JP4938479B2 - ガス配管のガス遮断方法 - Google Patents

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Description

本発明は、可燃ガス配管等の流体輸送管としてのガス配管の所定部位を更新したり、所定部位に新設管を接続したり、或いは、所定部位にバルブ等の流体制御機器を新設したりする際、内部に流体としてガスが存在するガス配管の工事作業領域に内部ガスが漏洩しないように、この工事作業領域に連続する所定部位を確実、安全に遮断するためのガス遮断方法に関する。
流体輸送管の流体遮断方法としては、従来、
(1)流体輸送管の工事作業領域に対する上流側流体遮断作業領域の二箇所及び下流側流体遮断作業領域の二箇所の各々に、流体の流れを維持したまま管壁に形成された貫通孔を通して管内に連通する開閉弁付きの短管を連設し、各短管を通して工事作業領域の上流側流体遮断作業領域の二箇所及び下流側流体遮断作業領域の二箇所の各々に膨張・収縮可能なバッグを挿入し、各バッグを圧力流体の供給によって膨張させて管内流路を遮断するバック遮断方法(例えば、特許文献1,2参照)と、
(2)流体輸送管の工事作業領域に対する上流側流体遮断作業領域の二箇所及び下流側流体遮断作業領域の二箇所の各々に、流体輸送管の外周面との間に液体窒素等の冷媒を流入させる環状冷却空間を形成するジャケットを取付け、このジャケットに注入された冷媒による冷却作用により管内流体を内周壁面側から次第に凍結させ、アイスプラグを発生させて管内流路を遮断する配管凍結方法(例えば、特許文献3参照)
が提案されている。
また、前者のバック遮断方法では、前記流体輸送管に、前記上流側流体遮断作業領域と工事作業領域及び下流側流体遮断作業領域を迂回するバイパス管を接続し、前記上流側流体遮断作業領域の両バッグで遮断された上流側流路遮断区間に設けた漏洩流体排出手段及び前記下流側流体遮断作業領域の両バッグで遮断された下流側流路遮断区間に設けた漏洩流体排出手段により、前記バッグと流体輸送管の内周面との間を通して漏洩した管内流体を管外の所定箇所に排出するように構成している。
更に、前者のバック遮断方法において、前記流体輸送管の流体遮断作業領域に設けたバルブ付きの短管を通して、常温では凝固状態にあり加熱により溶解する充填剤を加熱溶解して両バッグで遮断された流路遮断区間内に供給したのち、この充填剤を冷却凝固させる方法も提案されている(例えば、特許文献4参照)。
特開平11−173486号公報 特開2000−88177号公報 特開2000−65281号公報 特開昭63−72991号公報
前者のバック遮断方法では、流体輸送管の内周面が清浄で円滑な曲面に形成されている場合では、圧力流体の注入によって膨張したバッグの適度の柔軟性又は可撓性を利用して管内周面に密着させることができるものの、バッグの圧接力が弱いため、特に、管内に堆積物が堆積している場合では、この堆積物とバッグの外面との間に流体が漏洩可能な間隙が発生することがある。
そのため、上流側流路遮断区間に設けた漏洩流体排出手段及び下流側流路遮断区間に設けた漏洩流体排出手段の排出能力が弱いと、前記バッグと流体輸送管の内周面との間の間隙を通して流路遮断区間内に流入した管内流体が、工事作業領域側に位置するバッグと流体輸送管の内周面との間の間隙を通して工事作業領域側に漏洩する可能性がある。
また、前記漏洩流体排出手段の排出能力を高めると、設備コストが高騰するばかりでなく、バッグの位置保持機能が低下して所定長さの流路遮断区間に維持することができなくなる問題があり、更に、前記バッグによる管内遮断位置が、流体輸送管の流体遮断作業領域に形成されたバック挿入口から管軸芯方向に偏倚した位置になるため、バッグの装着作業領域が大きくなるとともに、バックによる繰り返し遮断に手間を要する。
更に、流体輸送管の流路遮断領域での遮断後において工事作業領域の管部分を切断除去すると、流路遮断区間を区画形成するバッグの一次側と2次側で差圧が生じるため、バッグを所定遮断位置に維持することが難しく、特に、工事作業領域の管切断除去位置がバッグの遮断位置に近接している場合では、バッグが切断残置管部の切断開口から抜け落ちる可能性がある。
更に、前記両バッグで遮断された流路遮断区間内に加熱溶解して供給された充填剤を冷却凝固させる方法の場合では、遮断状態での工事完了後に復旧する際には、専用の断熱ケース内に加熱設備を施し、管内部で凝固している充填剤を加熱溶解して管外に排出する必要があるため、その排出完了までに多くの時間とエネルギーを要するとともに、設備全体が高騰化し易い。
また、後者の配管凍結方法では、ガス管に適用することができず、温水管や大口径管、高圧管の場合では遮断までに膨大な時間とエネルギーを要するため、自ずと適用範囲が限定される問題があり、しかも、遮断状態での工事完了後に復旧する際には、専用の加熱設備で管内のアイスプラグを加熱溶解する必要があるため、復旧までに多くの時間とエネルギーを要し、設備的にも高騰化し易い。
本発明は、上述の実状に鑑みて為されたものであって、その主たる課題は、ガス管、大口径ガス配管、高圧ガス配管等の各種ガス配管分野に適用することができるとともに、管内に泥土等が堆積していても確実、容易に遮断することができ、しかも、作業条件等に応じて簡単に繰り返し遮断が可能で、設備的及びエネルギー的にも有利に構成することのできるガス配管のガス遮断方法を提供する点にある。
本発明のガス配管のガス遮断方法による第の特徴構成は、内部にガスが存在するガス配管の流体遮断作業領域の少なくとも二箇所に、ガスの流れを維持したまま管壁に形成される貫通孔又は切欠きの形成箇所を密封状態で囲繞する分割構造のケースと、前記管壁に形成された貫通孔又は切欠きを通して配設される管内流路を密封状態に遮断可能な弁体と、該弁体を流路遮断状態と流路開放状態とに切換える開閉操作手段とが備えられた流路遮断手段を設けるとともに、前記流路遮断手段の弁体で遮断された流路遮断区間の管壁に接続されたガス排出手段により、前記流路遮断区間内に残存するガスを管外に排出し、前記流路遮断区間の管壁に接続された密封流体供給手段により、前記ガス排出手段により前記ガスが排出された前記流路遮断区間内に密封用流体としての水を充填する点にある。
