第2貫通孔123を具備している。第2カップ状部材12の断面積もまた、各第2カップ状部材12の下端の方向に減少している。
図1〜図4から明らかなように、内部貫通孔18は、複数の第1貫通孔113および複数の第2貫通孔123から構成される。
図2に示されるように、第1カップ状部材11bの第1外面111bが、隣接する一方の第2カップ状部材12bの第2内面122bに密着するように、第1カップ状部材11bは、隣接する一方の第2カップ状部材12bに挿入される。
第1カップ状部材11bの第1内面112bが、隣接する他方の第2カップ状部材12aの第2外面121aに密着するように、隣接する他方の第2カップ状部材12aは、第1カップ状部材11bに挿入される。
このように、1つの第1カップ状部材11は、隣接する2つの第2カップ状部材12に密着している。同様に、1つの第2カップ状部材12もまた、隣接する2つの第1カップ状部材11に密着している。
第1カップ状部材11bの第1外面111bは、隣接する一方の第2カップ状部材12bの第2内面122bに接することが好ましい。これに代えて、第1カップ状部材11bの第1外面111bおよび隣接する一方の第2カップ状部材12bの第2内面122の間に供給されたハンダによって、これらの面が互いに密着し得る。
上記と同様に、第1カップ状部材11bの第1内面112bは、隣接する他方の第2カップ状部材12aの第2外面121aに接することが好ましい。これに代えて、これらの面の間に供給されたハンダによって、これらの面が密着し得る。
第1カップ状部材11および第2カップ状部材12の間に隙間はあってはならない。なぜなら、後述するように、内部貫通孔18に流体が流される時に、隙間は熱電変換を阻害するからである。さらに、隙間から流体が漏れ出す。必要に応じて上記のようにハンダが隙間に充填され得る。
第1カップ状部材11の数および第2カップ状部材12の数の例は、100個以上1000個以下である。
図5は、図3に描かれたA−A線断面図である。図6は、図4に描かれたB−B線断面図である。θ1およびθ2は、それぞれ、第1カップ状部材11および第2カップ状部材12の傾斜角度を表す。すなわち、θ1は、第1カップ状部材11の断面積がその下端の方向に向けて減少している部分および第1カップ状部材11の軸方向によって形成される角度を表す。同様に、θ2は、第2カップ状部材12の断面積がその下端の方向に向けて減少している部分および第2カップ状部材12の軸方向によって形成される角度を表す。θ1の値はθ2の値に等しい。θ1およびθ2の値は、第1カップ状部材11および第2カップ状部材12の材料に依存して適切に調整される。好ましいθ1およびθ2の値は10度以上60度以下である。
内部貫通孔18の断面形状は特に限定されない。パイプ形状の熱発電デバイスの断面形状も特に限定されない。
第1カップ状部材11の断面形状が円である場合、図5に示されるdl1およびds1は、それぞれ、第1カップ状部材11の上端および下端の幅を表す。第1カップ状部材11は高さh1および厚みT1を有する。図5の場合と同様に、図6に示されるdl2、ds2、h2、およびT2は、それぞれ、第2カップ状部材12の上端の幅、下端の幅、高さ、および厚みを表す。
パイプ形状の熱発電デバイスの断面形状は限定されない。パイプ形状の熱発電デバイスの断面の例は、円形、楕円形、または多角形である。円形が好ましい。すなわち、パイプ形状の熱発電デバイスは円筒状であることが好ましい。
図7に示されるように、複数の第1カップ状部材11および複数の第2カップ状部材12は交互に繰り返し配置される。その後、図8および図9に示されるように、その一端および他端にそれぞれ第1電極15および第2電極16が接合され、パイプ形状の熱発電デバイスを製造する。図9は図8の分解図である。
図8および図9に示される手順に代えて、以下のように第1電極15および第2電極16を接合し得る。図7の後、図10に示されるように、その一端の一部および他端の一部をカットし、当該一端および他端を平坦にする。その後、図11に示されるように、板状の第1電極15および板状の第2電極16をそれぞれ一端および他端に接合し、パイプ形状の熱発電デバイスを製造する。
以下、このようなパイプ形状の熱発電デバイスを具備するガスセンサを、図13を参照しながら説明する。図13は、図1に示されるパイプ形状の熱発電デバイスの断面図を示す。
図13に示されるように、触媒層19は、内部貫通孔18の内面に設けられている。図13では、触媒層19によって、内部貫通孔18の内面が被覆されている。内部貫通孔18の内面の全部が触媒層19によって被覆される必要はない。言い換えれば、内部貫通孔18の内面の一部が触媒層19によって被覆され得る。
検出または測定されるガスが水素である場合、触媒層19は白金又はパラジウムを含有するセラミックスからなる。セラミックスの好適な材料の例はアルミナである。
