JP4939964B2 - 画像表示素子 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD)パネル、プラズマディスプレイパネル(PDP)、エレクトロルミネッセント(EL)ディスプレイパネル等を多数配列して構成する大型画像表示装置を構成する画像表示素子に関するものである。
大型ディスプレイは、低価格で高性能を実現するために、画像表示素子(又は、表示ユニット)としての平面ディスプレイ(例えば、LCDパネル、PDP、ELディスプレイパネル等)をマトリクス状に複数枚配列する方式が採用されている。このような大型ディスプレイを構成する従来の画像表示素子の一例を図16に示す。図16は、画像表示素子の配列の一部(2枚配列)を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。
画像表示素子20は、ガラス板等からなる前面パネル21と裏面パネル22とを有する。前面パネル21と裏面パネル22とは、所定の間隔をあけて対向させ、その間に、複数の画素23と、それらを制御するための複数の電極(図示せず)とを配置して発光層(又は液晶層)を形成し、周囲を封止部24で封止している。
電極に電圧を印加するための引出線を、画像表示素子20の周囲、すなわち隣接する画像表示素子20の継ぎ目部25から引き出す場合は引出し代が必要である。継ぎ目部25における隣接する画像表示素子20の画素23の間隔Gaが、同一の画像表示素子内における画素の間隔Gbより大きくなると、継ぎ目部25が目立ってしまう。
そこで、図(b)の拡大図に示すように、裏面パネル22を2分割して中央部にギャップ26を設け、そのギャップ26部に電極に対応させた端子27を備え、この端子27に電極ピンあるいは図のような引出線28を接続して裏面パネルの外側に引き出すようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−251571号公報(第3頁、図2−図4)
特許文献1に示す従来の画像表示素子では、裏面パネル22に形成したギャップ26から電極の引出線28を引き出すようにしたので、画像表示素子20の継ぎ目部25を目立ち難くする構造としては有効であるが、狭いギャップ26の間に存在する多数の端子27に引出線28を接続して配線層と接続するようになっているため、端子27との接続が煩雑となり、また、引出し方法が複雑で作業性が悪いという問題点があった。
この発明は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、画像表示素子をマトリクス状に複数枚配列したときに継ぎ目部の幅を狭くして画像表示素子及び画像の高輝度化及び高解像度化を達成しながら、電極の引出しを簡素化した画像表示素子およびその製造方法を提供することを目的とする。
この発明に係わる画像表示素子は、前面パネルと、前面パネルに対向する裏面パネルと、両パネル間にマトリクス状に配置されて表示又は非表示の状態が選択される複数の画素と、この画素を制御する複数の電極とを有し、両パネルが画素及び電極を挟んで貼り合わされて構成される画像表示素子において、裏面パネルは、隣り合う2つの画素列の間で分割されてその分割部に隙間が形成され、隙間に位置する前面パネル側に電極に繋がる電極端子が配置され、裏面パネルの裏面側に駆動回路を含む基板が設けられ、基板の駆動回路の出力端子部から引き出されたフレキシブルプリント基板の先端部に、隙間に嵌合する突起部が設けられ、隙間において突起部と電極端子とが異方性導電フィルムにより接合されているものである。
この発明の画像表示素子によれば、前面パネルと裏面パネルと間に画素及び電極を挟んで貼り合わされて構成された画像表示素子において、裏面パネルは、隣り合う2つの画素列の間で分割されてその分割部に隙間が形成され、隙間に位置する前面パネル側に電極に繋がる電極端子が配置され、裏面パネルの裏面側に駆動回路を含む基板が設けられ、基板の駆動回路の出力端子部から引き出されたフレキシブルプリント基板の先端部に、隙間に嵌合する突起部が設けられ、隙間において突起部と電極端子とが異方性導電フィルムにより接合されているので、狭いスペースから簡単な方法で電極の引出しが可能となり、画像表示素子間の目地幅が広がるのが解消されて、画像表示素子を配列して大画面を構成する場合、目地縮小により画質が改善される。また、電極配線の引出しが簡素化され、コストが削減される。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による画像表示素子を示す斜視図であり、図2は図1の要部拡大図である。この画像表示素子がマトリクス状に多数配列されて、大画面の平面ディスプレイが構成される。画像表示素子の表示デバイスとしては、例えば、LCDパネル、PDP、ELディスプレイパネル等である。なお、図は画像表示素子を背面から見たところを示している。
