JP4939374B2 - 車両用視界支援装置及び車両用視界支援方法 - Google Patents

車両用視界支援装置及び車両用視界支援方法 Download PDF

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Description

本発明は、運転者の視界確保を支援するための技術に関し、特に、前照灯による照明を制御することで、運転者の視界を確保する装置及び方法に関する。
従来より、自動車等の車両において、運転者の夜間等での視界を確保するための技術が種々提案されている(例えば、特許文献1、2等)。
特許文献1には、運転者の不快グレア対策として、車両の周囲照度に応じて、運転者の眼に対して所定条件の光を照射することで、当該運転者の眼の瞳孔径を制御する技術が提案されている。
また、特許文献2には、道路環境や車両走行環境等を検知し、その検知結果に基づいて前照灯の配光パターンを変更する技術が提案されている。
特開2007−1417号公報 特開2004−330906号公報
上記特許文献1の技術は、不快グレア防止の有効策となる可能性はあるものの、自律神経に支配される瞳孔径の大きさを光照射により制御することから、本来、見える(又は見やすい)ものが、見えない(又は見にくい)状態になる等、運転者の視認性に影響を与える懸念もある。
また、上記特許文献2の技術では、前照灯の配光パターンは、道路環境や車両走行環境等、運転者の周囲の状況に基づいて制御されるため、必ずしも運転者の実際の視認状態に応じた適切な配光パターンに制御できるとは言い難い。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、運転者の実際の視認状態に応じ、運転における適切な視界確保の支援を実行できる車両用視界支援装置及び車両用視界支援方法を提供することを目的とする。
本発明に係る車両用視界支援装置は、車両の運転シートに着座した運転者の顔部を撮像する撮像手段と、該撮像手段の撮像によって得られた画像から前記運転者の瞳孔径を取得する瞳孔径取得手段と、取得した前記瞳孔径に基づいて、前記車両の前照灯の照明制御を行う照明制御手段と、瞳孔径と前記前照灯の照明範囲との関係が設定された照明範囲マップを記憶する照明範囲マップ記憶手段と、を備え、前記照明制御手段は、前記照明範囲マップを参照して、前記前照灯の照明範囲を決定することを特徴とする。
上記構成の車両用視界支援装置は、運転者の瞳孔径に基づいて、車両の前照灯(ヘッドランプ)の照明制御を行う。これにより、例えば、瞳孔径が大きい場合(この場合、通常では、運転者は暗いと感じているといえる。)、運転者の視界をより確保するように、前照灯の照明を変化させることができる。したがって、運転者の実際の視認状態に応じ、運転における適切な視界確保を支援することが可能となる。
本発明に係る車両用視界支援方法は、車両の運転シートに着座した運転者の顔部を撮像するステップと、前記撮像によって得られた画像から前記運転者の瞳孔径を取得するステップと、取得した前記瞳孔径に基づいて、前記車両の前照灯の照明制御を行うステップと、を有し、前記照明制御を行うステップでは、瞳孔径と前記前照灯の照明範囲との関係が設定された照明範囲マップを参照して、前記前照灯の照明範囲が決定される、ことを特徴とする。
以上の如く、本発明によれば、夜間等での運転において、運転者の視界を適切に確保することが可能となる。
以下、本発明に係る車両用視界支援装置の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
本発明の第1の実施形態に係る車両用視界支援装置1の構成を図1に示す。車両用視界支援装置1は、撮像装置2と、ECU3とから構成される。また、ECU3は、ヘッドランプ4、ヘッドランプスイッチ5、前後スライド調整部6等と接続する。
撮像装置2は、図2に示すように、車両21の運転シート22に着座した運転者23の顔を正面から撮像できる位置(例えば、本実施形態の如くステアリングコラム24上、あるいは、運転者23の前方の図示しないインスツルメントパネルの上面等)に設置される。撮像装置2は、例えば、CCDカメラモジュールやCMOSカメラモジュール等で構成され、所定時間(例えば、1/30秒)毎に撮像した画像をECU3に出力する。