検出または測定されるガスがCOまたはNOである場合、触媒層19は白金又はパラジウムを含有するセラミックスからなる。セラミックスの好適な材料の例は酸化錫またはジルコニアである。
検出または測定されるガスが水素である場合、触媒層19は白金層又はパラジウム層からなる。この場合、図14に示されるように、内部貫通孔18および触媒層19の間に電気絶縁層21が挟まれる。
触媒層19はヒータにより加熱され、触媒層19の活性を増加させる。このことは、ガスの検出およびガスの濃度測定の正確性を向上する。ヒータは、内部貫通孔18の内側または外側に配置され得る。
次に、ガスセンサを用いてガスを検出する方法を以下、説明する。
図15に示されるように、検出されるガスを含有する流体84が内部貫通孔18に流される。ガスは触媒層に吸着され、触媒層19が熱を発生する。その結果、温度差がパイプ型熱発電デバイスの内面および外面の間に生じる。この温度差は、パイプ型熱発電デバイスにより第1電極15および第2電極16の間に生じる電圧差に変換される。このように、流体84が検出されるガスを含有すれば、第1電極15および第2電極16の間に電圧差が生じる。逆に、流体84が検出されるガスを含有しなければ、第1電極15および第2電極16の間に電圧差が生じない。
図15では、電灯87が第1電極15および第2電極16の間に電気的に接続されている。電圧差は、電灯87を点灯させる。電灯87に代え、ブザーが用いられ得る。電灯87およびブザーは、報知部として機能する。本実施の形態によるガス検出器は、ガスセンサおよび報知部を具備する。
ガスセンサを用いて流体に含有されるガスの濃度を測定する方法を以下、説明する。
図16に示されるように、本実施の形態によるガス濃度測定器は、記憶部89、演算部88、およびガスセンサを具備する。図15の場合と同様に、流体84が内部貫通孔18に流され、電圧差が生じる。後述される実施例から明らかなように、本発明者らは、電圧差はガスの濃度に比例する関係を見出している。当該関係は、記憶部89に格納されている。演算部88は、第1電極15および第2電極16に電気的に接続されている。演算部88は、これらの電極の間に生じた電圧差に基づいて、前記記憶部89を参照しながら、ガスの濃度を算出する。このように算出されたガスの濃度は、ディスプレーまたはスピーカー(いずれも不図示)に出力され得る。
図12に示されるように、パイプ形状の熱発電デバイス81には、軸方向に沿って溝20が形成され得る。溝20は中空であり得るが、溝20には必要に応じて絶縁体が充填され得る。溝20の角度θは1度以上10度以下が好ましい。
(実施例)
以下の実施例に言及しながら、本発明をさらにより詳細に説明する。
(実施例1A)
以下の表1に従って、図9に示されるパイプ形状の熱発電デバイス81を得た。
Figure 0004942859
パイプ形状の熱発電デバイス81の各端部はナットにより締め付けられた。当該ナットおよび第1電極15の間にはインコネル製のバネが挿入された。パイプ形状の熱発電デバイス81は当該バネにより軸方向に圧縮されながら、管状の炉の中に入れられた。パイプ形状の熱発電デバイス81は500℃で2時間、加熱された。
加熱後、パイプ形状の熱発電デバイス81を室温まで冷却した。このようにして、およそ7ミリメートルの外径、およそ5ミリメートルの内径、および500ミリメートルの長さを有するパイプ形状の熱発電デバイス81を得た。得られたパイプ形状の熱発電デバイス81を5つの部分に切断した。各部分は、100ミリメートルの長さを有していた。
塩化白金水溶液にアルミナ粉末を添加し、触媒溶液を調製した。触媒溶液をエタノールに添加し、ペーストを調製した。当該ペーストを内部貫通孔18の内面に塗布した。続いて、このようにして得られたパイプ形状の熱発電デバイス81を200℃で焼結させ、ガスセンサを得た。
水素および窒素の混合ガスを内部貫通孔18に供給し、第1電極15および第2電極16の間に生じる電圧差をナノボルトメーターを用いて測定した。以下の表2は水素の濃度および生じた電圧差を示す。
(実施例1B〜1C)
θ1=θ2=30または60としたこと以外は、実施例1Aと同一の実験を行った。
Figure 0004942859
表2から明らかなように、電圧差は水素濃度に比例した。
実施例1A〜1Cにより得られたガスセンサの応答時間を測定した。表3は結果を示す。応答時間は、以下の等式(I)により求めた。本発明者らの実験によれば、応答時間は水素濃度に関係しなかった。
応答時間=測定の開始から、電圧差が定常状態において生じる電圧差の63.2%に等しくなる時点までに要した時間
Figure 0004942859
表3から明らかなように、応答時間は4.5秒以下という非常に短い時間であった。
(実施例2A〜2C)