図1に示すように、画像表示素子は、ガラス板等からなる前面パネル1と、同じくガラス板等からなり前面パネル1に対向する裏面パネル2と、両パネル間にマトリクス状に配置されて表示又は非表示の状態が選択される複数の画素(図示せず)と、この画素を制御する複数の電極(図示せず)とを有し、両パネル1,2が画素及び電極を挟んで貼り合わされて構成されている。
裏面パネル2は、隣り合う2つの画素列の間で分割されてその分割部に隙間3が形成されている。図では、分かりやすいように隙間3を拡大して表示しているが実際は微小隙間である。また、画素はマトリクス状に配置されているので、画素間をいうとき、横方向の画素行間と縦方向の画素列間が存在するが、両方を含めて「隣り合う2つの画素列」とする。
なお、裏面パネル2は中央部で2分割したものを示しているが、分割数と分割位置はこれに限定するものではない。裏面パネル2を3分割以上にしてもよく、分割する位置も、隣接する画素の間であれば他の位置であってもよい。
隙間3に位置する前面パネル1側には、電極に繋がる複数の電極端子4が配置されている。電極端子4は、例えば、電極と同じ材料で同時に形成されたものであり、隙間から露出させている。
一方、裏面パネル2の裏面2a(表面パネルとの対向面の裏側を「裏面」と称する。以下同じ)と隙間3の端部2bには、金属膜配線5が形成されている。金属膜配線5は、例えば、厚膜印刷等によって形成されるものである。裏面2a側の金属膜配線5の端部にコネクタ6を接続している。このコネクタ6を介して外部の駆動回路に接続される。
配線部の詳細を図2に示す。図のように、裏面パネル2を前面パネル1に貼り合わせた状態で、裏面パネル2の端部2bの金属膜配線5が前面パネル1側の電極端子4に垂直に当接するように、電極端子4と金属膜配線5の位置を合わせて形成されている。両パネル1,2を貼り合わせた状態で当接部分に半田7を塗布し、局部的に加熱して半田7を溶かして接合する。
このように、配線を金属膜にすることで、半田付けが適用できる。特に裏面パネル2と前記前面パネル1を高精度で張合わせると、金属膜配線5と電極端子4が近接し、半田付けが容易になり、従来の引き出し線による配線に比べて、配線の信頼性が高くなる。また、半田付けは、狭いスペースにおける配線が可能なことから、隙間を狭くできる。
以上の説明では、分割した裏面パネル2の隙間3において、電極端子4と金属膜配線5とを接続したものであるが、この接続は裏面パネル2の隙間3以外にも適用できる。
図3は、前面パネル1の外周端部から電極端子4を引き出した場合の電極接続部を示す斜視図である。裏面パネル2を前面パネル1よりわずかに小さくし、重ねたときに端部に段差部1aを形成するようにし、この段差部1aに電極端子4を露出させ、電極端子4と裏面パネル2の端部2bに形成した金属膜配線5を当接させ、半田付けによって接合するものである。
配線を金属膜にすることによって、引き出し線の飛び出しが抑制され、端子の引出しに必要な電極引出し代を短縮できることから、端部から電極を引出す場合でも、引き出し線によって引き出す場合に比べ、画像表示素子の継ぎ目部の寸法の短縮が可能となる。
上述のような画像表素子の電極構造において、裏面パネル2は一般にガラスで構成される。金属膜配線5として、例えばAgペーストを使用すると塗布後の焼成が必要となるが、例えば、有機ELのように加熱を適用できないような表示デバイスもある。
そこで、次に、これらを考慮し、図1,2に示すような画像表示素子の製造方法について説明する。
表示デバイスとして、例えば有機EL素子が使用されたものを想定し、金属膜配線として、例えばAgペーストを使用する場合を想定して説明する。有機ELでは製造工程における加熱などの熱工程は適用できないので以下のようにする。