上記特徴構成によれば、流体輸送管としてのガス配管の所定部位の更新工事や新設管の接続工事或いはバルブ等の流体制御機器の新設工事を行う際、この工事のために遮断する必要のあるガス配管の流体遮断作業領域の少なくとも二箇所に流路遮断手段の分割構造のケースを取付けて、管壁に形成される貫通孔又は切欠きの形成箇所を密封状態で囲繞し、前記管壁に形成された貫通孔又は切欠きを通して配設される前記流路遮断手段の弁体を、開閉操作手段によって流路開放状態から流路遮断状態に切換えることにより、例え、前記ガス配管がガス管、大口径ガス配管、高圧ガス配管等のいずれであっても、また、管内に泥土等が堆積している条件下であっても、弁体にて堆積物を排除しながら流路を確実、容易に遮断することができる。
しかも、前記両流路遮断手段の弁体で遮断された流路遮断区間の管壁に接続されたガス排出手段により、前記流路遮断区間内に残存するガスを管外に排出するとともに、前記両流路遮断手段の弁体で遮断された流路遮断区間の管壁に接続された密封流体供給手段によって、前記ガス排出手段により前記ガスが排出された前記流路遮断区間内に密封用流体としての水を充填することにより、前記流路遮断区間よりも上流側の管内に存在するガスが流路遮断区間を経由して工事作業領域側に漏洩することをより効果的に抑制することができる。すなわち、管内のガスが工事作業領域側に漏洩することを、前記弁体で遮断される流路遮断区間に充填された水で確実、安全に防止することができる。
従って、ガス管、大口径ガス配管、高圧ガス配管等の各種ガス配管分野でのガス遮断に適用することができるとともに、管内に泥土等が堆積していても確実、安全、容易に遮断することができ、しかも、作業条件等に応じて簡単に繰り返し遮断が可能で、設備的及びエネルギー的にも有利に構成することができる。
更に、バッグ遮断方法のようにバッグの遮断位置がずれる虞がないため、弁体の遮断位置の近傍で作業することが可能となり、工事領域の縮小化を図ることができる。
本発明のガス配管のガス遮断方法による第の特徴構成は、前記密封流体供給手段によって流路遮断区間内に充填される密封用流体としての水の圧力が、前記流路遮断区間の上流側の管内圧力よりも大に設定されている点にある。
上記特徴構成によれば、前記両流路遮断手段の弁体で遮断された流路遮断区間の管壁に接続された密封流体供給手段によって、前記流路遮断区間の上流側の管内圧力よりも大なる圧力で流路遮断区間内に密封用流体としての水を充填することにより、上流側の管内流体が流路遮断区間内に漏洩する可能性を排除することができるから、上流側の管内ガスが流路遮断区間を経由して工事作業領域側に漏洩することをより効果的に防止することができる。
本発明のガス配管のガス遮断方法による第の特徴構成は、流体輸送管としてのガス配管の工事作業領域の上流側流体遮断作業領域の少なくとも二箇所及び下流側流体遮断作業領域の少なくとも二箇所の各々に、ガスの流れを維持したまま管壁に形成される貫通孔又は切欠きの形成箇所を密封状態で囲繞する分割構造のケースと、前記管壁に形成された貫通孔又は切欠きを通して配設される管内流路を密封状態に遮断可能な弁体と、該弁体を流路遮断状態と流路開放状態とに切換える開閉操作手段とが備えられた流路遮断手段を設けるとともに、前記ガス配管には、前記上流側流体遮断作業領域と工事作業領域及び下流側流体遮断作業領域を迂回するバイパス管を接続し、少なくとも前記上流側流体遮断作業領域の前記流路遮断手段の弁体で遮断された上流側流路遮断区間内及び前記下流側流体遮断作業領域の前記流路遮断手段の弁体で遮断された下流側流路遮断区間内に残存するガスを管壁に接続されたガス排出手段により管外に排出し、前記ガス排出手段により前記ガスが排出された前記上流側流路遮断区間内及び下流側流路遮断区間内に、管壁に接続された密封流体供給手段によって密封用流体としての水を充填する点にある。
上記特徴構成によれば、ガス配管の所定部位の更新工事や新設管の接続工事或いはバルブ等の流体制御機器の新設工事を行う際、この工事のために遮断する必要のあるガス配管の上流側流体遮断作業領域の少なくとも二箇所及び下流側流体遮断作業領域の少なくとも二箇所の各々に、流路遮断手段の分割構造のケースを取付けて、管壁に形成される貫通孔又は切欠きの形成箇所を密封状態で囲繞し、前記管壁に形成された貫通孔又は切欠きを通して配設される前記流路遮断手段の弁体を、開閉操作手段によって流路開放状態から流路遮断状態に切換えることにより、例え、前記ガス配管がガス管、大口径ガス配管、高圧ガス配管等のいずれであっても、また、管内に泥土等が堆積している条件下であっても、弁体にて堆積物を排除しながら流路を確実、容易に遮断することができる。
また、前記ガス配管に、前記上流側流体遮断作業領域と工事作業領域及び下流側流体遮断作業領域を迂回するバイパス管を接続することにより、ガスの流れを維持したまま工事作業領域の上流側と下流側とを遮断することができる。
更に、前記上流側流体遮断作業領域の両流路遮断手段の弁体で遮断された上流側流路遮断区間及び前記下流側流体遮断作業領域の両流路遮断手段の弁体で遮断された下流側流路遮断区間内に残存するガスを、管壁に接続されたガス排出手段により管外に排出したのち、前記ガス排出手段により前記ガスが排出された前記上流側流路遮断区間内及び下流側流路遮断区間内に、管壁に接続された密封流体供給手段によって密封用流体としての水を充填することにより、前記上流側流路遮断区間よりも上流側の管内に存在するガス及び前記下流側流路遮断区間よりも下流側の管内に存在するガスがそれぞれ流路遮断区間を経由して工事作業領域側に漏洩することをより効果的に抑制することができる。すなわち、管内のガスが工事作業領域側に漏洩することを、前記弁体で遮断される上流側流路遮断区間及び下流側流路遮断区間に充填された水で確実、安全に防止することができる。
従って、ガス管、大口径ガス配管、高圧ガス配管等の各種ガス配管分野でのガス遮断に適用することができるとともに、管内ガスの流れを維持しながら、かつ、管内に泥土等が堆積していても確実、安全、容易に遮断することができ、しかも、作業条件等に応じて簡単に繰り返し遮断が可能で、設備的及びエネルギー的にも有利に構成することができる。