以下の表4に従って、実施例1A〜1Cの場合と同様に、ガスセンサを得た。実施例1A〜1Cとは異なり、実施例2A〜2Cでは、第1カップ状部材11の材料はニッケルであった。結果を表5および表6に示す。
Figure 0004942859
Figure 0004942859
Figure 0004942859
(実施例3A〜3C)
以下の表7に従って、実施例1A〜1Cの場合と同様に、ガスセンサを得た。実施例1A〜1Cとは異なり、実施例3A〜3Cでは、第2カップ状部材12の材料はPbTeであった。結果を表8および表9に示す。
Figure 0004942859
Figure 0004942859
Figure 0004942859
(実施例4A〜4C)
以下の表10に従って、実施例1A〜1Cの場合と同様に、ガスセンサを得た。実施例1A〜1Cとは異なり、実施例4A〜4Cでは、第1カップ状部材および第2カップ状部材の材料はそれぞれニッケルおよびPbTeであった。結果を表11および表12に示す。
Figure 0004942859
Figure 0004942859
Figure 0004942859
(実施例5A〜5C)
以下の表13に従って、実施例1A〜1Cの場合と同様に、ガスセンサを得た。実施例1A〜1Cとは異なり、実施例5A〜5Cでは、第2カップ状部材の材料はビスマスであった。結果を表14および表15に示す。
Figure 0004942859
Figure 0004942859
Figure 0004942859
(実施例6A〜6C)
以下の表16に従って、実施例1A〜1Cの場合と同様に、ガスセンサを得た。実施例1A〜1Cとは異なり、実施例6A〜6Cでは、第1カップ状部材および第2カップ状部材の材料はそれぞれニッケルおよびビスマスであった。結果を表17および表18に示す。
Figure 0004942859
Figure 0004942859
Figure 0004942859
(比較例1)
特許文献1に従って、ガスセンサを得た。具体的には、800ナノメートルの厚みを有するSiGe薄膜を、アルミナ基板上にスパッタリング法により形成した。当該アルミナ基板は、長さ20ミリメートル、幅10ミリメートル、厚み0.5ミリメートルであった。SiGe薄膜の両端にインジウム薄膜を貼り付け、電極を形成した。さらに、図17に示すように、SiGe薄膜の表面の半分に触媒層を塗布した。当該触媒層は実施例1Aのそれと同じように形成された。
表19および表20は、このようにして得られたガスセンサの特性を示す。
Figure 0004942859
Figure 0004942859
当業者は、実施例1A〜6Cによるガスセンサが、比較例1によるガスセンサよりも優れていることを容易に理解するであろう。
本発明によるガスセンサは、水素ガス濃度を調整するため、または水素ガスの漏れを検出するために用いられる。一例として、本発明によるガスセンサは燃料電池に組み込まれる。

Claims (72)

  1. ガスセンサを用いて、流体に含有されるガスを検出する方法であって、以下を具備する:
    前記ガスセンサを用意する工程(a)、ここで
    前記ガスセンサは、触媒層およびパイプ形状の熱発電デバイスを具備し、
    前記パイプ形状の熱発電デバイスは、以下を具備し、
    前記パイプ形状の熱発電デバイスの軸方向に沿った内部貫通孔、
    金属からなる複数の第1カップ状部材、
    熱電変換材料からなる複数の第2カップ状部材、
    第1電極、および
    第2電極、ここで、
    前記複数の第1カップ状部材および前記複数の第2カップ状部材は前記軸方向に沿って交互に繰り返し配置されており、
    前記第1電極および前記第2電極は、それぞれ、前記パイプ形状の熱発電デバイスの一端および他端に設けられており、
    各第1カップ状部材は第1内面および第1外面を具備し、
    各第1カップ状部材は下端に第1貫通孔を具備し、
    各第1カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
    各第2カップ状部材は第2内面および第2外面を具備し、
    各第2カップ状部材は下端に第2貫通孔を具備し、
    各第2カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
    前記内部貫通孔は、複数の第1貫通孔および複数の第2貫通孔から構成されており、
    各第1カップ状部材の第1外面が、隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面に密着するように、各第1カップ状部材は前記隣接する一方の第2カップ状部材に挿入されており、
    各第1カップ状部材の第1内面が、隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面に密着するように、前記隣接する他方の第2カップ状部材は各第1カップ状部材に挿入されており、そして
