JP6597391B2 - 車両用覚醒システム - Google Patents

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本発明は、車両用覚醒システムに関する。
例えば、特許文献1には、リクライニングシートに着座した運転者の顔の画像を撮影するカメラと、当該顔の画像からまぶたの開度を測定し運転者の覚醒状態を検出するECUと、当該運転者の覚醒状態に応じて運転者の顔に光を照射させる光源装置と、を備えた覚醒装置に関する技術が開示されている。
特開2010−078363号公報
しかしながら、上記先行技術では、運転者が覚醒するために必要な光量の光を当該運転者の顔に向かって照射するため、照射した光によって運転者が眩惑される可能性があり、この点において、上記先行技術にはさらなる改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、運転者を覚醒させるために照射される光による運転者の眩惑を抑制することができる車両用覚醒システムを得ることが目的である。
請求項1に記載の発明に係る車両用覚醒システムは、リクライニング可能なシートに着座した運転者の顔の画像を撮像する撮像装置と、車室内の天井部において車両前後方向に沿って配置された複数の光源で構成され、前記運転者の顔へ光を照射可能とする照射装置と、前記撮像装置及び前記照射装置と電気的に接続され、前記撮像装置によって撮像された画像から演算により前記運転者の視軸を求める制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記撮像装置で撮像された運転者の顔の画像から前記運転者のまぶたが閉じていると判断すると、前記照射装置を構成する前記複数の光源のうち当該運転者の視軸を基準とする中心視野内に配置されている光源から光を照射させるように制御され、前記画像から前記運転者のまぶたが開いていると判断すると、前記複数の光源のうち当該運転者の視軸を基準とする周辺視野のうち有効視野の外側の領域に配置されている光源から光を照射させるように制御されている。
請求項1に記載の発明に係る車両用覚醒システムには、撮像装置、照射装置及び制御装置が備わっている。撮像装置は、リクライニング可能なシート(以下、「リクライニングシート」という)に着座した運転者の顔の画像を撮像する。なお、「運転者の顔の画像」からは、例えば、運転者の顔の向き、瞳の位置やまぶたが開いているか否か等の情報が分かる。また、照射装置は、車室内の天井部において、車両前後方向に沿って配置された複数の光源で構成されており、運転者へ光を照射可能としている。
さらに、制御装置は、撮像装置及び照射装置と電気的に接続されており、撮像装置によって撮像された画像から演算により当該運転者の視軸を求めることができる。ここで、「視軸」とは、人の視線方向に沿った直線をいい、瞳の中心を通り角膜に対して略直交する角膜法線のことである。また、瞳は眼球の表面に対して膨らんで形成されているため、まぶたを閉じていても瞳の位置を検出することができる。このため、例えば、当該瞳の位置及び運転者の顔の向きから演算して視軸を求めることができる。
ここで、運転者のまぶたが開いているか否か(閉じているか)によって運転者の覚醒の有無が分かる。つまり、運転者のまぶたが開いている状態では当該運転者は覚醒していると判断され、運転者のまぶたが閉じている状態では当該運転者は覚醒していない、すなわち睡眠状態であると判断される。なお、ここでの「運転者のまぶたが閉じている」状態には、瞬き等により運転者のまぶたが瞬時に閉じた状態は含まれないものとする。
また、制御装置は、撮像装置により撮像された画像から運転者のまぶたが閉じていると判断すると、照射装置を構成する複数の光源のうち運転者の視軸を基準とする中心視野内に配置されている光源から光を照射させるよう制御されている。また、制御装置は、当該画像から運転者のまぶたが開いていると判断すると、複数の光源のうち運転者の視軸を基準とする周辺視野のうち有効視野の外側の領域に配置されている光源から光を照射させるように制御されている。