先ず、前面パネル1に、有機EL素子と電極と電極に繋がる電極端子4を含む配線部とを形成しておく。
一方、裏面パネル2は、前面パネル1とは別工程とし、ガラス板からなる素材の裏面と側面に、例えば図2で示したような金属膜配線5を、Agペーストにより印刷して焼成する。
次に、両パネル1,2を重ね合わせて貼り合わせ、前面パネル1側の配線部の電極端子4と裏面パネル2側の金属膜配線5とを合わせて半田付けにより接合する。
このように、表面パネル1と裏面パネル2の製作を別工程にすると共に、電極端子4とAgペーストによる金属膜配線5とを半田により接合することで、狭いスペースでの配線の引出が可能となる。そして、半田を微細化することで局部的な加熱により配線を強固に接続することができるので、熱に弱い有機ELへの適用も可能となる。
なお、この方法は、有機EL素子の場合に限定するものではなく、他の表示デバイスの場合にも適用できるのは言うまでもない。
以上のように、本実施の形態の画像表示素子によれば、前面パネルと裏面パネルと間に画素及び電極を挟んで貼り合わされて構成された画像表示素子において、裏面パネルの裏面と端面とに金属膜配線を形成し、端面の金属膜配線とそれに対応させて前面パネル側に設けた電極端子とを半田付けにより接合したので、狭いスペースから簡単な構成で電極の配線引出しが可能となり、表示素子間の目地幅が広がるのが解消されて、画像表示素子を配列して大画面を構成する場合、画質が改善される。また、電極の引出しが簡素化され、コストが削減される。
また、本実施の形態の画像表示素子の製造方法によれば、前面パネルに画素と電極及びその配線部を形成する工程と、裏面パネルの裏面と端面とに金属膜配線を形成して焼成する工程と、前面パネルと裏面パネルを貼り合わせて前面パネルの配線部と裏面パネルの端面に形成した金属膜配線とを半田付けによって接合する工程とを有するので、両パネルを別工程で製作して張り合わせ配線を半田により接合することで、狭いスペースで電極端子から配線の引出しが可能となり、また、熱に弱い有機ELへの適用も可能となる。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2による画像表示素子を示す斜視図であり、図5は図4要部を切り出して示した要部拡大図である。表面パネル1と裏面パネル2とからなる画像表示素子の構造に関しては実施の形態1の図1と同等なので、同等部分は同一符号で示し、説明は省略して相違点を中心に説明する。
相違点は、裏面パネル2の裏面に、駆動回路を含む基板8が取り付けられている点である。基板8の取り付けは、図では裏面パネル2へ貼り付けた場合を示しているが、例えば、裏面パネル2の隙間部に別途支持部材を設けてその支持部材に取り付けるようにしても良い。
実施の形態1と同様に、裏面パネル2は互いに隣り合う2つの画素列の間で分割されており、分割部には隙間3が形成されている。また、隙間3に位置する前面パネル1側には電極に繋がる複数の電極端子4が配置されている。
電極端子4と対応するように、基板8の駆動回路の出力端子部9から導出された金属膜配線5が、裏面パネル2の裏面2aから隙間3側の端面2bに沿って形成されており、両パネル1,2が貼り合わされた状態で、金属膜配線5の先端と電極端子4との当接部を半田付けしている。
図5は端子接合部の拡大斜視図である。基板8の出力端子部9から引き出された金属膜配線5は、前面パネル1側の電極端子4に向けて、裏面パネル2の端面2bに配列して形成されており、この先端部を電極端子4に密着するように当接させ、当接部分に半田7を塗布する。確実な半田付けを実現するために、電極端子4の表面にNiなどの金属膜を形成している。塗布された半田7は、レーザーによる局部的加熱手段によって加熱され、半田7が溶融されて金属膜配線5と電極端子4が電気的に接合される。
以上のように、本実施の形態の発明によれば、裏面パネルを隣り合う2つの画素列の間で分割して隙間を形成し、隙間に位置する前面パネル側に電極に繋がる電極端子を配置し、裏面パネルの裏面側に駆動回路を含む基板を設け、基板の駆動回路の出力端子部から引き出した金属膜配線を裏面パネルの隙間側の端面に形成し、先端部を電極端子に当接させて半田付けにより接合したので、配線を金属膜にすることで、半田付けが容易になり、狭いスペースにおける配線が可能となって、コンパクトで強固な接続を実現し、高い信頼性が確保される。
実施の形態3.