    前記触媒層は、前記内部貫通孔の内面に設けられており;
    前記内部貫通孔に前記流体を供給して、前記第1電極および前記第2電極の間に電圧差を発生させる工程(b);および
    前記電圧差に基づいて、前記流体に含有されるガスを検出する工程(c)。
  2. 請求項1の方法であって、
    前記金属は、ニッケル、コバルト、銅、アルミ、銀、金、またはこれらの合金である。
  3. 請求項2の方法であって、
    前記金属は、ニッケル、コバルト、銅、またはアルミである。
  4. 請求項1の方法であって、
    前記熱電変換材料は、Bi、Bi2Te3、またはPbTeである。
  5. 請求項1の方法であって、
    前記熱電変換材料は、SbまたはSeを含有する、Bi2Te3である。
  6. 請求項1の方法であって、
    各第1カップ状部材の第1外面は、前記隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面に接しており、そして
    各第1カップ状部材の第1内面は、前記隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面に接している。
  7. 請求項1の方法であって、
    各第1カップ状部材の第1外面および前記隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面の間にハンダが供給されており、そして
    各第1カップ状部材の第1内面および前記隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面の間にハンダが供給されている。
  8. 請求項1の方法であって、以下の数式が充足される:
    10度≦θ1≦60度
    10度≦θ2≦60度、および
    θ1=θ2
    ここで、
    θ1は前記第1カップ状部材の断面積が減少している部分および前記第1カップ状部材の軸方向によって形成される角度を表し、そして
    θ2は前記第2カップ状部材の断面積が減少している部分および前記第2カップ状部材の軸方向によって形成される角度を表す。
  9. 請求項1の方法であって、
    前記ガスは水素であり、
    前記触媒層は、白金またはパラジウムからなり、そして
    前記内部貫通孔および前記触媒層の間には、電気絶縁層が挟まれている。
  10. 請求項1の方法であって、
    前記ガスは水素であり、そして
    前記触媒層は、白金またはパラジウムを含有するセラミックスからなる。
  11. 請求項10の方法であって、
    前記セラミックスはアルミナからなる。
  12. 請求項1の方法であって、
    前記ガスはCOまたはNOxであり、
    前記触媒層は、白金またはパラジウムを含有するセラミックスからなる。
  13. 請求項12の方法であって、
    前記セラミックスは酸化錫またはジルコニアからなる。
  14. 請求項1の方法であって、
    軸方向に沿って溝が形成されている。
  15. ガスセンサを用いて、流体に含有されるガスの濃度を測定する方法であって、以下を具備する:
    前記ガスセンサを用意する工程(a)、ここで
    前記ガスセンサは、触媒層およびパイプ形状の熱発電デバイスを具備し、
    前記パイプ形状の熱発電デバイスは、以下を具備し、
    前記パイプ形状の熱発電デバイスの軸方向に沿った内部貫通孔、
    金属からなる複数の第1カップ状部材、
    熱電変換材料からなる複数の第2カップ状部材、
    第1電極、および
    第2電極、ここで、
    前記複数の第1カップ状部材および前記複数の第2カップ状部材は前記軸方向に沿って交互に繰り返し配置されており、
    前記第1電極および前記第2電極は、それぞれ、前記パイプ形状の熱発電デバイスの一端および他端に設けられており、
    各第1カップ状部材は第1内面および第1外面を具備し、
    各第1カップ状部材は下端に第1貫通孔を具備し、
    各第1カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
    各第2カップ状部材は第2内面および第2外面を具備し、
    各第2カップ状部材は下端に第2貫通孔を具備し、
    各第2カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
    前記内部貫通孔は、複数の第1貫通孔および複数の第2貫通孔から構成されており、