例えば、運転者のまぶたが閉じている状態では、当該運転者の視軸を基準とする中心視野内に配置された光源から光が照射されることによって運転者は強い刺激を受けるため、当該運転者の覚醒を誘導することができる。一方、運転者のまぶたが開いている状態で当該運転者の視軸を基準とする中心視野内に配置された光源から光が照射されると、当該光は運転者の瞳側へ向かって照射されることになるため、この光によって運転者は眩惑する可能性がある。このため、運転者のまぶたが開いている状態では、当該運転者の視軸からずれた位置、具体的には、運転者の視軸を基準とする周辺視野のうち有効視野の外側の領域に配置されている光源から光が照射されるようにしている。これにより、運転者の眩惑は抑制される。
このように、本発明では、運転者のまぶたが閉じている状態では、当該運転者の視軸を基準とする中心視野内に配置された光源から光が照射され、運転者のまぶたが開いている状態では、当該運転者の視軸を基準とする周辺視野のうち有効視野の外側の領域に配置されている光源から光を照射させるようにしている。これにより、運転者に対して、光による注意喚起を行うと共に光による眩惑を抑制することができる。
以上説明したように、請求項1に記載の発明に係る車両用覚醒システムは、運転者を覚醒させるために照射される光による運転者の眩惑を抑制することができる、という優れた効果を有する。
本実施形態に係る車両用覚醒システムが適用された車両のリクライニングシートの動作を示す概略的な側面図である。 図1の部分拡大図であり、運転者のまぶたが開いている状態における車両用覚醒システムの制御について説明するための説明図である。 図1の部分拡大図であり、運転者のまぶたが閉じている状態における車両用覚醒システムの制御について説明するための説明図である。 (A)は、図1のA−A線に沿って切断したときの断面図であり、(B)は(A)の変形例を示す断面図。 本実施形態に係る車両用覚醒システムの制御装置のブロック図である。 人の視野を説明するための説明図である。 本実施形態に係る車両用覚醒システムの制御プログラムのフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施形態に係る車両用覚醒システムについて説明する。なお、各図中に適宜示される矢印FR、矢印UP、及び矢印Wは、それぞれ車両の前方向、上方向、車両幅方向を示している。
(車両用覚醒システムの構成)
図1に示されるように、本実施形態に係る車両用覚醒システム10は、リクライニングシート12を備えている。このリクライニングシート12は、運転者Dが着座するシートクッション(図示省略)と、シートクッションの後端部に連結されシートクッションに着座している運転者Dの背部を支持するシートバック14と、シートバック14の上端部に連結され運転者Dの頭部を支持するヘッドレスト16と、を含んで構成されている。
シートバック14は、当該シートバック14の下端部がシートクッションの後端部に回動可能に連結されており、車両幅方向に沿った図示しない軸部を中心にシートバック14がシートクッションに対して回動可能とされている。また、シートバック14には、リクライニング用モータ18(図5参照)が配設されており、当該リクライニング用モータ18が作動することによって、シートバック14は、シートクッションに対して後傾位置と起立位置との間を回動するようになっている。
ここで、図5に示されるように、リクライニング用モータ18は、車両用ECU(Electronic Control Unit;制御装置)20に電気的に接続されている。この車両用ECU20には、ナビゲーションシステム22が電気的に接続されており、運転者D(図1参照)によって予め設定された目標ルートに沿って当該ナビゲーションシステム22により車両11が目的地まで案内される。また、車両用ECU20には、自動運転ECU24が電気的に接続されており、車両11は、当該車両11のナビゲーションシステム22によって取得された周辺情報と地図情報とに基づき当該目標ルートに沿って自立走行を可能としている。