図6は、この発明の実施の形態3による画像表示素子を示す斜視図であり、図7は図6のA−Aから見た断面図である。表面パネル1と裏面パネル2とからなる画像表示素子の基本構造に関しては実施の形態2の図4と同等なので、同等部分は同一符号で示し、説明は省略して相違点を中心に説明する。
相違点は、図6に示すように、基板8に設けられた駆動回路の出力端子部が、コネクタ6を介してフレキシブルプリント基板10(以下、FPCと略す)により引出されている点である。そのFPC10の先端部に突起部11が設けられ、その突起部11と、隙間3の前面パネル1側に設けられた電極端子4とが接合されているものである。
接続部の構造を、図7の拡大断面図によって更に詳しく説明する。FPC10先端部には、裏面パネル2の厚みと同程度の厚さの導電性の突起部11が設けられ、この突起部11と電極端子4との間に、異方性導電フィルム(anisotropic conductive film:以下ACFと略す)12を挿入している。接合は、突起部11を押圧して熱圧着することにより、直接ACF12で電極端子4に接着させている。
このとき、裏面パネル2の厚みを極力薄くすると(例えば0.3mm以下)、ACF12による熱圧着を更に容易に行うことができる。
以上のように、本実施の形態の発明によれば、裏面パネルを隣り合う2つの画素列の間で分割して隙間を形成し、隙間に位置する前面パネル側に電極に繋がる電極端子を配置し、裏面パネルの裏面側に駆動回路を含む基板を設け、基板の駆動回路の出力端子部から引き出したFPCの先端部に突起部を設け、突起部と電極端子とをACFによって接合したので、接合作業を簡素化でき、かつ、接合の確実性を高め、信頼性の高い画像表示素子を提供できる。
実施の形態4.
図8は、実施の形態4による画像表示素子の斜視図であり、図9は図8のB−Bから見た拡大断面図である。また、図10は、実施の形態4による画像表示素子の他の例を示す斜視図である。表面パネル1と裏面パネル2とからなる画像表示素子の基本構造に関しては実施の形態3の図6と同等なので、同等部分は同一符号で示し、説明は省略して相違点を中心に説明する。
相違点は、図8に示すように、駆動回路の出力端子部がコネクタ6を介してFPC13により引き出されたその先端部の形状である。
図9の拡大断面図に示すように、FPC13の先端部を、裏面パネル2の隙間3へ挿入可能な幅で、成型によりほぼ直角に折り曲げて電極接続部13aを形成し、その端面をACF12によって前面パネル1側の電極端子4に熱圧着している。FPC13の他の端部は、図8に示すようにコネクタ6に接続され、コネクタ6を介して基板8の駆動回路に接続されている。
図10は、FPCの先端部をほぼ直角に成型した他の例を示す斜視図である。図8と同様にFPCによる接続であるが、基板8側にはコネクタが無く、駆動回路の出力端子部9から直接FPC14によって引き出し、その先端部を隙間3へ挿入可能な幅で、ほぼ直角に折り曲げて電極接続部14aとし、ACF12によって前面パネル1側の電極端子4に熱圧着するものである。なお、出力端子部9とFPC14とは半田付けで接合されている。
FPC14は、図10に示すように個別に成型したものを、電極接続部14aをACF12で電極端子4に接合した後、他端側を基板8の出力端子部9に半田付けしたものでも良いが、図11のように、端部を一体で成型したFPC14の電極接続部14aをACF12にて電極端子4に熱圧着し、その後に一体部分14bを分離して個々に出力端子部9に接合するようにすれば、FPCの製作と接続作業が簡単となる。
以上のように、本実施の形態の発明によれば、裏面パネルを隣り合う2つの画素列の間で分割して隙間を形成し、隙間に位置する前面パネル側に電極に繋がる電極端子を配置し、裏面パネルの裏面側に駆動回路を含む基板を設け、駆動回路の出力端子部から引き出したFPCの先端部を隙間へ挿入可能な幅で直角に折り曲げて電極接続部を形成し、電極接続部と電極端子とをACFにより接合したので、狭いスペースでの接続を可能とし、接合作業を簡素化でき、かつ、接合の確実性を高め、信頼性の高い画像表示素子を提供できる。
実施の形態5.