    各第1カップ状部材の第1外面が、隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面に密着するように、各第1カップ状部材は前記隣接する一方の第2カップ状部材に挿入されており、
    各第1カップ状部材の第1内面が、隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面に密着するように、前記隣接する他方の第2カップ状部材は各第1カップ状部材に挿入されており、そして
    前記触媒層は、前記内部貫通孔の内面に設けられており;
    前記内部貫通孔に前記流体を供給し、前記第1電極および前記第2電極の間に電圧差を発生させる工程(b);および
    前記電圧差に基づいて、前記流体に含有されるガスの濃度を算出する工程(c)。
  16. 請求項15の方法であって
    前記ガスの濃度が前記電圧差に比例する。
  17. 請求項15の方法であって、
    前記金属は、ニッケル、コバルト、銅、アルミ、銀、金、またはこれらの合金である。
  18. 請求項17の方法であって、
    前記金属は、ニッケル、コバルト、銅、またはアルミである。
  19. 請求項15の方法であって、
    前記熱電変換材料は、Bi、Bi2Te3、またはPbTeである。
  20. 請求項15の方法であって、
    前記熱電変換材料は、SbまたはSeを含有する、Bi2Te3である。
  21. 請求項15の方法であって、
    各第1カップ状部材の第1外面は、前記隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面に接しており、そして
    各第1カップ状部材の第1内面は、前記隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面に接している。
  22. 請求項15の方法であって、
    各第1カップ状部材の第1外面および前記隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面の間にハンダが供給されており、そして
    各第1カップ状部材の第1内面および前記隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面の間にハンダが供給されている。
  23. 請求項15の方法であって、以下の数式が充足される:
    10度≦θ1≦60度
    10度≦θ2≦60度、および
    θ1=θ2
    ここで、
    θ1は前記第1カップ状部材の断面積が減少している部分および前記第1カップ状部材の軸方向によって形成される角度を表し、そして
    θ2は前記第2カップ状部材の断面積が減少している部分および前記第2カップ状部材の軸方向によって形成される角度を表す。
  24. 請求項15の方法であって、
    前記ガスは水素であり、
    前記触媒層は、白金またはパラジウムからなり、そして
    前記内部貫通孔および前記触媒層の間には、電気絶縁層が挟まれている。
  25. 請求項15の方法であって、
    前記ガスは水素であり、そして
    前記触媒層は、白金またはパラジウムを含有するセラミックスからなる。
  26. 請求項25の方法であって、
    前記セラミックスはアルミナからなる。
  27. 請求項15の方法であって、
    前記ガスはCOまたはNOxであり、
    前記触媒層は、白金またはパラジウムを含有するセラミックスからなる。
  28. 請求項27の方法であって、
    前記セラミックスは酸化錫またはジルコニアからなる。
  29. 請求項15の方法であって、
    軸方向に沿って溝が形成されている。
  30. 流体に含有されるガスを検出するガス検出器であって、以下を具備する:
    ガスセンサ;および
    報知部、ここで
    前記ガスセンサは、触媒層およびパイプ形状の熱発電デバイスを具備し、
    前記パイプ形状の熱発電デバイスは、以下を具備し、
    前記パイプ形状の熱発電デバイスの軸方向に沿った内部貫通孔、
    金属からなる複数の第1カップ状部材、
    熱電変換材料からなる複数の第2カップ状部材、
    第1電極、および
    第2電極、ここで、
    前記複数の第1カップ状部材および前記複数の第2カップ状部材は前記軸方向に沿って交互に繰り返し配置されており、
    前記第1電極および前記第2電極は、それぞれ、前記パイプ形状の熱発電デバイスの一端および他端に設けられており、
    各第1カップ状部材は第1内面および第1外面を具備し、
    各第1カップ状部材は下端に第1貫通孔を具備し、
    各第1カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
    各第2カップ状部材は第2内面および第2外面を具備し、