ところで、図1に示されるように、車室内26には、天井部28の前端側、かつ非使用状態のサンバイザ30の後方側に室内カメラ(撮像装置)32が配設されている。室内カメラ32は、車両用ECU20(図5参照)と電気的に接続されており、当該室内カメラ32によって、運転者Dの顔の画像が撮像されるようになっている。運転者Dの顔の画像では、例えば、運転者Dの顔の向き、瞳の位置やまぶたが開いているか否か等、運転者Dの生体情報が分かるようになっている。なお、運転者Dの生体情報は左右それぞれの目について求められる。
ここで、運転者Dの生体情報について説明すると、例えば、運転者Dのまぶたが開いているか否か(閉じているか)によって運転者Dの覚醒の有無が分かる。すなわち、車両用ECU20(図5参照)において、運転者Dのまぶたが開いている状態では当該運転者Dは覚醒していると判断され、運転者Dのまぶたが閉じている状態では当該運転者Dは覚醒していない、つまり睡眠状態であると判断される。
また、本実施形態では、図1及び図4(A)に示されるように、天井部28における運転者Dの上方側には、例えば、LED等の複数の光源34で構成された照射装置35が設けられている。この照射装置35では、複数の光源34が車両前後方向に沿って線状に配列されており、照射装置35は、運転者Dへ向かって下方側を照射可能としている。また、照射装置35は、車両用ECU20(図5参照)と電気的に接続されており、当該車両用ECU20によって、複数ある光源34のうち少なくとも一部の光源34からの光を照射可能としている。
なお、図示はしないが、照射装置は、光源が車両前後方向に沿って線状に一列配列された構成だけでなく、車両幅方向に沿って複数列配列された構成であってもよいし、車両前後方向に沿って一列配列された光源が車両幅方向を長手とする矩形板状に形成された構成でもよい。また、照射装置において、車両幅方向に沿って光源が複数列配列されている場合、車両幅方向に隣接する光源同士は、車両前後方向の同じ位置に配置されてもよいし、車両前後方向でずれた位置に配置(いわゆる千鳥配置)されてもよい。
(車両用覚醒システムの作用・効果)
次に、本実施の形態に係る車両用覚醒システムの一例について、図1及び図5を参照して図7に示すフローチャートに従って説明する。
図7に示されるように、ステップ100では、車両用ECU20によって、車両11が自動運転中であるか否かの判断がなされる。ステップ100において、車両用ECU20により、車両11が自動運転中であると判断されると、ステップ102へ移行する。なお、ステップ100では、車両11が自動運転中であると判断されるまで繰り返し実行される。つまり、車両11が手動運転の場合、このフローは実行されない。
次に、ステップ102では、車両用ECU20によって、車両11において自動運転から手動運転に切り替えが必要であるか否かの判断が行われる。ここで、「自動運転から手動運転に切り替えが必要である」状態とは、例えば、ナビゲーションシステム22によって取得された車両11の周辺情報によって高速道路から一般道に降りる場合等が挙げられる。
このような場合、ステップ102において、車両用ECU20では、当該車両11は自動運転から手動運転に切り替えが必要であると判断され、ステップ104へ移行する。なお、ステップ102では、車両11において、自動運転から手動運転に切り替えが必要であると判断されるまで繰り返し実行される。
次に、ステップ104において、車両用ECU20では、室内カメラ32により撮像された運転者Dの顔の画像から当該運転者Dのまぶたが開いているか否か(閉じているか)が判断される。ステップ104において、運転者Dのまぶたが閉じていると判断されると、ステップ106へ移行する。そして、ステップ106では、当該運転者Dの顔の画像から演算により運転者Dの視軸Pが求められ、当該視軸Pを基準とする中心視野Q内に配置された光源34Aから光を照射させる。
ここで、一般に、人の視野は、図6に示されるように、中心視野Qと当該中心視野Qの外側の領域となる周辺視野Sとに大別することができる。中心視野Qは、対象となるものを明確に認識できる領域とされ、人の視軸(視線)を中心として、例えば左右、上下それぞれ約1〜2°の範囲とされる。一方、周辺視野Sは、対象となるものを明確に認識することはできないが、時間的に変化する視覚的な刺激、例えば明滅する光点又は運動物体は検知される領域とされ、視軸Pを中心として、例えば左右約180〜200°、上下約130〜150°の範囲とされる。なお、この周辺視野Sのうち、明確には認識できないものの新たな対象を認識することができる効率が高く、また新たな対象へ瞳を移動させる効率が高い範囲が有効視野Rとされ、視軸Pを中心として、例えば左右、上下それぞれ約8〜10°の範囲とされる。