更に、バッグ遮断方法のようにバッグの遮断位置がずれる虞がないため、弁体の遮断位置の近傍で作業することが可能となり、工事領域の縮小化を図ることができる。
本発明のガス配管ガス遮断方法による第の特徴構成は、前記密封流体供給手段によって前記上流側流路遮断区間内に充填される密封用流体の圧力及び前記下流側流路遮断区間内に充填される密封用流体の圧力が、前記上流側流路遮断区間の上流側の管内圧力及び前記下流側流路遮断区間の下流側の管内圧力よりも大なる圧力に設定されている点にある。
上記特徴構成によれば、前記上流側流路遮断区間及び下流側流路遮断区間の管壁に接続された密封流体供給手段によって、前記上流側流路遮断区間の上流側の管内圧力及び前記下流側流路遮断区間の下流側の管内圧力よりも大なる圧力で各流路遮断区間内に密封用流体としての水を充填することにより、上流側の管内ガス及び下流側の管内ガスが流路遮断区間内に漏洩する可能性を排除することができるから、上流側の管内ガス及び下流側の管内ガスが流路遮断区間を経由して工事作業領域側に漏洩することをより効果的に防止することができる。
本発明のガス配管ガス遮断方法による第の特徴構成は、前記流路遮断手段のケースの内部空間と前記流路遮断区間とを連通形成して、前記ケースの内部空間内にも密封用流体を充填した点にある。
上記特徴構成によれば、前記弁体で遮断される流路遮断区間とこれに連通するケースの内部空間とに密封用流体としての水を充填することにより、管内ガスがケースの内部空間を通して工事作業領域側に漏洩することをより効果的に防止することができる。
本発明のガス配管ガス遮断方法による第の特徴構成は、前記ケースに、前記ガス配管における貫通孔又は切欠きの管軸芯方向両側脇に外装される筒状ケース部が形成され、この筒状ケース部の内周面とガス配管の外周面との間に、前記貫通孔又は切欠きと区画された環状空間を形成し、この環状空間内に補強材を充填した点にある。
上記特徴構成によれば、前記ガス配管の管壁に、流路遮断手段の弁体を配設するための貫通孔又は切欠きを形成しながらも、この形成箇所を密封状態で囲繞するケースの筒状ケース部の内周面とガス配管の外周面との間に形成された環状空間内に補強材を充填することにより、前記貫通孔又は切欠きの形成箇所を補強して、前記弁体による遮断機能を高めることができる。
〔第1実施形態〕
図1〜図18は、流体輸送管の一例であるコークス炉ガス配管等の可燃性ガス配管(以下、ガス配管と記載する)1の所定部位に、流体である可燃性ガスの流れを維持したまま流体制御機器の一例である仕切弁55を新設する場合のガス遮断方法(流体遮断方法の一例)を示し、そのガス遮断方法の手順を説明する。
[1]ガス配管1の工事作業領域W1とこれの上流側流体遮断作業領域W2及び下流側流体遮断作業領域W3を清掃したのち、前記上流側流体遮断作業領域W2の二箇所及び下流側流体遮断作業領域W3の二箇所の各々に、可燃性ガスの流れを維持したまま管壁に形成される弁挿入用貫通孔2の形成箇所を密封状態で囲繞する分割構造の弁箱兼用のケース3と、前記管壁に形成された弁挿入用貫通孔2を通して配設される管内流路を密封状態に遮断可能な弁体4と、該弁体4を流路遮断状態と上方に開弁作動させた流路開放状態とに切換える開閉操作手段5とが備えられた流路遮断手段Aのうち、前記ケース3を外装する。
このケース3は、図2、図3に示すように、前記ガス配管1の貫通孔形成予定管部に対して密封状態で下方から覆う上向き開口の下側分割ケース部3Aと、前記貫通孔形成予定管部に対して密封状態で上方から覆う下向き開口の上側分割ケース部3Bとを主要構成として備え、前記両分割ケース部3A,3Bは、ガス配管1の管軸芯Xを通る仮想水平面上の分割合わせ面においてガス配管1への装着時に溶接で一体化されるように構成されているとともに、前記上側分割ケース部3Bの上端側には、切断装置Bのホールソー30及び弁体4を上下方向から出し入れ可能な開口3C及び連結フランジ3Dを備えた円筒状の分岐ケース部3Eが一体形成されている。
また、前記両分割ケース部3A,3Bをもって、前記ガス配管1における弁挿入用貫通孔2の管軸芯方X向両側脇にわたって外装される円筒状の筒状ケース部が構成されているとともに、前記両分割ケース部3A,3Bの内周面とガス配管1の外周面との間には、前記弁挿入用貫通孔2及び分岐ケース部3Eの内部空間3Fと区画された環状空間3Gが形成されている。
更に、前記両分割ケース部3A,3Bの外面には、ガス配管1に外装された両分割ケース部3A,3Bを締結手段の一例手あるボルト6・ナット7で固定連結するための連結片3Hが設けられているとともに、前記下側分割ケース3部Aの底部には、気密試験(水密試験)で使用された水を排出するための開閉操作用プラグ8を備えた排水口部3Jが設けられ、前記上側分割ケース部3Bの管軸芯X方向の二箇所には、前記環状空間3G内に補強材の一例であるモルタル9を充填するための開閉操作用プラグ10を備えた充填口部3Kが設けられている。
[2]前記ガス配管1に外装されたケース3の両分割ケース部3A,3Bの連結片3H同士をボルト6・ナット7で固定連結し、前記両分割ケース部3A,3Bの分割合わせ面及び前記両分割ケース部3A,3Bの管軸芯X方向両端部に形成されている管装着口周縁とガス配管1の外周面との突合せ箇所をそれぞれ溶接で気密状態に固着したのち、前記上側分割ケース部3Bの連結フランジ3Dにフランジ蓋(図示せず)を取付け、ケース3内に圧力試験用の圧力水を供給して気密試験を行う。
この気密試験後にケース3内の試験用水を前記下側分割ケース部3Aの排水口部3Jから管外の所定箇所に排水したのち、前記上側分割ケース部3Bの充填口部3Kから前記環状空間3G内に補強材の一例であるモルタル9を充填し、前記流路遮断手段Aの弁体4を配設するための貫通孔2の形成箇所を補強する。この補強により、前記ガス配管1の貫通孔2を通して挿入される弁体4を管内周面に強く押し付けても、前記ガス配管1の貫通孔形成箇所で割れ等の変形、破損を招来することがなく、前記弁体4による遮断機能を高めることができる。