    各第2カップ状部材は下端に第2貫通孔を具備し、
    各第2カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
    前記内部貫通孔は、複数の第1貫通孔および複数の第2貫通孔から構成されており、
    各第1カップ状部材の第1外面が、隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面に密着するように、各第1カップ状部材は前記隣接する一方の第2カップ状部材に挿入されており、
    各第1カップ状部材の第1内面が、隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面に密着するように、前記隣接する他方の第2カップ状部材は各第1カップ状部材に挿入されており、そして
    前記触媒層は、前記内部貫通孔の内面に設けられており、そして
    前記報知部は、前記第1電極および前記第2電極の間に電圧差が生じたときに、ガスが検出されたことを報知する。
  31. 請求項30のガス検出器であって、
    前記金属は、ニッケル、コバルト、銅、アルミ、銀、金、またはこれらの合金である。
  32. 請求項31のガス検出器であって、
    前記金属は、ニッケル、コバルト、銅、またはアルミである。
  33. 請求項30のガス検出器であって、
    前記熱電変換材料は、Bi、Bi2Te3、またはPbTeである。
  34. 請求項30のガス検出器であって、
    前記熱電変換材料は、SbまたはSeを含有する、Bi2Te3である。
  35. 請求項30のガス検出器であって、
    各第1カップ状部材の第1外面は、前記隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面に接しており、そして
    各第1カップ状部材の第1内面は、前記隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面に接している。
  36. 請求項30のガス検出器であって、
    各第1カップ状部材の第1外面および前記隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面の間にハンダが供給されており、そして
    各第1カップ状部材の第1内面および前記隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面の間にハンダが供給されている。
  37. 請求項30のガス検出器であって、以下の数式が充足される:
    10度≦θ1≦60度
    10度≦θ2≦60度、および
    θ1=θ2
    ここで、
    θ1は前記第1カップ状部材の断面積が減少している部分および前記第1カップ状部材の軸方向によって形成される角度を表し、そして
    θ2は前記第2カップ状部材の断面積が減少している部分および前記第2カップ状部材の軸方向によって形成される角度を表す。
  38. 請求項30のガス検出器であって、
    前記ガスは水素であり、
    前記触媒層は、白金またはパラジウムからなり、そして
    前記内部貫通孔および前記触媒層の間には、電気絶縁層が挟まれている。
  39. 請求項30のガス検出器であって、
    前記ガスは水素であり、そして
    前記触媒層は、白金またはパラジウムを含有するセラミックスからなる。
  40. 請求項39のガス検出器であって、
    前記セラミックスはアルミナからなる。
  41. 請求項30のガス検出器であって、
    前記ガスはCOまたはNOxであり、
    前記触媒層は、白金またはパラジウムを含有するセラミックスからなる。
  42. 請求項41のガス検出器であって、
    前記セラミックスは酸化錫またはジルコニアからなる。
  43. 請求項30のガス検出器であって、
    軸方向に沿って溝が形成されている。
  44. 流体に含有されるガスの濃度を測定するガス濃度測定器であって、以下を具備する:
    ガスセンサ;
    記憶部;および
    演算部、ここで
    前記ガスセンサは、触媒層およびパイプ形状の熱発電デバイスを具備し、
    前記パイプ形状の熱発電デバイスは、以下を具備し、
    前記パイプ形状の熱発電デバイスの軸方向に沿った内部貫通孔、
    金属からなる複数の第1カップ状部材、
    熱電変換材料からなる複数の第2カップ状部材、
    第1電極、および
    第2電極、ここで、
    前記複数の第1カップ状部材および前記複数の第2カップ状部材は前記軸方向に沿って交互に繰り返し配置されており、
    前記第1電極および前記第2電極は、それぞれ、前記パイプ形状の熱発電デバイスの一端および他端に設けられており、