ECU(Electronic Control Unit)3は、車両用視界支援装置1全体を制御するための電子制御装置である。ECU3は、図1に示すように、CPU30、画像メモリ31、ROM32、RAM33、ヘッドランプ用ドライバ34、I/F部35等を備える。
画像メモリ31は、撮像装置2から送られてきた画像(撮像画像)を記憶するフラッシュメモリ等の半導体メモリである。ROM32は、当該制御、演算の主体であるCPU30が実行するプログラムや制御用の各種マップ等を記憶する。RAM33は、CPU30によりプログラムが実行される際の作業用領域等として使用される。ヘッドランプ用ドライバ34は、CPU30からの制御信号に基づき、ヘッドランプ4の制御を行う。I/F部35は、ECU3に接続する各機器等とのI/F(インタフェース)処理を行う。
ヘッドランプ4は、図3に示すように、車両21のフロント部の両サイドに設けられ、車両21の前方の照明を行う。ヘッドランプ4は、図示しない複数の光源(例えば、白色LED)で構成され、それらの点灯・消灯を個別に行うことで、図4に示すように、その照明範囲を可変させることが可能となっている。
図1に戻り、ヘッドランプスイッチ5は、運転者23が、ヘッドランプ4の点灯をON/OFF操作するためのスイッチであり、ECU3には、現在のヘッドランプスイッチ5の状態が入力される。前後スライド調整部6は、運転シート22の底部における所定位置に配置され、運転シート22の位置を前後に移動可能とする調整機構である。前後スライド調整部6は、車両21内に設けられた図示しないシート前後位置調整スイッチ(例えば、スライドスイッチ)に対して運転者などにより所定の操作が行われたことに応答して、図示しない駆動モータの駆動力により運転シート22の位置を前方及び後方の何れかに移動させる。
ECU3は、機能的には、図5に示すように、画像入力部301と、顔形状取得部302と、瞳孔径取得部303と、頭部位置取得部304と、視野取得部305と、照明制御部306と、を備える。
画像入力部301は、撮像装置2から所定時間毎に送信される撮像画像を入力し、画像メモリ31に保存する。顔形状取得部302は、画像メモリ31から撮像画像を取得し、この撮像画像に対してソーベルフィルタ処理を施し、横エッジ(顔の上下両側端)及び縦エッジ(顔の左右両側端)を検出して、図6(a)に示すような、運転者23の顔のエッジ画像60を取得する。そして、取得したエッジ画像60を画像メモリ31に保存する。
図5に戻り、瞳孔径取得部303は、エッジ画像60から運転者23の瞳孔径(ピクセル単位)を取得する。瞳孔径取得部303は、先ず、画像メモリ31に保存されているエッジ画像60から運転者23の眼部領域61L、61Rを特定する(図6(b)参照)。そして、図7に示すように、特定した眼部領域61L又は61R内における瞳孔領域62L又は62Rを特定する。次に、瞳孔径取得部303は、特定した瞳孔領域62L又は62Rの高さ方向の長さh(即ち、瞳孔径)を求める。また、瞳孔径取得部303は、前回求めた瞳孔径と今回求めた瞳孔径とを比較し、瞳孔径の遷移情報を求める。遷移情報は、瞳孔径の大きさの遷移に関する情報であり、例えば、0(変化なし)、1(小さくなる方向)、2(大きくなる方向)で示される。
瞳孔径取得部303は、求めた瞳孔径及び遷移情報をRAM33等の作業用メモリ領域(以下「RAM33等」と略称する。)に保存する。なお、瞳孔径取得部303は、瞳孔領域62L及び62Rそれぞれの瞳孔径を検出し、両者の平均をRAM33等に保存するようにしてもよい。
図5に戻り、頭部位置取得部304は、車室内の所定位置を基準とした運転者23の頭部位置を取得する。本実施形態では、この頭部位置は、運転シート22の位置(前後方向)で特定される。頭部位置取得部304は、前後スライド調整部6から運転シート22の位置情報を取得し、この位置情報と、運転シート22の基準位置(シート基準位置)とを比較することで、運転者23の頭部位置(例えば、シート基準位置からの前後方向の距離(cm))を求める。シート基準位置は、実験等により求められ、ROM32に予め記憶されている。頭部位置取得部304は、求めた運転者23の頭部位置をRAM33等に保存する。