[3]前記ガス配管1のうち、上流側流体遮断作業領域W2と工事作業領域W1及び下流側流体遮断作業領域W3を迂回するバイパス管12に対する分岐側接続箇所及び合流側接続箇所に、連結フランジ13Aを備えた分岐用接続管13及び連結フランジ14Aを備えた合流用接続管14を夫々溶接で気密状態に固着するとともに、前記ガス配管1の工事作業領域W1における管軸芯X方向の中間位置には、最上流側に位置する流路遮断手段Aの弁体4と最下流側に位置する流路遮断手段Aの弁体4とで遮断された上流側流体遮断作業領域W2と工事作業領域W1及び下流側流体遮断作業領域W3内に残存する可燃性ガスを管外の所定箇所にポンプ等で排出するガス排出手段(流体排出手段)Cの構成部材で、連結フランジ15Aを備えたガス排出用接続管15を溶接で気密状態に固着し、このガス排出用接続管15の連結フランジ15Aに仕切弁16を気密状態で固定連結する。
前記ガス配管1の上流側流体遮断作業領域W2における両流路遮断手段A間の中間位置には、前記両流路遮断手段Aの弁体4で遮断された上流側流路遮断区間W4内に密封用流体の一例である水をポンプで圧送してこれの上流側の管内圧力よりも大なる圧力で充填する密封流体供給手段Dの構成部材で、連結フランジ17Aを備えた水封用供給接続管17及び連結フランジ18Aを備えた水封用排出接続管18を夫々溶接で気密状態に固着し、前記水封用供給接続管17の連結フランジ17A及び水封用排出接続管18の連結フランジ18Aには仕切弁19,20を気密状態で固定連結する。
前記ガス配管1の下流側流体遮断作業領域W3における両流路遮断手段A間の中間位置にも、上流側と同様に前記両流路遮断手段Aの弁体4で遮断された下流側流路遮断区間W5内に密封用流体の一例である水をポンプで圧送してこれの下流側の管内圧力よりも大なる圧力で充填する密封流体供給手段Dの構成部材で、連結フランジ17Aを備えた水封用供給接続管17及び連結フランジ18Aを備えた水封用排出接続管18を夫々溶接で気密状態に固着し、前記水封用供給接続管17の連結フランジ17A及び水封用排出接続管18の連結フランジ18Aには仕切弁19,20を気密状態で固定連結する。
[4]図6に示すように、前記流路遮断手段Aのケース3の連結フランジ3Dに形成されているネジ孔に、流路遮断手段Aの弁体4及び開閉操作手段5が組み付けられている弁上部ケース22の装着を案内する位置決めボルト23を螺合装着するとともに、水平方向に開閉移動自在な弁体24A及びこれを開閉作動させるためのネジ式の開閉操作具24Bを備えた作業弁24の連結筒部24Cを、ケース3の連結フランジ3Dに対して上方から外嵌装着したのち、前記連結筒部24Cに螺合した引寄せ固定ボルト25を締付け操作すると、各引寄せ固定ボルト25の先端テーパー部によって作業弁24の連結筒部24Cがケース3の連結フランジ3Dに対して気密状態で引寄せ固定される。
前記作業弁24の上側連結フランジ部24Dに、前記切断装置Bのケーシング28の下端に形成された連結フランジ28Aを、ボルト31・ナット32等の締結手段を介して気密状態で固定連結したのち、切断装置Bの原動部27を駆動し且つ送りハンドル26を操作して、ケーシング28に支承された駆動回転軸29に対して駆動回転力と送り力とを付与し、この駆動回転軸29の先端側の連結フランジ部29Aに取付けられた回転切断具の一例であるホールソー30を、開弁操作された作業弁24及びケース3の分岐ケース部3Eを通して弁回転軸芯方向に沿って送り込むことにより、ガス配管1の一部である切断除去予定管壁部1aを円盤状に切断する。
次に、前記切断装置Bの送りハンドル26を操作してケーシング28に支承された駆動回転軸29に対して戻り力を付与し、ホールソー30内に切断除去管壁部1aを保持したままケーシング28の下部収納空間内に一部が入り込む所期待機位置に上昇させたのち、作業弁24の弁体24Aを閉弁操作して、作業弁24の上側連結フランジ24Dから切断装置Bのケーシング28を撤去する。
[5]図7に示すように、前記弁体4の弁棒34に螺合された昇降用回転操作軸35を弁上部ケース22の軸受け部22Aに回転操作のみ自在に予め組み付けたのち、この組み付けられた弁体4及び弁上部ケース22を弁挿入機Eのケース36内に収納した状態で、弁送込み手段Fの昇降軸37の連結筒部37Aを弁上部ケース22の軸受け部22Aに螺合連結する。
前記弁送込み手段Fは、前記ケース36の天板に固定連結された取付け基台39の昇降ガイド筒部39Aに、前記弁上部ケース22の軸受け部22Aに螺合連結可能な連結筒部37Aを備えた昇降軸37を昇降自在に取付けるとともに、前記昇降軸37の上端部に固定された押圧操作板40の複数箇所と取付け基台39のブラケット39Bの複数箇所とにわたる部位の各々には、前記ケース36内の弁上部ケース22の連結フランジ22Bがケース3の連結フランジ3Dに当接する位置にまで送込み可能な長さを有する送込みボルト41と、前記押圧操作板40の上面に当接する状態で送込みボルト41に螺合される送込み操作ナット42及び、前記取付け基台39のブラケット39Bの下面に当接する状態で送込みボルト41に螺合される抜止めナット43とが設けられている。
次に、図7に示すように、弁挿入機Eのケース36の下側連結フランジ部36Aを、作業弁24の上側連結フランジ部24Dにボルト31・ナット32等の締結手段を介して気密状態で固定連結したのち、前記作業弁24の弁体24Aを開弁操作するとともに、前記送込み手段Fの各送込み操作ナット42を送込み側に回転操作すると、前記ケース36内の弁体4及び弁上部ケース22が所定装着位置にまで送込まれ、前記弁上部ケース22の下端に形成された連結フランジ22Bはケース3の連結フランジ3Dに当接して、該弁上部ケース22の連結フランジ22Bの各ネジ孔内にケース3の連結フランジ3Dに螺合された位置決めボルト23のガイド部分が嵌入されている。
この状態で、図7、図8に示すように、前記位置決めボルト23を順番に固定ボルト44に付け替え、弁上部ケース22の連結フランジ22Bをケース3の連結フランジ3Dに気密状態で固定連結したのち、弁上部ケース22の軸受け部22Aと昇降軸37の連結筒部37Aとの螺合連結を解除するとともに、弁挿入機Eのケース36の下側連結フランジ36Aを、作業弁24の上側連結フランジ部24Dから撤去し、更に、ケース3の連結フランジ3Dに対して作業弁24の連結筒部24Cを引寄せ固定している引寄せ固定ボルト25を固定解除操作して、ケース3の連結フランジ3Dから作業弁24を撤去する。