したがって、ステップ106において、図3に示されるように、まぶたが閉じていると判断された運転者Dにおいて、当該運転者Dの視軸Pを基準とする中心視野Q内に配置された光源34Aから光を照射させると、当該運転者Dにとっては強い刺激となり、運転者Dの覚醒を誘導することができる。
なお、ステップ106では、当該運転者Dの視軸Pを基準とする中心視野Q内に配置された光源34Aから光が照射されるようになっているが、光を照射する光源は当該光源34Aに限るものではない。例えば、この光源34Aを含み、まぶたが閉じていると判断された運転者Dの視軸Pを基準として有効視野Rとなる領域に配置されている光源34Bからも光を照射させるようにしてもよい。この場合、例えば、当該運転者Dの視軸Pを基準として有効視野Rとされる約8°ずらした位置に配置された光源34Cを含み、当該有効視野R内に配置された光源34Bからも光が照射される。また、これ以外にも、運転者Dの顔を照射する全ての光源34から照射させるようにしてもよい。
一方、ステップ104において、図2に示されるように、運転者Dのまぶたが開いていると判断されると、ステップ108へ移行する。ステップ108では、当該運転者Dの顔の画像から演算により運転者Dの視軸Pが求められ、当該視軸Pを基準とする周辺視野Sのうち有効視野Rの外側となる領域S’に配置されている光源34から光を照射させる。すなわち、ここでは、視軸Pを基準として有効視野Rとされる約8°ずらした位置に配置された光源34Cよりも外側の領域S’に配置された光源34E、34Fから光が照射される。
そして、ステップ110では、リクライニング用モータ18が作動する。このリクライニング用モータ18の作動により、リクライニングシート12は傾倒状態から起立状態へ回動する。これにより、例えば、睡眠状態にある運転者Dはリクライニングシート12の起立によっても覚醒が誘導される。
ここで、リクライニングシート12は車両幅方向に沿った軸を中心に揺動するため、リクライニングシート12が起立する方向へ回動すると、運転者Dの顔の位置は車両前方側へ向かって移動することになる。このため、ステップ112では、リクライニング用モータ18が作動中であるか否かが判断され、ステップ112において、リクライニング用モータ18が作動中であると判断されると、ステップ104へ戻り、リクライニングシート12の移動に連動して運転者Dのまぶたが開いているか否かが判断される。すなわち、リクライニングシート12の移動中は、ステップ104からステップ112のルーティンが繰り返し実行されることになる。
このため、ステップ112において、リクライニング用モータ18が作動していない、つまり、リクライニング用モータ18の作動が停止していると判断されると、次のステップ114へ移行する。
そして、ステップ114では、運転者Dのまぶたが所定時間開いているか否かが判断される。ステップ114は、運転者Dが確実に覚醒したか否かを判断するものであり、ステップ114において、運転者Dのまぶたが所定時間開いていると判断されると、運転者Dは確実に覚醒していると判断される。このため、ステップ114において、運転者Dのまぶたが所定時間開いていると判断されると、ステップ116へ移行し、光源34からの照射は終了する。なお、ステップ114では、運転者Dのまぶたが所定時間開いていると判断されるまで繰り返し実行される。また、ステップ116については必ずしも必要ではなく、手動により光源34のスイッチがOFFにされることでフローが終了するようにしてもよい。
以上のように、本実施形態では、自動運転から手動運転に切り替わる際に、以上のフローにより運転者Dを覚醒させ、又は運転者Dに対して注意喚起がなされる。