    各第1カップ状部材は第1内面および第1外面を具備し、
    各第1カップ状部材は下端に第1貫通孔を具備し、
    各第1カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
    各第2カップ状部材は第2内面および第2外面を具備し、
    各第2カップ状部材は下端に第2貫通孔を具備し、
    各第2カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
    前記内部貫通孔は、複数の第1貫通孔および複数の第2貫通孔から構成されており、
    各第1カップ状部材の第1外面が、隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面に密着するように、各第1カップ状部材は前記隣接する一方の第2カップ状部材に挿入されており、
    各第1カップ状部材の第1内面が、隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面に密着するように、前記隣接する他方の第2カップ状部材は各第1カップ状部材に挿入されており、そして
    前記触媒層は、前記内部貫通孔の内面に設けられており、そして
    前記記憶部は、前記第1電極および前記第2電極の間に生じた電圧差と、前記ガスの濃度との間の関係を記憶し、
    前記演算部は、前記第1電極および前記第2電極の間に電気的に接続されており、
    前記演算部は、前記記憶部を参照しながら、前記第1電極および前記第2電極の間に生じた電圧差に基づいて前記ガスの濃度を算出する。
  45. 請求項44のガス濃度測定器であって、
    前記ガスの濃度が前記電圧差に比例する。
  46. 請求項44のガス濃度測定器であって、
    前記金属は、ニッケル、コバルト、銅、アルミ、銀、金、またはこれらの合金である。
  47. 請求項46のガス濃度測定器であって、
    前記金属は、ニッケル、コバルト、銅、またはアルミである。
  48. 請求項44のガス濃度測定器であって、
    前記熱電変換材料は、Bi、Bi2Te3、またはPbTeである。
  49. 請求項44のガス濃度測定器であって、
    前記熱電変換材料は、SbまたはSeを含有する、Bi2Te3である。
  50. 請求項44のガス濃度測定器であって、
    各第1カップ状部材の第1外面は、前記隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面に接しており、そして
    各第1カップ状部材の第1内面は、前記隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面に接している。
  51. 請求項44のガス濃度測定器であって、
    各第1カップ状部材の第1外面および前記隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面の間にハンダが供給されており、そして
    各第1カップ状部材の第1内面および前記隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面の間にハンダが供給されている。
  52. 請求項44のガス濃度測定器であって、以下の数式が充足される:
    10度≦θ1≦60度
    10度≦θ2≦60度、および
    θ1=θ2
    ここで、
    θ1は前記第1カップ状部材の断面積が減少している部分および前記第1カップ状部材の軸方向によって形成される角度を表し、そして
    θ2は前記第2カップ状部材の断面積が減少している部分および前記第2カップ状部材の軸方向によって形成される角度を表す。
  53. 請求項44のガス濃度測定器であって、
    前記ガスは水素であり、
    前記触媒層は、白金またはパラジウムからなり、そして
    前記内部貫通孔および前記触媒層の間には、電気絶縁層が挟まれている。
  54. 請求項44のガス濃度測定器であって、
    前記ガスは水素であり、そして
    前記触媒層は、白金またはパラジウムを含有するセラミックスからなる。
  55. 請求項54のガス濃度測定器であって、
    前記セラミックスはアルミナからなる。
  56. 請求項44のガス濃度測定器であって、
    前記ガスはCOまたはNOxであり、
    前記触媒層は、白金またはパラジウムを含有するセラミックスからなる。
  57. 請求項56のガス濃度測定器であって、
    前記セラミックスは酸化錫またはジルコニアからなる。
  58. 請求項44のガス濃度測定器であって、
    軸方向に沿って溝が形成されている。