視野取得部305は、頭部位置取得部304が取得した運転者23の頭部位置に基づいて、運転者23の運転時における視野範囲を取得する。例えば、視野取得部305は、頭部位置に対応する視野範囲が設定された視野範囲マップ(実験等により作成され、ROM32に予め記憶されている。)を参照して、運転者23の視野範囲を取得する。そして、取得した視野範囲をRAM33等に保存する。
照明制御部306は、ヘッドランプ4が照明中(即ち、ヘッドランプスイッチ5がON)であることを条件に、瞳孔径取得部303が取得した情報に基づいて、ヘッドランプ4の照明範囲を制御する。以下、その制御内容を詳細に説明する。照明制御部306は、図8に示すような、瞳孔径と照明範囲との関係が設定された照明範囲マップを参照することで、ヘッドランプ4の照明範囲を決定する。照明範囲マップは、実験等に基づき作成され、ROM32に予め記憶されている。
この照明範囲マップから理解できるように、照明制御部306は、運転者23の瞳孔径が大きくなる方向に変化すると、ヘッドランプ4の照明範囲を広げる方向に制御する。これは、瞳孔径が大きくなること(いわゆる散瞳)と、運転者が暗いと感じていることとの関係が極めて密接であると考えられるからである。即ち、運転者が暗いと感じている際に、ヘッドランプ4の照明範囲を広げることで、前方の視界を良好にし、運転者23の視認性を確保できるようにしている。
照明制御部306は、照明範囲マップを参照して、瞳孔径取得部303が取得した瞳孔径及び遷移情報に対応する照明範囲を取得する。そして、取得した照明範囲の照射に対応する光源の点灯信号と、対応しない光源の消灯信号とをヘッドランプ用ドライバ34に送出する。ヘッドランプ用ドライバ34は、照明制御部306からの点・消灯信号に従って、ヘッドランプ4を構成する各光源を点灯又は消灯させる。これにより、ヘッドランプ4は、運転者23の瞳孔に応じた照明範囲で車両21の前方を照明する。
照明制御部306は、より詳細には、視野取得部305が取得した運転者23の視野範囲も加味して上記照明範囲の取得を行う。具体的には、運転者23の視野範囲は、ヘッドランプ4の照明範囲の上限として使用される(図9参照)。これにより、図10に示すような、運転者23の視野範囲を超える無用な照明が防止でき、省電力化等が図れる。
次に、本実施形態の車両用視界支援装置1による視界支援処理の手順を図11のフローチャートに沿って説明する。視界支援処理は、運転者23による車両21の運転開始操作(例えば、図示しないイグニッションスイッチをON)後、CPU30によりROM32に記憶された視界支援処理のプログラムデータが読み出され、実行されることで開始される。視界支援処理は、車両21が運転操作されている間、所定時間(例えば、1/30秒)毎に起動し、図11のフローチャートが示す一連の処理を繰り返し行う。
画像入力部301は、撮像装置2から所定時間毎に送信される撮像画像をI/F部35を介して入力し、画像メモリ31に保存する(ステップS11)。顔形状取得部302は、画像メモリ31から撮像画像を取得し、この撮像画像から運転者23の顔のエッジ画像60(図6(a)参照)を取得する(ステップS12)。そして、取得したエッジ画像60を画像メモリ31に保存する。
瞳孔径取得部303は、画像メモリ31に保存されているエッジ画像60から運転者23の瞳孔領域62L又は62Rを特定し(図7参照)、瞳孔径と、瞳孔径の遷移情報とを求める(ステップS13)。頭部位置取得部304は、前後スライド調整部6から運転シート22の位置情報を取得し、この位置情報と、シート基準位置とに基づいて、運転者23の頭部位置を取得する(ステップS14)。視野取得部305は、頭部位置取得部304が取得した運転者23の頭部位置に基づいて、運転者23の視野範囲を取得する(ステップS15)。