[6]前記ガス配管1の各ケース3で囲繞されている管壁に対して上述の工程で貫通孔2を形成するとともに、各ケース3に弁体4及び弁上部ケース22を組付ける。
また、前記分岐用接続管13で囲繞されている分岐側接続箇所の管壁に分岐口49を形成する場合には、図9、図10に示すように、この分岐用接続管13の連結フランジ13Aに仕切弁46を気密状態で固定連結し、この仕切弁46を作業弁としてホールソーを備えた切断装置Bを取付け、仕切弁46及び分岐用接続管13の内部を通してホールソーを送り込むことにより、前記分岐用接続管13で囲繞されている分岐側接続箇所の管壁に分岐口49を形成する。
前記合流用接続管14で囲繞されている合流側接続箇所の管壁に合流口50を形成する場合も、図9、図10に示すように、上述の分岐口形成工程と同様に、この合流用接続管14の連結フランジ14Aに仕切弁47を気密状態で固定連結し、この仕切弁47を作業弁としてホールソーを備えた切断装置Bを取付け、仕切弁47及び合流用接続管14の内部を通してホールソーを送り込むことにより、前記合流用接続管14で囲繞されている合流側接続箇所の管壁に合流口50を形成する。
前記ガス配管1の工事作業領域W1におけるガス排出用接続管15で囲繞されている管壁に排出口51を形成する場合も、図9、図10に示すように、このガス排出用接続管15の連結フランジ15Aに気密状態で固定連結されている仕切弁16を作業弁としてホールソーを備えた切断装置Bを取付け、仕切弁16及びガス排出用接続管15の内部を通してホールソーを送り込むことにより、前記ガス排出用接続管15で囲繞されている管壁に排出口51を形成する。
前記ガス配管1の上流側流体遮断作業領域W2における水封用供給接続管17で囲繞されている管壁及び水封用排出接続管18で囲繞されている管壁に供給口52及び排出口53を形成する場合も、図9、図10に示すように、この水封用供給接続管17の連結フランジ17A及び水封用排出接続管18の連結フランジ18Aに気密状態で固定連結されている仕切弁19,20を夫々作業弁としてホールソーを備えた切断装置Bを取付け、仕切弁19と水封用供給接続管17及び仕切弁20と水封用排出接続管18の内部を夫々通してホールソーを送り込むことにより、前記水封用供給接続管17で囲繞されている管壁及び水封用排出接続管18で囲繞されている管壁に供給口及び排出口を形成する。
前記ガス配管1の下流側流体遮断作業領域W3における水封用供給接続管17で囲繞されている管壁及び水封用排出接続管18で囲繞されている管壁に供給口及び排出口を形成する場合も、図9、図10に示すように、この水封用供給接続管17の連結フランジ17A及び水封用排出接続管18の連結フランジ18Aに気密状態で固定連結されている仕切弁19,20を夫々作業弁としてホールソーを備えた切断装置Bを取付け、仕切弁19と水封用供給接続管17及び仕切弁20と水封用排出接続管18の内部を夫々通してホールソーを送り込むことにより、前記水封用供給接続管17で囲繞されている管壁及び水封用排出接続管18で囲繞されている管壁に供給口及び排出口を形成する。
[7]次に、図9に示すように、前記分岐用接続管13の連結フランジ13Aに固定連結されている仕切弁46と合流用接続管14の連結フランジ14Aに固定連結されている仕切弁47とにわたって、上流側流体遮断作業領域W2と工事作業領域W1及び下流側流体遮断作業領域W3を迂回するバイパス管12を気密状態で接続するとともに、図11に示すように、最上流側に位置する流路遮断手段Aの弁体4と最下流側に位置する流路遮断手段Aの弁体4とを流路遮断状態に閉弁作動させたのち、前記ガス配管1の工事作業領域W1に設けたガス排出手段(流体排出手段)Cの仕切弁16を開弁操作して、前記両流路遮断手段Aの弁体4で遮断された上流側流体遮断作業領域W2と工事作業領域W1及び下流側流体遮断作業領域W3内に残存する可燃性ガスを排気ポンプ等で管外の所定箇所に排出する。
[8]次に、図12に示すように、前記上流側流体遮断作業領域W2の下流側(工事作業領域W1側)に位置する流路遮断手段Aの弁体4、及び下流側流体遮断作業領域W3の上流側(工事作業領域W1側)に位置する流路遮断手段Aの弁体4を流路遮断状態に閉弁作動させ、更に、前記上流側流体遮断作業領域W2の水封用供給接続管17の連結フランジ17Aに固定連結された仕切弁19を開弁操作して、前記両流路遮断手段Aの弁体4で遮断された上流側流路遮断区間W4内にこれの上流側の管内圧力よりも大なる圧力で密封用流体の一例である水を充填するとともに、前記下流側流体遮断作業領域W3の水封用供給接続管17の連結フランジ17Aに固定連結された仕切弁19を開弁操作して、前記両流路遮断手段Aの弁体4で遮断された下流側流路遮断区間W5内にこれの下流側の管内圧力よりも大なる圧力で密封用流体の一例である水を充填し、上流側流路遮断区間W4及び下流側流路遮断区間W5を水封する。
当該実施形態では、前記密封流体供給手段Dのポンプによって前記上流側流路遮断区間W4内に充填される密封用水の圧力及び前記下流側流路遮断区間W5内に充填される密封用水の圧力が、前記上流側流路遮断区間W4の上流側の管内圧力及び前記下流側流路遮断区間W5の下流側の管内圧力よりも約0.5KPa程度高い圧力に設定されている。
[9]次に、図13、図14に示すように、前記ガス配管1の工事作業領域における仕切弁新設箇所を、新設仕切弁55の長さとこれの両連結フランジ55A,55Bに気密状態で固定連結するための連結フランジ56Aを備えた接続管56の長さとの和に相当する長さの管部1Aを輪切り状態で切断除去したのち、前記ガス配管1の両切断端面と前記接続管56の端部とを同芯の突き合わせ状態で溶接にて固着するとともに、前記両接続管56の連結フランジ56Aと新設仕切弁55の両連結フランジ55A,55Bとをボルト・ナットにて気密状態で固定連結する。