図12は、実施の形態5による画像表示素子の概略的な側面断面図である。図13は図12のC−Cから見た断面図、図14は図13のD部の拡大断面図、図15は、図14のE−Eから見た断面図である。表面パネルと裏面パネルとからなる画像表示素子の構造に関しては実施の形態1の図1と同等なので、同等部分は同一符号で示し、説明は省略して相違点を中心に説明する。
本実施の形態では、実施の形態1と同様に、裏面パネル2の隙間3に位置する前面パネル側1には電極に繋がる電極端子4が配置されているが、相違点として、隙間3には更に支持部材16が設けられている。そして、裏面パネル2の裏面側に駆動回路を含む基板15が配置されているが、この基板15は分割された裏面パネル2毎に設けるのではなく、複数の裏面パネルの隙間を跨いで設けられ、支持部材16で支持されている。また、図12では支持部材16に隠れて見えていないが、基板15の電極端子4に対向する位置には、出力端子部17が形成されている。そして、電極端子4と出力端子部17との間に後述するコネクタ18が挿入され、基板15が加圧された状態で支持部材16に固定されることにより、コネクタ18を介し電極端子4と出力端子部17とが接合されている。
図12において、裏面パネル2は、例えば、0.7mm程度の厚みを持つ。また、分割された裏面パネル2の隙間3は、例えば、1mm以下である。基板15を固定するための支持部材16はその隙間3に設けられている。
以下、基板15と前面パネル1に設けた電極端子4との接続部を図14,図15によって説明する。
基板15のパネルに面する側で、隙間3に形成された電極端子4に対向する位置に、電極端子4に対応して、画素の表示/非表示を制御するための駆動回路の出力端子部17が配置されている。
コネクタ18は、図14に示すように、導電性と絶縁性のシリコンゴムを交互に配列して形成されている。そして、この配列ピッチを、前面パネル1側の電極端子4の配列ピッチ及び基板15側の出力端子部17の配列ピッチに一致させている。
太矢印で示すように、基板15を前面パネル1側に加圧して接触させることによって、電極端子4と出力端子部17とを電気的に接続することができる。基板15を前面パネル1側に加圧した状態で固定する方法としては、支持部材16に基板15を加圧した状態で半田付けする方法や、支持部材16にネジ加工して基板15をネジ止めする方法などが有効である。
以上のように、本実施の形態の発明によれば、裏面パネルを隣り合う2つの画素列の間で分割して隙間を形成し、隙間に位置する前面パネル側に電極に繋がる電極端子を配置すると共に支持部材を設け、この支持部材に支持して、裏面パネルの裏面側に駆動回路を含む基板を配置し、基板の電極端子に対向する位置に出力端子部を形成し、電極端子と出力端子部との間に導電性と絶縁性のシリコンゴムを交互に配列したコネクタを挿入し、コネクタを介し電極端子と出力端子部とを接合したので、単純な構成で、狭い隙間から容易に電極の取出しが可能となる。
この発明の実施の形態1による画像表示素子を示す斜視図である。 図1の部分拡大斜視図である。 実施の形態1による画像表示素子の別の例を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2による画像表示素子を示す斜視図である。 図4の部分拡大斜視図である。 この発明の実施の形態3による画像表示素子を示す斜視図である。 図6におけるA−A断面図である。 この発明の実施の形態4による画像表示素子を示す斜視図である。 図8におけるB−B断面図である。 この発明の実施の形態4による画像表示素子の別の例を示す斜視図である。 図10の要部拡大斜視図である。 この発明の実施の形態5による画像表示素子を示す側面図である。 図12におけるC−C断面図である。 図13におけるD部の拡大断面図である。 図14におけるE−E断面図である。 従来の画像表示素子を示す説明図である。
符号の説明
1 前面パネル 1a 段差部
2 裏面パネル 2a 裏面
2b 端面 3 隙間
4 電極端子 5 金属膜配線
6 コネクタ 7 半田
8、15 基板 9,17 出力端子部
10,13,14 フレキシブルプリント基板(FPC)
11 突起部 12 異方性導電フィルム(ACF)
13a,14a 電極接続部 14b 一体部分
16 支持部材 18 コネクタ。

Claims (1)

  1. 前面パネルと、この前面パネルに対向する裏面パネルと、前記両パネル間にマトリクス状に配置されて表示又は非表示の状態が選択される複数の画素と、この画素を制御する複数の電極とを有し、前記両パネルが前記画素及び前記電極を挟んで貼り合わされて構成される画像表示素子において、
    前記裏面パネルは、隣り合う2つの画素列の間で分割されてその分割部に隙間が形成され、前記隙間に位置する前記前面パネル側に前記電極に繋がる電極端子が配置され、前記裏面パネルの裏面側に駆動回路を含む基板が設けられ、前記基板の駆動回路の出力端子部から引き出されたフレキシブルプリント基板の先端部に、前記隙間に嵌合する導電性の突起部が設けられ、前記隙間において前記突起部と前記電極端子とが異方性導電フィルムにより接合されていることを特徴とする画像表示素子。
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