照明制御部306は、照明範囲マップを参照して、瞳孔径取得部303が取得した瞳孔径及び遷移情報に対応する照明範囲を取得する(ステップS16)。その際、視野取得部305が取得した運転者23の視野範囲を照明範囲の上限として使用する。照明制御部306は、ヘッドランプスイッチ5の状態をチェックし、ヘッドランプ4が照明中であるか否かを判定する。その結果、ヘッドランプ4が照明中の場合(ステップS17でYES)、照明制御部306は、取得した照明範囲をヘッドランプ4に照射させるため、ヘッドランプ4を構成する各光源(例えば、LED等)の点・消灯信号をヘッドランプ用ドライバ34に送出する。ヘッドランプ用ドライバ34は、照明制御部306からの点・消灯信号に従って、ヘッドランプ4の各光源を点灯又は消灯させる。これにより、取得した照明範囲がヘッドランプ4により照明される(ステップS18)。
なお、上記フローチャートにおける各処理は、その順序に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において任意に順序を変更することができる。
以上説明したように、本実施形態の車両用視界支援装置1は、運転者23の瞳孔径に基づいて、ヘッドランプ4の照明範囲を変化させる。これにより、運転者23が暗いと感じている際に、ヘッドランプ4の照明範囲を広げ、車両21の前方の視界を良好にさせることが可能となる。また、運転者23の視野範囲内に照明範囲を止めることもできるので、不必要な照明を防止できる。
[第2の実施形態]
続いて、本発明の第2の実施形態に係る車両用視界支援装置について説明する。なお、以下の説明において、第1の実施形態の車両用視界支援装置1と共通する部分については、同一符号を付し、説明を省略する。
第1の実施形態の車両用視界支援装置1は、ヘッドランプ4の照明範囲を変化させることで、運転者23の視界を確保していたが、本実施形態の車両用視界支援装置は、ヘッドランプ4の照明輝度を変化させることで運転者の視界を確保する。
本実施形態の車両用視界支援装置100の構成を図12に示す。車両用視界支援装置100は、撮像装置2と、照度計110と、ECU111とから構成される。ECU111は、第1の実施形態のECU3と同様、CPU30、画像メモリ31、ROM32、RAM33、ヘッドランプ用ドライバ34、I/F部35等を備える。また、ECU111は、ヘッドランプ4、ヘッドランプスイッチ5等と接続する。照度計110は、車外の照度を計測し、その計測結果をECU111に出力する。
ECU111は、機能的には、図13に示すように、画像入力部301と、顔形状取得部302と、瞳孔径取得部303と、照明制御部401と、を備える。照明制御部401は、ヘッドランプ4が照明中(即ち、ヘッドランプスイッチ5がON)であることを条件に、瞳孔径取得部303が取得した情報に基づいて、ヘッドランプ4の照明輝度を制御する。以下、その制御内容を詳細に説明する。照明制御部401は、図14に示すような、瞳孔径と照明輝度との関係が設定された照明輝度マップを参照することで、ヘッドランプ4の照明輝度を決定する。照明輝度マップは、実験等に基づき作成され、ROM32に予め記憶されている。
この照明輝度マップから理解できるように、照明制御部401は、運転者23の瞳孔径が大きくなる方向に変化すると、ヘッドランプ4の照明輝度を上げる方向に制御する。即ち、運転者が暗いと感じている際に、ヘッドランプ4の照明輝度を上げることで、前方の視界を良好にし、運転者23の視認性を確保できるようにしている。
照明制御部401は、照明輝度マップを参照して、瞳孔径取得部303が取得した瞳孔径及び遷移情報に対応する照明輝度を取得する。そして、取得した照明輝度でヘッドランプ4に照射を行わせるための制御信号をヘッドランプ用ドライバ34に送出する。ヘッドランプ用ドライバ34は、照明制御部401からの制御信号に従って、ヘッドランプ4の照明輝度を調整する。これにより、ヘッドランプ4は、運転者23の瞳孔に応じた照明輝度で車両21の前方を照明する。
照明制御部401は、より詳細には、照度計110が検出した車外の照度も加味して上記照明輝度の取得を行う。具体的には、照明制御部401は、車外の照度に基づいて、ヘッドランプ4の照明輝度の上限を定める(図15参照)。これにより、既に必要な照度が確保されているにもかかわらず、不必要にヘッドランプ4の照明輝度を上げてしまうことを防止でき、省電力化が図れる。