[10]図15に示すように、前記上流側流体遮断作業領域W2の水封用排出接続管18の連結フランジ18Aに固定連結された仕切弁20を開弁操作して、前記両流路遮断手段Aの弁体4で遮断された上流側流路遮断区間W4内の密封用水を管外の所定箇所に自然排出又は排水ポンプで強制排出するとともに、前記下流側流体遮断作業領域W3の水封用排出接続管18の連結フランジ18Aに固定連結された仕切弁20を開弁操作して、前記両流路遮断手段Aの弁体4で遮断された下流側流路遮断区間W5内の密封用水を管外の所定箇所に自然排出又は排水ポンプで強制排出し、その後、図16に示すように、前記上流側流路遮断区間W4を遮断していた両流路遮断手段Aの弁体4及び下流側流路遮断区間W5を遮断していた両流路遮断手段Aの弁体4を夫々上方に開弁作動させた流路開放状態に切換える。
この時、前記仕切弁55の新設後にガス配管1の流路を開閉操作する必要がある場合には、各流路遮断手段Aを撤去せずにそのまま装備して開閉弁として用いてもよいが、前記仕切弁55の新設後にガス配管1の流路を開閉操作する必要がなく、かつ、前記流路遮断手段Aの弁体4及び回転操作手段5を組み付けてある弁上部ケース22を他の工事に転用したい場合には、図17に示すように、開弁状態にある作業弁24の連結筒部24Cを、ケース3の連結フランジ3Dに対して上方から外嵌装着し、前記連結筒部24Cに螺合した引寄せ固定ボルト25の締付け操作により、作業弁24の連結筒部24Cをケース3の連結フランジ3Dに対して気密状態で固定連結するとともに、前記弁挿入機Eのケース36の下側連結フランジ部36Aを、作業弁24の上側連結フランジ部24Dにボルト31・ナット32等の締結手段を介して気密状態で固定連結する。
次に、前記弁挿入機Eの弁送込み手段Fの昇降軸37の連結筒部37Aを弁上部ケース22の軸受け部22Aに螺合連結し、前記弁上部ケース22の連結フランジ22Bとケース3の連結フランジ3Dとを固定連結している固定ボルト44を取外したのち、前記弁挿入機Eの送込み手段Fによる上昇操作によって、前記流路遮断手段Aの弁体4及び回転操作手段5を組み付けてある弁上部ケース22をケース36内に上昇させたのち、前記作業弁24の弁体24Aを閉弁操作する。
その後、前記流路遮断手段Aの弁体4及び回転操作手段5を組み付けてある弁上部ケース22及び弁挿入機Eを所定位置に吊下げ搬送し、前記流路遮断手段Aの弁上部ケース22の軸受け部22Aを前記弁挿入機Eの弁送込み手段Fにおける昇降軸37の連結筒部37Aから取り外す。
前記弁挿入機Eの昇降軸37の連結筒部37Aを、ケース3の開口3Cを密閉する蓋体58の連結軸部58Aに螺合連結し、この組み付けられた蓋体58及び弁挿入機Eを吊り上げ搬送し、この弁挿入機Eのケース36の下側連結フランジ部36Aを、作業弁24の上側連結フランジ部24Dにボルト31・ナット32で気密状態に固定連結したのち、前記作業弁24の弁体24Aを開弁操作する。
そして、前記弁挿入機Eの送込み手段Fの各送込み操作ナット42を送込み側に回転操作すると、前記ケース3の開口3Cを密閉する所定装着位置にまで送込まれた蓋体58はケース3の連結フランジ3Dに当接して、該蓋体58の各ネジ孔内にケース3の連結フランジ3Dに螺合された位置決めボルト23のガイド部分が嵌入される。
この状態で、図17に示すように、前記位置決めボルト23を順番に固定ボルト44に付け替え、蓋体58をケース3の連結フランジ3Dに気密状態で固定連結したのち、蓋体58の連結軸部58Aと昇降軸37の連結筒部37Aとの螺合連結を解除するとともに、弁挿入機Eのケース36の下側連結フランジ36Aを、作業弁24の上側連結フランジ部24Dから撤去し、更に、ケース3の連結フランジ3Dに対して作業弁24の連結筒部24Cを引寄せ固定している引寄せ固定ボルト25を固定解除操作して、ケース3の連結フランジ3Dから作業弁24を撤去する。
[11]図18に示すように、前記分岐用接続管13の連結フランジ13Aに固定連結されている仕切弁46及び前記合流用接続管14の連結フランジ14Aに固定連結されている仕切弁47をそれぞれ閉弁操作し、前記上流側流体遮断作業領域W2と工事作業領域W1及び下流側流体遮断作業領域W3を迂回するバイパス管12を前記両仕切弁46,47から撤去する。
〔第2実施形態〕
上述の第1実施形態では、内部に可燃性ガス(流体の一例)が存在するガス配管(流体輸送管)1の流体遮断作業領域の二箇所に、管壁に形成される貫通孔2の形成箇所を密封状態で囲繞する分割構造のケース3と、前記管壁に形成された貫通孔2を通して配設される管内流路を密封状態に遮断可能な弁体4と、該弁体4を流路遮断状態と上方に開弁作動させた流路開放状態とに切換える開閉操作手段5とが備えられた流路遮断手段Aを設けたが、図19、図20に示すように、ガス配管1の流体遮断作業領域の二箇所に、管壁に切断分離状態で形成される切欠き60の形成箇所を密封状態で囲繞する分割構造の弁箱兼用のケース61と、前記管壁に形成された切欠き60を通して配設される管内流路を密封状態に遮断可能な弁体62と、該弁体62を縦軸芯である弁回転軸芯Z周りでの回転によって流路遮断状態と流路開放状態とに切換える開閉操作手段5とが備えられた流路遮断手段Aを設けて実施してもよい。
前記弁箱兼用ケース61は、前記弁体62を収納可能な弁室63を形成する円筒状のケース本体64のうち、ガス配管1の管軸芯X方向で相対向する側壁部に、該ケース本体64内において不断水状態のまま切断装置Bの回転切断具の一例であるホールソー(図示せず)で切断分離されたガス配管1の両切断残置管部1Bに対して連通状態で外嵌装着される取付け筒部64Aが同軸芯状態で連設されているとともに、前記ケース本体64のうち、ガス配管1の管軸芯X方向に対して直交する分岐軸芯Y方向で相対向する一方の側壁部には、分岐管部65を気密状態で嵌合固定可能な接続筒部64Bが連設されている。
また、前記弁箱兼用ケース61は、前記ガス配管1の管軸芯X又はその近傍を通る仮想水平面で二分割されていて、ガス配管1の切断除去予定管部(切断後は切断除去管部となる)及びそれの両側に連続する両切断残置予定管部1Bに対して気密状態で下方から装着される下側分割弁ケース61Aと、切断除去予定管部及び両切断残置予定管部1Bに対して気密状態で上方から装着される上側分割弁ケース61Bとから構成されている。