ところで、本実施形態では、図1に示されるように、光源34は車室内26の天井部28に車両前後方向に沿って複数配置されており、当該光源34によって運転者Dへ光が照射可能とされ、運転者Dの覚醒状態に応じて照射する光源34の位置が変えられるようになっている。
例えば、図示はしないが、運転者のまぶたが閉じている状態では、運転者の視軸を基準とする中心視野内に配置された光源から光が照射されることによって、運転者は強い刺激を受け、当該運転者の覚醒を誘導することができる。その一方で、運転者のまぶたが開いている状態で視軸を基準とする中心視野内に配置された光源から光が照射されると、当該光は運転者の瞳側へ向かって照射されるため、この光によって運転者は眩惑する可能性がある。
これに対して、本実施形態では、図2に示されるように、運転者Dのまぶたが閉じている状態では、当該運転者Dの視軸Pを基準とする中心視野Q内に配置された光源34Aから光が照射されるようにし、図3に示されるように、運転者Dのまぶたが開いている状態では、当該運転者Dの視軸Pを基準として周辺視野Sとされる領域のうち有効視野Rの外側となる領域S’に配置されている光源34E、34Fを照射させるようにしている。つまり、運転者Dの覚醒状態に応じて当該運転者Dに照射する光源34の位置が変わるようになっている。これにより、本実施形態によれば、運転者Dに対して、光による注意喚起を行うと共に光による眩惑を抑制することができる。
また、本実施形態では、光源34が車室内26の天井部28に車両前後方向に沿って複数配置されている。このため、運転者Dの姿勢に拘わらず、つまりリクライニングシート12の傾倒角度に関係なく、運転者Dの視軸Pを基準として当該運転者Dの覚醒状態に応じて選択された光源34から光を照射させることができる。
したがって、運転者Dの姿勢に拘わらず、当該運転者Dが眩惑することなく運転者Dにとって覚醒するのに十分な光量が照射され、自動運転からスムーズに手動運転を開始することが可能となる。
なお、本実施形態では、天井部28における運転者Dの上方側に照射装置35が設けられている。このため、天井部28において、図4(B)に示されるように、サンルーフ36が設けられている場合は、運転者Dの上方側に照射装置35を配置することはできないので、当該サンルーフ36の車両幅方向の外側に照射装置35は配設されることとなる。
また、本実施形態では、自動運転可能な車両11について説明したが、当該車両11は必ずしも自動運転可能である必要はない。仮に車両が手動運転の場合、図7のフローチャートでは、例えば、ステップ104からこのフローが開始され、ステップ110及びステップ112の動作はなくなる。
さらに、ここでは、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 車両用覚醒システム
11 車両
12 リクライニングシート(シート)
20 車両用ECU(制御装置)
26 車室内
28 天井部
32 室内カメラ(撮像装置)
34 光源
35 照射装置
D 運転者
P 視軸(運転者の視軸)
Q 中心視野
R 有効視野
S 周辺視野

Claims (1)

  1. リクライニング可能なシートに着座した運転者の顔の画像を撮像する撮像装置と、
    車室内の天井部において車両前後方向に沿って配置された複数の光源で構成され、前記運転者の顔へ光を照射可能とする照射装置と、
    前記撮像装置及び前記照射装置と電気的に接続され、前記撮像装置によって撮像された画像から演算により前記運転者の視軸を求める制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、前記撮像装置で撮像された運転者の顔の画像から前記運転者のまぶたが閉じていると判断すると、前記照射装置を構成する前記複数の光源のうち当該運転者の視軸を基準とする中心視野内に配置されている光源から光を照射させるように制御され、前記画像から前記運転者のまぶたが開いていると判断すると、前記複数の光源のうち当該運転者の視軸を基準とする周辺視野のうち有効視野の外側の領域に配置されている光源から光を照射させるように制御されている車両用覚醒システム。
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