  59. ガスセンサであって、以下を具備する:
    触媒層;および
    パイプ形状の熱発電デバイス、ここで
    前記パイプ形状の熱発電デバイスは、以下を具備し、
    前記パイプ形状の熱発電デバイスの軸方向に沿った内部貫通孔、
    金属からなる複数の第1カップ状部材、
    熱電変換材料からなる複数の第2カップ状部材、
    第1電極、および
    第2電極、ここで、
    前記複数の第1カップ状部材および前記複数の第2カップ状部材は前記軸方向に沿って交互に繰り返し配置されており、
    前記第1電極および前記第2電極は、それぞれ、前記パイプ形状の熱発電デバイスの一端および他端に設けられており、
    各第1カップ状部材は第1内面および第1外面を具備し、
    各第1カップ状部材は下端に第1貫通孔を具備し、
    各第1カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
    各第2カップ状部材は第2内面および第2外面を具備し、
    各第2カップ状部材は下端に第2貫通孔を具備し、
    各第2カップ状部材の断面積は、その下端の方向に減少しており、
    前記内部貫通孔は、複数の第1貫通孔および複数の第2貫通孔から構成されており、
    各第1カップ状部材の第1外面が、隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面に密着するように、各第1カップ状部材は前記隣接する一方の第2カップ状部材に挿入されており、
    各第1カップ状部材の第1内面が、隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面に密着するように、前記隣接する他方の第2カップ状部材は各第1カップ状部材に挿入されており、そして
    前記触媒層は、前記内部貫通孔の内面に設けられている。
  60. 請求項59のガスセンサであって、
    前記金属は、ニッケル、コバルト、銅、アルミ、銀、金、またはこれらの合金である。
  61. 請求項60のガスセンサであって、
    前記金属は、ニッケル、コバルト、銅、またはアルミである。
  62. 請求項59のガスセンサであって、
    前記熱電変換材料は、Bi、Bi2Te3、またはPbTeである。
  63. 請求項59のガスセンサであって、
    前記熱電変換材料は、SbまたはSeを含有する、Bi2Te3である。
  64. 請求項59のガスセンサであって、
    各第1カップ状部材の第1外面は、前記隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面に接しており、そして
    各第1カップ状部材の第1内面は、前記隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面に接している。
  65. 請求項59のガスセンサであって、
    各第1カップ状部材の第1外面および前記隣接する一方の第2カップ状部材の第2内面の間にハンダが供給されており、そして
    各第1カップ状部材の第1内面および前記隣接する他方の第2カップ状部材の第2外面の間にハンダが供給されている。
  66. 請求項59のガスセンサであって、以下の数式が充足される:
    10度≦θ1≦60度
    10度≦θ2≦60度、および
    θ1=θ2
    ここで、
    θ1は前記第1カップ状部材の断面積が減少している部分および前記第1カップ状部材の軸方向によって形成される角度を表し、そして
    θ2は前記第2カップ状部材の断面積が減少している部分および前記第2カップ状部材の軸方向によって形成される角度を表す。
  67. 請求項59のガスセンサであって、
    前記ガスは水素であり、
    前記触媒層は、白金またはパラジウムからなり、そして
    前記内部貫通孔および前記触媒層の間には、電気絶縁層が挟まれている。
  68. 請求項59のガスセンサであって、
    前記ガスは水素であり、そして
    前記触媒層は、白金またはパラジウムを含有するセラミックスからなる。
  69. 請求項68のガスセンサであって、
    前記セラミックスはアルミナからなる。
  70. 請求項59のガスセンサであって、
    前記ガスはCOまたはNOxであり、
    前記触媒層は、白金またはパラジウムを含有するセラミックスからなる。
  71. 請求項70のガスセンサであって、
    前記セラミックスは酸化錫またはジルコニアからなる。
  72. 請求項59のガスセンサであって、
    軸方向に沿って溝が形成されている。
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