前記弁体62の背面には、図20に示すように、該弁体62の弁回転軸芯Z周りでの回動に連れて両分割弁ケース61A,61Bの内周面に形成された弁座66に選択的に接当可能なシール材67が保持されていて、前記弁体62の回転操作により、弁室63側に開口する三つの連通口のうち、下流側又は上流側の切断残置管部1Bが臨む連通口を密閉する流路遮断状態とその連通口を開放する流路開放状態とに切換え可能に構成されている。
前記流路遮断手段Aの弁体62で遮断された流路遮断区間内に残存する可燃性ガスを排気ポンプ等で管外の所定箇所に排出するガス排出手段(流体排出手段)Cは、前記ガス配管1の流路遮断区間における管軸芯X方向の中間位置に、連結フランジ15Aを備えたガス排出用接続管15を溶接で気密状態に固着し、このガス排出用接続管15の連結フランジ15Aに仕切弁16を気密状態で固定連結する。
このガス排出用接続管15の連結フランジ15Aに気密状態で固定連結されている仕切弁16を作業弁としてホールソーを備えた切断装置Bを取付け、仕切弁16及びガス排出用接続管15の内部を通してホールソーを送り込むことにより、前記ガス排出用接続管15で囲繞されている管壁に排出口51を形成する。
前記両流路遮断手段Aの弁体62で遮断された流路遮断区間内に密封用流体の一例である水をポンプで圧送してこれの上流側又は下流側における可燃性ガスが流動する管内圧力よりも大なる圧力で充填する密封流体供給手段Dは、前記両分岐管部65の端部に押輪68を介して取付けられた端部閉塞カバー69のうち、一方の端部閉塞カバー69に、前記流路遮断手段Aの弁箱兼用ケース61の内部空間である弁室63とこれに連通する前記流路遮断区間に対して、密封用流体の一例である水を充填する開閉弁70付きの水供給管71を接続するとともに、前記ガス配管1の流路遮断区間における管軸芯X方向の中間位置に、連結フランジ18Aを備えた水封用排出接続管18を溶接で気密状態に固着し、この水封用排出接続管18の連結フランジ18Aには仕切弁20を気密状態で固定連結する。
この水封用排出接続管18の連結フランジ18Aに気密状態で固定連結されている仕切弁20を作業弁としてホールソーを備えた切断装置Bを取付け、仕切弁20及び水封用排出接続管18の内部を通してホールソーを送り込むことにより、前記水封用排出接続管18で囲繞されている管壁に排出口53を形成する。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
参考例
図21〜図25は、可燃性ガス(流体の一例)が流動するガス配管(流体輸送管の一例)1のうち、略U字状に屈曲するガス配管部1Cの上流側部位に、該屈曲ガス配管部1Cの流路を遮断するための圧力水を供給する給水管73を接続し、この給水管73の途中部位及びこれを迂回するバイパス管部74にそれぞれ開閉弁75,76を設けるとともに、前記屈曲ガス配管部1Cの最下端位置には、水頭圧でガス輸送流路を遮断している屈曲ガス配管部1C内の水を管外に排出する排水管77を接続し、更に、この排水管77には、開閉弁78及びドレンタンク79を設けてあるガス配管の遮断システムにおいて、前記給水管73における両開閉弁75,76及びバイパス管部74を新しい両開閉弁75,76及びバイパス管部74に取り替える場合の流体遮断方法の参考例を示す。
[1]図21、図22に示すように、前記給水管73の工事作業領域W1よりも下流側の流体遮断作業用領域W3の二箇所の各々に、管壁に形成される弁挿入用貫通孔2の形成箇所を密封状態で囲繞する分割構造の弁箱兼用のケース3と、前記管壁に形成された弁挿入用貫通孔2を通して配設される管内流路を密封状態に遮断可能な弁体4と、該弁体4を流路遮断状態と上方に開弁作動させた流路開放状態とに切換える開閉操作手段5とが備えられた第1実施形態と同一構造の流路遮断手段Aを取付ける。
[2]図23に示すように、前記流体遮断作業用領域W2の二箇所に設けられた両流路遮断手段Aのうち、上流側である下方側に位置する流路遮断手段Aの開閉操作手段5を回転操作して、給水管73の管壁に形成された弁挿入用貫通孔2を通して弁体4を管内に送込み、前記給水管73内の流路を密封状態に遮断する。
次に、前記密封流体供給手段Dを構成する水封用供給接続管80の連結フランジ80Aに固定連結された仕切弁81を開弁操作して、前記上流側の流路遮断手段Aの弁体4で遮断された流路遮断区間W2内に、前記給水管73の上端側の水平接続管部73Aをオーバーフローする状態にまで密封流体供給手段Dのポンプによって密封用流体の一例である水を圧送して充填する。
[3]図24に示すように、前記流体遮断作業用領域W3の二箇所に設けられた両流路遮断手段Aのうち、下流側である上方側に位置する流路遮断手段Aの開閉操作手段5を回転操作して、給水管73の管壁に形成された弁挿入用貫通孔2を通して弁体4を管内に送込み、前記給水管73内の流路を密封状態に遮断する。
そして、前記密封流体供給手段Dのポンプによって下流側の管内圧力よりも大なる圧力で密封用水を供給することにより、前記両流路遮断手段Aの弁体4で遮断された流路遮断区間内に充填されている密封用水の圧力を、これの下流側における可燃性ガスが流動する管内圧力よりも大なる圧力にまで高める。
この状態で前記給水管73における両開閉弁75,76及びバイパス管部74を切断除去し、前記給水管73の切断端面に新しい両開閉弁75,76及びバイパス管部74を取り付ける。
[4]図25に示すように、第1実施形態と同様に、前記ケース3の連結フランジ3Dから弁体4及び開閉操作手段5が組み付けられている弁上部ケース22を撤去したのち、前記ケース3の連結フランジ3Dに蓋体58を固定ボルト44で気密状態に固定連結する。
尚、その他の構成は、第1実施形態で説明した構成と同一であるから、同一の構成箇所には、第1実施形態と同一の番号を付記してそれの説明は省略する。
〔その他の実施形態〕