なお、本発明は、上記第1の実施形態及び第2の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、第1の実施形態では、頭部位置取得部304は、前後スライド調整部6からの運転シート22の位置情報を基に、運転者23の頭部位置を取得しているが、さらに、運転シート22の背もたれ(シートバック)の後方への傾斜状態(即ち、リクライニング状態)も加味して運転者23の頭部位置を取得してもよい。
また、第1の実施形態の視野取得部305は、運転者23の頭部位置を基に、運転者23の視野範囲を取得しているが、これに限らず、様々な手法を用いることが可能である。例えば、撮像画像において運転者23の顔部が占める割合を基にして運転者23の視野範囲を求めてもよい。
また、第1の実施形態の照明範囲マップ(図8、図9参照)及び第2の実施形態の照明輝度マップ(図14、図15参照)は、何れもヒステリシス特性を有しているが、これらは、あくまで一例に過ぎず、これらのマップにおいて、例えば、瞳孔径と照明範囲(あるいは照明輝度)が、一対一に対応する関係を示していてもよい。
また、第1の実施形態の照明制御部306及び第2の実施形態の照明制御部401によるヘッドランプ4の照明制御は、ヘッドランプ4が照明中であることを前提にしているが、ヘッドランプ4が非照明中(即ち、ヘッドランプスイッチ5がOFF)であっても、自動的に照明させ、上述した各制御を行えるようにしてもよい。
本発明の第1の実施形態に係る車両用視界支援装置の構成を示すブロック図である。 撮像装置の設置態様を示す図である。 図1の車両用視界支援装置を搭載する車両のフロント部を示す外観図である。 ヘッドランプの照明領域を示す図である。 図1に示すECUの機能的な構成を示す図である。 運転者の顔画像を示す図であり、(a)はエッジ画像を示し、(b)は(a)の画像における眼部領域を示す。 瞳孔径の取得について説明するための図である。 照明範囲マップを示す図である。 照明範囲の上限を示す図である。 運転者の視野範囲外の照明を示す図である。 視界支援処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る車両用視界支援装置の構成を示すブロック図である。 図12に示すECUの機能的な構成を示す図である。 照明輝度マップを示す図である。 照明輝度の上限を示す図である。
符号の説明
1、100 車両用視界支援装置
2 撮像装置(撮像手段)
4 ヘッドランプ(前照灯)
21 車両
22 運転シート
23 運転者
32 ROM(照明範囲マップ記憶手段、照明輝度マップ記憶手段)
34 ヘッドランプ用ドライバ(照明制御手段)
110 照度計(照度検出手段)
303 瞳孔径取得部(瞳孔径取得手段)
305 視野取得部(視野取得手段)
306、401 照明制御部(照明制御手段)

Claims (2)

  1. 車両の運転シートに着座した運転者の顔部を撮像する撮像手段と、
    該撮像手段の撮像によって得られた画像から前記運転者の瞳孔径を取得する瞳孔径取得手段と、
    取得した前記瞳孔径に基づいて、前記車両の前照灯の照明制御を行う照明制御手段と、
    瞳孔径と前記前照灯の照明範囲との関係が設定された照明範囲マップを記憶する照明範囲マップ記憶手段と、を備え
    前記照明制御手段は、前記照明範囲マップを参照して、前記前照灯の照明範囲を決定する、
    ことを特徴とする車両用視界支援装置。
  2. 車両の運転シートに着座した運転者の顔部を撮像するステップと、
    前記撮像によって得られた画像から前記運転者の瞳孔径を取得するステップと、
    取得した前記瞳孔径に基づいて、前記車両の前照灯の照明制御を行うステップと、を有し、
    前記照明制御を行うステップでは、瞳孔径と前記前照灯の照明範囲との関係が設定された照明範囲マップを参照して、前記前照灯の照明範囲が決定される、
    ことを特徴とする車両用視界支援方法。
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