(1)上述の各実施形態では、内部にガスが存在するガス配管1の流体遮断作業領域の二箇所に、管壁に形成される貫通孔2又は切欠き60の形成箇所を密封状態で囲繞する分割構造のケース3,61と、前記管壁に形成された貫通孔2又は切欠き60を通して配設される管内流路を密封状態に遮断可能な弁体4,62と、該弁体4,62を流路遮断状態と流路開放状態とに切換える開閉操作手段5とが備えられた流路遮断手段Aを設けたが、この流路遮断手段Aをガス配管1の流体遮断作業領域の三箇所以上に設けて実施してもよい。
この場合、ガス排出手段によりガスが排出された流路遮断区間のうち、前記三つ以上の流路遮断手段Aによって遮断形成された2つ以上の隣接する流路遮断区間の全てに密封用流体としての水を充填しても良いが、少なくとも一つの流路遮断区間に密封用流体としての水を充填するとよい。
(2)上述の各実施形態では、前記密封流体供給手段Dのポンプによって流路遮断区間内に充填される密封用流体の圧力を、前記流路遮断区間よりも上流側又下流側の管内流体が存在する部位の管内圧力よりも大に設定したが、この密封用流体の圧力を、前記流路遮断区間よりも上流側又下流側の管内流体が存在する部位の管内圧力と同圧に設定してもよい。
本発明のガス配管のガス遮断方法による第1実施形態を示す全体の平面図 全体の縦断側面図 全体の側面図 流路遮断手段のケースを取付けた時の縦断側面図 流路遮断手段のケースを取付けた時の側面図 穿孔作業時の一部切欠き側面図 弁体取付け作業時の一部切欠き側面図 弁体を取付けたときの縦断側面図 バイパス管を接続したときの全体の平面図 図9におけるX−X線視での全体の一部断面側面図 残留ガスの排出工程時の全体の一部断面側面図 密封用水の充填工程時の全体の一部断面側面図 新設仕切弁の設置箇所の切断工程時の全体の一部断面側面図 新設仕切弁の取付け工程時の全体の一部断面側面図 密封用水の排出工程時の全体の一部断面側面図 全ての流路遮断手段の弁体を全開したときの全体の一部断面側面図 流路遮断手段の弁体を撤去する工程時の要部の一部断面側面図 バイパス管を撤去したときの全体の一部断面側面図 本発明のガス配管のガス遮断方法による第2実施形態を示す一部切欠き側面図 図19の一部断面平面図 体輸送管の流体遮断方法による参考例を示すガス配管系の要部の断面図 流路遮断手段及び密封流体供給手段を取付けた工程時の要部の断面図 密封用水の充填工程時の要部の断面図 旧両開閉弁及び旧バイパス管部を切断除去した工程時の要部の断面図 新両開閉弁及び新バイパス管部を取付けて復旧したときの要部の断面図
符号の説明
A 流路遮断手段
C 流体排出手段(ガス排出手段)
D 密封流体供給手段
W1 工事作業領域
W2 上流側流体遮断作業領域
W3 下流側流路遮断区間
W4 流側流路遮断区間
W5 上流側流路遮断区間
A 流路遮断手段
C 流体排出手段(ガス排出手段)
D 密封流体供給手段
W1 工事作業領域
W2 上流側流体遮断作業領域
W3 下流側流体遮断作業領域
W4 上流側流路遮断区間
W5 下流側流路遮断区間
X 管軸芯
1 流体輸送管(ガス配管)
2 貫通孔
3 ケース
4 弁体
5 開閉操作手段
12 バイパス管
60 切欠き
61 弁兼用ケース
62 弁体

Claims (6)

  1. 内部にガスが存在するガス配管の流体遮断作業領域の少なくとも二箇所に、管壁に形成される貫通孔又は切欠きの形成箇所を密封状態で囲繞する分割構造のケースと、前記管壁に形成された貫通孔又は切欠きを通して配設される管内流路を密封状態に遮断可能な弁体と、該弁体を流路遮断状態と流路開放状態とに切換える開閉操作手段とが備えられた流路遮断手段を設けるとともに、前記流路遮断手段の弁体で遮断された流路遮断区間の管壁に接続されたガス排出手段により、前記流路遮断区間内に残存するガスを管外に排出し、前記流路遮断区間の管壁に接続された密封流体供給手段により、前記ガス排出手段により前記ガスが排出された前記流路遮断区間内に密封用流体としての水を充填するガス配管ガス遮断方法。
  2. 前記密封流体供給手段によって流路遮断区間内に充填される密封用流体としての水の圧力が、前記流路遮断区間の上流側の管内圧力よりも大に設定されている請求項記載のガス配管ガス遮断方法。
  3. 流体輸送管としてのガス配管の工事作業領域の上流側流体遮断作業領域の少なくとも二箇所及び下流側流体遮断作業領域の少なくとも二箇所の各々に、ガスの流れを維持したまま管壁に形成される貫通孔又は切欠きの形成箇所を密封状態で囲繞する分割構造のケースと、前記管壁に形成された貫通孔又は切欠きを通して配設される管内流路を密封状態に遮断可能な弁体と、該弁体を流路遮断状態と流路開放状態とに切換える開閉操作手段とが備えられた流路遮断手段を設けるとともに、前記ガス配管には、前記上流側流体遮断作業領域と工事作業領域及び下流側流体遮断作業領域を迂回するバイパス管を接続し、少なくとも前記上流側流体遮断作業領域の前記流路遮断手段の弁体で遮断された上流側流路遮断区間内及び前記下流側流体遮断作業領域の前記流路遮断手段の弁体で遮断された下流側流路遮断区間内に残存するガスを管壁に接続されたガス排出手段により管外に排出し、前記ガス排出手段により前記ガスが排出された前記上流側流路遮断区間内及び前記下流側流路遮断区間内に、管壁に接続された密封流体供給手段によって密封用流体としての水を充填するガス配管ガス遮断方法。
  4. 前記密封流体供給手段によって前記上流側流路遮断区間内に充填される密封用流体としての水の圧力及び前記下流側流路遮断区間内に充填される密封用流体としての水の圧力が、前記上流側流路遮断区間の上流側の管内圧力及び前記下流側流路遮断区間の下流側の管内圧力よりも大なる圧力に設定されている請求項記載のガス配管ガス遮断方法。
  5. 前記流路遮断手段のケースの内部空間と前記流路遮断区間とを連通形成して、前記ケースの内部空間内にも密封用流体を充填してある請求項1〜のいずれか1項に記載のガス配管ガス遮断方法。
  6. 前記ケースには、前記ガス配管における貫通孔又は切欠きの管軸芯方向両側脇に外装される筒状ケース部が形成され、この筒状ケース部の内周面とガス配管の外周面との間に、前記貫通孔又は切欠きと区画された環状空間を形成し、この環状空間内に補強材を充填してある請求項1〜のいずれか1項に記載のガス配管ガス遮断方法。
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